JP2013246499A - 通信システム及び通信システムの冗長切替方法 - Google Patents

通信システム及び通信システムの冗長切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生した際に、運用系システムから予備系システムへの切り替え時間を短縮できるようにすること。
【解決手段】ネットワーク6との間に設けた複数のインタフェース部を介してネットワーク6とデータを送受信する通信システム1において、運用系のインタフェース部2は運用中の状態であり、通常時はコールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部3は、ホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行し、情報蓄積故障予測部4により、運用系のインタフェース部2の逼迫した稼働状況に基づき運用系のインタフェース部2の故障を予測し、スイッチ部5により、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部2の故障を予測した場合に、予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信システム及び通信システムの冗長切替方法に関し、消費電力を抑えつつ運用系システムから予備系システムへの切り替え時間の短縮化が可能な通信システム及び通信システムの冗長切替方法に関する。
高い信頼性が要求される通信システムにおいては、運用中の運用系システムと基本的に同じ構成の予備系システムを用意しておき、運用系システムに障害が発生した場合に予備系システムに切り替えて運用する多重冗長化が行われている。
通信システムの多重冗長化の運用方式として、一般的に、ホットスタンバイ方式とコールドスタンバイ方式がある。ホットスタンバイ方式は、待機中の予備系システムに対して、運用系システムと同じ動作をさせておき、運用系システムの障害発生時に、即座に運用系システムから予備系システムに切り替えるようにした方式である。コールドスタンバイ方式は、運用系システムに障害が発生してから、予備系システムを起動する方式である。このため、ホットスタンバイ方式は、予備系システムを常に稼働させておくので、電力を消費する。コールドスタンバイ方式は、運用系システムに障害が発生してから予備系システムを起動するので、低電力での運用ができるが予備系システムの起動に時間がかかり、したがって、運用系システムを予備系システムに切り替えるまでに時間がかかる。
特許文献1に、低電力での運用ができ、障害発生後、運用系システムを予備系システムに切り替えるまでの時間を短縮することが可能な緊急災害警報転送システムが開示されている。特許文献1に開示のシステムは、被災エリアネットワークに配置された、運用系コンピュータシステムと、非被災エリアネットワークに配置された、予備系コンピュータシステム及び緊急災害警報受信装置とを有する。緊急災害警報受信装置が、気象庁から配信された緊急地震速報を含む緊急災害警報を受け付けた際に、すなわち、災害発生直前に、予備系コンピュータシステムへ緊急災害情報を転送する。予備系コンピュータは、緊急災害情報を受けて起動し、コールドスタンバイ状態からホットスタンバイ状態に切り替えられる。
このように、特許文献1に開示の緊急災害警報転送システムは、通常は、予備系システムをコールドスタンバイ状態にしておき、緊急災害警報を受け付けた際に、すなわち、災害発生直前に、ホットスタンバイ状態にする。このため、通常は、予備系システムがコールドスタンバイ状態であるので、電力が掛からない。そして、緊急災害警報を受け付けた際に、ホットスタンバイ状態になり、その後、運用系システムに障害が発生した場合には運用系システムから予備系システムに即座に系を切り替えることができる。このため、消費電力を抑えつつ運用系システムから予備系システムへの切り替え時間が掛からない。
特開2010−081030号公報
上述した特許文献1に記載の緊急災害警報転送システムは、通常は、予備系システムがコールドスタンバイ状態である。そして、緊急災害警報を受け付けた際に、ホットスタンバイ状態になり、その後、運用系システムに障害が発生した場合には、運用系システムから予備系システムに即座に切り替えることができるようにしている。しかし、特許文献1に記載のシステムは、通常は、予備系システムをコールドスタンバイ状態にし、緊急災害警報を受け付けた際に、ホットスタンバイ状態に切り替えている。したがって、緊急災害警報を受け付けた際にのみホットスタンバイ状態に切り替えているので、緊急災害警報発生時でなく通常時において、運用系システムに障害が発生したときには、ホットスタンバイ状態に切り替えることができない。このため、通常時に運用系システムに障害が発生したときには、障害が発生してから予備系システムを起動する必要がある。このため、予備系システムの起動に時間が掛かり、したがって、運用系システムを予備系システムに切り替えるまでに時間が掛かるといった問題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決して、消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生した際に、運用系システムから予備系システムへの切り替え時間の短縮化が可能な通信システム及び通信システムの冗長切替方法を提供することである。
本発明の通信システムは、ネットワークとの間に設けた複数のインタフェース部を介して前記ネットワークとデータを送受信する通信システムにおいて、現在運用中の状態を示す運用系の前記インタフェース部と、通常時はコールドスタンバイの状態にあり、ホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する、予備系の前記インタフェース部と、前記運用系のインタフェース部の逼迫した稼働状況に基づき前記運用系のインタフェース部の故障を予測する情報蓄積故障予測部と、前記情報蓄積故障予測部が前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記予備系のインタフェース部に前記ホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力するスイッチ部と、を備えている。
本発明によれば、消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生した際に、運用系システムから予備系システムへ切り替える時間の短縮化が可能な通信システム及び通信システムの冗長切替方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。
