JP2013244520A - 抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置 - Google Patents

抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013244520A
JP2013244520A JP2012121175A JP2012121175A JP2013244520A JP 2013244520 A JP2013244520 A JP 2013244520A JP 2012121175 A JP2012121175 A JP 2012121175A JP 2012121175 A JP2012121175 A JP 2012121175A JP 2013244520 A JP2013244520 A JP 2013244520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
welding current
cycle
current
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012121175A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Komachi
実 小町
Reiji Kitabori
礼司 北堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dengensha Toa Co Ltd
Original Assignee
Dengensha Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dengensha Manufacturing Co Ltd filed Critical Dengensha Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2012121175A priority Critical patent/JP2013244520A/ja
Publication of JP2013244520A publication Critical patent/JP2013244520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

【課題】任意のサイクルまたは時間単位で溶接電流と加圧力を設定して最適な抵抗溶接を実施する。
【解決手段】複数の鋼板を電極チップ145で加圧し、電極チップ間に溶接電流を流すことによって、複数の鋼板を溶接する、溶接機の抵抗溶接制御装置100であって、電極チップ間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間単位で電極チップ間に流す溶接電流を設定する溶接電流設定手段110、122と、任意のサイクルまたは任意の時間単位で電極チップの加圧力を設定する加圧力設定手段110、124と、複数の鋼板の溶接中に、溶接電流設定手段で設定した溶接電流及び加圧力設定手段で設定した加圧力を任意のサイクルまたは時間単位で読み込んで、読み込んだ溶接電流を電極チップに供給し、読み込んだ加圧力で複数の鋼板を加圧させる溶接制御手段130と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、任意のサイクルまたは時間単位で溶接電流と加圧力が設定でき最適な抵抗溶接を実施することができる抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置に関する。
近年、製品の用途に応じ多彩な溶接条件によって抵抗溶接が実施されるようになってきた。たとえば、車体製造の分野では、車両重量の軽量化と車体強度の向上を両立させるため、高張力鋼板が多用されつつある。高張力鋼板は、合金成分の添加、組織の制御により、一般構造用鋼材よりも強度を向上させた鋼板である。自動車の部材などを設計する際、同じ強度を確保するに当たって、一般鋼材を用いる場合に比べて薄肉化できる。
高張力鋼板を抵抗溶接する場合、一般鋼板を抵抗溶接するときとは溶接条件を変える必要がある。溶接条件とは、主に、鋼板を溶接するときに、鋼板に流す電流と鋼板を加圧する加圧力である。
従来、溶接品質を向上させるため、下記特許文献1に開示されているように、通電時間と休止時間、及び通電回数を任意に設定できるようにした発明がある。同じく溶接品質を向上させるため、下記特許文献2に開示されているように、溶接中に、電極加圧力を一定期間通常の設定加圧力よりも大きくした発明がある。
特開平6−170550号公報 特開平9−168871号公報
しかし、高張力鋼板のような、一般の鋼板とは組成が異なる鋼板の溶接を最適化するためには、引用文献1及び2に開示されているような発明を単に適用するだけでは困難である。
本発明は、上記のような従来の課題を解決するために成されたものであり、任意のサイクルまたは時間単位で溶接電流と加圧力が設定でき最適な抵抗溶接を実施することができる抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る抵抗溶接制御装置は、複数の鋼板を電極チップで加圧し、前記電極チップ間に溶接電流を流すことによって、複数の鋼板を溶接する、溶接機の抵抗溶接制御装置である。本発明に係る抵抗溶接制御装置は、溶接電流設定手段、加圧力設定手段、溶接制御手段を有する。
