JP2013245076A - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レアアースレス磁石モータを備えるとともに、昇降路の体積を拡大させない巻上機を備えたエレベーター装置を提供する。
【解決手段】エレベーター装置を、前記躯体部の幅寸法Wは同寸法で且つ前記シーブ径を小径化するとともに、小径化したシーブ5に巻き掛けられた主ロープが当接し、小径化前の主ロープの位置近傍へ案内する反らせプーリ23を備えて前記巻上機を構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗りかごを昇降させる巻上機を有するエレベーター装置に関する。
一般的にエレベーターは、乗りかごの定格積載量のおよそ半分の積載量にバランスする重量のつり合錘と乗りかごとがロープによって連結されており、モータに直結した巻上機シーブで前記ロープを巻き上げることで乗りかごとつり合錘とが釣瓶式に昇降路内を昇降するよう構成されている。
また巻上機は、シーブとこのシーブに巻き掛けられたロープとの間の摩擦力によってトルクをロープに伝達する、いわゆるトラクション駆動方式を採用している。
近年では、昇降路の体積を縮小するため、巻上機を昇降路内に配置する機械室レスエレベーターが主流となりつつある。
このタイプのエレベーターでは、巻上機のコンパクト化を図るため、乗りかごの移動量に対して巻上機の巻き取り量が2倍となる2:1ローピングを採用している。
さらにこのローピングでは、巻上機に必要なトルクが1:1ローピングの半分で済むため、モータの小型化が可能である。
さらにこの巻上機の小型化を目的として巻上機シーブを小径化する構成が従来から提案されていた(特許文献1参照)。
特開2004−106984号公報
ところで近年において、巻上機に用いられている磁石の材料であるネオジムを含むレアアースの価格が高騰しており、レアアースレス磁石モータを実現する上でも、シーブを小径化することが検討されている。
しかし上記特許文献1に記載の巻上機では、レアアースレス磁石モータの実現に関する考慮はなされておらず、上記価格高騰に伴い、巻上機のコストを大幅に増大させる懸念が有った。
本発明は上記不都合を鑑みてなされたものでその目的は、レアアースレス磁石モータを備えるとともに、昇降路の体積を拡大させない巻上機を備えたエレベーター装置を提供するにある。
本発明は、上記目的を達成するために、躯体部と、この躯体内部に設けられる固定子と回転子とから成るモータと、このモータの回転軸に連結されて回転するとともにロープが巻き掛けられるシーブとを含む巻上機と、前記ロープにより駆動力を伝達され釣瓶式に昇降する乗りかごおよびつり合錘とを備えたエレベーター装置において、前記躯体部の幅寸法は同寸法で且つ前記シーブ系を小径化するとともに、小径化シーブに巻き掛けられたロープが当接し、小径化前のロープの位置近傍へ案内する反らせプーリを備えて前記巻上機を構成したことを特徴とする。
本発明は、レアアースレス磁石モータを備えるとともに、昇降路の体積を縮小可能な巻上機を備えたエレベーター装置を提供することができる。
本発明であるエレベーター装置の巻上機の斜視図。 本発明であるエレベーター装置の巻上機の正面図。 本発明であるエレベーター装置の巻上機の側面図。 本発明の第2の実施例を示す巻上機の正面図。 本発明の第3の実施例を示すエレベーター装置の斜視図。 本発明の対象となる機械室レスエレベーター装置の斜視図。 本発明の対象となる機械室レスエレベーター装置の昇降路断平面図。
以下、本願発明の一実施例について図面を用いて説明する。
まず、本発明が対象とする機械室レスエレベーターの全体構成を図6および図7を用いて説明する。
図6は、本発明が対象とする機械室レスエレベーターの全体斜視図、図7は、本発明が対象とする機械室レスエレベーターの平面図(昇降路断平面図)である。
