JP2014010167A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着部で発生した水蒸気を記録紙搬送路から退避させるとともに、退避した水滴が記録紙搬送路に逆流しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】案内部33は、定着部51から排紙トレイ80まで搬送される記録紙99を案内する下向きの案内面34、及び、案内面34の反対側に形成された上向きの受け面36を有する。仕切り部材19は、受け面36に対向して配置された仕切り面35を有する。案内部33は、連通孔38と、流入防止部40と、受け部41と、を備える。連通孔38は、案内面34と受け面36を連通する。流入防止部40は、受け面36において、連通孔38を囲むように形成される。受け部41は、流入防止部40の周囲において、当該流入防止部40の上端よりも低い位置に形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、定着部で発生した水蒸気が水滴となって記録紙に付着してしまうことを防止するための構成に関する。
画像形成装置では、トナー画像が形成された記録紙を加熱および加圧することにより、当該トナー画像を記録紙に定着させている。この加熱動作の際に、記録紙に含まれている水分が蒸発して、周囲に拡散する。このように拡散した水分が記録紙搬送路の周囲の部材に付着すると、凝集して水滴となり記録紙を濡らしてしまうおそれがある。
特許文献1は、記録紙搬送経路に沿って構成される排紙ガイドに、第1排気孔と第2排気孔を設け、第1排気孔と第2排気孔を上下に重ならない位置に配置するとともに、第1排気孔から第2排気孔の間に排気経路を形成した画像形成装置を開示している。特許文献1は、排気経路の壁面に付着した水滴は、第1排気孔から排紙経路に落下することはないので、画像品質が低下することがないとしている。
また特許文献2は、定着ユニットを上から覆うフレームに、水滴を貯留可能な凹部と、定着ユニットと凹部上方を連通する連通孔と、を設けた画像形成装置を開示している。特許文献2は、水蒸気の大部分が凹部に貯留され、水蒸気や水が逆流しないため、記録媒体や画像の品質が低下するのを確実に防止できるとしている。
特開2011−95569号公報 特許第3928253号公報
特許文献1に記載の構成では、排紙ガイドの記録紙排出方向下流側の端部近傍にのみ排気孔が形成されており、当該排紙ガイドの途中部分(特に定着ユニットの上方に位置する部分)において排紙ガイドに排気孔が形成されていない。このため、定着ユニットから立ち昇った水蒸気が排紙ガイドの下面に付着し、この水蒸気が水滴となって滴下することによって記録紙が濡れてしまう可能性がある。更に、第1排気孔の上側に配置される排紙カバーの内面に結露した水滴が、第1排気孔より記録紙排出方向下流側の排紙ガイドの領域に落下した場合には、第1排気孔への流入を防止する措置は講じられていない。
特許文献2に記載の連通孔は定着ユニットの近傍に形成されているので、定着ユニットで発生した水蒸気が連通孔よりも下流側(排紙ローラ側)に流れていった場合には、連通孔から水蒸気を逃がすことができない。このため、連通孔よりも下流側に流れた水蒸気が上フレームの下面などに付着し、水滴となって記録紙に滴下する可能性がある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、定着部で発生した水蒸気を記録紙搬送路から退避させるとともに、退避した水滴が記録紙搬送路に逆流しない画像形成装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の画像形成装置が提供される。即ち、この画像形成装置は、定着部と、排紙トレイと、案内部と、仕切り部材と、を備える。前記定着部は、記録紙に対して加熱作用を施すことにより画像の定着処理を行う。前記排紙トレイには、前記定着部を通過した記録紙が排出される。前記案内部は、前記定着部から前記排紙トレイまで搬送される前記記録紙を案内する下向きの案内面、及び、前記案内面の反対側に形成された上向きの受け面を有する。前記仕切り部材は、前記受け面に対向して配置された仕切り面を有する。前記案内部は、連通孔と、流入防止部と、受け部と、を備える。前記連通孔は、前記案内面と前記受け面を連通する。前記流入防止部は、前記受け面において、前記連通孔を囲むように形成される。前記受け部は、前記流入防止部の周囲において、当該流入防止部の上端よりも低い位置に形成される。
