JP2013247023A - 温度推定装置及び温度推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、前回制御周期におけるセルブロック間の温度差を反映でき、より正確に絶対温度分布を推定できる温度推定装置及び温度推定方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明による温度推定装置及び温度推定方法は、相対温度分布を推定する際に、相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックCB1〜CB4の相対温度を各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に加算した上で、電池パック2内の相対温度分布を推定する構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のセルブロックからなる電池パックの絶対温度分布を推定する温度推定装置及び温度推定方法に関する。
従来用いられていたこの種の温度推定装置及び温度推定方法としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来構成では、電池パックを構成する複数のセルブロックのうち、少なくとも1つのセルブロックの温度を温度センサにより測定する。また、各セルブロックの電流値に基づいて各セルブロックの上昇温度を求めるとともに、温度測定位置のセルブロックの上昇温度と非測定位置の各セルブロックの上昇温度との差分を求める。そして、他の発熱機器から発生した熱の影響を考慮した熱係数を前述の上昇温度の差分に乗算するとともに、その乗算後の値にセンサ温度を加算することで、非測定位置の各セルブロックの温度を推定する(電池パックの絶対温度分布を推定する)。これらの処理は、1制御周期毎に繰り返し行われる。
特開2009−99375号公報
上記のような従来構成では、1制御周期毎に同じ処理を繰り返し行うのみなので、以下の問題が生じる。すなわち、ある制御周期において各セルブロックの電流値が0の場合、すべてのセルブロックの上昇温度が0となり上昇温度の差が無いため、すべてのセルブロックの温度が等しいと見なされる。しかしながら、ある制御周期においてすべてのセルブロックの上昇温度が0であっても、実際にはそれまでの動作によりセルブロック間に温度差が生じているはずであり、上記の演算結果は誤っていると考えられる。すなわち、温度推定装置では、前回制御周期におけるセルブロック間の温度差を考慮できておらず、絶対温度分布の推定が不正確である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、前回制御周期におけるセルブロック間の温度差を反映でき、より正確に絶対温度分布を推定できる温度推定装置及び温度推定方法を提供することである。
本発明に係る温度推定装置は、少なくとも1つの電池セルをそれぞれ含む複数のセルブロックからなる電池パックの絶対温度分布を推定する温度推定装置であって、複数のセルブロックのうち、少なくとも1つのセルブロックの温度を検出する温度センサと、各セルブロックの電流値を測定する電流測定部と、電流測定部により測定された電流値に基づいて各セルブロックの上昇温度を算出するとともに、各セルブロックの上昇温度に基づいて電池パック内の相対温度分布を推定し、温度センサにより検出された温度を相対温度分布に適用することで絶対温度分布を推定する演算部とを備え、演算部は、相対温度分布を推定する際に、相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックの相対温度を各セルブロックの上昇温度に加算した上で、電池パック内の相対温度分布を推定する。
本発明に係る温度推定方法は、少なくとも1つの電池セルをそれぞれ含む複数のセルブロックからなる電池パックの絶対温度分布を推定する温度推定方法であって、測定された各セルブロックの電流値に基づいて各セルブロックの上昇温度を算出するとともに、各セルブロックの上昇温度に基づいて電池パック内の相対温度分布を推定し、複数のセルブロックのうち、少なくとも1つのセルブロックの温度を相対温度分布に適用することで絶対温度分布を推定する温度推定方法であり、相対温度分布を推定する際に、相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックの相対温度を各セルブロックの上昇温度に加算した上で、電池パック内の相対温度分布を推定する。
本発明の温度推定装置及び温度推定方法によれば、相対温度分布を推定する際に、相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックの相対温度を各セルブロックの上昇温度に加算した上で、電池パック内の相対温度分布を推定するので、前回制御周期におけるセルブロック間の温度差を反映でき、より正確に絶対温度分布を推定できる。
