JP2013246991A - バッテリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接リングを電極端子とバスバーの両方に安定して確実にレーザー溶接して、溶接リングとバスバーとで電池セルを低抵抗な状態で電気接続する。
【解決手段】バッテリシステムは、複数の電池セル1と、各々の電池セル1の電極端子2に電気接続してなるバスバー3と、このバスバー3に積層され、かつ電極端子2が中心孔4に挿通されて、中心孔4の内周縁5を電極端子2にレーザー溶接しており、なおかつ外周縁6をバスバー3にレーザー溶接して電極端子2をバスバー3に電気接続してなる溶接リング7とを備えており、溶接リング7とバスバー3を介して各電池セル1の電極端子2を接続している。溶接リング7は、バスバー3の表面に押圧されて密着状態に保持される複数の押圧タブ8を外周に突出して設けている。溶接リング7は、押圧タブ8を介してバスバー3表面に密着される状態でバスバー3にレーザー溶接される。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の電池セルをバスバーと溶接リングとで電気接続しているバッテリシステムに関する。
バッテリシステムは、複数の電池セルを直列に接続して出力電圧を高く、また並列に接続して充電電流を大きくできる。たとえば、自動車を走行させるモータの電源に使用される大電流、大出力用のバッテリシステムは、複数の電池セルを直列に接続して出力電圧を高くしている。この用途に使用されるバッテリシステムは、複数の電池セルを金属板のバスバーで接続している。バスバーは、バッテリシステムを構成する電池セルの電極端子にレーザー溶接して接続される。この接続構造は、バスバーに貫通孔を設けて、ここに電池セルの電極端子を挿入し、挿入された電極端子とバスバーとの境界をレーザー溶接して電気接続している。レーザー溶接されるバスバーと電極端子は、両者の間に隙間があると、確実に安定して溶接できなくなる。それは、照射されるレーザーエネルギーで溶融される金属が、バスバーと電極端子との両方の金属に溶着されなくなるからである。レーザー溶接は、互いに密着するバスバーと電極端子の間にレーザーエネルギーを照射し、両方の金属を溶融して溶着して電気接続する。しかしながら、複数の電池セルからなるバッテリシステムにおいて、バスバーの貫通孔と電極端子の隙間を皆無にするのは極めて難しい。電池セルやバスバーに寸法誤差があるからである。バスバーの貫通孔は隣接する電池セルの電極端子を挿通して、電池セルを直列又は並列に接続するので、ひとつのバスバーには少なくとも2つの電池セルの電極端子が接続される。隣接する電池セルの電極端子の間隔は、電池セルの寸法誤差で変化して、一定の寸法とはならない。間隔が一定でない電極端子をひとつのバスバーで電気接続するために、バスバーは、円柱状の電極端子を挿入する貫通孔を長孔として、電池セルの寸法誤差を吸収している。
円柱状の電極端子を長孔に挿入する構造は、電極端子の外周全体を長孔の内側縁に接近できず、一部に隙間ができる。この隙間は、安定なレーザー溶接を阻害する。この弊害を防止するために、バスバーに溶接リングを積層して、溶接リングを電極端子とバスバーにレーザー溶接するバッテリシステムが開発されている。(特許文献1参照)
特開2011−60623号公報
溶接リングを介して電池セルの電極端子をバスバーにレーザー溶接するバッテリシステムは、溶接リングの内形を電極端子の外形にほぼ等しくして、電極端子の全周と溶接リングの内周縁との隙間をなくすることができる。さらに、溶接リングはバスバーに積層されて、バスバーとの隙間を少なくする状態で、バスバーにレーザー溶接される。この構造は、溶接リングの内周縁が電極端子にレーザー溶接され、外周縁がバスバーの表面にレーザー溶接されて、溶接リングでもって電極端子をバスバーに電気接続する。
