JP2013244447A - フラックス洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半田接合後の電子基板の狭隘隙間に付着残留したフラックスを対象として、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることができるフラックス洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】洗浄対象物である電子基板の狭隘隙間内に半田接合により付着残留したフラックス残渣を洗浄するフラックス洗浄において、洗浄前において狭隘隙間内が空気で満たされた洗浄対象物が処理槽4内にて洗浄液3A中に浸漬された状態で処理槽4内の減圧および昇圧を反復して、狭隘隙間内の空気の圧縮および膨張を反復させるとともにこの狭隘隙間内への洗浄液3Aの浸入および排出を反復させる。これにより、狭隘隙間に付着残留したフラックスを対象として、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体チップが半田接合された電子基板などの電子部品を洗浄して狭隘隙間に付着残留したフラックスを除去するフラックス洗浄装置に関するものである。
半導体装置の構成として、電子基板上にフリップチップを半田接合により実装した構成の積層型の半導体装置が知られている。このような半導体装置の製造工程では、半田を加熱接合する過程において接合性確保のために半田接合部にフラックスを供給するが、半田を加熱接合した後にフラックスを除去するための洗浄処理が実行される。このようなフラックス除去のための洗浄装置として、半田接合後の電子基板に対して洗浄液を噴射する構成の洗浄装置が多用される(例えば特許文献1参照)。この特許文献例に示す先行技術では、フラックス洗浄槽やリンス槽などを含む複数槽に洗浄対象の電子基板を順次移動させるようにしている。
特許第2927777号公報
しかしながら上述の先行技術には、洗浄対象における洗浄部位が狭隘隙間であることから、所望の洗浄品質を確保することが困難であった。すなわち電子部品のファイン化に伴って、電子基板とフリップチップとの隙間は従来よりも格段に狭隘化しており、半田接合後の電子基板を洗浄液に浸漬するのみでは洗浄液を洗浄部位に浸入させることができず、十分な洗浄効果を得ることが難しい。そして洗浄液を洗浄部位に十分に到達させるために洗浄液を高い圧力で狭隘隙間内に噴射すると、ファイン化によって薄化・脆弱化した電子基板やフリップチップを破損させるおそれがある。このように半田接合後の電子基板の狭隘隙間を洗浄対象とする従来技術には、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることが困難であるという課題があった。
そこで本発明は、半田接合後の電子基板の狭隘隙間に付着残留したフラックスを対象として、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることができるフラックス洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明のフラックス洗浄装置は、狭隘隙間を有する洗浄対象物において前記狭隘隙間内に半田接合により付着残留したフラックス残渣を洗浄するフラックス洗浄装置であって、前記フラックスに対する洗浄力を有する洗浄液を供給する洗浄液供給部と、前記洗浄液による洗浄処理後のすすぎ洗浄処理を行うためのリンス液を供給するリンス液供給部と、前記洗浄対象物を気密に収容して少なくとも前記洗浄処理およびすすぎ洗浄処理を行う処理槽と、前記処理槽内を真空吸引する真空吸引部と、前記処理槽と前記洗浄液供給部、リンス液供給部および真空吸引部とをそれぞれ接続する洗浄液配管、リンス液配管および真空吸引配管と、前記洗浄液配管、リンス液配管および真空吸引配管をそれぞれ任意のタイミングで開閉することにより、前記処理槽内の減圧・昇圧、前記処理槽内への洗浄液およびリンス液の送給・排出を制御する洗浄制御部とを備え、前記洗浄制御部は、洗浄前において前記狭隘隙間内が空気で満たされた前記洗浄対象物が前記処理槽内にて洗浄液またはリンス液中に浸漬された状態で、前記処理槽内の減圧および昇圧を反復することにより、前記狭隘隙間内の空気の圧縮および膨張を反復させるとともにこの狭隘隙間内への洗浄液またはリンス液の浸入および排出を反復させる。
