JP2013244626A - 画像形成装置、電源制御方法及び電源制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、電源制御方法及び電源制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を維持しつつ消費電力を低減させることが可能な画像形成装置、電源制御方法及び電源制御プログラムを提供することを目的としている。
【解決手段】ジョブ実行の終了時刻が、予め設定されたジョブ監視開始時刻以後の時刻であるか否かを判断するジョブ終了時刻判断部と、前記ジョブ実行の終了時刻が前記ジョブ監視開始時刻以後の時刻であった場合に、前記ジョブ実行の終了時刻から予め設定された第一の所定期間が経過したとき、当該画像形成装置の電源をオフさせる電源制御部と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、電源がオフされる電源オフ設定時刻が設定された画像形成装置、電源制御方法及び電源制御プログラムに関する。
近年の電子写真プロセスを利用した画像形成装置や、プリンタ、ファクシミリ及びこれらを組み合わせた複合機等の電子機器では、エネルギー消費の削減が求められている。例えば国際的な規格となるエネルギースターやブルーエンジェル等では、電子機器が使用されない間は自動的にスリープモードに移行することが要求されている。また近年では、所定時間内にユーザの操作やコンピュータからのプリント要求がなかった場合にスリープモードへ移行することで、消費電力を削減する技術が展開されている。
スリープモードとは、機器に電源を供給している際に最も電力状態が低いモード状態である。しかしながら、スリープモード時においても電力消費は0Wとはならず、少ないながらも電力が消費される。このためスリープモード時の積算電力量は、無視できない量となる場合がある。
そこで従来では、さらなる消費電力の低減を目指して様々な工夫がされている。例えば特許文献1には、ユーザが未使用になると予想される時間帯を予め機器に設定しておき、設定時間帯内に機器がスリープモードへ移行する時間となった場合には、機器の電源をオフする技術が開示されている。
しかしながら特許文献1記載の発明では、ユーザの使用がなかった場合は常時スリープモードとなるため電力を消費する。
また特許文献1記載の発明では、例えばスリープモードへ移行する時間が短く設定されている場合には直ぐに電源がオフされるため、次に使用したいユーザがいても電源がオフされる虞があり、利便性に欠ける。この問題は、例えスリープモードへ移行する時間を長くすることで解決できるが、スリープモードへ移行するまでの電力消費を抑えることはできない。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、ユーザの利便性を維持しつつ消費電力を低減させることが可能な画像形成装置、電源制御方法及び電源制御プログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明は、ジョブ実行の終了時刻が、予め設定されたジョブ監視開始時刻以後の時刻であるか否かを判断するジョブ終了時刻判断部と、
前記ジョブ実行の終了時刻が前記ジョブ監視開始時刻以後の時刻であった場合に、前記ジョブ実行の終了時刻から予め設定された第一の所定期間が経過したとき、当該画像形成装置の電源をオフさせる電源制御部と、を有する。
本発明によれば、ユーザの利便性を維持しつつ消費電力を低減させることができる。
第一の実施形態の画像形成装置の外観を説明する図である。 第一の実施形態の画像形成装置の画像形成部を説明する図である。 第一の実施形態の画像形成装置の有するシステム制御部を説明する図である。 第一の実施形態のCPUの機能構成を説明する図である。 第一の実施形態の画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の画像形成装置の動作を説明する図である。 電源オフ設定時刻となる前に期間Bが終了した場合を示す図である。 電源オフ設定時刻となる前に期間Bが終了した場合の動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態のCPUの機能構成を説明する図である。 第二の実施形態の移行時間判断部による判断を説明する図である。 第二の実施形態の画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