案内部に連通孔を形成することで、定着部の定着処理で発生した水蒸気を、連通孔を介して案内部の上方に逃がすことができる。この水蒸気の一部は、仕切り面に付着して結露し、水滴となって案内部の上に落下する可能性があるが、連通孔を囲むように流入防止部が設けられているので、前記水滴が連通孔に流入することを抑制できる。従って、結露した水滴が、記録紙が搬送される空間に滴下しにくくなるので、前記記録紙が濡れてしまうことを防止できる。
なお、上記の案内面及び仕切り面は、水蒸気が上昇する方向を遮るように(つまり、上向き方向と交わるように)配置されていれば良い。従って、本明細書において案内面及び仕切り面が「下向き」であると言った場合、完全に鉛直下向きである場合に加えて、斜め下向きの場合も含む。また、上記の受け面は、仕切り面に結露した水滴が落下する方向を遮るように(つまり、下向き方向と交わるように)配置されていれば良い。従って、本明細書において受け面が「上向き」であると言った場合、完全に鉛直上向きである場合に加えて、斜め上向きの場合も含む。
上記の画像形成装置において、前記流入防止部は、上方に向けて突出するリブ部であることが好ましい。
このように、連通孔を囲むようにリブを設けることで、連通孔への水滴の流入を効果的に抑制できる。
上記の画像形成装置において、前記流入防止部は、前記受け部に向けて傾斜する傾斜部を有することが好ましい。
流入防止部に水滴が付着したとしても、当該水滴は傾斜部の傾きによって受け部まで流れ落ちるので、前記水滴が連通孔側に流れ落ちることを防止できる。
上記の画像形成装置において、前記仕切り面には、水分を吸収する吸収部材が設けられていることが好ましい。
連通孔を介して案内部の上方に流入した水蒸気の一部は仕切り面に付着して結露するが、仕切り面の吸収部材が水分を吸収するため、仕切り面から滴下する水滴の量を減らすことができる。
上記の画像形成装置において、前記仕切り面には、水平面に対して傾斜した傾斜部が、前記連通孔の上方に形成されていることが好ましい。
連通孔の上方において仕切り面を傾斜させておくことにより、連通孔の上方において水蒸気が結露して水滴が発生したとしても、当該水滴を傾斜に沿って移動させることができるので、当該水滴がそのまま連通孔に滴下してしまうことを抑制(回避)できる。
上記の画像形成装置において、前記傾斜部と傾斜部の間には、前記傾斜の折り返し部が形成されており、前記折り返し部は、前記受け部の上方に位置していることが好ましい。
仕切り面に付着した水滴は、折り返し部に集まってきて大きくなり、落下する。そこで、受け部の上方に折り返し部を配置することで、仕切り面に付着した水滴を、受け部に落下させることができる。これにより、前記水滴が連通孔に落下することを効果的に防止できる。
上記の画像形成装置においては、前記受け面の少なくとも一部が、水平面に対して傾斜していても良い。
受け面が傾斜している場合、当該受け面に滴下した水滴が傾斜によって流れて連通孔へ流入し易くなると考えられる。この点、本願発明では、連通孔の周囲に流入防止部を設けているので、水滴が傾斜によって流れたとしても、当該水滴が連通孔に流入することを抑制できる。
上記の画像形成装置においては、前記受け部が複数に区画されていることが好ましい。
受け面が傾斜している場合、傾斜によって水滴が一箇所に集まるので、当該水滴が連通孔に流入し易くなると考えられる。この点、上記のように受け部を区画しておくことにより、それぞれの区画に水滴を収容できるので、水滴が一箇所に集中してしまうことを防止できる。これにより、集中した水滴が連通孔に流入することを防止できる。
上記の画像形成装置において、前記仕切り部材は、金属製とすることができる。
仕切り部材が金属製の場合、仕切り面に付着した水蒸気が結露し易くなると考えられる。この点、本願発明では、連通孔の周囲に流入防止部を設けているので、仕切り面で結露した水滴が滴下したとしても、当該水滴が連通孔に流入することを防止できる。
本発明の一実施形態に係る複合機の外観斜視図。 複合機の正面断面図。 案内部周辺の正面南面図。 搬送方向に直交する断面での案内部の断面図。 案内部材の平面図。 連通孔周辺を示す斜視図。 連通孔周辺を拡大して示す断面図。 搬送方向に直交する断面での第2実施形態の案内部の断面図。 変形例を示す断面図。
次に、本発明の第1実施形態を説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置としてのコピーファクシミリ複合機1の外観斜視図である。図2は複合機1の本体内部の様子を示す正面断面図である。
コピーファクシミリ複合機1は、原稿台カバー83と、本体78を備えている。
