JP2013247594A - 情報処理装置、無線通信装置、情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、無線通信装置、情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツおよびこれに関連する情報を適切に提供する。
【解決手段】情報処理装置は、受付部および制御部を具備する情報処理装置である。この受付部は、無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付けるものである。また、制御部は、その受付部により受け付けられた取得要求に係るコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツと、このコンテンツに関連する付随情報とをその無線通信装置に送信する制御を行うものである。
【選択図】図2

Description

本技術は、情報処理装置に関する。詳しくは、コンテンツを扱う情報処理装置、無線通信装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
近年、紙媒体の雑誌等の書籍を電子データ化して情報処理装置(例えば、スマートフォンや電子書籍閲覧装置)により扱うことが可能なコンテンツが存在する。また、これらのコンテンツを扱う情報処理装置が多数提案されている。
例えば、非接触通信を利用してコンテンツのやり取りを行う通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−60555号公報
上述の従来技術によれば、非接触通信を利用して著作権管理されているコンテンツのやり取りを好適に行うことができる。
ここで、例えば、紙媒体の書籍を販売する書店が多数存在するが、紙媒体の書籍については、インターネットに接続されている情報処理装置を利用して購入することも可能である。また、紙媒体の書籍が電子データ化されたコンテンツについても、インターネットに接続されている情報処理装置を利用して購入することが可能である。
ここで、書店においては、ユーザが書籍を実際に手に持って見ることができるため、ユーザが興味を持っている書籍の内容を容易に把握しやすいと想定される。また、ユーザは、スマートフォン等の無線通信装置を常時所有していることが多い。
そこで、例えば、書店においてユーザが興味を持った書籍を、その書籍が電子データ化されたコンテンツとして提供することができれば、書店の集客力を向上させるとともに販売機会を増加させることができると考えられる。また、ユーザは、興味を持った書籍を容易に安く手に入れられることができる。また、そのようにコンテンツを提供する場合に、そのコンテンツに関連する情報についてもユーザに提供することができれば、ユーザおよび書店の双方にとってメリットがあると考えられる。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、コンテンツおよびこれに関連する情報を適切に提供することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける受付部と、上記受け付けられた取得要求に係るコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する付随情報とを上記無線通信装置に送信する制御を行う制御部とを具備する情報処理装置およびその情報処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に係るコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する付随情報とを無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記受付部は、上記無線通信装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部であり、上記取得要求は、上記無線通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて受け付けられるようにしてもよい。これにより、無線通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて取得要求が受け付けられるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記情報処理装置は、上記無線通信装置との間で近距離無線通信を行う通信装置と接続され、上記取得要求は、上記無線通信装置と上記通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて上記無線通信装置および上記通信装置のうちの何れか一方から出力されるようにしてもよい。これにより、取得要求は、無線通信装置と通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて、無線通信装置および通信装置のうちの何れか一方から出力されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記付随情報に利用制限を付して上記無線通信装置に送信する制御を行うようにしてもよい。これにより、付随情報に利用制限を付して無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する他のコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツを上記付随情報として上記無線通信装置に送信する制御を行うようにしてもよい。これにより、受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する他のコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)を付随情報として無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記受け付けられた取得要求に係るコンテンツとともに当該コンテンツの一部を利用可能とするための鍵情報を上記無線通信装置に送信する制御を行うようにしてもよい。これにより、受け付けられた取得要求に係るコンテンツとともに、このコンテンツの一部を利用可能とするための鍵情報を無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する情報であって上記無線通信装置のユーザに所定のサービスを提供するためのサービス情報を上記付随情報として上記無線通信装置に送信する制御を行うようにしてもよい。これにより、受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する情報(無線通信装置のユーザに所定のサービスを提供するためのサービス情報)を付随情報として無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記付随情報を上記無線通信装置に送信して、上記無線通信装置に設定されている専用メモリに上記付随情報を記憶させる制御を行うようにしてもよい。これにより、付随情報を無線通信装置に送信して、無線通信装置に設定されている専用メモリに付随情報を記憶させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記専用メモリの許容量に応じた上記付随情報のみを上記無線通信装置に送信する制御を行うようにしてもよい。これにより、専用メモリの許容量に応じた付随情報のみを無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記無線通信装置により上記近距離無線通信が行われている場所と、上記無線通信装置のユーザと、当該近距離無線通信が行われた日時と、上記受け付けられた取得要求に係るコンテンツの内容との少なくとも1つに基づいて、上記付随情報を決定するようにしてもよい。これにより、無線通信装置により近距離無線通信が行われている場所と、無線通信装置のユーザと、その近距離無線通信が行われた日時と、受け付けられた取得要求に係るコンテンツの内容との少なくとも1つに基づいて、付随情報を決定するという作用をもたらす。
また、本技術の第2の側面は、近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する情報であって利用制限が付されている付随情報とを上記情報処理装置から取得し、上記取得されたコンテンツと上記取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う制御部を具備する無線通信装置およびその制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する情報(利用制限が付されている付随情報)とを情報処理装置から取得し、この取得されたコンテンツおよび付随情報を利用制限の範囲内で使用するという作用をもたらす。
また、本技術の第3の側面は、近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する情報であって利用制限が付されている付随情報とを上記情報処理装置から取得し、上記取得されたコンテンツと上記取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う制御部を備える無線通信装置と、上記取得要求に係るコンテンツと上記付随情報とを上記無線通信装置に送信する制御を行う制御部を備える情報処理装置とを具備する情報処理システムおよびその制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、無線通信装置は、近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する情報(利用制限が付されている付随情報)とを情報処理装置から取得し、この取得されたコンテンツおよび付随情報を利用制限の範囲内で使用し、情報処理装置は、その取得要求に係るコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と付随情報(利用制限が付されている付随情報)とを無線通信装置に送信するという作用をもたらす。
本技術によれば、コンテンツおよびこれに関連する情報を適切に提供することができるという優れた効果を奏し得る。
本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100のシステム構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態におけるコンテンツサーバ200の機能構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態におけるコンテンツ管理データベース230を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態におけるライセンスサーバ300の機能構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態におけるライセンス鍵管理データベース320を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態におけるドメイン管理データベース330を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400の機能構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてコンテンツ(使用制限が付されているコンテンツ)を取得する場合における取得の遷移例を簡略化して示す図である。 本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてコンテンツ(使用制限が付されているコンテンツ)を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面520)を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面530)を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてライセンス鍵を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面550)を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第1の実施の形態におけるコンテンツサーバ200によるコンテンツ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400によるコンテンツ取得処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてコンテンツ(使用制限が付されているコンテンツ)を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面570)を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面580)を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面590)を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第2の実施の形態における記憶部460のメモリ容量の一例を模式的に示す図である。 本技術の第2の実施の形態におけるコンテンツサーバ200によるコンテンツ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第3の実施の形態における無線通信装置400および無線通信装置401間においてコンテンツおよびそのライセンス鍵をコピーする場合を簡略化して示す図である。 本技術の第3の実施の形態における無線通信装置401を用いてドメイン鍵を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。 本技術の第3の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第3の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第3の実施の形態における無線通信装置400によるドメイン登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第3の実施の形態における無線通信装置401によるコンテンツコピー処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(通信制御:試し読み要求に係るコンテンツとともに付随情報を送信する例)
