JP2013255036A - 無線lanアクセスポイントおよび情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザから投稿される情報の信頼性を向上させることができる無線LANアクセスポイントおよび情報処理方法を提供する。
【解決手段】無線LANアクセスポイントは、無線LAN通信部と、無線LAN通信部を介して無線端末に情報を提供するサーバ部と、を備える。サーバ部は、無線LAN通信部の設置場所に関する情報を記憶する記憶手段と、無線端末から無線LAN通信部を介して情報提供の要求があると、記憶手段から要求に応じた情報を取得し、無線LAN通信部を介して要求元の無線端末へ送信する送信処理手段と、無線端末から無線LAN通信部を介して送信される投稿情報を設置場所に関する情報として記憶手段に記憶する受信処理手段とを備える。
【選択図】図1B
【解決手段】無線LANアクセスポイントは、無線LAN通信部と、無線LAN通信部を介して無線端末に情報を提供するサーバ部と、を備える。サーバ部は、無線LAN通信部の設置場所に関する情報を記憶する記憶手段と、無線端末から無線LAN通信部を介して情報提供の要求があると、記憶手段から要求に応じた情報を取得し、無線LAN通信部を介して要求元の無線端末へ送信する送信処理手段と、無線端末から無線LAN通信部を介して送信される投稿情報を設置場所に関する情報として記憶手段に記憶する受信処理手段とを備える。
【選択図】図1B
Description
本発明は、無線LANアクセスポイントおよび情報処理方法に関する。
近年、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や画像共有サービスなどのユーザ投稿型サービスが注目されている。かかるサービスは、CGM(コンシューマ・ジェネレイテッド・メディア)とも呼ばれる。
ユーザ投稿型のサービスとして、店舗や施設に関する口コミ評価サービスが知られている。かかる口コミ評価サービスでは、ユーザから投稿される口コミ情報の信頼性が重要となる。そこで、実際に店舗や施設に行ったユーザのみから口コミ情報の書き込みを行わせることを目的として、特許文献1には、ユーザが携行している移動端末の位置情報に基づき、口コミ情報の投稿を制限する技術が提案されている。
しかしながら、上記従来の口コミ評価サービスでは、GPSで得られる位置情報に基づき投稿を制限する。そのため、例えば、商業ビルなどの場合には、異なるフロアであっても緯度経度が同じであれば投稿制限がかからないという問題がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザから投稿される情報の信頼性を向上させることができる無線LANアクセスポイントおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
本願に係る無線LANアクセスポイントは、無線LAN通信部と、前記無線LAN通信部を介して無線端末に情報を提供するサーバ部とを備える。前記サーバ部は、前記無線LAN通信部の設置場所に関する情報を記憶する記憶手段と、前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して情報提供の要求があると、前記記憶手段から要求に応じた情報を取得し、前記無線LAN通信部を介して要求元の前記無線端末へ送信する送信処理手段と、前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して送信される投稿情報を前記設置場所に関する情報として前記記憶手段に記憶する受信処理手段とを備える。
実施形態の無線LANアクセスポイントおよび情報処理方法によれば、ユーザから投稿される情報の信頼性を向上できるという効果を奏することができる。
以下に、本願に係る無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントおよび情報処理方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る無線LANアクセスポイントおよび情報処理方法が限定されるものではない。
[1.投稿情報処理]
まず、実施形態に係る投稿処理システムの構成について説明する。図1Aは、実施形態に係る投稿システムの説明図である。図1Aに示すように、実施形態に係る投稿処理システムは、無線LANアクセスポイントと、携帯電話やモバイルPC(Personal Computer)などの無線端末と、投稿サーバとを有し、無線LANアクセスポイントと投稿サーバとは通信ネットワークを介して通信可能に接続される。
まず、実施形態に係る投稿処理システムの構成について説明する。図1Aは、実施形態に係る投稿システムの説明図である。図1Aに示すように、実施形態に係る投稿処理システムは、無線LANアクセスポイントと、携帯電話やモバイルPC(Personal Computer)などの無線端末と、投稿サーバとを有し、無線LANアクセスポイントと投稿サーバとは通信ネットワークを介して通信可能に接続される。
無線LANアクセスポイントは、無線LAN通信部を有しており、かかる無線LAN通信部は店舗やイベント会場などのような商業空間に設置される。かかる無線LANアクセスポイントは、無線LAN通信部の設置空間である商業空間内を通信エリアとしている。例えば、無線LAN通信部が店舗に設置されている場合、店舗空間を無線LAN通信部の通信エリアとし、また、無線LAN通信部がイベント会場に設置されている場合、イベント会場空間を無線LAN通信部の通信エリアとする。無線LAN通信部は、当該無線LAN通信部が設定された商業空間に存在し、かつ無線LAN機能を有する無線端末6と通信することができる。
また、無線LANアクセスポイントは、通信ネットワークを介して、各種のサーバ(図示せず)との間でデータの送受信が可能であり、無線端末とサーバとの間で行われる情報の送受信を中継する中継機能を有する。
さらに、無線LANアクセスポイントは、無線端末からの投稿情報を受け付け、かかる投稿情報を提供情報として提供する投稿サービス機能も有している。図1Bは、実施形態に係る投稿情報処理のシーケンス図である。
図1Bに示すように、無線端末が無線LAN通信部の通信エリア内に進入すると、無線端末の識別情報(以下、端末IDと記載する)が無線LANアクセスポイントへ送信される(ステップS1)。
無線LANアクセスポイントのサーバ部は、無線LAN通信部を介して無線端末から受信した端末IDに基づき、無線端末が通信エリアに進入したことを検出する(ステップS2)。無線端末を検出すると、無線LANアクセスポイントのサーバ部は、無線LAN通信部を介して無線端末に搭載されたWebブラウザまたは専用アプリケーション(以下、これらを投稿アプリと記載する)を起動させるための情報を通知する(ステップS3)。
無線端末のユーザは、無線LANアクセスポイントからの通知に基づいて投稿アプリを起動し、投稿アプリを操作して投稿情報を入力する(ステップS4)。かかる投稿情報は、無線端末から無線LANアクセスポイントへ送信される(ステップS5)。投稿情報としては、例えば、無線端末の撮像部で撮像した写真データや無線端末の操作部から入力されたコメントデータなどである。
無線LANアクセスポイントのサーバ部は、無線LAN通信部を介して無線端末から投稿情報を取得すると、かかる投稿情報を記憶部に記憶する(ステップS6)。さらに、サーバ部は、投稿情報を投稿サーバへアップロードする(ステップS7)。これにより、無線LANアクセスポイントと投稿サーバの双方に投稿情報が蓄積される。
その後、無線端末のユーザが投稿アプリを操作して投稿閲覧操作を行った場合(ステップS8)、無線端末から無線LANアクセスポイントに対して投稿情報の提供要求が行われる(ステップS9)。無線LANアクセスポイントのサーバ部は、かかる提供要求に対応する投稿情報を記憶部から取得し、無線LAN通信部を介して無線端末へ送信する(ステップS10)。
このように、実施形態に係る無線LANアクセスポイントは、中継機能に加え、投稿サービス機能を有しており、これにより、無線LAN通信部の設置空間における価値を向上させることができる。例えば、無線LANアクセスポイントを店舗に設置した場合、ユーザから投稿される情報は店舗の利用者であるため、投稿情報の信頼性を向上させることができる。
しかも、無線LANアクセスポイントにサーバ部を備えることで、投稿サーバへの投稿情報の送信を無線LANアクセスポイントから行うことができ、これにより、無線端末からの投稿情報の送信処理を高速に行うことができる。