本実施の形態に係る通信システム1は、運用系のインタフェース部2と、予備系のインタフェース部3と、情報蓄積故障予測部4と、スイッチ部5とにより構成する。
通信システム1は、複数のインタフェース部を有し、このインタフェース部を介してネットワーク6からデータを受けこのデータの例えば宛先に基づきこのデータをインタフェース部を介してネットワーク6に送出する。
運用系のインタフェース部2は、現在運用中の状態を示すインタフェース部であり、ネットワーク6から受けたデータをスイッチ部5に送出し、スイッチ部5から受けたデータをネットワーク6に送出する。予備系のインタフェース部3は、通常時はコールドスタンバイの状態にあり、ホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する。予備系のインタフェース部3は、コールドスタンバイの状態のときには、稼動していない。また、ホットスタンバイ状態のときには、ネットワーク6とスイッチ部5とに対してデータを送出しないことを除いて、運用系のインタフェース部2と同様の動作をする。情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部2の逼迫した稼働状況に基づき運用系のインタフェース部2の故障を予測する。スイッチ部5は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部2の故障を予測した場合に、予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。
したがって、通常の運用中の場合、運用系のインタフェース部2が運用中であり、予備系のインタフェース部3はコールドスタンバイの状態にあり、稼動していない。そして、運用系のインタフェース部2が、ネットワーク6からデータを受け、このデータをスイッチ部5に送出する。スイッチ部5は、運用系のインタフェース部2から受けたデータを、このデータに含まれる宛先情報に基づいた宛先へ、運用系のインタフェース部2を介して送出する。そして、通信システム1の運用中に、情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部2の稼働状況を調べ、例えば、トラフィックの状況や消費電力の状況に余裕がなく逼迫している場合、運用系のインタフェース部2に故障が発生すると予測する。スイッチ部5は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部2の故障を予測した場合に、予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。予備系のインタフェース部3は、スイッチ部5からホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する。
上記では、図1に示すように予備系のインタフェース部3が一つの場合について説明したが、予備系のインタフェース部3は一つに限定する必要はなく、複数設定されて良い。予備系のインタフェース部3が複数設定された場合には、スイッチ部5は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部2の故障を予測した場合に、複数の予備系のインタフェース部3のうちの一つの予備系のインタフェース部3を選択する。そして、この選択した予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。そして、ホットスタンバイに移行させる信号を受けた予備系のインタフェース部3がホットスタンバイの状態に移行する。
この後、運用系のインタフェース部2に、例えば、データの通信エラー等の発生等の障害が発生した際には、運用系のインタフェース部2がスイッチ部5に障害の発生を通知する。そして、スイッチ部5が、運用系のインタフェース部2を停止させ、ホットスタンバイの状態に移行した予備系のインタフェース部3を稼動させる。このとき、予備系のインタフェース部3は、ホットスタンバイ状態になっているので、即座に、稼動することができる。尚、予備系のインタフェース部3が複数設定されている場合、スイッチ部5が、ホットスタンバイの状態に移行した予備系のインタフェース部3を稼動させるとき、この予備系のインタフェース部3に異常を検出した場合、他の予備系のインタフェース部3を稼動させる。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、情報蓄積故障予測部4により、運用系のインタフェース部2の逼迫した稼働状況に基づき運用系のインタフェース部2の故障を予測する。そして、運用系のインタフェース部2の故障が予測された場合に、スイッチ部5により、ホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。そして、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部3がこの信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する。
したがって、本発明の第1の実施の形態によれば、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部を、運用系のインタフェース部の故障が予測された場合に、ホットスタンバイの状態に移行させる。このため、予備系のインタフェース部は、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にあるので、電力の消費が抑えられる。また、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部の故障が予測された際に、ホットスタンバイの状態に移行する。このため、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部に障害が発生した際には、ホットスタンバイ状態になっているので、即座に、稼動することができる。このように、本発明の第1の実施の形態によれば、消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生する前に障害の発生を予測し、運用系システムに障害が発生した際に、運用系システムから予備系システムへの切り替え時間を短縮することができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。
