JP2013247501A - 電力増幅装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンベロープ振幅に対して一様ではないIdqドリフトが発生する場合においても、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させる電力増幅装置を提供する。
【解決手段】Idqドリフト判定回路104は、Idq基準電圧が設定されており、ドレイン電流検出回路103から出力された電圧とIdq基準電圧とを比較する。電圧がIdq基準電圧未満になった場合、Idqドリフトが発生したと判定し、電圧とIdq基準電圧との差分がなくなるまで所定の電圧をゲート電圧調整回路105に出力する。ゲート電圧調整回路105は、Idq初期設定ゲート電圧が設定されており、Idqドリフト判定回路104から出力された電圧をIdq初期設定ゲート電圧に加算し、加算した結果を調整後のゲート電圧としてRFデバイス101に印加する。
【選択図】図5
【解決手段】Idqドリフト判定回路104は、Idq基準電圧が設定されており、ドレイン電流検出回路103から出力された電圧とIdq基準電圧とを比較する。電圧がIdq基準電圧未満になった場合、Idqドリフトが発生したと判定し、電圧とIdq基準電圧との差分がなくなるまで所定の電圧をゲート電圧調整回路105に出力する。ゲート電圧調整回路105は、Idq初期設定ゲート電圧が設定されており、Idqドリフト判定回路104から出力された電圧をIdq初期設定ゲート電圧に加算し、加算した結果を調整後のゲート電圧としてRFデバイス101に印加する。
【選択図】図5
Description
本発明は、出力レベルを高出力から低出力に制御した場合に、アイドル電流(Idq)が所定の値以下となるIdqドリフトが発生する高周波(RF)デバイスを用いた電力増幅装置に関する。
近年、高効率な送信増幅器用高周波パワートランジスタとして、GaN(窒化ガリウム)デバイスが主流となりつつある。このGaNデバイスは、出力レベルを高出力から低出力に制御した場合に、アイドル電流(Idq)が所定の値以下となるIdqドリフトが発生し、入出力特性の線形性が変動するという問題がある。この結果、GaNデバイスの様なIdqドリフトの発生するRFデバイスを用いた無線信号増幅装置では、歪み補償効果が十分に得られなくなる。
なお、Idqドリフトとは、RFデバイスの初期設定のアイドル電流(Idq)が変動することをいう。また、アイドル電流は、RFデバイスに信号が印加されていない状態のドレイン電流である。
Idqドリフトによって発生する利得変動を補償する技術として特許文献1に開示の増幅器が知られている。特許文献1には、GaNデバイスを用いて信号を増幅するトランジスタのドレイン端子に流れる電流を電圧変換により電位差として検出し、検出した電位差に基づいて利得補償を行うと判定した場合に、検出した電位差に応じた利得補償を行う増幅器が開示されている。
ここで、図1において、Idqドリフトのない理想的なデバイスのドレイン電流(実線)とIdqドリフトのあるデバイスのドレイン電流(点線)とを比較する。図1から分かるように、Idqドリフトのないデバイスでは、ドレイン電流がIdq以下にならず、Idqドリフトが発生しない。一方、Idqドリフトのあるデバイスでは、ドレイン電流がIdq以下になり、Idqドリフトが発生する。
Idqドリフトのあるデバイスでは、図2に示すように、出力パワーが小さいほどIdqドリフトが小さく、出力パワーが大きいほどIdqドリフトが大きくなる。図2において、太い実線が出力パワー大、細い実線が出力パワー中、点線が出力パワー小を示している。
この結果、AM−AM特性(入出力特性)は図3に示すようになる。図3では、横軸が出力パワーを、縦軸が利得を示している。また、太い実線が理想的なAM−AM特性を、一点差線がIdqドリフト小のAM−AM特性を、点線がIdqドリフト中のAM−AM特性を、細い実線がIdqドリフト大のAM−AM特性をそれぞれ示している。図3から分かるように、出力パワーが小さいほど、Idqドリフトは小さくなり、理想的な特性に近づくものの、出力パワーが大きいほど、Idqドリフトが大きくなり、理想的な特性から離れ、利得も大きく変動する。