2.第2の実施の形態(通信制御:無線通信装置の記憶部の付随情報専用領域の容量に応じて付随情報を変更する例)
3.第3の実施の形態(通信制御:ダウンロードしたコンテンツを他の無線通信装置にコピーして使用する例)
<1.第1の実施の形態>
[情報処理システムの構成例]
図1は、本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100のシステム構成例を示すブロック図である。
情報処理システム100は、ネットワーク110と、通信制御装置120と、基地局121と、コンテンツサーバ200と、タッチポイント250と、ライセンスサーバ300と、無線通信装置400乃至402とを備える。
ネットワーク110は、電話網、インターネット等のネットワーク(例えば、公衆回線網)である。また、ネットワーク110と通信制御装置120とは、ゲートウェイ(図示せず)を介して接続される。
通信制御装置120は、無線接続サービスを提供する通信事業者により管理される通信制御装置である。例えば、通信制御装置120は、無線接続サービス(例えば、3Gネットワークを使用する無線接続サービス)を提供する通信事業者(例えば、携帯電話事業者)により設置される。
例えば、通信制御装置120は、基地局121を介して接続される無線通信装置の認証制御を行う。例えば、通信制御装置120は、基地局121を介して接続される無線通信装置のうち、通信制御装置120の認証情報(例えば、USIM(Universal Subscriber Identity Module))を保持する無線通信装置を認証する。そして、通信制御装置120は、認証された無線通信装置をゲートウェイ(図示せず)を介してネットワーク110に接続する。
基地局121は、認証された無線通信装置と通信制御装置120とを無線回線を介して接続する移動体通信基地局(NodeB)である。
コンテンツサーバ200は、タッチポイント250を介して各種コンテンツを提供する情報処理装置であり、近距離無線通信を利用して無線通信装置400に各種コンテンツを提供する。コンテンツサーバ200は、例えば、図9に示すように、書店10内に設置される。なお、コンテンツサーバ200については、図2を参照して詳細に説明する。なお、コンテンツサーバ200は、特許請求の範囲に記載の情報処理装置の一例である。
タッチポイント250は、無線通信装置400との間で近距離無線通信を行うための通信装置である。タッチポイント250は、例えば、図9に示すように、書店10内において、1または複数の書籍毎に設置される。なお、タッチポイント250は、特許請求の範囲に記載の通信装置および情報処理装置の一例である。
ここで、本技術の第1の実施の形態では、近距離無線通信として非接触通信を用いる例を示す。この非接触通信は、0〜数十cm程度の伝送距離でデータ伝送を行う無線通信であり、周辺に存在する反射物からの反射波が小さいため干渉の影響が少なく、伝送路上でのハッキングを防止することができ、秘匿性を確保することができる。また、非接触通信における通信距離を数cmに限定することにより、通信処理を高速化することができるとともに、無線通信装置(電子機器)を小規模化することができ、省電力化を達成することができる。また、非接触通信は、例えば、静電結合方式、電磁誘導方式、電波通信方式等の非接触通信方式により実現される。
高速通信に適用可能な非接触通信技術として、本技術の第1の実施の形態では、微弱なUWB(Ultra Wide Band)信号を用いた近接無線転送技術(TransferJet(登録商標))を用いる例を示す。TransferJetは、基本的に、誘導電界の結合作用を利用して信号を伝送する方式である。また、TransferJetの無線通信装置は、高周波信号の処理を行う通信回路部と、グランドに対してある程度の高さで離間して配置されている結合用電極と、結合用電極に高周波信号を効率的に供給する共振部とにより構成される。すなわち、タッチポイント250および無線通信装置400は、これらの各部を備える。
ライセンスサーバ300は、基地局121を介して接続される無線通信装置400乃至402について、各種ライセンスの制御を行う情報処理装置である。例えば、ライセンスサーバ300は、コンテンツサーバ200から提供されたコンテンツの全てを使用するためのライセンス鍵を、無線通信装置からの要求に応じて送信する。なお、ライセンスサーバ300については、図4を参照して詳細に説明する。
無線通信装置400乃至402は、無線通信を利用して通信制御装置120を介してライセンスサーバ300との間で通信を行うことが可能な無線通信装置(電子機器)である。無線通信装置400は、例えば、スマートフォン(例えば、通話機能およびデータ通信機能を備える情報処理装置)であり、無線通信装置401は、例えば、タブレットPC(Personal Computer )である。また、無線通信装置402は、例えば、無線通信機能を備える電子書籍表示装置である。なお、例えば、無線通信機能を備える撮像装置(例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ(例えば、カメラ一体型レコーダ)、無線通信機能を備える音声出力装置(例えば、携帯型ミュージックプレーヤー)を用いるようにしてもよい。また、例えば、無線通信機能を備える無線通信機器を装着することにより、無線通信を行うことが可能な情報処理装置(例えば、無線通信機能を備えていないパーソナルコンピュータ)を用いるようにしてもよい。
例えば、無線通信装置400乃至402は、認証情報に基づいて基地局121を介して通信制御装置120と接続し、ネットワーク110に接続することができる。また、例えば、無線通信装置400乃至402は、近距離無線通信を利用してタッチポイント250を介してコンテンツサーバ200に接続することができる。また、無線通信装置400乃至402のそれぞれは、近距離無線通信を利用して互いに接続してデータの送受信を行うことができる。なお、2つの無線通信装置間における通信例については、本技術の第3の実施の形態で示す。
[コンテンツサーバの構成例]
図2は、本技術の第1の実施の形態におけるコンテンツサーバ200の機能構成例を示すブロック図である。
コンテンツサーバ200は、通信部210と、コンテンツ提供部220と、コンテンツ管理データベース230と、制御部240とを備える。
通信部210は、タッチポイント250と接続され、制御部240の制御に基づいて、タッチポイント250を介して接続される無線通信装置400との間で通信を行うものである。例えば、通信部210は、無線通信装置400から送信される各情報(例えば、図14に示す試し読み要求)を、タッチポイント250を介して受け付け、その受け付けられた各情報を制御部240に出力する。また、通信部210は、コンテンツ提供部220から出力された各種コンテンツを無線通信装置400に、タッチポイント250を介して送信する。なお、通信部210は、特許請求の範囲に記載の受付部の一例である。
コンテンツ提供部220は、制御部240の制御に基づいて、タッチポイント250を介して接続される無線通信装置400からの要求に応じた各種コンテンツを無線通信装置400に提供するものである。また、コンテンツ提供部220は、各種コンテンツを提供する際にコンテンツ管理データベース230に格納されている各種データを用いる。例えば、無線通信装置400から試し読み要求が受け付けられた場合には、コンテンツ提供部220は、その要求に係るコンテンツ(例えば、電子書籍コンテンツ、試し読み鍵)をコンテンツ管理データベース230から取得する。そして、コンテンツ提供部220は、その取得されたコンテンツを、通信部210を介して無線通信装置400に送信する。
コンテンツ管理データベース230は、各無線通信装置に提供するための各種コンテンツを格納するデータベースである。なお、コンテンツ管理データベース230については、図3を参照して詳細に説明する。
制御部240は、タッチポイント250を介して接続される無線通信装置400との間で行われる通信に関する制御を行うものである。例えば、制御部240は、コンテンツ提供処理(通信処理)を行うための制御を行う。なお、コンテンツ提供処理は、コンテンツサーバ200から無線通信装置400にコンテンツを提供する通信処理(コンテンツサーバ200から無線通信装置400にコンテンツをダウンロードする通信処理)である。
また、例えば、制御部240は、取得要求(例えば、図14に示す試し読み要求)を受け付けた場合には、その取得要求に係るコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する付随情報とを無線通信装置に送信する制御を行う。この場合に、制御部240は、例えば、受け付けられた取得要求に係るコンテンツとともに、このコンテンツの一部を利用可能とするための鍵情報(例えば、図9、図17に示す第1試し読み鍵511)を無線通信装置に送信する制御を行う。
ここで、付随情報は、例えば、その取得要求に係るコンテンツに関連する他のコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)であり、例えば、図17に示す付随情報560である。この場合に、制御部240は、例えば、付随情報に利用制限を付して無線通信装置に送信する制御を行う。例えば、他のコンテンツの一部を利用可能とするための鍵情報(例えば、図17に示す第2試し読み鍵562、第3試し読み鍵564)が一緒に無線通信装置に送信される。
また、付随情報は、例えば、その取得要求に係るコンテンツに関連するサービス情報(その取得要求を送信した無線通信装置のユーザに所定のサービスを提供するためのサービス情報)であり、例えば、クーポンや割引券である。このサービス情報の表示例を図19、図20に示す。
[コンテンツ管理データベースの構成例]
図3は、本技術の第1の実施の形態におけるコンテンツ管理データベース230を模式的に示す図である。
コンテンツ管理データベース230には、コンテンツ識別情報231と、電子書籍コンテンツ232と、試し読み鍵233と、付随情報234とが関連付けて記憶されている。これらの情報は、例えば、コンテンツサーバ200が設置されている書店の担当者からの登録修正要求に基づいて、制御部240により順次更新される。
コンテンツ識別情報231には、各コンテンツを識別するための識別情報が格納される。
電子書籍コンテンツ232には、無線通信装置に提供される電子書籍コンテンツが格納される。
試し読み鍵233には、無線通信装置に提供される電子書籍コンテンツの一部を試し読みするための鍵情報が格納される。
ここで、一般に、有料コンテンツは、不正コピーによる無制限な利用を防止するため、デジタル著作権管理(DRM(Digital Right Management)が施されている。このため、デジタル著作権管理されているコンテンツを表示するためには、コンテンツ本体のデータ以外にライセンス鍵(ライセンスキー)が必要となる。
また、試し読み鍵は、デジタル著作権管理されているコンテンツの一部(予め設定されている部分(例えば、目次や主要な数ページ))のみを無料で表示することができる鍵(例えば、利用制限の一部を解除するための鍵)である。
付随情報234には、無線通信装置からの試し読み要求に係る電子書籍コンテンツとともに送信する各種情報が格納される。例えば、試し読み要求を送信した無線通信装置のユーザに勧めるためのコンテンツの識別情報が格納される。また、試し読み要求を送信した無線通信装置のユーザに提供する広告情報が格納される。このように、付随情報234には、無線通信装置からの試し読み要求に係るコンテンツに関連する各種情報(例えば、お勧め情報、広告)が格納される。
[ライセンスサーバの構成例]
図4は、本技術の第1の実施の形態におけるライセンスサーバ300の機能構成例を示すブロック図である。
ライセンスサーバ300は、通信部310と、ライセンス鍵管理データベース320と、ドメイン管理データベース330と、制御部340とを備える。
通信部310は、ネットワーク110と接続され、制御部340の制御に基づいて、ネットワーク110を介して接続される無線通信装置400乃至402との間で通信を行うものである。例えば、通信部310は、無線通信装置400から送信される各情報(例えば、図14に示す購入要求)を、ネットワーク110を介して受け付け、その受け付けられた各情報を制御部340に出力する。また、通信部310は、ライセンス鍵管理データベース320、ドメイン管理データベース330に記憶されている各情報を無線通信装置400乃至402に送信する。
ライセンス鍵管理データベース320は、各無線通信装置に提供するライセンス鍵を格納するデータベースである。なお、ライセンス鍵管理データベース320については、図5を参照して詳細に説明する。
ドメイン管理データベース330は、各無線通信装置に提供するドメイン鍵を格納するデータベースである。ここで、ドメイン鍵は、コンテンツを共有する電子機器に付与される同一の鍵である。なお、ドメイン管理データベース330については、図6を参照して詳細に説明する。