原稿台カバー83の内部には、自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)84が配設されている。このADF84は、原稿台カバー83の上部に設けられた原稿トレイ85と、この原稿トレイの下方に設けられた排出トレイ86と、を備える。
ADF84の内部には、原稿トレイ85と排出トレイ86とを繋ぐ湾曲状の原稿搬送経路87が構成されている。この原稿搬送経路87には、分離ローラ88及び複数の搬送ローラ89が配置されている。この構成で、原稿トレイ85に重ねてセットされた原稿は、1枚ずつ分離されて湾曲状の前記原稿搬送経路87に沿って搬送され、所定の原稿読取位置を通過した後、排出トレイ86へ排出される。
本体78は、画像読取部76と、画像形成部11と、定着部51と、給紙部32と、排紙トレイ80と、を備えている。また、本体78の内部には、給紙部32と排紙トレイ80とを結ぶ搬送路24が形成されている。
図2に示すように、画像読取部76は、スキャナユニット90を備えている。また、原稿台カバー83とスキャナユニット90との間には、読み取るべき原稿を載置するプラテンガラス82が設けられている。
スキャナユニット90は、光源91と、反射ミラー92,93,94と、集光レンズ95と、電荷結合素子(CCD)96と、を備えた縮小光学系の読取装置として構成されている。
画像読取部76はいわゆるフラットヘッドスキャナとして機能させることができる。即ち、プラテンガラス82の上面に原稿を載置し、当該原稿を原稿台カバー83で押さえ付けた状態で、光源91及び反射ミラー92等を一定の速度で移動させることにより、プラテンガラス82上の原稿を走査して読み取る。また、画像読取部76は、いわゆるADFスキャナとして機能させることもできる。即ち、光源91及び反射ミラー92を、ADF84の原稿読取位置で静止させておき、当該ADF84によって原稿を搬送させて、前記原稿読取位置において読み取る。
画像読取部76で読み取られた原稿の画像のデータは、後述の画像形成部11に送られて印刷され、又は、不図示のファクシミリ送受信部によって他のファクシミリ装置へと通信回線を介して送信される。
図2に示すように、本体78の下部には、給紙部32が配置されている。給紙部32は、給紙カセット79と、給紙ローラ21と、を有している。
給紙カセット79は、複数枚の記録紙99を積層してセット可能に構成されている。給紙ローラ21は、給紙カセット79にセットされた記録紙99の搬送方向下流側端部上方に配置されている。給紙ローラ21を駆動することにより、給紙カセット79内に積層された記録紙99のうち、最上層の記録紙99を1枚だけ分離して、搬送路24に送り出すことができる。
搬送路24は、給紙ローラ21の近傍から上方に向かって延びた後、一部湾曲しながら画像形成部11に至り、更に上方にある定着部51を通過する。定着部51の下流側において、搬送路24には、排紙トレイ80に向けて略水平方向に湾曲する湾曲部17が形成されている。
搬送路24において、前記給紙ローラ21の下流側には、レジストローラ22と、これに対向して設けられた対向ローラと、からなるレジストローラ対23が配置されている。給紙ローラ21によって給紙カセット79から送り出された記録紙99は、このレジストローラ対23によって挟み込まれ、この状態でレジストローラ22が回転駆動されることにより、下流側の画像形成部11へ搬送される。
画像形成部11は、図2に示すように、感光ドラム12の周囲に、帯電器13と、LEDヘッド14と、現像器15と、転写ローラ16と、を配置して構成されている。
感光ドラム12は、表面に有機感光体による光導電膜が形成されるとともに、図示しない電動モータによって回転駆動されるように構成されている。帯電器13はコロナ帯電方式に構成され、この帯電器13によって感光ドラム12の表面が均一に、例えば負に帯電されるようになっている。
露光器としてのLEDヘッド14は、前記帯電器13より下流側(感光ドラム12の回転方向の下流側をいう。以下、現像器15、及び転写ローラ16の説明において同じ。)に配置されており、発光ダイオード(LED)を用紙幅方向に多数並べて備えた構成となっている。そしてLEDヘッド14は、電話回線を介して受信したファクシミリ原稿の画像データ、又は、画像読取部76で読み取った画像データに対応して選択的に発光する。この結果、感光ドラム12の表面が選択的に露光され、露光部分の電荷エネルギーが消失することで静電潜像が形成される。
