JP2013250362A - 撮影レンズ、撮像装置、及び光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体側から入射した光線が面取り部で反射して像側の面へ入射しても、光線の像側の面への入射角度が臨界角未満になることで全反射を防ぎ、撮影レンズを物体側から観察した際に生じる二面反射像の発生を防止した形状の光学素子を提供すること。
【解決手段】撮像装置に用いられる撮影レンズを構成する光学素子であって、像側に凹面R2を有し、前記凹面R2の端部を面取りする面取り部Tを有するとき、条件式を満足することを特徴とする光学素子。
【選択図】図1

Description

本発明はデジタルカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置に用いられる撮影レンズを構成する光学素子に関し、特に内面反射に起因するリング状の反射像の発生を防止した光学素子に関する。
撮影装置に用いられる撮影レンズの設計・製造においては、レンズ鏡筒内に配置されている光学素子の外周面や面取り部で反射や散乱を起こす内面反射が問題となる。
内面反射を起こした光線が像面に届いた場合にはゴーストやフレアとなって撮像されることとなり、画質を低下させる原因の一つとなる。また、内面反射を起こした光線が像面に届かない場合でも、物体側に光線が戻り、内面反射の原因となった光学素子の外周面や面取り部が物体側から観察した際に目立って見えることがある。このように、撮影される画像そのものに悪影響が及ばない場合でも、内面反射を嫌う光学機器としての製品の品位を損ねるとされ、対策が求められている。
内面反射を起こした光線が像面に届くことで生じた画質の低下を防ぐためには、内面反射を起こした光線が像面に届かないように遮光部材を設けたり、光学素子の外周面や面取り部に光線が当らないようにレンズの径を増大させたり、光学素子の外周面や面取り部に光吸収材料を塗布する等して内面反射を抑制する対策を行なったりしている(例えば特許文献1)。
また、内面反射によって製品の品位を損ねることの無いように、光学素子の外周面や面取り部に光吸収材料を塗布して内面反射を抑制し、光学素子の外周面や面取り部が目立たないように対策が行なわれている(例えば特許文献2)。しかしながら、高い屈折率(概ね1.8以上)を持つ光学素子においては光吸収塗料の内面反射防止効果が低下しやすいため、光吸収材料の塗布だけでは対策が不十分な場合が存在することがわかっている。
また一般に、撮影レンズを物体側から観察すると、光学素子の外周部や光学素子を保持している鏡室などがリング状に並んでいる様が見える。これらは通常、目立たないように形状や表面処理を工夫することで対策が行われ、光学機器としての品位を損なわないように配慮されている。ところが、光学素子の外周面に像側に頂点をおいた円錐台の側面に相当する形状の面取り部(以下、コニカル型面取り部)がある場合には、当該面取り部で反射した光線が物体側に進むため、撮影レンズを物体側から観察した際に白いリング状の反射像が生じる場合がある(図5の斜線部X)。このような白いリング状の反射像には、コニカル型面取り部に反射した光が直接物体側に戻ることによって生じる一面反射像と、コニカル型面取り部に反射した光が光学素子内の他の面でさらに反射して物体側に戻ることによって生じる二面反射像とがあることが知られている。
また、このような二面反射像が発生しやすい光学素子の形状として、コニカル型面取り部を光学素子の外周に持ち、さらに光学素子が像側に凹面を向けた面を像側に持つものがある。また、撮影レンズを構成する光学素子の中でも物体側寄りに配置され、さらに物体側に配置された光学素子と外径差があるためにコニカル型面取り部が観察されやすい配置である場合にも二面反射像が発生しやすい。さらに、屈折率が高い硝材を使用している場合も、光吸収塗料の内面反射防止効果が低下しやすく、全反射が起こりやすい状況であるために二面反射像が発生しやすい状況といえる。このような光学素子の形状及び配置によって、コニカル型面取り部で反射した光線が、光学素子の像側の面に臨界角以上の入射角で入射し、像側の面で全反射して物体側に光線が戻ることで、白いリング状の二面反射像を発生させていることがわかっている。
特開2001−33677号公報 特開2009−282488号公報
上述したような二面反射像を生じるという課題に対する対策として、光線の像側の面への入射角が臨界角未満となるようにコニカル型面取り部の角度を設定するという方法が挙げられる。しかしながら、本発明が課題としている二面反射像の発生は、各撮影レンズによってまちまちであり、コニカル型面取り部の角度を一定の角度に設定すれば解決するといった類のものではない。
また一方で、コニカル型面取り部の角度を限りなく光軸と平行に近づけるなど(図4)、二面反射像が発生する角度よりも大幅に余裕を取った角度に設定するという対策もあるものの、光学素子及び撮影レンズの大型化や加工性の悪化を招くなど、新たに生じる弊害を避けることが出来ない。
