JP2013255156A - 無線端末装置のアンテナ出力を制御する方法、コンピュータ・プログラムおよび無線端末装置 - Google Patents

無線端末装置のアンテナ出力を制御する方法、コンピュータ・プログラムおよび無線端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末装置に搭載する無線モジュールの出力を国ごとのSARの規制に適合するように制御する。
【解決手段】タブレット端末装置は送信アンテナ13と、高周波信号を送信アンテナに出力する無線WANカード101と、送信アンテナの近辺に配置され人体の接近を検出する近接センサ15a、15bとを備える。DPR制御部107は、人体が接近したときに無線モジュールの送信出力を低下させるDPR機能が有効または無効になるように、無線端末装置が動作している国を認識してDPR設定部108に設定する。よって、DPR機能を無効にできる国でDPR機能が有効になることで、不必要に送信出力が低下することを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、SAR対策のために無線端末装置のアンテナ出力を自動的に低下させる技術に関し、さらに詳細には国ごとのSARの規制に適合するようにアンテナ出力を低下させる技術に関する。
ノートブック型パーソナル・コンピュータ、タブレット端末装置、およびスマートフォンなどの無線端末装置は、無線WANおよび無線LANなどの無線通信装置を搭載する。アンテナが放射する電磁波は、アンテナに接近した人体に影響を与えるため米国連邦通信局(FCC)を基とする各国の関係機関は人体に吸収される電磁波エネルギーの許容量として比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)を制定している。SARは、人体の単位質量に単位時間当たりに吸収される電磁波エネルギー量をいう。
米国、カナダ、および台湾などでは、人体の局部的なばく露に対するSARを生体組織1g平均について1.6(W/kg)以下にするように規定する。ヨーロッパやオセアニア諸国では10g平均について2.0(W/kg)にするように規定する。また現在の段階では、SARを明確に規定していない国もある。無線端末装置には、各国が規定するSARを満たすために、人体がアンテナに接近したことを検出してアンテナが放射する電磁波エネルギーを自動的に低下させるいわゆるDPR(Dynamic Power Reduction)機能を搭載しているものがある。
特許文献1は、移動通信装置においてSARを低減する技術を開示する。移動通信装置が身体に接近していることをセンサが検出したときに、コントローラは移動通信装置により放射される無線周波電磁エネルギーの平均パワーおよび持続時間のうち少なくとも1つを低減する。特許文献2は、複数のアンテナを備える携帯端末装置において通信品質の低下を抑制しながらSARをコントロールする発明を開示する。無線端末装置は、表示方向、保持方向、または設置状況などを検出して使用を中止するアンテナを決定する。
特許文献3はSARの問題を解決するために、スプリアス信号の受信電力により人体の接近を検出してアンテナからの送信を停止するタブレット型コンピュータを開示する。非特許文献1は、DPRを考慮したSARの測定方法について記載している。非特許文献1は、インターネットのURL:
http://transition.fcc.gov/oet/ea/presentations/files/oct10/SAR_RF_Exosure_Procedures_Updates_101910-KC.pdf
から入手することができる。
特開2003−209483号公報 特開2006−340180号公報 特開2010−45698号公報
RF Exposure Procedures Update, FCC/OET Laboratory Division, October 2010, TCB Workshop
無線端末装置のSARは、送信アンテナの放射パワーと、送信アンテナと人体組織との距離に最も大きな影響を受ける。またSARは、使用する周波数帯によっても影響を受ける。無線端末装置のメーカは事前に使用状態での人体と送信アンテナとの最短距離を設定してSARを測定する。最も接近した使用状態でSARの基準値を満たすことができないときにはDPR機能を有効にして、人体が接近したときに基準値を満たすのに必要な低減量だけ送信出力を自動的に低下させる。
