JP2013253583A - ドレンポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】低揚程の場合であっても、ポンプローターに起因した水掻き音の音圧レベルを低減することができること。
【解決手段】ポンプローター11は、環状の多孔質体20と、環状の多孔質体20を支持する支持体12とを含んで構成され、多孔質体20が、回転中、ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、その流体に遠心力を付与するもの。
【選択図】図1
【解決手段】ポンプローター11は、環状の多孔質体20と、環状の多孔質体20を支持する支持体12とを含んで構成され、多孔質体20が、回転中、ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、その流体に遠心力を付与するもの。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポンプローターを有するドレンポンプに関する。
空調機器においては、ドレンパンに溜まった水等を外部に排出するドレンポンプが設けられている。ドレンポンプは、例えば、特許文献1または図6(A)および(B)にも示されるように、吸入口1aを形成する吸入管を中央部下端に有するロアハウジング1と、ロアハウジング1のインペラ収容室内に回動可能に配されるインペラ(回転羽根)2と、ロアハウジング1の内周部とともにインペラ収容室(ポンプ室)を形成するアッパハウジング4と、アッパハウジング4に支持されインペラ2を駆動する駆動用モータ6とを主な要素として含んで構成されている。
ロアハウジング1の内周部は、吸入口1aを中心として漏斗状に広がるように形成されている。吸入口1aには、一端がドレンパンに配されるドレンホースの他端が接続されている。また、ロアハウジング1の側壁には、吸入口1aの中心軸線に直交する方向に沿って吐出口部が延びている。吐出口部は、ロアハウジング1のインペラ収容室に連通する小径部1bおよび大径部1cから構成されている。アッパハウジング4の下端に形成される円筒状部は、Oリング5を介してロアハウジング1における上端部の開口端に接続されている。アッパハウジング4における円筒状部の平坦部の中央部には、駆動用モータ6の出力軸6Sを回動可能に支持する軸受部4Bが平坦部の貫通孔に対向して形成されている。駆動用モータ6の出力軸6Sの回転数は、吐出流量に応じて図示が省略される制御基板により制御される。上述の平坦部の貫通孔は、インペラ収容室に連通している。
インペラ2は、図6(A)に示されるように、吸入口1a内に挿入される軸部を下端に有する円錐台状部と、円錐台状部に一体に形成される複数の羽根2W1〜2W8とから構成されている。
円錐台状部の中央部の貫通孔2aには、駆動用モータ6の出力軸6Sが接続されるハブ部材8が配されている。ハブ部材8は、その円周方向に沿って均等間隔で4箇所に設けられる連結片2R1〜2R4により貫通孔2aの周縁に連結されている。矢印の示す方向に沿って吸入口1aから吸い込まれた流体を回転させる複数の羽根2W1〜2W8は、それぞれ、円錐台状部の円周方向に沿って均等間隔で設けられている。これにより、駆動用モータ6が作動状態の場合、吸入口1aから吸い込まれた流体は、回動される複数の羽根2W1〜2W8による遠心力により、ロアハウジング1の内周部およびアッパハウジング4の下端の内周部に導かれ、小径部1bおよび大径部1cを通じて吐出される。
斯かる構成において、インペラ2が回動される場合、例えば、ドレンポンプが高揚程となり、吐出量が減少するとき、吸入口1aから吸い込まれる流体に対し吐出口部側からの高い背圧が作用するので吸い込まれた流体に含まれる空気層が貫通孔2aの真上であって羽根2W1〜2W8よりも内側となるインペラ2のハブ部材8近傍に滞留せしめられる。
一方、インペラ2が回動される場合、例えば、ドレンポンプが低揚程となり、吐出量が増大するとき、吸入口1aから吸い込まれる流体に対し吐出口部側からの背圧が、高揚程のときに比べて小となるので図6(A)および(B)に示されるように、吸い込まれた流体に含まれる空気層が貫通孔2aの真上位置から上方に向けて末広がりとなる。これにより、空気層が羽根2W1〜2W8の内周縁まで侵入することとなる。
