JP2013250480A - 画像形成装置 - Google Patents

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智昭 枦山
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Abstract

【課題】上部筐体で結露した水滴が装置本体内に流入するのを抑えることを目的とする。
【解決手段】画像形成装置(レーザプリンタ1)は、排出トレイ21Aを有する装置本体2と、排出トレイ21Aの上方に設けられた上部筐体(スキャナ用筐体110)と、装置本体2内に設けられ、記録シート(用紙P)上に現像剤像を熱定着する定着装置7と、装置本体2の上部に形成される排出口25と、水蒸気の透過を許容し水の透過を制限する透湿防水シート200を備える。透湿防水シート200は、上部筐体の排出トレイ21Aと対向する対向面132Aと排出口25との間であって対向面132Aと離間された位置に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、装置本体と、装置本体の上方に設けられる上部筐体とを備えた画像形成装置に関する。
特許文献1に従来の画像形成装置の例が開示されている。この画像形成装置は、装置本体と、上部筐体と、搬送部と、画像形成部と、定着部と、を備えている。装置本体は、上面に排出トレイを有する。上部筐体は、排出トレイを覆うように装置本体の上方に設けられている。搬送部と、画像形成部と、定着部とは、装置本体内に設けられている。搬送部は、シートを搬送経路に沿って搬送する。画像形成部は、搬送経路の途中でそのシートに画像を形成する。そして、定着部は、搬送経路の途中で画像形成部によって形成された画像を加熱してシートに熱定着させる。最後に、搬送部は、そのシートを排出口によって装置本体から排出トレイに排出するようになっている。
また、この画像形成装置は、通風路と、排気ファンと、を備えている。通風路は、装置本体内と外部とを連通させる通路であり、上部筐体に沿って設けられて、この上部筐体とともに通路を形成している。排気ファンは、装置本体内に設けられ、装置本体内の空気を通風路を介して外部に排気する。
特開2002−40907号公報
ところで、前述した画像形成装置において、定着部でシートを加熱する際にシートから水蒸気が発生し、この水蒸気が上部筐体(通風路内)で冷やされて結露した場合には、結露した水滴が通風路を通って装置本体内に流入するおそれがある。特に、この問題は、コストの低廉化のために、排気性能が低い排気ファンを用いたり、排気ファンを省略したりする場合に、顕著に発生する。
そこで、本発明は、上部筐体で結露した水滴が装置本体内に流入するのを抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、排出トレイを有する装置本体と、前記排出トレイの上方に設けられた上部筐体と、前記装置本体内に設けられ、記録シート上に現像剤像を熱定着する定着装置と、前記装置本体の上部に形成される排出口と、水蒸気の透過を許容し水の透過を制限する透湿防水シートと、を備える。
そして、前記透湿防水シートは、前記上部筐体の前記排出トレイと対向する対向面と前記排出口との間であって前記対向面と離間された位置に配置される。
この構成によれば、定着装置で発生した水蒸気が排出口から外部に排出された場合には、水蒸気は透湿防水シートを通って上部筐体の対向面へ向かう。そして、水蒸気が上部筐体の対向面で冷やされて結露した場合には、結露による水滴が装置本体へ落下するのを透湿防水シートで抑えることができるので、結露による水滴が装置本体内に流入するのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記透湿防水シートは、水平面に対して傾斜するように設けられているのが望ましい。
これによれば、透湿防水シートが傾斜していることで、上部筐体から透湿防水シート上に落下した水滴を重力により透湿防水シートの下端に移動させることができるので、透湿防水シート上の水滴によって水蒸気の透過が邪魔されるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記水平面に対して傾斜した透湿防水シートの下端側には、水滴を回収するための回収部が設けられているのが望ましい。
これによれば、例えば透湿防水シート上を移動してきた水滴を装置本体外に排出させる構造に比べ、装置本体周りが汚れるのを防止することができる。
また、前記した構成において、前記上部筐体の前記対向面は、水平面に対して傾斜するように形成されているのが望ましい。
これによれば、上部筐体の対向面で結露した水滴が、傾斜した対向面を伝って対向面の下端側に移動するので、上部筐体の対向面の水滴を透湿防水シートの端部側に落下させることができ、透湿防水シートの透湿性能を維持することができる。
また、前記した構成において、前記排出口は、例えば、前記定着装置から排出された記録シートを前記排出トレイに排出するための開口であるのが望ましい。
これによれば、例えば水蒸気の排気用の排出口と記録シートの排出用の開口とを別々に形成する構造に比べ、装置本体の上部の形状を簡易化することができる。また、この場合には、記録シートを排出する排出口と上部筐体との間に透湿防水シートが設けられるので、上部筐体で結露した水滴が排出トレイ上の記録シートに落下して記録シート上の画像が乱れるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記上部筐体の前記対向面は、前記排出口から前記記録シートの搬送方向下流側に向けて斜め上方に傾斜しているのが望ましい。
