JP2013250312A - 異常検知装置、画像形成装置 - Google Patents

異常検知装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】クロック信号を用いることなく制御部(MPU)の故障を検出し、制御対象への停止制御を確実に行うことのできる異常検知装置を提供する。
【解決手段】 異常検知装置2は、制御対象である通電部29に対して制御を行う制御部23の異常検知を行う異常検知装置である。異常検知装置2は、制御部23から出力されたPWM信号S1が入力される積分回路3と、PWM信号S1の信号レベルが正常動作範囲内かどうかを判定し、範囲外であれば前記制御対象(通電部29)に対して動作停止信号S3を出力する判定回路4とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、制御対象に対して制御を行う制御部の異常検知を行う異常検知装置に関する。また、本発明は、このような異常検知装置を備えた画像形成装置に関する。
コピー機、プリンタ、ファクシミリ及び複合機などの画像形成装置は、加熱することにより、用紙などの記録媒体に付着したトナーを記録媒体に熱定着させる方法が採用されている。適切な熱定着を実現するためには、定着部の温度が所望の温度になるように定着部を加熱するヒータへの通電を制御する必要がある。
ヒータは、MPU(Micro Processing Unit)などの制御部によって制御される。サーミスタは定着部の温度を検出してMPUに出力する。定着部の温度が定着温度より十分低い場合、MPUはヒータの通電部をオン制御し、ヒータを通電させて発熱させる。一方、定着部の温度が定着温度より高い所定温度を上回ると、MPUはヒータの通電部をオフ制御し、ヒータへの通電を停止させる。
しかし、このような従来の方法では、MPUが暴走した場合にヒータへの通電制御ができなくなるおそれがある。このため、MPUが暴走した場合に、ヒータへの通電を停止する技術が、下記特許文献1及び2に開示されている。
図5は、特許文献1に開示された制御回路の構成を示すブロック図である。この制御回路は、MPU23、比較器25、ORゲート27を備えている。MPU23は、サーミスタ21の検出電圧に基づいて制御信号A1(アクティブLow)をORゲート27の一方の入力端子に出力する。比較器25は、サーミスタ21の検出電圧を基準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じた制御信号A2をORゲート27の他方の入力端子に出力する。ORゲート27は、制御信号A1とA2のORをとり制御信号A3を出力する。ORゲート27からの制御信号A3がHighになると、通電部29がヒータ31への通電を停止させる制御を行う。
MPU23が暴走した場合、制御信号A1がLowのままとなりヒータ31が通電され続ける。しかし、このときヒータ31による加熱が継続し、サーミスタ21での検知温度も上昇する。この温度がある温度θ2以上に上昇すると制御信号A2がHighになり、制御信号A3もHighとなってヒータ31がオフとなる。これにより、MPU23の暴走時にもヒータ31への通電制御が行われる。
特許文献2には、制御部の異常時に、当該制御部より出力されるウォッチドッグタイマーオーバーフロー信号が入力される安全装置を備え、この安全装置にウォッチドッグタイマーオーバーフロー信号が入力されると、スイッチ素子のオン制御を停止する技術が開示されている。
特開2000−305409号公報 特開2007−121438号公報
上述したように、特許文献1の技術では、MPU23の異常時に比較器25の作用によりいったん通電部29がオフとなり、ヒータ31への通電が停止する。しかし、その後、温度が下がると再び制御信号A2がLowになるため、通電部29がオンとなりヒータ31への通電が再び開始される。そして、そのまま放置されれば、定着部は温度の上昇と下降を繰り返す。温度θ2は定着温度より高い温度に設定されているため、この結果定着部が長時間高温にさらされ、部品の劣化が進むおそれがある。
また、特許文献2の技術のように、ウォッチドッグタイマを用いた異常検出では、ウォッチドッグタイマにクロック信号を入力することが必須となる。従って、仮にクロック信号が停止するような事態が発生すると、MPUの異常が検出できず、ヒータの通電が継続して定着部が長時間高温にさらされてしまうおそれがある。