本発明によれば、洗浄対象物の狭隘隙間内に半田接合により付着残留したフラックス残渣を洗浄するフラックス洗浄において、洗浄前において狭隘隙間内が空気で満たされた洗浄対象物が処理槽内にて洗浄液またはリンス液中に浸漬された状態で処理槽内の減圧および昇圧を反復して、狭隘隙間内の空気の圧縮および膨張を反復させるとともにこの狭隘隙間内への洗浄液またはリンス液の浸入および排出を反復させることにより、狭隘隙間に付着残留したフラックスを対象として、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることができる。
本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置の処理槽の構造および機能の説明図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置の洗浄対象物となるワークの説明図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置の処理槽に備えられた加熱保温部の構成説明図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置による洗浄処理の工程説明図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置による洗浄処理の工程説明図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置による洗浄処理における狭隘隙間内の洗浄液の挙動説明図 本発明の一実施の形態のフラックス洗浄装置による洗浄処理における狭隘隙間内の洗浄液の挙動説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、フラックス洗浄装置1の全体構成を説明する。フラックス洗浄装置1は、電子基板上に半導体チップを半田接合により実装したワークなど、狭隘隙間を有する洗浄対象物において狭隘隙間内に半田接合により付着残留したフラックス残渣を洗浄する機能を有するものである。
図1において、フラックス洗浄装置1は、洗浄対象物を気密に収容する処理槽4を備えており、処理槽4には、処理液供給部2から洗浄処理に用いられる処理液が供給される。処理液供給部2は、フラックスに対する洗浄力を有する洗浄液3Aを供給する洗浄液供給部2Aと、洗浄液3Aによる洗浄処理後のすすぎ洗浄処理を行うための第1リンス液3Bを供給する第1リンス液供給部2B、第2リンス液3Cを供給する第2リンス液供給部2Cより構成される。本実施の形態においては、洗浄液3Aとして、有機溶剤と水とを混合することによりフラックスや油脂成分を除去する洗浄力を有する準水系の洗浄剤が用いられており、リンス液としては水が用いられている。ここでは、第1リンス液3B、第2リンス液3Cにはいずれも清浄度の高い浄化処理水が用いられており、特に第2リンス液3Cには純水に近い清浄度の水が用いられる。
洗浄処理過程では洗浄対象物は処理槽4に収容され、処理槽4内に洗浄液3Aを供給して洗浄対象物を浸漬することにより、狭隘隙間内に半田接合により付着残留したフラックス残渣を除去する洗浄処理が実行される。そしてこの洗浄後には、処理槽4内に第1リンス液3Bを供給して洗浄対象物を浸漬する第1すすぎ洗浄処理が行われ、さらに処理槽4内に第2リンス液3Cを供給して洗浄対象物を浸漬する第2すすぎ洗浄処理が行われる。
本実施の形態においては、以下に説明するように、すすぎ洗浄処理後に処理槽4内に熱風を供給した後にこの処理槽4内を減圧することにより狭隘隙間内を真空乾燥するようにしている。但し必要とされる乾燥度合いによっては、真空乾燥処理を省略してもよい。すなわち処理槽4は、洗浄対象物を気密に収容して少なくとも洗浄処理およびすすぎ洗浄処理を行う。
