JP2013250658A - 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、および、プログラム記録媒体 - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、および、プログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更できる。
【解決手段】表示スクロール制御部2のスクロールバー表示部7は、タッチパネル5にスクロールバーをグリップを含んで第1の表示内容で表示する。スクロールバー表示変更部8は、使用者がグリップを長押しするとスクロールバーの表示内容を第2の表示内容に変更する。スクロール制御部9は、上記第1の表示内容でのグリップが操作されると、表示コンテンツを第1単位スクロール量でスクロールする第1スクロール方式でスクロールさせる。また、上記第2の表示内容でのグリップが操作されると、特定情報が付与されたページ毎にスクロールする第2スクロール方式でスクロールさせる。こうして、上記グリップを長押しするという簡単な操作で、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、表示されたコンテンツをスクロールする場合のスクロール量を変更することが可能な情報表示装置,情報表示方法,情報表示プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。
従来、この種の情報表示装置としては、特開2001‐202176号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
この従来の情報表示装置では、表示部に表示された全データの一部を、スクロールバーのドラッガーに対する操作に応じてスクロールさせる場合に、CPU(中央演算処理装置)により、画面をスクロールさせるための通常の操作方向とは異なる特定方向への上記ドラッガーの操作を検知した場合には、サブスクロールバーを上記スクロールバーとは別に表示する。そして、上記サブスクロールバーのサブドラッガーが通常の操作方向に操作されると、画面のスクロール量を、上記ドラッガーに対する通常の操作とは異なるスクロール量でスクロールを行うようにしている。
しかしながら、操作者が、上記画面のスクロール量を変更するための上記ドラッガーに対する操作方向(上記特定方向)を知らない場合や忘れてしまった場合には、画面のスクロール量を変更することができないという問題がある。特に、上記特定方向が、画面をスクロールさせるための操作方向である上記スクロールバーに沿った方向とは全く懸け離れた方向である場合には、操作者が上記特定方向を見つけ出すことは非常に困難である。
さらに、上記サブスクロールバーを上記スクロールバーとは別に表示するため、上記表示部における画像の表示領域が狭くなると共に、スクロール操作が紛らわしくなるという問題がある。この問題は、特に情報表示装置が携帯情報装置である場合に顕著になる。
特開2001‐202176号公報
そこで、この発明の課題は、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することができる情報表示装置,情報表示方法,情報表示プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の情報表示装置は、
表示機能と入力機能とを有するタッチパネルと、
上記タッチパネルに、コンテンツを表示するコンテンツ表示部と、
上記タッチパネルに、上記コンテンツをスクロールさせるためのスクロールバーを、上記スクロールバーに沿って移動可能なグリップを含んで、第1の表示内容で表示するスクロールバー表示部と、
上記グリップに対して予め設定された操作が行われると、上記スクロールバーの表示内容を第1の表示内容とは異なる他の表示内容に変更するスクロールバー表示変更部と、
上記グリップが上記第1の表示内容で表示されている場合に、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された第1方式でスクロールさせる一方、上記グリップが上記他の表示内容で表示されている場合には、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された他の方式でスクロールさせるスクロール制御部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、第1の表示内容で表示されているスクロールバーのグリップに対して予め設定された操作が行われると、スクロールバーの表示内容が他の表示内容に変更される。そして、上記他の表示内容でのグリップが操作されると、表示コンテンツが上記第1の表示内容の場合の第1方式とは異なる他の方式でスクロールされる。したがって、上記他の方式用のサブスクロールバーを上記第1方式用のスクロールバーと別に表示する場合に生ずる、表示画面におけるコンテンツの表示領域が狭くなるという問題や、2本のスクロールバーの存在によってスクロール操作が紛らわしくなるという問題を解消することができる。
その際に、上記第1の表示内容でのグリップに対する上記操作を、例えば、情報表示装置を使用する者であれば誰でも簡単に思い付く「長押し」に設定すれば、上記操作を知らない場合や忘れてしまった場合であっても、簡単に気付くことができる。
すなわち、この発明によれば、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することが可能になるのである。
また、1実施の形態の情報表示装置では、
上記コンテンツに特定情報を付与させる特定情報付与部を備え、
上記第1方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め設定されたスクロール量で順次スクロールする方式であり、
上記他の方式は、上記特定情報付与部によって付与された上記特定情報を含むコンテンツの部分毎にスクロールする第2方式である。
この実施の形態によれば、上記他の方式である第2方式では、特定情報を含むコンテンツの部分毎にスクロールするので、過去に重要であると判断して、例えば「単語帳登録」や「しおり」や「マーカー」や「メモ書き」等の上記特定情報を付与した部分を、上記第1方式である通常のスクロールの場合よりも短時間に探し出して、再度表示することが可能になる。したがって、学習時等に効果を発揮することができる。
また、1実施の形態の情報表示装置では、
上記第1方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め設定された第1スクロール量で順次スクロールする方式であり、