以上の接続構造は、溶接リングを電極端子とバスバーとに安定して確実にレーザー溶接することで、電池セルの電極端子にバスバーに確実に電気接続できる。この溶接構造は、溶接リングの内形を電極端子の外形として、電極端子の表面に接触できる。しかしながら、この溶接構造は、溶接リングの内周縁を電極端子に接触させる状態で、その外周縁をバスバーの表面に密着させるのが難しい。溶接リングの内周縁は、内形を電極端子の外形に等しくしてバスバーに接触できるが、溶接リングの内形と電極端子の外形との差を小さくするにしたがって、溶接リングを電極端子にスムーズに挿入できなくなって、バスバーの表面に密着させるのが難しくなる。溶接リングの内形が小さくなると、内周縁と電極端子との間の摩擦抵抗が大きくなって、自重で落下してバスバーに密着しなくなるからである。溶接リングをバスバーに密着させるために、溶接リングの内形を大きくすると、溶接リングのバスバーとの間に隙間ができ、この隙間がレーザー溶接時の安定した電気接続を阻害する欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、溶接リングを電極端子とバスバーの両方に安定して確実にレーザー溶接でき、溶接リングとバスバーとで電池セルを低抵抗な状態で安定して確実に電気接続できるバッテリシステムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のバッテリシステムは、複数の電池セル1と、各々の電池セル1の電極端子2に電気接続してなるバスバー3と、このバスバー3に積層され、かつ電極端子2が中心孔4に挿通されて、中心孔4の内周縁5を電極端子2にレーザー溶接しており、なおかつ外周縁6をバスバー3にレーザー溶接して電極端子2をバスバー3に電気接続してなる溶接リング7とを備えている。電池セル1は、溶接リング7とバスバー3とを介して電極端子2を接続している。さらに、溶接リング7は、バスバー3の表面に押圧されて密着状態に保持される複数の押圧タブ8を外周に突出して設けている。溶接リング7は、押圧タブ8を介してバスバー3表面に密着されて、密着状態でバスバー3にレーザー溶接されている。
以上のバッテリシステムは、溶接リングを電極端子とバスバーの両方に安定して確実にレーザー溶接でき、溶接リングとバスバーとで電池セルを低抵抗な状態で安定して確実に電気接続できる特徴がある。それは、押圧タブを介して溶接リングをバスバーに押圧して、溶接リングをバスバーに密着させる状態でレーザー溶接できるからである。とくに、押圧タブを強制的に押圧することで、バスバーに密着される溶接リングは、電極端子を挿入する内形を電極端子の外形にほぼ等しくできる。押圧タブを押して電極端子に挿入できるからである。このため、溶接リングと電極端子との隙間をなくして、かつ溶接リングとバスバーとの隙間をなくして、溶接リングを電極端子とバスバーに確実に安定してレーザー溶接できる。
本発明のバッテリシステムは、溶接リング7の外周縁6を、直線部6Aの両端に円弧部6Bを連結して全体の形状を長円状とすることができる。このバッテリシステムは、長円状としている溶接リングの外周縁を光学的にパターン認識して、溶接リングの位置をより正確に判定できる。
溶接リングをレーザー溶接するには、溶接リングの位置を光学的にパターン認識して、その内周縁と外周縁に沿ってレーザーを照射する必要がある。溶接リングの位置は、溶接リングの外周縁をパターン認識して、特定しているが、溶接リングは加工時に外周縁にバリができ、これが位置の精度を低下させる欠点がある。外形を四角形とする溶接リング、すなわち4辺を直線状とする溶接リングは、外周縁にできるバリによってパターン認識して特定される位置の精度が低くなる欠点がある。
ところが、以上の溶接リングは、外周縁を直線部と円弧部とからなる長円状とするので、外周縁にバリがあっても高い精度で位置をパターン認識できる。直線部の両端にある円弧部でふたつの円弧の中心点を特定し、2つの中心点から溶接リングの位置と姿勢を特定できるからである。