これによれば、上部筐体の対向面が排出口側から斜め上方に傾斜しているので、これとは逆方向(斜め下方)に下面が傾斜する構造に比べ、排出口から排出された水蒸気を、上部筐体の搬送方向下流側の端部から排出しやすくなり、上部筐体で結露するのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記透湿防水シートは、例えば、前記上部筐体の前記対向面から下方に向けて突出するように形成された突出部の下端に固着されていてもよい。
また、前記した構成において、前記突出部は、前記記録シートの搬送方向に沿って延びるとともに、前記記録シートの幅方向に間隔を空けて配置される複数のリブであるのが望ましい。
これによれば、複数のリブの間を水蒸気が通る通路とすることができるので、水蒸気を外部に排出させやすくなり、結露を抑えることができる。
また、前記した構成において、前記上部筐体は、例えば、フラットベッドタイプの原稿読取機構を保持していてもよい。
また、前記した構成において、前記上部筐体が前記装置本体に対して揺動可能である場合には、前記透湿防水シートの側端縁は、前記上部筐体の側端縁よりも内側に離れているのが望ましい。
これによれば、ユーザが上部筐体を装置本体に対して揺動すべく、上部筐体の側端部を把持して持ち上げるときに、ユーザの手が誤って透湿防水シートに触れるのを抑えることができるので、透湿防水シートがユーザの手によって傷つくのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記定着装置は、前記装置本体の上部に設けられ、前記排出口は、前記定着装置に近接しているのが望ましい。
これによれば、定着装置と排出口が近接しているので、定着装置から排出された水蒸気をファン等を用いずに排出口から外部に排出させることができる。
本発明によれば、上部筐体で結露した水滴が装置本体内に流入するのを抑えることができる。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタを簡略的に示す断面図である。 スキャナ用筐体や透湿防水シートを下側から見た斜視図である。 透湿防水シート等の作用効果を示す図(a)〜(c)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」とし、紙面に向かって手前側を「左側」、紙面に向かって奥側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、読取装置100と、装置本体2と、記録シートの一例としての用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
装置本体2は、フィーダ部3および画像形成部4を収容する筐体であり、主に、上壁部21と、前壁部22と、後壁部23と、下壁部24と、左右の側壁(符号略)を備えて構成されている。上壁部21の前側部分の上面は、後側部分21Bよりも一段下がった位置に形成されており、装置本体2内から排出される用紙Pを載置するための排出トレイ21Aとなっている。
排出トレイ21Aと後側部分21Bとを繋ぐ前縦壁部21Cには、後述する定着装置7から排出された用紙Pを外部に排出するための排出口25が形成されている。装置本体2の上壁部21には、読取装置100が揺動可能に取り付けられている。なお、装置本体2の上部の構造や読取装置100の構造の詳細については、後述する。
装置本体2の前壁部22の下部には、装置本体2の内外を連通させる開口22Aが形成されるとともに、開口22Aを開閉するための給紙用カバー31Aが設けられている。
フィーダ部3は、装置本体2の下部に形成される給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pを画像形成部4に向けて給紙する給紙機構32とを備えている。
給紙トレイ31は、前述した給紙用カバー31Aと、装置本体2の下部に配置されるトレイ部31Bとによって構成されている。具体的には、給紙用カバー31Aは、下端部を中心にして前後に揺動可能となっており、前側に倒した状態において、上面がトレイ部31Bの上面と略面一となることで給紙トレイ31の一部を構成している。
このフィーダ部3では、給紙用カバー31Aを前側に倒して給紙トレイ31を形成した後で、この給紙トレイ31上に用紙Pを載せる。そして、この給紙トレイ31上の用紙Pは、図示せぬ押圧板によって上方の給紙機構32に付勢され、この給紙機構32によって画像形成部4に供給される。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、プロセスユニット6と、定着装置7とを備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の前側に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、後述する感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスユニット6は、装置本体2に着脱可能であり、給紙トレイ31の上方で、かつ、定着装置7の下方に配置されている。プロセスユニット6は、感光ドラム61と、感光ドラム61を放電によって帯電させる帯電器62と、感光ドラム61上のトナー像(現像剤像)を用紙Pに転写させる転写ローラ63とを備えている。また、プロセスユニット6は、図示せぬ公知の現像ローラや層厚規制ブレードやトナー収容室(符号略)等を備えている。
このプロセスユニット6では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、トナー収容室内のトナーが現像ローラによって感光ドラム61の静電潜像に供給され、感光ドラム61の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ63の間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置7は、装置本体2の上部、詳しくは、排出トレイ21Aよりも一段上がった部分である後側部分21B内に設けられ、主に、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内側には、ハロゲンランプ73(熱源)が設けられている。
