JP2013250967A - 動的スクリプトを用いる記録の非同期性パーソナル化 - Google Patents

動的スクリプトを用いる記録の非同期性パーソナル化 Download PDF

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ヨンフイ・チャオ
Leybovich Zvika
ツヴィカ・リーボヴィッツ
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Abstract

【課題】ビデオ映像を含む患者の医療情報管理システムを提供する。
【解決手段】個人用記録/ビデオと、その記録/ビデオを作成するための方法では、解説用ストック記録/ビデオ情報を個人用情報に組み込む。個人用情報には、例えば、挿入、重畳、又はパラメータ化した情報(静止画像、ビデオ、音声テキスト又は映像等)であるデータと、分類された画像のシーケンスと、ある個人用スクリプトと別の個人用スクリプトとの分類された差と、及び/又は非同期ビデオを生成する個人用スクリプトを作成するための個人用フレームワークとが含まれ得る。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、一部継続出願中であり、2011年6月1日に出願された、Beilei Xu et.alによる米国特許出願第13/150,462号明細書の優先権を主張する。
本明細書は、一般に個人用電子多重媒体ファイルを作成する方法に関し、より具体的には、ストックビデオ映像と組み合わせ、且つ/又は、音声記録とさらに同期したユーザ供給のデジタル画像、情報、健康データ、及びビデオを組み込む、個人健康関連(即ち、診察の)記録及び電子ファイルの作成に関する。この個人用記録は、その他の専門医同時に患者にも情報を提供し学習させる。
専門医が直接面談することによって標準的な医療情報を提供するには費用がかかる。あらゆる種類の病気や治療を説明するビデオが数多く存在するが、その一方で、標準的ビデオでは、所与の患者の特定な状態、及び治療に関する詳細が提供されることはなく、また適切に伝達もされない。同様に、専門医との面談から得られる重要な詳細がよく理解することができず、正確に記憶されない、またその他の関係者と適切に共有されることもない可能性がある。必要なのは、患者が何度でも見ることができ、関係者と共有することができる、一般的な医療情報、及び専門的な医療情報を提供するための費用効率のよい方法である。
必要なのは、患者が(必要に応じて)更新、保持、見直、アクセスし、且つ/又は遠隔的に関係者と共有することができる、一般的な医療情報及び専門的な医療情報を提供するための、費用効率のよい方法である。以下の本明細書では、先に開示された個人用ビデオとは異なる特性を有する、特定の個人の医療履歴に関する医療記録の情報をパーソナル化する方法を説明する。
ビデオ処理が安価で、より身近になってきたため、ビデオのパーソナル化、又はカスタマイズ化は成長分野である。従来の方法では、文字や画像を重ね合せることにより、あるいは個人用画像又はビデオセグメントを挿入することにより、テンプレート又は汎用ビデオのパーソナル化が可能である。この実例は、「通常の」プログラムが一時的に不変となる伝送システム内、及びパーソナル化用ストリームを汎用ビデオと「同期」させて様々なカスタマイズビデオを簡単に作成することができる、様々なストリームシステム内で簡単に実行可能である。
構成要素が順番通りに又は一時的に相互依存せず、又は所定の一時的なフレームワーク、又は汎用フレームワークと同期することが強要されることがないビデオフォーマット内で、一般情報と専門情報とを組み合わせることができる、費用効率のよい方法が必要とされ、このビデオフォーマットは人の手で分類し、何度も見直し、且つ関係者と共有することができる。次に、本明細書では、特定の個人の個人用スクリプトに対する個人用記録情報を説明する。
本明細書では、様々な医学的な病気に対する一般情報を含む事前録画された解説用ストックビデオの少なくとも一部に、個人用医療情報を組み合わせる方法をさらに提供する。解説用ストックビデオは、個人用医療情報を挿入するための未完成のセグメント内に、少なくとも1つの事前決定可能な挿入ポイントを含む。この方法は、個人用医療記録と結合させるために、少なくとも1つの事前決定可能な挿入ポイントに個人用医療情報を提供するステップをさらに含む。
本明細書では、非同期ビデオを作成するための個人用スクリプト作成する方法をさらに提供する。この方法は、汎用データの構成要素を含む汎用フレームワークを有するテンプレートビデオのフォーマットを設定するステップと、汎用データの構成要素の制御を結合するテンプレートのスクリプトを作成するステップと、個人用データの構成要素のデータベースを作成するステップとを含む。この方法は、非同期のビデオを作成するための個人用スクリプトを作成するための個人用フレームワークを用いて、個人用データの構成要素の制御を結合するステップをさらに含む。
本明細書は、個人用スクリプトを生成するシステムをさらに提供し、このシステムは、汎用データの構成要素を含む汎用フレームワークを有する設定されたフォーマットを含むテンプレートを含む。この汎用データの構成要素には、ビデオ、音声、画像、映像、及び文字のうちの少なくとも1つが含まれ得る。このテンプレートは、どのように汎用データの構成要素を個人用データの構成要素と組み合わせるかを規定する機能スクリプトを含むことができる。この個人用データの構成要素には、ビデオ、音声、画像、映像及び文字のうちの少なくとも1つが含まれ得る。この機能スクリプトが、個人用データの構成要素をテンプレートに挿入するために、個人用データの構成要素どうしを結合させる。機能スクリプトは、テンプレートと結合させるための個人用データの構成要素の挿入時間及び挿入位置を変更するコマンドを含み、これにより個人用スクリプトが作成される。
本明細書にさらに記載する通り、個人用電子記録又はファイルとは、個人の健康に関するストーリー、即ち、医療記録、ビデオストーリー、及び/又は履歴のことを指す。