上記他の方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め上記第1スクロール量よりも小さく設定された第2スクロール量で順次スクロールする第3方式である。
この実施の形態によれば、上記他の方式である第3方式では、上記第1方式での第1スクロール量よりも小さく設定された第2スクロール量で順次スクロールするので、上記第3方式でのスクロール時においては、上記第1方式でのスクロール時よりも単位スクロール量を小さくすることができる。したがって、例えば、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする単語を探し出す際に、目的単語とは全く関係のないページのときはスクロール速度を速める一方、目的単語の掲載ページが近づいたためゆっくりスクロールしたい場合等に効果を発揮することができる。
また、1実施の形態の情報表示装置では、
上記コンテンツに特定情報を付与させる特定情報付与部を備え、
上記第1方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め設定された第1スクロール量で順次スクロールする方式であり、
上記他の表示内容は、第1の表示内容とは異なる第2の表示内容、および、上記第1の表示内容および第2の表示内容とは異なる第3の表示内容であり、
上記他の方式は、第2方式および第3方式であり、
上記第2方式は、上記グリップの表示内容が上記第2の表示内容である場合に、上記特定情報付与部によって付与された上記特定情報を含むコンテンツの部分毎にスクロールする方式であり、
上記第3方式は、上記グリップの表示内容が上記第3の表示内容である場合に、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め上記第1スクロール量よりも小さく設定された第2スクロール量で順次スクロールする方式である。
この実施の形態によれば、上記第2方式でのスクロールが行われた場合には、過去に重要であると判断して、例えば「単語帳登録」や「しおり」や「マーカー」や「メモ書き」等の上記特定情報を付与したページを、上記第1方式である通常のスクロールの場合よりも短時間に探し出して再度表示することが可能になる。
さらに、上記第3方式でのスクロールが行われた場合には、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする記載を探し出す際に、目的の記載の掲載ページが近づいた場合にゆっくりとスクロールして、効率的に目的の記載を探し出すことが可能になる。
また、この発明の情報表示方法は、
コンテンツ表示部によって、タッチパネルにコンテンツを表示するコンテンツ表示ステップと、
スクロールバー表示部によって、上記タッチパネルに、上記コンテンツをスクロールさせるためのスクロールバーを、上記スクロールバーに沿って移動可能なグリップを含んで第1の表示内容で表示するスクロールバー表示ステップと、
スクロールバー表示変更部によって、上記グリップに対して予め設定された操作が行われると、上記スクロールバーの表示内容を第1の表示内容とは異なる他の表示内容に変更するスクロールバー表示変更ステップと、
スクロール制御部によって、上記グリップが上記第1の表示内容で表示されている場合に、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された第1方式でスクロールさせる一方、上記グリップが上記他の表示内容で表示されている場合には、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された他の方式でスクロールさせるスクロール制御ステップと
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、第1方式とは異なる他の方式でスクロールするための上記他の方式用のサブスクロールバーを、上記第1方式用のスクロールバーと別に表示する必要がないので、2本のスクロールバーを表示する場合に生ずる、表示画面におけるコンテンツの表示領域が狭くなるという問題や、2本のスクロールバーの存在によってスクロール操作が紛らわしくなるという問題を解消することができる。したがって、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することが可能になる。
また、この発明の情報表示プログラムは、
コンピュータを、
請求項1における上記コンテンツ表示部,上記スクロールバー表示部,上記スクロールバー表示変更部および上記スクロール制御部
として機能させることを特徴としている。
また、この発明のプログラム記録媒体は、
上記この発明の情報表示プログラムが記録されたことを特徴としている。
上記情報表示プログラムおよび上記プログラム記録媒体の構成によれば、第1方式とは異なる他の方式でスクロールするための上記他の方式用のサブスクロールバーを、上記第1方式用のスクロールバーと別に表示する必要がないので、2本のスクロールバーを表示する場合に生ずる、表示画面におけるコンテンツの表示領域が狭くなるという問題や、2本のスクロールバーの存在によってスクロール操作が紛らわしくなるという問題を解消することができる。したがって、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することが可能になる。
以上より明らかなように、この発明によれば、第1の表示内容で表示されているスクロールバーのグリップに対して予め設定された操作が行われると、スクロールバーの表示内容が他の表示内容に変更される。そして、上記他の表示内容での上記グリップが操作されると、表示コンテンツが上記第1の表示内容の場合の第1方式とは異なる他の方式でスクロールされる。したがって、上記他の方式用のサブスクロールバーを上記第1方式用のスクロールバーと別に表示する場合のように、表示画面におけるコンテンツの表示領域が狭くなることや、2本のスクロールバーの存在によってスクロール操作が紛らわしくなることを、防止することができる。
その際に、上記第1の表示内容でのグリップに対する上記操作を、情報表示装置を使用する者であれば誰でも簡単に思い付く例えば「長押し」等に設定することによって、上記操作を知らない場合や忘れてしまった場合であっても、簡単に気付くことができる。
すなわち、この発明によれば、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することが可能になるのである。
また、上記他の方式を、上記特定情報付与部によって付与された上記特定情報を含むコンテンツの部分毎にスクロールする第2方式とすれば、過去に、例えば「単語帳登録」や「しおり」や「マーカー」や「メモ書き」等の上記特定情報を付与した部分を、上記第1方式である通常のスクロールの場合よりも短時間に探し出して表示することができる。