加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟みつつ搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上方に配置されている。
そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナー像を、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の前側に配設される排紙ローラRに搬送され、この排紙ローラRから排出口25を通して排出トレイ21A上に排出される。
<装置本体2の上部の構造と読取装置100の構造>
装置本体2の上部に設けられる排出口25は、用紙Pが通過可能となるように、左右方向に長い長尺状の開口として形成されている。そして、この排出口25は、定着装置7の前側に近接して配置されている。これにより、定着装置7において用紙Pの加熱時に発生した水蒸気を、ファン等を用いずに排出口25から外部に排出させることが可能となっている。
読取装置100は、上部筐体の一例としてのスキャナ用筐体110と、スキャナ用筐体110の上部に回動可能に設けられる原稿カバー120とを備えている。スキャナ用筐体110は、フラットベッドタイプの原稿読取機構を保持している中空の筐体である。原稿読取機構は、原稿が載置される透明な原稿台135と公知の読取機構を備えている。また、原稿台135は下壁部24と平行な面であり略水平になっている。そのため、原稿台135に載置された原稿が滑り落ちることがなく原稿を置きやすくなっている。スキャナ用筐体110は、装置本体2に対して揺動軸136を中心に揺動可能に組み付けられている。スキャナ用筐体110を装置本体2に対して揺動させることで、ユーザが排紙ローラR周りでジャムした用紙Pを除去しやすくなる。
図1,2に示すように、スキャナ用筐体110は、前後方向から見て略U字状に形成されており、左右方向中央部に配置される基部130と、基部130の左右の端部から下方に突出するように形成される側壁部140とを備えている。基部130は、装置本体2の後側部分21B上に載置される後部131と、装置本体2の後側部分21Bから前方に張り出すように形成される前部132とを備えている。
前部132は、排出トレイ21Aの上方に配置されており、その下面が排出トレイ21Aと上下方向で対向する対向面132Aとなっている。対向面132Aは、水平な原稿台台135(水平面)に対して傾斜、詳しくは、排出口25から前側(用紙Pの搬送方向下流側)に向けて斜め上方に傾斜するように形成されている。
これにより、例えば対向面が前斜め下方に傾斜する構造に比べ、排出口25から排出された水蒸気を、スキャナ用筐体110の前側の端部から排出しやすくなり、対向面132Aで結露するのを抑えることが可能となっている。
また、対向面132Aには、突出部の一例としての複数のリブ132Bが形成されている。各リブ132Bは、それぞれ対向面132Aから下方に向けて同じ高さで突出し、前後方向(用紙Pの搬送方向)に沿って延びるとともに、左右方向(用紙Pの幅方向)に間隔を空けて配置されている。
そして、各リブ132Bの下端には、透湿防水シート200が固着されている。透湿防水シート200は、水蒸気の透過を許容し水の透過を制限するシートであり、例えばポリエチレン製不織布などによって形成されている。
透湿防水シート200は、各リブ132Bの下端に固着されることで、上下方向における対向面132Aと排出口25との間であって、対向面132Aから離間された位置に配置されている。また、水平な原稿台135に対して傾斜した対向面132Aに沿って形成される各リブ132Bに透湿防水シート200が設けられることで、この透湿防水シート200も水平な原稿台135に対して傾斜、詳しくは、前斜め上方に向けて傾斜するように配置されている。
また、透湿防水シート200の前端縁(側端縁)201は、読取装置100の前端面101(側端縁)よりも内側に離れるように配置されている。これにより、ユーザがスキャナ用筐体110を装置本体2に対して揺動させるべく、スキャナ用筐体110の前端部を把持して持ち上げるときに、ユーザの手が誤って透湿防水シート200に触れるのを抑えることができるので、透湿防水シート200がユーザの手によって傷つくのを抑えることが可能となっている。
また、原稿台135に対して傾斜した透湿防水シート200の下端側(後端側)には、対向面132Aや透湿防水シート200を伝って流れてくる水滴を回収するための回収部26が設けられている。回収部26は、下方に凹むように形成される有底筒状の部材であり、装置本体2の排出口25の上部に設けられている。
次に、前述した透湿防水シート200等の作用効果を説明する。
図3(a)に示すように、定着装置7で発生した水蒸気が排出口25から外部に排出された場合には、水蒸気は透湿防水シート200を通ってスキャナ用筐体110の対向面132Aへ向かう。そして、水蒸気がスキャナ用筐体110の対向面132Aで冷やされて結露した場合には、図3(b)に示すように、結露した水滴Wは、傾斜した対向面132Aを伝って対向面132Aの下端側に移動する。
これにより、対向面132Aで結露した水滴Wを、透湿防水シート200の中央部に落とさずに、透湿防水シート200の下端側に配置された回収部26に落下させて回収することができるので、透湿防水シート200の透湿性能を維持することができる。