溶接電流設定手段は、電極チップ間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間単位で電極チップ間に流す溶接電流を設定する。加圧力設定手段は、任意のサイクルまたは任意の時間単位で電極チップの加圧力を設定する。溶接制御手段は、複数の鋼板の溶接中に、溶接電流設定手段で設定した溶接電流及び加圧力設定手段で設定した加圧力を任意のサイクルまたは時間単位で読み込んで、読み込んだ溶接電流を電極チップに供給し、読み込んだ加圧力で複数の鋼板を加圧させる。
したがって、本発明によれば、溶接電流と加圧力を、任意のサイクルまたは任意の時間単位できめ細かく設定することができるので、溶接条件の設定自由度を高くでき、溶接する鋼板の性質に合わせた、最適な溶接条件の設定が可能になる。
実施形態1に係る抵抗溶接制御装置の構成を示すブロック図である。 図1の溶接電流パターン記憶部及び加圧力パターン記憶部に記憶される溶接条件の一例を示す図である。 図2の溶接条件が設定されたときの溶接電流と加圧力の変化状態を示す図である。 図1の抵抗溶接制御装置の動作フローチャートである。 実施形態2に係る抵抗溶接制御装置の構成を示すブロック図である。 図5の溶接電流パターン記憶部及び加圧バルブ作動パターン記憶部に記憶される溶接条件の一例を示す図である。 図6の溶接条件が設定されたときの溶接電流と加圧バルブのON、OFF状態を示す図である。 図5の抵抗溶接制御装置の動作フローチャートである。 実施形態3に係るスポット溶接ロボットの構成を示すブロック図である。
以下に、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置について、添付した図面を参照して、[実施形態1]から[実施形態3]に分けて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る抵抗溶接制御装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1の溶接電流パターン記憶部及び加圧力パターン記憶部に記憶される溶接条件の一例を示す図である。図3は、図2の溶接条件が設定されたときの溶接電流と加圧力の変化状態を示す図である。
(抵抗溶接制御装置の構成)
図1に示すように、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置100は、溶接データ入力部110、記憶部120及び溶接制御部130を有する。
本実施形態に係る抵抗溶接制御装置100は、複数の鋼板を電極チップ145で加圧し、電極チップ145間に溶接電流を流すことによって、複数の鋼板を溶接する、たとえばスポット溶接機、スポット溶接ロボットなどの溶接機の動作を制御する。
溶接データ入力部110は、電極チップ145間に流す溶接電流を、溶接電流が有する周波数の任意のサイクル(たとえば1サイクル、0.5サイクル)または任意の時間単位(たとえば10msec、15msec)で入力する。また、溶接データ入力部110は、電極チップ145の加圧力を、溶接電流が有する周波数のサイクル(たとえば1サイクル、0.5サイクル)または時間単位(たとえば10msec、15msec)で入力する。
溶接データ入力部110は、外部の上位コンピュータから、溶接電流及び加圧力を入力する場合には、インターフェースであり、作業者が溶接電流及び加圧力を手入力する場合には、キーボードなどの端末である。
なお、溶接電流と加圧力のサイクルまたは時間の刻みは、上記の例のように、1サイクル、0.5サイクル、10msec、15msec単位で一致していることが好ましい。しかし、溶接電流のサイクルまたは時間の刻みと加圧力のサイクルまたは時間の刻みが一致していなくとも良い。
記憶部120は、溶接データ入力部110で入力した、電極チップ145に流す溶接電流の溶接電流パターンと電極チップ145が鋼板を加圧する加圧力パターンとを記憶する。記憶部120は、溶接電流パターン記憶部122と加圧力パターン記憶部124とを有し、溶接電流パターンは溶接電流パターン記憶部122に記憶させ、加圧力パターンは加圧力パターン記憶部124に記憶させる。
なお、溶接データ入力部110と溶接電流パターン記憶部122とによって溶接電流設定手段が形成され、電極チップ145間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間刻みで電極チップ145間に流す溶接電流が設定される。また、溶接データ入力部110と加圧力パターン記憶部124とによって加圧力設定手段が形成され、電極チップ145間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間刻みで電極チップ145の加圧力が設定される。
溶接電流パターン記憶部122及び加圧力パターン記憶部124に記憶される溶接条件の一例は、図2に示す通りである。図2の溶接条件は、溶接データ入力部110から入力される。
溶接電流パターン記憶部122には、1サイクル目から15サイクル目までの、各サイクルにおける電流値が記憶されている。本明細書で記載しているサイクルとは、溶接電流の周波数のサイクルに準ずるものである。たとえば、溶接電流の周波数が50Hzである時には、1サイクルは時間にすると20msecに相当する。したがって、図2に示す溶接条件は、20msecごとの溶接電流を示しているとも言える。
図2に示すように、1サイクル目から5サイクル目までは、溶接電流の電流値が徐々に上がっている。この部分をアップスロープという。アップスロープにおける溶接電流の上昇具合、アップスロープを形成するサイクル数や時間は自由に設定できる。