現像器15は前記LEDヘッド14の下流側に配置されている。この現像器15は、非磁性一成分トナーを収容するトナー容器26を備える。更に、現像器15は、トナー容器26の内部に配置される供給ローラ28と、この供給ローラ28に接触して配置される現像ローラ29と、この現像ローラ29の外周面に接触するように配置される規制ブレード30と、を備えている。
トナー容器26内のトナーは、回転する現像ローラ29の表面に付着し、規制ブレード30によって付着厚さが均一になるよう調整されるとともに、現像ローラ29の回転によって感光ドラム12側へ送られる。感光ドラム12と現像ローラ29との近接部分において、感光ドラム12表面の前記静電潜像に応じて前記トナーが感光ドラム12の表面へ移動し、感光ドラム12の表面上にトナー像が形成される。
転写ローラ16は、前記現像器15の下流側に配置されるとともに、感光ドラム12から搬送路24を挟んで反対側に配置されている。また、この転写ローラ16には電源からの所定の電圧が印加されている。感光ドラム12の表面に形成されたトナー像は、転写ローラ16の電界吸引力によって記録紙99に転写される。トナー像が転写された記録紙99は、感光ドラム12の回転によって、搬送路24の下流側の定着部51へ送られる。
定着部51は、回転駆動されるヒートローラ52と、このヒートローラ52に対向して配置されるプレスローラ53と、を備えている。このプレスローラ53は付勢バネによってヒートローラ52に対して押し付けられている。ヒートローラ52は例えばハロゲンランプ等の発熱体を有しており、当該発熱体に通電することによって当該ヒートローラ52の表面を均一に加熱する。
この構成で、記録紙99がヒートローラ52とプレスローラ53との間を通過することにより、高温のヒートローラ52の熱及びプレスローラ53による圧力によって、トナー像のトナーが融解して用紙に定着する。なお、定着部51には、記録紙99がヒートローラ52に貼り付いたまま周囲に巻き付くことを防止するための分離爪54が設けられている。
図2に示すように、定着部51より下流側には排紙ローラ25が設けられる。この構成で、定着部51から送られてきた記録紙99は、回転駆動される排紙ローラ25とそれに対向配置される従動ローラによって搬送され、前記排紙トレイ80上に排出される。
搬送路において、定着部51と排紙トレイ80との間の湾曲部17には、案内部材18が設けられている。この案内部材18はプラスチック製の部材であり、略板状に形成された案内部33を有している(図3)。図3に示すように、案内部33の下面は、搬送路24を搬送される記録紙99を案内するための案内面34となっている。案内部33は、案内面34が搬送路24の湾曲部17に沿うようにして、水平面に対して若干斜めになるように配置されている。この構成により、湾曲した搬送路24に沿って記録紙99を案内し、排紙トレイ80まで適切に送り出すことができる。
続いて、本実施形態の特徴的な構成について説明する。
図3及び図4に示すように、案内部33の上方には仕切り部材19が配置されている。この仕切り部材19は金属製の板状部材であり、略水平に配置されている。仕切り部材19の下面(仕切り面35)は、案内部33の上面(受け面36)に対向するように配置されている。これにより、仕切り面35と受け面36との間に、水蒸気排出空間37が形成されている。
案内部33には、案内面34側と受け面36側を連通する連通孔38が複数形成されている。この連通孔38を介して、搬送路24と水蒸気排出空間37が連通している。
図3に示すように、案内部33は、搬送路24において定着部51の略上方に配置されている。このため、定着部51における定着作用によって発生した水蒸気は、搬送路24を昇り、案内面34に達する。案内面34に達した水蒸気は、連通孔38を通り、水蒸気排出空間37に排出される。なお、このときの水蒸気の流れを、図3及び図4に太線の矢印で示した。以上のように、案内面34に達した水蒸気を、連通孔38を介して水蒸気排出空間37に逃がすことができるので、当該水蒸気が案内面34に付着して水滴となり、搬送路24を搬送される記録紙99を濡らしてしまうことを防止できる。
図5に示すように、本実施形態では、連通孔38は、記録紙99の搬送方向に沿って細長く形成された長孔状とされている。これにより、記録紙99の搬送方向の広い範囲で、案内面34に連通孔38を形成できる。また図5に示すように、本実施形態では、長孔状の連通孔38を、搬送路24の幅方向(搬送方向及び記録紙99の厚み方向に直交する方向)に並べて複数形成している。これにより、搬送路24の幅方向の広い範囲で、案内面34に連通孔38を形成できる。このように、案内面34の広い範囲に連通孔38を形成することで、当該案内面34に達した水蒸気を、水蒸気排出空間37に確実に逃がすことができる。これにより、案内面34に水蒸気が付着して水滴になってしまうことを効果的に防止できる。