即ち、本発明が解決しようとする課題は、物体側から入射した光線がコニカル型面取り部で反射して像側の面へ入射しても、光線の像側の面への入射角度が臨界角未満になることで全反射を防ぎ、撮影レンズを物体側から観察した際に生じる二面反射像の発生を防止した形状の光学素子を提供することである。
前述の課題を解決するための手段である第1の発明は、撮像装置に用いられる撮影レンズを構成する光学素子であって、像側に凹面R2を有し、前記凹面R2の端部を面取りする面取り部Tを有するとき、以下の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする光学素子である。
(1) n1>n2
(2) 0<θ1<{arcsin(n2/n1)−arccos(h/R)}/2+π/4
θ1:面取り部Tと光軸とがなす角度
h:面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2に入射した位置の光線高
R:凹面R2の曲率半径
n1:光学素子の屈折率
n2:光学素子の周辺を充填する媒質の屈折率
また、前述の課題を解決するための手段である第2の発明は、第1の発明の光学素子を有する撮影レンズである。
さらに、前述の課題を解決するための手段である第3の発明は、第1の発明の光学素子を有する撮像装置である。
本発明によれば、物体側から入射した光線が面取り部で反射して像側の面へ入射しても、光線の像側の面への入射角度が臨界角未満になることで全反射を防ぎ、撮影レンズを物体側から観察した際に生じる二面反射像の発生を防止した形状の光学素子を提供することができる。
本発明の光学素子の断面図である。 本発明に係る実施例1の撮影レンズのレンズ構成図である。 本発明に係る実施例1の第4レンズG4を45°で面取りした断面図である。 本発明に係る実施例1の第4レンズG4を5°で面取りした断面図である。 本発明に係る実施例1の撮影レンズを物体側から見た外観図である。
本発明の光学素子は、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置に用いられる撮影レンズを構成する光学素子であって、像側に凹面R2を有し、前記凹面R2の端部を面取りする面取り部Tを有することを特徴とする。
また本発明の光学素子は、以下に示す条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする。
(1) n1>n2
(2) 0<θ1<{arcsin(n2/n1)−arccos(h/R)}/2+π/4
θ1:面取り部Tと光軸Aとがなす角度
h:面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2に入射した位置の光線高
R:凹面R2の曲率半径
n1:光学素子の屈折率
n2:光学素子の周辺を充填する媒質の屈折率
条件式(1)は、物体側から平行に入射し、面取り部Tで反射した光線が凹面R2において全反射する条件を規定するため、光学素子の屈折率n1と光学素子の周辺を充填する媒質の屈折率n2との関係を規定したものである。
条件式(2)は光軸に平行に面取り部Tに入射し、面取り部Tで反射した光線の凹面R2への入射角が全反射を起こさない臨界角以下の条件を算出するために、θ1、n1、n2、h、及びRとの関係を規定したものである。
条件式(2)の上限を上回ると、面取り部Tで反射した光線の凹面R2への入射角は、臨界角を上回り、全反射を起こし物体側に戻ってしまい、物体側よりレンズを観察した際、面取り部Tの二面反射像が写り込んでしまう。
条件式(2)の下限を下回ると、θ1は0°を下回るため面取り部Tは像側に頂点をおいた円錐台の側面に相当する形状の面取り部でなくなってしまう。
ここで、条件式(1)及び(2)の導出過程を説明する。図1は、撮像装置に用いられる撮影レンズを構成する光学素子であって、像側に凹面R2を有し、前記凹面R2の端部を面取りする面取り部Tを有することを特徴とする光学素子の断面を示している。図1において、右側には撮影レンズが像を結ぶ像面があり、左側には撮影レンズの被写体であるところの物体がある。
図1において、Tは面取り部、R2は像側の凹面、HLは光軸と平行に面取り部Tに入射した光線、TLは面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2に入射した位置における凹面R2の接線、Aは光軸である。また図1において、θ1は面取り部Tと光軸Aとがなす角度、θ2は接線TLと光軸Aとがなす角度、θcは面取り部Tで反射した光線HLの凹面R2への入射角、hは面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2に入射した位置の光線高である。なお、図1において、斜線部は光学素子の断面を表しており、光学素子の外周部は光軸Aと平行であるとする。さらに、凹面R2の曲率半径をR、光学素子の屈折率をn1、光学素子の周辺を充填する媒質の屈折率をn2とする。