また、図3(c)に示すように、対向面132Aで結露した水滴Wが透湿防水シート200上に落下した場合であっても、水を通さない透湿防水シート200によって水滴Wがその下の排出トレイ21Aへ落下するのを抑えることができる。そのため、結露による水滴Wが、装置本体2の隙間から装置本体2内に流入したり、排出トレイ21A上の用紙Pに落下して用紙P上の画像が乱れるのを抑えることができる。
また、透湿防水シート200上に落下した水滴Wは、その後、傾斜した透湿防水シート200上を伝って透湿防水シート200の下端側に移動して、回収部26で回収される。これにより、透湿防水シート200上に水滴Wが溜まることによって、水蒸気の透過が邪魔されるのを抑えることができる。
以上、本実施形態によれば、前述した効果に加え、以下のような効果を得ることができる。
斜めに傾けた対向面132Aや透湿防水シート200の下端側に回収部26を設けたので、例えば透湿防水シート上を移動してきた水滴を装置本体外に排出させる構造に比べ、装置本体2周りが汚れるのを防止することができる。
水蒸気を排出するための排出口25を、用紙Pを排出するための開口としたので、例えば水蒸気の排気用の排出口と用紙の排出用の開口とを別々に形成する構造に比べ、装置本体2の上部の形状を簡易化することができる。
前後方向に延びる複数のリブ132Bで透湿防水シート200を支持することで、複数のリブ132Bの間を水蒸気が通る通路とすることができるので、水蒸気を外部に排出させやすくなり、対向面132Aでの結露を抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、上部筐体として読取装置100を保持するスキャナ用筐体110を例示したが、装置本体の上部に設けられる筐体であれば、どのような筐体であってもよい。
前記実施形態では、用紙Pを排出するための開口(排出口25)から水蒸気を排出させたが、本発明はこれに限定されず、用紙を排出するための開口とは別の場所に水蒸気用の排出口を形成してもよい。
前記実施形態では、対向面132Aや透湿防水シート200を前斜め上方に傾けたが、本発明はこれに限定されず、前斜め下方、左斜め下方、右斜め下方などに傾けてもよい。
前記実施形態では、回収部として有底筒状の回収部26を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば水滴を吸収するスポンジなどであってもよい。
前記実施形態では、突出部として複数のリブ132Bを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば複数の柱状の突起などであってもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 レーザプリンタ
2 装置本体
7 定着装置
21A 排出トレイ
25 排出口
110 スキャナ用筐体
132A 対向面
200 透湿防水シート
P 用紙

Claims (11)

  1. 排出トレイを有する装置本体と、
    前記排出トレイの上方に設けられた上部筐体と、
    前記装置本体内に設けられ、記録シート上に現像剤像を熱定着する定着装置と、
    前記装置本体の上部に形成される排出口と、
    水蒸気の透過を許容し水の透過を制限する透湿防水シートと、を備え、
    前記上部筐体の前記排出トレイと対向する対向面と前記排出口との間であって前記対向面と離間された位置に前記透湿防水シートが配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記透湿防水シートは、水平面に対して傾斜するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記水平面に対して傾斜した透湿防水シートの下端側には、水滴を回収するための回収部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記上部筐体の前記対向面が、水平面に対して傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記排出口は、前記定着装置から排出された記録シートを前記排出トレイに排出するための開口であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記上部筐体の前記対向面は、前記排出口から前記記録シートの搬送方向下流側に向けて斜め上方に傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記上部筐体の前記対向面から下方に向けて突出する突出部が形成され、当該突出部の下端に前記透湿防水シートが固着されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記突出部は、前記記録シートの搬送方向に沿って延びるとともに、前記記録シートの幅方向に間隔を空けて配置される複数のリブであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記上部筐体は、フラットベッドタイプの原稿読取機構を保持していることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記上部筐体は、前記装置本体に対して揺動可能であり、
    前記透湿防水シートの側端縁は、前記上部筐体の側端縁よりも内側に離れていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記定着装置は、前記装置本体の上部に設けられ、
    前記排出口は、前記定着装置に近接していることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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