上述したようにドレンポンプにおいて、ドレンポンプが低揚程となるとき、空気層が羽根2W1〜2W8の内周縁まで侵入するので空気層と流体の液体層とが混じり合い、気泡が羽根2W1〜2W8の周縁に発生する場合がある。このような場合、所謂、羽根2W1〜2W8による水掻き音は、ドレンポンプが高揚程となるときに比べて大きくなるという問題を伴う。ドレンポンプにおける作動において、吐出量を確保するために揚程が低揚程に設定される場合、この問題が商品価値として弊害となるので水掻き音の音圧レベルを低減することが要望される。
以上の問題点を考慮し、本発明は、ポンプローターを有するドレンポンプであって、低揚程の場合であっても、ポンプローターに起因した水掻き音の音圧レベルを低減することができるドレンポンプを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るドレンポンプは、吸入口および吐出口を有するポンプハウジングと、ポンプハウジングにおけるローター収容室内に回動可能に配され、回転駆動手段により回動されるとき、吸入口を通じて導入されたローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、流体に遠心力を付与するポンプローターと、を備えて構成される。
本発明に係るドレンポンプによれば、ポンプローターが、回転駆動手段により回動されるとき、吸入口を通じて導入されたローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、流体に遠心力を付与することにより、ローター収容室内の液体層および空気層が撹拌されないので低揚程の場合であっても、ポンプローターに起因した水掻き音の音圧レベルを低減することができる。
図1(A)および(B)は、それぞれ、本発明に係るドレンポンプの一例の構成を示す。
図1(A)において、ドレンポンプは、吸入口10aを形成する吸入管を中央部下端に有するロアハウジング10と、ロアハウジング10内に回動可能に配されるポンプローター11と、ロアハウジング10の内周部とともにローター収容室を形成するアッパハウジング14と、アッパハウジング14に配されポンプローター11を駆動する駆動用モータ16とを主な要素として含んで構成されている。
ロアハウジング10の吸入口10aは、例えば、一端がドレンパンに配されるドレンホース(不図示)の他端に接続される。
ロアハウジング10の内周部は、吸入口10aを中心として漏斗状に広がるように形成されている。また、ロアハウジング10の側壁には、吸入口10aの中心軸線に直交する方向に沿って吐出口部が延びている。吐出口部は、ロアハウジング1のローター収容室に連通する小径部10bおよび大径部10cから構成されている。
アッパハウジング14の下端に形成される円筒状部は、Oリング18を介してロアハウジング10における上端部の開口端に接続されている。アッパハウジング14における円筒状部の平坦部14Wの中央部には、駆動用モータ16の出力軸16Sを回動可能に支持する軸受部14Bが貫通孔14aに対向して形成されている。軸受部14Bは、駆動用モータ16の出力軸16Sの中心軸線と共通の軸線上に配されている。ローター収容室内に連通している貫通孔14aには、出力軸16Sおよび後述するポンプローターのハブ部材22が挿入されている。なお、軸受部14Bは、内側に出力軸16Sの外周部を密封するシール部材を備えている。平坦部14Wの周縁には、環状の突起部14fがローター収容室に向けて突出するように形成されている。突起部14fは、小径部10bの開口端に向かい合う位置まで延びている。従って、ポンプハウジングが、ロアハウジング10およびアッパハウジング14により形成されることとなる。
駆動用モータ16は、例えば、扁平型のDCブラシレスモータとされ、アッパハウジング14の上部に支持されている。また、駆動用モータ16の出力軸16Sの回転数は、吐出流量に応じて図示が省略される制御基板により制御される。なお、駆動用モータ16は、斯かる例に限られることなく、回転数制御可能なACモータ、例えば、エンコーダ付きの隈取モータであってもよい。
ポンプローター11は、環状の多孔質体20と、環状の多孔質体20を支持する支持体12とを含んで構成されている。
貫通孔20aを中央部に有する多孔質体20は、例えば、ポリウレタン、ウレタン、シリコン、ゴム(NBR)等で海綿状に作られ、約40mm以上42mm以下程度の直径を有している。多孔質体20の微細な空孔は、所定の空孔率および平均径を有している。空孔率は、例えば、25mm角あたり約5個〜100個程度される。また、空孔の平均径は、例えば、約250〜5000(μm)程度とされる。このような構成により、多孔質体20は、後述するように、回転中、ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、その流体に遠心力を付与するものとされる。
