JP2013252287A - バルーンカテーテル - Google Patents

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光浩 太田
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Abstract

【課題】末梢領域の治療等におけるガイドワイヤの撓みを防止でき、かつ、カテーテル交換時の操作性を損なわないバルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】
ガイドワイヤ用シャフトは、ガイドワイヤ用第1シャフト13とガイドワイヤ用第2シャフト14とに分離されて形成されており、ガイドワイヤ20は、これらのガイドワイヤ用シャフトに挿通される。第1シャフト13の後端側開口部と第2シャフト14の後端側開口部との間の距離Lは、第1シャフト13がガイドデバイス30の先端側開口部から突出しており、かつ、ガイドワイヤ20が第1シャフト13及び第2シャフトに挿通されている状態で、カテーテルシャフト11をガイドワイヤ20に沿って移動させた場合に、カテーテルシャフト11に撓みが生じないような距離に設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、血管の狭窄部分を拡張する治療に用いられるバルーンカテーテルに関し、特に、膝下等の末梢領域の治療に適したRX(Rapid Exchange)型のバルーンカテーテルに関する。
従来、血管や管状器官等の体内管状組織に対して検査や治療等を行うための医療器具の一種としてカテーテルが用いられている。また、カテーテルの一種として、外部からの圧力流体の供給/排出によって膨張/収縮するバルーンを備えたバルーンカテーテルが知られている。バルーンカテーテルは、カテーテルの先端側に袋状のバルーンが設けられており、このバルーン内にカテーテルの後端側(手元側)から圧力流体を送入することにより、バルーンが膨らむようになっている。
そして、このバルーンカテーテルは、例えば、狭窄血管に挿入して血管内でバルーンを膨らませることにより狭窄部位を押し広げる治療や、血管内でバルーンを膨らませてその表面に付着させた薬剤を血管の治療部位に塗布する治療に用いられる。また、表面に切除刃を設けたバルーンを血管の狭窄部位で膨らませて血栓等を切除することも検討されているし、血管内にステントを留置する際にステント内でバルーンを膨らませてステントを押し広げることにより血管に押し付けるのにも用いられている。
バルーンカテーテルを用いて狭窄血管の治療を行う場合の、バルーンカテーテルを挿入する手順は、一般には以下の通りである。
(1) ガイドワイヤを前進させて、血管内の狭窄部位を通過させる。
(2) ガイドワイヤに沿ってガイドデバイス(ガイディングカテーテル、シース等)を血管に挿入し、ガイドデバイスの先端を狭窄部位の手前側に位置させる。
(3) ガイドワイヤを挿通させたバルーンカテーテルを上記ガイドデバイスに通し、バルーンカテーテルのバルーンを狭窄部位近くに位置づける。
(4) 拡張用ルーメンを通してバルーンに拡張用流体を送り込み、バルーンを膨張させて狭窄部位を拡張する。
RX型バルーンカテーテルでは、バルーンカテーテルの交換をより容易に行うための様々な提案がなされている。例えば、特許文献1には、ガイドカテーテルの近位部を締め付けて止血した状態でガイドワイヤの操作を可能とするために、ガイドワイヤ用ルーメンを第1ルーメンと第2ルーメンとに分離した構成が開示されている。また、特許文献2には、カテーテルシャフトの適切な箇所にコアワイヤを固着させ、カテーテルシャフトの硬さを調整する技術が開示されている。
特開平10−234856号公報 特開2003−102841号公報
バルーンカテーテルのタイプの一つとして、図5に示すようなRX型バルーンカテーテルが挙げられる。RX型バルーンカテーテルでは、血管狭窄部位を連続して治療する場合に、ガイドワイヤ110を血管内に残したまま、ガイドデバイスの管腔内を挿通してバルーンカテーテル100を容易に交換できる。しかしながら、図6に示すように、ガイドワイヤ110は、ガイドワイヤ用シャフト101の後端側開口部101Aより後端側がガイドデバイスから突出している場合、カテーテルシャフト102に軸垂直方向の撓みを生じることがある(尚、シャフトは軸(略円筒形状)部材であり、ルーメンはその管腔を意味する)。
