JP2013248541A - 振動混合槽と除染処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉が可能で、構造の簡素化や小型化が図れ、しかも、効率的な混合が期待できる振動混合槽を提供する。
【解決手段】第1投入口8と第2投入口9と液体出口10を有する水槽4と、その水槽を浮動状態に支持する防振ばね6と、水槽4の内部を第1ゾーンIと第2ゾーンIIとに区画する隔壁5と、水槽4に斜め上向きの振動を付与する加振機7を具備させ、第1投入口8から投入された被処理液Wが第1ゾーンIからオーバーフローして第2ゾーンIIに流れ、その第2ゾーンにおいて第2投入口9から投入される添加剤が水槽の振動により第2ゾーンに流入した液体に混合され、混合後の液体が液体出口10から外部に流出するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、除去対象物質の重金属などが含まれている液体を振動させてその液体に、除去対象物質を吸着する吸着剤と凝集剤などの添加剤を効率的に添加、混合する振動混合槽と、それを用いて汚染水に含まれるセシウムなどの重金属を除去する除染処理装置に関する。
水の浄化は、一般に、処理対象の水に含まれる除去目的の物質を凝集させ、次いで、生じたフロック(凝集物)を沈殿させ、その後、沈殿したフロックをろ過して取り除く方法でなされる。
この方法は、要求される水の処理量が多いと、多くの沈殿槽を必要とし、システムの大型化、複雑化を招くことから、形成されるフロックに磁性を付与し、磁性付与後のフロックを磁石で吸着して回収することが考えられている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
特許文献1が開示している方法は、被処理液に、凝集剤と磁性微流体を添加して撹拌機を有するタンク内で撹拌、混合し、被処理液中に形成される磁性の付与されたフロックを、タンク内に設置した電磁石や、タンクで混合した液を流し込む回収装置内の電磁石に吸着させて回収する。
特許文献2の廃液処理装置も、撹拌機を有する混合槽に廃液を導入し、ここで凝集剤を添加して撹拌、混合し、混合後の被処理液を磁気フイルタに通してフロックを吸着、除去する。
WO2008/105521号公報 特開平8−168775号公報
廃液や汚染水の処理に利用されている従来の混合槽は、前掲の特許文献が示しているように、混合槽に導入した被処理液を撹拌機で撹拌して凝集剤などを被処理液に混合する。撹拌機は、槽の内壁に沿った渦流が形成されるように混合槽の中央に配置しており、そのために、下記の如き欠点が生じていた。
例えば、混合槽の内部を複数のゾーンに区画することで被処理液の流れを制御して混合の効率を高めたりすることができるが、その要望に応えることができなかった。
単一ゾーンの混合槽において撹拌機による撹拌、混合を行う場合、槽の全域に均一な渦流を生じさせることが難しい。加えて、渦流は流れが単純なために凝集剤などの混合も効率的になされない。
なお、その対策として混合槽の内面に邪魔板を設けて渦流を乱すといったことも考えられるが、この方法でも槽内の全域を有効に活用して混合の効率を高めるのは容易でない。また、邪魔板の設置による混合槽の複雑化や大型化が避けられない。
さらに、撹拌機があるために、混合槽の内部を外部環境から隔離するのが難しく、混合槽の完全密閉も期待できなかった。
汚染水に含まれるセシウムなどの放射性物質を除去する場合には、被曝対策として混合槽を密閉することが不可欠となる。従って、その密閉が可能で、構造の簡素化や小型化が図れ、しかも、効率的な混合が期待できる混合槽が望まれる。
この発明は、上記の要求に応えた混合槽を実現して提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明は、水槽を振動させて混合目的の添加剤などを混合する下記の振動混合槽を提供する。
その振動混合槽は、被処理液を投入する第1投入口、混合目的の添加剤を投入する第2投入口、および、液体出口を有する水槽と、その水槽を浮動状態に支持する複数個の防振ばねと、前記水槽の内部を、第1ゾーンとその第1ゾーンの外周に配置される第2ゾーンとに区画する隔壁と、前記水槽の外部に設置されて水槽に斜め上向きの振動を付与する加振機を具備している。