また、無線LANアクセスポイントでは、通信エリア内の無線端末から送信される投稿情報を記憶部に記憶しており、無線LANアクセスポイントの設置店舗においても、投稿サービスを提供することで、店舗サービスの向上を図ることが可能となる。以下、図面を参照して実施形態に係る投稿処理システムについてさらに具体的に説明する。
[2.投稿処理システムの構成]
図2を用いて、実施形態に係る投稿処理システムについて説明する。図2は、実施形態に係る投稿処理システムの構成例を示す図である。以下に示す例では、無線LANアクセスポイントが設置される商業空間を飲食店とするが、上述したように、飲食店以外の店舗やイベント会場など、種々の商業空間に適用することができる。
図2を用いて、実施形態に係る投稿処理システムについて説明する。図2は、実施形態に係る投稿処理システムの構成例を示す図である。以下に示す例では、無線LANアクセスポイントが設置される商業空間を飲食店とするが、上述したように、飲食店以外の店舗やイベント会場など、種々の商業空間に適用することができる。
図2に例示するように、投稿処理システムは、無線LANアクセスポイント1と、店舗端末2と、投稿サーバ4と、決済サーバ5とを備え、これらは通信ネットワーク3を介して通信可能に接続される。通信ネットワーク3は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、無線LANアクセスポイント1および店舗端末2は、例えば、店舗管理者によって管理され、投稿サーバ4は、例えば投稿サービス業者によって管理され、決済サーバ5は、例えば決済処理業者によって管理される。
無線LANアクセスポイント1は、後述するように無線LAN通信部10を備えており、かかる無線LAN通信部10の通信エリア内に無線端末61〜6nが存在する場合に、これら無線端末61〜6nと通信することができる。なお、無線端末61〜6nを区別する必要がない場合には、これらを総称して「無線端末6」と表記する。
無線端末6は、例えば、スマートフォンなどのように、無線LAN通信機能を備えた携帯電話機であり、各ユーザに所有される。無線端末6は、上述したように、Webブラウザや専用アプリケーションなどの投稿アプリを搭載している。投稿アプリは、例えば、図示しないサーバまたは無線LANアクセスポイント1から無線端末6へ提供されるプログラムであり、無線端末6は、投稿アプリによって、無線LANアクセスポイント1との間で各種の情報を送受信することができる。
なお、無線端末6のWebブラウザは、図示しないサイトから通信ネットワーク3を介して提供されるページの情報を表示することもできる。例えば、通信ネットワーク3がインターネットである場合、サイトから提供されるページは、HTML(Hyper Text Markup Language)などのマークアップ言語で規定されるウェブページである。
店舗端末2は、無線LAN通信機能を備えた端末装置であり、無線LANアクセスポイント1と通信可能な位置に設置される。かかる店舗端末2は、図示しない操作部への操作によって無線LANアクセスポイント1に対する各種の設定を行え、また、無線LANアクセスポイント1から送信される情報を表示できる。なお、無線LANアクセスポイント1に有線LAN通信部を設ける場合、店舗端末2は有線LAN通信部によって無線LANアクセスポイント1と接続されるようにしてもよい。
投稿サーバ4は、通信ネットワーク3を介して無線端末6やその他の端末装置との間で投稿情報の送受信を行う。なお、無線端末6が携帯電話機である場合には、無線端末6から公衆電話通信網を介して投稿サーバ4へのアクセスを行うことができる。
決済サーバ5は、無線LANアクセスポイント1が設置される商業空間で行われる取引に関する決裁を行うサーバである。かかる決済サーバ5では、無線端末61〜6nの一部のユーザに対する決済口座が設定されている。決済サーバ5は、決済口座が設定されたユーザの無線端末6から無線LANアクセスポイント1を介して決済要求があった場合に、無線LANアクセスポイント1に対して決済情報を送信する。
決済サーバ5は、決済処理を行うことができる場合には、決済処理を行って、決済済みである旨の決済情報を無線LANアクセスポイント1へ通知する。一方、決済口座がない等の理由により決済処理を行えない場合には、決済不可である旨の決済情報を無線LANアクセスポイント1へ通知する。
[3.無線LANアクセスポイントの構成]
次に、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1の構成例について具体的に説明する。図2に示すように、無線LANアクセスポイント1は、無線LAN通信部10と、WAN通信部11と、通信処理部12と、サーバ部20とを備える。
次に、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1の構成例について具体的に説明する。図2に示すように、無線LANアクセスポイント1は、無線LAN通信部10と、WAN通信部11と、通信処理部12と、サーバ部20とを備える。
無線LAN通信部10は、例えば、飲食店の店舗空間(商業空間)がその通信エリアとなるように設置される。かかる無線LAN通信部10は、例えば、無線LAN用NIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースであり、無線LAN通信機能を搭載した無線端末6との間で情報の送受信を行う。なお、無線LANとして、例えば、IEEE802.11によって規定される無線LANなどがあるが、かかる規格の無線LANに限定されるものではない。
WAN通信部11は、通信ネットワーク3に接続され、通信ネットワーク3を介して投稿サーバ4や決済サーバ5との間で情報の送受信を行う。かかるWAN通信部11は、通信ネットワーク3との接続を有線または無線で行う。
通信処理部12は、無線LAN通信部10、WAN通信部11およびサーバ部20との間で、データの送受信を行う。例えば、通信処理部12は、LAN側の装置とWAN側の装置とを相互接続する中継機能を有しており、無線LAN通信部10とWAN通信部11との間の情報のやり取りを行う。また、通信処理部12は、無線LAN通信部10とサーバ部20との間の情報のやり取りや、WAN通信部11とサーバ部20との間の情報のやり取りを行う。
サーバ部20は、制御部21と、データベース(DB)22とを備える。さらに、制御部21は、送信処理部31と、受信処理部32と、アップロード部33と、決済処理部34とを備える。なお、制御部21の内部構成は、かかる構成に限られず、後述する処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
制御部21は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶部に記憶されているプログラム(投稿アプリ用プログラムを含む)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。かかる制御部21は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
DB22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置であり、商品情報テーブル、ユーザ情報テーブル、端末情報テーブル、投稿情報テーブルなどを記憶する。
なお、無線LAN通信部10、WAN通信部11、通信処理部12およびサーバ部20は、一体的に配置することで、無線LANアクセスポイント1の設置場所の省スペース化を図ることができる。
(商品情報テーブル)
商品情報テーブルは、無線LANアクセスポイント1の設置空間で提供される商品やサービスに関する情報であり、例えば、店舗端末2からの設定要求によってDB22に記憶される。図3は、商品情報テーブルの一例を示す図である。
商品情報テーブルは、無線LANアクセスポイント1の設置空間で提供される商品やサービスに関する情報であり、例えば、店舗端末2からの設定要求によってDB22に記憶される。図3は、商品情報テーブルの一例を示す図である。
図3に示すように、商品情報テーブルには、「商品ID」毎に、「商品名」、「価格」、「画像データの格納位置」、「クーポン情報の格納位置」などの各情報を対応付けた情報が含まれる。
「商品ID」は、無線LANアクセスポイント1の設置空間で提供される商品毎に割り当てられたIDである。「商品名」、「価格」は、「商品ID」に対応する商品の名称および価格である。図3に示す例では、例えば、商品ID「10001」は、商品名「パスタ」であり、価格が「980円」である商品を示す。