図6に示すように、このエレベーターは、巻上機30を昇降路内に設け、つり合錘2を乗りかご1の後方隙間に設置したタイプである。
巻上機30は、モータ4とシーブ5によって構成するが、モータ4に必要なトルクを低減して巻上機30の小型化を図るため、乗りかご1の移動量に対して巻上機30の巻き取り量が2倍となる2:1ローピングの構成を採用している。
モータ4は静粛性を図るため、永久磁石式のギヤレスモータを用いる。
機械室レスエレベーターでは、乗りかご1上方の隙間寸法を縮めるため、せり上げ用のかご下プーリ6a、6bを乗りかご1の下方に設置する。
この機械室レスエレベーターのロープ3の一端は、ばね42を介して図示しない昇降路頂部に設けられた梁に固定されている。
そしてこの一端側から垂下したロープ3は、つり合錘2に設けられたつり合錘プーリ8に巻き掛けられた後に上方に張設され前記梁に取り付けられた頂部プーリ7cに巻き掛けられた後垂下される。
次に、かご下プーリ6b、6aに巻き掛けられた後、上方に張設されて前記梁に取り付けられた頂部プーリ7a、7bに巻き掛けられた後、再度垂下してシーブ5に巻き掛けられ、他端側のロープ端は、ばね41を介して図示しない昇降路頂部に設けられた梁に固定されることでロープ3はローピングされている。
また図7に示すように、本発明が対象とするエレベーターは、巻上機30を、昇降路の後方(乗りかご1の背面)に配置し、シーブ5は昇降路45の壁面に向かい合うように配置している。
ここで頂部プーリ7aと7bを通過したロープ3は、プーリ7bの端部43からシーブ5の端部44に向かうようローピングされる。
次に、本発明であるエレベーター装置の巻上機の構造について図1〜図3に基づき説明する。
ここで、図1は本発明であるエレベーター装置の巻上機の斜視図、図2は本発明であるエレベーター装置の巻上機の正面図、図3は本発明であるエレベーター装置の巻上機の側面図である。
図1、図2に示すとおり、エレベーター装置の巻上機30は、モータ4と、このモータ4の駆動軸に連結されて回転し、且つ前記ロープ3が巻き回されるシーブ5と、このシーブ5の垂直投影面を覆うよう設けられ前記ロープ3に当接する反らせプーリ23とを有して構成されている。
また、モータ4は、回転子(ロータ)22と固定子(ステータ)24部分からなり、固定子(ステータ)24の内側にある回転子(ロータ)22が回転する、インナーロータ方式の構成である。
固定子(ステータ)24はスロットを有する積層した電磁鋼板からなり、これに銅線からなるコイル25を巻き付けている。
エレベーター用のモータ4は、低速で大トルクの特性が求められるとともに、静粛性を図るため、ギヤレス方式で永久磁石式が主流なのが現状である。
これに適するモータ用の磁石としては、吸引力の高いネオジム磁石を用いている。
しかし、近年は、ネオジム、ディシプロシウム等のレアアース材料の価格が高騰しており、レアアース材料を不要としたフェライト磁石等の活用したレアアースレス磁石モータが求められている。
そして仮に、モータの磁石に吸引力の劣るフェライト磁石を用いて、ネオジム磁石と同等の吸引力を得ようとするなら、大型のフェライト磁石を必要とすることから、モータが大型化し、モータを含む巻上機の全幅寸法Wは、昇降路に入らないサイズ、もしくは昇降路寸法がモータに合わせて拡大することになる。
本発明の実施の形態によれば、シーブ直径Dsと巻上機の全幅寸法Wを独立の設計パラメータ(従来は、シーブ直径Dsを決めると、必要な巻上機全幅寸法Wが一意に決まる)として設計できる。
このため、まず、昇降路面積から許容できる巻上機全幅寸法Wを定め、この体格寸法W(モータを収納する躯体の幅寸法)、かつフェライト磁石で発生できるトルクを求め、最終的にシーブ5の寸法を定めて巻上機を設計することができる。
つまり、フェライト磁石の使用量を低減させても、シーブ5を小径化すれば、発生させるモータトルクを低下させないようにすることができ、フェライト磁石を使用したレアアースレス磁石モータでも小型化を図ることが可能である。