本発明のバッテリシステムは、溶接リング7の外周縁6の対向位置に一対の押圧タブ8を設けることができる。このバッテリシステムは、対向位置にある一対の押圧タブを介して溶接リングをバランスよくバスバーに押圧できる。このため、溶接リングを隙間なくバスバーに押圧して、溶接リングとバスバーとを安定して確実にレーザー溶接できる特徴がある。
本発明のバッテリシステムは、一対の押圧タブ8の間に位置する外周縁6を直線部6Aと円弧部6Bとからなる長円状とすることができる。このバッテリシステムは、押圧タブで溶接リングを確実にバスバーに密着させると共に、溶接リングの位置をパターン認識によって正確に特定して、溶接リングを理想的な状態でバスバーにレーザー溶接できる特徴がある。
本発明のバッテリシステムは、溶接リング7の外周縁6に沿って段差部9を設ける構造にできる。このバッテリシステムは、外周縁に設けている段差部をパターン認識することで、溶接リングの位置を正確にパターン認識できる。段差部は金型のプレス加工によって形成されるので、外周縁のように裁断してできるバリなどが発生せず、バリによる検出位置の誤差を少なくして、溶接リングの位置を正確にパターン認識で特定できる。このため、溶接リングの外周縁と内周縁に沿って正確にレーザーを照射して、電極端子とバスバーに確実にレーザー溶接できる。
本発明のバッテリシステムは、溶接リング7の外形を四角形として、四角形の対向する2辺に段差部9を設ける形状とすることができる。このバッテリシステムは、対向する2片に段差部を設けているので、この段差部をパターン認識して、溶接リングの位置と姿勢を正確に特定できる。
本発明のバッテリシステムは、溶接リング7表面の複数の位置にマーク10を設けることができる。このバッテリシステムは、マークの位置を光学的にパターン認識することで、溶接リングの位置を正確に特定できる。このため、溶接リングを確実に安定して電極端子とバスバーにレーザー溶接できる。
本発明の一実施の形態にかかるバッテリシステムの斜視図である。 図1に示すバッテリシステムの分解斜視図である。 図1に示すバッテリシステムの電池セルと絶縁スペーサの積層構造を示す分解斜視図である。 電池セルの垂直縦断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるバッテリシステムの平面図である。 バスバーの一例を示す斜視図である。 図1に示すバッテリシステムのバスバー接続部分の分解斜視図である。 電池セルの電極端子にバスバーをセットした状態を示す斜視図である。 図8に示すバスバーに溶接リングをセットした状態を示す斜視図である。 溶接リングの一例を示す平面図である。 溶接リングを押圧治具で押圧してバスバーに密着させる状態を示す側面図である。 溶接リングを電極端子とバスバーにレーザー溶接する状態を示す拡大断面図であって、図11のXII−XII線断面に相当する図である。 図5に示すバッテリシステムの溶接リングをバスバーにレーザー溶接する一例を示す平面図である。 図13に示す溶接リングをバスバーにレーザー溶接する状態を示す断面図である。 溶接リングをバスバーにレーザー溶接する他の一例を示す平面図である。 溶接リングの他の一例を示す平面図である。 溶接リングの他の一例を示す平面図である。 図17に示す溶接リングのXVIII−XVIII線断面図である。 溶接リングの他の一例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するためのバッテリシステムを例示するものであって、本発明はバッテリシステムを以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、実施の形態に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。