このような課題に鑑み、本発明は、クロック信号を用いることなく制御部(MPU)の故障を検出し、制御対象への停止制御を確実に行うことのできる異常検知装置を提供することを目的とする。また、本発明は、このような異常検知装置を備えた画像形成装置を提供することを別の目的とする。
本発明は、制御対象に対して制御を行う制御部の異常検知を行う異常検知装置であって、
前記制御部から出力されたPWM(Pulse Width Modulation)信号が入力される積分回路と、
前記積分回路の出力信号のレベルが正常動作範囲内かどうかを判定し、範囲外であれば前記制御対象に対して動作停止信号を出力する判定回路とを備えることを特徴とする。
上記構成において、
前記判定回路は、
第1基準電圧が第1端子に入力され、前記積分回路からの出力電圧が第2端子に入力される第1比較器と、
前記積分回路からの出力電圧が第1端子に入力され、前記第1基準電圧より低い第2基準電圧が第2端子に入力される第2比較器と、
前記第1比較器の出力信号と前記第2比較器の出力信号が入力されて論理演算を行う論理ゲートとを備え、
前記論理ゲートは、前記第1比較器において前記積分回路からの出力電圧が前記第1基準電圧より高い場合、又は前記第2比較器において前記積分回路からの出力電圧が前記第2基準電圧より低い場合に、前記制御対象に対して前記動作停止信号を出力する構成とすることができる。
ここで、前記積分回路はコンデンサと抵抗器で構成されるものとして構わない。
また、本発明は、上述の異常検知装置を備えた画像形成装置であって、
ヒータと、ヒータへの通電をオン/オフする通電部と、前記PWM信号を出力する前記制御部を有し、
前記異常検知装置は、前記判定回路が、前記積分回路の出力信号のレベルが正常動作範囲内かどうかを判定し、範囲外であれば前記制御対象としての前記通電部に対して前記動作停止信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、クロック信号を用いないアナログ回路により、制御部の異常検知を行うことができる。特に、PWM信号の信号レベルが正常動作範囲外である場合に制御対象に対して動作停止信号を出力する構成としたことで、制御対象を確実にオフ状態とすることができ、しかもそのオフ状態を継続させることができる。
そして、このような異常検知装置を画像形成装置に備え、ヒータへの通電制御の異常検知に利用することで、制御部に異常が発生した場合であってもヒータを確実にオフにすることができ、しかもそのオフ状態を継続させることができる。これにより、定着部が異常に高い温度下に長時間曝される事態を回避できる。
異常検知装置を含む画像形成装置を概略構成図である。 異常検知装置の構成を模式的に示すブロック図である。 MPUが正常動作をしている場合のタイミングチャートである。 MPUの動作が異常となっている場合のタイミングチャートである。 MPUの動作が異常となっている場合のタイミングチャートである。 MPUの動作が異常となっている場合のタイミングチャートである。 MPUの動作が異常となっている場合のタイミングチャートである。 従来の制御回路の構成を示すブロック図である。
本発明の異常検知装置(以下、適宜「本装置」と略記する。)につき、図面を参照して以下に説明する。なお、以下では、一実施形態として、本装置が画像形成装置に備えられている場合について説明する。
図1は、本装置を含む画像形成装置の概略構成図である。なお、図5と同一の構成要素については、同一の符号を付している。
コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能を含む複合機(Multi-Function Peripheral)1に、画像形成装置10は組み込まれている。画像形成装置10は、印刷用紙などの記録媒体17にトナーを熱定着させるための定着部12と、定着部12を加熱するためのヒータ31と、定着部12の温度を検出するサーミスタ21とを備える。
定着部12は、ヒータ31により加熱される加熱ローラ13と、加熱ローラ13と共に記録媒体17を厚み方向両側から挟持する加圧ローラ14とを有する。トナーが付着した印刷用紙などの記録媒体17は、加熱ローラ13及び加圧ローラ14で挟持された状態で両ローラの間を通り、加圧及び加熱される。これにより、トナーが記録媒体17に熱定着される。ヒータ31は、ハロゲンランプ、セラミックヒータ、面状発熱体等が適用され、電源11から通電されることにより発熱する。