また、上記他の方式を、上記第1方式での第1スクロール量よりも小さく設定された第2スクロール量で順次スクロールする第3方式とすれば、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする記載を探し出す際に、目的の記載の掲載ページが近づいた場合にゆっくりとスクロールして、効率的に目的の記載を探し出すことができる。
この発明の情報表示装置に搭載されるスクロール装置における機能ブロック図である。 記憶部の記憶領域を模式的に示す図である。 特定情報位置記憶領域の記憶内容およびスクロールバーの表示例を示す図である。 表示スクロール制御処理動作のフローチャートである。 図4に続く表示スクロール制御処理動作のフローチャートである。 メニュー画面の表事例を示す図である。 通常モード時の表示例を示す図である。 要点表示モード時の表示例を示す図である。 図2とは異なる記憶部の記憶領域を示す図である。 図4とは異なる表示スクロール制御処理動作のフローチャートである。 図10に続く表示スクロール制御処理動作のフローチャートである。 低レンジモード時の表示例を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
第1実施の形態は、請求項1および請求項2に対応する実施の形態である。
図1は、第1実施の形態の情報表示装置に搭載されるスクロール装置の機能的構成を示す機能ブロック図である。スクロール装置1は、例えば、スマートフォン(商品名)に代表されるタッチパネル式携帯電話やタブレット端末等の携帯情報装置に搭載される。
本スクロール装置1は、表示スクロール制御部2,操作制御部3,記憶部4およびタッチパネル5を含んで構成されている。
上記記憶部4には、コンテンツ、および、表示されたコンテンツをスクロールする際の情報を含む種々の情報が記憶されている。タッチパネル5は、表示機能と入力機能とを有し、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)パネル等の表示デバイスと透明の位置入力デバイスとが積層されて構成され、上記表示デバイスの表示内容が位置入力デバイスを通して見えるようになっている。
上記操作制御部3は、タッチパネル5からの操作入力を解釈し、上記操作入力に対応する操作指示に変換して、表示スクロール制御部2に送出する。そうすると、表示スクロール制御部2は、操作制御部3からの操作指示に従って、上記コンテンツの表示や、表示されたコンテンツをスクロールする際に操作されるスクロールバーの表示動作と、表示されたコンテンツのスクロール制御動作とを行う。
上記表示スクロール制御部2は、コンテンツ表示部6と、スクロールバー表示部7と、スクロールバー表示変更部8と、スクロール制御部9と、特定情報付与部10とを含んで構成されている。
上記コンテンツ表示部6は、記憶部4に記憶されている上記コンテンツを、タッチパネル5に表示する。スクロールバー表示部7は、タッチパネル5に、表示されているコンテンツを第1単位スクロール量でスクロールさせるためのスクロールバーを、上記スクロールバーに沿って移動可能なグリップを含んで、第1の表示内容で表示する。スクロールバー表示変更部8は、使用者が上記スクロールバーのグリップを長押しした場合に、後に詳述するように、上記スクロールバーの表示内容を、第1の表示内容とは異なる第2の表示内容に変更する。
上記スクロール制御部9は、上記グリップが上記第1の表示内容で表示されている場合に、使用者が上記グリップを上記スクロールバーに沿って操作すると、表示されているコンテンツを、上記第1単位スクロール量(つまり、上記グリップの単位移動量に対して予め設定された第1スクロール量)でスクロールさせる。これに対して、上記グリップが上記第2の表示内容で表示されている場合に、使用者が上記グリップを上記スクロールバーに沿って操作すると、上記コンテンツを、後に詳述する特定情報が付与されたページ毎にスクロールさせる。
上記特定情報付与部10は、タッチパネル5に対する使用者の操作に呼応して、上記表示コンテンツに「マーカー」や「しおり」や「単語帳登録」等の特定情報を付与する。
図2は、上記記憶部4の記憶領域を模式的に示した図である。記憶部4は、コンテンツ記憶領域4aと、スクロールモード記憶領域4bと、スクロールレンジ量記憶領域4cと、グリップ位置最大値記憶領域4dと、特定情報位置記憶領域4eを有している。
上記コンテンツ記憶領域4aには、例えば、複数の辞書等のコテンツの電子データが記憶されている。スクロールモード記憶領域4bには、設定されるスクロールモードが、タッチパネル5に表示されているコンテンツ(以下、表示コンテンツと言う)を予め設定された上記第1単位スクロール量でスクロールさせる通常モード(上記第1方式に相当)であるか、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールさせる要点表示モード(上記第2方式に相当)であるかが記憶される。
また、上記スクロールレンジ量記憶領域4cには、上記第1単位スクロール量が、上記グリップの上記単位移動量である表示ドット当りの表示コンテンツのスクロールページ数で記憶される。グリップ位置最大値記憶領域4dには、グリップ位置の最大値として、上記表示コンテンツの最後のページ数が記憶される。特定情報位置記憶領域4eには、特定情報付与部10によって付与された上記特定情報の内容が、付加されたページと関連付けて記憶される。
ここで、上記機能的構成を有するスクロール装置の具体的ハードウェア構成は、後述する各種の処理を実行するプログラムを含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリ、各種情報を記憶するデータメモリ、インターネット等の通信ネットワークと接続する通信I/F、入力装置、出力装置、表示装置、外部記録媒体がセットされてこの外部記録媒体をアクセスする外部補助記憶装置、上記プログラムメモリ,データメモリ,通信I/F,入力装置,出力装置,表示装置および外部補助記憶装置等を制御して、入力文字や提示情報の決定等を実行するCPU(中央演算処理装置)等で成る。
すなわち、上記表示スクロール制御部2および操作制御部3は上記CPUで構成され、記憶部4は上記データメモリや外部補助記憶装置で構成され、タッチパネル5は上記表示装置および上記入力装置で構成されるのである。また、上記CPUは、上述した各部2〜5による本実施の形態に係る処理動作の他に、演算・判断処理,計時処理および入出力処理等の各種の処理動作をも行うようになっている。