そして、前記第1投入口から投入された前記被処理液が前記第1ゾーンに流入し、次いで、第1ゾーンの被処理液が前記隔壁の位置でオーバーフローして第2ゾーンに流れ、さらに、前記第2ゾーンにおいて前記第2投入口から投入される前記添加剤が水槽の振動により第2ゾーンに流入した液体に混合され、混合後の液体が前記液体出口から外部に流出するように構成されている。
水槽に対する斜め上向きの振動の付与は、浮動状態に支持した水槽の外周の180度回転した位置に、例えば、重錘回転式加振機を相反する向きに傾けて取り付けることによって実現することができる。
この振動混合槽は、好ましい形態のひとつとして、水槽の中心部に前記隔壁に囲まれたパイプを設置し、そのパイプの下端開口部を水槽の底近くに配置し、そのパイプの上端を前記第1投入口となす構造が挙げられる。
この振動混合槽は、その槽の液体出口から排出される液体を受け入れる次段処理槽、その次段処理槽に一部を浸漬する非磁性の回転ドラム、その回転ドラムの内部に配置して次段処理槽内の液体中に含まれる磁性物質を回転ドラムの表面に吸着させる磁石、及び、回転ドラムの表面に添わせるスクレパーを備えた汚泥除去装置と組み合わせて下記の機能を備えた除染処理装置を構成することができる。
その機能は、重金属の含まれた汚染水と重金属の吸着剤を前記第1投入口から振動を加えた前記水槽に投入して混合し、さらに、振動混合槽の第1ゾーンから第2ゾーンに流れた液体と前記第2投入口から前記添加剤として投入される磁性凝集剤を前記水槽の振動を利用して混合し、汚染水中の重金属を前記吸着剤で吸着して前記磁性凝集剤で凝集させ、生成されるフロックを前記回転ドラムの表面に吸着させて前記スクレパーですくい取るものである。
この発明は、かかる除染処理装置も併せて提供する。
この発明の振動混合槽は、水槽の外部に設けた加振機で水槽を振動させて水槽に導入した被処理液に添加剤などを混合する。水槽の内部には、撹拌用のプロペラや水流を乱す邪魔板などが存在せず、水槽の複雑化を招かない。
また、水槽自体が振動するので水槽の全域においてムラの無い混合が行われる。これにより混合の効率が高まって水槽の小型化も図れる。
さらに、撹拌機が無いため、混合に伴うメカニズム部の消耗が無く、静粛な液体混合が行える。このほか、水槽を密閉して水槽の内部を外部環境から隔離することもできる。水槽の密閉は、水槽に気密シールが可能な蓋をし、第1、第2投入口を被処理液や添加剤の供給部に、液体出口を次段処理槽などにそれぞれフレキシブルホースを用いて接続することで実現できる。
なお、下端開口部が水槽の底近くに配置されるパイプを水槽の中心部に設置し、そのパイプの上端を第1投入口となす振動混合槽は、パイプとそれを囲った前記隔壁との間で投入された被処理液の上昇流が生じる。そのために、第1ゾーン内での混合が効果的になされ、第1ゾーンから第2ゾーンへの被処理液の移動も円滑に行われる。
また、この発明の除染処理装置は、上述した振動混合槽を用いているため、簡素かつ小型の装置で完全密閉による重金属の効率的な除去が行える。この装置は、必要があれば、重金属除去後の液体を貯液プールに復帰させ、重金属が含まれた土壌などの洗浄に利用して再度、振動混合槽に取り込む循環型の処理装置となすことができる。
この発明の振動混合槽とそれを用いた除染処理装置の一例を示す断面図 振動混合槽における加振機取り付け例を示す側面図 汚染水処理プラントの一例の概要を示す図
以下、この発明の振動混合槽とそれを用いた除染処理装置の実施の形態を、添付図面の図1〜図3に基づいて説明する。
図1の1は振動混合槽、2は汚泥除去装置であり、この2者によって除染処理装置3が構成されている。
振動混合槽1は、水槽4、隔壁5、防振ばね6、及び、加振機7を組み合わせて構成されている。
水槽4は、被処理液Wを導入する第1投入口8と、添加剤の投入される第2投入口9と、液体出口10と、バルブ11aで開閉するドレンポート11を有する。その水槽4の中心部にパイプ12を設置し、そのパイプ12の上端を第1投入口8となしている。第1投入口8からは必要に応じて被処理液Wに含まれた重金属などの吸着剤も投入される。
パイプ12の下端開口部は水槽4の底近くに配置されており、第1投入口8から水槽4に投入された被処理液Wは、パイプ12の周りを上昇流となって流れる。
隔壁5は、水槽4の内部を第1ゾーンIとその第1ゾーンの外周を取り巻く第2ゾーンIIに区画する壁である。図示の隔壁5には、高さ方向の途中に通路孔5aを設けてあり、第1ゾーンIに導入された被処理液Wは、オーバーフローしてその通路孔5aから第2ゾーンIIに移動する。
第2ゾーンIIに流入した被処理液Wに第2投入口9から投入される添加剤が混合される。液体出口10は、水槽4の周壁に設けてあり、添加剤が混合された第2ゾーンII内の被処理液Wがその液体出口10から汚泥除去装置2に向けて流出する。