本発明は、画像形成装置において実行されたジョブの終了時刻に基づき画像形成装置の電源をオフするタイミングを異ならせる。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の画像形成装置の外観を説明する図である。
本実施形態の画像形成装置100は、自動原稿送り装置(ADF)110と、操作ボード120と、カラースキャナ130と、画像形成部200の各ユニットで構成されている。
本実施形態の操作ボード120と、ADF110付きのカラースキャナ130は、画像形成部200から分離可能なユニットである。本実施形態のカラースキャナ130は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御部を有しており、エンジンコントローラと直接又は間接的に通信を行い、タイミング制御されて原稿画像の読取りを行う。
また本実施形態の画像形成装置100は、例えば画像形成装置100に適切な方法で接続されたコンピュータ(PC)10等で作成さたれ画像データ等が送られ、この画像データに基づく画像の出力を行っても良い。
図2は、第一の実施形態の画像形成装置の画像形成部を説明する図である。本実施形態の画像形成部200は、例えばレーザプリンタ等により実現される。
画像形成部200は、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットa−dが、第1転写ベルト205の移動方向に沿ってこの順に配置されている。トナー像形成ユニットにおいて回転可能に支持された感光体201の外周部には、除電装置,クリーニング装置,帯電装置202および現像装置204が配備されている。帯電装置202と現像装置204の間には、露光装置203から発せられる光情報の入るスペースが確保されている。
第1転写ベルト205は、回転する支持ローラ及び駆動ローラ間に支持されており、裏側(ループの内側)には、第1転写ローラが感光体201の近傍に配備されている。露光装置203は公知のレーザ方式で、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体表面に潜像として照射する。
第1転写ベルト205の右方には、第2転写ベルト206が配備されている。第1転写ベルト205と第2転写ベルト206は接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。 第2転写ベルト206は支持ローラおよび駆動ローラ間に支持されていて、裏側(ループの内側)には、第2転写ローラが配備されている。転写紙(用紙)は、給紙カセット207,208に収納されており、最上の用紙が給紙ローラで1枚ずつレジストローラ209に搬送される。
また本実施形態の画像形成部200は、画像形成装置100の制御を行うシステム制御部300を有する。
図3は、第一の実施形態の画像形成装置の有するシステム制御部を説明する図である。本実施形態のシステム制御部300は、画像形成装置100の有するエンジン制御部400(図2では図示せず)と接続されている。
また本実施形態のシステム制御部300は、CPU(Central Processing Unit)310、ROM(Read Only Memory)320、RAM(Random Access Memory)330、不揮発性RAM340を有し、エンジン制御部400とデータ、アドレスバスを通じて、画像形成装置100全体の制御を行う。
本実施形態のCPU310は、画像形成装置100のメイン制御を行うもので、各種メモリ制御やネットワーク制御、エンジン制御部400とのインターフェイス制御等を行う。ROM320は、データ格納メモリであり、例えばシステムプログラム等が格納される。尚本発明の電源制御プログラムは、例えばシステムプログラムの一部である。
本実施形態の電源制御プログラムは、例えば画像形成装置100と接続されたネットワークを介してダウンロードされてROM320又はRAM330に格納されても良い。また電源制御プログラムは、記憶媒体350からROM320又はRAM330に読み込まれても良い。本実施形態の記憶媒体は、例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
CPU310は、ROM320に格納された情報を読み出して各種制御を実施する。RAM330は、CPU310のワークメモリとして使用される。不揮発性RAM340は、画像形成装置100の制御に必要な設定情報等が格納される。具体的には不揮発性RAM340には、例えばスリープモードへの移行時間の設定情報や自動電源オフする際に必要な時間設定情報等が格納される。