次に処理槽4の構造および処理槽4内に処理液を供給・排出するための配管系について説明する。処理槽4は下部が絞られた錐体形状の中空容器4aを主体としており、中空容器4aにおいて下端部および上部の側面には、それぞれ給排液口4b、給排気口4cが設けられている。中空容器4aの上面は蓋部材20(図2)によって開閉自在となっており、蓋部材20を開閉搬送機構6によって駆動して中空容器4aを開放することにより洗浄対象物である電子基板24を収納したマガジン23を処理槽4内に搬入・搬出することができる。さらに処理槽4の側面には、処理槽4を外面側から加熱して保温する加熱保温部5が設けられている。
ここで図2を参照して、処理槽4の構造および処理槽4内へのマガジン23の搬入・搬出について説明する。図2(a)に示すように、中空容器4aの上端部には外方に延出するフランジ部4dが設けられており、開閉搬送機構6によって昇降軸20aを介して蓋部材20を下降させた状態では、蓋部材20はフランジ部4dの上面に装着されたシール部材21に対して押し付けられ、これにより処理槽4の処理空間4eは気密に密封される。蓋部材20の下面からは、マガジン23を保持するためのワーク保持桿22が下方に延出して設けられており、ワーク保持桿22の下端部にはマガジン23を係止するための保持係止部22aが設けられている。
マガジン23は蓋部材20を処理槽4の側方に位置させた状態で保持係止部22aにセットされ、開閉搬送機構6を駆動することにより、図2(b)に示すように、マガジン23は蓋部材20とともに昇降し(矢印a)、水平移動する(矢印b)。これにより図2(a)に示すように、マガジン23を処理空間4e内に搬入して洗浄位置に保持し、また図2(b)に示すように、マガジン23を洗浄処理後の処理槽4から搬出するワーク搬送動作が行われる。
次に処理槽4内へ処理液供給部2から処理液を送給しまた処理槽4から排出するための配管系について説明する。図1において処理槽4の給排液口4b、給排気口4cにそれぞれ接続する管路14a、17aに介設された給排液バルブVA,給排気バルブVBは開閉バルブであり、給排液バルブVA,給排気バルブVBを操作することにより給排液口4b、給排気口4cを開放・閉塞することができる。第1切替バルブV1〜第5切替バルブV5はいずれも1つの主ポートと2つの分岐ポート有する3方切替バルブであり、主ポートを分岐ポートのいずれかと選択的に連通させて連通したポート間での流体の流動を許容する。給排液バルブVA,給排気バルブVBの開閉および第1切替バルブV1〜第5切替バルブV5の切り替えは、いずれも電磁操作やエアオペレートなどの遠隔操作によって行うことができるようになっている。
給排液口4bに接続された給排液バルブVAは、管路14aを介して第1切替バルブV1の主ポートに接続されており、第1切替バルブV1の分岐ポートにはさらにそれぞれ管路14b、14cを介して熱風供給部9、第2切替バルブV2の主ポートが接続されている。熱風供給部9を作動させた状態で第1切替バルブV1を切り替えて管路14a、14bを連通させ、さらに給排液バルブVAを開状態にすることにより処理空間4e内には洗浄後の乾燥用の熱風が供給される。すなわちフラックス洗浄装置1は処理槽4内に乾燥用の熱風を供給する熱風供給部9をさらに備え、すすぎ洗浄処理後に処理槽4内に熱風を供給した後にこの処理槽4内を減圧することにより狭隘隙間24a内を真空乾燥するように構成されている。
第2切替バルブV2の分岐ポートに接続された管路14d、15aのうち、管路14dにはさらに第3切替バルブV3の主ポートが接続されている。また管路15aは洗浄液供給部2A内に延下して下端部の吸引口が洗浄液3A内に位置するように配設されている。第3切替バルブV3の分岐ポートに接続された管路15b、管路15cは同様に第1リンス液供給部2B,第2リンス液供給部2C内に延下して下端部の吸引口が第1リンス液3B、第2リンス液3C内に位置するように配設されている。