6サイクル目と7サイクル目は、溶接電流を全く流さないクール部分であり、瞬間的に鋼板を冷却する部分である。クール部分を形成するサイクル数や時間も自由に設定できる。
8サイクル目と9サイクル目はアップスロープを形成し、9サイクル目から13サイクル目までは一定値の溶接電流を流す。一定値の溶接電流を流す部分のサイクル数や時間も自由に設定できる。
13サイクル目から15サイクル目までは、溶接電流の電流値が徐々に下がっている。この部分をダウンスロープという。ダウンスロープにおける溶接電流の上昇具合、ダウンスロープを形成するサイクル数や時間も自由に設定できる。
加圧力パターン記憶部124には、スクイズ時間、1サイクル目から15サイクル目、ホールド時間までの電極チップ145の加圧力が記憶されている。
図2に示すように、1サイクル目から5サイクル目までは、電極チップ145の加圧力を徐々に上げている。5サイクル目から7サイクル目までは同一の加圧力で鋼板を加圧し、8サイクル目で瞬間的に加圧力を落とし、9サイクル目から15サイクル目までは同一の加圧力で加圧する。なお、スクイズ時間の10サイクルは1サイクル目の加圧力と同一の加圧力で、ホールド時間の4サイクルは15サイクル目の加圧力と同一の加圧力で鋼板を加圧する。
本実施形態では、溶接電流と同様に、加圧力も、サイクルごとに自由に設定できる。
溶接制御部130は、電流センサ132、溶接電流制御部134、加圧力センサ136及び加圧力制御部138を有する。溶接制御部130の電流センサ132、溶接電流制御部134、加圧力センサ136及び加圧力制御部138は溶接制御手段を形成する。
溶接制御部130は、複数の鋼板の溶接中に、設定した溶接電流及び設定した加圧力を任意のサイクルまたは時間ごとに読み込んで、読み込んだ溶接電流を電極チップ145に供給し、読み込んだ加圧力で前記複数の鋼板を加圧させる。
電流センサ132は電極チップ145を介して鋼板に流れる溶接電流を検出する。溶接電流制御部134は、電流センサ132が検出した溶接電流をフィードバックしながら電極チップ145に流す溶接電流を設定した任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する。
加圧力センサ136は電極チップ145における鋼板の加圧力を検出する。
加圧力制御部138は、加圧力センサ136が検出した加圧力をフィードバックしながら電極チップ145の加圧力を設定した任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する。
溶接ガン140は、溶接機の作業端に取り付けられているもので、電極チップ145を備える。電極チップ145は、たとえば、車体を組み立てる場合の鋼板をその上下面から加圧し、加圧した状態で電極チップ145間の鋼板に溶接電流を流し、鋼板同士をスポット溶接する。電極チップ145は、油圧や空圧のシリンダを用いて鋼板を加圧する形態と、サーボモータによって駆動し、加圧力を微妙に調整できる形態のものとがある。
本実施形態では、電極チップ145の加圧力の調整を容易にするために、サーボモータを用いている。
以上は、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置100の構成である。
なお、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置100は、たとえば、車体の組み立てに使用されるスポット溶接機、車体の組み立てラインに設置されるスポット溶接ロボットなどの溶接機に用いることができる。
また、溶接データ入力部110、溶接電流パターン記憶部122及び加圧力パターン記憶部124は、溶接データ設定装置として機能する。溶接データ設定装置は、抵抗溶接制御装置100に用いられ、溶接データを任意のサイクルごとに、または、任意の時間ごとに設定できる。
(抵抗溶接制御装置の動作)
次に、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置100の動作について説明する。
記憶部120の溶接電流パターン記憶部122と加圧力パターン記憶部124には、たとえば、図2に示したような、溶接電流と加圧力の溶接条件が記憶されている。
溶接条件が図2のように設定されているときの、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置100の、サイクルごとの溶接電流の変化と、加圧力の変化を図示すると、図3に示すようになる。
溶接の開始指令が出てから、10サイクルのスクイズ時間の間は、電極チップ145には溶接電流が流されない。しかし、鋼板は一定の加圧力で電極チップ145によって加圧される。
スクイズ時間が終了して、1サイクル目から5サイクル目まで、溶接電流が段階的に上昇する。溶接電流の上昇に応じて、電極チップ145の加圧力も、段階的に上昇する。
6サイクル目と7サイクル目は溶接電流が流されないが、鋼板には一定の加圧力が加えられる。
8サイクル目から再び溶接電流が流され、14サイクル目、15サイクル目で溶接電流が減少されて0になる。加圧力は、8サイクル目で一旦減少され、9サイクル目から増加されて、4サイクルのホールド時間が終了するまで一定の圧力で鋼板を加圧する。
図4は、図1に示した抵抗溶接制御装置100の動作フローチャートである。
図1に示した溶接電流制御部134は溶接電流パターン記憶部122に記憶されている、図2に示したような溶接電流パターンを入力する(S100)。次に、加圧力制御部138は、加圧力パターン記憶部124に記憶されている図2に示したような加圧力パターンを入力する(S101)。