SARの基準値は現在のところ、各国の法律で定めており統一されていない。SARの基準値が高いほど、また試験対象とする生体組織の質量が大きいほど規制は緩いことになる。規制が緩い国ではDPR機能を実行しなくてもSARの基準値を満たすことができる。世界中に販売する無線端末装置ではDPR機能を標準的に搭載しておいて、DPR機能を使用する必要がない国では自動的に無効にすれば部品点数の削減とコスト低減を図る上で都合がよい。
しかし現在のDPR機能の有効または無効の設定は、規定する国の基準に応じて行うのではなく、通信する周波数帯ごとに行っている。したがって、ある周波数帯について、SARの基準が厳しい国でDPR機能を有効にする必要がある場合には、基準が緩い国でも同一の周波数帯に対するDPR機能が自動的に有効になり、必要以上に送信アンテナの出力が低下する。
また、今後通信方式の変更、使用する周波数帯の拡大、または各国のSARの基準値の変更などがあると、1つの国においてはDPR機能を有効にしなければならない周波数帯と無効にできる周波数帯とが混在する事態が生じてくる。その結果、同一の周波数帯に対するDPR機能の有効または無効の設定が国ごとに一致しない状態がより多く発生する。現在のDPR機能の設定方法では各国のSARの基準値が異なる周波数帯については、DPR機能を有効にすることを優先にする必要があるため、規制の緩い国での通信品質の低下を防ぐことはできない。
そこで本発明の目的は、無線モジュールの送信出力を国ごとのSARの規制に適合させ、かつ、必要以上に通信品質を低下させないようにする方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、無線端末装置の送信アンテナに人体が接近したときに送信出力を低減する機能を国ごとに有効または無効に設定する方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、無線端末装置の送信アンテナに人体が接近したときに国ごとのSARの規制に適合するように送信出力を制御する方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような方法を実現する無線端末装置およびコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明の一の態様では、無線端末装置が、送信アンテナに人体が接近したときに無線モジュールの送信出力を自動的に低下させる機能を備える。このような機能は一例としてDPRといわれている。送信出力が低下したときは、人体が接近してもSARの規制を遵守できる。無線端末装置は、送信アンテナと、高周波信号を送信アンテナに出力する無線モジュールと、送信出力を低減する機能を無線端末装置が動作している国を認識して自動的に有効または無効にする制御部とを有する。
このような構成を備えることにより、送信出力を低下させる機能を有効にする必要がない国では送信アンテナに人体が接近したときに送信出力が低下することを防ぐことができる。一例では、人体の接近を送信アンテナの近辺に配置した近接センサで検出することができる。無線端末装置が動作している国は、一例では接続している無線基地局から受け取った情報に基づいて認識することができる。あるいは無線端末装置が搭載するGPSにより認識することができる。無線基地局から受け取った情報の一例としては、無線基地局が送信する電波が含むMCC(Mobile Country Code)とすることができる。無線基地局が国を示す他のタイプの情報を送信するときは、そのような情報を利用してもよい。
国ごとに当該国で使用するすべての周波数帯について送信出力を低下させる機能を有効または無効にすることができない場合もある。本発明では、1つの国において、周波数帯ごとに送信出力を低下させる機能を有効または無効にすることができる場合は、さらに無線基地局との通信に使用している周波数の周波数帯を認識して有効または無効にすることができる。複数の国のそれぞれについて送信出力を低下させる機能を有効または無効にすることを示す情報と送信出力の低減量を含む参照テーブルを設けて、当該参照テーブルを参照して有効または無効にしてもよい。
タブレット端末装置は、送信アンテナと人体組織との距離が短くなるため、本発明を適用すると効果的にSARの遵守と通信品質の維持を両立することができる。また無線WANでは、接続を開始したときの初期の送信出力が規格で決まっているため、本発明を適用して効果的にSARの対策を講じることができる。ただし、本発明はSARの規制がある無線WAN以外の通信方式に適用することもできる。