なお、第1ゾーンIから第2ゾーンIIへの被処理液Wのオーバーフローは、被処理液が隔壁5の上部を乗り越える構造にしても実現できるが、図1に示すように、前述の通路孔5aと第2投入口9を液体出口10のある側とは反対側に設けることで、第1ゾーンIからオーバーフローした被処理液Wが、添加剤の混合がなされない状態で液体出口10から流出する事態を無くすことができる。
防振ばね6は、ベースプレート13に取り付けている。ベースプレート13は平面視が例えば方形である。そのベースプレート13の上面の4隅に防振ばね6を設け、その防振ばね上に水槽4を取り付けてその水槽4を浮動状態に支持している。
水槽4は防振ばね6との間にフレームを介在して間接支持にしてもよいし、防振ばね6の上端を直接、水槽4に固定することも可能である。防振ばね6による水槽4の支持は吊下支持であってもよい。
加振機7は、アンバランスウエイト(重錘)をモータで回転させてモータ軸と直交する方向の振動を発生させる周知の加速度可変の重錘回転式加振機を設けている。この加振機7が、図2に示すように、水槽4の外周の180度回転した位置にそれぞれ取り付けられている。
その加振機7には、水平面に対して所定の傾斜角α(図1参照)の傾きが付与されている。例示の振動混合槽に設けた2台の加振機7,7は、相反する向きに傾斜させて水槽4の中心を間に挟む位置に設置されており、その2台の加振機7,7が、水槽4に、軸Cを中心にした振動Vを加える。その振動の方向は、水平面に対して(90−α)度傾いた斜め上向きの方向となる。
なお、例示の振動混合槽では、加振機7の傾斜角αを45度に設定しており(この角度に限定されるものではない)、従って、水平面に対して45度傾いた方向の振動が発生する。
また、水槽4の外周の180度変位した位置にそれぞれ加振機7を相反する向きに傾斜させて設けているため、水槽4の振動方向にねじり成分が加わる。そのために、第1ゾーンIと第2ゾーンII内の被処理液の流れが安定し、形成されるフロックなどの滞留も起こり難くなる。
例示の除染装置3の汚泥除去装置2は、振動混合槽1の液体出口10から排出される液体を受け入れる次段処理槽14と、その次段処理槽14内の液体に一部を浸漬する非磁性の回転ドラム15と、その回転ドラムの内部に配置して次段処理槽14内の液体に含まれる磁性物質を回転ドラムの表面に吸着させる磁石(これは永久磁石でよい)16と、回転ドラム15の表面に添わせるスクレパー17と、汚泥回収容器18とからなる。
このように構成した除染処理装置3は、第1投入口8から被処理液を水槽4に導入する。このときの回収対象物質がセシウムなどの放射性物質である場合には、水槽4を、蓋(図示せず)を取り付けて密閉する。
また、汚泥除去装置もカバー(これも図示せず)で覆って密閉し、さらに、第1、第2投入口8,9を、被処理液と添加剤の供給部にフレキシブルホース(これも図示せず)を用いて接続し、液体出口10も密閉された汚泥除去装置の次段処理槽14にフレキシブルホース(図示せず)を用いて接続する。
また、回収対象物質がセシウムの場合、第1投入口8から導入する被処理液(放射能汚染水)に事前にセシウム吸着剤を添加する。そのセシウム吸着剤としては、ナノ構造のフェロシアン化鉄(プルシアンブルー)が有効であることが知られている。
そのナノプルシアンブルーを添加した被処理液Wを第1投入口8から水槽4に導入すると、パイプ12の下端開口から第1ゾーンIに流入した被処理液Wが上昇流となって通路孔5aに向う。このとき、水槽4は加振機7を駆動して振動させており、その振動による混合作用でナノプルシアンブルーが被処理液W中に均一に分散して被処理液W中のセシウムを吸着する。
その後、被処理液Wは、通路孔5aからオーバーフローして第1ゾーンIから第2ゾーンIIに流れる。その第2ゾーンIIには、添加物として磁性凝集剤が第2投入口9から投入される。磁性凝集剤は、保水性、親水性、生分解性を有し、毒性もないγ−ポリグルタミン酸の架橋体とマグネタイト(Fe)を結合させたものが知られている。これと併せてゼオライトなどを添加することも考えられる。
第2ゾーンIIでも水槽4の振動による混合が行われ、投入した磁性凝集剤が被処理液W中に均一に分散する。それにより凝集が促進されてフロックが形成され、そのフロックの含まれた液体が液体出口10から次段処理槽14に送り出される。