以下、上記表示スクロール制御部2の制御に基づいて実行される表示スクロール制御処理動作について説明する。尚、以下においては、コンテンツは、種々の辞書および参考書であるとして説明する。また、記憶部4の特定情報位置記憶領域4eには、予め特定情報付与部10によって付与された上記特定情報の内容が、付与されたページと関連付けて記憶されているものとする。
図3(a)に、上記特定情報位置記憶領域4eの記憶内容を模式的に示す。特定情報位置記憶領域4eには、上記特定情報の内容「単語帳登録」,「マーカー」,「しおり」と、付与されたページ番号とが対応付けて記憶されている。尚、図3(a)においては、表示コンテンツのみの特定情報位置が記憶されているが、コンテンツ記憶領域4aに記憶されている全コンテンツの特定情報位置を記憶してもよい。そして、例えば、前者の場合には、特定情報付与部10が上記特定情報を付与する毎にコンテンツに直接上記特定情報を付加しておき、表示コンテンツが選択された際に、コンテンツ記憶領域4aに記憶されている選択コンテンツから上記特定情報と付加ページとを読み出して特定情報位置記憶領域4eに書き込む。また、後者の場合には、予め特定情報位置記憶領域4e内に全コンテンツ分の記憶領域を確保しておき、特定情報付与部10が上記特定情報を付与する毎に、特定情報位置記憶領域4eにおける上記特定情報が付与されたコンテンツの記憶情報を更新するようにすればよい。
また、本実施の形態においては、図3(a)に示すように、コンテンツの1ページに1種類の特定情報のみを付与しているが、複数種類の特定情報を付与しても一向に差し支えない。
また、図3(b)に、上記スクロールバー12の表示例を示す。スクロールバー12aは、通常モード時に上記第1の表示内容で表示されている状態を示す。これに対し、スクロールバー12bは、要点表示モード時に上記第2の表示内容で表示されている状態を示す。ここで、上記第1の表示内容と上記第2の表示内容との差異は、スクロールバー12aのグリップ13aと、スクロールバー12bのグリップ13bとの色の違いにある。
上記通常モード時のスクロールバー12aの場合には、グリップ13aがグリップ位置の最小値から最大値まで移動されると、コンテンツは最小ページp1から最大ページp5まで、順次スクロールされる(第1スクロール方式)。これに対し、上記要点表示モード時のスクロールバー12bの場合には、グリップ13bがグリップ位置の最小値から最大値まで移動されると、コンテンツは最小ページp1からページp4まで、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールされる(第2スクロール方式)。したがって、使用者は、グリップ13の色によって、設定されているスクロールモードとスクロール方式とを知ることができるのである。
図4および図5は、上記表示スクロール制御処理動作のフローチャートである。操作制御部3から表示スクロール制御部2に対して、操作者がタッチパネル5を操作して、コンテンツの表示を指示した旨の操作指示が入力されると、本表示スクロール制御処理動作がスタートする。
ステップS1で、上記記憶部4におけるスクロールモード記憶領域4bとスクロールレンジ量記憶領域4cとグリップ位置最大値記憶領域4dとの記憶内容がクリアされる。ステップS2で、図6に例示するように、タッチパネル5の表示画面14に、コンテンツ選択のメニュー画面が表示される。ステップS3で、操作制御部3からの操作指示に基づいて、上記メニュー画面からコンテンツが選択されたか否かが判別される。その結果、選択されていればステップS4に進み、選択されていなければ本表示スクロール制御処理動作を終了する。
ステップS4で、上記記憶部4のコンテンツ記憶領域4aから、選択されたコンテンツに添付された情報のうちのコンテンツの最後のページ数が読み出され、記憶部4のグリップ位置最大値記憶領域4dに記憶される。
ステップS5で、上記スクロールレンジ量が算出されて、記憶部4のスクロールレンジ量記憶領域4cに上記第1単位スクロール量として記憶される。ここで、上記スクロールレンジ量(第1単位スクロール量)は、以下のようにして算出される。
すなわち、上記記憶部4のグリップ位置最大値記憶領域4dから、グリップ位置の最大値「P(表示コンテンツの最後のページ数)」が読み出される。また、表示画面14にコンテンツと共に表示される上記スクロールバーにおける上記グリップの最大移動量を表示画面14のドット数で表したグリップ最大移動量を「L(ドット)」とする。そして、上記グリップの表示ドット当りの表示コンテンツのスクロールページ数を表すスクロールレンジ量SCLを下記式
SCL=P/L
によって算出する。
例えば、上記表示コンテンツの最後のページ数Pが2000頁であり、グリップ最大移動量Lが600ドットであるとすると、SCL=2000/600≒3.3頁/ドットと算出される。
ステップS6で、上記記憶部4のスクロールモード記憶領域4bに上記「通常モード」が記憶されて、スクロールモードが「通常モード」に設定される。
ステップS7で、上記コンテンツ表示部6によって、記憶部4のコンテンツ記憶領域4aから選択されたコンテンツが読み出され、タッチパネル5の表示画面14に表示される。さらに、スクロールバー表示部7によって、図7に示すように、コンテンツ15が表示されている表示画面14の下辺に沿って、表示されているコンテンツ15を上記第1単位スクロール量(スクロールレンジ量SCL)でスクロールさせるためのスクロールバー12aが、スクロールバー12a上を移動可能なグリップ13aを含んで、上記第1の表示内容で表示される。ここで、上記第1の表示内容とは、グリップ13aの色を予め設定された設定色とすることである。
ステップS8で、上記操作制御部3からの操作指示に基づいて、スクロールバー12aがペン等でタッチされたか否かが判別される。その結果、タッチされていればステップS9に進み、そうでなければステップS18に進む。ステップS9で、操作制御部3からの操作指示に基づいて、スクロールバー12a上のグリップ13aが、移動されることなく長押しされたか否かが判別される。その結果、長押しされていればステップS10に進み、そうでなければステップS12に進む。
ステップS10で、上記スクロールバー表示変更部8によって、図8に示すように、表示画面14の下辺に沿って表示されているスクロールバー12aから、表示されているコンテンツ15を上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールさせるための上記第2の表示内容でのスクロールバー12bおよびグリップ13bに変更される。ここで、上記第2の表示内容とは、グリップ13bの色を、予めグリップ13aの色とは異なるように設定された設定色とすることである。ステップS11で、スクロールモード記憶領域4bの記憶内容が上記「通常モード」から「要点表示モード」に更新されて、スクロールモードが「要点表示モード」に設定される。