支持体12は、例えば、樹脂材料で成形され、上述の多孔質体20を支持する円錐台状部12Aを有している。円錐台状部12Aは、吸入口10a内に挿入される軸部12Bを下端に有している。多孔質体20は、例えば、接着剤により円錐台状部12Aの支持面部に固定されている。なお、多孔質体20は、円錐台状部12Aの支持面部に接着されているが、斯かる例に限られることなく、多孔質体20および支持体12が、例えば、二色成形で一体とされてもよい。
多孔質体20の貫通孔20aに連通する円錐台状部12Aの中央部の貫通孔12aには、駆動用モータ16の出力軸16Sが接続されるハブ部材22が配されている。ハブ部材22は、連結片12R1〜12R4により貫通孔12aの周縁に連結されている。連結片12R1〜12R4は、それぞれ、その円周方向に沿って均等間隔で4箇所に分岐し軸部12Bの端部に一体成形されている。これにより、駆動用モータ16が作動状態の場合、回動されるポンプローター11による遠心力Fにより、矢印の示す方向に沿って吸入口10aから吸い込まれた流体は、ロアハウジング10の内周部およびアッパハウジング14の下端の内周部に導かれ、小径部10bおよび大径部10cを通じて矢印の示す方向に沿って外部に吐出される。なお、駆動用モータ16によるポンプローター11の回転方向は、時計回り方向または反時計回り方向のいずれの方向であってもよい。
斯かる構成において、駆動用モータ16の出力軸の回転数が制御されることより、ポンプローター11の回転数が制御される場合、例えば、吐出量が約400cc/min程度の低揚程のとき、図1(A)に示されるように、吸入口10aおよび貫通孔12aを通じて吸い込まれた流体である環状の液体層の内側に空気層が形成される。その空気層は、例えば、図1(A)および(B)に二点鎖線で示されるように、アッパハウジング14の平坦部14Wに向けて多孔質体20の貫通孔20aおよび支持体12の貫通孔12aの直径よりも大きく末広がりに形成される。図6(A)および(B)に示されるような、上述した従来のドレンポンプにおいては、水掻き音の原因となる気泡が流体内に発生することとなるのに対し、一方、図1(A)に示される例においては、回動されるポンプローター11における多孔質体20は、毛細管現象により液体および気泡を内部に閉じ込めるとともに、液体に遠心力Fを付与することとなる。
これにより、ローター収容室内の液体は、遠心力Fにより、ロアハウジング10の内周部およびアッパハウジング14の下端の内周部に導かれ、小径部10bおよび大径部10cを通じて矢印の示す方向に沿って外部に吐出される。従って、ローター収容室内の液体層および空気層が撹拌されないのでポンプローター11に起因した水掻き音の音圧レベルが低減されることとなる。
これにより、ローター収容室内の液体は、遠心力Fにより、ロアハウジング10の内周部およびアッパハウジング14の下端の内周部に導かれ、小径部10bおよび大径部10cを通じて矢印の示す方向に沿って外部に吐出される。従って、ローター収容室内の液体層および空気層が撹拌されないのでポンプローター11に起因した水掻き音の音圧レベルが低減されることとなる。
図5は、本発明者により、音圧レベルの低減効果について検証された実験結果を示す。
斯かる実験は、本発明に係るドレンポンプの一例である図1(A)および(B)に示される一例(以下、ドレンポンプAともいう)と、比較例として図6(A)および(B)に示される従来のドレンポンプ(ドレンポンプBともいう)とが用いられて行われた。ドレンポンプAは、25mm角あたり50個の空孔を有し直径約41mmのポリウレタン製多孔質体20を備えるポンプローター11を含んで構成される。ドレンポンプBは、同様な直径を有するインペラ2を含んで構成される。即ち、ドレンポンプAおよびドレンポンプBにおけるポンプローター11、インペラ2を除き、ドレンポンプAおよびドレンポンプBにおけるその他の構造は、互いに同一とされる。