制御部340は、ネットワーク110を介して接続される無線通信装置400乃至402との間で行われる通信に関する制御を行うものである。例えば、制御部340は、ライセンス鍵やドメイン鍵を提供するための制御を行う。
[ライセンス鍵管理データベースの構成例]
図5は、本技術の第1の実施の形態におけるライセンス鍵管理データベース320を模式的に示す図である。
ライセンス鍵管理データベース320には、コンテンツ識別情報321と、ライセンス鍵322と、コンテンツ購入額323と、ドメイン情報324とが関連付けて記憶されている。これらの情報は、例えば、コンテンツを販売する担当者からの登録修正要求に基づいて、制御部340により順次更新される。
コンテンツ識別情報321には、各コンテンツを識別するための識別情報が格納される。なお、コンテンツ識別情報321は、図3に示すコンテンツ識別情報231に対応する。
ライセンス鍵322には、無線通信装置に提供される電子書籍コンテンツを表示するためのライセンス鍵が格納される。
コンテンツ購入額323には、コンテンツを購入するための購入金額に関する情報が格納される。例えば、コンテンツ購入額323に格納されている購入金額の支払いを条件に、ライセンス鍵の送信処理が行われる。
ドメイン情報324には、ドメイン管理データベース330により管理されているドメイン情報(図6に示すドメイン情報331)が格納される。例えば、ライセンス鍵を購入したユーザのドメイン情報が、そのライセンス鍵に係るコンテンツ識別情報に関連付けて記録される。これにより、ライセンス鍵を購入したユーザを特定することができる。
[ドメイン管理データベースの構成例]
図6は、本技術の第1の実施の形態におけるドメイン管理データベース330を模式的に示す図である。
ドメイン管理データベース330には、ドメイン情報331と、パスワード332と、ドメイン鍵333と、登録端末情報334とが関連付けて記憶されている。これらの情報は、例えば、ドメイン登録に関する各手続を行う無線通信装置からの要求に基づいて、制御部340により順次更新される。
ドメイン情報331には、ドメイン登録をしたユーザ(無線通信装置)毎に付与されるドメイン情報である。例えば、1または複数の無線通信装置によりドメイン情報を共有することができる。
パスワード332には、ドメイン登録をしてドメイン鍵を取得する際に用いられるパスワードである。
ドメイン鍵333には、コンテンツサーバ200からダウンロードされたコンテンツを、他の無線通信装置にコピーして表示させる際に必要となるドメイン鍵が格納される。
登録端末情報334には、ドメイン登録されている無線通信装置を識別するための端末識別情報(例えば、機器固有ID)および端末機種情報が格納される。例えば、無線通信装置400の端末識別情報を「1123」とし、無線通信装置401の端末識別情報を「1234」とする。
なお、ドメイン登録例や、コンテンツサーバ200からダウンロードされたコンテンツを他の無線通信装置にコピーする例については、本技術の第3の実施の形態で説明する。
[無線通信装置の構成例]
図7は、本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400の機能構成例を示すブロック図である。なお、無線通信装置401、402の機能構成については、無線通信装置400と略同様であるため、ここでの説明を省略する。
無線通信装置400は、無線通信部410と、近距離無線通信部420と、制御部430と、操作受付部440と、表示部450と、記憶部460とを備える。なお、マイクロフォンやスピーカ等については、図示および説明を省略する。
無線通信部410は、制御部430の制御に基づいて、所定の通信方式に対応する無線通信を行うものである。例えば、無線通信部410は、3Gネットワークを使用して無線通信を行う。
近距離無線通信部420は、制御部430の制御に基づいて、タッチポイント250との間で、近距離無線通信方式に対応する無線通信を行うものである。ここで、上述したように、近距離無線通信方式として、本技術の第1の実施の形態では、TransferJetを用いる例を示す。
制御部430は、メモリ(図示せず)に格納されている制御プログラムに基づいて各種の制御を行うものである。制御部430は、例えば、マイクロプロセッサにより構成される。例えば、制御部430は、無線通信部410と接続され、基地局121を介して接続される通信制御装置120との間で行われる各種データの送受信を行う。また、例えば、制御部430は、近距離無線通信部420と接続され、タッチポイント250を介して接続されるコンテンツサーバ200との間で行われる各種データの送受信を行う。
また、例えば、制御部430は、コンテンツの試し読み要求をコンテンツサーバ200に送信する制御を行う。この場合に、制御部430は、その試し読み要求に係るコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する付随情報(利用制限が付されている付随情報)とをコンテンツサーバ200から取得する制御を行う。そして、制御部430は、その取得されたコンテンツと、その取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う。例えば、図18乃至図20に示すように、利用制限の範囲内で各情報が表示される。
操作受付部440は、ユーザにより操作された操作入力を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた操作入力に応じた信号を制御部430に出力する。操作受付部440は、例えば、数字キーやアルファベットキー等の各種キーを備える。
表示部450は、制御部430の制御に基づいて、各種情報(文字情報や時刻情報等)を表示する表示部である。表示部450は、例えば、コンテンツの取得に関する各情報(例えば、図10、図11に示す表示画面)を表示する。なお、表示部450として、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネルを用いることができる。なお、操作受付部440および表示部450については、使用者がその指を表示面に接触または近接することにより操作入力を行うことが可能なタッチパネルを用いて一体で構成することができる。
記憶部460は、各種情報(例えば、コンテンツおよびそのライセンス鍵)を記憶するメモリである。記憶部460として、例えば、コンテンツを記憶するための専用メモリを用いるようにしてもよい。
[使用制限が付されているコンテンツの取得例]
図8は、本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてコンテンツ(使用制限が付されているコンテンツ)を取得する場合における取得の遷移例を簡略化して示す図である。
図8では、雑誌等の本が並べられて配置されている書店内において、無線通信装置400のユーザ20が、興味のある本500を実際に見てから、本500の電子書籍コンテンツを取得する例を示す。
図8のaには、ユーザ20が、興味のある本500を手に取った状態を示す。
ここで、図8のaに示すように、雑誌等の本が並べられて配置されている本棚には、本のコンテンツを取得する際に用いられるタッチポイント(内部に▼が付されている矩形で示す)が、対応する本の設置部分の下側に配置されている。例えば、本500の設置部分の下側には、本500の電子書籍コンテンツを取得する際に用いられるタッチポイント250が配置されている。
なお、タッチポイントについては、図8に示すように、1種類の本毎に配置するようにしてもよく、複数種類の本について1つのタッチポイントを配置するようにしてもよい。このように、複数種類の本について1つのタッチポイントを配置する場合には、例えば、カテゴリー毎の本棚(例えば、文庫の本棚)毎に1つ設けることができる。また、この場合には、複数種類の本の中から所望の本を選択するための操作部を本棚またはその周辺に設置するようにする。または、ユーザが所有する無線通信装置を用いて所望の本を選択するための選択操作を行い、この選択操作に係る選択情報を試し読み要求(図14に示す)に含めてコンテンツサーバ200に送信するようにしてもよい。
図8のbには、手に取った本500をユーザ20が立ち読みしている状態を示す。このように、ユーザは、本屋に行き、興味のある本500の内容を紙媒体により確認することができる。
図8のcには、立ち読みした本500のコンテンツを取得するために、ユーザ20が無線通信装置400をタッチポイント250に近接させている状態を示す。このように、無線通信装置400をタッチポイント250に近接させることにより、立ち読みした本500のコンテンツを無線通信装置400に容易にダウンロードすることができる。すなわち、ユーザは、本屋で立ち読みして気に入った本500を電子媒体(電子書籍コンテンツ)により取得することができる。この取得時におけるデータの流れについては、図9に示す。
図9は、本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてコンテンツ(使用制限が付されているコンテンツ)を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。
図9には、書店10内に設置されているコンテンツサーバ200から無線通信装置400に、コンテンツ510およびその試し読み鍵(第1試し読み鍵511)が送信されている状態を示す。なお、コンテンツ510は、図8に示す本500の電子書籍コンテンツである。また、図9では、コンテンツ510および第1試し読み鍵511を矩形により模式的に示す。
上述したように、ユーザ20が、無線通信装置400をタッチポイント250にタッチすると、無線通信装置400は、試し読み要求をコンテンツサーバ200に送信する。この場合には、タッチされたタッチポイント250の設置場所に応じた試し読み要求が送信される。
試し読み要求を受信すると、コンテンツサーバ200は、受信した試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵を、無線通信装置400に送信する。例えば、図9に示すように、コンテンツ510および第1試し読み鍵511が無線通信装置400に送信される。
このように送信されたコンテンツおよびその試し読み鍵は、無線通信装置400の記憶部460に記録される。そして、記憶部460に記憶されたコンテンツがその試し読み鍵を用いて表示される。この表示例を図10に示す。
[使用制限が付されているコンテンツ取得時の表示例]
図10は、本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面520)を示す図である。
表示画面520は、図9に示すように、コンテンツ510および第1試し読み鍵511がダウンロードされた直後に表示される表示画面であり、ダウンロードされたコンテンツに対応する画像(例えば、「ぺん太の大冒険」の表紙)が表示される。また、表示画面520には、メッセージ表示領域521と、この書籍の一部を読むボタン522と、ライセンス鍵を取得ボタン523と、この書籍を削除ボタン524とが設けられている。
メッセージ表示領域521には、無線通信装置400をタッチさせたタッチポイント250に対応するコンテンツをダウンロードした旨やその一部を無料で読むことができる旨等が表示される。
この書籍の一部を読むボタン522は、ダウンロードしたコンテンツの一部を読む場合に押下されるボタンである。例えば、この書籍の一部を読むボタン522が押下された場合には、ダウンロードしたコンテンツの一部が、同時にダウンロードした試し読み鍵を用いて復号されて表示される。これにより、ユーザは、ダウンロードした電子書籍の一部を無料で試読することができる。
ライセンス鍵を取得ボタン523は、ダウンロードしたコンテンツの全部を読む場合に押下されるボタンである。例えば、ライセンス鍵を取得ボタン523が押下された場合には、ライセンス鍵を取得するための購入要求が、ライセンスサーバ300に送信される。また、ライセンス鍵を取得ボタン523が押下された後における表示例を図11に示す。例えば、ユーザは、ダウンロードした電子書籍の一部を無料で試読して、その電子書籍が気に入った場合には、ライセンス鍵を取得ボタン523を押下することにより、その電子書籍の購入手続きに容易に進むことができる。
この書籍を削除ボタン524は、ダウンロードしたコンテンツを削除する場合に押下されるボタンである。例えば、この書籍を削除ボタン524が押下された場合には、記憶部460に記憶されているコンテンツが削除される。
[ライセンス鍵の取得に用いる操作画面の表示例]
図11は、本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面530)を示す図である。
表示画面530は、図10に示すライセンス鍵を取得ボタン523が押下された直後に表示される表示画面である。また、表示画面530には、取引パスワード入力領域531と、購入ボタン532と、戻るボタン533とが設けられている。
取引パスワード入力領域531は、ライセンス鍵の購入に係る取引を行う際に用いられるパスワードを入力するための領域である。例えば、無線通信装置400において予め設定されているパスワードが用いられる。なお、ユーザ設定によりパスワードの入力を省略するようにしてもよい。
購入ボタン532は、ライセンス鍵の購入を確定する際に押下されるボタンである。例えば、取引パスワード入力領域531にパスワードが入力された後に、購入ボタン532を押下する。なお、購入ボタン532の押下後のライセンス鍵取得時のデータの流れを図12に示す。
戻るボタン533は、直前の画面に戻るためのボタンである。
[ライセンス鍵の取得例]
図12は、本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてライセンス鍵を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。