ところで、仮に、連通孔38が記録紙99の幅方向に細長い長孔として形成されていると、搬送路24を搬送される記録紙99の下流側端部が前記長孔の縁に引っかかり易くなるので、案内面34によって記録紙99をスムーズに案内できない。この点、本実施形態では、連通孔38を、搬送方向に細長い長孔としているので、記録紙99の下流側端部が長孔の縁に引っかかることが無い。これにより、本実施形態の案内部33は、案内面34によって記録紙99をスムーズに案内することができる。
また、仮に、長孔状の連通孔38の位置と、搬送路24を搬送される記録紙99の幅方向の端部の位置と、が一致していると、当該記録紙99の幅方向の端部が連通孔38に引っかかり易くなるので、案内面34によって記録紙99をスムーズに案内できない。そこで本実施形態では、 長孔状の連通孔38を、搬送路24を搬送される記録紙99の幅方向の端部の位置に一致しないように形成している。換言すれば、記録紙99の幅方向端部の位置と、連通孔38の位置とを異ならせている。これにより、案内面34によって記録紙99をスムーズに案内することができる。
図4及び図5に示すように、水蒸気排出空間37に対して、搬送路の幅方向(記録紙99の幅方向)に隣接して排気ファン39が設けられている。この排気ファン39により、水蒸気排出空間37内の水蒸気を、複合機1の外部に排出する。
排気ファン39によって水蒸気排出空間37の排気を行っているとはいえ、水蒸気排出空間37内の水蒸気は、その一部が仕切り面35に付着して水滴となる。特に本実施形態では、仕切り部材19を金属製としているので、仕切り面35に付着した水蒸気が結露し易い。仕切り面35で結露した水滴は、やがて受け面36に落下する。仮に、受け面36に落下した水滴が連通孔38に流れ込んでしまうと、当該水滴が搬送路24に落下して記録紙99を濡らしてしまうおそれがある。
そこで本実施形態の案内部33には、受け面36側において、連通孔38の開口部の周囲を囲むようにして流入防止部40を設けている。具体的には、この流入防止部40は、上方に突出するリブ部として構成されている(図6参照)。また、流入防止部40の周囲には、当該流入防止部40の上端よりも一段低くなった受け部41が形成されている。このように、連通孔38の周囲を囲むように流入防止部40を設けているので、仕切り面35から受け面36に落下した水滴が連通孔38に流入することを阻止できる。
また、本実施形態では、流入防止部40に、受け部41に向けて傾斜する傾斜部42を形成している(図6及び図7)。具体的には図6に示すように、この傾斜部42は、リブ状の流入防止部40の外縁部に設けられたC面として構成されている。このように、受け部41に向けて傾斜した傾斜部42を流入防止部40に設けているので、流入防止部40の上に落下した水滴は、前記傾斜部42によって受け部41に向けて流される。これにより、仮に流入防止部40の上に水滴が落下したとしても、当該水滴は連通孔38に流れ落ちにくくなっているので、当該連通孔38への水滴の流入を効果的に防止できる。
ところで前述のように、本実施形態の案内部33は、湾曲した搬送路24に沿って配置されている関係上、水平面に対して傾斜して配置されている。このため、当該案内部33の上面(受け面36)も、その一部が水平面に対して傾斜している。このように受け面36が傾斜していると、当該受け面36に落下した水滴が重力の作用によって一方向に流れていき、一箇所に集まって大きな水滴になることが考えられる。水滴が大きくなってしまうと、当該水滴が流入防止部40を乗り越えて連通孔38に流れ込んでしまうおそれがある。
そこで本実施形態では、図5及び図6に示すように、受け部41を複数の区画に区分する区画リブ43を、受け面36に形成している。このように、受け部41を複数の区画に分けることにより、水滴を各区画内に保持させることができるので、水滴が一箇所に集まって大きくなることを防止できる。これにより、水滴が流入防止部40を乗り越えてしまうことを抑制できるので、当該水滴が連通孔38に流れ込むことを効果的に防止できる。
以上で説明したように、本実施形態の複合機1は、定着部51と、排紙トレイ80と、案内部33と、仕切り部材19と、を備える。定着部51は、記録紙99に対して加熱作用を施すことにより画像の定着処理を行う。排紙トレイ80には、定着部51を通過した記録紙99が排出される。案内部33は、定着部51から排紙トレイ80まで搬送される記録紙99を案内する下向きの案内面34、及び、案内面34の反対側に形成された上向きの受け面36を有する。仕切り部材19は、受け面36に対向して配置された仕切り面35を有する。案内部33は、連通孔38と、流入防止部40と、受け部41と、を備える。連通孔38は、案内面34と受け面36を連通する。流入防止部40は、受け面36において、連通孔38を囲むように形成される。受け部41は、流入防止部40の周囲において、当該流入防止部40の上端よりも低い位置に形成される。