「画像データの格納位置」は、商品の画像データのDB22における格納位置を示す情報であり、「クーポン情報の格納位置」は、商品に関するクーポンの情報のDB22における格納位置を示す情報である。例えば、商品ID「10001」の商品は、画像データが「/10001/image」のフォルダに格納され、クーポン情報が「/10001/coupon」のフォルダに格納されていることを示す。なお、画像データは、例えば、商品の撮像画像である。
(ユーザ情報テーブル)
ユーザ情報テーブルは、無線端末6のユーザに関する情報であり、無線端末6から送信される情報に基づいて、DB22に記憶される。図4は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
ユーザ情報テーブルは、無線端末6のユーザに関する情報であり、無線端末6から送信される情報に基づいて、DB22に記憶される。図4は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報テーブルは、「ユーザID」毎に、「端末ID」、「ユーザ属性情報」、「ログイン名」、「パスワード」などの各情報を対応付けた情報が含まれる。
「ユーザID」は、無線端末6のユーザ毎のIDであり、無線LANアクセスポイント1の通信エリアに初めて進入した無線端末6のユーザに対して制御部21によって割り当てられる。
「端末ID」は、無線端末6の端末IDである。端末IDは、無線端末6の無線LAN通信部側の識別情報であり、例えば、無線端末6の無線LAN通信部に割り当てられたMAC(Media Access Control)アドレスである。無線端末6は、端末IDを含む無線パケットを送受信することで無線LANアクセスポイント1との間で通信を行う。なお、端末IDは、無線端末6を識別できるものであればよく、必ずしもMACアドレスに限られるものではない。
「ユーザ属性情報」は、無線端末6のユーザの属性情報であり、性別、年齢、住所などの情報が含まれる。かかる「ユーザ属性情報」は、例えば、無線端末6による設定要求に含まれる情報であり、無線端末6から無線LANアクセスポイント1へ設定要求を行った場合に、制御部21によってユーザ情報テーブルに設定される。なお、「ユーザ属性情報」は、「端末ID」とは別のテーブルで、「ユーザID」と関連付けてDB22に記憶することもできる。このようにすることで、「端末ID」と「ユーザ属性情報」とを別テーブルで管理することができることから、個人情報保護に関しセキュリティ面での強化を図ることができる。
「ログイン名」および「パスワード」は、無線端末6のユーザが投稿サーバ4にアクセスする際に使用される情報である。これらの「ログイン名」および「パスワード」は、例えば、無線端末6による設定要求に含まれる情報であり、無線端末6から無線LANアクセスポイント1へ設定要求を行った場合に、制御部21によってユーザ情報テーブルに設定される。
図4に示す例では、ユーザID「20001」のユーザに関し、かかるユーザが所有する無線端末6が端末ID「00−EF−01−27−3A−E0」であり、ユーザの性別および年齢が「男」および「21才」であることを示す。また、ユーザID「20001」のユーザの投稿サーバ4に対するログイン名およびパスワードが「heikeje」および「9enmse3」であることを示す。
(端末情報テーブル)
端末情報テーブルは、無線LANアクセスポイント1の通信エリアに存在する無線端末6の情報であり、無線端末6から送信される情報に基づいて、DB22に記憶される。図5は、端末情報テーブルの一例を示す図である。
端末情報テーブルは、無線LANアクセスポイント1の通信エリアに存在する無線端末6の情報であり、無線端末6から送信される情報に基づいて、DB22に記憶される。図5は、端末情報テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、端末情報テーブルは、「端末ID」毎に、「チェックイン時刻」、「チェックアウト時刻」、「テーブル番号」などの各情報を対応付けた情報が含まれる。
「チェックイン時刻」は、無線LANアクセスポイント1の通信エリアへの無線端末6の進入時刻である。制御部21は、かかる進入時刻と現時刻とを比較することによって通信エリア内での無線端末6の滞在時間を検出することができる。
「チェックアウト時刻」は、無線LANアクセスポイント1の通信エリアへ進入した無線端末6がその後通信エリアから退出した時刻である。図5に示す例では、通信エリアから退出した無線端末6の情報は含まれていないが、通信エリアに進入した無線端末6が通信エリアから退出した場合には、制御部21によって、その退出時刻がチェックアウト時刻として端末情報テーブルに設定される。
「テーブル番号」は、無線LAN通信部10が設置された空間内の各テーブルに取り付けられたRFタグに記憶された固有識別情報である。RFタグは、内部に記憶した固有識別情報を無線で送信可能な記憶媒体であり、かかる固有識別情報は、無線端末6のRFリーダ部によって読みとられ、無線LANアクセスポイント1へ送信される情報である。例えば、無線端末6の投稿アプリは、RFタグに記憶された固有識別情報をRFリーダ部によって読み取った場合、情報提供要求、投稿要求、設定要求、注文要求などの要求に「テーブル番号」の情報を含めて、無線LANアクセスポイント1へ送信する。なお、無線端末6のユーザが着席したテーブルを認識することができればよく、したがって、バーコードなどのように無線端末6が認識できるものであればRFタグでなくてもよい。各テーブルにバーコードを取り付ける場合、バーコードに含まれる情報がテーブル番号の情報となる。また、無線端末6のユーザが着席したテーブルを認識することができればよいため、ユーザIDを含むRFタグ付きの会員証などを、テーブルに取り付けられたRFリーダ部によって読み取るようしてもよい。この場合、RFリータ部の識別情報がテーブル番号の情報としてRFタグの情報と共に無線LANアクセスポイント1へ送信される。
なお、「チェックアウト時刻」が設定された「端末ID」、「チェックイン時刻」、「チェックアウト時刻」、「テーブル番号」の組は、制御部21によって履歴情報として管理される。また、以下において、「チェックイン時刻」が設定されているが「チェックアウト時刻」が設定されていない端末IDを便宜上チェックイン状態の端末IDと記載する。
(投稿情報テーブル)
投稿情報テーブルは、無線端末6のユーザによって投稿された情報であり、無線端末6から無線LANアクセスポイント1へ投稿情報が送信された場合に、かかる投稿情報が制御部21によって投稿情報テーブルに設定される。図6は、投稿情報テーブルの一例を示す図である。
投稿情報テーブルは、無線端末6のユーザによって投稿された情報であり、無線端末6から無線LANアクセスポイント1へ投稿情報が送信された場合に、かかる投稿情報が制御部21によって投稿情報テーブルに設定される。図6は、投稿情報テーブルの一例を示す図である。
図6に示すように、投稿情報テーブルは、「投稿ID」毎に、「投稿日時」、「ユーザID」、「商品ID」、「投稿種別」、「投稿情報の格納位置」などの各情報を対応付けた情報が含まれる。
「投稿ID」は、無線端末6から送信される投稿情報のIDであり、無線端末6から無線LANアクセスポイント1に対して、無線端末6から投稿情報が送信される毎に割り当てられる情報である。
「投稿日時」は、無線LANアクセスポイント1が無線端末6から投稿情報を受け付けた日時の情報であり、「ユーザID」は、無線端末6から投稿情報を送信したユーザのユーザIDである。図6に示す例では、例えば、投稿ID「30001」の投稿情報は、2012年4月1日の12時34分42秒にユーザID「20001」のユーザから投稿されたことを示す。
「商品ID」は、無線端末6から送信された投稿情報の対象となる商品の商品IDであり、「投稿種別」は、無線端末6から送信された投稿情報の種別である。ここでは、写真投稿の投稿種別を「1」、コメント投稿の投稿種別を「2」、願望投稿の投稿種別を「3」、体験投稿の投稿種別を「4」とする。図6に示す例では、例えば、投稿ID「30001」の投稿情報は、商品ID「10001」の商品に関する写真投稿の情報であることを示す。
「投稿情報の格納位置」は、無線端末6から送信された投稿情報のDB22における格納位置を示す情報である。図6に示す例では、例えば、投稿ID「30001」の投稿情報は「/30001/touko」のフォルダに格納されていることを示す。
[4.作用(無線LANアクセスポイントの情報処理)]