ステップS12で、上記操作制御部3からの操作指示に基づいて、表示されているスクロールバー12のグリップ13が、スクロールバー12上をドラッグされたか否かが判別される。その結果、ドラッグされていればステップS13に進む一方、そうでなければステップS16に進む。ステップS13で、スクロールモード記憶領域4bの内容が参照されて、スクロールモードが「要点表示モード」であるか否かが判別される。その結果、「要点表示モード」であればステップS14に進み、そうでなければステップS15に進む。
ステップS14で、上記スクロール制御部9によって、表示コンテンツ15が、グリップ13bのドラッグ量に応じて、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールする上記第2スクロール方式でスクロールされる。その場合、上記特定情報が付与されていないページはスキップされる。そうした後に、上記ステップS12にリターンしてドラッグ有無の判別が行われる。こうして、使用者が、コンテンツに、単語を単語帳に登録したことを表す「単語帳登録」や、過去に一度調べたことがある単語を表す「しおり」や、重要な単語であることを表す「マーカー」や、補足説明を表す「メモ書き」等の上記特定情報を付与することによって、上記特定情報を付与されているページのみを表示することができるのである。
したがって、過去に重要であると判断した単語が記載されているページを短時間に探して再度表示することが可能になり、学習時等に効果を発揮することができる。
ステップS15で、上記スクロール制御部9によって、上記スクロールモードが「通常モード」であるので、表示コンテンツ15が、グリップ13aのドラッグ量とドラッグ速度とに応じて、ドラッグ開始位置のページから順次スクロールする上記第1スクロール方式でスクロールされる。その場合の単位スクロール量は、記憶部4のスクロールレンジ量記憶領域4cに記憶されている上記スクロールレンジ量SCLである。したがって、スクロール量は「グリップ13aの移動ドット数×SCL」ページとなる。そうした後に、上記ステップS12にリターンしてドラッグ有無の判別が行われる。したがって、使用者が、上記特定情報が付与されていない単語を検索する場合等に、目的単語とは全く関係のないページの場合にはグリップ13aのドラッグ速度上げてスクロール速度を速めることによって、総ページ数が多いコンテンツであっても効率的に単語検索を行うことができるのである。
こうして、上記ステップS12において、グリップ13がドラッグされていないと判別されるとステップS16に進む。
ステップS16で、上記操作制御部3からの操作指示に基づいて、スクロールバー12からペンが離れたか否かが判別される。その結果、離れていればステップS17に進み、そうでなければ上記ステップS9にリターンして、グリップ13の長押し有無の判別が行われる。ステップS17で、スクロールモード記憶領域4bに「通常モード」が記憶されて、スクロールモードが「通常モード」に設定される。
ステップS18で、使用者が表示コンテンツの閲覧を止めるか否かの判別が行われる。その結果、閲覧を止めない場合には上記ステップS7にリターンして、現在の表示コンテンツの表示を継続する。一方、閲覧を止める場合には、表示スクロール制御処理動作を終了する。
ここで、上記表示コンテンツの閲覧を止めるか否かの判別は、例えば、CPUの計時機能によって、上記ステップS8においてスクロールバー12がタッチされないと判別されてから、あるいは、上記ステップS17においてスクロールモードが「通常モード」に設定されてからの経過時間が、予め設定されている設定時間に至った場合に、閲覧を止めると判別することによって行う。あるいは、使用者が、タッチパネル5に設けられたボタンの操作によって、閲覧を止めることの意思表示を行うことによって行う。
以上のごとく、本第1実施の形態においては、上記表示スクロール制御部2のスクロールバー表示部7によって、タッチパネル5に、表示コンテンツを第1単位スクロール量でスクロールさせるためのスクロールバー12aを、グリップ13aを含んで第1の表示内容で表示する。そして、使用者がスクロールバー12aのグリップ13aを長押しした場合には、スクロールバー表示変更部8によって、スクロールバー12の表示内容を、第1の表示内容とは異なる第2の表示内容(スクロールバー12b,グリップ13b)に変更する。
そして、使用者が上記第1の表示内容で表示されているグリップ13aを操作すると、表示スクロール制御部2のスクロール制御部9によって、表示コンテンツを、上記第1単位スクロール量で順次スクロールする第1スクロール方式によってスクロールさせる。これに対し、使用者が上記第2の表示内容で表示されているグリップ13bを操作すると、表示コンテンツを、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールする第2スクロール方式によってスクロールさせるようにしている。
したがって、上記スクロールバー12aのグリップ13aを長押しするという簡単な操作で、スクロール方式を変更することができる。その場合、「グリップ13の長押し」は、情報表示装置を使用する者であれば誰でも簡単に思い付く操作である。そのため、上記第1スクロール方式を上記第2スクロール方式に変更するためのグリップ13の操作方法を知らない場合や忘れてしまった場合であっても、簡単に気付くことができる。
さらに、上記第1スクロール方式と上記第2スクロール方式との識別は、スクロールバー12の表示内容を変更することによって行うようにしている。したがって、上記第2スクロール方式用のスクロールバーを上記第1スクロール方式用のサブスクロールバーと別に表示する場合に生ずる、表示画面14におけるコンテンツの表示領域が狭くなるという問題や、2本のスクロールバーの存在によってスクロール操作が紛らわしくなるという問題を、解消することができる。
すなわち、第1実施の形態によれば、誰でも簡単に表示コンテンツのスクロール量を変更することが可能になるのである。
また、上記表示スクロール制御部2の特定情報付与部10によって、表示コンテンツに「マーカー」や「しおり」や「単語帳登録」等の特定情報を付与し、付与された上記特定情報の内容を付加されたページと関連付けて、記憶部4の特定情報位置記憶領域4eに記憶する。そして、スクロール制御部9は、上記第2スクロール方式によるスクロール時には、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールするようにしている。
したがって、使用者が、過去に重要であると判断して、「単語帳登録」や「しおり」や「マーカー」や「メモ書き」等の上記特定情報を付与したページを、上記第1スクロール方式の場合よりも短時間に探し出して再度表示することが可能になり、学習時等に効果を発揮することができる。