ここに挙げた変数のうち、h、R、n1、及びn2は撮影レンズの光学設計を行う中で決定され、θc及びθ2はθ1によって変化するため、課題の解決にあたって変更できるものはθ1のみとなる。
ここで、図1に示すように光学素子の面取り部Tに入射する光線HLは光軸と平行に入射するものと仮定している。そもそも、物体側から撮影レンズを観察した際に観察される白いリング状の二面反射像の原因となる光線は、光軸とほぼ平行な光線HLであることがわかっている。そのため、導出を簡略化するために、光学素子の面取り部Tに入射する光線HLは光軸と平行に入射するものと仮定することとした。
光軸と平行な光線HLが物体側から面取り部Tに入射するとき、面取り部Tにおいて反射し、凹面R2で全反射し、再び物体側に戻る。このような経路を辿る光線HLは、撮影レンズを物体側から観察すると白いリング状の二面反射像として観察される。このような二面反射像を消すためには、そもそも面取り部Tに光線が入射しないようにしてしまえば良いが、光学素子の有効光線径に対し著しく大きな外径を備える必要が生じ、撮影レンズの大型化につながるため現実的な対策とはいえない。そのため、面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2で全反射しない条件を導出しなければならない。
そこで、面取り部Tで反射した光線が凹面R2に入射する点に着目すると、この点における光線HLの入射角がθc、この点における凹面R2の接線TLが光軸となす角がθ2であるから、以下の式(a)及び(b)が成立する。
(a) θ2=arccos(h/R)
(b) θc=−π/2+2θ1+θ2
また、面取り部Tで反射した光線が凹面R2で全反射しないのは、θcが全反射の臨界角未満となる場合であるから、以下の式(c)が成立する。
(c) θc<arcsin(n2/n1)
ただし、
(1) n1>n2
以上の式(a)、(b)、及び(c)からθ2及びθcを消去すれば、以下の式(d)が成立する。
(d) −π/2+2θ1+arccos(h/R)<arcsin(n2/n1)
ここで、θ1について以下の式(e)が成り立つので、式(d)及び(e)より、式(1)及び(2)となる。
(e) 0<θ1
(1) n1>n2
(2) 0<θ1<{arcsin(n2/n1)−arccos(h/R)}/2+π/4
次に、本発明の光学素子について、その二面反射像削減効果を実際の撮影レンズを例に説明する。なお、以下の説明ではレンズ構成を物体側から像側の順番で記載する。
図2は、本発明の実施例1に係る撮影レンズのレンズ構成図である。本実施例に係る撮影レンズは、一眼レフカメラに用いる交換レンズであり、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1と、負の屈折力を有する第2レンズ群L2と、正の屈折力を有する第3レンズ群L3と、正の屈折力を有する第4レンズ群L4からなるズームレンズである。
第1レンズ群L1は、物体側に凸面を向けた負レンズG1と像面側に凸面を向けた正レンズG2からなる接合レンズDB1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズG3で構成される。
第2レンズ群L2は、負メニスカスレンズである基材G4bの物体側に光硬化性樹脂層G4aによって非球面を形成した第4レンズG4と、物体側に凹面を向けた負レンズG5と、物体側に凸面を向けた正レンズG6と、物体側に凹面を向けた負レンズG7および物体側に凸面を向けたG8とからなる接合レンズDB2から構成される。また、第2レンズ群L2は、無限遠から近距離への焦点調節に際して光軸に沿って物体側に移動する。
第3レンズ群L3は、物体側に凸面を向けた正レンズG9と、物体側に凸面を向けた正レンズG9と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズG10からなる接合レンズDB3と、物体側に凹面を向けた負レンズG11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズG12からなる接合レンズDB4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズG13から構成される。また、接合レンズDB4は手振れ発生時に光軸と垂直方向にシフトさせることで像ブレを抑制する防振機能を有する。
第4レンズ群L4は、物体側に凸面を向けた正レンズG14と、物体側に凸面を向けた正レンズG15と、物体側は平面で像面側に凹面を向けた負レンズG16と、物体側に凸面を向けた正レンズG17から構成される。また、光硬化性樹脂層G4aによって形成した凸面R1と、正メニスカスレンズG12の物体側の凸面と、正レンズG15の両面は、それぞれ所定の非球面形状となっている。