本発明の実施の形態1による温度推定装置を示す説明図である。 図1の温度推定装置により実施される温度推定方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による温度推定装置1を示す説明図である。図において、温度推定装置1は、複数のセルブロックCB1〜CB4からなる電池パック2の絶対温度分布を推定するものである。セルブロックCB1〜CB4は、少なくとも1つの電池セル2aを含むものであり、温度管理の単位となるものである。本実施の形態では説明が複雑になることを避けるため、1つの電池セル2aをそれぞれ含む第1〜4セルブロックCB1〜CB4により電池パック2が構成されているとする。各セルブロックCB1〜CB4の電池セル2aは、互いに直列に接続されている。絶対温度分布とは、例えば第1セルブロックCB1が30℃であり第2セルブロックCB2が32℃である等の電池パック2に含まれる各セルブロックCB1〜CB4の温度を示すものである。なお、電池パック2を構成するセルブロックの数、並びにセルブロックに含まれる電池セルの数及びその接続態様は任意である。
温度推定装置1には、温度センサ10、電流測定部11、及び演算部12が設けられている。温度センサ10は、第1セルブロックCB1の温度を検出するものである。すなわち、本実施の形態では、第1セルブロックCB1以外の第2〜4セルブロックCB2〜CB4の温度は、温度センサ10によって検出されない。
電流測定部11は、各セルブロックCB1〜CB4の電流値を測定するものである。本実施の形態の場合、各セルブロックCB1〜CB4に含まれる電池セル2aが直列に接続されているので、各セルブロックCB1〜CB4の電流値は同じである。
演算部12は、後に詳しく説明するように、電流測定部11によって測定された各セルブロックCB1〜CB4の電流値に基づいて各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度をそれぞれ算出するとともに、各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に基づいて電池パック2内の相対温度分布を推定する。相対温度分布とは、例えば第2セルブロックCB2が第1セルブロックCB1よりも2℃高い等の電池パック2に含まれる各セルブロックCB1〜CB4間の相対温度(温度差)を示すものである。より具体的には、相対温度分布とは、温度センサ10により温度が検出される第1セルブロックCB1の上昇温度と、第1セルブロックCB1以外の第2〜4セルブロックCB2〜CB4の上昇温度との差を示すものである。
また、演算部12は、温度センサ10により検出された温度を相対温度分布に適用することで、電池パック2の絶対温度分布を推定する。例えば、温度センサ10により検出された第1セルブロックCB1が30℃であるとともに、第2セルブロックCB2が第1セルブロックCB1よりも2℃高いと推定されている場合、第2セルブロックCB2の温度が32℃であると推定される。すなわち、温度センサ10により検出された温度を相対温度分布に適用することで、温度センサ10により温度が直接検出されない第2〜4セルブロックCB2〜CB4の温度が推定される。このように温度センサ10により温度が直接検出されない第2〜4セルブロックCB2〜CB4の温度を推定することで、温度センサ10の数を少なくしている。
次に、図2は、図1の温度推定装置1により実施される温度推定方法を示すフローチャートである。なお、この温度推定方法の演算動作は、所定の制御周期に従って繰り返し行われる。図において、例えばハイブリッド自動車のスタートスイッチが押される等して温度推定装置1に電力が供給されると、電流測定部11により各セルブロックCB1〜CB4の電流値が測定される(ステップS1)。
その次に、測定された各セルブロックCB1〜CB4の電流値に基づいて各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度が演算部12により算出される(ステップS2)。この上昇温度は、例えば以下の方法により算出される。すなわち、各セルブロックCB1〜CB4の電流値をIとし、各セルブロックCB1〜CB4の内部抵抗をRとしたときに、R×Iにより各セルブロックCB1〜CB4の発熱量Qが求められる(Q=R×I)。そして、各セルブロックCB1〜CB4の熱容量をCとしたときに、Q/Cにより各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度Tincが求められる(Tinc=Q/C)。内部抵抗Rは、例えば所定時間内の各セルブロックCB1〜CB4の電圧変化をΔVとし、その時間内の各セルブロックCB1〜CB4の電流変化をΔIとしたときに、ΔV/ΔIにより求めることができる(R=ΔV/ΔI)。これら電圧変化ΔV及び電流変化ΔIは、上昇温度が算出される前に予め測定される。
その次に、相対温度分布が少なくとも1回既に推定されているか否かが判定される(ステップS3)。
このとき、相対温度分布が1回も推定されていないと判定された場合、温度センサ10により第1セルブロックCB1の温度が検出されるとともに(ステップS4)、ステップS1で各セルブロックCB1〜CB4の電流値が測定されてからステップS4で温度センサ10により温度が検出されるまでの間に各セルブロックCB1〜CB4から移動した熱量が、ステップS2で算出された各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度を基準として算出される(ステップS5)。