また、非特許文献1には、E−TM1.1(E-UTRA Test Model 1.1)によって定義された最大トラフィックの信号と、E−TM2(E-UTRA Test Model 2)によって定義された最低トラフィックの信号とが開示されている。図4に示すように、最大トラフィックの信号は、電力がほぼ一定であり、最低トラフィックの信号は、時間軸上で電力が大きく変動(バースト)する。W−CDMA(Wideband - Code Division Multiple Access)、CDMA、EVDO(Evolution Data Only (Optimized))、WiMAX及びLTE(Long Term Evolution)などの多重通信方式ではバーストが発生する。また、複信方式では、TDD(Time Division Duplex)でもバーストが発生する。バーストが発生すると、一様ではないIdqドリフトが生じ易い。
3GPP TS 36.141 V11.0.0
しかしながら、上述した特許文献1に開示の増幅器では、出力レベルを高出力から低出力に制御(例えば、20dB低減)した場合に、エンベロープ振幅に対して一様ではないIdqドリフト、すなわち、ヒステリシスなIdqドリフトが発生することにより、入出力特性の線形性が劣化する。この結果、歪み補償性能が劣化する。
本発明の目的は、エンベロープ振幅に対して一様ではないIdqドリフトが発生する場合においても、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させる電力増幅装置を提供することである。
本発明の電力増幅装置は、ゲートに印加されるゲート電圧に応じてIdqを設定し、入力信号を増幅するRFデバイスと、前記RFデバイスのドレイン電流を検出するドレイン電流検出手段と、検出された前記ドレイン電流を電圧に変換した電圧値と、所定の閾値とを比較し、前記電圧値が前記閾値未満の場合、Idqドリフトが発生したと判定し、前記電圧値と前記閾値との差分がなくなるまで所定の電圧を生成する判定手段と、前記ゲート電圧の初期値に前記所定の電圧を加算し、加算後の電圧をゲート電圧として前記RFデバイスに印可するゲート電圧調整手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、エンベロープ振幅に対して一様ではないIdqドリフトが発生する場合においても、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一の機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図5は、本発明の実施の形態1に係る電力増幅装置100の構成を示す図である。以下、図5を用いて電力増幅装置100の構成について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る電力増幅装置100の構成を示す図である。以下、図5を用いて電力増幅装置100の構成について説明する。
RFデバイス101は、ゲート電圧調整回路105から出力されたゲート電圧が印加され、入力信号を増幅し、増幅した信号を出力信号として出力する。
Idqドリフト補償部102は、ドレイン電流検出回路103、Idqドリフト判定回路104及びゲート電圧調整回路105を備えている。
ドレイン電流検出回路103は、RFデバイス101のドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流を電圧に変換して、Idqドリフト判定回路104に出力する。
Idqドリフト判定回路104は、Idq基準電圧が設定されており、ドレイン電流検出回路103から出力された電圧とIdq基準電圧(閾値)とを比較する。その結果、電圧がIdq基準電圧未満になった場合、Idqドリフトが発生したと判定し、電圧とIdq基準電圧との差分がなくなるまである電圧をゲート電圧調整回路105に出力する。電圧がIdq基準電圧以上の場合は、Idqドリフト判定回路104における以降の動作を実行しないと判定する。なお、Idqドリフト判定回路104は、Idq初期設定時において、Idq基準電圧より高い電圧をかけておき、Idqドリフト判定回路104の判定動作を実行しない(出力を0)としておく。
ゲート電圧調整回路105は、Idq初期設定ゲート電圧が設定されており、Idqドリフト判定回路104から出力された電圧をIdq初期設定ゲート電圧に加算し、加算した結果を調整後のゲート電圧としてRFデバイス101に印加する。
電力増幅回路100は、上記構成を有することにより、図6に示すように、ドレイン電流がIdq以下とならず、Idqドリフトの発生を抑えることができる。
なお、参考のため、図5に示したドレイン電流検出回路103、Idqドリフト判定回路104及びゲート電圧調整回路105の回路構成を図7に示す。