すなわち、図1に示すように、反らせプーリ23の直径Dpは、昇降路のレイアウトを考慮して定めるが、例えば、昇降路に設置できる巻上機の許容寸法幅(巻上機全幅寸法)W=680mm、シーブ直径Ds=Φ240mm、反らせプーリ直径Dp=400〜420mmとする。
反らせプーリ直径Dp=400mmであれば、シーブ直径DsがΦ400mmの場合と同様のレイアウトで、シーブ5を小径化した分だけの磁石使用量を削減することができる。
この効果は、シーブ5を小径化するほど大きくなる。
ここで、シーブ直径Ds=150〜240mm、反らせプーリ直径Dp=400とすれば、Dp/Dsは1.67〜2.67の間となる。
なお、さらに細径ロープを用いて、シーブの小径化すれば巻上機に必要なトルクを低減することができる。
例えば、Φ6mmやΦ8mmの細径ロープでは、シーブ直径DsはそれぞれΦ240mm、Φ320mm以上になる。
ところで図7に示すとおり、シーブ5の直径をDs、巻上機の全幅寸法(モータを収納する躯体の幅寸法)をWとすれば、シーブ端部44と巻上機30の端部の距離W1は(W−Ds)/2となる。
薄型巻上機のシーブ5から突出した端部は、昇降路の幅方向で最も突出する部分となる。
ここで、頂部プーリ7bとシーブ5のロープ3の面外方向の入射角(一般にフリート角)が小さくなるように端部43とシーブ端部44を断面内で一致させた場合、この距離W1を小さくでき、この突出部分W1を削減することができる。
言い換えれば、距離W1が大きい場合には、巻上機がX方向において左側に突出するため、昇降路幅寸法Whが拡大してしまう。
そして、シーブ5の直径Dsを小さくするに応じて、上記式の通り、距離W1は大きくなり昇降路幅寸法Whが拡大してしまう要因となってしまう。
よって本発明の実施の形態では、図1〜図3に示すとおり、シーブ5の上方に反らせプーリ23を配置した。
ロープ3は、シーブ5と反らせプーリ23の両者に巻き掛けられるので、ロープ3の出口は、反らせプーリ23の直径Dpによって決まる。
よって、シーブ5を小径化したとしても、反らせプーリ23により端部43とシーブ端部44とを近接させることができる(小径化前のロープ3の位置近傍へ案内することができる)ことから、距離W1が大きくなっても、前記突出寸法に相当するD1を小さくできる。
すなわち、シーブ5を小径化したとしても、巻上機30を突出させることなく、昇降路幅寸法Whを拡大する弊害を防ぐことができる。
さらに、シーブ5を小径化したモータの場合、シーブ5の回転数が増大するため、モータの温度が上昇しやすい。
よって、図1、図2に示すとおり、反らせプーリ23に周囲の空気を撹拌するファン29を設ければ、図3中の左から右へ向けた空気の流れを作ることができ、この空気流によりモータの温度上昇を低減することができる。
ところで、モータの筐体厚さ(巻上機の厚さ寸法)Lやシーブ5のシャフト類の寸法は、シーブ5の小径化とは無関係で、かごの自重や積載荷重によって決まる懸垂荷重が変わらなければ、これらを小型化することはできないため、一般的に巻上機の全幅寸法(モータを収納する躯体の幅寸法)Wを容易に小さくすることはできない。
よって、シーブ5を小径化したシーブ径の縮小率よりも緩和した(シーブの小径化以前の直径よりも大径化した)大径のロータ(回転子)22を持つモータ4とし、体格寸法(モータ4を収納する躯体の幅寸法)Wを縮小せず余裕を持たせて構成すると、ロータ(回転子)22のギャップ半径も大きく取れるので、モータ4の大トルク化を実現できる。
さらに本実施の形態によれば、シーブ5を小径化して、モータ4の幅寸法(モータ4を収納する躯体の幅寸法)Wを極限まで小さくせず余裕を持たせて、磁気回路部を設計すれば、エアギャップ(回転子)直径Dr1を大きくとれるので、フェライト磁石の使用量を削減し、レアアースレスモータの小型化に貢献可能である。