図12には、ライセンスサーバ300から無線通信装置400に、第1ライセンス鍵540(図9に示すコンテンツ510のライセンス鍵)が送信されている状態を示す。なお、コンテンツ510は、図8に示す本500の電子書籍コンテンツである。また、図12では、図9と同様に、第1ライセンス鍵540を矩形により模式的に示す。
例えば、ユーザ20が、図11に示す取引パスワード入力領域531にパスワードを入力した後に、購入ボタン532を押下すると、無線通信装置400は、購入要求をライセンスサーバ300に送信する。この場合には、図11に示す表示画面530に応じた購入要求(すなわち、図9に示すコンテンツ510のライセンス鍵の購入要求)が送信される。
購入要求を受信すると、ライセンスサーバ300は、受信した購入要求に基づいて認証処理を行い、その購入要求に対応するライセンス鍵(第1ライセンス鍵540)を、無線通信装置400に送信する。ここで、認証処理では、通常の商品の購入手続きと同様に、電子書籍の代金を支払うための各処理が行われる。このように、ライセンス鍵を取得するための購入手続きについては、通常の商品の購入手続きと同様とすることができる。
このように送信された第1ライセンス鍵540は、無線通信装置400の記憶部460に記録される。そして、第1ライセンス鍵540を用いて、記憶部460に記憶されたコンテンツ510の全部を表示することが可能となる。第1ライセンス鍵540の取得時における表示例を図13に示す。
[ライセンス鍵取得時の表示例]
図13は、本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面550)を示す図である。
表示画面550は、図11に示す購入ボタン532の押下によりライセンス鍵が取得された後に表示される表示画面である。また、表示画面550には、メッセージ表示領域551と、この書籍を読むボタン552と、書籍一覧へボタン553とが設けられている。
メッセージ表示領域551には、ライセンス鍵を取得した旨等が表示される。
この書籍を読むボタン552は、ダウンロードしたコンテンツを読む場合に押下されるボタンである。例えば、この書籍を読むボタン552が押下された場合には、ダウンロードしたコンテンツが、購入操作により取得されたライセンス鍵を用いて復号されて表示される。
書籍一覧へボタン553は、記憶部460に記憶されているコンテンツを一覧表示するための表示画面に遷移する場合に押下されるボタンである。
[コンテンツ取得時における通信例]
図14は、本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。図14では、ユーザが無線通信装置400を用いてコンテンツおよびライセンス鍵を取得する例を示す。また、この例では、1つの本について1つのタッチポイントが設置されている場合を想定して説明する。なお、無線通信装置400およびコンテンツサーバ200は、タッチポイント250を介して接続されるが、説明の容易のため、図14では、タッチポイント250の図示を省略する。
なお、無線通信装置400は、3Gネットワークを利用した無線通信や無線LAN(Local Area Network)(例えば、Wi−Fi)を利用した無線通信によりライセンスサーバ300に接続するものとする。また、無線通信装置400は、近距離無線通信(例えば、TransferJet)を利用してライセンスサーバ300に接続するようにしてもよい。
最初に、立ち読みした本のコンテンツを取得するために、ユーザが無線通信装置400をタッチポイントに近接させる。例えば、図8のcに示すように、立ち読みした本500のコンテンツ510を取得するために、ユーザ20が無線通信装置400をタッチポイント250に近接させる。
このように、無線通信装置400およびタッチポイント250を近接させることにより、無線通信装置400およびタッチポイント250間における近距離無線通信が可能となる。このように、無線通信装置400およびタッチポイント250間における近距離無線通信が可能となった場合には、無線通信装置400の制御部430は、試し読み要求をタッチポイント250を介してコンテンツサーバ200に送信する(701、702)。この場合には、コンテンツサーバ200の制御部240は、試し読み要求を受信したタッチポイント250に応じて、その試し読み要求に係るコンテンツを選択することができる。なお、複数の本について1つのタッチポイントが設置されている場合には、ユーザにより選択されたコンテンツを識別するための選択情報が試し読み要求にとともに、コンテンツサーバ200に送信される。その選択情報により、コンテンツサーバ200の制御部240は、その試し読み要求に係るコンテンツを選択することができる。
試し読み要求を受信した場合には(702)、コンテンツサーバ200の制御部240は、受信した試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵を、タッチポイント250を介して無線通信装置400に送信する(703、704)。例えば、図9に示すように、コンテンツ510およびその試し読み鍵(第1試し読み鍵511)が無線通信装置400にダウンロードされる(703、704)。
続いて、無線通信装置400の制御部430は、受信したコンテンツおよびその試し読み鍵を記憶部460に記録させる(705)。続いて、無線通信装置400の制御部430は、コンテンツおよびその試し読み鍵のダウンロードが完了した旨を通知するための完了通知をタッチポイントを介してコンテンツサーバ200に送信する(706、707)。
続いて、無線通信装置400の制御部430は、記憶部460に新たに記録されたコンテンツの一部を、その試し読み鍵を用いて表示部450に表示させる(708)。例えば、図10に示す表示画面520が表示される。
次に、立ち読みした本のコンテンツのライセンス鍵を取得するために、ユーザが無線通信装置400において購入操作を行う例を示す。
最初に、記憶部460に新たに記録されたコンテンツの全部を表示するためのライセンス鍵を取得するための操作(購入操作)が行われる(709)。すなわち、ダウンロードされたコンテンツを購入するための操作(購入操作)が行われる(709)。例えば、図10に示す表示画面520において、ライセンス鍵を取得ボタン523が押下されると、図11に示す表示画面530が表示される。続いて、表示画面530における取引パスワード入力領域531にパスワードが入力された後に、購入ボタン532が押下される。
購入操作が行われた場合には(709)、無線通信装置400の制御部430は、ライセンス鍵を購入するための購入要求を、ライセンスサーバ300に送信する(710、711)。例えば、3Gネットワークを利用して購入要求がライセンスサーバ300に送信される(710、711)。また、この購入要求には、コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報が含まれる。
購入要求を受信した場合には(711)、ライセンスサーバ300の制御部340は、受信した購入要求について認証処理を行う(712)。この認証処理では、上述したように、電子書籍の代金を支払うための各処理が行われる。そして、認証に失敗した場合(例えば、電子書籍の代金を支払うことができなかった場合)には、無線通信装置400にエラーが送信される。
また、認証に成功した場合には(712)、ライセンスサーバ300の制御部340は、購入要求に含まれるコンテンツ識別情報に関連付けてライセンス鍵管理データベース320に格納されているライセンス鍵を抽出する。そして、ライセンスサーバ300の制御部340は、抽出されたライセンス鍵(購入要求に係るコンテンツのライセンス鍵)を無線通信装置400に送信する(713、714)。例えば、購入要求にコンテンツ識別情報「C001」が含まれる場合には、図12に示すように、3Gネットワークを利用して第1ライセンス鍵540が無線通信装置400に送信される(713、714)。なお、購入要求を送信した無線通信装置がドメイン登録されている場合には、そのドメイン情報が、ライセンス鍵管理データベース320のドメイン情報324に記録される。
続いて、無線通信装置400の制御部430は、受信したライセンス鍵を記憶部460に記録させる(715)。続いて、無線通信装置400の制御部430は、ライセンス鍵のダウンロードが完了した旨を通知するための完了通知をライセンスサーバ300に送信する(716、717)。例えば、3Gネットワークを利用して完了通知がライセンスサーバ300に送信される(716、717)。
続いて、無線通信装置400の制御部430は、記憶部460に記録されているコンテンツの全部を、そのライセンス鍵を用いて表示部450に表示させる(718)。例えば、図13に示す表示画面550が表示される。
[コンテンツサーバの動作例]
図15は、本技術の第1の実施の形態におけるコンテンツサーバ200によるコンテンツ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
最初に、制御部240は、試し読み要求をタッチポイントを介して受信したか否を判断し(ステップS901)、試し読み要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、試し読み要求を受信した場合には(ステップS901)、制御部240は、その試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵を、そのタッチポイントを介して無線通信装置に送信する(ステップS902)。
続いて、制御部240は、コンテンツおよびその試し読み鍵のダウンロードが完了した旨の完了通知をタッチポイントを介して受信したか否かを判断し(ステップS903)、完了通知を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、完了通知を受信した場合には(ステップS903)、コンテンツ送信処理の動作を終了する。
[無線通信装置の動作例]
図16は、本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400によるコンテンツ取得処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理手順では、試し読み鍵を用いてコンテンツの一部が表示された後に購入操作が行われない場合には、そのコンテンツおよびその試し読み鍵を消去する例を示す。
最初に、制御部430は、近距離無線通信の範囲内にタッチポイントが存在するか否かを判断し(ステップS911)、近距離無線通信の範囲内にタッチポイントが存在しない場合には、監視を継続して行う。一方、近距離無線通信の範囲内にタッチポイントが存在する場合には(ステップS911)、制御部430は、近距離無線通信を利用して試し読み要求をタッチポイントを介してコンテンツサーバ200に送信する(ステップS912)。
続いて、制御部430は、コンテンツおよびその試し読み鍵を受信したか否かを判断し(ステップS913)、コンテンツおよびその試し読み鍵を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、コンテンツおよびその試し読み鍵を受信した場合には(ステップS913)、制御部430は、受信したコンテンツおよびその試し読み鍵を記憶部460に記録させる(ステップS914)。続いて、制御部430は、コンテンツおよびその試し読み鍵のダウンロードが完了した旨を通知するための完了通知をタッチポイントを介してコンテンツサーバ200に送信する(ステップS915)。
続いて、制御部430は、記憶部460に新たに記録されたコンテンツの一部を、その試し読み鍵を用いて表示部450に表示させる(ステップS916)。
続いて、制御部430は、記憶部460に新たに記録されたコンテンツの全部を表示するためのライセンス鍵を取得するための操作(購入操作)が行われたか否かを判断する(ステップS917)。購入操作が行われた場合には(ステップS917)、制御部430は、ライセンス鍵を購入するための購入要求を、ライセンスサーバ300に送信する(ステップS918)。
続いて、制御部430は、ライセンス鍵を受信したか否かを判断し(ステップS919)、ライセンス鍵を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、ライセンス鍵を受信した場合には(ステップS919)、制御部430は、受信したライセンス鍵を記憶部460に記録させる(ステップS920)。続いて、制御部430は、ライセンス鍵のダウンロードが完了した旨を通知するための完了通知をライセンスサーバ300に送信する(ステップS921)。
続いて、制御部430は、記憶部460に記録されているコンテンツの全部を、そのライセンス鍵を用いて表示部450に表示させる(ステップS922)。
また、購入操作が行われていない場合には(ステップS917)、制御部430は、記憶部460に新たに記録されたコンテンツを削除するための削除操作が行われたか否かを判断する(ステップS923)。そして、削除操作が行われた場合には(ステップS923)、ステップS925に進む。一方、削除操作が行われていない場合には(ステップS923)、制御部430は、記憶部460に新たに記録されたコンテンツを表示するための表示画面以外の他の表示画面に遷移したか否かを判断する(ステップS924)。そして、他の表示画面に遷移していない場合には(ステップS924)、ステップS917に戻る。一方、他の表示画面に遷移した場合には(ステップS924)、制御部430は、記憶部460に新たに記録されたコンテンツおよびその試し読み鍵を記憶部460から消去する(ステップS925)。
この例では、試し読み鍵を用いてコンテンツの一部が表示された後に購入操作が行われない場合には、そのコンテンツおよびその試し読み鍵を消去する例を示した。しかしながら、例えば、書店では、コンテンツおよびその試し読み鍵のダウンロードのみを行い、自宅に戻ってからコンテンツの一部を表示して確認したいユーザも想定される。そこで、書店での表示直後には消去せずに、所定時間経過後(例えば、12時間経過後)に消去するようにしてもよい。また、記憶部460の所定サイズを超えた場合に、古いコンテンツから順次削除するようにしてもよい。また、消去のタイミングをユーザ操作により設定可能とするようにしてもよい。