実験方法は、ドレンポンプAおよびドレンポンプBにそれぞれ所定の吐出量を吐出させ、ドレンポンプAおよびドレンポンプBの吐出口部に接続されるホースの一端の位置を変化させることによって揚程を変化させながら、吐出口部近傍から発生した音が、騒音計により測定されることにより、行われた。発生した音は、吐出口部から500mm程度離れた無響箱内の騒音計(小野測器(株)社製:LA5120 )により、A特性で測定された。その際、ドレンポンプAおよびドレンポンプBの吐出口部に接続されるホースの一端は、吐出口部の位置から上方へ0.1m高さの位置から徐々に1.125mの高さの位置まで上昇せしめられる。
図5は、縦軸に音圧レベル(dB)がとられ、横軸に揚程(mm)がとられ、ドレンポンプAにおける音圧レベルの変化を示す曲線L2、ドレンポンプBにおける音圧レベルの変化を示す曲線L1を示す。
実験の結果、曲線L2から明らかなように、全揚程において、ドレンポンプAにおける騒音の音圧レベルが、ドレンポンプBにおける騒音の音圧レベルに比して小となり、ドレンポンプAにおける騒音が改善されることが確認された。特に、図5におけるA部から明らかなように、例えば、曲線L2において、揚程が100mm〜500mmの範囲、即ち、低揚程の範囲において、ドレンポンプAにおける騒音の音圧レベルがドレンポンプBの音圧レベルに比して減少しているので低揚程のとき、ポンプローター11による騒音改善の効果があることが立証された。
ポンプローター11は、斯かる例に限られることなく、例えば、図2(A)および(B)、図3(A)および(B)、および、図4(A)および(B)に、それぞれ、示されるような、ポンプローターであってもよい。
図2(A)および(B)において、ポンプローター31は、プラスチック製繊維を円柱状に束ねた線状体30ai(i=1〜n.nは正の整数)と、複数の線状体30aiを支持する支持体32とを含んで構成されている。
線状体30aiは、円周方向に沿って所定の間隔で3重の同心円上に配列される。最も内側の同心円上に配される線状体30aiの数量は、例えば、最も外側の同心円上に配される線状体30aiの数量に比して1/4程度とされる。線状体30aiは、回転中、ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、その流体に遠心力を付与するものとされる。
支持体32は、例えば、樹脂材料で成形され、上述の複数の線状体30aiを支持する円錐台状部32Aを有している。円錐台状部32Aは、吸入口10a内に挿入される軸部32Bを下端に有している。線状体30aiの下端は、例えば、止め金具(不図示)により円錐台状部32Aの支持面部に形成される溝(不図示)に固定される。
最も内側の同心円上に配される線状体30aiの内側に連通する円錐台状部32Aの中央部の貫通孔32aには、駆動用モータ16の出力軸16Sが接続されるハブ部材34が配されている。ハブ部材34は、連結片32R1〜32R4により貫通孔32aの周縁に連結されている。連結片32R1〜32R4は、それぞれ、その円周方向に沿って均等間隔で4箇所に分岐し軸部32Bの端部に一体成形されている。
なお、図2(A)および(B)に示される例においては、隣接する線状体30aiが所定の相互間隔で分布するように配置されているが、斯かる例に限られることなく、例えば、隣接する線状体30aiが互いに隙間無く密に配列されているものでもよい。
図3(A)および(B)において、ポンプローター41は、複数の仕切片42Fi(i=1〜8)を円周方向に沿って均等間隔で有する支持体42と、隣接する仕切片42Fi相互間にそれぞれ配される複数の多孔質体40と、を含んで構成されている。
多孔質体40は、例えば、ポリウレタン、ウレタン、シリコン、ゴム(NBR)等で海綿状に作られている。多孔質体40の微細な空孔は、所定の空孔率および平均径を有している。空孔率は、例えば、25mm角あたり約5個〜100個程度される。また、空孔の平均径は、例えば、約250〜5000(μm)程度とされる。このような構成により、多孔質体40は、回転中、ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、その流体に遠心力を付与するものとされる。
支持体42は、例えば、樹脂材料で成形され、各多孔質体40を支持する円錐台状部42Aを有している。円錐台状部42Aは、吸入口10a内に挿入される軸部42Bを下端に有している。多孔質体40は、例えば、接着剤により円錐台状部42Aの支持面部における隣接する仕切片42Fi相互間に固定されている。なお、多孔質体40は、円錐台状部42Aの支持面部に接着されているが、斯かる例に限られることなく、多孔質体40および支持体42が、例えば、二色成形で一体とされてもよい。