本発明の第2の実施の形態では、図1で示す本発明の第1の実施の形態における運用系のインタフェース部2と、情報蓄積故障予測部4とがさらに具体化されている。したがって、主に第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
本実施の形態に係る通信システム1は、運用系のインタフェース部2と、予備系のインタフェース部3と、情報蓄積故障予測部4と、スイッチ部5とにより構成する。
運用系のインタフェース部2は、ネットワーク6から受けてスイッチ部5に送出するデータと、スイッチ部5から受けてネットワーク6に送出するデータとのトラフィックの流量を計測する。また、運用系のインタフェース部2は、自身のインタフェース部の消費電力を測定する。
情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部2のトラフィックの状況を調べ、トラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2の故障を予測する。また、情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部2の消費電力の状況を調べ、消費電力の増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2の故障を予測する。
したがって、通常の運用中の場合、運用系のインタフェース部2が運用中であり、予備系のインタフェース部3はコールドスタンバイの状態にあり、稼動していない。そして、運用系のインタフェース部2が、ネットワーク6からデータを受け、このデータをスイッチ部5に送出する。スイッチ部5は、運用系のインタフェース部2から受けたデータを、このデータに含まれる宛先情報に基づいた宛先へ、運用系のインタフェース部2を介して送出する。運用系のインタフェース部2は、通信システム1の運用中に、ネットワーク6から受けてスイッチ部5に送出するデータと、スイッチ部5から受けてネットワーク6に送出するデータとのトラフィックの流量を計測する。また、運用系のインタフェース部2は、自身のインタフェース部の消費電力を測定する。そして、情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部2が計測したトラフィックの流量の情報を、例えば時系列にして蓄積し、この蓄積した情報の変化状況に基づいてトラフィックの流量の変化を予想する。そして、トラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2の故障を予測する。また、情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部2が測定した消費電力の情報を、例えば時系列にして蓄積し、この蓄積した情報の変化状況に基づいて消費電力の変化を予想する。そして、消費電力の増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2の故障を予測する。スイッチ部5は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部2の故障を予測した場合に、予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。予備系のインタフェース部3は、情報蓄積故障予測部4からホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する。
この後、運用系のインタフェース部2に、例えば、データの通信エラーの発生等の障害が発生した際には、運用系のインタフェース部2がスイッチ部5に障害の発生を通知する。そして、スイッチ部5が、運用系のインタフェース部2を停止させ、ホットスタンバイの状態に移行した予備系のインタフェース部3を稼動させる。このとき、予備系のインタフェース部3は、ホットスタンバイ状態になっているので、即座に、稼動することができる。
上記では、図2に示すように予備系のインタフェース部3が一つの場合について説明したが、第1の実施の形態で説明したとおり、予備系のインタフェース部3は一つに限定する必要はなく、複数設定されて良い。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、情報蓄積故障予測部4により、運用系のインタフェース部2のトラフィックの状況、又は、運用系のインタフェース部2の消費電力の状況に基づき、運用系のインタフェース部2の故障を予測する。そして、運用系のインタフェース部2の故障が予測された場合に、スイッチ部5により、ホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。そして、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部3がこの信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する。
したがって、本発明の第2の実施の形態によれば、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部を、運用系のインタフェース部の故障が予測された場合に、ホットスタンバイの状態に移行させる。このため、予備系のインタフェース部は、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にあるので、電力の消費が抑えられる。また、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部の故障が予測された際に、ホットスタンバイの状態に移行する。このため、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部に障害が発生した際には、ホットスタンバイ状態になっているので、即座に、稼動することができる。このように、本発明の第2の実施の形態によれば、消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生する前に障害の発生を予測し、運用系システムに障害が発生した際に、運用系システムから予備系システムへの切り替え時間を短縮することができる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。