次に、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1の情報処理について説明する。図7は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における情報処理のフローチャートである。かかる動作は、無線LANアクセスポイント1の制御部21によって繰り返し実行される処理である。なお、無線LANアクセスポイント1では、通信処理部12においてLANとWANとの間の情報の中継処理が行われるが、ここでは、制御部21による処理を主に説明する。
次に、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1の情報処理について説明する。図7は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における情報処理のフローチャートである。かかる動作は、無線LANアクセスポイント1の制御部21によって繰り返し実行される処理である。なお、無線LANアクセスポイント1では、通信処理部12においてLANとWANとの間の情報の中継処理が行われるが、ここでは、制御部21による処理を主に説明する。
図7に示すように、制御部21は、無線端末6が無線LAN通信部10の通信エリアに存在するか否かを受信処理部32によって判定する(ステップS11)。受信処理部32は、無線端末6から周期的に無線パケット(例えば、プローブ要求)がブロードキャストなどによって送信される場合、かかる無線パケットを無線LAN通信部10経由で受信処理部32によって取得することで、無線端末6の存在を検出する。
また、受信処理部32は、周期的に無線パケットが送信されない無線端末6に対して、例えば、無線LAN通信部10を介して無線パケットをブロードキャストし、かかる無線パケットに対する応答パケットを受信処理部32によって取得することで、無線端末6の存在を検出する。
無線端末6が無線LAN通信部10の通信エリアに存在すると判定すると(ステップS11;Yes)、受信処理部32は、DB22の端末情報テーブルを更新する(ステップS12)。具体的には、受信処理部32は、通信エリアに存在すると判定された無線端末6の端末IDがチェックイン状態の端末IDでない場合には、かかる無線端末6の端末IDを端末情報テーブルに新たに追加する。
一方、通信エリアに存在すると判定された無線端末6の端末IDがチェックイン状態の端末IDである場合、端末情報テーブルの更新は行わない。また、チェックイン状態の端末IDの無線端末6が、通信エリアに存在しなくなった場合、受信処理部32は、かかる端末IDのチェックアウト時刻を端末情報テーブルに設定し、DB22に履歴情報として記憶する。
ステップS12の処理が終了した場合、制御部21は、無線端末6へ通知情報を送信する通知タイミングとなったか否かを送信処理部31によって判定する(ステップS13)。送信処理部31は、例えば、無線端末6が通信エリアに進入したときや、通信エリアでの滞在時間が設定された時間となった場合に、通知タイミングとなったと判定する。
通知タイミングとなったと判定した場合(ステップS13;Yes)、送信処理部31は、通知処理を実行する(ステップS14)。かかる通知処理において、送信処理部31は、通知情報をDB22から取得し、かかる通知情報を通信処理部12および無線LAN通信部10を介して通知タイミングとなった無線端末6へ送信する。
通知情報は、無線LANアクセスポイント1の設置場所に関する発信情報であり、設置空間の案内情報や設置空間で使用できるクーポンなどの情報である。無線端末6の制御部は、無線LANアクセスポイント1から通知情報を受信すると無線端末6の表示部に通知情報を表示する。図8(a)、(b)は、無線端末6における通知情報の表示例である。
無線端末6が通信エリアに進入したタイミングで無線LANアクセスポイント1から送信される通知情報は、例えば、図8(a)に示すように、設置空間の案内情報とし、設置空間のポータルページへ導くためのリンクボタン41を付加することができる。
また、無線端末6の通信エリアでの滞在時間が設定された時間となった場合、無線LANアクセスポイント1から送信される通知情報は、例えば、図8(b)に示すように、設置空間でのお勧め商品の情報とし、お勧め商品のクーポンへ導くためのリンクボタン42を付加することができる。
ステップS13において、通知タイミングとなっていないと送信処理部31が判定した場合(ステップS13;No)、または、ステップS14の処理が終了した場合、制御部21は、無線端末6から情報提供要求を受信処理部32によって受信したか否かを判定する(ステップS15)。かかる処理において、無線端末6から情報提供要求を受信したと判定すると(ステップS15;Yes)、制御部21は、情報提供処理を実行する(ステップS16)。かかる情報提供処理は、図9に示すステップS30〜S40の処理であり、後で詳述する。
ステップS15において、無線端末6から情報提供要求を受信していないと判定した場合(ステップS15;No)、または、ステップS16の処理が終了した場合、制御部21は、無線端末6から投稿要求を受信処理部32によって受信したか否かを判定する(ステップS17)。かかる処理において、無線端末6から投稿要求を受信したと判定すると(ステップS17;Yes)、制御部21は、投稿処理を実行する(ステップS18)。かかる投稿処理は、図12に示すステップS50〜S52の処理であり、後で詳述する。
ステップS17において、無線端末6から投稿要求を受信していないと判定した場合(ステップS17;No)、または、ステップS18の処理が終了した場合、制御部21は、無線端末6から設定要求を受信処理部32によって受信したか否かを判定する(ステップS19)。かかる処理において、無線端末6から設定要求を受信したと判定すると(ステップS19;Yes)、制御部21は、設定処理を実行する(ステップS20)。
無線端末6からの設定要求には、端末ID、ユーザ属性情報、ログイン名、パスワードなどが含まれており、制御部21は、これらの情報をユーザ情報テーブルにおいてユーザIDに関連付けて記憶する。例えば、ユーザID「20002」のユーザが所持する無線端末6から、ユーザ属性情報として「女」、「32才」などの情報を含み、かつ、ログイン名およびパスワードとして「skjhe0233」および「8363kee」の情報を含むとする。この場合、図4に示すように、ユーザID「20002」に関する情報がユーザ情報テーブルに設定される。
ステップS19において、無線端末6から設定要求を受信していないと判定すると(ステップS19;No)、または、ステップS20の処理が終了した場合、制御部21は、無線端末6から注文要求を受信処理部32によって受信したか否かを判定する(ステップS21)。かかる処理において、無線端末6から注文要求を受信したと判定すると(ステップS21;Yes)、制御部21は、注文処理を実行する(ステップS22)。
ステップS11において、無線端末6が無線LAN通信部10の通信エリアに存在していないと判定した場合(ステップS11;No)、または、ステップS21において、無線端末6から注文要求を受信していないと判定した場合(ステップS21;No)、または、ステップS22の処理が終了した場合、制御部21は、処理を終了する。
[5.作用(情報提供処理)]
次に、図7に示すステップS16の情報提供処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における情報提供処理のフローチャートである。
次に、図7に示すステップS16の情報提供処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における情報提供処理のフローチャートである。
図9に示すように、情報提供処理を開始すると、制御部21は、無線端末6から受信した情報提供要求がポータル要求であるか否かを受信処理部32によって判定する(ステップS30)。かかる処理において、情報提供要求がポータル要求であると判定されると(ステップS30;Yes)、送信処理部31は、DB22からポータルページの情報を取得し、取得した情報を要求元の無線端末6へ送信する(ステップS31)。無線端末6の投稿アプリは、無線端末6の表示部にポータルページを表示する。
図10(a)は、無線端末6におけるポータルページの表示例を示す。図10(a)に示すように、ポータルページには、メニューボタン50、フォトボタン51、マイページボタン52、クーポンボタン53、メッセージボタン54、設定ボタン55が配置される。無線端末6のユーザは、無線端末6の操作部(図示せず)への操作によりポータルページに配置されたボタンを選択することで、選択されたボタンに応じた要求が投稿アプリによって無線端末6から無線LANアクセスポイント1へ送信される。
