JP2013250919A - 紙幣処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理効率の低下を抑制することができる紙幣処理機の提供。
【解決手段】入金部21から紙幣を繰り出し入金搬送する入金搬送手段は、識別部28を通る一部が、紙幣を入金搬送方向に対して逆方向へ搬送することで、収納部35〜37に収納された紙幣を繰り出し出金搬送する出金搬送手段53の一部を構成し、出金搬送手段53は、整列部30への分岐点よりも上流側、且つ識別部28よりも下流側に、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部43を有し、収納部35〜37から出金搬送される紙幣は、識別部28によって識別され紙幣の向きを反転させる必要があるときに表裏反転部43を経由する。
【選択図】図6

Description

本発明は、紙幣を取り扱う紙幣処理機に関する。
従来、入金する紙幣を入金搬送手段で一枚ずつ機内に取り込んで搬送するとともに、搬送中の紙幣の金種等を鑑別し、紙幣の表裏の向きを取り揃えたうえで一時貯留部に一時貯留し、その入金が確定すると、一時貯留部の紙幣を金種に応じて設けられる金種別収納部に収納する紙幣処理機がある。そして、このような紙幣処理機において、金種別収納部に収納した紙幣を、出金処理において出金用の紙幣として出金させたり、所定枚数を一束として結束し出金させる還流式の紙幣処理機がある(例えば特許文献1参照)。
特開2002−373358号公報(段落0031、図3)
上述した紙幣処理機では、入金搬送手段に紙幣の表裏の向きを取り揃える表裏反転部を有していることから、入金処理時に紙幣の表裏を取り揃えることになる。しかしながら、このように入金搬送手段に表裏反転部を有していると、入金処理速度の低下を招いて入金処理の処理効率が低下してしまう。操作者は、入金処理においては終了時に意識的に確定・キャンセルの判断および操作を行う必要があり、無意識に紙幣を取り出せば良い出金処理と比べて、待たされている感覚が強くなってしまう。また、例えば、金種別収納部の入出口でのジャム等の異常発生時の紙幣につき、紙幣の向きを間違えて金種別収納部に装填し直した場合等には、この紙幣が金種別収納部から繰り出されると、これを異常紙幣として処理せざるを得ず、この点でも処理効率の低下を招いていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、処理効率の低下を抑制することができる紙幣処理機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、機外から紙幣が投入される入金部と、該入金部から紙幣を繰り出し入金搬送する入金搬送手段と、該入金搬送手段によって入金搬送される紙幣を識別する識別部と、該識別部によって識別された紙幣を一時貯留する一時貯留部と、該一時貯留部によって一時貯留された紙幣を収納する収納部と、該収納部に収納された紙幣を繰り出し出金搬送する出金搬送手段と、該出金搬送手段によって出金搬送される紙幣を機外へ出金可能に集積させる出金部と、前記出金搬送手段から分岐した位置にあって紙幣を整列させて所定の結束枚数集積させる整列部と、該整列部で所定の結束枚数集積させた紙幣を結束させる結束部と、を備えた紙幣処理機であって、前記入金搬送手段は、前記識別部を通る一部が、紙幣を入金搬送方向に対して逆方向へ搬送することで前記出金搬送手段の一部を構成し、前記出金搬送手段は、前記整列部への分岐点よりも上流側、且つ前記識別部よりも下流側に、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部を有し、前記収納部から出金搬送される紙幣は、前記識別部によって識別され紙幣の向きを反転させる必要があるときに前記表裏反転部を経由することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、さらに、前記入金搬送手段の前記識別部より下流側から分岐した位置にあって、前記識別部で識別された結果、受け付け不可とされた投入紙幣を集積させる入金リジェクト部と、前記出金搬送手段の前記識別部より下流側から分岐した位置にあって、前記識別部で識別された結果、出金不可とされた出金紙幣を集積させる出金リジェクト部とを有し、前記一時貯留部は、金種混合一時貯留部であり、前記収納部は、複数の金種別収納部および金種混合収納部から構成されるとともに、前記一時貯留部と並列状態に配置されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記金種混合一時貯留部から、前記複数の金種別収納部および前記金種混合収納部の少なくとも一つへ、入金確定紙幣を前記識別部で識別された結果に応じ振分搬送するとともに、前記識別部で識別された結果、異常紙幣とされた入金確定紙幣を前記出金リジェクト部へ搬送することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか一項に係る発明において、前記整列部へ、前記一時貯留部および前記収納部から選択的に紙幣が搬送されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか一項に係る発明において、さらに、前記結束部で結束した小束紙幣を集積して機外へ出金可能な束出金部を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部を出金搬送手段が有しているため、入金処理において表裏反転部を通ることによる入金処理速度の低下がなくなり、出金処理に比べて待たされている感覚が強くなる入金処理の時間を短縮できて、入金処理の処理効率の低下を抑制することができる。また、出金搬送手段が、整列部への分岐点よりも上流側且つ識別部よりも下流側に表裏反転部を有しているため、上流端の収納部に表裏が適正でない紙幣があったとしても、これを識別部で識別し表裏反転部で表裏反転して、下流端の出金部に搬送したり、分岐した位置にある整列部に搬送したりできる。よって、収納部に表裏が適正でない紙幣があったとしても、この紙幣を含んで、出金部に集積された紙幣は表裏が取り揃えられた状態となり、整列部に集積された紙幣も表裏が取り揃えられた状態となる。したがって、表裏が適正でない紙幣を排除する必要がないため、出金処理の処理効率の低下を抑制することができる。加えて、簡易な構成で、出金部への出金用および整列部への結束用のバラ紙幣の集積の表裏の向きを、各々選択設定することが可能となる。さらに、入金搬送手段は、識別部を通る一部が、紙幣を入金搬送方向に対して逆方向へ搬送することで出金搬送手段の一部を構成するため、入金搬送時の識別部を出金搬送時および結束搬送時の識別部として使用できる。
請求項2に係る発明によれば、入金搬送手段で搬送中、識別部で識別された結果、受け付け不可とされた投入紙幣を、入金搬送手段から分岐した位置にある入金リジェクト部に集積させることになり、出金搬送手段で搬送中、識別部で識別された結果、出金不可とされた出金紙幣を、出金搬送手段から分岐した位置にある出金リジェクト部に集積させることになるため、入金搬送手段と出金搬送手段とが共通の識別部を使用しても、処理を停止させることなく適正に、入金処理、出金処理および結束処理を行うことができる。また、金種混合一時貯留部、複数の金種別収納部および金種混合収納部が並列状態に配置されるため、機体の大型化を抑制できる。
請求項3に係る発明によれば、入金処理で紙幣を一時貯留する金種混合一時貯留部から、入金確定後に、複数の金種別収納部および金種混合収納部の少なくとも一つへ、紙幣を識別部で識別された結果に応じ振分搬送することになるが、その際に、識別部で異常紙幣とされた入金確定紙幣については、これを出金リジェクト部へ搬送することができる。よって、処理を停止させることなく適正に、収納処理を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、整列部へは、一時貯留部および収納部から選択的に紙幣が搬送されるため、収納部に収納されている紙幣を結束することができることは勿論のこと、一時貯留部に収納されている紙幣をも結束することができる。よって、予め準備された紙幣を結束するローカル整理処理を行う場合に、一時貯留部から整列部に紙幣を直接搬送して結束部で結束させることができ、処理効率を向上できる。
請求項5に係る発明によれば、結束部で結束した小束紙幣を束出金部で集積して機外へ出金することができるため、小束紙幣の効率的な取り出しが可能となる。
本発明の一実施形態に係る紙幣処理機を含む出納機を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る紙幣処理機を概略的に示す側断面図である。 同紙幣処理機の側断面図であって、入金処理ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、収納処理ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、返却処理ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、バラ出金処理ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、束出金処理ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、自己精査処理の往路ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、自己精査処理の復路ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、ローカル整理処理の往路ルートを太線で示すものである。 同紙幣処理機の側断面図であって、ローカル整理処理の復路ルートを太線で示すものである。