溶接電流制御部134は、電極チップ145に流れる電流値を電流センサ132で検出し、その検出した電流値をフィードバックしながら、1サイクルごとに設定されている溶接電流を電極チップ145に供給する。図2に示した溶接電流が設定されている場合には、図3に示すように電極チップ145に流れる溶接電流がサイクルごとに変化する(S102)。
加圧力制御部138は、電極チップ145の加圧力を加圧力センサ136で検出し、その検出した加圧力をフィードバックしながら、1サイクルごとに設定されている加圧力を電極チップ145に加える。図2に示した加圧力が設定されている場合には、図3に示すように電極チップ145が鋼板を加圧する加圧力がサイクルごとに変化する(S103)。
抵抗溶接制御装置100は、溶接作業か終了したか否かを判断し(S104)、溶接作業が終了していなければ(S104:NO)、S102とS103のステップを繰り返す。一方、溶接作業が終了していれば(S104:YES)溶接作業を終了する。
以上のように、実施形態1に係る抵抗溶接制御装置100によれば、溶接データ入力部110から、溶接条件を、サイクルごと、または、時間ごとに設定できるようにしてあるので、きめ細かく、溶接電流と加圧力の値を設定することができ、溶接しようとする鋼板の溶接特性に適した、最適な溶接条件を設定することができる。
具体的には、アップスロープ開始から、多段運転、クール、ダウンスロープ終了まで、多彩な電流パターンを作成することはもちろんのこと、アップスロープやダウンスロープの傾きをスロープ途中で変更したりすることも自由にできる。このため、溶接中の入熱の微調整がサイクルごと、時間ごとに容易なため、チリの発生を防止でき、溶接品質の向上が期待できる。なお、溶接電流の設定は電流値で行っても良いし、ヒート率で行っても良い。
また、スクイズからホールドまでの加圧力も1サイクルごと、時間ごとに設定できるので、溶接電流に応じた適正な加圧力を与えることができる。
実施形態1で例示したスポット溶接は、重ねた鋼板を電極チップで加圧した状態で溶接電流を流し、鋼板接触部の電気抵抗でジュール熱を発生させ、鋼板を溶融して接合する溶接方法であり、自動車の車体溶接に多く用いられる。
自動車業界では、衝突安全性の向上と低燃費のための軽量化を実現させるため、高張力鋼板の採用範囲を広げている。高張力鋼板は、プレス成型が軟鋼板に比較して劣っているために、パネルとパネルの重ね面に隙間が生じやすく、また剛性が高いため溶接ガンで加圧してもなお隙間が残ることがある。
このため、初期通電の発熱で軟化させて隙間対策をした後、溶接電流を与えて良好な溶接を得るなどの手法が採用されている。一般に、適正な溶接電流の範囲は鋼材の特性によって決まり、電流が低すぎると溶融不足から必要な溶接強度が得られない。電流が高すぎると、チリが発生して溶融物が飛散するため、同様に必要な強度が得られない。
このため、溶接電流の値は鋼材の特性に合わせて適正値に設定する必要がある。加圧力は一般的に電流値に比例して高くする必要があり、加圧力が不足するとチリが発生して溶融物が飛散するため、同様に必要な強度が得られない。
本実施形態によれば、溶接電流と加圧力を1サイクルごとに、きめ細かく設定することができるようにし、溶接電流に応じた適切な加圧力を与えることができるようにし、最大限の鋼板溶融を、チリを発生させることなく行うことができ、高品質な溶接を実現できる。
[実施形態2]
図5は、実施形態2に係る抵抗溶接制御装置の構成を示すブロック図である。図6は、図5の溶接電流パターン記憶部及び加圧バルブ動作パターン記憶部に記憶される溶接条件の一例を示す図である。図7は、図6の溶接条件が設定されたときの溶接電流と加圧バルブのON、OFF状態を示す図である。
(抵抗溶接制御装置の構成)
図5に示すように、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置200は、溶接データ入力部210、記憶部220及び溶接制御部230を有する。
本実施形態に係る抵抗溶接制御装置200は、実施形態1と同様に、複数の鋼板を電極チップ245で加圧し、電極チップ245間に溶接電流を流すことによって、複数の鋼板を溶接する、たとえばスポット溶接機、スポット溶接ロボットなどの溶接機の動作を制御する。
溶接データ入力部210は、電極チップ245間に流す溶接電流を、溶接電流が有する周波数の任意のサイクル(たとえば1サイクル、0.5サイクル)または任意の時間単位(たとえば10msec、15msec)で入力する。また、溶接データ入力部210は、電極チップ245に加圧力を与えるための加圧バルブのON、OFFの動作を、溶接電流が有する周波数のサイクル(たとえば1サイクル、0.5サイクル)または時間単位(たとえば10msec、15msec)で入力する。
溶接データ入力部210は、外部の上位コンピュータから、溶接電流及び加圧力を入力する場合には、インターフェースであり、作業者が溶接電流及び加圧力を手入力する場合には、キーボードなどの端末である。
なお、溶接電流と加圧バルブのON、OFFのサイクルまたは時間の刻みは、上記の例のように、1サイクル、0.5サイクル、10msec、15msec単位で一致していることが好ましい。しかし、溶接電流のサイクルまたは時間の刻みと加圧バルブのON、OFFのサイクルまたは時間の刻みが一致していなくとも良い。
記憶部220は、溶接データ入力部210で入力した、電極チップ245に流す溶接電流の溶接電流パターンと電極チップ245が鋼板を加圧するときの加圧バルブの動作パターンとを記憶する。記憶部220は、溶接電流パターン記憶部222と加圧バルブ動作パターン記憶部224とを有し、溶接電流パターンは溶接電流パターン記憶部222に記憶させ、加圧バルブ動作パターンは加圧バルブ動作パターン記憶部224に記憶させる。