バルーンカテーテルを冠動脈形成術(PTCA)等に用いる場合、ガイドデバイス120は治療部位の近くまで挿入されるため、比較的に良好な操作性が得られる。
しかしながら、バルーンカテーテルはPTCA以外にも利用されるものであり、例えば、膝下等の末梢領域における狭窄血管の治療に用いられる場合もある。このような末梢領域の治療にRX型バルーンカテーテルを用いて対側アプローチ(病変とは反対の肢から腸骨領域を山越え)する場合、膝下までの距離が長くなり、既存のガイドデバイスでは、ガイドデバイスを治療部位の十分近くまで挿入できないことが起こりうる。
ガイドデバイスを治療部位の十分近くまで挿入できなければ、図6に示すように、ガイドワイヤ用シャフト101の後端側開口部101Aがガイドデバイス120の先端よりも突出することも起こりうる。このような場合、カテーテルシャフト102には軸垂直方向に撓みが生じやすい。また、カテーテルシャフト102の撓みに伴って、ガイドワイヤ110に撓みが生じることもある。カテーテルシャフト102やガイドワイヤ110に撓みが生じると、バルーンカテーテル100の押し込み性が低下したり、カテーテルシャフト102にキンクが生じたりするといった問題がある。
ここで、カテーテルシャフト102の撓みは、ガイドワイヤ用シャフトの後端側開口部とガイドデバイス先端との間における露出部の長さが長くなるほど生じやすい、但し、カテーテルシャフト102の撓みは、上記露出部のみで生じるとは限らない。ガイドデバイス120の内腔はある程度の広さを有しているため、ガイドデバイス120の内側であっても、ガイドワイヤ110がガイドワイヤ用シャフト101に相通されていなければ、カテーテルシャフト102をガイドワイヤ110に対して密接して保持することができない。このため、図6に示すように、カテーテルシャフト102の撓みは、ガイドデバイス120の内側のガイドデバイス先端付近から生じうるものである。
上述のようなカテーテルシャフト102の撓みを防止するためには、例えば、ガイドワイヤ用シャフト101を長くすることが考えられる。しかしながら、単にガイドワイヤ用シャフト101を長くすれば、これに伴って手元側におけるガイドデバイス後端からのガイドワイヤの突出量を長くしなければならない。
また、手元側でのガイドワイヤの突出量が長くなることで、ガイドデバイス後端から大きく突出したガイドワイヤを持ってカテーテル交換を行うことになるため、カテーテル交換時の操作性が損なわれるといった問題もある。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、末梢領域の治療等におけるカテーテルシャフトの撓みを防止でき、かつ、カテーテル交換時の操作性を損なわないバルーンカテーテルを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、バルーンカテーテルをその内部に通して治療部位付近まで誘導するガイドデバイス、およびガイドワイヤとともに使用されるものであり、カテーテルシャフトに前記ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤ用シャフトが内設されたバルーンカテーテルであって、前記ガイドワイヤ用シャフトは、略円筒形状を有し、ガイドワイヤ用第1シャフトと、前記ガイドワイヤ用第1シャフトよりも後端側に配置されるガイドワイヤ用第2シャフトとに分離されて形成されており、前記ガイドワイヤ用第1シャフトの後端側開口部とガイドワイヤ用第2シャフトの後端側開口部との間の距離は、少なくとも前記ガイドワイヤ用第2シャフトの後端側開口部が前記ガイドデバイスの先端側開口部から突出しておらず、かつ、前記ガイドワイヤが前記ガイドワイヤ用第1シャフト及び前記ガイドワイヤ用第2シャフトに挿通されている状態で、前記カテーテルシャフトを前記ガイドワイヤに沿って移動させた場合に、前記カテーテルシャフトに撓みが生じないような距離に設定されている。