本実施形態のエンジン制御部400は、画像形成に必要な作像や定着制御、駆動制御等を行う。また本実施形態のエンジン制御部400は、各種センサ410の入力読み込み及び負荷420の個々の駆動を制御する。
本実施形態の主電源430は、商用入力電源を画像形成装置100に必要な電圧に変圧し、電力を供給する。また主電源430は、定着ヒータ等に必要なAC(Alternating Current)入力電圧を供給する。
以下に本実施形態CPU310の機能構成について説明する。本実施形態のシステム制御部310は、画像形成装置100が実行したジョブの終了時間に基づき、主電源420をオフさせる時間を制御することで、ユーザの利便性を維持しつつ画像形成装置100の消費電力を低減させる。
図4は、第一の実施形態のCPUの機能構成を説明する図である。本実施形態のCPU310は、例えばROM320又はRAM330に格納された電源制御プログラムを読み出して実行することで、以下の各部の機能を実現する。
本実施形態のCPU310は、ジョブ終了時間判断部311、設定部312、期間経過判断部313、電源制御部314を有する。
ジョブ終了時刻判断部311は、ジョブの実行が終了した時刻が、予め設定されたジョブ監視開始時刻を過ぎたか否かを判断する。設定部312は、ジョブ監視開始時刻、電源オフ設定時刻、電源オフ準備期間等の各種の設定を行う。
ここで設定部312により設定される各種時刻及び期間について説明する。本実施形態のジョブ監視開始時刻とは、画像形成装置100においてジョブの終了時刻の監視を開始する時刻である。
本実施形態の電源オフ設定時刻は、画像形成装置100の電源を自動でオフさせる時刻である。本実施形態の以下の説明では、ジョブ監視開始時刻から電源オフ設定時刻までの期間を期間Aと呼ぶ。
本実施形態の電源オフ準備期間は、ジョブの実行が終了してから画像形成装置100の電源をオフするまでの期間である。以下の本実施形態の説明では、電源オフ準備期間を期間Bと呼ぶ。
本実施形態の期間経過判断部313は、画像形成装置100に設けられた計時機能により、ジョブ監視開始時刻から期間Aが経過したか否かを判断する。また期間経過判断部313は、ジョブの実行が終了してから期間Bが経過したか否かを判断する。電源制御部314は、画像形成装置100の電源のオン/オフを制御する。具体的には本実施形態の電源制御部314は、エンジン制御部400を介して主電源430のオン/オフを制御することで、画像形成装置100の電源のオン/オフを制御する。
以下に図5を参照して本実施形態の画像形成装置100の動作を説明する。図5は、第一の実施形態の画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態の画像形成装置100は、ジョブの実行要求があるか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501においてジョブの実行要求がある場合、ジョブを実行する(ステップS502)。
ステップS501においてジョブの実行要求がない場合、画像形成装置100は、スリープモードへの移行時間が経過したか否かを判断する(ステップS503)。尚本実施形態におけるスリープモードへの移行時間とは、画像形成装置100が待機状態である待機時間を示す。
ステップS503において移行時間が経過していない場合、ステップS501へ戻る。ステップS503において移行時間が経過した場合、画像形成装置100はスリープモードへ移行する。(ステップS504)。本実施形態のスリープモードとは、機器に電源を供給している際に最も電力状態が低いモード状態である。
続いて画像形成装置100は、ジョブの実行要求があるか否かを判断する(ステップS505)。ステップS505において実行要求がある場合、ステップS502へ戻る。ステップS505において実行要求がない場合、画像形成装置100は、電源オフ設定時刻を過ぎたか否かを判断する(ステップS506)。
ステップS506において電源オフ設定時刻を過ぎていない場合、画像形成装置100はステップS505へ戻る。ステップS506において電源オフ設定時刻を過ぎた場合、電源制御部314は、画像形成装置100の電源をオフさせて(ステップS507)、処理を終了する。
また画像形成装置100は、ステップS502においてジョブの実行が終了すると、画像形成装置100は、ジョブ終了時刻判断部311により、ジョブの実行の終了時刻がジョブ監視開始時刻以後であるか否かを判断する(ステップS508)。