なお、溶接データ入力部210と溶接電流パターン記憶部222とによって溶接電流設定手段が形成され、電極チップ245間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間刻みで電極チップ245間に流す溶接電流が設定される。また、溶接データ入力部210と加圧バルブ動作パターン記憶部224とによって加圧力設定手段が形成され、電極チップ245間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間刻みで電極チップ245の加圧力が設定される。
溶接電流パターン記憶部222及び加圧バルブ動作パターン記憶部224に記憶される溶接条件の一例は、図6に示す通りである。図6の溶接条件は、溶接データ入力部210から入力される。
溶接電流パターン記憶部222には、1サイクル目から15サイクル目までの、各サイクルにおける電流値が記憶されている。溶接電流パターン記憶部222に記憶されている電流値は実施形態1と同一である。
加圧バルブ動作パターン記憶部224には、スクイズ時間、1サイクル目から15サイクル目、ホールド時間までの加圧バルブのON、OFF動作が記憶されている。
本実施形態では、加圧バルブ1と加圧バルブ2の2つの加圧バルブを設けている。なお、本実施形態では、2つの加圧バルブを例示しているが、3つ以上の加圧バルブを設け、電極チップ245に多くの異なる加圧力が与えられるようにしても良い。
図6に示すように、加圧バルブ1は、1サイクル目から15サイクル目までは、全サイクルONである。また、加圧バルブ2は、1サイクル目から3サイクル目まではOFFであり、4サイクル目から15サイクル目まではONである。なお、スクイズ時間の10サイクルは加圧バルブ1のみがONし、ホールド時間の4サイクルは加圧バルブ2もONする。したがって、スクイズ時間及び1サイクル目から3サイクル目までは鋼板には低加圧力が付加され、4サイクル目以降ホールド時間が終了するまでは、鋼板には高加圧力が付加される。
溶接制御部230は、電流センサ232、溶接電流制御部234、加圧バルブ236及び加圧バルブ制御部238を有する。溶接制御部230の電流センサ232、溶接電流制御部234、加圧バルブ236及び加圧バルブ制御部238は溶接制御手段を形成する。
溶接制御部230は、複数の鋼板の溶接中に、設定した溶接電流及び設定した加圧力(加圧バルブのON、OFF)を任意のサイクルまたは時間ごとに読み込んで、読み込んだ溶接電流を電極チップ245に供給し、読み込んだ加圧バルブのON、OFFで加圧バルブを動作させて前記複数の鋼板を加圧させる。
電流センサ232は電極チップ245を介して鋼板に流れる溶接電流を検出する。溶接電流制御部234は、電流センサ232が検出した溶接電流をフィードバックしながら電極チップ245に流す溶接電流を設定した任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する。
加圧バルブ236は電極チップ245を加圧するための流体のON、OFFを制御する。加圧バルブ236は、図6及び図7に示したように、加圧バルブ1と加圧バルブ2の2つのバルブを有する。
加圧バルブ制御部238は、加圧バルブ動作パターン記憶部224に記憶されている加圧バルブ動作パターンに応じて、加圧バルブ1と加圧バルブ2の2つのバルブのON,OFFを制御する。
溶接ガン240は、溶接機の作業端に取り付けられているもので、電極チップ245を備える。電極チップ245は、たとえば、車体を組み立てる場合の鋼板をその上下面から加圧し、加圧した状態で電極チップ245間の鋼板に溶接電流を流し、鋼板同士をスポット溶接する。電極チップ245は、油圧や空圧のシリンダを用いて鋼板を加圧する形態と、サーボモータによって駆動し、加圧力を微妙に調整できる形態のものとがある。
本実施形態では、電極チップ245の加圧力を大まかに調整するために、油圧や空圧のシリンダを用いている。
以上は、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置200の構成である。
なお、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置200は、実施形態1と同様に、たとえば、車体の組み立てに使用されるスポット溶接機、車体の組み立てラインに設置されるスポット溶接ロボットなどの溶接機に用いることができる。
また、溶接データ入力部210、溶接電流パターン記憶部222及び加圧バルブ動作パターン記憶部124は、溶接データ設定装置として機能する。溶接データ設定装置は、抵抗溶接制御装置200に用いられ、溶接データを任意のサイクルごとに、または、任意の時間ごとに設定できる。
(抵抗溶接制御装置の動作)
次に、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置200の動作について説明する。
記憶部220の溶接電流パターン記憶部222と加圧バルブ動作パターン記憶部224には、たとえば、図6に示したような、溶接電流と加圧バルブのON、OFFを示す溶接条件が記憶されている。
溶接条件が図6のように設定されているときの、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置200の、サイクルごとの溶接電流の変化と、加圧力の変化を図示すると、図7に示すようになる。