通電部29はトライアック(TRIAC)やリレーで構成され、ヒータ31に対する通電のオンオフを切り替える。この通電部29には、MPU23からの制御信号が、異常検知装置2を介して与えられる。MPU23は、サーミスタ21からの温度情報に基づいて制御信号を生成する。
図2は、異常検知装置2の構成を示す模式的ブロック図である。異常検知装置2は、抵抗R及びコンデンサCで構成された積分回路3及び判定回路4を備える。
MPU23は、後述するように制御信号としてのPWM信号S1を出力する。積分回路3は、このPWM信号S1に対して積分処理を行って得られる積分信号S2を判定回路4に出力する。
判定回路4は、第1比較器5、第2比較器6及び論理ゲート7を備える。第1比較器5は、積分信号S2が第2端子52に入力され、第1基準電圧V1が第1端子51に入力される。また、第2比較器6は、積分信号S2が第1端子61に入力され、第2基準電圧V2が第2端子62に入力される。ここでは、第1端子を反転入力端子、第2端子を非反転入力端子とする。この場合、第2基準電圧V2は、第1基準電圧V1よりも低い電圧とする。
第1比較器5は、積分信号S2の電圧値が第1基準電圧V1よりも低い場合にHigh信号、第1基準電圧V1よりも高い場合にLow信号を出力する。第2比較器6は、積分信号S2の電圧値が第2基準電圧V2よりも高い場合にHigh信号、第2基準電圧V2よりも低い場合にLow信号を出力する。
論理ゲート7は、第1比較器5と第2比較器6の出力信号のAND演算を行って、演算結果を制御信号S3として通電部29に出力する。つまり、論理ゲート7は、第1比較器5と第2比較器6の双方からHigh信号が出力されている場合にのみHighレベルの制御信号S3を通電部29に出力する。他方、論理ゲート7は、少なくとも一方の比較器からLow信号が出力されている場合には、Lowレベルの制御信号S3を通電部29に出力する。
通電部29は、Highレベルの制御信号S3が入力されると、ヒータ31への通電を行う(ON制御)。他方、Lowレベルの制御信号S3が入力されると、ヒータ31への通電を停止させる(OFF制御)。
つまり、異常検知装置2は、積分信号S2の電圧レベルが第2基準電圧V2と第1基準電圧V1の間のレベルである場合(正常動作範囲内)にヒータ31への通電を許可する。そして、異常検知装置2は、積分信号S2の電圧レベルが第2基準電圧V2を下回るか第1基準電圧V1を上回る場合、すなわち正常動作範囲外である場合にはヒータ31への通電を許可しない構成である。
以下、信号S1、S2及びS3の関係について、図面を参照して詳細に説明する。
[正常時]
図3は、MPU23が正常に動作している場合のタイミングチャートである。本装置では、MPU23からはPWM信号S1が出力される。MPU23は、サーミスタ21で検出される温度が待機温度T1よりも高い所定温度を上回ったと判断すると、PWM信号S1の出力を停止する。一方、サーミスタ21から待機温度T1よりも低い温度である旨の情報が与えられると、MPU23は、PWM信号S1として、予め定められた第1デューティ比のパルス信号と第2デューティ比のパルス信号を所定時間毎に切り替えながら出力する。ここでは、第1デューティ比を75%、第2デューティ比を25%とするPWM信号S1が出力されるものとしている。このデューティ比の値はこの数値に限られるものではない。
サーミスタ21で検知される温度が待機温度T1を下回っている場合、MPU23からデューティ比75%のパルス信号と25%のパルス信号が所定時間毎に切り替えながら出力される。この信号S1は積分回路3によって積分処理される。この時、時定数に対応した時間経過後、積分回路3から出力される信号S2は50%レベルの電圧値となる。ここで、本明細書において、「X%レベルの電圧値」とは、MPU23からデューティ比100%のパルス電圧、すなわち常時Highレベルの電圧が出力された場合の積分回路3からの出力電圧値に対してX%の比率の電圧値を指す。
ここで、第2基準電圧V2として40%レベルの電圧値、第1基準電圧V1として60%レベルの電圧値を予め設定しておく。この場合、積分回路3からの出力信号S2は50%レベルの電圧値を示すため、第2基準電圧V2と第1基準電圧V1の間の値となる。これにより、異常検知装置2からはHighレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29は通電を開始する。