本発明の他の態様は、送信アンテナに対する人体の接近を検出したときに、動作している国に基づいて送信出力を制御する無線端末装置を提供する。無線端末装置は、送信アンテナと、高周波信号を送信アンテナに出力する無線モジュールと、送信アンテナの近辺に配置され人体の接近を検出する近接センサと、無線端末装置が接続している無線基地局が存在する国を認識し、送信アンテナに対する人体の接近を検出したときに、認識した国に基づいて無線モジュールの出力を制御する制御部とを有する。
本発明により、無線モジュールの送信出力を国ごとのSARの規制に適合させ、かつ、必要以上に通信品質を低下させないようにする方法を提供することができた。さらに本発明により、無線端末装置の送信アンテナに人体が接近したときに送信出力を低減する機能を国ごとに有効または無効に設定する方法を提供することができた。さらに本発明により、無線端末装置の送信アンテナに人体が接近したときに国ごとのSARの規制に適合するように送信出力を制御する方法を提供することができた。さらに本発明により、そのような方法を実現する無線端末装置およびコンピュータ・プログラムを提供することができた。
タブレット端末装置10の外形を示す図である。 タブレット端末装置10の概略の構成を示す機能ブロック図である。 DPRテーブル109の一例を示す図である。 タブレット端末装置10がDPR機能を設定する手順を示すフローチャートである。 MCCとDPRテーブル109に基づいて送信出力を制御する手順を示すフローチャートである。
図1(A)はタブレット端末装置10の平面図で、図1(B)は側面図である。タブレット端末装置10は、中央部の表面にタッチスクリーン11を搭載し、周辺部の筐体内部に無線WAN用の主アンテナ13、近接センサ15a、15b、および無線WAN用の補助アンテナ17を搭載する。周辺部の筐体内部には、WiFi用のアンテナやカメラなども搭載するが図からは省略している。
主アンテナ13は送信と受信に使用し、補助アンテナ17は受信専用に使用する。受信時は主アンテナ13と補助アンテナ17をダイバーシティ方式で切り換えて使用する。タブレット端末装置10は薄型に形成されており、図1(B)に示すように椅子に座ったユーザが大腿51の上に置いて操作するときに、主アンテナ13が人体組織としての大腿51に最も接近して距離Lが短くなる。
タブレット端末装置10のSARは、大腿51の位置で電磁波エネルギーの電力を所定の範囲についてスキャンして複数の位置で測定しその平均を計算して得る。タブレット端末装置10が各国が規定したSARの基準値を満たすためには、距離Lが短いほど送信出力を小さくする必要がある。無線WANでは、無線基地局に接続するときの動作初期の送信アンテナの出力が決まっているため、SARの基準値が小さいほど人体が接近したときにアンテナ出力をより多く低下させる必要がある。
図2は、タブレット端末装置10の概略の構成を示す機能ブロック図である。無線WANカード101は、2G(2nd Generation)と3G(3rd Generation)という通信規格に適合する。無線WANカード101には、主アンテナ13と補助アンテナ17が接続されている。無線WANカード101はシステム105に接続され、送信アンテナ13および受信アンテナ17を伝搬する高周波信号とシステム105が処理するデータ信号とを双方向に変換する。
近接センサ15a、15bは静電容量を検出するための電極で、近接センサ・モジュール103に接続されている。近接センサ・モジュール103は一例として静電容量式を採用し、近接センサ15a、15bに人体が接近したときの静電容量の変化を検出してDPR制御部107に出力する。システム105は、CPU、メイン・メモリ、チップセットおよびSSDなどのハードウェアと、オペレーティング・システム、アプリケーション・プログラムおよびデバイス・ドライバなどのソフトウェアで構成されている。
システム105の一部は、DPR制御部107とDPR設定部108を構成する。DPR制御部107は、近接センサ・モジュール103から人体の接近を示す信号を受け取ったときに、自動的に無線WANカード101の送信出力を所定値だけ低下させるDPR機能を実現するためのDPR制御プログラムを含む。DPR制御プログラムは、CPUが実行するアプリケーション・プログラムである。
DPR設定部108は、DPR機能を有効に設定するためのメイン・メモリの一部に確保された記憶領域である。DPRテーブル109はDPR制御部107がDPR機能を無効にするためのデータを保持しており、タブレット端末装置10の電源が停止しているときはSSDに格納されており、無線WANカード101が動作する際にはメイン・メモリに読み出される。