本発明の一実施形態に係る紙幣処理機を図面を参照して以下に説明する。図1は、紙幣および硬貨等を取り扱う出納機を示している。この出納機は、銀行等の金融機関の店舗に設置されて店舗全体の貨幣処理を管理するものである。出納機は、例えば、大口顧客に対する係員による入金、出金等の取引処理、係員による渉外先への持ち出し金の出金処理や、渉外先からの持ち帰り金の入金処理、さらには、営業終了後の金融機関店舗全体での入出金状況の締め上げ管理等を行うものである。
出納機は、紙幣についての入出金処理等を行う本実施形態に係る紙幣処理機11と、紙幣の特に新券についての出金処理等を行う新券処理機12と、硬貨についての入出金処理等を行う硬貨処理機13とが左右に並設されて構成されており、硬貨処理機13の上部に、操作者によって操作入力がなされる操作部14と、操作者に対して表示を行う表示部15とが設けられている。
次に、本実施形態に係る紙幣処理機11の全体構成を図2を参照して説明する。紙幣処理機11は、その前面側の上部に、機外からバラ紙幣が投入されるとともに機内から出金用のバラ紙幣が繰り出される入出金部(入金部,出金部)21が設けられている。入出金部21は、その底部を構成する載置板22が後下がりに傾斜した姿勢で昇降可能に設けられており、その奥側の支承面23が載置板22と直交するように後上がりに傾斜して設けられている。入出金部21には、紙幣が長さ方向を左右方向に沿わせた姿勢で載置板22上に集積されることになり、紙幣は載置板22の傾斜により後端縁が支承面23に当接する。入出金部21の上部の後側には、載置板22上に集積されたバラ紙幣を上端のものから一枚ずつ分離して所定の間隔をあけて機内へ繰り出すとともに機内からの紙幣を入出金部21に繰り出す繰出部21aが設けられている。
入出金部21の下側には、紙幣処理機11の前面位置に、受け付け不可と識別された入金リジェクト紙幣が機内から繰り出される入金リジェクト部26が設けられている。入金リジェクト部26は、繰り出された紙幣を下から上に順次集積させて機外に取り出し可能となるように保持する。入出金部21および入金リジェクト部26の後側には、出金不可と識別された出金リジェクト紙幣を収納する出金リジェクト部27が設けられており、出金リジェクト部27の後方の下部には紙幣を識別する識別部28が設けられている。出金リジェクト部27も、繰り出された紙幣を下から上に順次集積させて収納する。
また、出金リジェクト部27の後方の上部には紙幣を整列させて所定の結束枚数下から上に順次集積させる整列部30が設けられており、この整列部30の上部には、整列部30で集積された所定の結束枚数の紙幣に結束テープを巻き回し結束して小束紙幣とする結束部31が設けられている。この結束部31の前側には結束部31で作成された小束紙幣を機外に出金可能に繰り出す束出金部32が設けられている。束出金部32は、結束部31で結束した小束紙幣を複数束、機体前後方向に集積可能であり、複数の小束紙幣を一度に機外に取り出し可能となるように出金させるようになっている。
また、紙幣処理機11の下部には、奥側から順に、入金確定後の所定の単一金種のバラ紙幣を上下に集積させた状態で収納する金種カセット(収納部,金種別収納部)35、同様の金種カセット(収納部,金種別収納部)36、同様の金種カセット(収納部,金種別収納部)37、入金確定後のバラ紙幣を上下に集積させた状態で収納する混合カセット(収納部,金種混合収納部)38、および入金された入金確定前の金種混合のバラ紙幣を上下に集積させた状態で一時貯留するプールカセット(一時貯留部,金種混合一時貯留部)39が上下左右の位置を合わせて一列状の並列状態に配置されている。
混合カセット38は、複数の金種カセット35〜37に収納しない他金種のバラ紙幣と金種カセット35〜37に収納しきれないオーバーフロー紙幣とを収納する。例えば、金種カセット35が千円券、金種カセット36が万円券、金種カセット37が五千円券を収納し、混合カセット38は、これら金種のオーバーフロー紙幣と二千円券とを収納する。あるいは、金種カセット35が千円券、金種カセット36が千円券、金種カセット37が万円券を収納し、混合カセット38は、これら金種のオーバーフロー紙幣と二千円券と五千円券とを収納する。
金種カセット35の上部には、その内部に紙幣を繰り出すとともに内部の紙幣を上端のものから一枚ずつ分離して繰り出す繰出部35aが設けられており、金種カセット36の上部にも同様の繰出部36aが、金種カセット37の上部にも同様の繰出部37aが、混合カセット38の上部にも同様の繰出部38aが、プールカセット39の上部にも同様の繰出部39aが、それぞれ設けられている。