[付随情報を同時に送信する例]
以上では、試し読み要求に応じてコンテンツおよびその試し読み鍵を同時に無線通信装置に提供する例を示した。すなわち、ユーザが意図したコンテンツのみを無線通信装置に提供する例を示した。
ここで、例えば、近距離無線通信として、TransferJetを用いる場合には、他の近距離無線通信(例えば、無線LANやBluetooth(登録商標))と比べて通信速度が非常に速い。このため、ユーザが意図したコンテンツ以外の他の情報(例えば、お勧めコンテンツ)を同時に送信しても時間的な負担にはならないと考えられる。そこで、以下では、ユーザが意図したコンテンツ以外の他の情報(付随情報)を同時に送信する例を示す。これにより、ユーザが電子書籍の購入を検討する際に、他の電子書籍や関連する情報を一緒に推薦することができ、ユーザの購買意欲を促進することができる。また、書店にとっては、ユーザに各種情報を提供することができ、販売機会を増加させることができる。
[使用制限が付されているコンテンツの取得例]
図17は、本技術の第1の実施の形態における無線通信装置400を用いてコンテンツ(使用制限が付されているコンテンツ)を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。なお、図17に示す例は、図9の変形例であり、付随情報560を追加した点が異なる。このため、図9と共通する部分については、同一の符号を付してこれらの説明の一部を省略する。
上述したように、ユーザ20が、無線通信装置400をタッチポイント250にタッチすると、無線通信装置400は、試し読み要求をコンテンツサーバ200に送信する。この場合には、タッチされたタッチポイント250の設置場所に応じた試し読み要求が送信される。
試し読み要求を受信すると、コンテンツサーバ200は、受信した試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵とともに付随情報を無線通信装置400に送信する。例えば、図17に示すように、コンテンツ510と、第1試し読み鍵511と、付随情報560とが無線通信装置400に送信される。
ここで、付随情報は、受信した試し読み要求に係るコンテンツに関連する情報である。例えば、図3に示す付随情報234に格納されている情報のうち、試し読み要求に係るコンテンツに関連付けられている情報が付随情報として送信される。
このように送信されたコンテンツ、その試し読み鍵および付随情報は、無線通信装置400の記憶部460に記録される。そして、記憶部460に記憶されたコンテンツがその試し読み鍵を用いて表示される。また、記憶部460に記憶された付随情報についても表示される。この表示例を図18に示す。
[付随情報取得時の表示例]
図18は、本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面570)を示す図である。
表示画面570は、図17に示すコンテンツ510、第1試し読み鍵511および付随情報560がダウンロードされた直後に表示される表示画面であり、ダウンロードされたコンテンツに対応する画像(例えば、「ぺん太の大冒険」の表紙)が表示される。また、表示画面570には、ダウンロードされた付随情報に関する各画像が表示される。
例えば、付随情報として、試し読み要求に係るコンテンツに関連するコンテンツ(例えば、図17に示すコンテンツ561、563)がダウンロードされた場合には、そのコンテンツを表す画像(例えば、コンテンツ画像表示領域573、574)が表示される。
表示画面570には、メッセージ表示領域571と、コンテンツ画像表示領域572乃至574と、この書籍の一部を読むボタン575と、ライセンス鍵を取得ボタン576と、この書籍を削除ボタン577とが設けられている。
メッセージ表示領域571には、無線通信装置400をタッチさせたタッチポイント250に対応するコンテンツおよび付随情報をダウンロードした旨やその一部を無料で読むことができる旨等が表示される。
コンテンツ画像表示領域572乃至574には、ダウンロードしたコンテンツ(付随情報としてダウンロードされたコンテンツを含む)を表す画像を表示するための領域である。例えば、コンテンツ画像表示領域572乃至574に表示されている画像のうちの1つの画像を選択状態として、各ボタン(575乃至577)の操作を行うことにより、選択状態とされたコンテンツに関する操作を行うことができる。図18では、コンテンツ画像表示領域572に表示されている画像(試し読み要求に係るコンテンツの画像)が選択状態とされているものとする。
この書籍の一部を読むボタン575、ライセンス鍵を取得ボタン576およびこの書籍を削除ボタン577は、図10に示す同一名称の各ボタンに対応するボタンである。ただし、この例では、コンテンツ画像表示領域572乃至574において、選択状態とされたコンテンツに関する操作を行うことができるものとする。
なお、付随情報として、ユーザの好みの分析結果に基づいて、ユーザ毎に興味のありそうな情報を選択して付随情報として用いるようにしてもよい。例えば、書店における販売履歴(例えば、会員の販売履歴)を用いてユーザの好みを分析して、この分析結果を用いることができる。
また、例えば、リコメンドの1つとして、立ち読みした本のバックナンバー、立ち読みした本の年齢・嗜好に合わせた広告(本、イベント、商品等)を付随情報として送信することができる。例えば、立ち読みした本がファッション誌である場合には、そのファッション誌に掲載されているショップのクーポンを付随情報とすることができる。また、例えば、立ち読みした本が小説である場合には、その小説の映画やTVドラマの広告を付随情報とすることができる。この表示例を図19に示す。
また、立ち読みした本屋の近辺に関連する広告(本屋の近辺に位置するレストラン等)を付随情報とすることができる。この場合には、例えば、時間帯に応じて広告の内容を変更するようにしてもよい。例えば、お昼の時間帯には、ランチクーポンを付随情報とし、夜の時間帯には、ディナーのクーポンを付随情報とすることができる。この表示例を図20に示す。
また、アンケート(例えば、紙媒体の本に挟まっているアンケートはがきに該当するもの)を付随情報とすることができる。このアンケートに回答したユーザに対しては、このアンケートに関するサービスを提供するようにしてもよい。
また、コンテンツおよびその試し読み鍵とともに送信する付随情報として、使用が制限されたもの(例えば、アプリや画像(待ち受け画面))を送信し、そのコンテンツが購入されたことを条件に、その付随情報の使用制限を解除するようにしてもよい。例えば、ライセンス鍵を購入する場合に、ライセンスサーバ300が、ライセンス鍵とともに、その付随情報の使用を解除するための情報を無線通信装置に送信するようにすることができる。
例えば、立ち読みした本が、キャンペーン中の本である場合には、その本に関連するアプリを付随情報(使用制限が付された付随情報)とするようにしてもよい。そして、キャンペーン中の本を購入した場合には、そのアプリの使用制限を解除するようにしてもよい。例えば、キャンペーン中の「漫画○○」の本を購入すると、「漫画○○」のゲームアプリや着替アプリをプレゼントすることができる。
また、立ち読みした本が、健康の本である場合には、健康管理アプリを付随情報(使用制限が付された付随情報)とするようにしてもよい。また、健康の本を購入した場合には、健康管理アプリの使用制限を解除するようにしてもよい。
また、立ち読みした本が、写真集である場合には、その写真集の一部(例えば、1枚)の画像の待ち受け画面を付随情報とするようにしてもよい。また、写真集を購入した場合には、その写真集の一部(例えば、5枚)の画像の待ち受け画面を使用可能とするようにしてもよい。
また、立ち読みした本が実用書である場合には、その実用書に関連するアプリを付随情報(使用制限が付された付随情報)とするようにしてもよい。また、その実用書を購入した場合には、そのアプリの使用制限を解除するようにしてもよい。
例えば、英単語の本を購入した場合には、英単語のCDの代わりに英単語アプリを使用可能とするようにしてもよい。また、例えば、建築の本を購入した場合には、間取り作成アプリを使用可能とするようにしてもよい。また、例えば、旅行本を購入した場合には、その旅行本に記載されている地域の地図やお店アプリを使用可能とするようにしてもよい。
また、例えば、小説や絵本を購入した場合には、朗読の音データを使用可能とするようにしてもよい。また、例えば、アイドル本を購入した場合には、そのアイドルの1曲分の音楽データを使用可能とするようにしてもよい。また、例えば、映画化された本を購入した場合には、その映画の割引券を使用可能とするようにしてもよい。
また、ユーザの状態に応じて付随情報を変更するようにしてもよい。例えば、ユーザが、どこの本屋でダウンロードをしたか(Where)、ユーザは誰か(Who)、いつダウンロードをしたか(When)、何をダウンロードしたか(What)等に応じて、付随情報を変更するようにしてもよい。例えば、コンテンツサーバ200の制御部240は、試し読み要求を送信した無線通信装置の場所に応じて付随情報(例えば、近隣の飲食店に関するクーポン)を決定することができる。また、制御部240は、無線通信装置のユーザ(例えば、その属性(例えば、性別、年齢))に応じて付随情報(例えば、20代の女性にはファッション誌のクーポン)を決定することができる。また、制御部240は、試し読み要求を送信した日時(例えば、時間帯、季節)に応じて付随情報(例えば、冬には暖房器具のクーポン)を決定することができる。また、制御部240は、試し読み要求に係るコンテンツの内容(例えば、小説、ファッション誌)に応じて付随情報(例えば、同一の小説家の本)を決定することができる。また、これらの組合せにより付随情報(例えば、冬、20代の男性の場合には、スキー場のクーポン)を決定するようにしてもよい。
このように、制御部240は、試し読み要求を送信した無線通信装置の場所と、無線通信装置のユーザと、試し読み要求を送信した日時と、試し読み要求に係るコンテンツの内容との少なくとも1つに基づいて、付随情報を決定することができる。
[付随情報取得時の表示例]
図19および図20は、本技術の第1の実施の形態における表示部450に表示される表示画面の一例(表示画面580、590)を示す図である。
表示画面580、590は、図18に示す表示画面570の一部を変形したものであり、メッセージ表示領域581、591の内容を変更し、コンテンツ画像表示領域572乃至574の代わりに、付随情報表示領域582、592を設けたものである。なお、これらの以外の点については、図18に示す例と同様である。
図19では、ダウンロードした「ぺん太の大冒険」の広告を付随情報とする例を示す。例えば、「ぺん太の大冒険」が映画化されている場合には、図19に示すように、映画の割引券を付随情報とすることができる。
図20では、コンテンツをダウンロードした本屋の近辺に関連する広告を付随情報とする例を示す。例えば、お昼の時間帯にコンテンツをダウンロードした場合には、図20に示すように、ランチクーポンを付随情報とすることができる。
[タッチポイントが試し読み要求を送信する例]
以上では、無線通信装置が試し読み要求を送信する例を示した。ここで、例えば、無線通信装置との間で近距離無線通信を行うタッチポイントがコンテンツサーバに試し読み要求を送信するようにしてもよい。そこで、図21では、タッチポイントがコンテンツサーバに試し読み要求を送信する例を示す。
[コンテンツ取得時における通信例]
図21は、本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。図21では、タッチポイント250がコンテンツサーバ200に試し読み要求を送信する例を示す。また、この例では、1つの本について1つのタッチポイントが設置されている場合を想定して説明する。なお、完了通知の送受信(730乃至733)後の各処理については、図14に示す各処理(708乃至718)と同様であるため、ここでの図示およびその説明を省略する。また、図21では、コンテンツおよびその試し読み鍵とともに付随情報を送信する例を示す。
最初に、立ち読みした本のコンテンツを取得するために、ユーザが無線通信装置400をタッチポイント250に近接させる。例えば、図8のcに示すように、立ち読みした本500のコンテンツ510を取得するために、ユーザ20が無線通信装置400をタッチポイント250に近接させる。
このように、無線通信装置400およびタッチポイント250を近接させることにより、無線通信装置400およびタッチポイント250間における近距離無線通信が開始される(721、722)。このように、無線通信装置400およびタッチポイント250間における近距離無線通信が開始された場合には、タッチポイント250は、試し読み要求をコンテンツサーバ200に送信する(723、724)。この場合には、コンテンツサーバ200の制御部240は、試し読み要求を送信したタッチポイント250に応じて、その試し読み要求に係るコンテンツを選択することができる。なお、複数の本について1つのタッチポイントが設置されている場合には、ユーザにより選択されたコンテンツを識別するための選択情報をタッチポイント250が受け付け、その選択情報を試し読み要求に含めてコンテンツサーバ200に送信する。その選択情報により、コンテンツサーバ200の制御部240は、その試し読み要求に係るコンテンツを選択することができる。
試し読み要求を受信した場合には(724)、コンテンツサーバ200の制御部240は、受信した試し読み要求に係るコンテンツとその試し読み鍵と付随情報とを、タッチポイント250を介して無線通信装置400に送信する(725乃至728)。例えば、図17に示すように、コンテンツ510とその試し読み鍵(第1試し読み鍵511)と付随情報560とが無線通信装置400にダウンロードされる(725乃至728)。