溶接の開始指令が出てから、10サイクルのスクイズ時間の間は、電極チップ245には溶接電流が流されない。しかし、鋼板は低加圧力で電極チップ245によって加圧される。
スクイズ時間が終了して、1サイクル目から5サイクル目まで、溶接電流が段階的に上昇する。溶接電流が上昇すると2つのバルブがONし鋼板は高加圧力で電極チップ245によって加圧される。
6サイクル目と7サイクル目は溶接電流が流されないが、鋼板には一定の加圧力が加えられる。
8サイクル目から再び溶接電流が流され、14サイクル目、15サイクル目で溶接電流が減少されて0になる。加圧力は変化しない。
図8は、図5に示した抵抗溶接制御装置200の動作フローチャートである。
図5に示した溶接電流制御部234は溶接電流パターン記憶部222に記憶されている、図6に示したような溶接電流パターンを入力する(S200)。次に、加圧バルブ制御部238は、加圧バルブ動作パターン記憶部224に記憶されている図7に示したような加圧バルブ動作パターンを入力する(S201)。
溶接電流制御部234は、電極チップ245に流れる電流値を電流センサ232で検出し、その検出した電流値をフィードバックしながら、1サイクルごとに設定されている溶接電流を電極チップ245に供給する。図6に示した溶接電流が設定されている場合には、図7に示すように電極チップ245に流れる溶接電流がサイクルごとに変化する(S202)。
加圧バルブ制御部238は、加圧バルブ動作パターン記憶部224に記憶されている加圧バルブ動作パターンに基づいて加圧バルブ236のON、OFFを制御する。図6に示した加圧バルブ動作パターンが設定されている場合には、図7に示すように加圧バルブ1、2をON、OFFさせて、電極チップ245が鋼板を加圧する加圧力を変える(S203)。
抵抗溶接制御装置200は、溶接作業か終了したか否かを判断し(S204)、溶接作業が終了していなければ(S204:NO)、S202とS203のステップを繰り返す。一方、溶接作業が終了していれば(S204:YES)溶接作業を終了する。
以上のように、実施形態2に係る抵抗溶接制御装置200によれば、溶接データ入力部110から、溶接条件を、サイクルごと、または、時間ごとに設定できるようにしてあるので、きめ細かく溶接電流の値を設定することができ、段階的に加圧力の値を設定することができる。
なお、実施形態2に係る抵抗溶接制御装置200は、鋼板に与える加圧力を実施形態1ほどは細かく設定することができないが、加圧力の変更はバルブのON、OFFを制御するだけで済むので、加圧力を制御する装置構成は簡略化される。
[実施形態3]
図9は、実施形態3に係る抵抗溶接制御装置の構成を示すブロック図である。実施形態3に係る抵抗溶接制御装置は、スポット溶接ロボットに適用したものである。
(抵抗溶接制御装置の構成・動作)
図9に示すように、本実施形態に係る抵抗溶接制御装置300は、外部インターフェース310、教示ペンダント320、溶接制御部330、ロボットハンドガン340を有する。
外部インターフェース310は、実施形態1及び2の溶接データ入力部110、210に相当するものであり、溶接条件を入力する。
教示ペンダント320は、スポット溶接ロボットの動作を教示するときに用いる端末である。
溶接制御部330は、スポット溶接をする際の溶接電流の大きさやロボットハンドガンの加圧力を制御する。
溶接制御部330は、CPU331、溶接電流記憶部332、加圧力記憶部333、溶接電流制御部334、加圧モータ制御部335を備えている。
CPU331は、溶接制御部330の制御内容を統括的に制御する。溶接電流記憶部332は、実施形態1の溶接電流パターン記憶部122、または、実施形態2の溶接電流パターン記憶部222と同一である。加圧力記憶部333は、実施形態1の加圧力パターン記憶部124と同一である。
溶接電流制御部334は、実施形態1の溶接電流制御部134または、実施形態2の溶接電流制御部234と同一である。
加圧モータ制御部335は、ロボットハンドガンに取り付けられている電極チップを駆動するモータの動作を制御する。このモータの動作を制御することによって、電極チップの位置を変え、鋼板の加圧力を調整する。
ロボットハンドガン340は、電流センサ341、加圧力センサ342、位置センサ343を備えている。
電流センサ341は、電極チップを流れる溶接電流の大きさを検出し、溶接電流制御部334にフィードバックして定められている溶接電流が各サイクルで流れるようにする。
加圧力センサ342は、電極チップがくわえる鋼板の加圧力を直接検出する。位置センサ343は、電極チップの位置を検出し、下側と上側の電極チップ先端の間隔を認識する。
実施形態1及び実施形態2のように溶接条件が設定されている場合には、溶接電流制御部334が電流センサ341で検出される溶接電流の値を見ながら、溶接電流記憶部332に記憶されている溶接電流の値と一致するように、溶接電流を調整する。
また、実施形態1のように加圧力が設定されている場合には、加圧モータ制御部335が加圧力センサ342で検出される加圧力の値を見ながら、加圧力記憶部333に記憶されている加圧力の値と一致するように、位置センサ343で検出される電極チップの位置を調整して、加圧力を調整する。
以上、実施形態1−3では、1サイクルごとに設定されている溶接電流と加圧力とに基づいて、2回の通電を行う(多段通電)場合について説明したが、本発明は、これに限られることなく、様々な種類の鋼板の溶接を最適な溶接条件で実施することができる。
100、200、300 抵抗溶接制御装置、
110、210 溶接データ入力部、
120、220 記憶部、
122、222 溶接電流パターン記憶部、
124 加圧力パターン記憶部、
130、230 溶接制御部、