本発明の第3の実施の形態は、図2で示す本発明の第2の実施の形態における運用系のインタフェース部2と、情報蓄積故障予測部4とを、更に詳細に説明したものである。したがって、主に第2の実施の形態と相違する部分について説明する。
本実施の形態に係る通信システム1は、運用系のインタフェース部2と、予備系のインタフェース部3と、情報蓄積故障予測部4と、スイッチ部5とにより構成する。運用系のインタフェース部2は、データ送受信部7と、スイッチ送受信部8と、流量監視部9と、消費電力監視部10とにより構成する。予備系のインタフェース部3も運用系のインタフェース部2と同様の構成を有する。情報蓄積故障予測部4は、情報蓄積部11と、故障予測部12により構成する。
データ送受信部7は、ネットワーク6とデータの送受信を行う。スイッチ送受信部8は、スイッチ部5とデータの送受信を行う。流量監視部9は、データの送受信に基づくトラフィックの流量を計測する。消費電力監視部10は、自身のインタフェース部の消費電力を測定する。情報蓄積部11は、運用系のインタフェース部2が計測したトラフィックの流量の情報を蓄積する。また、情報蓄積部11は、運用系のインタフェース部2が測定した消費電力の情報を蓄積する。故障予測部12は、情報蓄積部11が蓄積した情報の変化状況に基づいてトラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2に故障が発生すると予測する。また、故障予測部12は、情報蓄積部11が蓄積した情報の変化状況に基づいて消費電力の増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2に故障が発生すると予測する。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る通信システム1の動作を図4を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明の第3の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。
通常の運用中の場合、運用系のインタフェース部2が運用中であり、予備系のインタフェース部3はコールドスタンバイの状態にある。したがって、予備系のインタフェース部3は稼動していない。そして、通信システム1の運用中に、運用系のインタフェース部2は、データ送受信部7によりネットワーク6からデータを受け、スイッチ送受信部8によりこのデータをスイッチ部5に送出する。スイッチ部5は、運用系のインタフェース部2のスイッチ送受信部8からデータを受け、この受けたデータを、例えば、このデータに含まれる宛先情報に基づいた宛先へ送出する。運用系のインタフェース部2は、スイッチ部5が送出したデータをスイッチ送受信部8により受け、データ送受信部7によりこのデータをネットワーク6に送出する。
そして、通信システム1の運用中に、次のようにして、コールドスタンバイ状態の予備系のインタフェース部3をホットスタンバイ状態へ移行する。
図4のステップS1では、運用系のインタフェース部2の流量監視部9は、予め定めた期間(例えば、1秒)毎にこの期間に通信されたトラフィックの流量(データの帯域)を計測し、この期間毎に情報蓄積部11に出力する。予め定めた期間は、1秒にこだわることなく、10秒、1分、それ以上等、通信システム1により適宜変更して良い。トラフィックの流量(データの帯域)とは、単位時間に通過するデータの容量、例えば、単位時間に通過するビット数を示す。また、運用系のインタフェース部2の消費電力監視部10は、自身のインタフェース部の消費電力を例えば予め定めた期間(例えば、1秒間)毎に測定し、この期間毎に情報蓄積部11に出力する。
図4のステップS2では、情報蓄積部11は、流量監視部9から、トラフィックの流量の情報を予め定めた期間毎に受けて、例えば時系列にして蓄積する。また、情報蓄積部11は、消費電力監視部10から、消費電力の情報を予め定めた期間毎に受けて、例えば時系列にして蓄積する。
図4のステップS3では、故障予測部12は、情報蓄積部11が蓄積したトラフィックの流量の情報の変化状況に基づいてトラヒック異常(トラフィックの流量の高止まりや増加等)が予想される場合、運用系のインタフェース部2に故障が発生すると予測する。そして、故障発生予測信号をスイッチ部5に出力する。
一般的に、トラフィックの流量が継続的に多い(すなわち、帯域が高い)状態であったり、トラフィックの流量が増加傾向であったりする場合には、消費電力の増加が予想される。このため、将来、運用系のインタフェース部2が消費電力増大に基づき熱暴走する可能性がある。トラフィックの流量が継続的に多い状態とは、例えば、運用系のインタフェース部2の有する上限の通信帯域に近い状況が、例えば、5期間(5回の予め定めた期間)以上継続した場合等である。この期間は5期間に限定することなく適宜変更して良い。また、トラフィックの流量が増減を繰り返していても全体的に上昇傾向であれば、トラフィックの流量は増加傾向であるとみなす。
また、故障予測部12は、情報蓄積部11が蓄積した消費電力の情報の変化状況に基づいて消費電力の増加が予想される場合、運用系のインタフェース部2の故障が発生すると予測する。そして、故障発生予測信号をスイッチ部5に出力する。“消費電力の増加が予想される場合”とは、消費電力が継続的(例えば1時間)に増加傾向にあり、運用系のインタフェース部2の熱暴走となる値に到達する可能性が予想される場合を示す。“運用系のインタフェース部2の熱暴走となる値“とは、一例としてLSI(大規模集積回路)の動作保証温度の上限値(例えば85℃、100℃等)である。この上限値は、この値に限らず通信システム1により適した数値に適宜変更して良い。
図4のステップS4では、スイッチ部5は、故障予測部12から故障発生予測信号を受け、予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。
図4のステップS5では、予備系のインタフェース部3の制御部(不図示)は、スイッチ部5からホットスタンバイに移行させる信号を受けて、予備系のインタフェース部3をホットスタンバイの状態に移行させる。
上記では、図3に示すように予備系のインタフェース部3が一つの場合について説明したが、予備系のインタフェース部3は一つに限定する必要はなく、複数設定されて良い。予備系のインタフェース部3が複数設定された場合には、スイッチ部5は、故障予測部12から故障発生予測信号を受けた際に、複数の予備系のインタフェース部3のうちの一つの予備系のインタフェース部3を選択する。そして、この選択した予備系のインタフェース部3にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。そして、ホットスタンバイに移行させる信号を受けた予備系のインタフェース部3がホットスタンバイの状態に移行する。