続いて、無線通信装置400の制御部430は、受信したコンテンツとその試し読み鍵と付随情報とを記憶部460に記録させる(729)。続いて、無線通信装置400の制御部430は、コンテンツとその試し読み鍵と付随情報とのダウンロードが完了した旨を通知するための完了通知をタッチポイント250を介してコンテンツサーバ200に送信する(730乃至733)。
このように、コンテンツサーバ200の通信部210は、無線通信装置400により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける。また、コンテンツサーバ200の制御部240は、その受け付けられた取得要求に係るコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する付随情報とを無線通信装置400に送信する制御を行う。また、その取得要求は、無線通信装置400とタッチポイント250との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて、無線通信装置400およびタッチポイント250のうちの何れか一方から出力される。
[タッチポイントがコンテンツサーバの機能を備える例]
以上では、タッチポイントを介してコンテンツサーバが無線通信装置にコンテンツを送信する例を示した。ここで、例えば、限定数の書籍のみを電子書籍コンテンツとして提供するような場合には、コンテンツサーバの機能をタッチポイントに設け、簡易的な電子書籍配信システムとすることも考えられる。そこで、図22では、タッチポイントがコンテンツサーバの機能を備える例を示す。
[コンテンツ取得時における通信例]
図22は、本技術の第1の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。図22では、タッチポイント251がコンテンツサーバ200の機能を備え、コンテンツサーバ200を省略する例を示す。また、この例では、1つの本について1つのタッチポイントが設置されている場合を想定して説明する。なお、完了通知の送受信(746、747)後の各処理については、図14に示す各処理(708乃至718)と同様であるため、ここでの図示およびその説明を省略する。また、図22では、コンテンツおよびその試し読み鍵とともに付随情報を送信する例を示す。
ここで、タッチポイント251は、図2に示すコンテンツサーバ200の一部を変形したものであり、通信部210の代わりに、近距離無線通信部を設けたものである。なお、この点以外については、図2に示すコンテンツサーバ200と略同様であるため、ここでの図示およびその説明を省略する。
最初に、立ち読みした本のコンテンツを取得するために、ユーザが無線通信装置400をタッチポイント251に近接させる。例えば、図8のcに示すように、立ち読みした本500のコンテンツ510を取得するために、ユーザ20が無線通信装置400をタッチポイント251に近接させる。
このように、無線通信装置400およびタッチポイント251を近接させることにより、無線通信装置400およびタッチポイント251間における近距離無線通信が開始される(741、742)。このように、近距離無線通信が開始された場合には、その近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて生じる試し読み要求がタッチポイント251の近距離無線通信部により受け付けられる。そして、タッチポイント251の制御部(コンテンツサーバ200の制御部240に相当)は、予め設定されているコンテンツとその試し読み鍵と付随情報とを無線通信装置400に送信する(743、744)。なお、複数の本について1つのタッチポイントが設置されている場合には、ユーザにより選択されたコンテンツを識別するための選択情報に基づいて、コンテンツとその試し読み鍵と付随情報とが決定されて送信される。
続いて、無線通信装置400の制御部430は、受信したコンテンツとその試し読み鍵と付随情報とを記憶部460に記録させる(745)。続いて、無線通信装置400の制御部430は、コンテンツとその試し読み鍵と付随情報とのダウンロードが完了した旨を通知するための完了通知をタッチポイント251に送信する(746、747)。
このように、タッチポイント251の近距離無線通信部は、無線通信装置400により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける。また、タッチポイント251の制御部(コンテンツサーバ200の制御部240に相当)は、その受け付けられた取得要求に係るコンテンツ(利用制限が付されているコンテンツ)と、これに関連する付随情報とを無線通信装置400に送信する制御を行う。また、その取得要求は、無線通信装置400との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて受け付けられる。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、近接または接触させて使用する近接無線通信技術を用いる電子データ配信システムを利用して、ユーザが所望するコンテンツを容易に取得することができる。この場合に、無料でコンテンツの一部を見ることができるため、そのコンテンツを実際に購入するか否かを、コンテンツの一部の表示により容易に確認することができる。
また、ユーザが所望するコンテンツに関連するコンテンツについても同時に取得することができる。また、これらのコンテンツについても無料でその一部を見ることができるため、そのコンテンツを実際に購入するか否かを、コンテンツの一部の表示により容易に確認することができる。
また、ユーザがコンテンツをダウンロードする毎に、適切な付随情報をユーザに提供することができる。すなわち、コンテンツおよびこれに関連する付随情報を適切に提供することができる。
このように、本技術の第1の実施の形態では、電子書籍配信システムに近距離無線を組み合わせることにより、ユーザの利便性を向上させるとともに、書店の集客力も向上させることができ、双方の利便性をさらに向上させることができる。
<2.第2の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵とともに付随情報を無線通信装置に提供する例を示した。しかしながら、ユーザによっては、無線通信装置のメモリに意図しない情報を大量に記憶することを好まないユーザも存在することが想定される。
そこで、本技術の第2の実施の形態では、ユーザにより設定された容量だけ付随情報を無線通信装置に提供する例を示す。なお、本技術の第2の実施の形態における情報処理システムの構成については、図1、図2等に示す例と略同様である。このため、本技術の第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付して、これらの説明の一部を省略する。
[記憶部の一例]
図23は、本技術の第2の実施の形態における記憶部460のメモリ容量の一例を模式的に示す図である。
図23では、付随情報を記憶させるための専用領域(付随情報専用領域)を記憶部460に設ける例を示す。また、M1は、記憶部460の全メモリ容量を表し、M2は、記憶部460における付随情報専用領域のメモリ容量を表すものとする。
ここで、記憶部460における付随情報専用領域は、ユーザ操作により増減をすることが可能であるものとする。図23のaには、記憶部460における付随情報専用領域を減少させた状態を示し、図23のbには、記憶部460における付随情報専用領域を増加させた状態を示す。
また、記憶部460における付随情報専用領域に書き込まれるデータは、上書きのみを行う旨の設定をユーザ操作により行うことができるものとする。
[コンテンツサーバの動作例]
図24は、本技術の第2の実施の形態におけるコンテンツサーバ200によるコンテンツ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
最初に、制御部240は、試し読み要求をタッチポイントを介して受信したか否を判断し(ステップS931)、試し読み要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、試し読み要求を受信した場合には(ステップS931)、制御部240は、その試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵とともに、送信する付随情報を決定する(ステップS932)。例えば、図3に示す付随情報234に格納されている情報(その試し読み要求に係るコンテンツに関連付けられている情報)のうちから決定される。この例では、図3に示す付随情報234のお勧めコンテンツ識別情報に、コンテンツ識別情報が格納されているコンテンツおよびその試し読み鍵を付随情報として決定するものとする。
続いて、制御部240は、試し読み要求を送信した無線通信装置から、近距離無線通信を利用して、付随情報を記憶するための専用領域(付随情報専用領域)のメモリ容量(例えば、メモリ容量=MXとする)を取得する(ステップS933)。例えば、図23に示す記憶部460における付随情報専用領域のメモリ容量M2が、無線通信装置400からコンテンツサーバ200にタッチポイントを介して送信される。
続いて、制御部240は、試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵を、タッチポイントを介して無線通信装置に送信する(ステップS934)。
続いて、制御部240は、送信対象となる付随情報のデータ量の合計値を算出する(ステップS935)。例えば、図3に示す付随情報234のお勧めコンテンツ識別情報に、コンテンツ識別情報が格納されているコンテンツ(「C002」、「C003」)およびその試し読み鍵を付随情報とする場合を想定する。この場合における第2コンテンツ(コンテンツ識別情報「C002」)およびその試し読み鍵のデータサイズをBXとし、第3コンテンツ(コンテンツ識別情報「C003」)およびその試し読み鍵のデータサイズをCXとする。この場合には、送信対象となる付随情報のデータ量の合計値として「BX+CX」が算出される(ステップS935)。
続いて、制御部240は、取得されたメモリ容量(MX)と、送信対象となる付随情報のデータ量の合計値(BX+CX)とを比較して、メモリ容量(MX)が合計値(BX+CX)よりも大きいか否かを判断する(ステップS936)。そして、メモリ容量(MX)が合計値(BX+CX)未満である場合には(ステップS936)、制御部240は、送信対象となる付随情報のうちの一部を削除する(ステップS937)。例えば、送信対象となる付随情報が、第2コンテンツ(コンテンツ識別情報「C002」)およびその試し読み鍵と、第3コンテンツ(コンテンツ識別情報「C003」)およびその試し読み鍵とである場合には、何れか一方が削除される。例えば、予め決定されている順序に従って上位から削除するようにしてもよく、データサイズが大きいコンテンツから削除するようにしてもよい。
続いて、制御部240は、送信対象の付随情報が存在するか否かを判断し(ステップS938)、送信対象の付随情報が存在しない場合には、ステップS940に進む。例えば、付随情報の削除により送信対象の付随情報の全てが削除された場合には、ステップS940に進む。一方、送信対象の付随情報が存在する場合には(ステップS938)、ステップS935に戻り、一部が削除された後の付随情報のデータ量の合計値が算出される(ステップS935)。
また、メモリ容量(MX)が合計値(BX+CX)よりも大きい場合には(ステップS936)、制御部240は、送信対象の付随情報を、タッチポイントを介して無線通信装置に送信する(ステップS939)。
続いて、制御部240は、コンテンツおよびその試し読み鍵のダウンロードが完了した旨の完了通知をタッチポイントを介して受信したか否かを判断し(ステップS940)、完了通知を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、完了通知を受信した場合には(ステップS940)、コンテンツ送信処理の動作を終了する。なお、ステップS931は、特許請求の範囲に記載の受付手順の一例である。また、ステップS932乃至S939は、特許請求の範囲に記載の制御手順の一例である。
このように、コンテンツサーバ200の制御部240は、付随情報を無線通信装置に送信して、この無線通信装置に設定されている専用メモリに付随情報を記憶させる制御を行う。この場合に、コンテンツサーバ200の制御部240は、専用メモリの許容量に応じた付随情報のみを、その無線通信装置に送信する制御を行う。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、付随情報を記憶するための専用領域(付随情報専用領域)のメモリ容量に応じた付随情報のみを、無線通信装置に提供することができる。これにより、ユーザは、自分の無線通信装置(例えば、スマートフォン)のメモリ領域を、意思に反する大容量の付随情報のために使われてしまうことを防止することができる。
また、記憶部460における付随情報専用領域に書き込まれるデータについては、上書きのみを行う旨の設定を行うことにより、例えば、付随情報がユーザにとって不要なデータであっても、削除操作等をその都度行う必要がない。
なお、例えば、付随情報を記憶するための専用領域(付随情報専用領域)のメモリ容量が閾値以上に設定されている無線通信装置については、値引き券(例えば、関連グッズの値引き券)やクーポン等のサービスに係る情報を追加で送信するようにしてもよい。これにより、付随情報を記憶するための専用領域(付随情報専用領域)のメモリ容量を閾値以上に設定しているユーザに対して、それに対する適切なサービスを提供することができる。また、ユーザは、付随情報を記憶するための専用領域(付随情報専用領域)のメモリ容量を閾値以上に設定しておくことにより、通常のサービス以上のサービスを適切に受けることができる。
<3.第3の実施の形態>