DPR制御部107は、無線WANカード101が無線基地局との接続を確立したときに、ディフォルトでDPR設定部108を設定してDPR機能を有効にする。DPR制御部107は、無線WANカード101から取得したその時点で接続している無線基地局が存在する国を示すMCCとDPRテーブル109のデータに基づいて可能な場合に、DPR設定部108をクリアしてDPR機能を無効にする。
本実施の形態は、無線WANカード101が接続を確立したときにDPR制御部107がディフォルトでDPR設定部108をクリアしてDPR機能を無効にすることを排除するものではないが、この場合は、DPR機能が有効になるまでの間に送信アンテナ13に人体が接近したときの対策を講じる必要がある。そしてMCCとDPRテーブル109のデータに基づいて必要な場合にはDPR制御部107は、DPR設定部108を設定してDPR機能を有効にする。
図3は、DPRテーブル109の一例を示す図である。DPRテーブル109は、MCC、混在フラグ、周波数帯、DPR機能を有効にすることの要否、およびDPR機能を有効にした場合の送信アンテナの出力の低減量(dBm)で構成されている。DPRテーブル109は、あらかじめ、タブレット端末装置10の製造者が作成して、SSDに格納しておく。MCCは無線基地局が存在する国を示す3桁の数字で構成された識別コードで、無線基地局が送信する電波に含まれている。混在フラグは、1つの国でDPRを有効にしなければならない周波数帯と無効にできる周波数帯が混在していることを示す。
タブレット端末装置10の使用および販売を予定している各国が規定するSARの許容値に基づいて実験をすると、現在のところは1つの国ではすべての周波数帯でDPR機能を有効にするか、または無効にするかのいずれかになる。たとえば、SARが1.6W/kg(1g平均)である米国やカナダでは、すべての周波数帯でDPR機能を有効にする必要があるが、SARが2.0W/kg(10g平均)である欧州やオセアニアではDPR機能を無効にすることができる。
したがって、現在の時点では、米国、ドイツ、およびオーストラリアと例示したようにDPRテーブル109に混在フラグを設ける必要はない。しかし、送信アンテナの指向性は周波数帯で変化するため、新たな周波数帯では国ごとにDPR機能の要否が異なる事態が生じることが予想される。また、人体の電磁波エネルギーの吸収率は電磁波の周波数により変わるため、各国の規制内容も周波数帯ごとにきめ細かなものに代わることも予想される。混在フラグは1つの国において、DPR機能を有効にしなければならない周波数帯と無効にできる周波数帯が混在する状態が将来的に発生することに対処するために設けている。
低減量は、各国が定めたSARの許容値を満たすために、無線WANカード101の送信出力を無線基地局に接続したときの初期値から低下させる値で、あらかじめ実験で決定する。DPRテーブル109には、初期値からの低減量に代えて国ごとまたは国と周波数帯の組ごとの送信出力を登録してもよい。低減量は、同一の周波数帯でも国ごとに異なったり、同一の国において周波数帯ごとに異なったりする場合があるためDPR機能を有効にする必要がある周波数帯ごとに定める。なお、混在フラグが設定されない1つの国において、周波数帯ごとの低減量がすべて同じであれば、当該国についてはDPRテーブル109に周波数帯を登録する必要はない。
従来のように、周波数帯だけでDPR機能の有効/無効を設定する方法では、たとえばWCDMAのBandVは米国で使用する際にDPR機能を有効にする必要があるため、無効にできるオーストラリアで使用するときもDPR機能が有効になってしまうが、本実施の形態では以下の手順によりDPR機能を設定することでこのような事態を防いで必要のない通信時のパフォーマンス低下を防止する。
図4は、タブレット端末装置10がDPR機能を設定する手順を示すフローチャートである。ブロック201で、タブレット端末装置10の電源が起動すると、ブロック203で無線WANカード101は、無線基地局が発信するパイロット信号を受信し、ネゴシエーションおよび認証を行って接続を確立する。無線WANカード101は、初期の所定の送信出力で動作するが、DPR機能が有効のときは、それ以後、近接センサ・モジュール103からの信号により、DPR制御部107が無線WANカード101に指示して送信出力を低下させたり初期値に戻したりする。
ブロック205でDPR制御部107は、接続が確立した直後は常にDPR設定部108を設定してDPR機能を有効にする。ブロック207で無線WANカード101は無線基地局が送信する電波から、無線端末装置10が動作している国を示すMCCを取得して、DPR制御部107に通知する。さらにDPR制御部107は使用している周波数帯を示す情報を無線WANカード101から取得する。