このように、実施の形態1によれば、ドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流を電圧に変換してIdq基準電圧と比較し、この電圧がIdq基準電圧未満となった場合、Idqドリフトが発生したと判定し、Idq基準電圧以上となるまである電圧をIdq初期設定ゲート電圧に加算することにより、Idqドリフトの発生を抑えることができるので、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、Idqドリフト判定回路104は、Idq基準電圧を固定とした場合について説明したが、図8に示すように、温度とIdq基準電圧との対応関係を有する温度テーブルを備え、温度毎に異なるIdq基準電圧に切り替えてもよい。また、Idqドリフト判定回路において、図9に示すような抵抗分圧に、サーミスタ等を直列または並列に接続し、温度毎に異なるIdq基準電圧となるように温度補償を行ってもよい。さらに、使用する通信方式毎に異なるIdq基準電圧に切り替えてもよい。
また、一般に、GaNデバイスのIdqドリフトは、−40℃〜−20℃程度の低温時に顕著に発生するため、低温時にドレイン電流検出回路とIdqドリフト判定回路とを接続するようにスイッチを制御するようにしてもよい。この場合の構成を図10に示す。
図10において、温度計106は、外気温を計測し、計測した温度を制御部107に出力し、制御部107は、温度計106から出力された温度が所定の温度(例えば、−20℃)以下の場合、ドレイン電流検出回路103とIdqドリフト判定回路104とを接続するようにスイッチ108を制御する。
また、バースト信号が生じる通信方式においても、Idqドリフトが顕著に発生するため、バースト信号が顕著に生じる通信方式(例えば、CDMA(EVDO)及びLTE、TDDなど)を用いる場合にドレイン電流検出回路103とIdqドリフト判定回路104とを接続するようにスイッチを制御するようにしてもよい。この場合の構成を図11に示す。
図11において、ベースバンドユニット109は、通信方式に応じた変調及び復調を行い、通信方式を制御部110に出力し、制御部110は、ベースバンドユニット109から出力された通信方式がバースト信号を顕著に生じる通信方式である場合、ドレイン電流検出回路103とIdqドリフト判定回路104とを接続するようにスイッチ108を制御する。
(実施の形態2)
実施の形態1では、1つのRFデバイスを用いた場合について説明したが、本発明の実施の形態2では、複数のRFデバイスを直列に接続した場合について説明する。
実施の形態1では、1つのRFデバイスを用いた場合について説明したが、本発明の実施の形態2では、複数のRFデバイスを直列に接続した場合について説明する。
図12は、本発明の実施の形態2に係る電力増幅装置200の構成を示す図である。図12に示すように、電力増幅装置200では、複数のRFデバイス201−1〜201−nが直列に接続されている。図12において、Idqドリフト補償部202は、終段のRFデバイス201−nのドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流に基づいて、Idqドリフトを補償する調整電圧を生成し、生成した調整電圧をゲート電圧として終段のRFデバイス201−nに印加する。
ここでは、終段のRFデバイス201−nが無線性能に大きな影響を及ぼし、かつ、電力を最も消費するため、この終段のRFデバイス201−nからドレイン電流を検出している。
このように、実施の形態2によれば、直列に接続した複数のRFデバイスを備える電力増幅装置において、終段のRFデバイスのドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流を用いて、終段のRFデバイスのゲート電圧を調整することにより、ドレイン電流がIdq以下とならず、Idqドリフトの発生を抑えることができる。この結果、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させることができる。
なお、Idqドリフト補償部は、図12に示した配置に限らず、図13に示すように、電力増幅装置200全体に供給する電源からドレイン電流を検出する構成でもよい。
また、図14に示すように、RFデバイスの各段にIdqドリフト補償部202−1〜202−nを配置し、各段のRFデバイス201−1〜201−nのゲート電圧を個々に調整してもよい。
(実施の形態3)
実施の形態2では、複数のRFデバイスを直列に接続した場合について説明したが、本発明の実施の形態3では、複数のRFデバイスを並列に接続した場合について説明する。
実施の形態2では、複数のRFデバイスを直列に接続した場合について説明したが、本発明の実施の形態3では、複数のRFデバイスを並列に接続した場合について説明する。