ステップS508においてジョブ実行の終了時刻がジョブ監視開始時刻以後であった場合、期間経過判断部313は、ジョブ実行の終了時刻から期間Bが経過したか否かを判断する(ステップS509)。ステップS508においてジョブ実行の終了時刻がジョブ監視開始時刻より前であった場合、画像形成装置100は、ステップS503へ進む。
続いて画像形成装置100は、ステップS504において期間Bが経過した場合、電源制御部314は、ステップS507へ進み処理を終了する。
以下に図6を参照して図5の処理について具体的に説明する。図6は、第一の実施形態の画像形成装置の動作を説明する図である。
図6(A)は、ジョブ実行の終了時刻がジョブ監視開始時刻以前である場合を示す図である。図6(B)は、ジョブ実行の終了時刻が期間A内にある場合を示す図である。図6(C)はジョブ実行の終了時刻が期間Aの経過後、すなわち電源オフ設定時刻以後である場合を示している。
図6(A)に示すように、ジョブ監視開始時刻t1より前にジョブの実行が終了していた場合、画像形成装置100はジョブ監視開始時刻t1から期間Aが経過した電源オフ設定時刻t2において、電源制御部314により電源をオフされる。
また本実施形態では、図6(B)に示すように、ジョブ監視開始時刻t1と電源オフ設定時刻t2との間、すなわち期間A内にジョブの実行が終了して場合、画像形成装置100はジョブ実行の終了時刻t3から期間Bが経過した時刻t4において電源制御部314により電源をオフされる。
このように本実施形態では、ジョブ実行の終了時刻がジョブ監視開始時刻より前であるか、又はジョブ監視開始時刻以後であるかに基づき、画像形成装置100の電源をオフとさせる時刻を変更する。
例えばジョブ実行の終了時刻t3が期間A内にある場合、電源オフ設定時刻t2を経過した後も続けて画像形成装置100が続けて使用される可能性が高いと思われる。したがって本実施形態では、ジョブ実行の終了時刻t3が期間A内にある場合、電源オフ設定時刻t2で画像形成装置100の電源をオフせず、終了時刻t3から設定された期間Bが経過してから電源をオフさせる。この場合の期間Bは、画像形成装置100が続けて使用される可能性が低いと判断される程度の期間とすることが好ましく、さらには期間Aよりも長い期間として設定されることが好ましい。
本実施形態では、このようにジョブ実行の終了時刻t3に応じて画像形成装置100の電源をオフさせるタイミングを制御することで、ユーザの利便性を維持しつつ消費電力を低減させることができる。
また本実施形態では、図6(C)に示すように、ジョブ実行の終了時刻t3が電源オフ設定時刻t2以後であった場合にも、終了時刻t3から期間Bが経過した時刻t4で画像形成装置100の電源がオフされるものとした。
また本実施形態において、期間Bは予め設定部312で設定されるものである。このため、例えばユーザの設定によっては、期間Bが期間Aよりも短く設定される場合がある。尚本実施形態では、期間Aの開始時刻であるジョブ監視開始時刻と、期間Aの終了時刻である電源オフ設定時刻は、ユーザにより変更されない設定であっても良い。
本実施形態では、期間Bが期間Aよりも短く設定されており、且つジョブ実行の終了時刻t3がジョブ監視開始時刻t1以後となる場合、電源オフ設定時刻t2になる前に期間Bが経過する。この場合、ジョブ実行の終了時刻t3以後に続けて画像形成装置100を使用したいユーザがいた場合でも、画像形成装置100の電源がオフされる虞がある。
そこで本実施形態では、上述のように電源オフ設定時刻t2となる前に期間Bの終了時刻t4となった場合には、電源オフ設定時刻t2になるまで画像形成装置100の電源をオフしないようにした。
以下に図7、図8を参照して電源オフ設定時刻t2となる前に期間Bの終了時刻t4となる場合の画像形成装置100の動作について説明する。
図7は、電源オフ設定時刻となる前に期間Bが終了した場合を示す図である。
図7の例では、ジョブ実行の終了時刻t3がジョブ監視開始時刻t2以後であり、且つ期間Bの終了時刻t4が電源オフ設定時間t2より前となっている。本実施形態では、このように場合には、期間Bの終了時刻t4ではなく、電源オフ設定時刻t2で画像形成装置100の電源をオフさせる。
図8は、電源オフ設定時刻となる前に期間Bが終了した場合の動作を示すフローチャートである。