この後、運用系のインタフェース部2に、例えば、データの通信エラー等の発生等の障害が発生した際には、運用系のインタフェース部2がスイッチ部5に障害の発生を通知する。そして、スイッチ部5が、運用系のインタフェース部2に運用停止信号を送る。運用系のインタフェース部2の制御部(不図示)は、この信号を受けて運用系のインタフェース部2の運用を停止させる。そして、ホットスタンバイの状態に移行している予備系のインタフェース部3に運用開始信号を送る。予備系のインタフェース部3の制御部(不図示)は運用開始信号を受け予備系のインタフェース部3を運用系のインタフェース部2として稼動させる。このとき、予備系のインタフェース部3は、ホットスタンバイ状態になっているので、即座に、稼動することができる。
このように、本発明の第3の実施の形態によれば、運用系のインタフェース部2によりトラフィックの流量と消費電力を監視する。そして、情報蓄積故障予測部4により、運用系のインタフェース部2のトラフィックの状況、又は、運用系のインタフェース部2の消費電力の状況に基づき、運用系のインタフェース部2の故障を予測する。そして、運用系のインタフェース部2の故障が予測された場合に、スイッチ部5により、ホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する。そして、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部3がホットスタンバイの状態に移行する。
したがって、本発明の第3の実施の形態によれば、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部を、運用系のインタフェース部の故障が予測された場合に、ホットスタンバイの状態に移行させる。このため、予備系のインタフェース部は、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にあるので、電力の消費が抑えられる。また、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部の故障が予測された際に、ホットスタンバイの状態に移行する。このため、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部に障害が発生した際には、ホットスタンバイ状態になっているので、即座に、稼動することができる。このように、本発明の第3の実施の形態によれば、消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生する前に障害の発生を予測し、運用系システムに障害が発生した際に、運用系システムから予備系システムへの切り替え時間を短縮することができる。
本発明の第3の実施の形態に関する以上の説明では、図3に示すように流量監視部9が一つの場合について説明したが、流量監視部9を複数設定しても良い。この場合には、流量監視部9を、例えば、流量を計測する期間間隔の異なる複数の予め定めた期間に対応して複数設定する。複数の予め定めた期間が、例えば2つの場合、短期間(例えば、1秒)の流量監視部9と、長期間(例えば、10秒)の流量監視部9を設定する。短期間の流量監視部9と長期間の流量監視部9とが、データの送受信に基づくトラフィックの流量を各期間毎にそれぞれ計測し、計測した流量を、各期間毎に情報蓄積部11に出力する。情報蓄積部11は、これらの流量監視部9からトラフィックの流量を各期間毎に受けて蓄積する。故障予測部12は、例えば、短期間毎に受けて蓄積したトラフィックの流量が継続的(例えば、短期の5期間(5秒))に多い状態であっても、長期間毎に受けて蓄積したトラフィックの流量が継続的(例えば、長期の5期間(50秒))に多くない場合には、この流量が一時的に激しく上下したものとみなし、トラフィックの異常状態は一時的なものであると判断する。この場合には、短期間の流量監視部9で計測した流量情報によるとトラフィック異常であると判断されても、長期間の流量監視部9で計測した流量情報では、トラフィック異常と判断されない。このため、この場合には、予備系のインタフェース部3をホットスタンバイ状態に移行させることはしない。このように、流量監視部9を複数設定することにより、一時的なトラフィックの乱高下に基づいて、予備系のインタフェース部3がホットスタンバイ状態へ頻繁に移行するようになることが抑制される。
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る通信システムの一例を示す図である。
本実施の形態に係る通信システム15は、運用系のインタフェース部16と、予備系のインタフェース部17と、情報蓄積故障予測部4と、スイッチ部18とにより構成する。
通信システム15は、複数のインタフェース部を有し、このインタフェース部を介してネットワーク6からデータを受けこのデータの例えば宛先に基づきこのデータをインタフェース部を介してネットワーク6に送出する。
運用系のインタフェース部16は、現在運用中の状態を示すインタフェース部であり、ネットワーク6から受けたデータをスイッチ部18に送出し、スイッチ部18から受けたデータをネットワーク6に送出する。予備系のインタフェース部17は、通常時はコールドスタンバイの状態にあり、運用中の状態に移行させる信号(運用開始信号)を受けて稼動する。予備系のインタフェース部17は、コールドスタンバイの状態のときには、稼動していない。情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部16の逼迫した稼働状況に基づき運用系のインタフェース部16の故障を予測する。スイッチ部18は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部16の故障を予測した場合に、予備系のインタフェース部17に運用開始信号を出力する。予備系のインタフェース部17は運用開始信号を受けて運用中の状態に移行し、運用系のインタフェース部16と同様に稼動する。