132、232 電流センサ、
134、234 溶接電流制御部、
136 加圧力センサ、
138 加圧力制御部、
140、240 溶接ガン、
145、245 電極チップ、
236 加圧バルブ、
238 加圧バルブ制御部、
310 外部インターフェース、
320 教示ペンダント、
330 溶接制御部、
340 ロボットハンドガン。

Claims (9)

  1. 複数の鋼板を電極チップで加圧し、前記電極チップ間に溶接電流を流すことによって、前記複数の鋼板を溶接する、溶接機の抵抗溶接制御装置であって、
    前記電極チップ間に流す溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間単位で前記電極チップ間に流す溶接電流を設定する溶接電流設定手段と、
    前記任意のサイクルまたは任意の時間単位で前記電極チップの加圧力を設定する加圧力設定手段と、
    前記複数の鋼板の溶接中に、前記溶接電流設定手段で設定した溶接電流及び前記加圧力設定手段で設定した加圧力を任意のサイクルまたは時間単位で読み込んで、読み込んだ溶接電流を前記電極チップに供給し、読み込んだ加圧力で前記複数の鋼板を加圧させる溶接制御手段と、
    を有することを特徴とする抵抗溶接制御装置。
  2. 前記溶接電流設定手段は、前記電極チップ間に流す溶接電流を前記サイクルまたは前記時間単位で入力する溶接データ入力部と、
    前記溶接データ入力部で入力した溶接電流を溶接電流パターンとして記憶する溶接電流パターン記憶部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の抵抗溶接制御装置。
  3. 前記加圧力設定手段は、前記電極チップの加圧力を前記サイクルまたは前記時間単位で入力する溶接データ入力部と、
    前記溶接データ入力部で入力した加圧力を加圧力パターンとして記憶する加圧力パターン記憶部と、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の抵抗溶接機制御装置。
  4. 前記加圧力設定手段は、前記電極チップに加圧力を付加する複数の加圧バルブの動作パターンを前記サイクルまたは前記時間単位で入力する溶接データ入力部と、
    前記溶接データ入力部で入力した前記複数の加圧バルブの動作パターンを加圧バルブごとに記憶する加圧バルブ動作パターン記憶部と、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の抵抗溶接機制御装置。
  5. 前記溶接制御手段は、
    前記電極チップに流れる溶接電流を検出する電流センサと、
    前記電流センサが検出した溶接電流をフィードバックしながら前記電極チップに流す溶接電流を前記任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する溶接電流制御部と、
    前記電極チップの加圧力を検出する加圧力センサと、
    前記加圧力センサが検出した加圧力をフィードバックしながら前記電極チップの加圧力を前記任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する加圧力制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の抵抗溶接機制御装置。
  6. 前記溶接制御手段は、
    前記電極チップに流れる溶接電流を検出する電流センサと、
    前記電流センサが検出した溶接電流をフィードバックしながら前記電極チップに流す溶接電流を前記任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する溶接電流制御部と、
    前記複数の加圧バルブを作動させることにより前記電極チップの加圧力を前記任意のサイクルまたは任意の時間単位で制御する加圧バルブ制御部と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の抵抗溶接機制御装置。
  7. 前記請求項1から6のいずれかの抵抗溶接制御装置によって、前記電極チップ間に流れる溶接電流と前記電極チップの加圧力が制御されることを特徴とする抵抗溶接機。
  8. 複数の鋼板を電極チップで加圧し、前記電極チップ間に電流を流すことによって、前記複数の鋼板を溶接する溶接機の溶接データ設定装置であって、
    前記電極チップ間に流す溶接電流及び前記電極チップの加圧力を前記溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間単位で入力する溶接データ入力部と、
    前記溶接データ入力部で入力した溶接電流を溶接電流パターンとして記憶する溶接電流パターン記憶部と、
    前記溶接データ入力部で入力した加圧力を加圧力パターンとして記憶する加圧力パターン記憶部と、
    を有することを特徴とする溶接データ設定装置。
  9. 複数の鋼板を電極チップで加圧し、前記電極チップ間に電流を流すことによって、前記複数の鋼板を溶接する溶接機の溶接データ設定装置であって、
    前記電極チップ間に流す溶接電流及び前記電極チップに加圧力を付加する複数の加圧バルブの動作パターンを前記溶接電流の周波数の任意のサイクルまたは任意の時間単位で入力する溶接データ入力部と、
    前記溶接データ入力部で入力した溶接電流を溶接電流パターンとして記憶する溶接電流パターン記憶部と、
    前記溶接データ入力部で入力した前記複数の加圧バルブの動作パターンを加圧バルブごとに記憶する加圧バルブ動作パターン記憶部と、