ここで洗浄液供給部2Aには、温調部12によって制御されて作動するヒータ10が洗浄液3A内に発熱部を挿入して装備されており、洗浄液3A内には温度センサ11(液加熱手段)が配設されている。これにより、洗浄液3Aを予め設定された所定の温度に加熱することができるようになっている。加熱された洗浄液3Aはポンプ13によって管路16aを介して処理槽4に設けられた加熱保温部5に送給される。そして加熱された洗浄液3Aを加熱保温部5の内部を通液させることにより、処理槽4を外側から加熱して冷却を防止する。この後温度が低下した洗浄液3Aは、管路16bを介して洗浄液供給部2Aに還流する。
処理槽4の上部側面において、処理空間4eと連通して設けられた給排気口4cに接続された管路17aは、給排気バルブVBを介して第4切替バルブV4の主ポートに接続されており、第4切替バルブV4の分岐ポートにはさらにそれぞれ管路17b、17cを介して真空吸引部7、第5切替バルブV5の主ポートが接続されている。真空吸引部7を作動させた状態で、第4切替バルブV4を切り替えて管路17a、17bを連通させ、さらに給排気バルブVBを開状態にすることにより処理槽4は給排気口4cから真空吸引され、処理空間4eの内部が減圧される。
第5切替バルブV5の分岐ポートには、管路17d、17eを介して正圧供給部8、排気部18がそれぞれ接続されている。正圧供給部8を作動させた状態で第5切替バルブV5を切り替えて管路17d、17cを連通させることにより、管路17cにはドライエアなどの正圧気体が供給される。このとき、第4切替バルブV4を切り替えて管路17a、17cを連通させ、さらに給排気バルブVBを開状態にすることにより、処理槽4には給排気口4cを介して正圧気体が供給され、処理空間4eの内部が加圧される。さらにこの加圧状態において、第5切替バルブV5を切り替えて管路17e、17cを連通させることにより、処理空間4eは排気部18と連通し、処理空間4e内の正圧気体は排気部18から外部へ排気される。
上述のように、管路15a、15b、15cはそれぞれ洗浄液供給部2A、第1リンス液供給部2B、第2リンス液供給部2Cに延下して洗浄液3A、第1リンス液3B、第2リンス液3Cを吸引可能な状態にある。したがって処理槽4の処理空間4e内を減圧した状態において、第1切替バルブV1、第2切替バルブV2、第3切替バルブV3を操作して、管路15a、15b、15cのいずれかを管路14aに連通させ、さらに給排液バルブVAを開状態にすることにより、洗浄液供給部2A、第1リンス液供給部2B、第2リンス液供給部2Cに貯留された洗浄液3A、第1リンス液3B、第2リンス液3Cを、選択的に処理空間4e内の負圧によって吸引して処理槽4内に供給することができる。
この状態において、第4切替バルブV4、第5切替バルブV5を操作して管路17dと管路17aとを連通させた状態で正圧供給部8を作動させることにより、給排気口4cから処理空間4e内に大気圧よりも高い正圧が供給されて内部が加圧される。これにより、処理槽4内に供給された洗浄液3A、第1リンス液3B、第2リンス液3Cは、吸引時における経路と逆経路を通じて洗浄液供給部2A、第1リンス液供給部2B、第2リンス液供給部2Cに戻される。
上記構成において、管路15a、14c、14aは、処理槽4と洗浄液供給部2Aとを接続する洗浄液配管となっている。管路15b、14d、14cおよび管路14aは、処理槽4と第1リンス液供給部2Bとを接続する第1洗浄液配管となっている。また管路15c、14d、14cおよび管路14aは、処理槽4と第2リンス液供給部2Cとを接続する第2洗浄液配管となっている。さらに、管路17a、17bは、処理槽4と真空吸引部7とを接続する真空吸引配管となっている。そして正圧供給部8は、処理槽4内を大気圧以上に加圧する加圧部として機能している。
開閉搬送機構6、真空吸引部7、正圧供給部8、熱風供給部9、温調部12、ポンプ13の作動および給排液バルブVA,給排気バルブVB、第1切替バルブV1〜第5切替バルブV5の操作は洗浄制御部19によって制御され、これにより上述の洗浄液配管、リンス液配管および真空吸引配管をそれぞれ任意のタイミングで開閉することができ、したがって処理槽4内の減圧・昇圧、処理槽4内への洗浄液3Aおよびリンス液3B,3Cの送給・排出を制御することが可能となっている。洗浄制御部19が記憶部(図示省略)に予め記憶された洗浄処理プログラムにしたがって上述の各部およびバルブを制御することにより、処理槽4内に収容されたワークを洗浄とした洗浄処理、すすぎ洗浄処理および乾燥処理が実行される。