図1は、個々の病気及び関連する病気に関する個人用のビデオ解説の概要を極めて概略的に示す説明図である。 図2は、可動範囲、つまり、現状の可動範囲と通常の可動範囲(及び/又は可動範囲の履歴)との比較の説明図である。 図3は、経時的な患者の骨関節の悪化を示す、レントゲン写真の履歴を対称比較(即ち、2枚の異なる時間に撮影されたレントゲン写真)の説明図である。 図4は、ある患者の生命兆候の傾向を示す個人用医療履歴の例示的なグラフである。 図5は、個人用医療記録を整理するための、画像、グラフ、又はビデオに関する例示的な注釈のリストである。 図6は、個人用医療記録の変更に関するその他の注釈のリストである。 図7は、個々の彼/彼女に関する病気に関する例示的な治療、選択肢、及び/又は提案のリストである。 図8は、GUIを介した、個人用医療記録(即ち、特定な病気に関する)の変更に関するさらに別の注釈のリストである。 図9は、個人用スクリプトの生成工程に関するフローチャートの概要を極めて概略的に示す説明図である。 図10は、実行時間中のビデオレンダリングに関するフローチャートの概要を極めて概略的に示す説明図である。
以下、より詳細に説明するために、本明細書では、個人用医療記録/電子ファイル100と、一般説明用医療記録/ビデオ情報を、解説用ストック医療記録/ビデオ、及び特定の患者に関する個人用情報、及び/又は病気とを組み合わせた記録/ビデオを作成する方法とを提供する。個人用情報には、患者の身元確認情報、挿入情報、重畳情報、又はパラメータ化情報(静止画像、ビデオ、音声テキスト又は映像等)、画像シーケンスの履歴、通常、又は以前の状態との差(可動範囲、形状、大きさ、質感等)、及び療法、及び/又は治療に関する説明が含まれ得る。
本明細書では、ハードウェアの装置、医療ビデオストーリー、及び方法を提供し、これにより、ライブ又はデジタル捕捉した画像を、事前録画されたストックビデオのセグメントに組み合わせることで、事前録画されたストックビデオをパーソナル化することができる。個人用画像の形成に加えて、後で詳細に説明するシステムは、個人の健康情報、診断情報、及び/又は治療情報を含むよう適用される。このシステムでは、基本的な医療記録のパーソナル化の一部として、個人の名前105又はその他の情報等の短い説明付けることがさらに可能である。
個人用医療記録100を作成することができる方法がいくつか存在する。そのうちの1つは標準ストックビデオからスタートすることができ、医療記録情報110事前録画する。フレーム間、及びフレーム内の固定挿入ポイント又は事前決定可能な挿入ポイントを設けるなど、パーソナル化が簡単にできるよう、ストック又は「録画済みの」ビデオ110を作成することができる。これらのフレームに、ビデオ、画像、文字、質感、及び音声を挿入することができる。例えば、黒領域はビデオ又はフレームの「白紙のキャンパス」の部分を表し、その領域に情報を挿入することができる。ビデオ又はフレームには、動作又はその他の特徴の変更、増大、パーソナル化、及び/又は編集等が可能な周知の部分が存在し得る。例えば、範囲、大きさ、又は特徴の質を変更するために情報を挿入することを、担当医に促す(及び可能にする)グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を設けることができる。担当医、及び係わったその他全ての専門医との話し合いから得られた記録情報を用いて、個人用医療記録/ビデオ100の一部を作成することができる。例えば、AVISynth等のビデオクリプト作成言語からの構成要素を用いて、個人用医療電子記録/ビデオを円滑化することもでき、スクリプトを直接書き込むことも、又はGUI入力又はクエリインタフェースとして促すことにより構築することもできる。Adobe After Effect又はMicrosoft Movie Maker等のビデオ編集ソフトを用いて、ビデオを作成することも可能である。
全ての種類の病気及び治療を解説する事前録画ビデオが数多く存在し、それらを用いて、個人用電子医療記録を作成するための標準情報を取り込むことができる。標準のファイル又はビデオでは、所与の患者の特定な状態及び治療の詳細が供給されないにもかかわらず、何らかのパーソナル化の方法で取り込まなければならない。多くの場合、特に関連するバックグランドのない患者の場合や状態又は治療に対する緊張のもとでは、患者にとって医療情報は複雑で詳細過ぎて、1度だけの面談では十分に理解することができない。詳細な情報は、正確に記憶することができず、家族、その他の介護人、保険会社、及び法的当事者等のその他の関係者とも適時に共有することができない。持ち歩きやアクセスが難しいなどのその他の状況により、当事者との共有が妨げられる。
図1を参照すると、全体として参照番号100で示される医療記録は、編集可能な特定の健康障害に関する一般の情報を有するパーソナル化不可部110を含む。このパーソナル化不可部110と共に、参照番号115、120で示すような1つ以上の編集可能な個人用セグメントが存在する。
ビデオカメラを用いて、パーソナル化のために用いられる人又は対象の画像を捕捉することができる。平坦な画像がそのようなパーソナル化のために用いられるケースでは、カメラに代えてスキャナ、グラフィック入力装置等の別の電子装置を用いることができる。電子読取り装置は、キーボード(図示せず)を有する中央コンピュータとインタフェースで接続され得、このコンピュータが、最終的な電子記録(図5、図6、及び図8)の作成のための、パーソナル化の実行に関して必要な種々の編集及び制御機能を担うことができる。キーボードをカスタマイズすること、又はタッチスクリーン、音声入力等を含む全ての種類の入力装置に交換することができる。