紙幣処理機11の内部には、紙幣を搬送する紙幣搬送路41が各部を適宜繋ぐように設けられている。紙幣搬送路41は、繰出部21aから後上がりに延出した後、後下がりに延出し、さらに鉛直下方に延出し、その後、前側に一端延出した後、下側にて後側に折り返し、後方に延出し、途中上側に凸状に屈曲して識別部28を通って下方に若干延出する搬送路41Aと、搬送路41Aに連続して下側に若干延出した後に前方に延出し前端から下方に若干延出する搬送路41Bと、搬送路41Bに連続するようにプールカセット39に設けられた搬送路41Cとを有している。
また、紙幣搬送路41は、搬送路41Bの途中から分岐する搬送路41Dと、搬送路41Dに連続するように金種カセット35に設けられた搬送路41Eと、搬送路41Bの搬送路41Dよりもプールカセット39側から分岐する搬送路41Fと、搬送路41Fに連続するように金種カセット36に設けられた搬送路41Gと、搬送路41Bの搬送路41Fよりもプールカセット39側から分岐する搬送路41Hと、搬送路41Hに連続するように金種カセット37に設けられた搬送路41Iと、搬送路41Bの搬送路41Hよりもプールカセット39側から分岐する搬送路41Jと、搬送路41Jに連続するように混合カセット38に設けられた搬送路41Kと、搬送路41Bの搬送路41Jよりもプールカセット39側から分岐して上方に延出する搬送路41Lと、搬送路41Lに繋がって屈曲し後方に延出して搬送路41Aの入出金部21と識別部28との間に繋がる搬送路41Mとを有している。
また、紙幣搬送路41は、搬送路41Bの搬送路41Jの分岐位置と搬送路41Lの分岐位置との間位置から分岐して上方に延出する搬送路41Nと、搬送路41Nに繋がって上方に延出し搬送路41Mの途中位置に繋がる搬送路41Oと、搬送路41Mにおける搬送路41Oの接続位置と搬送路41Aへの接続位置との間位置から分岐して入金リジェクト部26に繋がる搬送路41Pと、搬送路41Aにおける搬送路41Mの接続位置と入出金部21との間位置から分岐し前方に延出して搬送路41Pの途中位置に繋がる搬送路41Qと、搬送路41Pにおける搬送路41Qの接続位置と入金リジェクト部26との間位置から上方に分岐し後上がりに延出して出金リジェクト部27に繋がる搬送路41Rとを有している。
また、紙幣搬送路41は、搬送路41Aにおける入出金部21と搬送路41Qの分岐位置との間位置と、搬送路41Mの接続位置と識別部28との間位置とを繋ぐ搬送路41Sと、搬送路41Aにおける搬送路41Sの接続位置と入出金部21との間位置から後方に分岐して整列部30に繋がる搬送路41Tとを有している。搬送路41Sには、紙幣の表裏を反転させる表裏反転部43が設けられている。
ここで、上記した搬送路41A〜41Mは正逆両方向に紙幣を搬送可能となっており、搬送路41N〜41Tは一方向にのみ紙幣を搬送可能となっている。
「入金処理」
図3の太線は、機外から入出金部21に投入されたバラ紙幣を搬送しつつ識別計数する入金処理のルートを示している。つまり、入出金部21の載置板22上にバラ紙幣が集積状態で載置されて、操作部14に入金処理を行う旨の入力操作がなされると、繰出部21aが入出金部21の載置板22上の紙幣を上端のものから順に一枚ずつ分離して所定の間隔をあけて繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、搬送路41Aで搬送することになる。搬送路41Aでの搬送中に識別部28が紙幣を識別計数することになり、識別部28で受け入れ可能と識別した紙幣(取り扱い可能な金種の紙幣)を、図3に太実線で示すように、搬送路41B,41Cでプールカセット39に搬送する。プールカセット39は、搬送されてきた紙幣を下から上に順次集積させて一時貯留する。
このとき、図3に太実線で示すルートを構成する繰出部21aおよび搬送路41A,41B,41Cが、入出金部21から紙幣を繰り出しプールカセット39に入金搬送する入金搬送手段50となっており、識別部28は、この入金搬送手段50によって入金搬送される紙幣を識別する。入金搬送手段50には、紙幣の表裏を反転させる表裏反転部は設けられていない。
一方、入金処理にて識別部28で受け入れ不可と識別した紙幣を、図3に太破線で示すように、搬送路41Bから分岐した搬送路41N,41O,41M,41Pで入金リジェクト部26に搬送する。
よって、入金処理では、識別部28で識別した結果、受け入れ可能な投入紙幣を、入金搬送手段50でプールカセット39に一時貯留させ、識別部28で識別した結果、受け入れ不可な投入紙幣を、入金搬送手段50の識別部28より下流側から分岐した位置にある入金リジェクト部26に集積させることになる。
「収納処理」