例えば、メニューボタン50が選択されると、無線端末6から情報提供要求としてメニュー要求が送信され、マイページボタン52が選択されると、無線端末6から情報提供要求としてマイページ要求が送信される。また、クーポンボタン53が選択されると、無線端末6から情報提供要求としてクーポン要求が送信され、メッセージボタン54が選択されると、無線端末6から情報提供要求としてメッセージ要求が送信される。また、フォトボタン51が選択されると、無線端末6から投稿要求が送信され、設定ボタン55が選択されると、無線端末6から設定要求が送信される。
ステップS30において情報提供要求がポータル要求ではないと判定した場合(ステップS30;No)、受信処理部32は、情報提供要求がメニュー要求であるか否かを判定する(ステップS32)。かかる処理において、情報提供要求がメニュー要求であると判定された場合(ステップS32;Yes)、送信処理部31は、DB22に記憶された商品情報テーブルに基づき要求にかかるメニューページの情報を取得し、取得した情報を要求元の無線端末6へ送信する(ステップS33)。無線端末6の投稿アプリは、無線端末6の表示部にメニューページを表示する。
図10(b)は、無線端末6におけるメニューページの表示例を示す。図10(b)に示すように、メニューページには、提供可能な商品の名称と画像の組が複数配置されている。無線端末6のユーザは、操作部への操作によりメニューページに配置された商品名を選択することで、選択された商品名に応じた商品情報要求が投稿アプリによって無線LANアクセスポイント1へ送信される。
ステップS32において情報提供要求がメニュー要求ではないと判定した場合(ステップS32;No)、受信処理部32は、情報提供要求が商品情報要求であるか否かを判定する(ステップS34)。かかる処理において、情報提供要求が商品情報要求であると判定された場合(ステップS34;Yes)、送信処理部31は、DB22に記憶された商品情報テーブルに基づき要求にかかる商品ページの情報を取得し、取得した情報を要求元の無線端末6へ送信する(ステップS35)。無線端末6の投稿アプリは、無線端末6の表示部に商品ページを表示する。
図10(c)は、無線端末6における商品ページの表示例を示す。図10(c)に示すように、商品ページには、商品名60、商品画像61、食べたボタン62、食べたいボタン63、注文ボタン64、みんなのフォトボタン65が配置される。無線端末6のユーザは、操作部への操作により商品ページに配置されたボタンを選択することで、選択されたボタンに応じた要求が投稿アプリによって無線LANアクセスポイント1へ送信される。
例えば、食べたボタン62が選択されると、無線端末6から投稿要求として体験投稿要求が送信され、食べたいボタン63が選択されると、無線端末6から投稿要求として願望投稿要求が送信される。また、注文ボタン64が選択されると、無線端末6から注文要求が送信され、みんなのフォトボタン65が選択されると、無線端末6から情報提供要求として投稿フォト要求が送信される。なお、これらの要求には、例えば、他の要求と同様に無線端末6の端末IDが含まれ、さらに、商品ページに表示される商品の商品IDが含まれる。
ステップS34において情報提供要求が商品情報要求ではないと判定した場合(ステップS34;No)、受信処理部32は、情報提供要求がマイページ要求であるか否かを判定する(ステップS36)。かかる処理において、情報提供要求がマイページ要求であると判定された場合(ステップS36;Yes)、送信処理部31は、DB22に記憶されたユーザ情報テーブル、端末情報テーブルおよび投稿情報テーブル等に基づいて要求にかかるマイページの情報を取得し、取得した情報を要求元の無線端末6へ送信する(ステップS37)。無線端末6の投稿アプリは、無線端末6の表示部にマイページを表示する。
図10(d)は、無線端末6におけるマイページの表示例を示す。マイページは、無線端末6のユーザの来店履歴や投稿履歴などを表示するページである。図10(d)に示す例では、マイページには、前回来店履歴、食べた料理の情報、食べたい料理の情報などが表示されるが、リンクボタン66を操作することで、ユーザ自身が投稿した写真等の投稿情報を表示することもできる。
ステップS36において情報提供要求がマイページ要求ではないと判定した場合(ステップS36;No)、受信処理部32は、情報提供要求がクーポン要求であるか否かを判定する(ステップS38)。かかる処理において、情報提供要求がクーポン要求であると判定された場合(ステップS38;Yes)、送信処理部31は、DB22に記憶された商品情報テーブル等に基づき要求にかかるクーポンの情報を取得し、取得した情報を要求元の無線端末6へ送信する(ステップS39)。
送信処理部31は、例えば、要求元の無線端末6のユーザに対応するユーザIDに基づき、DB22に記憶されたユーザ情報テーブルや投稿情報テーブルから、ユーザの嗜好に応じた商品のクーポンを選択するようにすることもできる。例えば、送信処理部31は、ユーザが食べたいボタン63を選択した商品のクーポンを選択する。この場合、無線端末6の表示部には、クーポン情報として、例えば、図11(a)に示すようなクーポン情報が表示される。図11(a)は、無線端末6におけるクーポン情報の表示例を示す。クーポン情報には注文ボタン67が配置されており、かかる注文ボタン67が選択されると、無線端末6の投稿アプリは、無線LANアクセスポイント1へ注文要求を送信する。
ステップS38において情報提供要求がクーポン要求ではないと判定された場合(ステップS38;No)、送信処理部31は、情報提供要求に応じた情報を無線端末6へ送信する(ステップS40)。例えば、情報提供要求がメッセージ要求である場合、送信処理部31は、図11(b)に示すようなメッセージページの情報をDB22から取得して無線端末6へ送信する。かかるメッセージページに対して無線端末6のユーザは、メッセージ入力欄71にメッセージを入力し、送信ボタン72を選択することで、ユーザのメッセージが制御部21によってDB22に記憶される。
また、情報提供要求が投稿フォト要求である場合、送信処理部31は、投稿フォト要求に含まれる商品IDの投稿情報として、DB22の投稿情報テーブルから投稿種別「1」の投稿情報を取得し、無線端末6へ送信する。これにより、無線端末6のユーザは、投稿された商品画像を一覧表示することができる。また、情報提供要求がDB22に蓄積された商品に関する願望投稿や体験投稿などをそれぞれ種別毎に指定して無線端末6から要求することができ、送信処理部31は、指定された種別の投稿情報を無線端末6に送信することができる。
ステップS31、S33、S35、S37、S39、S40の処理を終了すると、制御部21は、情報提供処理を終了する。
[6.作用(投稿処理)]
次に、図7に示すステップS18の投稿処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における投稿処理のフローチャートである。
次に、図7に示すステップS18の投稿処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における投稿処理のフローチャートである。
図12に示すように、投稿処理を開始すると、受信処理部32は、無線端末6から受信した投稿要求が写真投稿要求であるか否かを判定する(ステップS50)。
ここで、写真投稿要求について説明する。図10(a)に示すようなポータルページの情報が無線端末6の表示部に表示されている状態で、無線端末6のユーザがフォトボタン51を選択すると、投稿アプリによって、無線端末6の撮像部が起動され、図13(a)に示すように、撮像可能な状態になる。この状態で、ユーザが撮像ボタン80を選択すると、投稿アプリによって、図13(b)に示すように、撮像部によって撮像された画像(撮像画像)81、コメント欄82および投稿ボタン83が配置された投稿ページが無線端末6の表示部に表示される。
投稿ページが表示されている状態で、無線端末6のユーザが、コメント欄82にコメントを入力し、投稿ボタン83を選択すると、撮像画像81のデータ(撮像画像データ)と、コメント欄82に入力されたコメントとを含む写真投稿要求が、無線端末6の投稿アプリによって、無線LANアクセスポイント1へ送信される。
ステップS50において投稿要求が写真投稿要求であると判定すると(ステップS50;Yes)、制御部21は、写真投稿処理を実行する(ステップS51)。かかる写真投稿処理は、図14に示すステップS61〜S63に示す処理であり、後で詳述する。