上に概説した通り、本明細書は、個人用電子医療記録/ビデオ100と、事前録画された解説用ストックファイル110と、関連する病気又は履歴115、120と共に特定の患者に関してパーソナル化された情報とを組み合わせる医療記録/ビデオを作成する方法とを含む。個人用情報は、例えば、挿入、重畳可能であり、患者の身元確認情報105、パラメータ化情報(静止画像、ビデオ、音声テキスト、又は映像等)、画像シーケンスの履歴(図3)、通常の又は以前の状態との差(可動範囲、形状、大きさ、質感等)(図2)、及び/又は、療法に対する解説(図7)が含まれ得る。1つは、フレーム間及び/又はフレーム内で固定された、及び/又は事前決定可能な挿入ポイントを設けるなど、パーソナル化が簡単にできるように作成された、事前録画された標準ストックビデオから作成することができる。ビデオ、フレーム、又はオーディオトラックには「白紙のキャンパス」の部分が含まれ得、そこに情報を挿入することができる。標準ストック情報110は、編集のため、個人用医療記録100内にダウンロードされる。動作又はその他の特徴を変更させることができるビデオフレームシーケンスの周知の部分を含むことができる。GUI(図5、図6及び図8)を設けることができ、このGUIにより、情報、即ち変更する範囲、大きさ、又は特徴の質の挿入しことを担当医に促し、音声情報及びビデオ情報を記録する。例えば、担当医との話し合いから記録された情報を用いて、個人用ファイルを作成・変更することができる。AVISynth等のビデオスクリプト作成言語を用いる構成要素から個人用医療記録/ビデオを作成することができ、このスクリプトは直接書き込むこと、又はGUI入力又はクエリインタフェースとして促すことにより構築することもできる。Adobe After Effect、又はMicrosoft Movie Maker等のビデオ編集ソフトを用いて記録を作成することも可能である。
医療記録内の個人用情報には、関連する身元確認情報が含まれ、その中には、患者名105、医療トピック115、日付106、作成者107、主治医/医療技師等の情報が含まれ得る。図1には、これらの情報のいくつかをタイトルスライドフォーマットで提示した例が示される。
ある例示的な図では、標準医療ファイル110が存在し、股関節等の関節の動作(図2)を示す。ストックビデオ内の動作(例えば、フレームごとの動作の大きさ)をパラメータ化することにより、特定の人に関する通常の関節と異常時の関節(即ち、ビデオ上に重畳した)の両方に関する可動範囲112を提示することができる。図2には、例示的な範囲114、116が示される。この中で、関節炎の状態により角度114は狭い可能性があるため、次いで、通常の可動範囲116と比較する。図2には、矢印と角度(質感の注釈)を用いて、より狭い可動範囲114が示され、一方で個人用ビデオでは、人の可動範囲を示すビデオセグメントを明確に見ること可能にすることで、これらを動的に示すことができる。この範囲を容易に見ることができるように、矢印118等を画像に重畳する。その他の代替手段として、完全なビデオフレーム内で2つの埋め込みビデオを提示し、1方は標準の又は通常の可動範囲を示し、もう1方は個人の可動範囲を示す。
標準状態つまり履歴シーケンス内で見られる状態と比較するために、医療画像を挿入することができる。図3を参照すると、軟骨及び関節の悪化状態142と、通常の状態132とを比較してよりよく理解できるよう、個人特有の関節炎の股関節140のレントゲン写真と健康な股関節130のレントゲン写真とを並べて示すことができる。全ての画像診断技術(例えば、MRI、PET、姿勢や皮膚を示す外観図)を用いることができる。骨格輪郭及び軟組織輪郭を含む全ての解剖構造を見ることができる。病気の進行状況を示すため、異なる年に撮られた股関節のレントゲン写真150、152等の複数の履歴の事例間の比較130、140を行うことができる。図3には、ある例示的な患者の履歴150、152を示す2枚の個人用画像130、140が示される。例えば、どれだけ多くの画像を含むか、又はどれだけの量の文字情報を挿入するかに応じて、レイアウトをパーソナル化することができる。例えば、症状又は状態を解説する、対応する音声ファイルに応じて、挿入部の長さもパーソナル化することができる。
矢印及び円118、132、142等の画像を用いて、個人特有の特徴を標準画像内又は個人用画像内で強調することができる。グラフ(図4)を用いて、その病気が経時的に進行するとき、体重、可動範囲、腫瘍の大きさ等で病気の進行状況を示すことができる。重要ポイントの箇条書き、あるいは画像、グラフ又はビデオに対する注釈等の解説文を挿入することができる。
図4には、治療を受けなかった場合のレベル182を、治療を受けた場合のレベル184と比較したときの、生命兆候(即ち、A1Cレベル)186の傾向185を表示する患者の個人用医療履歴180の別の例が示される。
GUIの概略図200の一例を図5に示す。各領域はプルダウンメニューと関連し得る。例えば、ストックビデオ210の下では、第1のプルダウンメニューにより、股間、腕等の身体部分が含まれ得、第2のプルダウンメニューにより、股間又は腕だけに関連するファイルが含まれ得る。次いで、挿入領域では、得られた患者ID及び名前205を用いて、例えば患者にだけ関連するファイル名を有するプルダウンメニューを作成することができる。あるいは、クエリベースの医療ビデオストーリー又は記録の入力を通して情報を集めることができる。集められる情報には、次のものを含むことができる(このリストが、全てではない)。
1)日付206
2)患者ID207
3)患者名205
4)シーケンス210内のストックビデオ名の規定
5)(シーケンス内、例えば、前後)に挿入するための画像ファイル名215
6)挿入される解説文字216、217
7)(シーケンス内)に挿入するための音声ファイル名220
8)(シーケンス内)に挿入するためのビデオファイル名225、及び/又は、
9)可動範囲(度合い)230を規定