本技術の第1および第2の実施の形態では、試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵をダウンロードした無線通信装置がそのコンテンツを表示する例を示した。しかしながら、1人の人物が複数の無線通信装置を所有している場合には、これらの何れかを用いて各コンテンツを表示することも想定される。
そこで、本技術の第3の実施の形態では、複数の無線通信装置によりコンテンツを共有する例を示す。なお、本技術の第3の実施の形態における情報処理システムの構成については、図1、図2等に示す例と略同様である。このため、本技術の第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付して、これらの説明の一部を省略する。
[コンテンツのコピー例]
図25は、本技術の第3の実施の形態における無線通信装置400および無線通信装置401間においてコンテンツおよびそのライセンス鍵をコピーする場合を簡略化して示す図である。
ここで、ユーザ20は、無線通信装置400および無線通信装置401を所有しているものとする。また、ユーザ20は、上述した方法により、所望のコンテンツおよびそのライセンス鍵を無線通信装置400にダウンロードしたものとする。
ここで、現在では、DRMにはドメインバインドと呼ばれる方法がある。この方法は、1人のユーザが複数の電子機器において1つのライセンス鍵を共有することを可能とするものである。すなわち、1人のユーザのドメイン(領域)であれば、1つのライセンス鍵を共有することが可能となる。このように、ユーザが1度購入したコンテンツ(例えば、電子書籍)は、ドメイン内にある複数の電子機器において自由に使用することができる。
例えば、無線通信装置400および無線通信装置401を所有するユーザ20は、無線通信装置400にダウンロードされたコンテンツおよびそのライセンス鍵を、そのまま無線通信装置401にコピーすることができる。これにより、ユーザ20は、無線通信装置400にダウンロードされたコンテンツを、無線通信装置401でも使用することができる。
ただし、無線通信装置401をユーザ20のドメイン内の電子機器とするためには、ライセンスサーバ300に何等かの方法で事前に認証を受ける必要がある。そこで、以下では、この認証方法について説明する。
[ドメイン鍵の取得例]
図26は、本技術の第3の実施の形態における無線通信装置401を用いてドメイン鍵を取得する場合における取得時のデータの流れを簡略化して示す図である。
ここで、無線通信装置401がユーザ20の所有に係る電子機器であることを証明するための登録が必要となる。この登録例については、図27を参照して詳細に説明する。
例えば、ユーザ20は、無線通信装置400を用いてライセンスサーバ300にアクセスして登録操作を行うことにより、ユーザ20のドメイン鍵(第1ドメイン鍵580)を取得する(591)。これにより、無線通信装置400がユーザ20の所有に係る電子機器であることが証明される。
同様に、ユーザ20は、無線通信装置401を用いてライセンスサーバ300にアクセスして登録操作を行うことにより、ユーザ20のドメイン鍵(第1ドメイン鍵580)を取得する(592)。これにより、無線通信装置401がユーザ20の所有に係る電子機器であることが証明される。
このように、無線通信装置401がユーザ20のドメイン鍵(第1ドメイン鍵580)を取得することにより、無線通信装置400にダウンロードされたコンテンツおよびそのライセンス鍵をそのまま無線通信装置401にコピーしても使用することができる。
例えば、ユーザ20は、無線通信装置400および無線通信装置401を用いて、無線通信装置400にダウンロードされたコンテンツ510および第1ライセンス鍵540を、そのまま無線通信装置401にコピーするためのコピー操作を行う(593)。この場合には、例えば、近距離無線通信(例えば、TransferJet)を利用して、コンテンツ510および第1ライセンス鍵540が無線通信装置400から無線通信装置401に送信される。
続いて、コンテンツ510および第1ライセンス鍵540を受け取った無線通信装置401は、第1ライセンス鍵540と、事前に取得した第1ドメイン鍵580とを照合し、コンテンツ510を使用することができるか否かを判断する。この照合の結果、コンテンツ510を使用することができないと判断された場合には、何もしないか、コンテンツ510および第1ライセンス鍵540を削除する。一方、コンテンツ510を使用することができると判断された場合には、ユーザ20は、無線通信装置401を用いてコンテンツ510を使用することが可能となる。
[ドメイン登録時における通信例]
図27は、本技術の第3の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。図27では、ユーザが無線通信装置400を用いてドメイン登録を取得する例(819)と、ユーザが無線通信装置401を用いてドメイン登録を取得する例(820)とを示す。
ここで、無線通信装置400、401およびライセンスサーバ300は、3Gネットワークを利用した無線通信や無線LAN(例えば、Wi−Fi)を利用して無線通信により接続するものとする。また、無線通信装置400、401およびライセンスサーバ300は、近距離無線通信(例えば、TransferJet)を利用して接続するようにしてもよい。
なお、上述したように、無線通信装置400および無線通信装置401の機能構成については、略同様である。このため、以下では、無線通信装置401の構成として、無線通信装置400に対応する部分については、無線通信装置400と同一の符号を付して説明する。
最初に、ユーザが無線通信装置400を用いてドメイン登録を取得する例(819)について説明する。この例では、ユーザが無線通信装置400を用いて最初のドメイン登録を行うものとする。
最初に、ドメイン登録を行うため、ユーザが無線通信装置400を用いて機器登録要求の送信操作を行う。例えば、ライセンスサーバ300を運営する事業者の規定に従った内容を入力することにより送信操作を行う。
このように、送信操作が行われた場合には、無線通信装置400の制御部430は、機器登録要求をライセンスサーバ300に送信する(801、802)。この機器登録要求には、送信操作により入力された各情報とともに、無線通信装置400の端末識別情報や端末機種(例えば、図6に示す登録端末情報334に対応する情報)が含まれる。
機器登録要求を受信した場合には(802)、ライセンスサーバ300の制御部340は、受信した機器登録要求に基づいて登録処理を行う(803)。例えば、ライセンスサーバ300の制御部340は、受信した機器登録要求に含まれる各情報を、ドメイン管理データベース330の登録端末情報334に記録する。また、ライセンスサーバ300の制御部340は、機器登録要求を送信した無線通信装置400に付与する各情報(ドメイン情報、パスワード、ドメイン鍵)を、図6に示すドメイン情報331、パスワード332、ドメイン鍵333に記録する。なお、パスワード等については、無線通信装置400のユーザが設定または修正を行うようにしてもよい。また、無線通信装置400に付与された各情報(ドメイン情報、パスワード)については、何らかの方法(例えば、郵送、電子メール)で無線通信装置400のユーザに通知されるものとする。
続いて、ライセンスサーバ300の制御部340は、登録処理を行った無線通信装置400にドメイン鍵(図6に示すドメイン鍵333)を送信する(804、805)。
ドメイン鍵を受信した場合には(805)、無線通信装置400の制御部430は、受信したドメイン鍵を記憶部460に記録させる(806)。続いて、無線通信装置400の制御部430は、機器登録処理が完了した旨を通知するための機器登録完了通知をライセンスサーバ300に送信する(807、808)。
次に、ユーザが無線通信装置401を用いてドメイン登録を取得する例(820)について説明する。この例では、無線通信装置400を用いたドメイン登録が既に行われているものとする。
最初に、ドメイン登録を行うため、ユーザが無線通信装置401を用いて機器登録要求の送信操作を行う。例えば、ライセンスサーバ300を運営する事業者の規定に従った内容を入力することにより送信操作を行う。例えば、無線通信装置401を用いたドメイン登録が既に行われているため、そのドメイン登録時に付与されたドメイン情報やパスワードの入力が行われる。
このように、送信操作が行われた場合には、無線通信装置401の制御部430は、機器登録要求をライセンスサーバ300に送信する(811、812)。この機器登録要求には、送信操作により入力された各情報(例えば、ドメイン情報やパスワード)とともに、無線通信装置401の端末識別情報や端末機種(例えば、図6に示す登録端末情報334に対応する情報)が含まれる。
機器登録要求を受信した場合には(812)、ライセンスサーバ300の制御部340は、受信した機器登録要求に基づいて登録処理を行う(813)。例えば、制御部340は、受信した機器登録要求に含まれる各情報(例えば、ドメイン情報やパスワード)と、ドメイン管理データベース330の内容(例えば、図6に示すドメイン情報331、パスワード332)とを比較して認証処理を行う。そして、比較対象となる各情報のそれぞれが一致する場合には、ドメイン鍵を送信することができると判断される。一方、比較対象となる各情報のうちの少なくとも1つが一致しない場合には、ドメイン鍵を送信することができないと判断される。このように、ドメイン鍵を送信することができないと判断された場合には、その旨を無線通信装置401に送信して表示させ、再度の送信操作を促すことができる。または、エラー通知を無線通信装置401に送信して表示させるようにしてもよい。
また、ドメイン鍵を送信することができると判断された場合には、ライセンスサーバ300の制御部340は、受信した機器登録要求に含まれる各情報を、ドメイン管理データベース330の登録端末情報334に記録する。
続いて、ライセンスサーバ300の制御部340は、登録処理を行った無線通信装置401にドメイン鍵(図6に示すドメイン鍵333)を送信する(814、815)。
ドメイン鍵を受信した場合には(815)、無線通信装置401の制御部430は、受信したドメイン鍵を、無線通信装置401の記憶部460に記録させる(816)。続いて、無線通信装置401の制御部430は、機器登録処理が完了した旨を通知するための機器登録完了通知をライセンスサーバ300に送信する(817、818)。
[コンテンツコピー時における通信例]
図28は、本技術の第3の実施の形態における情報処理システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。図28では、無線通信装置400および無線通信装置401間においてコンテンツおよびそのライセンス鍵をコピーする例を示す。
なお、無線通信装置400および無線通信装置401間は、近距離無線通信(例えば、TransferJet)を利用して接続するものとする。また、無線通信装置401は、ドメイン鍵を取得しているものとする。
最初に、近距離無線通信を行うため、ユーザは、図25に示すように、無線通信装置400および無線通信装置401を、近距離無線通信が可能となる距離まで近接または接触させる。そして、ユーザは、無線通信装置400においてコンテンツ送信要求の送信操作を行う。
このように、送信操作が行われた場合には、無線通信装置400の制御部430は、コンテンツ要求を無線通信装置401に送信する(821、822)。コンテンツ要求を受信した場合には(822)、無線通信装置401の制御部430は、コンテンツ要求に対応する要求確認コマンドを、無線通信装置400に送信する(823、824)。
要求確認コマンドを受信した場合には(824)、無線通信装置400の制御部430は、コンテンツ送信要求の送信操作に応じたコンテンツおよびそのライセンス鍵を無線通信装置401に送信する(825、826)。
コンテンツおよびそのライセンス鍵を受信した場合には(826)、無線通信装置401の制御部430は、受信したコンテンツおよびそのライセンス鍵を無線通信装置401の記憶部460に記録させる(827)。続いて、無線通信装置401の制御部430は、受信したライセンス鍵と、記憶部460に記憶されているドメイン鍵とを用いて、照合処理を行う(828)。この照合処理の結果、受信したコンテンツを使用することができると判断された場合には(828)、無線通信装置401の制御部430は、受信したライセンス鍵を用いて、コンテンツを無線通信装置401の表示部450に表示させる(829)。一方、照合処理の結果、受信したコンテンツを使用することができないと判断された場合には(828)、無線通信装置401の制御部430は、受信したコンテンツおよびそのライセンス鍵を、無線通信装置401の記憶部460から消去する。また、受信したコンテンツを表示することができない旨を、無線通信装置401の表示部450に表示させる。
なお、他の電子機器(例えば、図1に示す無線通信装置402)にコンテンツおよびそのライセンス鍵をコピーする場合についても、本技術の第3の実施の形態を適用することができる。
[無線通信装置の動作例]
図29は、本技術の第3の実施の形態における無線通信装置400によるドメイン登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
最初に、制御部430は、機器登録要求の送信操作が行われたか否を判断し(ステップS951)、機器登録要求の送信操作が行われていない場合には、監視を継続して行う。一方、機器登録要求の送信操作が行われた場合には(ステップS951)、制御部430は、機器登録要求をライセンスサーバ300に送信する(ステップS952)。
続いて、制御部430は、ドメイン鍵を受信したか否を判断し(ステップS953)、ドメイン鍵を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、ドメイン鍵を受信した場合には(ステップS953)、制御部430は、受信したドメイン鍵を記憶部460に記録させる(ステップS954)。続いて、制御部430は、機器登録処理が完了した旨を通知するための機器登録完了通知をライセンスサーバ300に送信する(ステップS955)。