ステップS50において、投稿要求が写真投稿要求ではないと判定すると(ステップS50;No)、制御部21は、その他の投稿処理を実行する(ステップS52)。例えば、投稿要求が体験投稿要求である場合、制御部21は、新たに投稿IDを生成し、かかる投稿IDに要求元の端末ID、体験投稿要求を受け付けた日時、体験投稿要求に含まれる商品ID、投稿種別「4」の情報を関連付けてDB22の投稿情報テーブルに設定する。
同様に、投稿要求が願望投稿要求である場合、制御部21は、新たに投稿IDを生成し、かかる投稿IDに要求元の端末ID、願望投稿要求に含まれる商品ID、投稿種別「3」の情報とを関連付けてDB22の投稿情報テーブルに設定する。また、投稿要求がコメント投稿要求である場合、制御部21は、新たに投稿IDを生成し、かかる投稿IDに要求元の端末ID、コメント投稿要求に含まれる商品ID、投稿種別「2」の情報とを関連付けてDB22の投稿情報テーブルに設定する。なお、コメント投稿要求は、他のユーザが投稿した写真投稿に対するコメントを登録するための要求であり、他のユーザが投稿した写真投稿の情報を表示するページから他のユーザが無線端末6を操作することで、写真投稿に対するコメント投稿要求が無線端末6から無線LANアクセスポイント1へ送信される。
[7.作用(写真投稿処理)]
次に、図12に示すステップS51の写真投稿処理の手順について説明する。図14は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における写真投稿処理のフローチャートである。
次に、図12に示すステップS51の写真投稿処理の手順について説明する。図14は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における写真投稿処理のフローチャートである。
図14に示すように、写真投稿処理を開始すると、受信処理部32は、写真投稿要求に含まれる撮像画像データに基づき、この撮像画像データに対応する商品名を特定する(ステップS61)。例えば、受信処理部32は、撮像画像データを画像解析することによって、撮像画像に対する画像認識を行い、写真投稿要求に対応する商品名を特定する。この場合、予め商品毎の基準画像データをDB22に記憶しておき、これらの基準画像データのうち撮像画像データとの一致度が最も高い基準画像データに対応する商品の商品名を、特定する商品名とすることができる。撮像画像データの画像解析は、通信ネットワーク3に接続された画像解析サーバなどによって行うこともできる。この場合、例えば、制御部21は、無線端末6から送信される撮像画像データを画像解析サーバへ送信し、画像解析サーバにおいて写真投稿要求に対応する商品名を特定する。
なお、基準画像データに加え、さらに、無線端末6のユーザの行動を考慮して撮像画像の商品名を特定するようにしてもよい。例えば、無線端末6のユーザが無線LANアクセスポイント1の通信エリアに進入した後にメニューページで選択した商品や食べたいボタン63を選択した商品などをユーザ嗜好商品としてDB22から取得し、かかるユーザ嗜好商品を優先して撮像画像の商品名を特定することもできる。例えば、受信処理部32は、撮像画像データとの一致度が高い基準画像データが複数存在する場合、ユーザ嗜好商品を優先して撮像画像の商品名を特定する。
続いて、受信処理部32は、新たに投稿IDを生成し、かかる投稿IDに、写真投稿要求に含まれる撮像画像データ、この撮像画像データに対応する商品の商品ID、投稿日時、投稿種別「1」の情報を関連付けてDB22の投稿情報テーブルを更新する(ステップS62)。
続いて、アップロード部33は、投稿サーバ4へのアップロード処理を実行し(ステップS63)。具体的には、アップロード部33は、無線LANアクセスポイント1の設置空間の情報をDB22から読み出し、かかる設置空間の情報と、写真投稿要求に含まれる撮像画像データと、ステップS61で特定した商品名とを含む投稿情報を投稿サーバ4へ送信する。アップロード部33は、写真投稿要求を行ったユーザのユーザIDに対応するログイン名およびパスワードをDB22のユーザ情報テーブルから読み出し、かかる情報によって投稿サーバ4へアクセスすることによって投稿情報の送信を行う。
なお、アップロード部33は、設置空間の情報として、例えば、商業空間の名称(例えば、「○△☆カフェ」などの店舗名)をDB22から読み出し、かかる情報を含む投稿情報を投稿サーバ4へ送信することができる。これによりユーザによる入力作業の一部を省くことができ、また、一度の投稿で異なる投稿先へ投稿することが可能となる。
また、アップロード部33は、商業空間の広告情報や商業空間ポータルのアドレス(例えば、店舗ページのURL)をDB22から読み出し、かかる情報を含む投稿情報を投稿サーバ4へ送信することもできる。これにより、商業空間の広告を投稿サーバ4に投稿することができる。
このように、無線端末6からの写真投稿要求に対し、無線LANアクセスポイント1の制御部21は、DB22に投稿情報の登録(以下、ローカル投稿登録と記載する)を行い、さらに、投稿サーバ4に対する投稿情報の登録(以下、サーバ投稿登録と記載する)を行う。したがって、無線端末6のユーザは、一度の手続によって投稿情報を複数の投稿サービスに登録することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
また、上述においては、ローカル投稿登録とサーバ投稿登録とを共に行うようにしたが、無線LANアクセスポイント1に対する無線端末6のユーザからの設定によって、いずれか一方のみを登録することもできる。また、無線LANアクセスポイント1の制御部21は、無線端末6からの写真投稿要求に対し、これらの複数の投稿登録のうちいずれを選択するかを要求し、かかる要求に対する無線端末6からの応答に基づいて、一方のみを登録することもできる。
なお、アップロード部33は、写真投稿に対してローカル投稿登録が行われた後、かかる写真投稿に対するコメント投稿要求が複数あった場合に、サーバ投稿登録を行うようにすることもできる。また、アップロード部33は、写真投稿要求に複数の撮像画像データが含まれる場合には、一つの撮像画像データを選択して投稿サーバ4にアップロードすることもできる。この場合、アップロード部33は、例えば、最も画像が鮮明な撮像画像データや最後に撮像された撮像画像データを投稿サーバ4にアップロードする。
[8.作用(注文処理)]
次に、図7に示すステップS22の注文処理の手順について説明する。図15は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における注文処理のフローチャートである。
次に、図7に示すステップS22の注文処理の手順について説明する。図15は、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1における注文処理のフローチャートである。
図15に示すように、注文処理を開始すると、決済処理部34は、注文要求を行った無線端末6のユーザの決済口座が設定されているか否かを示す決済情報を決済サーバ5から取得する(ステップS71)。
続いて、決済処理部34は、決済サーバ5から取得した決済情報に基づいて、無線端末6が送信した注文情報に対する決済が可能であるか否かを判定する(ステップS72)。かかる処理において、決済サーバ5から取得した決済情報が決済済みである旨の決済情報である場合には、決済可能であると判定して(ステップS72;Yes)、決済処理部34は、無線端末6が送信した注文情報を確定する(ステップS73)。
決済処理部34によって注文情報を確定すると、送信処理部31は、無線端末6が送信された注文情報を無線LAN通信部10を介して店舗端末2へ送信する(ステップS74)。なお、送信処理部31は、DB22に記憶された端末情報テーブルから注文要求を行った無線端末6のユーザが着席しているテーブル番号を取得し、かかるテーブル番号も店舗端末2へ送信する。これにより、店舗側は注文を行ったユーザを容易に特定することができる。
一方、決済サーバ5から取得した決済情報が決済不可である旨の決済情報である場合には、決済可能でないと判定して(ステップS72;No)、決済処理部34は、注文要求を行った無線端末6に対して注文ができない旨のページを送信する(ステップS75)。
なお、ここでは、決済処理部34は、実際に決済処理を行った場合に、決済処理ができると判定するが、例えば、決済口座がある場合に決済処理ができると判定することもできる。また、ここでは、決済処理部34は、決済処理が行えるかどうかを決済口座の有無に基づいて判断するが、その他の情報に基づいて決済処理が行えるかどうかを判定することもできる。例えば、決済処理部34は、個人認証ができるか否かに基づいて決済処理が行えるかどうかを判定することができる。