図5及び図6には、追加、及び/又は編集するための、いくらかの要素を選択することをユーザに促すGUI画面202、302(即ち、選択肢のメニュー)の例が示される。GUIは、また個人用医療記録、及び全ての関連及び付随情報を整理する。例えば、図6では、媒体の種類、つまり、ビデオ325、音声320、及び画像330により、電子医療記録300が一覧表示される。医療記録には、患者名305、日付306、及び患者ID307がさらに含まれる。このGUIにより、ユーザは医療記録(複数可)100、200、300を媒体に追加する、又は媒体から取り除くことができ、全ての媒体ファイルのリストを医療記録(複数可)100、200、300内で保持することができる。
例えば、肝臓障害や肌荒れ等のいくらかの状態を、粒状性又は質感として画像内で観察することができる。個人の質感の違いを示す画像を提供する。例えば、場合によってはエッジ強調等のいくらかの手段により、質感を視覚的に強調して、標準の質感の皮膚又は肝臓の画像を示すことができる。同様に個人用画像を視覚的に強調して示して、特定の病気の標準状態、又は状態の履歴との簡単な比較を可能にする。
静止画像や文字情報の他に、ビデオの一部をストックビデオに挿入する、又は重畳することもできる。例えば、検査(例えば、超音波225、325)により特定な状態を示すビデオシーケンスが示され、その状態に対してその後、個人の治療が施される。
個人用医療情報には、生命兆候、及びレントゲン写真、血液検査、血圧、脈拍、呼吸数、体重、身長、BMI指数、酸素濃度、尿サンプル、便サンプル、EKG、コルステトール値、血糖値、及び専門医の注釈からなる群から選択される情報が含まれ得る。これらの生命兆候のうちのいくつかは一般的で、全ての医療記録内に含まれるが、特定の患者の持病に関連して特別に含まれるものもある。例えば、糖尿病患者に関しては、次のような項目に関する生命兆候を有し得る。空腹時血糖値、A1C(グリコヘモグロビン)、微量アルブミン/クレアチニン、HDL/LDLコレステロール、トリグリセリド、脂質プロフィル、糖/タンパク質/ケトンに関する検尿、インシュリン、及びCペプチド等。したがって、個人用医療記録100、200、300には、患者の履歴からの生命兆候を含むことができ、全ての同じ生命兆候が、全ての患者に関して監視されるわけではない。事例では、図4には、A1Cデータ186の履歴に関連する情報が表示され、生命兆候、及び医療記録内で提示されるその他のデータを説明するために用いられる医者の音声ファイル220、320と共に、この情報はビデオ媒体構成要素225、325内に挿入される。
ストックビデオ、個人情報と、標準ビデオ編集ツールと組み合わせて、電子ファイルを作成することができる。さらに、ある代替的な方法では、1つ以上のストックビデオ、及び個人情報を自動的にアセンブリングすることができるメカニズムが提供される。この方法では、種々のパラメータ(例えば、可動範囲)の明細、画像及び種々の患者情報の明細を表示可能なGUIを使用する。このGUIは、電子ファイル内の挿入ポイント又は変更ポイントを表示することもできる。したがって、電子ファイルの作成に関する2つの方法には、(1)ビデオ編集ソフトによる方法及び、(2)自動取集による方法が含まれる。
ある例示的な構成では、パーソナル化工程の前にパーソナル化不可部を有する医療記録100、200、300をテープ、フラッシュドライブ、サーバ、電子ファイル等の電子媒体で使用可能にすることができる。医療記録には、ストックビデオ、個人情報と、標準のビデオ編集ツールとの組み合わせが含まれ得る。編集リストも記録ごとに用意することができ、関連するタイムコードの使用を通して、それぞれのパーソナル化が可能なセグメントに、装置が正確で効率的に進めるようにする。パーソナル化の間、タイムコードを用いて、それぞれのパーソナル化が可能なセグメントまで、好ましくは、早送りモードでビデオは再生される。パーソナル化が可能なセグメントに到達すると、セグメント内のコンテンツをコンピュータ内のデジタルシーケンスとして、その領域に取り込まれた画像と共に、テンプレートを用いて、利用可能にすることができる。シーケンス及び画像は、音声、ナレーション、会話等を含むその他の随意的なパーソナル化要素と共に、パーソナル化可能なセグメントが終わる地点まで、ファイル上に記録され、その時点からファイルは、次のパーソナル化が可能なセグメントまで進み、その地点で先程説明したものと同一の工程が行われ、パーソナル化可能なセグメントとパーソナル化不可部とを連結させる組み合わせ完了させて、最終的な個人用医療記録の製品が形成される。
画像、ビデオ、文字、映像を挿入する、又は重畳することに加えて、音声ファイルを交換、又は挿入して、ビデオさらにパーソナル化することができる。音声ファイルの一例は、読ませるための情報を患者が選択し、関するスライド上でその患者に情報を読んだものである。音声ファイルは文字として入力することもでき、特にビデオに関しては、口頭のセグメントとしても入力することもできる、又は音声ファイルは、放射線科医の見解、即ち、特定の画像に関して医者が発見したものに関する医者の言及等の会話又は会議の音声記録を含むことができる。
個人用医療記録/ビデオを、いくつかの方法のうちの1つのより構築することができる。担当医は、手動レベルで、AVISynth等のビデオスクリプト作成言語を用いるスクリプトを書き込むことができるであろう。GUIからの情報(変数)を用いてスクリプトを自動的に生成することもできる。スクリプトを実行することで、ビデオを再生することができる。その他の手動による作成方法では、Adobe After Effectsのビデオ編集ソフトを用いてビデオを直接編集する。
よりユーザフレンドリーなシステムでは、インタフェースプログラムを使用することで、ビデオレンダリングシステムが、使用するビデオスクリプトを自動的に生成することができる。ユーザに提示されたGUIで解析された、ユーザ特定な情報を組み合わせることにより、インタフェースプログラムは、基本のスクリプト又はテンプレートのスクリプトを用いて、固有のスクリプトを作成する。インタフェースプログラムは、GUIからの情報を用いて、アプリケーションの所定の変数又はパラメータの集合を設定し、且つ、特定の部分又は効果を挿入するため、又はそれらを除外するため、そのユーザ固有のコードを生成する。ユーザが作成するスクリプトで必要な変数設定する1つの方法では、ビデオスクリプト作成言語で書き込まれた変数代入文を単に含む独立ファイルを生成する。次いで、import/includeタイプのコマンドを用いて、このファイルはユーザ作成スクリプト内に組み込まれる。