この移動熱量は、例えば以下の方法により求められる。すなわち、ブロックを組み合わせた状態で1つのブロックから周囲のすべてのブロックに対してどの程度の熱移動があるかを予め測定して求めておく。ブロックから環境への移動熱量も、ブロック配置によって変化するため、同様に予め測定して求めておく。こうして求めておいた係数をすべてのブロックからその周囲すべてのブロックに対しての温度差に乗加算することで求める。例をあげると、ブロック1の熱移動計算後の相対温度(T’1)は、熱移動計算前のブロック1の温度をT1とし、ブロック1の周囲のブロックの温度をT2〜T5とし、予め求めておいた係数をk2〜k5とし、電池セル2a周辺の環境への熱移動係数ke1とし、電池セル2a周辺の環境温度をTeとすると、次のように求められる。
T’1=k2*(T2−T1)+k3*(T3−T1)+k4*(T4−T1)+k5*(T5−T1)+ke1*(Te−T1)
その次に、ステップS5で算出された移動熱量がステップS2で算出された各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に適用された上で、例えば第2セルブロックCB2が第1セルブロックCB1よりも2℃高い等の相対温度分布が推定される(ステップS6)。
その次に、ステップS4で検出された温度をステップS6で推定された相対温度分布に適用することで、例えば第1セルブロックCB1が30℃であり第2セルブロックCB2が32℃である等の絶対温度分布が推定され(ステップS7)、温度推定方法の演算動作が終了される。上述のように、温度推定方法の演算動作は、所定の制御周期毎に繰り返し行われる。
これに対して、ステップS3において相対温度分布が少なくとも1回既に推定されていると判定された場合、相対温度分布を前回推定したときからの経過時間が所定時間以上であるか否かが判定される(ステップS8)。この判定の基準として用いられる所定時間は、電流の入出力が無い状態で電池パック2が放置された際に電池パック2内の温度が雰囲気温度まで下がると考えられる時間であり、上述の制御周期よりも長い時間である。
このステップS8の判定時に経過時間が所定時間以上ではないと判定された場合、前回推定された相対温度分布により示される各セルブロックCB1〜CB4の相対温度が各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に加算される(ステップS9)。例えば前回推定された相対温度分布において第2セルブロックCB2が第1セルブロックCB1よりも2℃高いとされている場合、今回算出された第2セルブロックCB2の上昇温度に2℃が加算される。このように前回推定された相対温度が今回算出された上昇温度に加算されることで、今回推定される相対温度分布に、前回制御周期におけるセルブロックCB1〜CB4間の温度差が反映される。
この後、温度センサ10により第1セルブロックCB1の温度が検出されるとともに(ステップS4)、ステップS1で各セルブロックCB1〜CB4の電流値が測定されてからステップS4で温度センサ10により温度が検出されるまでの間に各セルブロックCB1〜CB4から移動した熱量が、前回推定された相対温度分布により示される各セルブロックCB1〜CB4の相対温度がステップS9で加算された各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度を基準として算出される(ステップS5’)。以降の処理は、ステップS3において相対温度分布が1回も推定されていないと判定された場合と同様である。
一方、例えばハイブリッド自動車の電源が長時間OFFされた場合等において、ステップS8の判定時に相対温度分布を前回推定したときからの経過時間が所定時間以上であると判定された場合、ステップS9の処理、すなわち前回推定された相対温度分布により示される各セルブロックCB1〜CB4の相対温度を各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に加算する処理が省略される。すなわち、相対温度分布を前回推定したときからの経過時間が所定時間以上であると判定された場合、ステップS3において相対温度分布が1回も推定されていないと判定された場合と同様の処理となる。このように、前回推定からの経過時間が長い場合に前回推定された相対温度を今回算出された上昇温度に加算することを省略することで、正確性が低い相対温度を相対温度分布に反映させることを回避できる。
このような温度推定装置1及び温度推定方法では、相対温度分布を推定する際に、相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックCB1〜CB4の相対温度を各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に加算した上で、電池パック2内の相対温度分布を推定するので、前回制御周期におけるセルブロックCB1〜CB4間の温度差を反映でき、より正確に絶対温度分布を推定できる。