図4の太線は、入金処理にてプールカセット39に一時貯留された紙幣を、操作部14への承認操作が入力されたことを条件に、確定して、金種カセット35〜37および混合カセット38の対応するものに収納する収納処理のルートを示している。つまり、プールカセット39の紙幣を上端のものから繰出部39aが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、図4に太実線で示すように、搬送路41C,41B,41L,41M,41Aで識別部28に搬送し、識別部28の識別結果に基づいて、収納可能と識別した紙幣を、搬送路41B,41D〜41Kの対応するものによって金種カセット35〜37および混合カセット38の対応するものに搬送する。これにより、金種カセット35〜37および混合カセット38の対応するものに紙幣を収納する。金種カセット35〜37および混合カセット38も、それぞれ、搬送されてきた紙幣を下から上に順次集積させて収納する。
このとき、図4に太実線で示すルートを構成する繰出部39aおよび搬送路41C,41B,41L,41M,41A,41D〜41Kが、プールカセット39から紙幣を繰り出し金種カセット35〜37および混合カセット38に収納搬送する収納搬送手段51となっており、識別部28は、この収納搬送手段51によって収納搬送される紙幣を識別する。
一方、収納処理にて識別部28で重送等と識別した紙幣については、図4に太破線で示すように、搬送路41B,41N,41O,41M,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27にて下から上に順次集積させて収納する。
よって、収納処理では、プールカセット39から、複数の金種カセット35〜37および混合カセット38の少なくとも一つへ、入金確定紙幣を識別部28で識別された結果に応じ振分搬送するとともに、識別部28で識別された結果、異常紙幣とされた入金確定紙幣を出金リジェクト部27へ搬送することになる。
「返却処理」
図5の太線は、入金処理にてプールカセット39に一時貯留した紙幣を、操作部14へのキャンセル操作が入力されたことを条件に、入出金部21に繰り出す返却処理のルートを示している。つまり、プールカセット39の紙幣を上端のものから繰出部39aが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、搬送路41C,41B,41Aによって入出金部21に搬送する。これにより、入出金部21にて紙幣を載置板22上に下から上に順次集積させることになり、機外へ返却可能に集積させる。このとき、図5に太実線で示すルートを構成する繰出部39aおよび搬送路41C,41B,41Aが、プールカセット39から紙幣を繰り出し入出金部21に返却搬送する返却搬送手段52となっている。
「バラ出金処理」
図6の太線は、操作部14へ入力されたバラ出金操作に基づいて、金種カセット35、金種カセット36および金種カセット37の指定された金種のものから紙幣を出金するバラ出金処理のルートを示している。つまり、バラ出金処理では、図6に太実線で示すように、金種カセット35〜37の指定された金種のものに収納されている紙幣を上端のものから繰出部35a〜37aの対応するものが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、搬送路41D〜41Iの対応するものと、搬送路41B,41Aとで識別部28に搬送し、識別部28の識別結果に基づいて、表裏反転が必要でないものは搬送路41Aで入出金部21に、表裏反転が必要なものは搬送路41Sを介して表裏反転部43で表裏反転させた後、搬送路41Aで入出金部21に、それぞれ搬送する。これにより、出金操作に基づくバラ紙幣を、表裏取り揃えた状態で入出金部21に繰り出し入出金部21にて載置板22上に下から上に順次集積させる。
このとき、図6に太実線で示すルートを構成する繰出部35a〜37aおよび搬送路41D〜41I,41B,41A,41Sが、金種カセット35〜37に収納された紙幣を繰り出して入出金部21に出金搬送する出金搬送手段53となっており、入出金部21は、この出金搬送手段53によって出金搬送される紙幣を機外へ出金可能に集積させる。この出金搬送手段53は、整列部30への搬送路41Tの分岐点よりも上流側、且つ識別部28よりも下流側に、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部43を有している。そして、金種カセット35、金種カセット36および金種カセット37から出金搬送される紙幣は、識別部28によって識別され紙幣の表裏の向きを反転させる必要があるときに表裏反転部43を経由する。図3に示す入金搬送手段50は、識別部28を通る一部の搬送路41Aが、紙幣を入金搬送方向に対して逆方向へ搬送することで、図6に示す出金搬送手段53の一部を構成する。
一方、バラ出金処理にて出金搬送手段53で搬送中、識別部28で重送等と識別した紙幣については、図6に太破線で示すように、出金搬送手段53を構成する搬送路41Aから分岐する搬送路41Q,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27にて下から上に順次集積させて収納する。