多孔質体40の内周部40aに連通する円錐台状部42Aの中央部の貫通孔には、駆動用モータ16の出力軸16Sが接続されるハブ部材44が配されている。ハブ部材44は、連結片42R1〜42R4により貫通孔の周縁に連結されている。連結片42R1〜42R4は、それぞれ、その円周方向に沿って均等間隔で4箇所に分岐し軸部42Bの端部に一体成形されている。
図4(A)および(B)において、ポンプローター52は、複数のリブ52Li(i=1〜8)を円周方向に沿って均等間隔で有する円錐台状部52Aと、円錐台状部52Aの下端から吸入口10a内に突出する軸部52Bとから構成されている。
円錐台状部52Aおよび軸部52Bは、例えば、多孔質のプラスチック材料、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)で成形されている。円錐台状部52Aは、吸入口10a内に挿入される軸部52Bを下端に一体に有している。円錐台状部52Aは、回転中、ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、その流体に遠心力を付与するものとされる。
円錐台状部52Aの中央部の貫通孔52aには、駆動用モータ16の出力軸16Sが接続されるハブ部材54が配されている。ハブ部材54は、連結片52R1〜52R4により貫通孔52aの周縁に連結されている。連結片52R1〜52R4は、それぞれ、その円周方向に沿って均等間隔で4箇所に分岐し軸部52Bの端部に一体成形されている。
11,31,41,52 ポンプローター
12 支持体
20、40 多孔質体
12 支持体
20、40 多孔質体
Claims (4)
- 吸入口および吐出口を有するポンプハウジングと、
前記ポンプハウジングにおけるローター収容室内に回動可能に配され、回転駆動手段により回動されるとき、前記吸入口を通じて導入された該ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、該流体に遠心力を付与するポンプローターと、
を具備して構成されるドレンポンプ。 - 前記ポンプローターは、前記ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、該流体に遠心力を付与する多孔質体を有することを特徴とする請求項1記載のドレンポンプ。
- 前記ポンプローターは、前記ローター収容室内の流体中に発生した気泡を内部に閉じ込めるとともに、該流体に遠心力を付与する線状体を有することを特徴とする請求項1記載のドレンポンプ。
- 前記ポンプローターは、多孔質のプラスチック材料で形成されることを特徴とする請求項1記載のドレンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012131068A JP2013253583A (ja) | 2012-06-08 | 2012-06-08 | ドレンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013253583A true JP2013253583A (ja) | 2013-12-19 |
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Cited By (1)
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CN105697384A (zh) * | 2014-12-12 | 2016-06-22 | 株式会社不二工机 | 排水泵 |
-
2012
- 2012-06-08 JP JP2012131068A patent/JP2013253583A/ja active Pending
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CN105697384A (zh) * | 2014-12-12 | 2016-06-22 | 株式会社不二工机 | 排水泵 |
JP2016113941A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 株式会社不二工機 | 排水ポンプ |
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