本発明のバッテリシステムは、ハイブリッドカーや電気自動車などの電動車両に搭載されて走行モータに電力を供給する電源、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの発電電力を蓄電する電源、あるいは深夜電力を蓄電する電源など、種々の用途に使用され、とくに大電力、大電流の用途に好適な電源として使用される。
図1〜図3に示すバッテリシステムは、複数の電池セル1を絶縁スペーサ18を挟んで互いに絶縁して積層状態に固定している。電池セル1は角形電池である。さらに、電池セル1は、リチウムイオン電池からなる角形電池である。ただし、本発明のバッテリシステムは、電池セル1を角形電池には特定せず、またリチウムイオン二次電池にも特定しない。電池セル1には、充電できる全ての電池、たとえばニッケル水素電池なども使用できる。
図4は角形電池の断面図を示している。この図の角形電池は、絶縁材11を介して封口板12に正負の電極端子2を固定している。正負の電極端子2は、封口板12から外部に突出する部分を円柱状としている。ただ、電極端子2は、必ずしも円柱状とする必要はなく、図示しないが多角柱状又は楕円柱状とすることもできる。
積層される複数の電池セル1は、固定部品13で定位置に固定されて直方体の電池ブロック16としている。固定部品13は、積層している電池セル1の両端面に配置される一対のエンドプレート14と、このエンドプレート14に、端部を連結して積層状態の電池セル1を加圧状態に固定している金属バンド15とからなる。
電池ブロック16は、電池セル1の電極端子2を設けている面、図にあっては封口板12を同一平面となるように積層している。図1と図2のバッテリシステムは、電池ブロック16の上面に電極端子2を配設している。電池ブロック16は、封口板12の両端部にある正負の電極端子2が左右逆となる状態で電池セル1を積層している。電池ブロック16は、図に示すように、ブロックの両側において、隣接する電極端子2を金属板のバスバー3で連結して、電池セル1を直列に接続している。
バスバー3は、その両端部を正負の電極端子2に接続して、電池セル1を直列に接続している。図1〜図3のバッテリシステムは、電池セル1を直列に接続して出力電圧を高くしているが、本発明のバッテリシステムは、図5に示すように、バスバー3を介して電池セル1を直列と並列に接続して、出力電圧と出力電流を大きくすることもできる。
バスバー3は、電極端子2を挿入する複数の貫通孔17を設けている。図1〜図3のバスバー3は、両端部にふたつの貫通孔17を設けて、各々の貫通孔17に、隣接して配設している電池セル1の電極端子2を挿入している。貫通孔17は、電極端子2を挿入できる内形としている。バスバー3は、隣接する電池セル1の電極端子2を両端の貫通孔17に挿入するには、ふたつの貫通孔17の間隔と、これに挿入するふたつの電極端子2の間隔とを正確に等しくする必要がある。しかしながら、電池セル1には寸法誤差があり、また電池セル1の間に絶縁スペーサ18を挟着する構造にあっては、絶縁スペーサ18にも寸法誤差があり、両端の電極端子2の間隔を一定にすることが難しい。
バスバー3は、電極端子2の間隔が寸法誤差で変化しても、各々の電極端子2を貫通孔17に挿入できるように、貫通孔17を長孔17Aとしている。長孔17Aは、間隔が変化する複数の電極端子2を挿入できるように、貫通孔17の間隔を変化できる方向、すなわちバスバー3の長手方向に細長い形状としている。図6と図7のバスバー3は、両端部に設けたふたつの貫通孔17を長孔17Aとしている。ただ、バスバーは、図示しないが、電極端子との間に隙間ができるように、貫通孔を、電極端子よりも、0.5mm〜3mm大きい内形とすることもできる。バスバー3は、電極端子2間の寸法誤差を吸収するために、貫通孔17を長孔17Aとし、あるいは電極端子よりも大きなバカ孔とする。ただ、バスバーは、必ずしも全ての貫通孔を長孔又はバカ孔とする必要はなく、ひとつの貫通孔を電極端子に接触する内形として、他の貫通孔を長孔又はバカ孔として、寸法誤差のある複数の電極端子を無理なく挿入することもできる。