この後、ヒータ31が加熱されサーミスタ21で検知される温度が上昇する。この温度が待機温度T1よりも高い所定温度を上回るまで通電部29の通電が継続される。サーミスタ21で検知される温度が所定温度を上回ったとMPU23が判断すると、MPU23はPWM信号S1の出力を停止する。
PWM信号S1の出力を停止すると、積分信号S2の電圧レベルが40%レベルの電圧値を下回る。これにより、異常検知装置2からはLowレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29は通電を停止する。
この後、サーミスタ21で検知される温度が低下する。そして、待機温度T1を下回ると、再びMPU23からPWM信号S1が出力される。以下、上述した制御が繰り返される。
[異常時]
図4A〜図4Dは、MPU23に異常が発生した場合におけるタイミングチャートである。なお、ここでいう「異常」は、MPU23の暴走(無限ループなど)、ハングアップ、及びハードウェア自体の故障などを含む概念である。
本実施形態では、上述したように、正常時においてMPU23は、75%デューティのパルス信号と25%デューティのパルス信号を所定時間毎に切り替えながら出力する。しかし、MPU23に何らかの異常(例えばソフトループ(無限ループ))が発生すると、MPU23は25%デューティのパルス信号を出力し続けたり(図4A)、75%デューティのパルス信号を出力し続ける(図4B)場合が考えられる。また、MPU23の異常時において、MPU23は常時ONの信号(100%デューティ)を出力し続けたり(図4C)、常時OFFの信号(0%デューティ)を出力し続ける(つまりPWM信号が出力されない)ことも考えられる。
図4Aの場合、積分信号S2が25%レベルの電圧値を示すことになる。本実施形態では、第2基準電圧V2として40%レベルの電圧値が設定されているため、この積分信号S2の電圧レベルは第2基準電圧V2より低くなる。この結果、第2比較器6からLow信号が出力されるため、異常検知装置2からはLowレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29は通電を停止する。
図4Bの場合、積分信号S2が75%レベルの電圧値を示すことになる。本実施形態では、第1基準電圧V1として60%レベルの電圧値が設定されているため、この積分信号S2の電圧レベルは第1基準電圧V1より高くなる。この結果、第1比較器5からLow信号が出力されるため、異常検知装置2からはLowレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29は通電を停止する。
図4Cの場合、積分信号S2が100%レベルの電圧値を示すことになる。本実施形態では、第1基準電圧V1として60%レベルの電圧値が設定されているため、この積分信号S2の電圧レベルは第1基準電圧V1より高くなる。この結果、第1比較器5からLow信号が出力されるため、異常検知装置2からはLowレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29は通電を停止する。
図4Dの場合、積分信号S2が0%レベルの電圧値を示すことになる。本実施形態では、第2基準電圧V2として40%レベルの電圧値が設定されているため、この積分信号S2の電圧レベルは第2基準電圧V2より低くなる。この結果、第2比較器6からLow信号が出力されるため、異常検知装置2からはLowレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29は通電を停止する。
以上のように、MPU23に異常が生じると、異常検知装置2からLowレベルの制御信号S3が通電部29に出力され、通電部29の通電が停止される。これによりヒータ31を確実にオフにすることができる。しかも、MPU21が図3に示す制御信号S1のような正常なPWM信号を出力しない限り、通電部29が再び通電を開始することはない。このようなPWM信号はMPU23が異常である場合にはMPU23から出力されることがないため、MPU23が異常である場合に通電部29が再び通電を開始することがなく、ヒータ31のオフ状態を継続させることができる。
〔別実施形態〕
以下に、別実施形態について説明する。