そして、磁性を帯びた液体中のフロックが磁石16の磁力によって回転ドラム15の表面に吸着され、ドラムの回転に伴い、ドラム表面の汚泥S(セシウムの吸着されたフロック)がスクレパー17にすくい取られて汚泥回収容器18に取り込まれる。処理後の液体は、放流口19から放流し、必要があれば、貯液プールに戻して汚染土壌などの洗浄に利用し、除染処理装置3による処理を再度行う。
図3に、本出願人が考えている汚染水処理プラントの一例の概要を示す。図中1は上述したこの発明の振動混合槽、2は汚泥除去装置、20は汚染水を溜めた貯液プール、21は、貯液プール20の汚染水を汲み上げて振動混合槽1に送り込むポンプ、22は重金属吸着剤の投入ラインである。
この汚水処理プラントには、汚染土壌を清水で洗浄する土壌洗浄機(図示せず)や、洗浄後の汚染水を一時的に保存する沈殿池(これも図示せず)なども含まれており、沈殿池からの汚染水も、供給ライン23に通して振動混合槽1に送り込まれる。24は、処理後の水の一部を土壌の洗浄用として清水プールに復帰させる戻しライン、25は放流ラインである。
なお、以上の説明は、除染処理装置を例に挙げて行ったが、この発明の振動混合槽は、一般的な汚水処理などにも利用することができる。
図1に示す構造の振動混合槽を試作した。その試作振動混合槽水槽の仕様は、水槽容量:70リットル、加速度可変加振機:6P、0.6kw×2台、加振機最大回転数:60Hzで1200rpm、50Hzで1000rpm、振動のストローク:約5mmである。
この試作機の処理能力を評価したところ、1トン/1時間の性能が得られた。
1 振動混合槽
2 汚泥除去装置
3 除染処理装置
4 水槽
5 隔壁
5a 通路孔
6 防振ばね
7 加振機
8 第1投入口
9 第2投入口
10 液体出口
11 ドレンポート
11a バルブ
12 パイプ
13 ベースプレート
14 次段処理槽
15 回転ドラム
16 磁石
17 スクレパー
18 汚泥回収容器
19 放流口
20 貯液プール
21 ポンプ
22 吸着剤投入ライン
23 供給ライン
24 戻しライン
25 放流ライン
I 第1ゾーン
II 第2ゾーン
W 被処理液
S 汚泥

Claims (3)

  1. 被処理液(W)を投入する第1投入口(8)、混合目的の添加剤を投入する第2投入口(9)、および、液体出口(10)を有する水槽(4)と、
    その水槽を浮動状態に支持する複数個の防振ばね(6)と、
    前記水槽(4)の内部を、第1ゾーン(I)とその第1ゾーンの外周に配置される第2ゾーン(II)とに区画する隔壁(5)と、
    前記水槽(4)の外部に設置されて水槽に斜め上向きの振動を付与する加振機(7)を具備し、
    前記第1投入口(8)から投入された前記被処理液(W)が前記第1ゾーン(I)に流入し、
    前記第1ゾーン(I)の被処理液が前記隔壁(5)の位置でオーバーフローして前記第2ゾーン(II)に流れ、
    さらに、その第2ゾーン(II)において前記第2投入口(9)から投入される前記添加剤が水槽の振動により第2ゾーン(II)に流入した液体に混合され、混合後の液体が前記液体出口(10)から外部に流出するように構成された振動混合槽。
  2. 前記水槽(4)の中心部に前記隔壁(5)に囲まれたパイプ(12)を設置し、そのパイプ(12)の下端開口部を前記水槽(4)の底近くに配置し、そのパイプの上端を前記第1投入口(8)となした請求項1に記載の振動混合槽。
  3. 請求項1又は2に記載の振動混合槽(1)と、その振動混合槽の液体出口(10)から排出される液体を受け入れる次段処理槽(14)、その次段処理槽(14)内の液体に一部を浸漬する非磁性の回転ドラム(15)、その回転ドラムの内部に配置して次段処理槽(14)内の液体中に含まれる磁性物質を回転ドラムの表面に吸着させる磁石(16)、及び、回転ドラム(15)の表面に添わせるスクレパー(17)を備えた汚泥除去装置(2)を組み合わせ、
    重金属の含まれた汚染水と重金属の吸着剤を前記第1投入口(8)から振動を加えた前記水槽(4)に投入して混合し、さらに、振動混合槽の第1ゾーン(I)から第2ゾーン(II)に流れた液体と前記第2投入口(9)から前記添加剤として投入される磁性凝集剤を前記水槽(4)の振動を利用して混合し、汚染水中の重金属を前記吸着剤で吸着して前記磁性凝集剤で凝集させ、生成されるフロックを前記回転ドラムの表面に吸着させて前記スクレパー(17)ですくい取るようにした除染処理装置。
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