図15は、本発明の実施の形態3に係る電力増幅装置300の構成を示す図である。図15に示すように、電力増幅装置300では、複数のRFデバイス301−1〜301−nが並列に接続されている。図15において、Idqドリフト補償部302−1〜302−nは、各段のRFデバイス301−1〜301−nのドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流に基づいて、Idqドリフトを補償する調整電圧を生成し、生成した調整電圧をゲート電圧として各段のRFデバイス301−1〜301−nのそれぞれに印加する。
このように、実施の形態3によれば、並列に接続した複数のRFデバイスを備える電力増幅装置において、各段のRFデバイスのドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流を用いて、各段のRFデバイスのゲート電圧をそれぞれ調整することにより、ドレイン電流がIdq以下とならず、Idqドリフトの発生を抑えることができる。この結果、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4では、RFデバイスを用いた主増幅器と補助増幅器とからなるドハティ増幅器のゲート電圧を調整する場合について説明する。
本発明の実施の形態4では、RFデバイスを用いた主増幅器と補助増幅器とからなるドハティ増幅器のゲート電圧を調整する場合について説明する。
図16は、本発明の実施の形態4に係る電力増幅装置400の構成を示す図である。図16において、ドハティ増幅器401は、主増幅器(RFデバイス)402と補助増幅器(RFデバイス)403とが並列に接続して構成されている。また、ドハティ増幅器401の前段には、RFデバイス404が接続されている。
Idqドリフト補償部405は、主増幅器402のドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流に基づいて、Idqドリフトを補償する調整電圧を生成し、生成した調整電圧をゲート電圧として主増幅器402に印加する。
このように、実施の形態4によれば、ドハティ増幅器を備える電力増幅装置において、主増幅器からドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流を用いて、主増幅器のゲート電圧を調整することにより、ドレイン電流がIdq以下とならず、Idqドリフトの発生を抑えることができる。この結果、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させることができる。
なお、Idqドリフト補償部405は、図16に示した配置に限らず、図17に示すように、ドハティ増幅器401全体のドレイン電流を検出する構成でもよいし、図18に示すように、電力増幅装置400全体に供給する電源からドレイン電流を検出する構成でもよい。
また、本実施の形態では、主増幅器と補助増幅器とを並列に接続したドハティ増幅器を例に説明したが、本発明はこれに限らず、主増幅器と補助増幅器はそれぞれ直列接続、並列接続された構成のドハティ増幅器であってもよい。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5では、ドレインモジュレーション型増幅器のゲート電圧を調整する場合について説明する。ドレインモジュレーションとは、ドレイン電圧制御(DVC:Drain Voltage Control)のことであり、入力信号の包絡線(エンベロープ)成分でドレイン電圧を変調することにより、高効率な増幅を実現することができる。
本発明の実施の形態5では、ドレインモジュレーション型増幅器のゲート電圧を調整する場合について説明する。ドレインモジュレーションとは、ドレイン電圧制御(DVC:Drain Voltage Control)のことであり、入力信号の包絡線(エンベロープ)成分でドレイン電圧を変調することにより、高効率な増幅を実現することができる。
図19は、本発明の実施の形態5に係る電力増幅装置500の構成を示す図である。図19において、Idqドリフト補償部501は、ドレインモジュレーション型増幅器503のドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流に基づいて、Idqドリフトを補償する調整電圧を生成し、生成した調整電圧をゲート電圧としてドレインモジュレーション型増幅器503に印加する。
変調電源部502は、入力信号の包絡線(エンベロープ)成分で変調した電圧をドレイン電圧としてドレインモジュレーション型増幅器(RFデバイス)503に印加する。
ドレインモジュレーション型増幅器503は、Idqドリフト補償部501から印加されたゲート電圧に基づいて、前段のRFデバイス504から出力された入力信号を増幅し、増幅した信号を出力信号として出力する。