よって、バラ出金処理では、識別部28で識別した結果、出金可能な出金紙幣を、出金搬送手段53で入出金部21に集積させ、識別部28で識別した結果、出金不可な出金紙幣を、出金搬送手段53の識別部28より下流側から分岐した位置にある出金リジェクト部27に集積させることになる。
「束出金処理」
図7の太線は、操作部14へ入力された束出金操作に基づいて、金種カセット35、金種カセット36および金種カセット37の指定された金種のものからの紙幣を結束して出金する束出金処理のルートを示している。つまり、束出金処理では、図7に太実線で示すように、金種カセット35〜37のうち指定された金種のものに収納されている紙幣を上端のものから繰出部35a〜37aの対応するものが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、搬送路41D〜41Iの対応するものと、搬送路41B,41Aとで識別部28に搬送し、識別部28の識別結果に基づいて、表裏反転が必要でないものは搬送路41A,41Tで整列部30に、表裏反転が必要なものは搬送路41Sを介して表裏反転部43で表裏反転させた後、搬送路41A,41Tで整列部30に、それぞれ搬送する。これにより、指定された単一金種の紙幣を結束単位枚数だけ表裏を取り揃えた状態で整列部30に繰り出す。そして、指定された単一金種の紙幣を整列部30で所定の結束枚数下から上に順次集積させた後、結束部31で結束させて小束紙幣とし、束出金部32に繰り出す。このような処理を指定された金種毎に指定された束数分行うことになり、束出金部32では作成された複数の小束紙幣を、機外に取り出し可能となるように機体前後方向に集積させる。
このとき、図7に太実線で示すルートでは、図6に示す出金搬送手段53の搬送路41Aから整列部30への搬送路41Tが分岐しており、言い換えれば、整列部30は、出金搬送手段53から分岐した位置にある。出金搬送手段53は、この整列部30への搬送路41Tの分岐点よりも上流側、且つ識別部28よりも下流側に、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部43を有している。
一方、束出金処理にて出金搬送手段53で搬送中、識別部28で重送等と識別した紙幣については、図7に太破線で示すように、出金搬送手段53を構成する搬送路41Aから分岐する搬送路41Q,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27にて下から上に順次集積させて収納する。
よって、束出金処理では、識別部28で識別した結果、出金可能な出金紙幣を、出金搬送手段53の識別部28より下流から分岐した位置にある整列部30に集積させ、識別部28で識別した結果、出金不可な出金紙幣を、出金搬送手段53の識別部28より下流側から分岐した位置にある出金リジェクト部27に集積させる。
「自己精査処理」
図8の太線は、操作部14へ入力された自己精査処理操作に基づいて、金種カセット35〜37および混合カセット38の対応するものの紙幣を自己精査する自己精査処理の往路ルートを示している。つまり、自己精査処理では、図8に太実線で示すように、金種カセット35〜37および混合カセット38のうちの設定された一つに収納されている紙幣を上端のものから繰出部35a〜38aの対応するものが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、搬送路41D〜41Kの対応するものと、搬送路41B,41Aとで識別部28に搬送し、識別部28で識別計数しつつ、搬送路41M,41L,41B,41Cを介してプールカセット39に搬送する。そして、金種カセット35〜37および混合カセット38のうちの設定された一つに収納されていた紙幣をすべて繰り出す。なお、この搬送中、識別部28で重送等と識別した紙幣については、図8に太破線で示すように、搬送路41A,41Q,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27に収納する。
図9の太線は、上記した自己精査処理の復路ルートを示している。上記したようにプールカセット39に一旦移した紙幣を、図9に太実線で示すように、搬送路41C,41B,41L,41M,41Aによって、識別部28に搬送し、識別部28で識別計数するとともに、識別部28の識別結果に基づいて、搬送路41B,41D〜41Kの対応するものを介して、金種カセット35〜37および混合カセット38の対応する金種のものに収納する。なお、この搬送中、識別部28で重送等と識別した紙幣については、図9に太破線で示すように、搬送路41B,41N,41O,41M,41P,41Rによって出金リジェクト部27に搬送し、出金リジェクト部27に収納する。