したがって、通常の運用中の場合、運用系のインタフェース部16が運用中であり、予備系のインタフェース部17はコールドスタンバイの状態にあり、稼動していない。そして、運用系のインタフェース部16が、ネットワーク6からデータを受け、このデータをスイッチ部18に送出する。スイッチ部18は、運用系のインタフェース部16から受けたデータを、このデータに含まれる宛先情報に基づいた宛先へ、運用系のインタフェース部16を介して送出する。そして、通信システム15の運用中に、情報蓄積故障予測部4は、運用系のインタフェース部16の稼働状況を調べ、例えば、トラフィックの状況や消費電力の状況に余裕がなく逼迫している場合、運用系のインタフェース部16に故障が発生すると予測する。スイッチ部18は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部16の故障を予測した場合に、予備系のインタフェース部17に運用開始信号を出力する。予備系のインタフェース部17は、スイッチ部18から運用開始信号を受けて運用中の状態に移行し、運用系のインタフェース部16と同様に稼動する。そして、スイッチ部18は、予備系のインタフェース部17に運用開始信号を出力して予備系のインタフェース部17を稼動させた後に、現在運用中の運用系のインタフェース部16に対して、予め定めた範囲の宛先のデータを送受信するように指示する。そして、今回運用中の状態に移行した予備系のインタフェース部17に対して、運用系のインタフェース部16に対して指示した予め定めた範囲の宛先とは異なる範囲の宛先のデータを送受信するように指示する。運用系のインタフェース部16は、スイッチ部18からの指示に基づいて予め定めた範囲の宛先のデータを送受信し、予備系のインタフェース部17は、スイッチ部18からの指示に基づいて予め定めた範囲の宛先とは異なる範囲の宛先のデータを送受信する。
上記では、図5に示すように予備系のインタフェース部17が一つの場合について説明したが、予備系のインタフェース部17は一つに限定する必要はなく、複数設定されて良い。予備系のインタフェース部17が複数設定された場合には、スイッチ部18は、情報蓄積故障予測部4が運用系のインタフェース部16の故障を予測した場合に、複数の予備系のインタフェース部17のうちの一つの予備系のインタフェース部17を選択する。そして、この選択した予備系のインタフェース部17に運用開始信号を出力する。そして、運用開始信号を受けた予備系のインタフェース部17が稼動する。
このように、本発明の第4の実施の形態によれば、情報蓄積故障予測部4により、運用系のインタフェース部16の逼迫した稼働状況に基づき運用系のインタフェース部16の故障を予測する。そして、運用系のインタフェース部16の故障が予測された場合に、スイッチ部18により、運用開始信号を出力する。そして、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部17が運用開始信号を受けて運用中の状態に移行し、運用系のインタフェース部16と同様に稼動する。
したがって、本発明の第4の実施の形態によれば、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部を、運用系のインタフェース部の故障が予測された場合に稼動させる。このため、予備系のインタフェース部は、通常の運用中には、コールドスタンバイの状態にあるので、電力の消費が抑えられる。また、予備系のインタフェース部は、運用系のインタフェース部の故障が予測された場合に運用系のインタフェース部と同様に稼動する。このため、運用系のインタフェース部を稼動させたまま、予備系のインタフェース部を運用系のインタフェース部と同様に稼動させるので、運用系のインタフェース部で処理していたネットワーク間と通信するデータを予備系のインタフェース部に振り分けることができる。このため、運用系のインタフェース部と予備系のインタフェース部とにトラフィックを分散することができるので、運用系のインタフェース部の稼働状況の逼迫具合が改善し、運用系システムに発生する障害を回避することができる。このように、本発明の第4の実施の形態によれば、消費電力を抑えつつ、運用系システムに障害が発生する前に障害の発生を予測し、運用系システムに発生する障害を回避することができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
ネットワークとの間に設けた複数のインタフェース部を介して前記ネットワークとデータを送受信する通信システムにおいて、
現在運用中の状態を示す運用系の前記インタフェース部と、
通常時はコールドスタンバイの状態にあり、ホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する、予備系の前記インタフェース部と、
前記運用系のインタフェース部の逼迫した稼働状況に基づき前記運用系のインタフェース部の故障を予測する情報蓄積故障予測部と、
前記情報蓄積故障予測部が前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記予備系のインタフェース部に前記ホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力するスイッチ部と、
を備えたことを特徴とする通信システム。
(付記2)
前記予備系のインタフェース部は、複数設定され、
前記スイッチ部は、前記情報蓄積故障予測部が前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記運用系のインタフェース部を除いた複数の前記予備系のインタフェース部のうちの一つの予備系のインタフェース部を選択しこの選択した予備系のインタフェース部にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する、
ことを特徴とする付記1記載の通信システム。
(付記3)
前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部のトラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、ことを特徴とする付記1又は2記載の通信システム。
(付記4)
前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部の消費電力の増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、ことを特徴とする付記1又は2記載の通信システム。
(付記5)
前記運用系のインタフェース部は、前記ネットワークから受けて前記スイッチ部に送出する前記データと、前記スイッチ部から受けて前記ネットワークに送出する前記データとの前記トラフィックの流量を計測し、