案内部33に連通孔38を形成することで、定着部51の定着処理で発生した水蒸気を、連通孔38を介して案内部33の上方に逃がすことができる。この水蒸気の一部は、仕切り面35に付着して結露し、水滴となって案内部33の上に落下する可能性があるが、連通孔38を囲むように流入防止部40が設けられているので、前記水滴が連通孔38に流入することを抑制できる。従って、結露した水滴が、記録紙99の搬送路24に滴下しにくくなるので、前記記録紙99が濡れてしまうことを防止できる。
また、本実施形態の複合機1において、流入防止部40は、上方に向けて突出するリブ部である。
このように、連通孔38を囲むようにリブを設けることで、連通孔38への水滴の流入を効果的に抑制できる。
また、本実施形態の複合機1において、流入防止部40は、受け部41に向けて傾斜する傾斜部42を有している。
流入防止部40に水滴が付着したとしても、当該水滴は傾斜部42の傾きによって受け部41まで流れ落ちるので、前記水滴が連通孔38側に流れ落ちることを防止できる。
また、本実施形態の複合機1においては、受け面36は水平面に対して傾斜している。本実施形態では、連通孔38の周囲に流入防止部40を設けているので、水滴が傾斜によって流れたとしても、当該水滴が連通孔38に流入することを抑制できる。
また、本実施形態の複合機1においては、受け部41が複数に区画されている。これにより、それぞれの区画に水滴を収容できるので、水滴が一箇所に集中してしまうことを防止できる。これにより、集中した水滴が連通孔38に流入することを防止できる。
また、本実施形態の複合機1においては、仕切り部材19が金属製となっているので、仕切り面35に付着した水蒸気が結露し易くなっている。しかし、本実施形態では、連通孔38の周囲に流入防止部40を設けているので、仕切り面35で結露した水滴が滴下したとしても、当該水滴が連通孔38に流入することを防止できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図8に示すように、この第2実施形態は、仕切り部材19の仕切り面35に、傾斜部45を形成したものである。搬送方向(連通孔38の長手方向)に直交する断面(図8)において、傾斜部45は、水平面に対して斜めとなっている。また、この第2実施形態において、仕切り面35には複数の傾斜部45が形成されており、傾斜部45と傾斜部45の間には折り返し部46が設けられている。搬送方向(連通孔の長手方向)に直交する断面(図8)において、折り返し部46を挟んで、傾斜部45の傾きが逆になるように構成されている。図8に示すように、傾斜部45は、各連通孔38の上方に配置される。また、折り返し部46は、受け部41の上方に配置される。
このように構成された仕切り面35に水蒸気が付着し、結露して水滴となった場合、当該水滴は、傾斜部45の傾斜に沿って流れる(図8に細線の矢印で示す)。傾斜部45の傾斜に沿って流れる水滴は、折り返し部46の位置に集まる。このため、折り返し部46で水滴が成長するので、この水滴はやがて折り返し部46から落下する。
この第2実施形態では、連通孔38の上方に傾斜部45が設けられているので、連通孔38の上方において水滴が発生したとしても、当該水滴は傾斜部45に沿って流れる。これにより、当該水滴が連通孔38にそのまま落下しにくくなっている。そして、受け部41の上方に折り返し部46が形成されているので、当該折り返し部46に集まって大きくなった水滴は、落下したとしても、受け部41に受けとめられる。これにより、当該水滴が連通孔38に流れ込むことを防止できる。
以上で説明したように、本実施形態の複合機1において、仕切り面35には、水平面に対して傾斜した傾斜部45が、連通孔38の上方に形成されている。これにより、連通孔38の上方において水蒸気が結露して水滴が発生したとしても、当該水滴を傾斜に沿って移動させることができるので、当該水滴がそのまま連通孔38に滴下してしまうことを抑制できる。
また本実施形態の複合機1において、傾斜部45と傾斜部45の間には、傾斜の折り返し部46が形成されており、前記折り返し部46は、受け部41の上方に位置している。これにより、折り返し部46に集まってきて落下した水滴を、受け部41で受けとめることができる。これにより、前記水滴が連通孔38に落下することを効果的に防止できる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