すなわち上述の洗浄処理において、洗浄制御部19は処理槽4内を減圧することにより洗浄液3Aまたはリンス液3B,3Cを処理槽4内に吸引させ、処理槽4内を昇圧させることにより処理槽4内の洗浄液3Aまたはリンス液3B,3Cを排出するようになっている。この構成により、処理液への浸漬によって洗浄処理を行う従来の洗浄装置において必要とされた移液ポンプなどの液送手段を用いることなく、洗浄液3Aまたはリンス液3B,3Cの移液が可能となっており、装置構成が簡略化されている。すなわち洗浄制御部19は、洗浄液配管、リンス液配管および真空吸引配管をそれぞれ任意のタイミングで開閉することにより、処理槽4内の減圧・昇圧、処理槽4内への洗浄液3Aおよびリンス液3B,3Cの送給・排出を制御する機能を有している。
次に洗浄対象のワークについて説明する。図3(a)に示すように、保持係止部22aに保持されるマガジン23には、複数の板状の電子基板24が所定隙間で収納されている。図3(b)に示すように、電子基板24は基板25に半導体チップ26を半田接合により実装した後の状態であり、基板25に形成された電極27に半導体チップ26に形成された半田バンプ28を半田接合した接合構造を有している。本実施の形態においては、基板25、半導体チップ26とも薄型部品であることから、基板25の上面25aと半導体チップ26の下面26aとの間は狭隘隙間24aとなっており、狭隘隙間24a内には半田接合に際し接合部位に供給された接合補助剤のフラックス残渣29などが付着残留している。本実施の形態に示すフラックス洗浄装置1は、このような狭隘隙間24aに付着残留するフラックス残渣29を主な洗浄対象とする。
次に図4を参照して、処理槽4に付設される加熱保温部5の構成および機能について説明する。フラックス洗浄装置1による洗浄作業では、減圧することで洗浄液が蒸発して潜熱が奪われると、洗浄液の液温が低下する。洗浄液の洗浄力は温度依存性が高いため、洗浄液の液温が低下すると洗浄品質が低下する。このため減圧洗浄を効率よく行うには、潜熱相当分の熱量を供給する必要がある。処理槽4に付設された加熱保温部5は、減圧乾燥に際して必要とされる潜熱を供給する機能を有するものであり、本実施の形態のフラックス洗浄装置1においては、洗浄液供給部2Aにおいて加熱された洗浄液3Aを加熱保温部5内に導いて通液させることにより、必要な熱量を供給するようにしている。
すなわち、図4(a)に示すように、加熱保温部5は処理槽4の外側面に接触して設けられており、加熱保温部5には図1に示す管路16a、16bが接続されている。洗浄液供給部2Aにおいてヒータ10によって加熱されて昇温状態の洗浄液3Aは、ポンプ13によって管路16aを介して加熱保温部5に送給される(矢印c)。そしてこの洗浄液3Aは加熱保温部5の内部を通液し、処理槽4に熱量を与えて温度が低下した後、管路16bを介して排出され(矢印d)、洗浄液供給部2Aに戻る。
加熱保温部5の構造としては、図4(b)(イ)に示すように、ステンレス鋼やアルミニウムなど熱伝導性に優れる金属板を素材とした中空部52を有する箱部材51とした構造の加熱保温部5Aや、図4(b)(ロ)に示すように、同様に熱伝導性に優れる金属ブロック53内に、熱交換用の循環孔54を設けた加熱保温部5Bを用いることができる。さらに、図4(c)に示すように、熱伝導性に優れる金属管55を中空容器4aの外周にコイル状に巻き付けた構成の加熱保温部5Cを用いてもよい。いずれの例においても、洗浄液3Aを管路16a、管路16bを介して中空部52、循環孔54、金属管55の内部を循環させることにより、接触伝熱により処理槽4に熱量を与えて処理空間4e内の減圧による温度の低下を防止する。
次に、図5,図6および図7,図8を参照して、フラックス洗浄装置1による洗浄作業過程について説明する。なお図5,図6は、処理槽4内へのマガジン23の挿脱および処理液の吸入・排出の状態を示しており、図7,図8は、処理空間4e内での電子基板24の狭隘隙間24aにおける処理液の挙動を示すものである。