ブロック209でDPR制御部107は、DPRテーブル109を参照して、取得したMCCに対応する国について混在フラグの設定を確認する。なお、この手順はDPRテーブル109にいずれの国についても混在フラグが設定されていないときはスキップすることができる。取得したMCCに対応する混在フラグが設定されていないときは、ブロック211に移行し、設定されているときはブロック227に移行する。ブロック211でDPR制御部107は、DPRテーブル109を参照して、取得したMCCに対応する国についてDPR機能を無効にできるか否かを判断する。
無効にできる場合はブロック221に移行して、DPR制御部107はDPR設定部108をクリアしてDPR機能を無効にする。DPR機能が無効になると、それ以降DPR制御部107は、近接センサ・モジュール103が人体の接近を検出しても無線WANカード101に出力を低減する指示をすることはない。以後、タブレット端末装置10を使用する国または使用する周波数帯が代わる場合は、ブロック229で一旦無線通信が切断されるため、ブロック203に戻ってDPR制御部107は再度DPR機能を無効にできるかを判断することになる。
ブロック211でDPR制御部107はDPR機能を無効にできない判断したときは、DPR設定部108の設定を維持しながらブロック213に移行する。ブロック213で近接センサ・モジュール103が人体の接近を検出することがある。人体の接近を検出しないときはブロック223に移行し、検出したときはブロック215に移行して近接センサ・モジュール103が人体の接近を示す信号をDPR制御部107に出力する。
ブロック223でDPR制御部107は、それ以前のブロック215の手順で現在無線WANカード101の送信出力を低下させているか否かを判断する。低下させていないとき、すなわち初期の送信出力のときはブロック229に移行し、すでに送信出力を低下させていたときはブロック225に移行する。ブロック225でDPR制御部107は、無線WANカード101に指示して主アンテナ13の送信出力を初期の値に戻しブロック229に移行する。
ブロック215でDPR制御部107は、DPR設定部108を参照してDPR機能が有効であることを確認すると、DPRテーブル109から取得した現在使用している周波数帯に対応する低減量だけ送信出力を低下させるように無線WANカード101に指示する。送信出力が低下するとタブレット端末装置10は、当該周波数帯に対して当該国のSARの基準を満たすようになる。ブロック229では、DPR制御部107は、無線WANカード101を監視して、無線接続が切断されたか否かを判断する。無線接続が切断された場合はブロック203に戻る。無線接続が維持されている限りは、ブロック213に戻ってDPR機能が有効に設定された状態で人体の接近の有無により主アンテナ13の送信出力を制御する。
ブロック227でDPR制御部107は、DPRテーブル109を参照して、現在接続している無線基地局が存在する国と、現在無線基地局との間で使用している周波数帯の組について、DPR機能を無効にできるか否かを判断する。無効にできる場合はブロック221に移行し、有効にする必要がある場合はDPR設定部108の設定を維持しながらブロック213に移行する。
図5は、MCCとDPRテーブル109に基づいて送信出力を制御する手順を示すフローチャートである。この例では、図2のDPR設定部108を設けないで、人体の接近を検出するたびにDPRテーブル109を参照して無線WANカード101の送信出力を低下させたり維持したりして、国ごとのSARの基準を必要な範囲で満たすことができる。ブロック301〜307は、図4のブロック201〜207と同じである。本手順では、DPR設定部108は存在しないため、DPR機能を無効に設定することはない。
ブロック309で近接センサ・モジュール103は、人体の接近を検出する場合がある。人体の接近を検出したときはブロック311に移行して接近を示す信号をDPR制御部107に出力し、検出しない場合はブロック321に移行する。ブロック311でDPR制御部107は、DPRテーブル109を参照してMCCに対応する国またはMCCに対応する国と使用している周波数帯の組からブロック313で送信出力を低下させる必要があるか否かを判断する。