以上により、識別部28の計数結果と、金種カセット35〜37および混合カセット38の自己精査処理を行ったものに収納された紙幣の枚数とが一致することになり、このような自己精査処理を、金種カセット35〜37および混合カセット38のうちの設定されたものについて、それぞれ個別に行うことになる。なお、金種カセット35〜37および混合カセット38にそれぞれ収納された紙幣の合計枚数がプールカセット39の最大収納枚数以下であった場合には、上記の自己精査処理をそれぞれ個別に行う必要はなく、すべて一括して行うこともできる。
「ローカル整理処理」
図10の太線は、機外から入出金部21に投入されたバラ紙幣を搬送しつつ識別計数するローカル整理処理の往路ルートを示している。つまり、入出金部21の載置板22上にバラ紙幣が載置されて、操作部14にローカル整理処理を行う旨の入力操作が金種指定とともになされると、繰出部21aが入出金部21の載置板22上の紙幣を上端のものから順に一枚ずつ分離して所定の間隔をあけて繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、図10に太実線で示すように、搬送路41Aで搬送することになる。搬送路41Aでの搬送中に識別部28が紙幣を識別計数することになり、識別部28で指定金種と識別した紙幣を、搬送路41B,41Cでプールカセット39に搬送する一方、識別部28で指定金種以外と識別した紙幣を、図10に太破線で示すように、搬送路41Bから搬送路41N,41O,41M,41Pで入金リジェクト部26に搬送する。これにより、指定金種の紙幣をプールカセット39に一時貯留し、指定金種以外の紙幣を入金リジェクト部26に放出する。
図11の太線は、ローカル整理処理の復路ルートを示している。上記したようにプールカセット39に一旦収納した紙幣を、上端のものから繰出部39aが繰り出すことになり、繰り出した紙幣を、図11の太線で示すように、搬送路41C,41B,41Aで識別部28に搬送し、識別部28の識別結果に基づいて、表裏反転が必要でないものは搬送路41A,41Tで整列部30に、表裏反転が必要なものは搬送路41Sを介して表裏反転部43で表裏反転させた後、搬送路41A,41Tで整列部30に、それぞれ搬送する。このようにして、指定された単一金種の紙幣を表裏取り揃えた状態で結束単位枚数だけ整列部30に繰り出す。そして、指定された単一金種の紙幣を整列部30で所定の結束枚数下から上に順次集積させた後、結束部31で結束させて小束紙幣とし、束出金部32に繰り出す。このような処理を結束単位枚数が整列部30に集積される限り繰り返すことになり、束出金部32では作成された複数の小束紙幣を機体前後方向に集積させる。なお、結束単位枚数に満たない、端数紙幣が整列部30に集積された場合にも、これを結束し端数紙幣であることを示す識別をつけて束出金部32に繰り出す。
一方、ローカル整理処理にて識別部28で重送等と識別した紙幣については、図11に太破線で示すように、搬送路41A,41Q,41Pによって入金リジェクト部26に搬送し、入金リジェクト部26に放出し、入金リジェクト部26にて下から上に順次集積させる。
以上により、整列部30へは、ローカル整理処理が選択されるとプールカセット39から、束出金処理が選択されると金種カセット35〜37から、紙幣が選択的に搬送されることになる。
以上に述べた本実施形態の紙幣処理機11によれば、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部43を出金搬送手段53が有しているため、入金処理において表裏反転部を通ることによる入金処理速度の低下がなくなり、出金処理に比べて待たされている感覚が強くなる入金処理の時間を短縮できて、入金処理の処理効率の低下を抑制することができる。また、出金搬送手段53が、整列部30への分岐点よりも上流側且つ識別部28よりも下流側に表裏反転部43を有しているため、上流端の金種カセット35〜37に表裏が適正でない紙幣があったとしても、これを識別部28で識別し表裏反転部43で表裏反転して、下流端の入出金部21に搬送したり、分岐した位置にある整列部30に搬送したりできる。よって、例えば、金種カセット35〜37に表裏が適正でない紙幣があったとしても、この紙幣を含んで、入出金部21に集積された紙幣は表裏が取り揃えられた状態となり、整列部30に集積された紙幣も表裏が取り揃えられた状態となる。したがって、表裏が適正でない紙幣を排除する必要がないため、出金処理の処理効率の低下を抑制することができる。加えて、簡易な構成で、入出金部21への出金用および整列部30への結束用のバラ紙幣の集積の表裏の向きを、各々選択設定することが可能となる。さらに、入金搬送手段50は、識別部28を通る一部の搬送路41Aが、紙幣を入金搬送方向に対して逆方向へ搬送することで出金搬送手段53の一部を構成するため、入金搬送時の識別部28をバラ出金搬送時および結束搬送時の識別部28として使用できる。