まず図5(a)に示すように、保持係止部22aに洗浄対象の電子基板24を収納したマガジン23を保持させた蓋部材20を開閉搬送機構6によって処理槽4の上方に移動させ、次いで蓋部材20を下降させて(矢印e)、マガジン23を処理空間4e内に挿入する。これにより、図5(b)に示すように、蓋部材20が処理槽4のフランジ部4dに上面側から当接し、当接面がシール部材21によって密封されるとともに、マガジン23が洗浄位置に保持される。マガジン23内には半田接合が終了した後の洗浄対象の電子基板24が収納されており、図7(a)に示すように、基板25と半導体チップ26との間の狭隘隙間24aにおいて、上面25aには半田接合後に残留したフラックス残渣29が付着している。なお、ここでは半田バンプ28の図示を省略している。
このとき、第1切替バルブV1、第2切替バルブV2および給排液バルブVAの操作によって、管路15a、14c、14aが連通した洗浄液配管が形成されており、洗浄液供給部2Aから洗浄液3Aを吸引することが可能な状態にある。次いで図5(c)に示すように、給排気口4cから真空吸引する(矢印f)。これにより処理空間4e内が減圧され、この負圧によって上述の洗浄液配管を経由して洗浄液供給部2A内から吸引された洗浄液3Aが、給排液口4bを介して処理空間4e内に吸引される(矢印g)。そして図5(d)は、このようにして処理槽4内への洗浄液3Aの吸引が完了した後に給排液バルブVAを閉状態にして、洗浄液3Aによる浸漬洗浄処理を開始した状態を示している。
この状態において、電子基板24は洗浄液3A内に浸漬状態にあるが、狭隘隙間24a内は洗浄液3Aによって完全には満たされず、図7(b)に示すように、塊状の空気は減圧されて残留した空隙部Aは膨張する。このような空隙部Aが洗浄対象部位の各所に形成されると、洗浄液3Aはこれらの範囲では洗浄対象部位に接触せず、洗浄液3Aの有する洗浄力、すなわちフラックス残渣29などの油脂成分を溶け出させて除去する作用が及ばない結果となる。このような狭隘隙間24aを対象とする浸漬洗浄における不具合を解消するため、本実施の形態においては、以下のように処理槽4内において洗浄液3Aの大気開放または加圧による昇圧・減圧を反復することにより、洗浄液3Aの洗浄対象部位への接触を促進するようにしている。
すなわちこの浸漬洗浄処理では、まず第4切替バルブV4の操作によって、管路17bを閉状態に、管路17cを開状態にする。その後、第5切替バルブV5の操作によって、管路17eに連通させ大気開放させる。または、管路17dに連通した正圧付与配管を形成する。次いで正圧供給部8を作動させて、上述の正圧付与配管を経由して正圧空気を給排気口4cを介して処理空間4e内に供給し、洗浄液3Aを加圧する。これにより、処理空間4e内の洗浄液3Aの圧力が上昇し、図7(c)に示すように、空隙部Aが周囲から圧縮されて容積が縮小し、より小サイズの複数の気泡aに変化する。これにより、空隙部Aの容積縮小分だけ狭隘隙間24a内に周囲から洗浄液3Aが流入し、狭隘隙間24a内の洗浄対象部位に接触して洗浄液3Aの洗浄力が狭隘隙間24a内に及ぶ。
この大気開放または加圧による昇圧を所定時間継続した後、減圧処理が行われる。まず第4切替バルブV4、給排気バルブVBの操作によって、管路17a、17bが連通した真空吸引配管を形成する。次いで真空吸引部7を作動させて、上述の真空吸引配管を経由して給排気口4cを介して、図6(b)に示すように、給排気口4cから真空吸引して処理空間4e内の洗浄液3Aを減圧する。これにより図7(c)に示す気泡aは容積が膨張して、図8(a)に示すように、空隙部A*に変化する。
これにより、空隙部Aの容積増大分だけ狭隘隙間24aから周囲に洗浄液3Aが流出する。このとき、フラックス残渣29などによる汚染物を含む洗浄液3Aもともに狭隘隙間24aから流出し、洗浄が促進される。さらにこの後、図5(d)と同様の操作によって処理空間4e内の昇圧が実行され、図8(b)に示すように、一旦膨張した空隙部A*が再度圧縮されて容積が縮小した気泡a*に変化する。そしてこれに伴い、狭隘隙間24a内に周囲から洗浄液3Aが流入することにより、狭隘隙間24a内における洗浄液3Aの流動が促進される。