図8のステップS801からステップS808までの処理は、図5のステップS501からステップS508までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS808において、ジョブ実行の終了時刻がジョブ監視開始時刻以後であった場合、画像形成装置100は、期間Aよりも期間Bの方が短く、且つ期間Bの終了時刻が電源オフ設定時刻よりも前となるか否かを判断する(ステップS809)。
ステップS809において、上記の条件を満たす場合、画像形成装置100は、ステップS806へ進む。ステップS809において上記の条件を満たさない場合、画像形成装置100はステップS810へ進む。ステップS810の処理は、図5のステップS509と同様であるから説明を省略する。
以上のように本実施形態では、電源オフ設定時刻t2よりも前に期間Bが終了する場合、電源オフ設定時刻t2となるまで画像形成装置100の電源をオフしない。したがって本実施形態では、ジョブ実行の終了後に続けて画像形成装置100が利用される前に電源がオフされることを防止でき、ユーザの利便性を損なうことを防止できる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施例は、電源オフ設定時刻を経過してもスリープモードに移行しない場合を考慮した点が第一の実施形態と相違する。よって以下の本発明の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有する点には第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図9は、第二の実施形態のCPUの機能構成を説明する図である。
本実施形態のCPU310Aは、第一の実施形態のCPU310の有する各部に加え、移行時間判断部315を有する。本実施形態の移行時間判断部315は、スリープモード移行時間が電源オフ設定時刻から所定期間以上あるか否かを判断する。本実施形態の以下の説明では電源オフ設定時刻からの所定期間を期間Cとして説明する。期間Cは、例えば設定部312により予め設定されていても良い。
尚本実施形態のスリープモード移行時間とは、ジョブの実行が終了してから画像形成装置100が待機状態でいる時間を示している。待機状態とは、例えばジョブの実行要求を受けると、直ちにジョブ実行できる状態を示す。
図10は、第二の実施形態の移行時間判断部による判断を説明する図である。図10(A)は、スリープモード移行時間の終了時刻t5が期間Cの終了時刻t6以後にある場合を示す図である。図10(B)は、スリープモード移行時間の終了時刻t5が期間Cの終了時刻t6より前にある場合を示す図である。
本実施形態では、図10(A)に示すように、ジョブ実行の終了時刻t3がジョブ監視開始時刻t1以後にあり、且つ電源オフ設定時刻t2からスリープモード移行時間の終了時刻t5までの期間が期間Cより長い場合、期間Cの終了時刻t6で画像形成装置100をスリープモードに移行させる。
本実施形態では、この構成により、スリープモード移行時間における電力の消費を抑えることができる。
また本実施形態では、図10(B)に示すように、ジョブ実行の終了時刻t3がジョブ監視開始時刻t1以後にあり、且つ電源オフ設定時刻t2からスリープモード移行時間の終了時刻t5までの期間が期間Cより短い場合、スリープモード移行時間の終了時刻t5で画像形成装置100をスリープモードに移行させる。
本実施形態では、この構成により、期間Cの経過を待つことなく画像形成装置100をスリープモードに移行させることができ、スリープモード移行時間における電力の消費を抑えることができる。
尚、例えばジョブ実行の終了時刻t3がジョブ監視開始時刻t1より前にあり、且つスリープモード移行時間の終了時刻t6が電源オフ設定時刻t2以後である場合には、スリープモードに移行せずに電源オフ設定時刻t2で電源をオフさせても良い。
図11は、第二の実施形態の画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
図11のステップS1101からステップS1109までの処理は、図8のステップS801からステップS809までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS1109において条件を満たす場合はステップS1106へ進む。ステップS1109において条件を満たさない場合、移行時間判断部315は、電源オフ設定時刻t2からスリープモード移行時間の終了時刻t5までの期間が期間Cより短いか否かを判断する(ステップS1110)。すなわち移行時間判断部315は、電源オフ設定時刻t2において、スリープモード移行時間の残り時間が期間Cよりも長いか否かを判断する。