DPRテーブル109を参照して送信出力を低下させる必要があると判断した場合はブロック315に移行する。送信出力を低下させる必要がないと判断した場合はブロック317に移行して初期の出力を維持しブロック325に移行する。ブロック315でDPR制御部107は、DPRテーブル109に登録された低減量だけ送信出力を低下させるように無線WANカード101に指示してブロック325に移行する。
ブロック325では、接続が維持されている限りブロック309に戻り、切断されたときはブロック303に戻る。ブロック321でDPR制御部107は、現在無線WANカード101の送信出力を低下させているか否かを判断する。低下させていないとき、すなわち初期の送信出力のときはブロック325に移行し、すでに送信出力を低下させていたときはブロック323に移行する。ブロック323でDPR制御部107は、無線WANカード101に指示して主アンテナ13の送信出力を初期値に戻しブロック325に移行する。
これまで本実施の形態を、2G、3Gの通信規格を例示して説明してきたが、本発明は4G(4th generation)のLTE(Long Term Evolution)という通信規格の無線WAN、および無線LANの無線カードを搭載する無線端末装置に適用することもできる。あるいは本発明は2G、3Gおよび4Gのいずれにも適応する無線カードを搭載する無線端末装置に適用することもできる。
また、本実施の形態では、タブレット端末装置が国を認識する情報としてMCCを例示したが、本発明は接続している無線基地局が存在する国を識別する情報であればMCC以外の情報を利用してもよい。たとえば、無線基地局が接続されているタブレット端末装置10に、国を認識できるMCC以外の情報を送るような場合はその情報を利用することも可能である。あるいは、タブレット端末装置10に標準的に備わっているGPS機能を利用して、タブレット端末装置10が存在する国を認識するようにしてもよい。
GPS機能は、タブレット端末装置10が動作している国を識別する情報として単独で利用してもよいし、MCCに加えて利用するようにしてもよい。また、タブレット端末装置10は、薄型で大腿までの距離Lが短いため本発明を適用してSARの規制に適合させるのに適しているが、本発明はタブレット端末装置だけでなく、ノートブック型パーソナル・コンピュータや大型のスマートフォンなどの無線端末装置に適用することもできる。
本実施の形態では、送信アンテナが1個の例を説明したが、たとえば、MIMOという送信技術を利用して送信アンテナを複数使用するような場合は、各送信アンテナに近接センサを設けて、送信アンテナごとに送信出力を低減するように制御することができる。人体の接近の検出は、静電容量式の近接センサに限定する必要はなく、赤外線式の近接センサや特許文献3に記載するスプリアス信号を利用することもできる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
10 タブレット端末装置
13 無線WANの主アンテナ
17 無線WANの補助アンテナ
15a、15b 近接センサ

Claims (20)

  1. 送信アンテナに人体が接近したときに無線モジュールの送信出力を低下させる機能を備える無線端末装置であって、
    送信アンテナと、
    高周波信号を前記送信アンテナに出力する無線モジュールと、
    前記送信出力を低下させる機能を前記無線端末装置が動作している国を認識して有効または無効にする制御部と
    を有する無線端末装置。
  2. 前記送信アンテナの近辺に配置され人体の接近を検出して前記制御部に通知する近接センサを有する請求項1に記載の無線端末装置。
  3. 前記制御部は、接続している無線基地局から受け取った情報に基づいて前記無線端末装置が動作している国を認識する請求項1または請求項2に記載の無線端末装置。
  4. 前記無線基地局から受け取った情報がMCC(Mobile Country Code)である請求項3に記載の無線端末装置。
  5. 前記制御部は、さらに無線基地局との通信に使用している周波数帯を認識して前記送信出力を低下させる機能を有効または無効にする請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線端末装置。
  6. 前記無線端末装置がGPSモジュールを搭載し、
    前記制御部は、前記無線端末装置が動作している国を前記GPSモジュールの出力により認識する請求項1に記載の無線端末装置。
  7. 複数の国のそれぞれについて前記送信出力を低下させる機能を有効または無効にすることを示す情報と人体が接近したときの初期の送信出力に対する低減量を含む参照テーブルを有し、前記制御部は前記送信出力を低下させる機能を有効または無効にする際に前記参照テーブルを参照する請求項1から請求項6のいずれかに記載の無線端末装置。