また、入金搬送手段50で搬送中、識別部28で識別された結果、受け付け不可とされた投入紙幣を、入金搬送手段50から分岐した位置にある入金リジェクト部26に集積させることになり、出金搬送手段53で搬送中、識別部28で識別された結果、出金不可とされた出金紙幣を、出金搬送手段53から分岐した位置にある出金リジェクト部27に集積させることになるため、入金搬送手段50と出金搬送手段53とが共通の識別部28を使用しても、処理を停止させることなく適正に、入金処理、出金処理および結束処理を行うことができる。
また、プールカセット39、混合カセット38および複数の金種カセット35〜37が並列状態に配置されるため、機体の大型化を抑制できる。
また、入金処理で紙幣を一時貯留するプールカセット39から、入金確定後に、複数の金種カセット35〜37および混合カセット38の少なくとも一つへ、紙幣を識別部28で識別された結果に応じ振分搬送することになるが、その際に、識別部28で異常紙幣とされた入金確定紙幣については、これを出金リジェクト部27へ搬送することができる。よって、処理を停止させることなく適正に、収納処理を行うことができる。
また、整列部30へは、プールカセット39および複数の金種カセット35〜37から選択的に紙幣が搬送されるため、金種カセット35〜37に収納されている紙幣を結束することができることは勿論のこと、プールカセット39に収納されている紙幣をも結束することができる。よって、予め準備された紙幣を結束するローカル整理処理を行う場合に、プールカセット39から整列部30に紙幣を直接搬送して結束部31で結束させることができ、処理効率を向上できる。
また、結束部31で結束した小束紙幣を束出金部32で集積して機外へ出金することができるため、小束紙幣の効率的な取り出しが可能となる。
11 紙幣処理機
21 入出金部(入金部,出金部)21
26 入金リジェクト部
27 出金リジェクト部
28 識別部
30 整列部
31 結束部
32 束出金部
35〜37 金種カセット(収納部,金種別収納部)
38 混合カセット(収納部,金種混合収納部)
39 プールカセット(一時貯留部,金種混合一時貯留部)
43 表裏反転部
50 入金搬送手段
53 出金搬送手段

Claims (5)

  1. 機外から紙幣が投入される入金部と、
    該入金部から紙幣を繰り出し入金搬送する入金搬送手段と、
    該入金搬送手段によって入金搬送される紙幣を識別する識別部と、
    該識別部によって識別された紙幣を一時貯留する一時貯留部と、
    該一時貯留部によって一時貯留された紙幣を収納する収納部と、
    該収納部に収納された紙幣を繰り出し出金搬送する出金搬送手段と、
    該出金搬送手段によって出金搬送される紙幣を機外へ出金可能に集積させる出金部と、
    前記出金搬送手段から分岐した位置にあって紙幣を整列させて所定の結束枚数集積させる整列部と、
    該整列部で所定の結束枚数集積させた紙幣を結束させる結束部と、を備えた紙幣処理機であって、
    前記入金搬送手段は、前記識別部を通る一部が、紙幣を入金搬送方向に対して逆方向へ搬送することで前記出金搬送手段の一部を構成し、
    前記出金搬送手段は、前記整列部への分岐点よりも上流側、且つ前記識別部よりも下流側に、紙幣の向きを反転可能な表裏反転部を有し、
    前記収納部から出金搬送される紙幣は、前記識別部によって識別され紙幣の向きを反転させる必要があるときに前記表裏反転部を経由することを特徴とする紙幣処理機。
  2. さらに、
    前記入金搬送手段の前記識別部より下流側から分岐した位置にあって、前記識別部で識別された結果、受け付け不可とされた投入紙幣を集積させる入金リジェクト部と、
    前記出金搬送手段の前記識別部より下流側から分岐した位置にあって、前記識別部で識別された結果、出金不可とされた出金紙幣を集積させる出金リジェクト部とを有し、
    前記一時貯留部は、金種混合一時貯留部であり、
    前記収納部は、複数の金種別収納部および金種混合収納部から構成されるとともに、前記一時貯留部と並列状態に配置されることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理機。
  3. 前記金種混合一時貯留部から、前記複数の金種別収納部および前記金種混合収納部の少なくとも一つへ、入金確定紙幣を前記識別部で識別された結果に応じ振分搬送するとともに、前記識別部で識別された結果、異常紙幣とされた入金確定紙幣を前記出金リジェクト部へ搬送することを特徴とする請求項2に記載の紙幣処理機。
  4. 前記整列部へ、前記一時貯留部および前記収納部から選択的に紙幣が搬送されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の紙幣処理機。
  5. さらに、
    前記結束部で結束した小束紙幣を集積して機外へ出金可能な束出金部を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の紙幣処理機。
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