本願発明の構成は、コピーファクシミリ複合機1に限らず、例えばコピー機、ファクシミリ機、プリンタなど、各種の画像形成装置に適用できる。
画像形成装置には、Cパス、Uパス、及びSパスなど、記録紙の搬送形態にかかわらず本願発明の構成を適用できる。また、定着部は、加熱作用を付与することにより記録紙に画像を定着させるものであれば、その定着方式や熱源を問わない。
上記の第1実施形態又は第2実施形態において、水分を吸収する吸収部材を、仕切り面35に設ければ更に好適である。吸収部材は、例えばスポンジなどを利用できるが、この他にも水分を吸収して保持できる素材であれば何でも良い。仕切り面35に吸収部材を設けることにより、仕切り面35で結露した水滴が落下しにくくなるので、当該水滴が連通孔38に流れ込むことを効果的に抑制できる。
連通孔38は長孔状としたが、これに限らず、例えば丸孔状としても良い。また、流入防止部40の形状等は、上記実施形態のものに限定されない。例えば図9(a)に示すように、流入防止部40の全体が傾斜部42として構成されていても良い。また例えば、図9(b)のように傾斜部を有さない構成としても良い。また、流入防止部40以外の部分が全て受け部41になっている必要はなく、例えば図9(b)に示すように、受け部41は、少なくとも流入防止部40の周囲に設けられていれば良く、それ以外の部分が流入防止部40の上端と同じ高さ、又は流入防止部40の上端よりも高くなっていたとしても構わない。
流入防止部40の傾斜部42はC面であるとしたが、これに限らず、例えばR面であっても良い。
仕切り部材19は、上記実施形態のような金属製の板状部材に限らない。受け面と仕切り面の間に水蒸気排出空間が形成されていれば良く、仕切り部材19の形状や材質は特に限定されない。
1 複合機(画像形成装置)
33 案内部
34 案内面
35 仕切り面
36 受け面
38 連通孔
40 流入防止部
41 受け部
51 定着部

Claims (9)

  1. 記録紙に対して加熱作用を施すことにより画像の定着処理を行う定着部と、
    前記定着部を通過した記録紙が排出される排紙トレイと、
    前記定着部から前記排紙トレイまで搬送される前記記録紙を案内する下向きの案内面、及び、前記案内面の反対側に形成された上向きの受け面を有する案内部と、
    前記受け面に対向して配置された仕切り面を有する仕切り部材と、
    を備え、
    前記案内部は、
    前記案内面と前記受け面を連通する連通孔と、
    前記受け面において、前記連通孔を囲むように形成された流入防止部と、
    前記流入防止部の周囲において、当該流入防止部の上端よりも低い位置に形成された受け部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記流入防止部は、上方に向けて突出するリブ部であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記流入防止部は、前記受け部に向けて傾斜する傾斜部を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記仕切り面には、水分を吸収する吸収部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記仕切り面には、水平面に対して傾斜した傾斜部が、前記連通孔の上方に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記傾斜部と傾斜部の間には、前記傾斜の折り返し部が形成されており、
    前記折り返し部は、前記受け部の上方に位置していることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記受け面の少なくとも一部は、水平面に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記受け部が複数に区画されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1から8までの何れか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記仕切り部材は、金属製であることを特徴とする画像形成装置。
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