  8. 前記無線端末装置がタブレット端末装置である請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線端末装置。
  9. 前記無線モジュールが、無線WANの周波数帯で動作する請求項1から請求項8のいずれかに記載の無線端末装置。
  10. 複数の国で使用することが可能な無線端末装置であって、
    送信アンテナと、
    高周波信号を前記送信アンテナに出力する無線モジュールと、
    前記送信アンテナの近辺に配置され人体の接近を検出する近接センサと、
    前記無線端末装置が接続している無線基地局が存在する国を認識し、前記近接センサが前記送信アンテナに対する人体の接近を検出したときに、前記認識した国に基づいて前記無線モジュールの送信出力を制御する制御部と
    を有する無線端末装置。
  11. 複数の国のそれぞれについて送信出力を決定するためのデータを含む参照テーブルを有し、前記制御部は前記参照テーブルを参照して前記無線モジュールの送信出力を制御する請求項10に記載の無線端末装置。
  12. 前記制御部は、さらに無線基地局との通信に使用している周波数帯を認識して前記無線モジュールの送信出力を制御する請求項10または請求項11に記載の無線端末装置。
  13. 送信アンテナに人体が接近したときに送信出力を低下させる機能を、前記送信アンテナが接続された無線モジュールを搭載する無線端末装置が有効または無効にする方法であって、
    前記無線モジュールが動作している国を前記無線端末装置が認識するステップと、
    前記認識した国に基づいて前記送信出力を低下させる機能を前記無線端末装置が有効または無効にするステップと
    を有する方法。
  14. 前記無線モジュールが前記無線基地局に接続するたびに前記無線端末装置が前記送信出力を低下させる機能を有効にするステップと、
    前記認識した国に基づいて前記無線端末装置が前記送信出力を低下させる機能を無効にするステップと
    を有する請求項13に記載の方法。
  15. 無線基地局との通信に使用している周波数帯を前記無線端末装置が認識するステップを有し、
    前記有効または無効にするステップが、さらに前記認識した周波数帯に基づいて前記送信出力を低下させる機能を有効または無効にするステップを含む請求項13または請求項14に記載の方法。
  16. 無線モジュールの送信出力を無線端末装置が制御する方法であって、
    前記無線モジュールが接続している無線基地局が存在する国を前記無線端末装置が認識するステップと、
    送信アンテナに人体が接近したことを検出するステップと、
    人体の接近を検出したときに前記無線モジュールの送信出力を前記無線端末装置が前記認識した国に基づいて制御するステップと
    を有する方法。
  17. 前記無線基地局との通信に使用している周波数帯を前記無線モジュールが認識するステップと、
    人体の接近を検出したときに前記無線モジュールの送信出力を前記無線端末装置が前記認識した国と前記周波数帯に基づいて制御するステップを有する請求項16に記載の方法。
  18. 複数の国のそれぞれに対応する送信出力の低減量を含む参照テーブルを提供するステップを有し、
    前記制御するステップが前記参照テーブルを参照して初期の送信出力から前記低減量だけ送信出力を低下させるステップを含む請求項16または請求項17に記載の方法。
  19. 無線モジュールに接続された送信アンテナに人体が接近したときに前記無線モジュールの送信出力を低下させる機能を有効または無効にするために、コンピュータに、
    前記無線モジュールが動作している国を認識する機能と、
    前記送信出力を低下させる機能を前記認識した国に基づいて有効または無効にする機能と
    を実現させるためのコンピュータ・プログラム。
  20. 無線モジュールの送信出力を制御するために、コンピュータに、
    前記無線モジュールが接続している無線基地局が存在する国を認識する機能と、
    送信アンテナに人体が接近したことを検出する機能と、
    人体の接近を検出したときに前記無線モジュールの送信出力を前記認識した国に対してあらかじめ定めた値にする機能と
    を実現させるためのコンピュータ・プログラム。
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