GUIからの情報を、AVISynthで用いるパラメータ(例えば、挿入する又は重畳位置、挿入又は重畳の長さ、挿入又は重畳の外見)に変換して、例えば、個人用医療記録/ビデオ100、200、300を作成するスクリプトをアセンブリングすることができる。次いで、情報にアクセスして閲覧する許可を与えられた患者又はその他の当事者に、個人用医療記録/ビデオを、共有ウェブサイトへのウェブリンク、Eメール又はDVDによるハードコピー等の手段のいずれかを通して送信することができる。個人用医療記録/ビデオは、患者の電子医療記録内の構成要素となることもできる。この電子医療記録は、提案350、次に行う治療(例えば、手術)、療法360の方針、状態の性質、及び進行の可能性、状態に関する食生活及びその他の生活要因、支払い及び事務処理(図7を参照)に関する情報を患者の家族、医療関係者、又は医療関係の学生に提供するために、またそれらを思い出させるために使用することが可能性である。
別の構成では、個人用医療記録を作成する方法は、ストック情報、及び個人用医療情報を挿入するための、1つ以上の未完成のセグメントを有する事前録画された解説用ストックビデオの少なくとも一部を単一の記録媒体上に組み込むステップを含むことができる。個人用医療情報には、不可欠な健康統計値を含む個人用健康情報が含まれ得る。この方法は、様々な医学的な病気に関するストック情報を含む事前録画された解説用ストックビデオの少なくとも一部を個人用医療情報と組み合わせるステップをさらに含むことができる。解説用ストックビデオは、個人用医療情報を挿入するための未完成のセグメント内に少なくとも1つの事前決定可能な挿入ポイントが含むことができる。この方法は、個人用医療記録の少なくとも一部を作成するために、事前録画された解説用ストックビデオの少なくとも一部と結合させるための、個人用医療情報を少なくとも1つの事前決定可能な挿入ポイントに供給するステップをよりさらに含むことができる。個人用医療情報を供給するステップは、医療担当医との話し合い記録すること、ビデオスクリプト作成言語から構成要素を挿入すること、グラフィック画像及び質感画像の注釈を挿入すること、からなる群から選択される情報のシーケンスを供給することを含むことができる。個人用医療情報を供給するステップは、個人用音声、ビデオ、画像、及び文字データからなる群から選択される情報を挿入するためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を用いて選択される。質感画像の注釈には、視覚的に強化して、個人用医療情報を標準質感と比較することが含まれ得る。質感画像注釈には、病気の進行状況を示すために、視覚的に強化して、個人用医療情報を質感の履歴と比較することが含まれ得る。グラフィック画像の注釈には、個人用医療記録内の個人特有の特徴を強調するための文字、矢印、及び円からなる群から選択される強調表示が含まれ得る。個人用医療情報を供給するステップには、その後の治療に関する特定な状態を示す検査から得た情報のビデオシーケンスを供給することがさらに含まれ得る。個人用医療情報を供給するステップには、個人用音声を供給することがさらに含まれ得る。個人用医療情報を供給するステップには、MRI、PET、皮膚の外観図、及び姿勢の外観図からなる群から選択される診断技術を用いて医療画像を供給することがさらに含まれ得る。この方法は、少なくとも1つの事前決定可能な挿入ポイントの配置に使用するための、解説用ストックビデオに関する編集リストを用意するステップをさらに含むことができる。図8を参照すると、個人用医療情報400には、患者身元確認情報405、パラメータ化情報406、情報シーケンスの履歴、情報の傾向、現在の状態、通常の状態と現在の状態の比較、及び療法に関する解説なる群から選択される情報が含まれ得る。個人用医療情報400は、生命兆候410、及びレントゲン写真、血液検査420、血圧422、脈拍424、呼吸数426、体温、体重、身長、BMI指数、酸素濃度、尿サンプル、便サンプル、EKG、コルステトール値、血糖値420、検査結果430、症状440、薬剤450、及び専門医のメモからなる群から選択される情報が含まれ得る。個人用医療情報には、特定な慢性疾患に関する病気及び情報が含まれ得、特定な慢性疾患は、糖尿病(図8)、癌、高血圧、呼吸器病、心臓病、高コルステロール血症、精神疾患、うつ病、及び肥満からなる群から選択される。
医療記録/ビデオのその他の使用目的には、保険支払者、セカンドオピニオンの専門医等の関係者の2次的閲覧、及び/又は患者に与えられる情報の法的記録としての閲覧が含まれ得る。担当医との面談前に医療記録/ビデオを見ることにより、担当医の時間を節約し、訪問面談、及びその結果を最大限にすることができる。面談後の最終確認として医療記録/ビデオを見ることで、より深く理解し学習することができて、その場に居合わせることができなかった関係者に情報を提供することができる。
本明細書では、個人用記録/ビデオ、及びその記録/ビデオを作成するための方法を提案する。この方法では、説明用ストック記録/ビデオ情報と個人用情報とを組み合わせる。個人用情報には、例えば、挿入、重畳、パラメータ化された情報(静止画像、ビデオ、音声テキスト、映像等)であるデータ、分類された画像のシーケンス、及び分類された個人用スクリプトと別の個人用スクリプトとの差、及び/又は非同期ビデオ生成用の個人用スクリプト作成するための個人用フレームワークが含まれ得る。
固定された関係の複数のストリームビデオ(テンプレート及び固有の構成要素)を用いたパーソナル化用構成要素の一時的な挿入時間を実現できないため、テンプレートビデオ自体がメタデータに応じて一時的に変更する固有のビデオを作成することは面倒である。