ここで、本発明に係る実施例1の第4レンズG4に着目する。第4レンズG4は、物体側に光硬化性樹脂層G4aによって非球面を形成した凸面R1を、像側に基材G4bによって形成した凹面R2を有する複合光学素子であり、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状を有している。
図2からわかるように、第4レンズG4は物体側に位置する他の光学素子よりも外径が小さく、且つ面取り部Tは凸面R1の有効光線高よりも低い位置にあり、且つ負の屈折力を持つため、物体側から光が入射した際に面取り部Tの広い範囲に光線が当たり易い形状を備えている。
さらに、基材G4bの屈折率n1は1.883と屈折率が高いため、一般的な撮影レンズの光学素子がそうであるように外周面に光吸収塗料が塗布されていても、反射率は高くなってしまい、物体側から入射して面取り部Tで反射した光線が凹面R2で全反射して物体側に戻り易い構成となっている。
またここで、図3に標準的な面取りの角度である45°で面取りした第4レンズG4の断面図を示す。この場合、面取り部Tで反射した光線が凹面R2へ入射する際の入射角θcは以下のようになる。なお、R=14.42、h=0とする。これは、全反射が起こらないか否かを確認するため、最も全反射が起こりやすい条件、即ち入射角θcの最大値について検討するためであり、物体側から光軸と平行に面取り部Tに入射する光線の光線高によって変化する入射角θcが最大値を取る凹面R2上の点は、凹面R2と光軸とが交わる点であるためである。
θc=−90°+2θ1+θ2
=−90°+2θ1+arccos(h/R)
=−90°+2×45°+arccos(0/14.42)
=90°
ここで、凹面R2へ入射する光線が全反射をする臨界角θmは以下のようになる。
θm=arcsin(n2/n1)
=arcsin(1.000/1.883)
=32.1°
よって入射角θcは臨界角θmより大きいため、全反射が起きることが分かる。従って、第4レンズG4を標準的な面取りの角度である45°で面取りした場合は、白いリング状の二面反射像が物体側から観察されることとなる。
そこで、以下の式(1)及び(2)を用いて面取り部Tの角度θ1を求める。なお、ここでも先ほどと同様の理由によりh=0とする。
(1)n1>n2
(2)0<θ1<{arcsin(n2/n1)−arccos(h/R)}/2+π/4
0<θ1<(32.1°−90°)/2+45°
0<θ1<16.1°
ここで、製品に個体差があることを考慮して面取り部Tの角度を15°とする。この時、面取り部Tで反射した光線が凹面R2へ入射する際の入射角θcは以下の通りとなる。
θc=−90°+2θ1+θ2
θc=−90°+2×15°+arccos(0/14.42)
=30°
よって入射角θcは臨界角θmより大きいため、全反射は発生しない。従って、面取り部Tの角度を15°した場合には物体側からレンズを観察しても白いリング状の二面反射像が物体側から観察されることは無く、外観上見栄えが悪くなることはない。
このように、先述の式(1)及び(2)を用いることで、二面反射像が発生しない面取り部Tの角度θ1を求めることが出来る。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
G4 第4レンズ
S 開口絞り
I 像面
TL 接線
HL 光線
A 光軸
R1 物体側の面
R2 像側の面
θ1 面取り部Tと光軸とがなす角度
θ2 接線TLと光軸とがなす角度
θc 面取り部Tで反射した光線HLの凹面R2への入射角
h 面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2に入射した位置の光線高

Claims (3)

  1. 撮像装置に用いられる撮影レンズを構成する光学素子であって、
    像側に凹面R2を有し、
    前記凹面R2の端部を面取りする面取り部Tを有するとき、以下の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする光学素子。

    (1) n1>n2
    (2) 0<θ1<{arcsin(n2/n1)−arccos(h/R)}/2+π/4

    θ1:面取り部Tと光軸とがなす角度
    h:面取り部Tで反射した光線HLが凹面R2に入射した位置の光線高
    R:凹面R2の曲率半径
    n1:光学素子の屈折率
    n2:光学素子の周辺を充填する媒質の屈折率
  2. 請求項1記載の光学素子を有する撮影レンズ。
  3. 請求項1記載の光学素子を有する撮像装置。
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