このように、図5(d)、図6(a)に示す処理槽4内の昇圧・減圧を所定回数反復して実行することにより、狭隘隙間24a内には反復して洗浄液3Aが流入し、また流入した洗浄液3Aは狭隘隙間24aから排出される。これにより狭隘隙間24a内は洗浄液3Aによる洗浄力によって十分な洗浄品質で洗浄される。
すなわち、本実施の形態においては、洗浄制御部19が各部を制御することにより、洗浄前において狭隘隙間24a内が空気で満たされた洗浄対象物が処理槽4内にて洗浄液3Aまたはリンス液3B,3C中に浸漬された状態で、処理槽4内の減圧および昇圧を反復することにより、狭隘隙間24a内の空気の圧縮および膨張を反復させるとともに、この狭隘隙間24a内への洗浄液3Aまたはリンス液3B,3Cの浸入および排出を反復させるようにしている。そして狭隘隙間24a内の空気の圧縮および処理槽4内の洗浄液3Aまたはリンス液3B,3Cの排出を、大気圧以上の圧力によって行う形態となっている。
このようにして洗浄処理が終了したならば、処理槽4からの洗浄液3Aの排出を行う。すなわち、第1切替バルブV1、第2切替バルブV2および給排液バルブVAの操作によって、前述の洗浄液配管を形成するとともに、第5切替バルブV5、第4切替バルブV4および給排気バルブVBの操作によって前述の大気開放、または正圧付与配管を形成し、この状態で図6(b)に示すように、給排気口4cから正圧を付与して処理空間4e内部を加圧する(矢印j)。これにより、洗浄処理に使用された洗浄液3Aが加圧力により給排液口4bを介して排出される(矢印k)。
この後すすぎ洗浄処理に移行する。このすすぎ洗浄処理では、図5(c)から図6(b)までの過程と同様の処理が、第1リンス液3Bを処理液として用いて実行される。そして仕上げ品質上から要請されるすすぎ精度が高い場合には、より清浄度が高い第2リンス液3Cを処理液として用いた再度のすすぎ洗浄処理が実行される。この洗浄処理およびすすぎ洗浄処理により、図8(c)に示すように、電子基板24において狭隘隙間24a内の基板25の上面25a、半導体チップ26の下面26aに付着していたフラックス残渣29が除去される。
次いで、乾燥処理が実行される。すなわち処理槽4からリンス液が完全に排出された後に、処理槽4内に熱風供給部9によって乾燥用の熱風を供給した後に、処理槽4内を減圧することにより狭隘隙間24a内を真空乾燥する。すなわち図6(c)に示すように、給排液バルブVAを閉状態にして給排気口4cから真空吸引して(矢印l)、処理空間4e内を減圧するとともに、加熱保温部5に加熱された洗浄液3Aを通液させて処理槽4に熱を伝達する。
これにより、処理空間4e内において電子基板24に付着した液滴の蒸発が促進され、乾燥効率が向上する。そしてこの蒸発に伴う気化潜熱は加熱保温部5からの熱伝導によって常に補われ、処理空間4e内部の温度低下が防止される。そしてこのようにして洗浄処理、すすぎ洗浄処理、乾燥処理が完了した後、図6(d)に示すように、蓋部材20を上昇させて(矢印m)、洗浄対象の電子基板24を収納したマガジン23を処理槽4から取り出し、洗浄作業の1サイクルを終了する。
上記説明したように、本実施の形態のフラックス洗浄装置1は、洗浄対象物である電子基板24の狭隘隙間24a内に半田接合により付着残留したフラックス残渣29を洗浄するフラックス洗浄において、洗浄前において狭隘隙間24a内が空気で満たされた電子基板24が処理槽4内にて洗浄液3Aまたはリンス液3B、3C中に浸漬された状態で処理槽4内の減圧および昇圧を反復して、狭隘隙間24a内の空気の圧縮および膨張を反復させるとともにこの狭隘隙間24a内への洗浄液3Aまたはリンス液3B、3Cの浸入および排出を反復させるようにしたものである。これにより、狭隘隙間24aに付着残留したフラックス残渣を対象として、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることができる。