ステップS1110においてスリープモード移行時間の残り時間が期間Cよりも長い場合、電源制御部314は、期間Cの終了時刻t6で画像形成装置100を待機モードからスリープモードへ移行させる(ステップS1111)。続いて画像形成装置100は、ステップS1112へ進む。ステップS1112の処理は、図8のステップS810の処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS1110においてスリープモード移行時間の残り時間が期間Cよりも短い場合、電源制御部314は、スリープモード移行時間の終了時刻t5において画像形成装置100を待機状態からスリープモードへ移行させ(ステップS1113)、ステップS1112へ進む。
本実施形態では、以上のように画像形成装置100を待機状態からスリープモードへ移行させるタイミングを制御することで、待機状態に消耗される消費電力を低減することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 画像形成装置
200 画像形成部
300 システム制御部
310、310A CPU
311 ジョブ終了時刻判断部
312 設定部
313 期間経過判断部
314 電源制御部
315 移行時間判断部
400 エンジン制御部
430 主電源
特開2008−142942号公報

Claims (6)

  1. 電源がオフされる電源オフ設定時刻が設定された画像形成装置であって、
    ジョブ実行の終了時刻が、予め設定されたジョブ監視開始時刻以後の時刻であるか否かを判断するジョブ終了時刻判断部と、
    前記ジョブ実行の終了時刻が前記ジョブ監視開始時刻以後の時刻であった場合に、前記ジョブ実行の終了時刻から予め設定された第一の所定期間が経過したとき、当該画像形成装置の電源をオフさせる電源制御部と、を有する画像形成装置。
  2. 前記ジョブ実行の終了時刻が前記ジョブ監視開始時刻から前記電源オフ設定時刻までの第二の所定期間にあり、且つ前記第一の所定期間が前記第二の所定期間よりも短いとき、
    前記電源制御部は、
    前記電源オフ設定時刻となったときに当該画像形成装置の電源をオフさせる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記電源オフ設定時刻以後の前記第一の所定時間の残り時間が予め設定された第三の所定期間より長いとき、
    前記電源制御部は、
    前記電源オフ設定時刻となったときに当該画像形成装置を待機状態からスリープ状態へ移行させる請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記電源オフ設定時刻以後の前記第一の所定時間の残り時間が前記第三の所定期間より短いとき、
    前記電源制御部は、
    前記第一の所定時間が経過したとき、当該画像形成装置を待機状態からスリープ状態へ移行させる請求項3記載の画像形成装置。
  5. 電源がオフされる電源オフ設定時刻が設定された画像形成装置による電源制御方法であって、
    ジョブ実行の終了時刻が、予め設定されたジョブ監視開始時刻以後の時刻であるか否かを判断するジョブ終了時刻判断手順と、
    前記ジョブ実行の終了時刻が前記ジョブ監視開始時刻以後の時刻であった場合に、前記ジョブ実行の終了時刻から予め設定された第一の所定期間が経過したとき、当該画像形成装置の電源をオフさせる電源制御手順と、を有する電源制御方法。
  6. 電源がオフされる電源オフ設定時刻が設定された画像形成装置により実行される電源制御プログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    ジョブ実行の終了時刻が、予め設定されたジョブ監視開始時刻以後の時刻であるか否かを判断するジョブ終了時刻判断ステップと、
    前記ジョブ実行の終了時刻が前記ジョブ監視開始時刻以後の時刻であった場合に、前記ジョブ実行の終了時刻から予め設定された第一の所定期間が経過したとき、当該画像形成装置の電源をオフさせる電源制御ステップと、を実行させる電源制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017143601A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 キヤノン株式会社 電源装置及び画像形成装置

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