尚、上記実施の形態においては、上記第1単位スクロール量を、表示コンテンツの最後のページ数に応じて表示コンテンツ毎に設定している。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、予め指定された固定値に設定しても差し支えない。
また、上記実施の形態においては、上記表示スクロール制御部2の特定情報付与部10によって上記特定情報が付与されたコンテンツに対して、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールするようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、別の特定情報付与部によって上記特定情報が付与されたコンテンツに対しても同様に、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロール可能であることは言うまでもない。
・第2実施の形態
第2実施の形態は、請求項1および請求項3に対応する実施の形態である。
第2実施の形態におけるスクロール装置の機能的構成は、上記第1実施の形態におけるスクロール装置1と同様である。したがって、以下においては図1を用い、機能的構成の詳細な説明は省略する、また、本スクロール装置の具体的ハードウェア構成も上記第1実施の形態におけるスクロール装置1と同様である。
第2実施の形態は、上記第1実施の形態とは、上記表示スクロール制御部2による具体的表示スクロール制御処理動作と、記憶部4の記憶領域の構成とにおいて異なる。以下、記憶部4の記憶領域の構成と、具体的な表示スクロール制御処理動作とについて、詳細に説明する。
図9は、第2実施の形態における記憶部4の記憶領域を模式的に示した図である。記憶部4は、コンテンツ記憶領域21aと、スクロールモード記憶領域21bと、スクロール第1レンジ量記憶領域21cと、グリップ位置最大値記憶領域21dと、特定情報位置記憶領域21eと、スクロール第2レンジ量記憶領域21fとを有している。
ここで、上記コンテンツ記憶領域21a,スクロールモード記憶領域21b,スクロール第1レンジ量記憶領域21c,グリップ位置最大値記憶領域21dおよび特定情報位置記憶領域21eは、図2に示す上記第1実施の形態における記憶部4のコンテンツ記憶領域4a,スクロールモード記憶領域4b,スクロールレンジ量記憶領域4c,グリップ位置最大値記憶領域4dおよび特定情報位置記憶領域4eと全く同様である。但し、スクロールモード記憶領域21bには、上記第1実施の形態における要点表示モード(上記第2方式に相当)に換えて、上記第1単位スクロール量よりも小さく設定された第2単位スクロール量でスクロールさせる「低レンジモード」(上記第3方式に相当)であることを記憶する。
上記スクロール第2レンジ量記憶領域21fには、上記第2単位スクロール量を、上記グリップの上記単位移動量である表示ドット当りの表示コンテンツのスクロールページ数で記憶する。但し、本実施の形態においては、固定値である「1頁/ドット」が記憶されている。
次に、上記表示スクロール制御部2の制御に基づいて実行される表示スクロール制御処理動作について説明する。尚、以下においては、上記第1実施の形態の場合と同様に、コンテンツは種々の辞書および参考書であるとして説明する。
図10および図11は、第2実施の形態における上記表示スクロール制御処理動作のフローチャートである。操作制御部3から表示スクロール制御部2に対して、操作者がタッチパネル5を操作して、コンテンツの表示を指示した旨の操作指示が入力されると、本表示スクロール制御処理動作がスタートする。
ステップS21〜ステップS29で、上記第1実施の形態の場合におけるステップS1〜ステップS9と同様にして、記憶部4のクリア、メニュー画面の表示、コンテンツ選択の判別、選択コンテンツにおける最後のページ数の記憶、上記スクロールレンジ量(上記第1単位スクロール量)の算出および記憶、「通常モード」の設定、選択コンテンツおよび上記第1スクロール方式でのスクロールバー12a(グリップ13a)の表示、スクロールバー12aタッチの判別、グリップ13a長押しの判別が行われる。
そして、上記ステップS29において、グリップ13aが、移動されることなく長押しされたと判別されるとステップS30に進む。
ステップS30で、上記スクロールバー表示変更部8によって、図12に示すように、表示画面14の下辺に沿って表示されているスクロールバー12aから、上記第2単位スクロール量でスクロールさせる第3スクロール方式でのスクロールバー12cおよびグリップ13cに変更される。ここで、上記第3スクロール方式でのスクロールバー12cおよびグリップ13cは第3の表示内容で表示される。尚、上記第3の表示内容とは、グリップ13cの色を、予めグリップ13a,13bの色とは異なるように設定された設定色とすることである。ステップS31で、スクロールモード記憶領域4bの記憶内容が上記「通常モード」から「低レンジモード」に更新されて、スクロールモードが「低レンジモード」に設定される。
ステップS32で、上記操作制御部3からの操作指示に基づいて、表示されているスクロールバー12のグリップ13が、スクロールバー12上をドラッグされたか否かが判別される。その結果、ドラッグされていればステップS33に進む一方、そうでなければステップS36に進む。ステップS33で、スクロールモード記憶領域21bの内容が参照されて、スクロールモードが「低レンジモード」であるか否かが判別される。その結果、「低レンジモード」であればステップS34に進み、そうでなければステップS35に進む。
ステップS34で、上記スクロール制御部9によって、表示コンテンツ15が、グリップ13のドラッグ量に応じて、上記第1単位スクロール量よりも小さく設定された上記第2単位スクロール量でスクロールする上記第3スクロール方式でスクロールされる。その場合の単位スクロール量は、記憶部4のスクロール第2レンジ量記憶領域21fに記憶された上記第2単位スクロール量=1頁/ドットである。したがって、スクロール量は「グリップ13の移動ドット数×1」ページとなる。そうした後に、上記ステップS32にリターンしてドラッグ有無の判別が行われる。こうして、上記第3スクロール方式でのスクロールにおいては、上記第1スクロール方式でのスクロールの場合よりも単位スクロール量を小さくすることができる。
したがって、使用者が、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする単語を探し出す際に、目的単語の掲載ページが近づいたためゆっくりスクロールしたい場合等に効果を発揮することができる。