長孔17Aの貫通孔17は、図8に示すように、挿入される電極端子2との間に隙間ができる。隙間は確実なレーザー溶接を阻害するので、この隙間を閉塞するために、電極端子2に溶接リング7を挿入している。溶接リング7は、図9に示すように、バスバー3の上面に積層されて、電極端子2と長孔17Aとの隙間を閉塞する。溶接リング7は、中心孔4の内周縁5を、電極端子2に接触状態で挿入できる形状としている。この溶接リング7は、中心孔4を電極端子2の外形にほぼ等しく、正確にはわずかに大きくしている。この溶接リング7は、挿入される電極端子2の外周面に中心孔4の内周縁5を接触させる。したがって、電極端子2と溶接リング7との間には隙間ができない。図の溶接リング7の中心孔4は、円柱状の電極端子2を挿入するので、円形として、その内径を電極端子2の外径にほぼ等しくしている。図示しないが、多角柱状の電極端子を挿入するバスバーの中心孔は、電極端子の多角柱状にほぼ等しい内形として、挿入状態で、電極端子と溶接リングとの間に隙間ができないようにする。
溶接リング7は、内周縁5を電極端子2にレーザー溶接して電気接続し、外周縁6をバスバー3にレーザー溶接して電気接続する。溶接リング7が電極端子2とバスバー3にレーザー溶接されて、電極端子2は溶接リング7を介してバスバー3に電気接続される。
図9と図10に示す溶接リング7は、複数の押圧タブ8を外周に突出して設けている。この溶接リング7は、レーザー溶接される状態で、図11に示すように、押圧タブ8を押圧治具19で押圧して、バスバー3の表面に密着される。溶接リング7は、バスバー3表面に密着される状態で、図12に示すように、外周縁6にレーザーを照射してバスバー3に溶接される。図9と図10に示す溶接リング7は、外周縁6の対向位置に一対の押圧タブ8を設けている。この溶接リング7は、図11に示すように、一対の押圧タブ8を押圧治具19で押圧して、バランスよくバスバー3の表面に密着できる。これ等の図の溶接リング7は、一対の押圧タブ8を設けているが、溶接リングは、図示しないが、3個以上の押圧タブを外周に所定の間隔で設けてバスバーに押圧することもできる。
さらに、図13と図14は、図5に示すように、互いに隣接する4つの電極端子2をバスバー3で接続する一例を示している。図13と図14は、押圧治具19が押圧タブ8を押圧して、溶接リング7をバスバー3に密着する状態を示す平面図と側面図である。これ等の図は、各々の溶接リング7をより均等な温度でレーザー溶接するために、横断面の接触面積が異なる押圧治具19を示している。図に示す状態で、バスバー3にレーザー溶接される溶接リング7は、レーザー溶接で加熱される熱エネルギがバスバー3を介して放熱される。図13と図14に示すように、バスバー3の両端と中央部の溶接リング7がレーザー溶接されると、中央部の溶接リング7は両側の溶接リング7よりもバスバー3の放熱面積が大きくなる。放熱面積の大きい溶接リング7は、バスバー3で放熱される熱エネルギが大きくなって温度が低下する傾向となる。レーザー溶接時における溶接リング7の温度は、溶接リング7とバスバー3との溶接状態に影響を与える。溶接リング7の温度は低すぎても高すぎても安定なレーザー溶接を実現できないからである。
図13と図14の押圧治具19は、各々の溶接リング7の温度差を少なくするために、中央部の押圧タブ8と両側の押圧タブ8との接触面積が異なる形状としている。バスバー3の両側に位置する溶接リング7の押圧タブ8を押圧する押圧治具19Aは、中央部に位置する溶接リング7の押圧タブ8を押圧する押圧治具19Bよりも広い接触面積で接触する。広い面積で押圧タブ8に接触する押圧治具19Aは、狭い面積で押圧タブ8に接触する押圧治具19Bよりも押圧タブ8から熱伝導される熱エネルギが大きい。したがって、両側の溶接リング7は押圧治具19Aで効果的に放熱される。この方法は、中央部の溶接リング7を両側の溶接リング7よりも効果的にバスバー3で放熱し、両側の溶接リング7を中央部の溶接リング7よりも効果的に押圧治具19Aで放熱して、各々の溶接リング7の温度差を小さくできる。温度差の小さくできることから、この方法は全ての溶接リング7をレーザー溶接に最適な温度として、安定して確実にバスバー3にレーザー溶接できる。