また、注文の確定を決済処理ができることを条件としたが、これに限定されるものではなく、制御部21は、例えば、決済を行うことなく、注文のみ受け付けるようにすることもできる。この場合、制御部21は、例えば、ステップS74の処理のみを行うことになる。
[9.変形例]
上述の実施形態では、無線LAN通信部10が一つである無線LANアクセスポイント1の例を説明したが、無線LAN通信部10を複数設けるようにしてもよい。図16は、無線LAN通信部を複数備える無線LANアクセスポイントの構成例を示す図である。図16に示す無線LANアクセスポイント1Aは、複数の無線LAN通信部10a〜10cを備え、これらの無線LAN通信部10a〜10cは、無線LAN通信部10と同様に、サーバ部20の制御部21によって制御される。
上述の実施形態では、無線LAN通信部10が一つである無線LANアクセスポイント1の例を説明したが、無線LAN通信部10を複数設けるようにしてもよい。図16は、無線LAN通信部を複数備える無線LANアクセスポイントの構成例を示す図である。図16に示す無線LANアクセスポイント1Aは、複数の無線LAN通信部10a〜10cを備え、これらの無線LAN通信部10a〜10cは、無線LAN通信部10と同様に、サーバ部20の制御部21によって制御される。
複数の無線LAN通信部10a〜10cは、互いに異なる通信エリアを有するように配置することで、各無線LAN通信部10a〜10cの通信エリア毎に異なる発信情報を無線端末6に提供することができる。図17に示す例では、売り場A〜売り場Cの空間に対してそれぞれ無線LAN通信部10a〜10cの通信エリアが割り当てれる。図17は、実施形態に係る情報処理システムの他の構成図である。
かかる設置状況において、制御部21は、それぞれの売り場A〜売り場Cに応じた投稿サービスを無線端末6に提供することができるため、例えば、複合商業施設に無線LANアクセスポイント1Aを配置することで、複合商業施設内の各店舗に応じた投稿サービスを無線端末6に提供できる。
また、大規模な家電量販店で、白物家電の売り場、オーディオ機器の売り場、パーソナルコンピュータの売り場などのように、それぞれの売り場に無線LAN通信部10a〜10cを設置することによって、それぞれの売り場に対して個別に投稿サービスを無線端末6に提供できる。
なお、図16に示す例では、無線LAN通信部10a〜10cと、通信処理部12およびサーバ部20とを別体で構成し、これらは互いに有線または無線で通信することができるように構成される。
[10.効果]
上述してきたように、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、サーバ部20が、無線LAN通信部10、10a〜10cを介して無線端末6に情報を提供する。かかるサーバ部20では、DB22(記憶手段の一例に相当)が、無線LAN通信部10、10a〜10cの設置場所に関する情報を記憶し、送信処理部31(送信処理手段の一例に相当)が、無線端末6から無線LAN通信部10、10a〜10cを介して情報提供の要求があるとDB22から要求に応じた情報を取得し、無線LAN通信部10、10a〜10cを介して要求元の無線端末6へ送信し、受信処理部32(受信処理手段の一例に相当)が、無線端末6から無線LAN通信部10、10a〜10cを介して送信される投稿情報を設置場所に関する情報としてDB22に記憶する。
上述してきたように、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、サーバ部20が、無線LAN通信部10、10a〜10cを介して無線端末6に情報を提供する。かかるサーバ部20では、DB22(記憶手段の一例に相当)が、無線LAN通信部10、10a〜10cの設置場所に関する情報を記憶し、送信処理部31(送信処理手段の一例に相当)が、無線端末6から無線LAN通信部10、10a〜10cを介して情報提供の要求があるとDB22から要求に応じた情報を取得し、無線LAN通信部10、10a〜10cを介して要求元の無線端末6へ送信し、受信処理部32(受信処理手段の一例に相当)が、無線端末6から無線LAN通信部10、10a〜10cを介して送信される投稿情報を設置場所に関する情報としてDB22に記憶する。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、LAN側とWAN側との間の中継機能に加え、投稿サービスを提供することができ、無線LAN通信部10、10a〜10cの設置空間における価値を向上できる。例えば、無線LANアクセスポイント1、1Aを店舗に設置した場合、ユーザから投稿される情報は店舗の利用者であるため、投稿情報の信頼性を向上させることができる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、受信処理部32が、投稿情報を無線LANアクセスポイント1、1Aの設置場所に関する情報の種別に応じて分類してDB22に記憶し、送信処理部31が、情報提供の要求によって指定された種別の投稿情報をDB22から取得して無線LAN通信部10、10a〜10cを介して要求元の無線端末6へ送信する。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、バラエティに富んだ投稿サービスを提供することが可能となる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、受信処理部32が、投稿情報が撮像画像の情報である場合、撮像画像に対する画像認識の処理を行い、当該処理の結果に基づく情報を撮像画像に関連付けてDB22に記憶する。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、無線端末6のユーザによる投稿作業の容易化を図ることができ、ユーザの利便性を高めることができる。例えば、無線LANアクセスポイント1、1Aの設置場所で提供されている商品やサービスの名称を撮像画像から特定することで、ユーザが商品やサービスの名称を入力する手間を省くことができる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、アップロード部33が、無線LANアクセスポイント1、1Aの設置場所の情報を端末に提供する投稿サーバ4(外部サーバの一例に相当)に対してDB22に記憶された投稿情報をアップロードする。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、無線端末6から投稿サーバ4への投稿情報を一旦DB22に記憶することになるため、無線端末6からの投稿情報の送信処理を高速に行うことができる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、送信処理部31が、無線端末6から無線LAN通信部10、10a〜10cを介して投稿履歴の送信要求があると、DB22から送信要求を行った無線端末6からの投稿情報の履歴を取得し、無線LAN通信部10、10a〜10cを介して要求元の無線端末6へ送信する。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、無線端末6のユーザは、自身が投稿した情報を取得することができることから、以前の行動を参考にすることができる。例えば、前回の来店時に投稿した情報を参考にして今回の来店時の行動を決定することができる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、無線LAN通信部10、10a〜10cが、サービスまたは商品を提供する店舗に設置され、受信処理部32が、無線LAN通信部10、10a〜10cが設置される店舗に対し無線LAN通信部10、10a〜10cを介して無線端末6から送信される注文情報を受け付け、送信処理部31が、受信処理部32によって受け付けられた注文情報を店舗端末2へ送信する。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、無線端末6のユーザは、無線端末6を用いて容易に商品やサービスの注文を行うことができる。そのため、店舗側の業務を低減することができ、しかも、ユーザ側は店員がつかまらない場合や店舗側に催促されることによるイライラを解消することができる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、決済処理部34(決済情報処理手段の一例に相当)が、無線端末6のユーザに関する決済情報を取得し、受信処理部32が、決済処理部34によって取得した決済情報に基づいて、無線端末6が送信した注文情報に対する決済が可能であるか否かを判定し、決済が可能であると判定した場合に注文情報を受け付ける。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、決済が可能な場合に注文を受け付けることから、店舗側は安心して商品やサービスを提供することができる。