本明細書では、AviSynth(登録商標)又はAdobe After Effect(登録商標)等のビデオ合成ツールにより実行される動的なスクリプトを用いて、個人用ビデオを作成することを提案する。以下に、より詳細に説明する通り、テンプレートビデオを汎用フレームワークに置き換えることができ、このフレームワークはストックデータの構成要素(ビデオ、音声、画像、文字、メタデータ)と、機能スクリプトとを含み、この機能スクリプトにより、これらのデータの構成要素どうしをどのようにして一緒に組み合わせて、個人用スクリプトを生成するかを規定する。ビデオの各指定受信者は、固有の個人用データの構成要素を有することができるであろう。オフライン、又は動的なリアルタイムのどちらかにより、各個人用データの構成要素を汎用フレームワーク内に組み込むことにより、指定受信者ごとに個人用スクリプトを生成することができ、この個人用スクリプトを標準の媒体再生装置を用いて、再生することができる。パーソナル化用構成要素のデータベースを設けて、データベースの指定受信者ごとにスクリプトのセットを1セット書き込むことができ、このスクリプトがデータベース内の個人用データのセットごとに個人用ビデオの合成ステップを規定する。所与のメタデータのセット応じた変数を用いることにより、対応する個人用スクリプトはテンプレートビデオの様々なタイミングと個人用構成要素を連続ストリームに結合することができる。データベース内のパーソナルのデータのセットごとのスクリプトが先験的に作成され、特定のユーザが、自分の個人用ビデオを見たいときに、インラインの合成ツールを用いて、このスクリプトをリアルタイムで実行する。
テンプレートビデオの非静止的な変更を介した複数のストリームの結合を容易にするために動的なスクリプトを用いることができ、この動的なスクリプトでは、全てのストリームに対して、パーソナル化用構成要素のメタデータ又はパラメータに応じて遅延を実行することができ、これにより、リアルタイムでビデオを合成して、正確なレンダリングが可能となる。このメタデータには、挿入、入れ替え、又は重畳に関するセグメント/フレームの配置の仕方、挿入、入れ替え又は重畳の長さの決定の仕方、及び挿入、入れ替え、重畳外見(例えば、大きさ/色/質感/位置)の決定の仕方に関する個人用情報が含まれ得る。
1つの例示的な実例として、挿入、入れ替え、又は重畳に関するセグメント/フレームの配置の仕方を考察する。ユーザはこのメタデータを用いて、入れ替えの位置、及び時間を変更することができる。この方法を用いると、動的なスクリプトが、メタデータに応じて、重畳的な挿入を規定することができ、一時的な結合に加えて、動的な位置合わせも可能となる。例えば、各個人用ビデオは、入れ替え又は重畳を行う場所で、対象の種類(即ち、正方形ボックスか円ボックスか)を規定するメタデータを有し得る。ビデオ合成言語(AviSynth又はAdobe After Effectsスクリプト作成言語等の)は、複数のストリーム及び挿入ポイントを動的に規定できるスクリプトを用いる。ストリームのタイミングの動的な性質により、過去に用いた固定値の代わりテンプレートビデオの変更に応じた変数を用いて、パーソナル化用構成要素を結合することができる。入力メタデータであるパーソナル化用データ及び固有の構成要素(例えば、画像、文字及びビデオ)からのデータを用いるスクリプト生成プログラムを用いて、ビデオ合成言語(例えば、AviSynthのスクリプト)のためのスクリプトを動的に作成する。スクリプト生成プログラムは、メタデータ及びパーソナル化用構成要素のパラメータに応じてスクリプトの変数を自動的に設定することができる。
別の例示的な実例として、挿入、入れ替え、又は重畳の長さを決定する例を考察する。個人用ビデオの異なるインスタンスに関して、挿入ビデオの長さを変更する場合、スクリプト生成プログラムは、パーソナル化用文字を挿入ビデオ上に重畳する時間を延ばすことができる、又は、上記に説明した通り、メタデータに基づいてテンプレートビデオを変更することができる。あるいは、複数のフレームで、挿入される静止画像を音声ファイルと同期させなければならない場合、音声ファイルに関連したメタデータに基づく音声ファイルの長さを用いて規定されたビデオシーケンス内で静止画像を繰り返さなければならない。別の実用的な例は、対象が回転する範囲等の対象の動きをパーソナル化しなければならない場合である。メタデータにより、フレームごとの回転角度の単位が規定される。この規定されたメタデータを用いることで、スクリプトは、所望の回転の範囲に対応するビデオの長さを決定することができる。
その他の例示的な実例では、ビデオシーケンスの挿入、入れ替え、又は重畳の外見の決定の例を考察する。例えば、メタデータ内の関係を規定することで、ビデオ内のその他の対象にする、挿入される対象の大きさを動的に変更しなければ可能性がある。したがって、対象を挿入する際、スクリプトは、メタデータに応じて対象を動的に縮尺変更する。例えば、1つの画像だけ挿入する場合、その挿入する画像は、複数の画像を挿入するときと比較して大きくてよい。スクリプトでは、スクリプト変数を用いて行う、空間縮尺、及び動的な位置合わせのほとんどが可能である。したがって、テンプレートを修正する方法で変更が所望される場合、その結果をその他のプログラムの部分に転移する、又は「流す」。言い換えれば、スクリプトを書き直す必要がない。空間縮尺変更、及び動的な位置合わせを規定する変数をテンプレート修正におけるその役割に基づいて、自動的に再計算することができる。パーソナル化用データのデータベースが利用可能な場合、スクリプト生成プログラムは、データベースの入力ごとにパーソナル化用スクリプトを1セット生成することができる。スクリプトは比較的コンパクトなため、データベースからスクリプトへの変換は非常に速い。この変換は、時間のかかる個人用ビデオを作成する工程より1桁速い。図9には、スクリプト生成工程を示す説明図が示される。