〈1〉 上記の実施形態では、MPU23は、正常時に、PWM信号S1として、予め定められた第1デューティ比のパルス信号と第2デューティ比のパルス信号を所定時間毎に切り替えながら出力する構成とした。ここで、前者の信号を連続して出力させる時間と後者の信号を連続して出力させる時間を異ならせる構成としても構わない。更に、MPU23は、PWM信号S1として、3種類異常のデューティ比のパルス信号を所定時間毎に切り替えながら出力する構成としても構わない。
これらの場合においても、第1基準電圧V1及び第2基準電圧V2としては、MPU23の正常時に積分信号S2として得られる電圧値Vrが、V2とV1の間に位置するような関係であれば良い。ただし、V2とV1の値をあまりに接近させ過ぎると、MPU23が正常時においても何らかの電圧変動によって通電部29の通電が停止してしまうおそれがある。このため、V2とVr、V1とVrはそれぞれある程度の電圧差を設けるのが好ましい。
〈2〉 図2では、論理ゲート7として論理積回路を用いたが、論理積演算を行う論理ゲートであれば、どのような構成であっても構わない。
〈3〉 図2では、積分回路3として抵抗R及びコンデンサCからなる回路を用いたが、積分処理を行うアナログ回路であれば、どのような構成であっても構わない。
〈4〉 上述の実施形態では、異常検知装置2が、制御対象である通電部29に対して制御を行うMPU(制御部)23の異常検知を行う構成であるとした。この通電部29は、画像形成装置10のヒータ31に対する通電/非通電を切り換える機能を有している。
しかし、制御部の制御対象は通電部29に限られない。つまり、異常検知装置2は、一般的に何らかの制御対象に対して制御を行う制御部の異常検知を行い、異常である場合には制御対象に対して停止制御を行う装置として機能することができる。
1 : 複合機
2 : 異常検知装置
3 : 積分回路
4 : 判定回路
5 : 第1比較器
6 : 第2比較器
7 : 論理ゲート
10 : 画像形成装置
11 : 電源
12 : 定着部
13 : 加熱ローラ
14 : 加圧ローラ
17 : 記録媒体
21 : サーミスタ
23 : MPU
25 : 比較器
27 : ORゲート
29 : 通電部
31 : ヒータ
51 : 第1比較器の第1端子
52 : 第1比較器の第2端子
61 : 第2比較器の第1端子
62 : 第2比較器の第2端子

Claims (4)

  1. 制御対象に対して制御を行う制御部の異常検知を行う異常検知装置であって、
    前記制御部から出力されたPWM信号が入力される積分回路と、
    前記積分回路の出力信号のレベルが正常動作範囲内かどうかを判定し、範囲外であれば前記制御対象に対して動作停止信号を出力する判定回路とを備えることを特徴とする異常検知装置。
  2. 前記判定回路は、
    第1基準電圧が第1端子に入力され、前記積分回路からの出力電圧が第2端子に入力される第1比較器と、
    前記積分回路からの出力電圧が第1端子に入力され、前記第1基準電圧より低い第2基準電圧が第2端子に入力される第2比較器と、
    前記第1比較器の出力信号と前記第2比較器の出力信号が入力されて論理演算を行う論理ゲートとを備え、
    前記論理ゲートは、前記第1比較器において前記積分回路からの出力電圧が前記第1基準電圧より高い場合、又は前記第2比較器において前記積分回路からの出力電圧が前記第2基準電圧より低い場合に、前記制御対象に対して前記動作停止信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の異常検知装置。
  3. 前記積分回路は、コンデンサと抵抗器で構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の異常検知装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の異常検知装置を備えた画像形成装置であって、
    ヒータと、ヒータへの通電をオン/オフする通電部と、前記PWM信号を出力する前記制御部を有し、
    前記異常検知装置は、前記判定回路が、前記積分回路の出力信号のレベルが正常動作範囲内かどうかを判定し範囲外であれば前記制御対象としての前記通電部に対して前記動作停止信号を出力することを特徴とする画像形成装置。
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