[無線通信装置の動作例]
図30は、本技術の第3の実施の形態における無線通信装置401によるコンテンツコピー処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
最初に、無線通信装置401の制御部430は、コンテンツ送信要求を受信したか否を判断し(ステップS961)、コンテンツ送信要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、コンテンツ送信要求を受信した場合には(ステップS961)、無線通信装置401の制御部430は、要求確認コマンドを無線通信装置400に送信する(ステップS962)。
続いて、無線通信装置401の制御部430は、コンテンツおよびそのライセンス鍵を受信したか否を判断し(ステップS963)、コンテンツおよびそのライセンス鍵を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、コンテンツおよびそのライセンス鍵を受信した場合には(ステップS963)、無線通信装置401の制御部430は、受信したコンテンツおよびそのライセンス鍵を、無線通信装置401の記憶部460に記録させる(ステップS964)。
続いて、無線通信装置401の制御部430は、受信したライセンス鍵と、記憶部460に記憶されているドメイン鍵とを用いて、照合処理を行う(ステップS965)。この照合処理の結果、受信したコンテンツを使用することができると判断された場合には(ステップS966)、無線通信装置401の制御部430は、そのライセンス鍵を用いてコンテンツを無線通信装置401の表示部450に表示させる(ステップS967)。一方、受信したコンテンツを使用することができないと判断された場合には(ステップS966)、無線通信装置401の制御部430は、受信したコンテンツおよびそのライセンス鍵を、無線通信装置401の記憶部460から消去する(ステップS968)。また、受信したコンテンツを表示することができない旨を、無線通信装置401の表示部450に表示させる。
このように、本技術の第3の実施の形態では、試し読み要求に係るコンテンツおよびその試し読み鍵をダウンロードした無線通信装置以外の他の無線通信装置においてコンテンツを使用することができる。すなわち、複数の無線通信装置によりコンテンツを共有することができる。
なお、本技術の実施の形態では、書籍販売を行う電子書籍配信システムの一例を示したが、音楽販売や他のコンテンツの販売を行う配信システムについても本技術の実施の形態を適用することができる。
また、本技術の実施の形態では、近距離無線通信として、TransferJetを用いる例を示したが、他の近距離無線通信を用いるようにしてもよい。例えば、WiGig(WiGig Alliance(Wireless Gigabit Alliance)によって仕様策定が進められている高速無線通信の規格)を用いるようにしてもよい
また、本技術の実施の形態では、コンテンツおよび試し読み鍵を本屋でダウンロードして、試し読み鍵を用いてコンテンツの一部を表示させた後に、コンテンツの全部を表示させるためのライセンス鍵を取得する例を示した。ただし、例えば、試し読みコンテンツ(コンテンツの一部を表示させるためのデータ(例えば、コンテンツを分割したデータ))を本屋でダウンロードして、この試し読みコンテンツを表示させるようにしてもよい。すなわち、利用制限が付されているコンテンツとして、コンテンツの一部を表示させるためのコンテンツのみを最初にダウンロードするようにしてもよい。この場合には、試し読みコンテンツの表示後に、全部を表示させるためのコンテンツを新たにダウンロードするようにする。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)
無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける受付部と、
前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する付随情報とを前記無線通信装置に送信する制御を行う制御部と
を具備する情報処理装置。
(2)
前記受付部は、前記無線通信装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部であり、
前記取得要求は、前記無線通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて受け付けられる
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記情報処理装置は、前記無線通信装置との間で近距離無線通信を行う通信装置と接続され、
前記取得要求は、前記無線通信装置と前記通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて前記無線通信装置および前記通信装置のうちの何れか一方から出力される
前記(1)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、前記付随情報に利用制限を付して前記無線通信装置に送信する制御を行う前記(1)から(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する他のコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツを前記付随情報として前記無線通信装置に送信する制御を行う前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツとともに当該コンテンツの一部を利用可能とするための鍵情報を前記無線通信装置に送信する制御を行う前記(1)から(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記制御部は、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する情報であって前記無線通信装置のユーザに所定のサービスを提供するためのサービス情報を前記付随情報として前記無線通信装置に送信する制御を行う前記(1)から(4)、(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記制御部は、前記付随情報を前記無線通信装置に送信して、前記無線通信装置に設定されている専用メモリに前記付随情報を記憶させる制御を行う前記(1)から(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)
前記制御部は、前記専用メモリの許容量に応じた前記付随情報のみを前記無線通信装置に送信する制御を行う前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記制御部は、前記無線通信装置により前記近距離無線通信が行われている場所と、前記無線通信装置のユーザと、当該近距離無線通信が行われた日時と、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツの内容との少なくとも1つに基づいて、前記付随情報を決定する前記(1)から(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する情報であって利用制限が付されている付随情報とを前記情報処理装置から取得し、前記取得されたコンテンツと前記取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う制御部を具備する無線通信装置。
(12)
近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する情報であって利用制限が付されている付随情報とを前記情報処理装置から取得し、前記取得されたコンテンツと前記取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う制御部を備える無線通信装置と、
前記取得要求に係るコンテンツと前記付随情報とを前記無線通信装置に送信する制御を行う制御部を備える情報処理装置と
を具備する情報処理システム。
(13)
無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける受付手順と、
前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する付随情報とを前記無線通信装置に送信する制御手順と
を具備する情報処理方法。
100 情報処理システム
110 ネットワーク
120 通信制御装置
121 基地局
200 コンテンツサーバ
210 通信部
220 コンテンツ提供部
230 コンテンツ管理データベース
240 制御部
250 タッチポイント
300 ライセンスサーバ
310 通信部
320 ライセンス鍵管理データベース
330 ドメイン管理データベース
340 制御部
400〜402 無線通信装置
410 無線通信部
420 近距離無線通信部
430 制御部
440 操作受付部
450 表示部
460 記憶部

Claims (13)

  1. 無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける受付部と、
    前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する付随情報とを前記無線通信装置に送信する制御を行う制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記受付部は、前記無線通信装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部であり、
    前記取得要求は、前記無線通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて受け付けられる
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記無線通信装置との間で近距離無線通信を行う通信装置と接続され、
    前記取得要求は、前記無線通信装置と前記通信装置との間で近距離無線通信が開始されたタイミングに応じて前記無線通信装置および前記通信装置のうちの何れか一方から出力される
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記付随情報に利用制限を付して前記無線通信装置に送信する制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する他のコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツを前記付随情報として前記無線通信装置に送信する制御を行う請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツとともに当該コンテンツの一部を利用可能とするための鍵情報を前記無線通信装置に送信する制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツに関連する情報であって前記無線通信装置のユーザに所定のサービスを提供するためのサービス情報を前記付随情報として前記無線通信装置に送信する制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記付随情報を前記無線通信装置に送信して、前記無線通信装置に設定されている専用メモリに前記付随情報を記憶させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記専用メモリの許容量に応じた前記付随情報のみを前記無線通信装置に送信する制御を行う請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記無線通信装置により前記近距離無線通信が行われている場所と、前記無線通信装置のユーザと、当該近距離無線通信が行われた日時と、前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツの内容との少なくとも1つに基づいて、前記付随情報を決定する請求項1記載の情報処理装置。
  11. 近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する情報であって利用制限が付されている付随情報とを前記情報処理装置から取得し、前記取得されたコンテンツと前記取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う制御部を具備する無線通信装置。
  12. 近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求に応じて情報処理装置から送信されるコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する情報であって利用制限が付されている付随情報とを前記情報処理装置から取得し、前記取得されたコンテンツと前記取得された付随情報とを利用制限の範囲内で使用する制御を行う制御部を備える無線通信装置と、
    前記取得要求に係るコンテンツと前記付随情報とを前記無線通信装置に送信する制御を行う制御部を備える情報処理装置と
    を具備する情報処理システム。
  13. 無線通信装置により行われる近距離無線通信に応じて生じるコンテンツの取得要求を受け付ける受付手順と、
    前記受け付けられた取得要求に係るコンテンツであって利用制限が付されているコンテンツとこれに関連する付随情報とを前記無線通信装置に送信する制御手順と
    を具備する情報処理方法。
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