また、前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックCB1〜CB4の相対温度を各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に加算した後に、相対温度を加算した後の各セルブロックの上昇温度を基準として、各セルブロックCB1〜CB4の電流値を測定してから温度センサ10により温度が検出されるまでの間に各セルブロックCB1〜CB4から移動した熱量を求め、移動した熱量を各セルブロックCB1〜CB4の上昇温度に適用して、電池パック2内の相対温度分布を推定するので、より正確な相対温度分布を推定でき、信頼性を向上できる。
さらに、相対温度分布を少なくとも1回既に推定していると判定した場合、相対温度分布を前回推定したときからの経過時間が所定時間以上であるか否かを判定し、経過時間が所定時間以上である場合、各セルブロックCB1〜CB4の発熱量に前回推定した相対温度分布により示される各セルブロックの相対温度を加算することを省略するので、正確性が低い相対温度を相対温度分布に反映させることを回避でき、信頼性を向上できる。
1 温度推定装置
2 電池パック
2a 電池セル
10 温度センサ
11 電流測定部
12 演算部
CB1〜CB4 セルブロック

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの電池セルをそれぞれ含む複数のセルブロックからなる電池パックの絶対温度分布を推定する温度推定装置であって、
    前記複数のセルブロックのうち、少なくとも1つのセルブロックの温度を検出する温度センサと、
    各セルブロックの電流値を測定する電流測定部と、
    前記電流測定部により測定された前記電流値に基づいて前記各セルブロックの上昇温度を算出するとともに、前記各セルブロックの上昇温度に基づいて前記電池パック内の相対温度分布を推定し、前記温度センサにより検出された温度を前記相対温度分布に適用することで前記絶対温度分布を推定する演算部と
    を備え、
    前記演算部は、前記相対温度分布を推定する際に、前記相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される前記各セルブロックの相対温度を前記各セルブロックの上昇温度に加算した上で、前記電池パック内の相対温度分布を推定する
    ことを特徴とする温度推定装置。
  2. 前記演算部は、前回推定した相対温度分布により示される前記各セルブロックの相対温度を前記各セルブロックの上昇温度に加算した後に、前記相対温度を加算した後の前記各セルブロックの上昇温度を基準として、前記各セルブロックの電流値を測定してから前記温度センサにより温度が検出されるまでの間に前記各セルブロックから移動した熱量を求め、前記移動した熱量を前記各セルブロックの上昇温度に適用することで、前記電池パック内の相対温度分布を推定することを特徴とする請求項1記載の温度推定装置。
  3. 前記演算部は、前記相対温度分布を少なくとも1回既に推定していると判定した場合、前記相対温度分布を前回推定したときからの経過時間が所定時間以上であるか否かを判定し、前記経過時間が所定時間以上である場合、前記各セルブロックの発熱量に前回推定した相対温度分布により示される前記各セルブロックの相対温度を加算することを省略することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の温度推定装置。
  4. 少なくとも1つの電池セルをそれぞれ含む複数のセルブロックからなる電池パックの絶対温度分布を推定する温度推定方法であって、
    測定された各セルブロックの電流値に基づいて前記各セルブロックの上昇温度を算出するとともに、前記各セルブロックの上昇温度に基づいて前記電池パック内の相対温度分布を推定し、前記複数のセルブロックのうち、少なくとも1つのセルブロックの温度を前記相対温度分布に適用することで前記絶対温度分布を推定する温度推定方法であり、
    前記相対温度分布を推定する際に、前記相対温度分布を少なくとも1回既に推定しているか否かを判定し、既に推定していると判定した場合、前回推定した相対温度分布により示される前記各セルブロックの相対温度を前記各セルブロックの上昇温度に加算した上で、前記電池パック内の相対温度分布を推定する
    ことを特徴とする温度推定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10962598B2 (en) 2016-08-05 2021-03-30 Gs Yuasa International Ltd. Energy storage device state estimation device and energy storage device state estimation method
WO2023190695A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 古河電気工業株式会社 バッテリ制御監視システム、バッテリ制御監視装置、バッテリ制御監視方法、バッテリ制御監視プログラム、および記憶媒体

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