ステップS35で、上記スクロール制御部9によって、上記スクロールモードが「通常モード」であるので、表示コンテンツが、グリップ13aのドラッグ量とドラッグ速度とに応じて、ドラッグ開始位置のページから順次スクロールする上記第1スクロール方式でスクロールされる。その場合の単位スクロール量は、記憶部4のスクロールレンジ量記憶領域4cに記憶されている上記スクロールレンジ量SCLである。したがって、スクロール量は「グリップ13aの移動ドット数×SCL」ページとなる。そうした後に、上記ステップS32にリターンしてドラッグ有無の判別が行われる。したがって、使用者が、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする単語を探し出す際に、目的単語とは全く関係のないページの場合にはグリップ13aのドラッグ速度上げてスクロール速度を速めることによって、効率的に単語検索を行うことができるのである。
こうして、上記ステップS32において、グリップ13がドラッグされていないと判別されるとステップS36に進む。
ステップS36〜ステップS38で、上記第1実施の形態の場合におけるステップS16〜ステップS18と同様にして、スクロールバー12からのペン離脱の判別、「通常モード」の設定、表示コンテンツ閲覧の判別が行われる。そして、ステップS38において、閲覧を止めないと判別されると上記ステップS27にリターンして、現在の表示コンテンツの表示を継続する。一方、閲覧を止めると判別されると表示スクロール制御処理動作を終了する。
以上のごとく、第2実施の形態においては、上記第1実施の形態の場合と同様に、上記スクロールバー12aのグリップ13aを長押しするという簡単な操作で、スクロール方式を変更することができる。また、上記第1スクロール方式と上記第3スクロール方式との識別は、スクロールバー12の表示内容を変更することによって行うようにしている。
したがって、第2実施の形態によれば、誰でも簡単に、表示コンテンツの単位スクロール量を変更することが可能になるのである。
また、上記表示スクロール制御部2のスクロール制御部9は、上記第3スクロール方式によるスクロール時には、上記第1スクロール方式によるスクロール時の上記第1単位スクロール量よりも小さく設定された上記第2単位スクロール量でスクロールするようにしている。したがって、上記第3スクロール方式でのスクロール時においては、上記第1スクロール方式でのスクロール時よりも単位スクロール量を小さくすることができる。
すなわち、第2実施の形態によれば、使用者が、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする単語を探し出す際に、目的単語とは全く関係のないページのときはスクロール速度を速める一方、目的単語の掲載ページが近づいたときはゆっくりスクロールする場合等に効果を発揮することができる。
尚、上記実施の形態においては、上記第2単位スクロール量を「1頁/ドット」としているが、「1頁/ドット」よりも少ない値(つまり、表示コンテンツを1頁分スクロールするのに数ドット分のグリップドラッグを要する値)に設定することも可能である。要は、上記第1単位スクロール量よりも小さい値であれば上記値に限定されるものではない。例えば、タッチパネル5に上記第2単位スクロール量の入力部をドロップダウンリスト形式で設け、上記入力部から切り換え設定ようにしても差し支えない。
・第3実施の形態
第3実施の形態は、請求項4に対応する実施の形態である。
本第3実施の形態におけるスクロール装置の機能的構成および具体的ハードウェア構成は、上記第1実施の形態におけるスクロール装置1と同様である。また、記憶部4の記憶領域の構成は、上記第2実施の形態における記憶部4と同様である。
そして、表示スクロール制御部2は、後に詳述するように、上記第1実施の形態における表示スクロール制御処理動作の途中から上記第2実施の形態における表示スクロール制御処理動作の一部に分岐し再度リターンするような表示スクロール制御処理動作を実行する。
また、タッチパネル5には、上記第2スクロール方式と上記第3スクロール方式との何れかを選択するための選択スイッチ(図示せず)を設ける。
上記表示スクロール制御部2は、先ず上記第1実施の形態の表示スクロール制御処理動作におけるステップS1〜ステップS9を実行する。そして、上記ステップS9において、グリップ13aが、移動されることなく長押しされたと判別されると、使用者に、上記選択スイッチの操作を促す。そして、上記第2スクロール方式が選択された場合には、そのまま上記第1実施の形態の表示スクロール制御処理動作におけるステップS10〜ステップS18を実行する。
これに対し、上記選択スイッチから上記第3スクロール方式が選択された場合には、上記第2実施の形態の表示スクロール制御処理動作におけるステップS30に分岐し、ステップS30〜ステップS35を実行する。そうした後に、上記第1実施の形態の表示スクロール制御処理動作におけるステップS16にリターンし、ステップS16〜ステップS18を実行する。
こうして、上記ステップS18において表示コンテンツの閲覧を止めると判別されると、表示スクロール制御処理動作を終了するのである。
以上のごとく、第3実施の形態においては、上記タッチパネル5には、上記第2スクロール方式と上記第3スクロール方式との何れかを選択するための選択スイッチを設ける。そして、表示スクロール制御部2は、上記選択スイッチによって上記第2スクロール方式が選択された場合には、上記第1実施の形態の表示スクロール制御処理動作によって、上記第2スクロール方式でのスクロールを実行する。一方、上記第3スクロール方式が選択された場合には、上記第2実施の形態の表示スクロール制御処理動作の一部と同様の処理動作に分岐して、上記第3スクロール方式でのスクロールを実行するようにしている。
したがって、上記スクロールバー12aのグリップ13aを長押しし、タッチパネル5の上記選択スイッチを操作するという簡単な操作で、他の2つのスクロール方式に選択的に変更することができる。
そして、上記スクロール制御部9は、上記第2スクロール方式が選択された場合には、上記特定情報が付与されたページ毎にスクロールするようにしている。したがって、使用者が、過去に重要であると判断して、「単語帳登録」や「しおり」や「マーカー」や「メモ書き」等の上記特定情報を付与したページを、上記第1スクロール方式でのスクロールよりも短時間に探し出して再度表示することが可能になる。
さらに、上記スクロール制御部9は、上記第3スクロール方式が選択された場合には、上記第1スクロール方式によるスクロール時の上記第1単位スクロール量よりも小さく設定された上記第2単位スクロール量でスクロールするようにしている。したがって、使用者が、総ページ数が非常に多い表示コンテンツから目的とする単語を探し出す際に、目的単語の掲載ページが近づいた場合にゆっくりとスクロールすることが可能になる。