さらに、図15に示す溶接リング7は、放熱面積が異なる押圧タブ8を設けて、レーザー溶接時における温度差を少なくする。これ等の図に示す溶接リング7は、バスバー3の放熱面積が大きくなる中央部の溶接リング7においては、両側の溶接リング7よりも放熱面積の小さい押圧タブ8を設けている。すなわち中央部の溶接リング7には放熱面積の小さい押圧タブ8を設けて、両側の溶接リング7には放熱面積の大きい押圧タブ8を設けている。両側の溶接リング7は、放熱面積を大きくするために3列の押圧タブ8を設け、中央部の溶接リング7には放熱面積を小さくするために1列の押圧タブ8を設けている。押圧治具19は、3列の押圧タブ8に接触する形状としている。この構造は、中央部の溶接リング7を両側の溶接リング7よりも効果的にバスバー3で放熱し、両側の溶接リング7を中央部の溶接リング7よりも効果的に押圧治具19Aで放熱して、各々の溶接リング7の温度差を小さくする。温度差の小さい全ての溶接リング7は、レーザー溶接に最適な温度として、確実にバスバー3にレーザー溶接される。
溶接リング7は、カメラで光学的にパターン認識して位置と姿勢を特定して、外周縁6と内周縁5をレーザー溶接する。すなわち、パターン認識して溶接リング7の内周縁5と外周縁6の位置を認識し、認識する内周縁5と外周縁6に沿ってレーザーを照射して、内周縁5を電極端子2に、外周縁6をバスバー3にレーザー溶接している。溶接リング7は、外周縁6をパターン認識して位置と姿勢を特定できるが、加工時にできる外周縁6のバリが、パターン認識の誤差の原因となる。
図16の溶接リング7は、バリによるパターン認識の誤差を少なくするために、外周縁6の全体形状を長円状としている。この溶接リング7は、外周縁6の形状を、直線部6Aの両端に円弧部6Bを連結して全体の形状を長円状としている。さらに、図16の溶接リング7は、一対の押圧タブ8の間にある外周縁6を、直線部6Aの両端に円弧部6Bを連結する形状として、外周縁6の全体形状を長円状とし、長円状の両端部に押圧タブ8を突出させる形状としている。この溶接リング7は、外周縁6の直線部6Aと円弧部6Bとを光学的にパターン認識して、溶接リング7の位置と姿勢を判定する。この形状の溶接リング7は、外周縁6にバリがあっても高い精度でパターン認識できる。直線部6Aの両端に連結している円弧部6Bでふたつの円弧の中心点を特定し、2つの中心点から溶接リング7の位置と姿勢を特定するからである。
図17の平面図と、図18の断面図に示す溶接リング7は、溶接リング7の外周縁6に沿って段差部9を設けている。この溶接リング7は、外形を四角形として、四角形の対向する2辺に段差部9を設けている。さらに、図17の溶接リング7は、一対の押圧タブ8の間に対向して設けている直線状の両側縁に沿って段差部9を設けている。段差部9は、外周縁6のようにバリができない。したがって、段差部9のエッジをパターン認識することで、溶接リング7の位置と姿勢をより正確に特定できる。段差部9にバリができないのは、金型でプレスしてエッジを加工するからである。溶接リング7の外周縁6にバリができるのは、金属板を金型や刃物で切断して加工するからである。
さらに、図19の溶接リング7は、表面の複数の位置にマーク10を設けて、このマーク10を認識して溶接リング7の位置と姿勢を特定する。この溶接リング7は、外周縁6を四角形として、一辺の両端部にマーク10を設けている。この溶接リング7は、マーク10の位置をパターン認識して、溶接リング7の位置と姿勢を特定して、内周縁5と外周縁6とをレーザー溶接する。
以上のバッテリシステムは、以下の工程で電極端子2をバスバー3に接続する。