上記の構成によれば、ガイドワイヤ用シャフトは、ガイドワイヤ用第1シャフトとガイドワイヤ用第2シャフトに分離されて形成されているため、第1シャフトのみでなく第2シャフトにもガイドワイヤを挿通させることによってカテーテルシャフトの撓みを防止することができる。すなわち、少なくとも前記ガイドワイヤ用第2シャフトの後端側開口部が前記ガイドデバイスの先端側開口部から突出していなければ、第1シャフトが前記ガイドデバイスの先端側開口部から突出していても、第1シャフトと第2シャフトとの間のガイドワイヤ露出部においてカテーテルシャフトに撓みが発生することはない。また、カテーテルの交換時には、第1シャフトと第2シャフトとの間のガイドワイヤ露出部を手に持ってガイドワイヤを固定しながらカテーテルを引き抜くことができる。これにより、カテーテル交換も容易に行える。
また、本発明のバルーンカテーテルでは、前記ガイドワイヤ用第1シャフトの後端側開口部とガイドワイヤ用第2シャフトの後端側開口部との間の距離は、5〜30cmの範囲であることが望ましい。
また、本発明のバルーンカテーテルでは、前記ガイドワイヤ用第2シャフトは、前記カテーテルシャフトの外周面の中間部分において先端側開口部および後端側開口部を有していることが望ましい。
また、本発明のバルーンカテーテルでは、前記ガイドワイヤ用第2シャフトがディスタルシャフトに内設されていることが望ましい。
本発明は、ガイドワイヤ用シャフトをガイドワイヤ用第1シャフトとガイドワイヤ用第2シャフトに分離して形成し、第1シャフトのみでなく第2シャフトにもガイドワイヤを挿通させることによってカテーテルシャフトの撓みを防止することができるといった効果を奏する。また、カテーテルの交換時には、第1シャフトと第2シャフトとの間のガイドワイヤ露出部を手に持ってガイドワイヤを固定しながらカテーテルを引き抜くことで、カテーテル交換も容易に行えるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るものであり、バルーンカテーテルの概略構成を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るものであり、バルーンカテーテルの概略構成を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るものであり、バルーンカテーテルの概略構成を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るものであり、バルーンカテーテルの概略構成を示す断面図である。 従来のバルーンカテーテルの概略構成を示す断面図である。 従来のバルーンカテーテルにおいて、カテーテルシャフトに撓みが生じている状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まずは、本実施形態におけるバルーンカテーテルの断面構成を図1に示す。
図1に示すバルーンカテーテル10は、RX(Rapid Exchange)型のカテーテルであり、カテーテルシャフト11、バルーン12、ガイドワイヤ用第1シャフト(以下、単に第1シャフトと称する)13、ガイドワイヤ用第2シャフト(以下、単に第2シャフトと称する)14、拡張用ルーメン15を備えて構成されている。カテーテルシャフト11の後端側にはコネクタ(図示せず)が取り付けられており、該コネクタを通じて拡張用ルーメン15に流体を流入出可能となっている。
狭窄血管の治療等において、バルーンカテーテル10は、ガイドワイヤ20およびガイドデバイス30と合わせて用いられるものである。ガイドワイヤ20は、例えば、特開2006−326226号公報や特開2006−230442号公報等に開示された公知の手法によりなされる。また、ガイドデバイス30は、例えば、特開平9−99088号公報や特開昭63−238876号公報に開示された公知の手法によりなされる。
カテーテルシャフト11は、バルーンカテーテル10の略全長を占めるシャフトである。図1では、カテーテルシャフト11として、先端側のディスタルシャフト11Aと後端側のプロキシマルシャフト(ハイポチューブ)11Bとを接続した構成(第1態様)を例示している。プロキシマルシャフト11Bは、略円筒形状を有する比較的に剛性の大きな材料で形成された部材であって、ステンレス鋼等の金属材料で形成されている。
ディスタルシャフト11Aは、略円筒形状を有する比較的に剛性の小さい材料で形成された部材であって、合成樹脂材料で形成されている。つまり、ディスタルシャフト11Aの材料は、プロキシマルシャフト11Bの材料に比して柔軟とされている。