    を有することを特徴とする溶接データ設定装置。
JP2012121175A 2012-05-28 2012-05-28 抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置 Pending JP2013244520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121175A JP2013244520A (ja) 2012-05-28 2012-05-28 抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121175A JP2013244520A (ja) 2012-05-28 2012-05-28 抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013244520A true JP2013244520A (ja) 2013-12-09

Family

ID=49844709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012121175A Pending JP2013244520A (ja) 2012-05-28 2012-05-28 抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013244520A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021053660A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社ナ・デックス 抵抗溶接システムおよびその制御方法ならびに制御プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154668A (ja) * 1991-12-09 1993-06-22 Amada Co Ltd スポット溶接機の溶接制御方法及びその装置
JPH1058157A (ja) * 1996-06-13 1998-03-03 Kawasaki Heavy Ind Ltd スポット溶接の制御方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154668A (ja) * 1991-12-09 1993-06-22 Amada Co Ltd スポット溶接機の溶接制御方法及びその装置
JPH1058157A (ja) * 1996-06-13 1998-03-03 Kawasaki Heavy Ind Ltd スポット溶接の制御方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021053660A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社ナ・デックス 抵抗溶接システムおよびその制御方法ならびに制御プログラム
JP7296115B2 (ja) 2019-09-27 2023-06-22 株式会社ナ・デックス 抵抗溶接システムおよびその制御方法ならびに制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3894545B2 (ja) スポット溶接方法
US6758382B1 (en) Auto-adjustable tool for self-reacting and conventional friction stir welding
US9517526B2 (en) Spot welding apparatus and spot welding method
JP5498463B2 (ja) スポット溶接装置の加圧制御方法
CN109070264B (zh) 点接合装置、点接合方法及接头结构
US9108265B2 (en) Spot welding apparatus
JP5261984B2 (ja) 抵抗スポット溶接方法
JP3847402B2 (ja) 抵抗溶接方法
JP5609966B2 (ja) 抵抗スポット溶接方法
KR101820514B1 (ko) 서보프레스 제어를 이용한 플래시버트 용접방법
JP5904288B2 (ja) インダイレクトスポット溶接装置
JP4535739B2 (ja) スポット溶接装置
JP6339292B2 (ja) スポット溶接方法及びその装置
JP3862640B2 (ja) アルミニウム系材の抵抗スポット溶接方法
JP2013244520A (ja) 抵抗溶接制御装置、抵抗溶接機及び溶接データ設定装置
JP5860281B2 (ja) スポット溶接装置
JP2012187616A (ja) 抵抗溶接装置、および抵抗溶接方法
JP2019147187A (ja) スポット溶接方法
CN112262012B (zh) 电阻点焊方法和焊接构件的制造方法
JP6090910B2 (ja) スポット溶接方法
JP2021112773A (ja) 抵抗スポット溶接方法、溶接部材の製造方法および溶接装置
JP3712918B2 (ja) スポット溶接方法およびスポット溶接装置
JP5872319B2 (ja) 片側スポット溶接装置及び片側スポット溶接方法
JP7223651B2 (ja) 接合システム及びその運転方法
JP2020049513A (ja) インダイレクトスポット溶接装置及び溶接方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160726