(1)図8に示すように、バスバー3の貫通孔17に、電池セル1の電極端子2を挿入する。
(2)図9に示すように、バスバー3の上に溶接リング7を載せて、この溶接リング7の中心孔4に電極端子2を挿入する。
(3)図11に示すように、溶接リング7の押圧タブ8を押圧治具19で押圧して、溶接リング7をバスバー3に密着させる。この状態で、溶接リング7は内周縁5を電極端子2に接触して、外周縁6をバスバー3に接触させる。
(4)溶接リング7の位置と姿勢をパターン認識して、図12の矢印Aで示すように、溶接リング7の内周縁5に沿ってレーザーを照射して、溶接リング7の内周縁5を電極端子2にレーザー溶接する。さらに、図12の矢印Bで示すように、溶接リング7の外周縁6に沿ってレーザーを照射して、外周縁6をバスバー3にレーザー溶接する。溶接リング7の外周縁6は、押圧タブ8を除く部分をバスバー3にレーザー溶接する。押圧タブ8は、押圧治具19の押圧状態を解除してレーザー溶接できる。ただ、溶接リング7は、押圧タブ8を除く部分をバスバー3にレーザー溶接して、電極端子2をバスバー3に電気接続することもできる。
以上のバスバーは、全ての貫通孔17を長孔17Aとし、あるいは電極端子よりも大きなバカ孔とするが、バスバーは、ひとつの中心孔を電極端子に接触する内形とすることができる。このバスバーは、電極端子に接触する内形の中心孔と電極端子との境界に沿ってレーザーを照射して、この中心孔に電極端子をレーザー溶接できる。すなわち、この中心孔には、溶接リングを介することなく、電極端子を直接にバスバーにレーザー溶接できる。
本発明のバッテリシステムは、電池セルの電極端子とバスバーとを確実に安定して電気接続することで、電動車両の電源や、自然エネルギーを蓄電し、あるいは深夜電力を蓄電する電源として好適に使用できる。
1…電池セル
2…電極端子
3…バスバー
4…中心孔
5…内周縁
6…外周縁 6A…直線部
6B…円弧部
7…溶接リング
8…押圧タブ
9…段差部
10…マーク
11…絶縁材
12…封口板
13…固定部品
14…エンドプレート
15…金属バンド
16…電池ブロック
17…貫通孔 17A…長孔
18…絶縁スペーサ
19…押圧治具 19A…押圧治具
19B…押圧治具

Claims (7)

  1. 複数の電池セルと、各々の電池セルの電極端子に電気接続してなるバスバーと、このバスバーに積層され、かつ前記電極端子が貫通孔に挿通されて、貫通孔の内周縁を前記電極端子にレーザー溶接しており、なおかつ外周縁を前記バスバーにレーザー溶接して前記電極端子を前記バスバーに電気接続してなる溶接リングとを備えており、
    前記溶接リングと前記バスバーとを介して各電池セルの電極端子を接続してなるバッテリシステムであって、
    前記溶接リングが、前記バスバーの表面に押圧されて密着状態に保持される複数の押圧タブを外周に突出して設けており、この押圧タブを介して前記バスバー表面に密着される状態で前記バスバーにレーザー溶接されてなることを特徴とするバッテリシステム。
  2. 前記溶接リングの外周縁が、直線部の両端に円弧部を連結して全体の形状を長円状としてなる請求項1に記載されるバッテリシステム。
  3. 前記溶接リングが外周縁の対向位置に一対の押圧タブを設けている請求項1又は2に記載されるバッテリシステム。
  4. 一対の押圧タブの間に位置する外周縁を直線部と円弧部とからなる長円状としてなる請求項3に記載されるバッテリシステム。
  5. 前記溶接リングの外周縁に沿って段差部を設けている請求項1ないし4のいずれかに記載されるバッテリシステム。
  6. 前記溶接リングの外形が四角形で、四角形の対向する2辺に段差部を設けている請求項5に記載されるバッテリシステム。
  7. 前記溶接リングが、表面の複数の位置にマークを設けている請求項1ないし6のいずれかに記載されるバッテリシステム。
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