前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が計測した前記トラフィックの流量の情報を蓄積し、この蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記トラフィックの流量の高止まりや増加を予想する、
ことを特徴とする付記3記載の通信システム。
(付記6)
前記運用系のインタフェース部は、自身のインタフェース部の消費電力を測定し、
前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が測定した前記消費電力の情報を蓄積し、この蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記消費電力の増加を予想する、
ことを特徴とする付記4記載の通信システム。
(付記7)
前記インタフェース部は、
前記ネットワークと前記データの送受信を行うデータ送受信部と、
前記スイッチ部と前記データの送受信を行うスイッチ送受信部と、
前記データの送受信に基づく前記トラフィックの流量(通過するデータの帯域)を計測する流量監視部と、
を備えたことを特徴とする付記2、3又は5記載の通信システム。
(付記8)
前記インタフェース部は、
自身の前記インタフェース部が前記運用系のインタフェース部の場合に、又は自身の前記インタフェース部がホットスタンバイ状態の前記予備系のインタフェース部の場合に、
前記ネットワークと前記データの送受信を行うデータ送受信部と、
前記スイッチ部と前記データの送受信を行うスイッチ送受信部と、
自身の前記インタフェース部の消費電力を測定する消費電力監視部と、
を備えたことを特徴とする付記2、4又は6記載の通信システム。
(付記9)
前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が計測した前記トラフィックの流量の情報を蓄積する情報蓄積部と、
前記情報蓄積部が蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記トラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する故障予測部と、
を備えたことを特徴とする付記3、5又は7記載の通信システム。
(付記10)
前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が測定した前記消費電力の情報を蓄積する情報蓄積部と、
前記情報蓄積部が蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記消費電力の増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、故障予測部と、
を備えたことを特徴とする付記4、6又は8記載の通信システム。
(付記11)
前記流量監視部は、予め定めた期間毎に前記期間に通信された前記トラフィックの流量を計測して前記予め定めた期間毎に出力し、
前記情報蓄積部は、前記流量監視部から前記トラフィックの流量を前記予め定めた期間毎に受けて蓄積する、
ことを特徴とする付記9記載の通信システム。
(付記12)
前記流量監視部は、期間間隔の異なる複数の前記予め定めた期間に対応して複数設定され、
前記情報蓄積部は、複数の前記流量監視部から前記トラフィックの流量を複数の前記予め定めた期間ごとに受けて蓄積する、
ことを特徴とする付記11記載の通信システム。
(付記13)
ネットワークとの間に設けた複数のインタフェース部を介して前記ネットワークとデータを送受信する通信システムにおいて、
現在運用中の状態を示す運用系の前記インタフェース部と、
通常時はコールドスタンバイの状態にあり、運用中の状態に移行させる信号を受けて稼動し運用中の状態に移行する、予備系の前記インタフェース部と、
前記運用系のインタフェース部の逼迫した稼働状況に基づき前記運用系のインタフェース部の故障を予測する情報蓄積故障予測部と、
前記情報蓄積故障予測部が前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記予備系のインタフェース部に前記運用中の状態に移行させる信号を出力するスイッチ部と、
を備えたことを特徴とする通信システム。
(付記14)
前記スイッチ部は、前記予備系のインタフェース部に前記運用中の状態に移行させる信号を出力し、前記予備系のインタフェース部を稼動させた後に、現在運用中の前記運用系のインタフェース部に対して、予め定めた範囲の宛先のデータを送受信するように指示し、今回運用中の状態に移行した前記予備系のインタフェース部に対して、前記運用系のインタフェース部に対して指示した前記予め定めた範囲の宛先とは異なる範囲の宛先のデータを送受信するように指示し、
前記運用系のインタフェース部は、前記スイッチ部からの指示に基づいて前記予め定めた範囲の宛先の前記データを送受信し、
前記予備系のインタフェース部は、前記スイッチ部からの指示に基づいて前記予め定めた範囲の宛先とは異なる範囲の前記宛先の前記データを送受信する、
ことを特徴とする付記13記載の通信システム。
(付記15)
ネットワークとの間に設けた複数のインタフェース部を介して前記ネットワークとデータを送受信する通信システムの冗長切替方法において、
運用系の前記インタフェース部の逼迫した稼働状況に基づき前記運用系のインタフェース部の故障を予測し、
前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、通常時にコールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部を、ホットスタンバイの状態に移行させる、ことを特徴とする通信システムの冗長切替方法。
(付記16)
前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記運用系のインタフェース部を除いた複数の前記予備系のインタフェース部のうちの一つの予備系のインタフェース部を選択しこの選択した予備系のインタフェース部をホットスタンバイの状態に移行させる、ことを特徴とする付記15記載の通信システムの冗長切替方法。
(付記17)
前記運用系のインタフェース部のトラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合に、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、ことを特徴とする付記15又は16記載の通信システムの冗長切替方法。
(付記18)