以下に詳細に説明する通り、全てのユーザが、自分独自の固有の個人用データの構成要素(即ち、ビデオ/音声テキスト/メタデータ)を作成することができる。汎用フレームワークには、汎用データの構成要素(即ち、ビデオ/音声テキスト/メタデータ)と、機能スクリプトとが含まれ得る。機能スクリプトを用いて、どのように汎用データの構成要素、及び個人用データの構成要素を、ユーザ又は顧客ごとに、個人用スクリプト内に組み込むかを規定することができる。生成されるスクリプトは個人用ビデオを作成しない、むしろ合成ツールを用いて個人用ビデオを作成するために設定される命令を規定する。カスタマイズ化ビデオの生成が所望されるときはいつでも、下部の合成ツール(例えば、AviSynth、Adobe After Effectスクリプトを作成する言語)により、リアルタイムで対応するスクリプトを実行することができる。一般的には、この合成ツールはバックグランド内で動作し、標準媒体の再生装置内のスクリプトを開くことにより起動する。ユーザの視点から見ると、ビデオは既に存在し、一般のコンピュータ上でリアルタイムに作成された後、即時に使用可能となる。図面には、スクリプトインタープリタ(即ち、合成エンジン)、汎用フレームワーク、及びパーソナル化用構成要素を用いてリアルタイムのビデオを作成するメカニズムが示される。図1には、どのように汎用フレームワークを用いて個人用データの構成要素どうしをオフラインで組み合わせて、個人用スクリプトのバッチを生成するかが示される。図10には、どのように1ユーザに関する個人用スクリプトをリアルタイムで動的に生成し、媒体再生装置内でスクリプトの開くかが示され、これによりユーザが個人的好みに調整されたビデオに即座にアクセスすることができる。
テンプレートビデオを汎用フレームワークと交換することができることを理解されたい。この汎用フレームワークは、汎用データの構成要素(ビデオ、音声、画像、文字、メタデータ)と、機能スクリプトとを含み、この機能スクリプトが、これらのデータ構成要素をどのように一緒に組み合わせて、個人用スクリプトを生成するかを規定する。各ユーザは、自分の固有の個人用データの構成要素を有することができる。個人用スクリプトは、個人用データの構成要素を汎用フレームワーク内に組み込むことにより、オフラインで生成することができる、又は、動的にリアルタイムで生成することができ、標準の媒体再生装置内で再生することができる。したがって、テンプレートビデオの修正は、テンプレート重畳/入れ替え、及びテンプレートの接合及び/又はフレームの挿入だけに基づく代わりにメタデータに基づくことができる。スクリプト生成プログラムは、データベースから動的スクリプトを生成することができ、このデータベースは、所定のビデオでなく、メタデータに基づくテンプレート修正用構成要素、及び、挿入するためのパーソナル化用構成要素(即ち、文字/ビデオ/画像)を含む。メタデータに応じたクリプト変数に基づく、個人用データの挿入時間、及び挿入位置の修正は、修正されるテンプレートとパーソナル化用構成要素との間の連続性、及び位置合わせを確保することができる。
本明細書では、動的スクリプトを用いた個人用ビデオの作成を提案する。この動的スクリプトは、ビデオ合成ツールにより実行することができる。提案される方法の1つでは、汎用データの構成要素と、機能スクリプトとを含む汎用フレームワークを用いることができる。この機能スクリプトは、どのようにビデオ、音声、画像、文字及びメタデータ等のデータ構成要素を組み合わせて、個人用スクリプトを生成するかを規定することができる。メタデータは、挿入、入れ替え、又は重畳のためにセグメント/フレームをどのように配置するか、及び長さ、挿入、入れ替え、及び重畳の外見をどのように決定するかに関する情報を含むことができる。各ユーザは、自分独自の固有の個人用データの構成要素を有することができる。パーソナル化用構成要素のデータベースを設けて、個人用スクリプトのセットを各データベースの指定受信者ごとに1つ、スクリプト生成プログラムにより、生成することができる。本明細書は、個人用ビデオの作成における生産性を著しく向上させ、従来の方法では実行不可能な、ビデオをパーソナル化するための新しい方法を可能にする。
さらに、非同期の個人用スクリプトを作成する上述の方法は、汎用データの構成要素を含む汎用フレームワークを有するテンプレートビデオのフォーマットを設定するステップと、汎用データの構成要素どうしを動的に結合するためのテンプレートのスクリプトを作成するステップとを含む。スクリプトを作成することで、汎用データの構成要素の変更を規定することができ、個人用データの構成要素をフレームワーク内に組み込むために、汎用データの構成要素の変更に関するパラメータを有する標準情報を含むことができる。パラメータには、個人用データの構成要素を有するテンプレートを変更するためのスクリプト変数が含まれ得る。この方法は、個人用データの構成要素を汎用フレームワークに結合させて、非同期の個人用スクリプト生成するために、パーソナル化用フレームワークを形成するステップをさらに含む。
図9を再度参照すると、個人用スクリプト510、520、530のバッチを生成するための概略図500が示される。個人用データの構成要素610、620、630からスクリプト510、520、530をコンパイルすることができる。個人用データの構成要素には、ビデオ/音声テキスト710、スクリプト720、及びメタデータ730が含まれ得る。スクリプト510、520、530を汎用フレームワーク800内にてオフラインで生成することができる。
図10を再度参照すると、個人用スクリプト910をリアルタイムで動的に生成するための概略図900が示される。ある例示的な実例では、単一のユーザが個人用データの構成要素1010をコンパイルすることができる。個人用データの構成要素1010には、ビデオ/音声テキスト1110、スクリプト1120、及びメタデータ1130が含まれ得る。スクリプト910は、汎用フレームワーク1200内にてリアルタイムで動的に生成することができる。スクリプト910は、スクリプトインタープリタ1300を通してさらに処理され、ビデオレンダラ1310を生成することができる、あるいは、スクリプト910を、さらなるアクセスのために記憶装置1320内に格納することができる。