一方、図3に示すとおり、回転子(ロータ)22の表面には、磁石26が貼り付けられており、その回転子(ロータ)22の内側をブレーキの制動面として、回転子(ロータ)22内部にブレーキを配置する。
このブレーキは、制動面と接触するブレーキシュー20a、20bと、これを吸引、釈放する電磁コイル21a、21b、図示しないがシューを回転子(ロータ)22に押し付ける制動ばねを左右に一対設けている。
そして、乗りかごを停止しているときには、電磁コイル21a、21bは釈放された状態で、制動ばねがブレーキシュー20a、20bを制動面に押し付ける。一方、乗りかごの昇降開始時には、この電磁コイル21a、21bを吸引して、ブレーキシュー20a、20bを制動面から離間するよう動作する。
本発明の実施の形態によれば、シーブ5を小径化しつつ、反らせプーリ23を設置することで大径化した回転子(ロータ)直径Dr1となり、ブレーキ装置はばねによる制動面への押付力が小さくて済む。
このため、吸引力の小さい電磁コイル21a、21bで、ブレーキシュー20a、20bを動作させることができるため、ブレーキを回転子(ロータ)22内部に実装することが可能となる。
ところで、ロープ3のシーブ5への巻付角は、反らせプーリ23を設置しない場合にはおよそ180゜であるが、図1、図2に示すとおり、本発明の実施の形態によれば、反らせプーリ23を設置した分だけ、ロープ3のシーブ5への巻付角は小さくなる。
巻付角が小さくなると、伝達可能なトラクションが低下するため、ロープ3の構成としては、例えば外周部分を樹脂で被覆したロープを用いるとよい。
一般に樹脂と鋼の摩擦係数は、鋼同士に比べて大きいので、巻付角を縮小しても、従来の180゜巻付角と同等以上のトラクションを確保することができる。
また同じ理由で、反らせプーリ23の材質は、樹脂で構成すればトラクション確保の観点から望ましい。
また、外周を樹脂で被覆したロープ3では、シーブ5溝との直接接触がなく、この接触による摩耗がないことから、素線の直径を小さくすることができ、屈曲性に優れた柔軟なロープを構成することができる。
これにより、シーブ直径Dsとロープ直径Drの比率Ds/Drが20以下(通常の鋼線ロープは40以上)で構成することができる。
さらに反らせプーリ23を樹脂材で構成することによって、ロープ3の表面にある素線の擦れ摩擦を抑制することが可能で、ロープ寿命の低下を防止することができる。
また、ロープ3との間でトラクションを発生させる必要はなく、巻付角が浅く面圧は低いため、反らせプーリ23の溝の損傷は小さく抑えることができる。
さらにまた、シーブ5の回転角を計測する回転量検出器(エンコーダ)27は、通常シーブ5と同軸上に取り付けられるが、本発明の実施の形態によれば、図3に示すように、反らせプーリ23の同軸上に設ける。
これにより、モータ4の発熱により温度上昇が高い部位から、電子部品である回転量検出器(エンコーダ)27を離すことが可能で、信頼性の高い動作を実現できる。
本発明の第2の実施形態を、巻上機の正面図を表す図4を用いて説明する。
本発明の実施例では、反らせプーリの直径Dpは、シーブ直径Dsよりも小さくしてあり、巻上機30の中心からずれた位置に設置する。
特に、巻上機30を昇降路45の壁に近付けたい方向のみに反らせプーリ23を配置することで、図2の構成と同様にロープ3の出口位置を変更することができる。
反らせプーリ23は、巻上機30本体に取り付けられるが、この取付部のベースは、ロープ3の張力の水平方向の分力を受ける。
この力に耐えるように、ベースを強固な構成とする必要があるが、第1の実施形態に比べると、巻上機全体の高さを縮小しコンパクトな巻上機を構成することができる。
よって本実施の形態においても、シーブ5を小径化したとしても、この小径化したシーブ5の直径よりも小さい直径寸法に形成し反らせプーリ23により前述した端部43とシーブ端部44とを近接させることができることから、距離W1が大きくなっても、前記突出寸法に相当するD1を小さくできる。