また、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aは、受信処理部32が、店舗内の所定位置に設けられ、かつ、固有識別情報を無線で送信可能な記憶媒体の固有識別情報を、無線端末6から取得した場合に、無線端末6から送信される注文情報を受け付ける。
これにより、実施形態に係る無線LANアクセスポイント1、1Aでは、店舗側は注文を行ったユーザを容易に特定することができる。
[11.その他]
上述の実施形態では、無線LANアクセスポイント1、1Aは店舗やイベント会場などの商業空間に設置されるものとして説明したが、かかる設置状態に限定されるものではない。すなわち、無線LAN通信部10、10a〜10cが商業空間に設置されればよく、例えば、サーバ部20は、通信ネットワーク3を介して商業空間外に設置されるようにしてもよい。
上述の実施形態では、無線LANアクセスポイント1、1Aは店舗やイベント会場などの商業空間に設置されるものとして説明したが、かかる設置状態に限定されるものではない。すなわち、無線LAN通信部10、10a〜10cが商業空間に設置されればよく、例えば、サーバ部20は、通信ネットワーク3を介して商業空間外に設置されるようにしてもよい。
また、複数の無線端末6を所持するユーザの場合、制御部21は、複数の無線端末6の端末IDに対して同一のユーザIDを割り当てることもできる。例えば、複数の無線端末6から共に同一の「ログイン名」および「パスワード」の設定要求があった場合、制御部21は、これらの無線端末6の端末IDを同一のユーザIDに割り当てる。
複数の無線端末6の端末IDに対して同一のユーザIDを割り当てた場合、送信処理部31は、一方の無線端末6のみに通知情報を通知するようにすることができる。このようにすることで、同一の通知情報が通知されることを防止することができ、ユーザに不快感を与えることを抑制することができる。
また、複数の無線端末6の端末IDに対して同一のユーザIDを割り当てた場合、送信処理部31は、複数の無線端末6に対してそれぞれ異なる通知情報を通知することもできる。このようにすることで、ユーザに通知する情報量を増加させることができると共に、ユーザに不快感を与えることを抑制することができる。
また、上述した実施形態では、無線LANアクセスポイント1から通知情報を送信し、かかる通知情報に基づいて投稿アプリを起動することにしたが、ユーザが予め投稿アプリを起動している場合であっても同様に無線端末6のユーザは投稿サービスを利用することができる。
また、上述した実施形態では、無線LANアクセスポイント1は、投稿サーバ4へ投稿情報を送信するようにしたが、無線端末6のユーザが指定または予め設定したストレージサーバやメールサーバに投稿情報を送信することもできる。
また、上述した実施形態では、無線LANアクセスポイント1による投稿サービスを通信エリア内に存在する無線端末6から利用する場合の処理について説明したが、投稿情報の閲覧を通信ネットワーク3に接続された端末から通信ネットワーク3を介して行えるようにしてもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1、1A 無線LANアクセスポイント
2 店舗端末
3 通信ネットワーク
4 投稿サーバ
5 決済サーバ
61〜6n、6、 無線端末
10、10a〜10c 無線LAN通信部
11 WAN通信部
12 通信処理部
20 サーバ部
21 制御部
22 データベース(DB)
31 送信処理部
32 受信処理部
33 アップロード部
34 決済処理部
2 店舗端末
3 通信ネットワーク
4 投稿サーバ
5 決済サーバ
61〜6n、6、 無線端末
10、10a〜10c 無線LAN通信部
11 WAN通信部
12 通信処理部
20 サーバ部
21 制御部
22 データベース(DB)
31 送信処理部
32 受信処理部
33 アップロード部
34 決済処理部
Claims (9)
- 無線LAN通信部と、
前記無線LAN通信部を介して無線端末に情報を提供するサーバ部と、を備え、
前記サーバ部は、
前記無線LAN通信部の設置場所に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して情報提供の要求があると、前記記憶手段から要求に応じた情報を取得し、前記無線LAN通信部を介して要求元の前記無線端末へ送信する送信処理手段と、
前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して送信される投稿情報を前記設置場所に関する情報として前記記憶手段に記憶する受信処理手段と
を備えることを特徴とする無線LANアクセスポイント。 - 前記受信処理手段は、
前記投稿情報を前記設置場所に関する情報の種別に応じて分類して前記記憶手段に記憶し、
前記送信処理手段は、
前記情報提供の要求によって指定された種別の投稿情報を前記記憶手段から取得して前記無線LAN通信部を介して要求元の前記無線端末へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線LANアクセスポイント。 - 前記受信処理手段は、
前記投稿情報が撮像画像の情報である場合、前記撮像画像に対する画像認識の処理を行い、当該処理の結果に基づく情報を前記撮像画像に関連付けて前記記憶手段に記憶する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線LANアクセスポイント。 - 前記設置場所の情報を端末に提供する外部サーバに対して前記記憶手段に記憶された前記投稿情報をアップロードするアップロード手段を備える
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。 - 前記送信処理手段は、
前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して投稿履歴の送信要求があると、前記記憶手段から前記送信要求を行った無線端末からの投稿情報の履歴を取得し、前記無線LAN通信部を介して要求元の前記無線端末へ送信する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。 - 前記無線LAN通信部は、サービスまたは商品を提供する店舗に設置され、
前記受信処理手段は、
前記無線LAN通信部が設置される店舗に対し前記無線LAN通信部を介して前記無線端末から送信される注文情報を受け付け、
前記送信処理手段は、
前記受信処理手段によって受け付けられた注文情報を店舗端末へ送信する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。 - 前記無線端末のユーザに関する決済情報を取得する決済情報取得手段を備え、
前記受信処理手段は、
前記決済情報取得手段によって取得した決済情報に基づいて、前記無線端末が送信した注文情報に対する決済が可能であるか否かを判定し、前記決済が可能であると判定した場合に前記注文情報を受け付ける
ことを特徴とする請求項6に記載の無線LANアクセスポイント。 - 前記受信処理手段は、
前記店舗内の所定位置に設けられ、かつ、固有識別情報を無線で送信可能な記憶媒体の前記固有識別情報を、前記無線端末から取得した場合に、前記無線端末から送信される注文情報を受け付ける
ことを特徴とする請求項6または7に記載の無線LANアクセスポイント。 - 無線LAN通信部と、前記無線LAN通信部を介して無線端末に情報を提供するサーバ部とを備える無線LANアクセスポイントにおける情報処理方法であって、
前記サーバ部は、前記無線LAN通信部の設置場所に関する情報を記憶する記憶手段を備えており、
前記サーバ部は、前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して情報提供の要求があると、前記記憶手段から要求に応じた情報を取得し、前記無線LAN通信部を介して要求元の前記無線端末へ送信し、
前記サーバ部は、前記無線端末から前記無線LAN通信部を介して送信される投稿情報を前記設置場所に関する情報として前記記憶手段に記憶する
ことを特徴とする情報処理方法。
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