尚、上記実施の形態においては、上記タッチパネル5に設けられた選択スイッチを操作することによって、上記第2スクロール方式と上記第3スクロール方式との何れかを選択するようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、他の方法によって選択するようにしてもよい。例えば、グリップ13aの長押し時間が設定時間よりも長いか短いかで選択するようにしてもよい。
但し、この発明の目的からすれば、誰でも容易に推測できる簡単な操作で上記第2スクロール方式あるいは上記第3スクロール方式を選択可能であることが望ましい。
また、上記各実施の形態においては、上記スクロール装置1を携帯情報装置に搭載する場合を例に上げて説明している。しかしながら、この発明は、パーソナルコンピュータ等のようにコンテンツを表示して表示コンテンツをスクロールする機能を有する情報表示装置であれば適用することは可能である。
1…スクロール装置、
2…表示スクロール制御部、
3…操作制御部、
4…記憶部、
4a,21a…コンテンツ記憶領域、
4b,21b…スクロールモード記憶領域、
4c…スクロールレンジ量記憶領域、
4d,21d…グリップ位置最大値記憶領域、
4e,21e…特定情報位置記憶領域
5…タッチパネル、
6…コンテンツ表示部、
7…スクロールバー表示部、
8…スクロールバー表示変更部、
9…スクロール制御部、
10…特定情報付与部、
12,12a,12b,12c…スクロールバー、
13,13a,13b,13c…グリップ、
14…表示画面、
15…表示コンテンツ、
21c…スクロール第1レンジ量記憶領域、
21f…スクロール第2レンジ量記憶領域。

Claims (7)

  1. 表示機能と入力機能とを有するタッチパネルと、
    上記タッチパネルに、コンテンツを表示するコンテンツ表示部と、
    上記タッチパネルに、上記コンテンツをスクロールさせるためのスクロールバーを、上記スクロールバーに沿って移動可能なグリップを含んで、第1の表示内容で表示するスクロールバー表示部と、
    上記グリップに対して予め設定された操作が行われると、上記スクロールバーの表示内容を第1の表示内容とは異なる他の表示内容に変更するスクロールバー表示変更部と、
    上記グリップが上記第1の表示内容で表示されている場合に、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された第1方式でスクロールさせる一方、上記グリップが上記他の表示内容で表示されている場合には、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された他の方式でスクロールさせるスクロール制御部と
    を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の情報表示装置において、
    上記コンテンツに特定情報を付与させる特定情報付与部を備え、
    上記第1方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め設定されたスクロール量で順次スクロールする方式であり、
    上記他の方式は、上記特定情報付与部によって付与された上記特定情報を含むコンテンツの部分毎にスクロールする第2方式である
    ことを特徴とする情報表示装置。
  3. 請求項1に記載の情報表示装置において、
    上記第1方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め設定された第1スクロール量で順次スクロールする方式であり、
    上記他の方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め上記第1スクロール量よりも小さく設定された第2スクロール量で順次スクロールする第3方式である
    ことを特徴とする情報表示装置。
  4. 請求項1に記載の情報表示装置において、
    上記コンテンツに特定情報を付与させる特定情報付与部を備え、
    上記第1方式は、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め設定された第1スクロール量で順次スクロールする方式であり、
    上記他の表示内容は、第1の表示内容とは異なる第2の表示内容、および、上記第1の表示内容および第2の表示内容とは異なる第3の表示内容であり、
    上記他の方式は、第2方式および第3方式であり、
    上記第2方式は、上記グリップの表示内容が上記第2の表示内容である場合に、上記特定情報付与部によって付与された上記特定情報を含むコンテンツの部分毎にスクロールする方式であり、
    上記第3方式は、上記グリップの表示内容が上記第3の表示内容である場合に、上記コンテンツを上記グリップの単位移動量に対して予め上記第1スクロール量よりも小さく設定された第2スクロール量で順次スクロールする方式である
    ことを特徴とする情報表示装置。
  5. コンテンツ表示部によって、タッチパネルにコンテンツを表示するコンテンツ表示ステップと、
    スクロールバー表示部によって、上記タッチパネルに、上記コンテンツをスクロールさせるためのスクロールバーを、上記スクロールバーに沿って移動可能なグリップを含んで第1の表示内容で表示するスクロールバー表示ステップと、
    スクロールバー表示変更部によって、上記グリップに対して予め設定された操作が行われると、上記スクロールバーの表示内容を第1の表示内容とは異なる他の表示内容に変更するスクロールバー表示変更ステップと、
    スクロール制御部によって、上記グリップが上記第1の表示内容で表示されている場合に、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された第1方式でスクロールさせる一方、上記グリップが上記他の表示内容で表示されている場合には、上記グリップが上記スクロールバーに沿って操作されると、上記コンテンツを予め設定された他の方式でスクロールさせるスクロール制御ステップと
    を備えたことを特徴とする情報表示方法。
  6. コンピュータを、
    請求項1における上記コンテンツ表示部,上記スクロールバー表示部,上記スクロールバー表示変更部および上記スクロール制御部
    として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
  7. 請求項6に記載の情報表示プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読出し可能なプログラム記録媒体。
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