図1に示されているように、バルーンカテーテル10は、ディスタルシャフト11Aと、当該ディスタルシャフト11Aに内設された第1シャフト13の二重管形状によって構成されている。第1シャフト13は、略円筒形状を有する比較的に剛性の小さい材料で形成された部材であって、ディスタルシャフト11Aと同様の合成樹脂材料で形成されている。第1シャフト13の先端側開口部はバルーン12よりも先端に突出しており、第1シャフト13の後端側開口部はカテーテルシャフト外周面の中間部分において開口している。第1シャフトは、バルーンカテーテル10の全長が140〜160cmの場合、一般的にその全長は20〜30cmとされている。
第2シャフト14は、第1シャフト13よりも後端側において、ディスタルシャフト11Aに内設されている。第2シャフト14は、第1シャフト13と同様、略円筒形状を有する合成樹脂材料で形成されている。第2シャフト14は、略円筒形状を有しているので、先端側開口部および後端側開口部をそれぞれ備えている。第2シャフト14の先端側開口部は、カテーテルシャフト外周面の中間部分に開口しており、第1シャフト13の後端側開口部より後端側に位置する。第2シャフト14の後端側開口部は、カテーテルシャフト外周面の中間部分に開口している。第2シャフト14は、ガイドワイヤの一部収納を目的としているので、その全長が1〜5cmの範囲があれば充分である。
バルーン12は、カテーテルシャフト11の先端側に接続されており、拡張用流体を送り込むまたは抜き出すことによって膨張/収縮させられる。第1シャフト13は、カテーテルシャフト11の先端部分に設けられるものであり、その管腔にガイドワイヤ20を挿通させることによって、バルーンカテーテル10をガイドワイヤ20に沿って移動させることができる。第2シャフト14は、第1シャフト13の後端側開口部から所定の距離だけ離されて形成される。第1シャフト13および第2シャフト14は、第1態様においてはディスタルシャフト11Aの領域に形成される。
拡張用ルーメン15は、カテーテルシャフト11の全長に渡って形成されるものであり、バルーン12への拡張用流体の流入出を行うためのものである。また、カテーテルシャフト11の柔軟性を調整するためにステンレス鋼等の金属材料でなる線材を設けてもよい。線材の後端側は、プロキシマルシャフトに接続される。
本実施形態に係るバルーンカテーテル10は、膝下等の末梢領域の治療を行う際の、カテーテルシャフト11の撓みを防止するための構成を有している。具体的には、バルーンカテーテル10では、第2シャフト14を設けたことによってカテーテルシャフト11の撓みを防止することができる。これについて詳細に説明すると以下の通りである。
膝下等の末梢領域の治療を行う際には、ガイドデバイスを治療部位の十分近くまで挿入できず、ガイドワイヤ用シャフトの後端側開口部がガイドデバイスの先端よりも突出する場合がある。図1では、そのような状態を防ぐため第2シャフト14が形成されている。従来のRX型バルーンカテーテルであれば、このような場合、ガイドワイヤ用シャフトの後端側開口部とガイドデバイス先端との間の露出部が特に大きくなるとカテーテルシャフトに軸垂直方向に撓みが生じる。
これに対して、図1に示すバルーンカテーテル10では、第1シャフト13の後端側開口部から所定距離だけ離れた位置に第2シャフト14が形成されている。本実施の形態においては、第1シャフト13の後端側開口部と第2シャフト14の後端側開口部との間の距離をLとし、この距離Lは5〜30cmの範囲とすることが望ましく、より好適には10〜20cmの範囲とすることが望ましい。本発明において、カテーテルシャフト外周面の中間部分とは、第1シャフト13の後端側開口部から所定距離Lだけ離れた位置までの領域をいう。
そして、第2シャフト14をガイドデバイス内部に残したまま、第1シャフト13のみでなく第2シャフト14にもガイドワイヤ20を挿通させる。このように、本実施の形態では、第2シャフト14によってカテーテルシャフト11をガイドワイヤ20に密接させて保持することで、カテーテルシャフト11の軸垂直方向への撓みを防止することができる。