このように、実施の形態5によれば、ドレインモジュレーション型増幅器を備える電力増幅装置において、ドレインモジュレーション型増幅器のドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流を用いて、ドレインモジュレーション型増幅器のゲート電圧を調整することにより、ドレイン電流がIdq以下とならず、Idqドリフトの発生を抑えることができる。この結果、入出力特性の線形性の劣化を抑え、歪み補償性能を向上させることができる。
なお、Idqドリフト補償部501は、図19に示した配置に限らず、図20に示すように、変調電源部502後段に配置してもよいし、図21に示すように、電力増幅装置500全体に供給する電源からドレイン電流を検出する構成でもよい。
本発明にかかる電力増幅装置は、例えば、移動通信システムにおける無線通信装置などに適用できる。
101、201−1〜201−n、301−1〜301−n、402、403、404、503、504 RFデバイス
102、202、202−1〜202−n、302−1〜302−n、405、501 Idqドリフト補償部
103 ドレイン電流検出回路
104 Idqドリフト判定回路
105 ゲート電圧調整回路
106 温度計
107、110 制御部
108 スイッチ
109 ベースバンドユニット
401 ドハティ増幅器
502 変調電源部
102、202、202−1〜202−n、302−1〜302−n、405、501 Idqドリフト補償部
103 ドレイン電流検出回路
104 Idqドリフト判定回路
105 ゲート電圧調整回路
106 温度計
107、110 制御部
108 スイッチ
109 ベースバンドユニット
401 ドハティ増幅器
502 変調電源部
Claims (9)
- ゲートに印加されるゲート電圧に応じてIdqを設定し、入力信号を増幅するRFデバイスと、
前記RFデバイスのドレイン電流を検出するドレイン電流検出手段と、
検出された前記ドレイン電流を電圧に変換した電圧値と、所定の閾値とを比較し、前記電圧値が前記閾値未満の場合、Idqドリフトが発生したと判定し、前記電圧値と前記閾値との差分がなくなるまで所定の電圧を生成する判定手段と、
前記ゲート電圧の初期値に前記所定の電圧を加算し、加算後の電圧をゲート電圧として前記RFデバイスに印可するゲート電圧調整手段と、
を具備する電力増幅装置。 - 前記判定手段は、温度に対応付けた前記閾値を複数備え、温度に応じて前記閾値を切り替える、
請求項1に記載の電力増幅装置。 - 前記判定手段は、通信方式に対応付けた前記閾値を複数備え、使用する前記通信方式に応じて前記閾値を切り替える、
請求項1に記載の電力増幅装置。 - 気温を計測する温度計と、
計測された前記気温が所定の温度以下の場合、前記ドレイン電流検出手段と、前記判定手段とを接続する制御手段と、
を具備する請求項1に記載の電力増幅装置。 - 通信方式に応じた変調又は復調を行うベースバンド手段と、
前記通信方式がバースト信号を生じる通信方式の場合、前記ドレイン電流検出手段と、前記判定手段とを接続する制御手段と、
を具備する請求項1に記載の電力増幅装置。 - 複数の前記RFデバイスが直列に接続され、
前記ドレイン電流検出手段は、終段の前記RFデバイスのドレイン電流、または、電力増幅装置全体に供給する電源からドレイン電流を検出し、
前記ゲート電圧調整手段は、終段の前記RFデバイスのゲート電圧を調整して印加する、
請求項1に記載の電力増幅装置。 - 複数の前記RFデバイスが直列又は並列に接続され、
前記ドレイン電流検出手段は、前記RFデバイスの各段のドレイン電流を検出し、
前記ゲート電圧調整手段は、各段の前記RFデバイスのゲート電圧をそれぞれ調整して印加する、
請求項1に記載の電力増幅装置。 - 前記RFデバイスを用いた主増幅器と補助増幅器とからドハティ増幅器が構成され、
前記ドレイン電流検出手段は、前記主増幅器、前記ドハティ増幅器のドレイン電流、または、電力増幅装置全体に供給する電源からドレイン電流を検出し、
前記ゲート電圧調整手段は、前記主増幅器のゲート電圧を調整して印加する、
請求項1に記載の電力増幅装置。 - 入力信号の包絡線成分によってドレイン電圧が変調される、前記RFデバイスを用いたドレインモジュレーション型増幅器を備え、
前記ドレイン電流検出手段は、前記ドレインモジュレーション型増幅器のドレイン電流、または、電力増幅装置全体に供給する電源からドレイン電流を検出し、
前記ゲート電圧調整手段は、前記ドレインモジュレーション型増幅器のゲート電圧を調整して印加する、
請求項1に記載の電力増幅装置。
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