また狭隘隙間を洗浄する方法として、浸透力が強い有機溶剤系やアルコール系の洗浄液を使用する方法があるが、その場合は洗浄液が可燃物であるため洗浄装置は防爆仕様にする必要があり、構成が複雑で設備費用が増大するという難点がある。これに対し、本実施の形態のフラックス洗浄装置1では、防爆仕様にする必要がない準水系洗浄液を使用できるので、装置を安価に製作することが可能である。
本発明のフラックス洗浄装置、半田接合後の電子基板の狭隘隙間に付着残留したフラックス残渣を対象として、洗浄対象の破損を招くことなく十分な洗浄品質を得ることができるという効果を有し、電子基板上に半導体チップを接合して積層型の半導体装置を製造する分野において有用である。
1 フラックス洗浄装置
2 処理液供給部
2A 洗浄液供給部
2B 第1リンス液供給部
2C 第2リンス液供給部
3A 洗浄液
3B 第1リンス液
3C 第2リンス液
4 処理槽
5 加熱保温部
VA 給排液バルブ
VB 給排気バルブ
V1 第1切替バルブ
V2 第2切替バルブ
V3 第3切替バルブ
V4 第4切替バルブ
V5 第5切替バルブ

Claims (6)

  1. 狭隘隙間を有する洗浄対象物において前記狭隘隙間内に半田接合により付着残留したフラックス残渣を洗浄するフラックス洗浄装置であって、
    前記フラックスに対する洗浄力を有する洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
    前記洗浄液による洗浄処理後のすすぎ洗浄処理を行うためのリンス液を供給するリンス液供給部と、
    前記洗浄対象物を気密に収容して少なくとも前記洗浄処理およびすすぎ洗浄処理を行う処理槽と、
    前記処理槽内を真空吸引する真空吸引部と、
    前記処理槽と前記洗浄液供給部、リンス液供給部および真空吸引部とをそれぞれ接続する洗浄液配管、リンス液配管および真空吸引配管と、
    前記洗浄液配管、リンス液配管および真空吸引配管をそれぞれ任意のタイミングで開閉することにより、前記処理槽内の減圧・昇圧、前記処理槽内への洗浄液およびリンス液の送給・排出を制御する洗浄制御部とを備え、
    前記洗浄制御部は、洗浄前において前記狭隘隙間内が空気で満たされた前記洗浄対象物が前記処理槽内にて洗浄液またはリンス液中に浸漬された状態で、前記処理槽内の減圧および昇圧を反復することにより、前記狭隘隙間内の空気の圧縮および膨張を反復させるとともにこの狭隘隙間内への洗浄液またはリンス液の浸入および排出を反復させることを特徴とするフラックス洗浄装置。
  2. 前記洗浄制御部は、前記処理槽内を減圧することにより前記洗浄液またはリンス液を処理槽内に吸引させ、前記処理槽内を昇圧させることによりこの処理槽内の前記洗浄液またはリンス液を排出することを特徴とする請求項1記載のフラックス洗浄装置。
  3. 前記処理槽内を大気圧以上に加圧する加圧部をさらに備え、前記狭隘隙間内の空気の圧縮および処理槽内の前記洗浄液またはリンス液の排出を、大気圧以上の圧力によって行うことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のフラックス洗浄装置。
  4. 前記処理槽内に乾燥用の熱風を供給する熱風供給部をさらに備え、すすぎ洗浄処理後に前記処理槽内に熱風を供給した後にこの処理槽内を減圧することにより前記狭隘隙間内を真空乾燥することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフラックス洗浄装置。
  5. 前記洗浄液を加熱する液加熱手段をさらに備え、前記処理槽に設けられた加熱熱保温部に加熱された前記洗浄液を通液させることにより、前記処理槽を加熱して前記減圧による冷却を防ぐことを特徴とする請求項4に記載のフラックス洗浄装置。
  6. 前記リンス液は、水であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフラックス洗浄装置。
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