図1においては、第2シャフト14がガイドデバイス30の内側に存在している状態を例示しているが、本発明のバルーンカテーテルの実際の使用形態において、第2シャフト14とガイドデバイス30との位置関係は必ずしもこのような状態でなくてもよい。例えば、図2に示すように、第2シャフト14の後端側開口部がガイドデバイス30の内側にあり、第2シャフト14の先端側開口部がガイドデバイス30の先端から突出している状態であってもよい。少なくとも、第2シャフト14の後端側開口部がガイドデバイス30先端側開口部から突出していなければ、第1シャフト13がガイドデバイス30先端側開口部から突出していてもカテーテルシャフト11の撓みを確実に防止できる。また、図3に示すように、第2シャフト14の後端側開口部とガイドデバイス20の先端との距離が十分に短く、カテーテルシャフト11の撓みが十分に回避できる状態であれば、第2シャフト14の後端側開口部がガイドデバイス20の先端から突出する状態も許容されうる。
本実施の形態のバルーンカテーテルでは、ガイドワイヤの撓みを防止するためにガイドワイヤ用シャフトを長くするのではなく、ガイドワイヤ用シャフトを第1シャフト13および第2シャフト14に分割することで、カテーテル交換時の操作性も損なわない。すなわち、ガイドワイヤ用シャフトを第1シャフト13および第2シャフト14に分割することで、カテーテルの交換時に、第1シャフト13と第2シャフト14との間のガイドワイヤ露出部を手に持ってガイドワイヤを固定しながらカテーテルを引き抜くことができる。これにより、手元側におけるガイドデバイス後端からのガイドワイヤの突出量を長くする必要が無く、カテーテル交換も容易に行える。
本発明のバルーンカテーテルは、図1〜3に示すようなカテーテルシャフトがディスタルシャフトとプロキシマルシャフトとからなる構成(第1態様)に限定されるものではなく、図4に示すように、カテーテルシャフトがディスタルシャフトの材料のみからなる構成(第2態様)であってもよい。
また、第1態様および第2態様のどちらであっても、シャフト内部に線材16(図4参照)を設けていてもよい。第2態様においては線材16の後端側は、コネクタに接続される。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 バルーンカテーテル
11 カテーテルシャフト
12 バルーン
13 ガイドワイヤ用第1シャフト
14 ガイドワイヤ用第2シャフト
15 拡張用ルーメン
20 ガイドワイヤ
30 ガイドデバイス

Claims (4)

  1. バルーンカテーテルをその内部に通して治療部位付近まで誘導するガイドデバイス、およびガイドワイヤとともに使用されるものであり、カテーテルシャフトに前記ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤ用シャフトが内設されたバルーンカテーテルであって、
    前記ガイドワイヤ用シャフトは、略円筒形状を有し、ガイドワイヤ用第1シャフトと、前記ガイドワイヤ用第1シャフトよりも後端側に配置されるガイドワイヤ用第2シャフトとに分離されて形成されており、
    前記ガイドワイヤ用第1シャフトの後端側開口部とガイドワイヤ用第2シャフトの後端側開口部との間の距離は、少なくとも前記ガイドワイヤ用第2シャフトの後端側開口部が前記ガイドデバイスの先端側開口部から突出しておらず、かつ、前記ガイドワイヤが前記ガイドワイヤ用第1シャフト及び前記ガイドワイヤ用第2シャフトに挿通されている状態で、前記カテーテルシャフトを前記ガイドワイヤに沿って移動させた場合に、前記カテーテルシャフトに撓みが生じないような距離に設定されていることを特徴とするバルーンカテーテル。
  2. 請求項1に記載のバルーンカテーテルにおいて、
    前記ガイドワイヤ用第1ルーメンの後端側開口部とガイドワイヤ用第2ルーメンの後端側開口部との間の距離は、5〜30cmの範囲であることを特徴とするバルーンカテーテル。
  3. 請求項1または2に記載のバルーンカテーテルにおいて、
    前記ガイドワイヤ用第2シャフトは、前記カテーテルシャフトの外周面の中間部分において先端側開口部および後端側開口部を有していることを特徴とするバルーンカテーテル。
  4. 請求項1から3の何れかに一項に記載のバルーンカテーテルにおいて、
    前記ガイドワイヤ用第2シャフトがディスタルシャフトに内設されていることを特徴とするバルーンカテーテル。
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