上記の両方の例では(即ち、オフライン及びリアルタイム)、スクリプトを作成することにより、個人用データの構成要素と汎用データの構成要素との合成を規定することができることを理解されたい。スクリプトには、汎用データと結合させるための、個人用データの構成要素の所与のセットの変数が含まれ得る。スクリプトの変数により個人用データの構成要素をフレームワーク内に組み込むための汎用データの構成要素の変更が規定される。
個人用データ情報は、関連身元確認情報を含むことができその中には、名前、トピック、日付、作成者、責任者等の情報が含まれ得る。

Claims (10)

  1. 非同期ビデオを作成するための個人用スクリプトを作成する方法であって、
    汎用データの構成要素を含む汎用フレームワークを有するテンプレートビデオのフォーマットを設定するステップと、
    前記汎用データの構成要素どうしを動的に結合するための前記テンプレートのスクリプトを作成するステップであって、
    前記スクリプトを作成するステップは、前記汎用データの構成要素の変更を規定し、
    前記スクリプトを作成するステップには、個人用データの構成要素を前記フレームワークに組み込むための、前記汎用データの構成要素の前記変更に関するパラメータを有する標準情報のスクリプトを作成することが含まれ、
    前記パラメータには、前記個人用データの構成要素を有する前記テンプレートの前記変更のためのスクリプト変数が含まれる、ステップと、
    前記個人用データの構成要素を前記汎用フレームワークに結合させて、非同期ビデオ作成用の前記個人用スクリプトを作成するためのパーソナル化用フレームワークを形成するステップと、を含む方法。
  2. 前記パラメータには、前記個人用スクリプトを作成するための前記パーソナル化用フレームワークを用いて、前記個人用データの構成要素を挿入するための前記スクリプト変数が含まれる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記パラメータには、前記汎用データの構成要素を前記個人用データの構成要素と入れ替えるための前記スクリプト変数が含まれる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パラメータには、前記汎用データの構成要素を前記個人用データの構成要素に重畳するための前記スクリプト変数が含まれる、請求項1に記載の方法。
  5. 非同期ビデオを作成するための個人用スクリプトを作成する方法であって、
    汎用データの構成要素を含む汎用フレームワークを有するテンプレートビデオのフォーマットを設定するステップと、
    前記汎用データの構成要素の制御を動的に結合するための前記テンプレートのスクリプトを作成するステップと、
    個人用データの構成要素のデータベースを作成するステップであって、
    前記スクリプトを作成するステップでは、前記個人用データの構成要素と前記汎用データの構成要素との合成を規定し、
    前記スクリプトを作成するステップには、前記汎用データと結合させるための個人用データの構成要素の所与のセットの変数のスクリプトを作成することが含まれ、
    前記変数のスクリプトを作成することでは、前記個人用データの構成要素を前記フレームワーク内に組み込むための、前記汎用データの構成要素の変更を規定する、ステップと、
    前記個人用スクリプトを作成するためのパーソナル化用フレームワークを用いて、前記個人用データの構成要素の制御を結合するステップと、を含む方法。
  6. 前記テンプレートのフレームワーク及び前記スクリプト変数を用いて、前記個人用データの構成要素を用いて、個人用スクリプトをリアルタイムで動的に構築する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記スクリプトを作成するステップには、パラメータを有する標準情報のスクリプトを作成することが含まれ、
    前記パラメータには、前記個人用データの構成要素を有する前記テンプレートの前記変更のための前記スクリプト変数が含まれる、請求項5に記載の方法。
  8. 個人用スクリプトを生成するシステムであって、
    汎用データの構成要素を含む汎用フレームワークを有する、設定されたフォーマットを含むテンプレートを含み、
    前記汎用データの構成要素には、ビデオ、音声、画像、映像、及び文字のうちの少なくとも1つが含まれ、
    前記テンプレートは、どのように前記汎用データの構成要素を個人用データの構成要素と組み合わせるか規定する機能スクリプトを含み、
    前記個人用データの構成要素には、ビデオ、音声、画像、映像及び文字のうちの少なくとも1つが含まれ、
    前記機能スクリプトは、前記個人用データの構成要素を前記テンプレートに挿入するために、前記個人用データの構成要素どうしを結合させ、
    前記機能スクリプトには、前記テンプレートと前記結合させるための前記個人用データの構成要素の挿入時間及び挿入位置を変更するためのコマンドが含まれ、これにより、前記個人用スクリプトが作成される、システム。
  9. 前記機能スクリプトのコマンドにより、前記汎用データの構成要素と前記個人用データ構成要素とが結合される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記機能スクリプトには、パラメータが含まれ、
    前記パラメータには、前記個人用データの構成要素を有する前記テンプレートの変更のためのスクリプト変数が含まれる、請求項8に記載のシステム。
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