前記運用系のインタフェース部の消費電力の増加が予想される場合に、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、ことを特徴とする付記15又は16記載の通信システムの冗長切替方法。
(付記19)
ネットワークとの間に設けた複数のインタフェース部を介して前記ネットワークとデータを送受信する通信システムの冗長切替方法において、
運用系の前記インタフェース部の逼迫した稼働状況に基づき前記運用系のインタフェース部の故障を予測し、
前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、通常時にコールドスタンバイの状態にある予備系のインタフェース部を稼動させて運用中の状態に移行させる、
ことを特徴とする通信システムの冗長切替方法。
1 通信システム
2 運用系のインタフェース部
3 予備系のインタフェース部
4 情報蓄積故障予測部
5 スイッチ部
6 ネットワーク
7 データ送受信部
8 スイッチ送受信部8
9 流量監視部
10 消費電力監視部
11 情報蓄積部
12 故障予測部
15 システム
16 運用系のインタフェース部
17 予備系のインタフェース部
18 スイッチ部

Claims (10)

  1. ネットワークとの間に設けた複数のインタフェース部を介して前記ネットワークとデータを送受信する通信システムにおいて、
    現在運用中の状態を示す運用系の前記インタフェース部と、
    通常時はコールドスタンバイの状態にあり、ホットスタンバイに移行させる信号を受けてホットスタンバイの状態に移行する、予備系の前記インタフェース部と、
    前記運用系のインタフェース部の逼迫した稼働状況に基づき前記運用系のインタフェース部の故障を予測する情報蓄積故障予測部と、
    前記情報蓄積故障予測部が前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記予備系のインタフェース部に前記ホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力するスイッチ部と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記予備系のインタフェース部は、複数設定され、
    前記スイッチ部は、前記情報蓄積故障予測部が前記運用系のインタフェース部の故障を予測した場合に、前記運用系のインタフェース部を除いた複数の前記予備系のインタフェース部のうちの一つの予備系のインタフェース部を選択しこの選択した予備系のインタフェース部にホットスタンバイの状態に移行させる信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部のトラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部の消費電力の増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
  5. 前記運用系のインタフェース部は、前記ネットワークから受けて前記スイッチ部に送出する前記データと、前記スイッチ部から受けて前記ネットワークに送出する前記データとの前記トラフィックの流量を計測し、
    前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が計測した前記トラフィックの流量の情報を蓄積し、この蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記トラフィックの流量の高止まりや増加を予想する、
    ことを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  6. 前記運用系のインタフェース部は、自身のインタフェース部の消費電力を測定し、
    前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が測定した前記消費電力の情報を蓄積し、この蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記消費電力の増加を予想する、
    ことを特徴とする請求項4記載の通信システム。
  7. 前記インタフェース部は、
    前記ネットワークと前記データの送受信を行うデータ送受信部と、
    前記スイッチ部と前記データの送受信を行うスイッチ送受信部と、
    前記データの送受信に基づく前記トラフィックの流量(通過するデータの帯域)を計測する流量監視部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2、3又は5記載の通信システム。
  8. 前記インタフェース部は、
    自身の前記インタフェース部が前記運用系のインタフェース部の場合に、又は自身の前記インタフェース部がホットスタンバイ状態の前記予備系のインタフェース部の場合に、
    前記ネットワークと前記データの送受信を行うデータ送受信部と、
    前記スイッチ部と前記データの送受信を行うスイッチ送受信部と、
    自身の前記インタフェース部の消費電力を測定する消費電力監視部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2、4又は6記載の通信システム。
  9. 前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が計測した前記トラフィックの流量の情報を蓄積する情報蓄積部と、
    前記情報蓄積部が蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記トラフィックの流量の高止まりや増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する故障予測部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3、5又は7記載の通信システム。
  10. 前記情報蓄積故障予測部は、前記運用系のインタフェース部が測定した前記消費電力の情報を蓄積する情報蓄積部と、
    前記情報蓄積部が蓄積した前記情報の変化状況に基づいて前記消費電力の増加が予想される場合、前記運用系のインタフェース部の故障を予測する、故障予測部と、
    を備えたことを特徴とする請求項4、6又は8記載の通信システム。
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