すなわち、シーブ5を小径化したとしても、巻上機30を突出させることなく、昇降路幅寸法Whを拡大する弊害を防ぐことができる。
最後に、本発明の第3の実施形態について、図5に示す機械室レスエレベーターの全体模式図を用いて説明する。
このエレベーターは、巻上機30を昇降路の頂部に設け、つり合錘2を乗りかご1の側面に設置したレイアウトである。
プーリの数は図6に比べて少なくなるが、ロープ3はシーブ5の上側を通過して下方に向かって出ることになる。
このため、反らせプーリ23をシーブ5の下方に配置すれば、第1の実施例と同様の効果が得られ、乗りかご1の左右に配置したレール(図示せず)との干渉を回避しやすく、巻上機30の昇降路内での配置自由度を高めることができる。
以上、説明したように本発明は、磁石使用量を低減したレアアースレス磁石(フェライト磁石)モータ4を備えるとともに、昇降路の体積を拡大させない巻上機30を備えたエレベーター装置を提供することができる。
1 乗りかご
2 つり合錘
3 ロープ
4 モータ
5 シーブ
6a、6b かご下プーリ
7a、7b、7c 頂部プーリ
8 つり合錘プーリ
20a、20b ブレーキシュー
21a、21b 電磁コイル
22 ロータ(回転子)
23 反らせプーリ
24 ステータ(固定子)
25 コイル
26 磁石
27 エンコーダ(回転量検出器)
29 ファン
30 巻上機
40 ドア
41、42 ロープ端部(ばね)
43 端部
44 シーブ端部
45 昇降路
1 反らせプーリ端から巻上機端までの距離
Ds シーブ直径
Dp 反らせプーリ直径
1 シーブ端から巻上機端までの距離
W 巻上機の全幅寸法(モータを収納する躯体の幅寸法)
Wh 昇降路幅寸法
L 巻上機の厚さ寸法
Dr1 ロータ(回転子)直径
Ds1 ステータ(固定子)直径

Claims (6)

  1. 躯体部と、この躯体内部に設けられる固定子と回転子とから成るモータと、このモータの回転軸に連結されて回転するとともにロープが巻き掛けられるシーブとを含む巻上機と、前記ロープにより駆動力を伝達され釣瓶式に昇降する乗りかごおよびつり合錘とを備えたエレベーター装置において、
    前記躯体部の幅寸法は同寸法で且つ前記シーブ系を小径化するとともに、小径化シーブに巻き掛けられたロープが当接し、小径化前のロープの位置近傍へ案内する反らせプーリを備えて前記巻上機を構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記反らせプーリの回転軸と同軸にファンを設け、前記反らせプーリの回転に応じて前記ファンを回転させ、前記モータに向けて空気流を形成することを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記シーブの小径化以前の直径よりも大径化した回転子を備えて前記巻上機を構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項1に記載のエレベーター装置において、前記反らせプーリは前記小径化したシーブの直径よりも小さい直径寸法に形成したことを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベーター装置において、
    前記小径化したシーブのシーブ溝もしくは前記ロープの外周表面の少なくとも何れか一方に樹脂被覆処理を施したことを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベーター装置において、
    前記回転子の回転量検出器を、前記反らせプーリの同軸上に設置したことを特徴とするエレベーター装置。
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