JP2013242048A - 省エネ貯留方法及び貯湯式給湯機 - Google Patents

省エネ貯留方法及び貯湯式給湯機 Download PDF

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Abstract

【課題】追焚き機能を備えた給湯機において加熱装置の熱量消費を抑制する湯の省エネ貯留方法とその方法を採用する貯湯式給湯機を提供する。
【解決手段】下部から取り出された水が加熱装置11で昇温され上部に戻されることによって沸き上げが行われ、下部から給水が行われる貯湯タンク12の上部から追焚き回路15を介して湯を送り出し、浴槽14の湯を追焚きする貯湯式給湯機10の省エネ貯留方法において、貯湯タンク12の上部から下向きに成層された高温層に、追焚き回路15の戻り水を流入させ、貯湯タンク12内の高温層の下側にあって貯湯タンク12の下部から取り出されて加熱装置11に送られる低温層の温度上昇を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽の湯の追焚きに用いた貯湯タンクの湯を貯湯タンクに戻す給湯機において、貯湯タンクの湯の沸き上げで消費される加熱装置の熱量を抑制する貯湯タンクの湯の貯留方法とその方法を用いる貯湯式給湯機に関する。
貯湯式給湯機は、貯湯タンクの下部から取り出した水を加熱装置で昇温し貯湯タンクの上部に戻すことによって、貯湯タンクの上部から下に向かって高温層を拡大させ、湯の沸き上げを行う。そして、貯湯タンクの上部にある出湯口から台所や浴室等に湯が送り出されると、貯湯タンクは下部から給水が行われる。
このため、貯湯タンクは、上側に高温層を備え、低温層を高温層の下側に蓄えることとなり、出湯口から高温の湯を供給可能な状態を維持することができる。
浴槽の湯の追焚き機能を備える貯湯式給湯機は、貯湯タンクの上部から追焚き回路に湯を送り出し、浴槽の湯に熱を与えて低温となった戻り水を貯湯タンクの下部に戻すのが一般的であり、その具体例が特許文献1、2に記載されている。
追焚き回路の戻り水を貯湯タンクの下部に戻すのは、貯湯タンクの上側にある高温層の温度が低下するのを防ぐためである。
特開2006−300469号公報 特開2011−226664号公報
ところで、追焚き回路の戻り水の温度は40〜50℃であるため、追焚き回路の入水口を貯湯タンクの下部に設けた場合、貯湯タンクの下部に給水される水道水が5〜15℃であると、追焚き回路の戻り水が流入する低温層の温度は、5〜30℃になる。
ここで、貯湯タンクから加熱装置に送られる水の温度が低いほど加熱装置による水の加熱効率は向上し、結果として、貯湯タンクの沸き上げに消費される加熱装置の熱量が低減することが知られている。
このため、追焚き回路の戻り水が貯湯タンクの下部に流入すると、加熱装置の合計消費エネルギーが上昇することになり、昨今の省エネの観点に反する結果を招いていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、追焚き機能を備えた給湯機において加熱装置の熱量消費を抑制する湯の省エネ貯留方法とその方法を採用する貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る省エネ貯留方法は、下部から給水が行われ、下部から取り出された水が加熱装置で昇温され上部に戻されて沸き上げが行われる貯湯タンクを用い、該貯湯タンクの上部から追焚き回路を介して湯を送り出し、浴槽の湯を追焚きする貯湯式給湯機の省エネ貯留方法において、前記貯湯タンクの少なくとも上部に成層された高温層に、前記追焚き回路の戻り水を流入させ、該貯湯タンク内の該高温層の下側にある低温層の温度上昇を抑制する。
第1の発明に係る省エネ貯留方法において、前記貯湯タンク全体の貯留量をMリットル、該貯湯タンクの内天井部を基準位置である0リットル位置、該貯湯タンクの内底部をMリットル位置として、前記追焚き回路の戻り水を、前記貯湯タンクのM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲で前記高温層に流入させるのが好ましい。
第1の発明に係る省エネ貯留方法において、前記貯湯タンクを円柱状に形成し、前記追焚き回路の戻り水を該貯湯タンクの側壁部内面に沿って周方向に流入させるのが好ましい。
前記目的に沿う第2の発明に係る貯湯式給湯機は、加熱装置と、下部から給水が行われ、下部から取り出された水が前記加熱装置で昇温され上部に戻されて沸き上げが行われる貯湯タンクと、前記貯湯タンクの上部に形成された出湯口から送り出された該貯湯タンク内の湯によって浴槽の湯を加熱する追焚き回路とを備える貯湯式給湯機において、前記貯湯タンク全体の貯留量をMリットル、該貯湯タンクの内天井部を基準位置である0リットル位置、該貯湯タンクの内底部をMリットル位置として、該貯湯タンクには、0リットル位置からM/3リットル位置の範囲に、前記追焚き回路の戻り水を該貯湯タンク内に回収する入水口を形成し、前記貯湯タンクの少なくとも上部に成層された高温層に、該追焚き回路の戻り水を流入させ、該貯湯タンク内で該高温層の下側にある低温層の温度上昇を抑制する。
第2の発明に係る貯湯式給湯機において、前記入水口は、前記貯湯タンクのM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲に形成されるのが好ましい。
第2の発明に係る貯湯式給湯機において、前記貯湯タンクは円柱状であって、前記入水口には筒状のソケットが固定され、前記追焚き回路は、前記戻り水を吹き出す吐出口が形成されたパイプ材と、前記パイプ材に取り付けられ、前記ソケットに固定される留め具とを有し、前記吐出口は、前記留め具を前記ソケットに固定した状態で前記貯湯タンク内に位置し、前記貯湯タンクの側壁部内面に沿って周方向に前記戻り水を吹き出す向きに配置されるのが好ましい。
第2の発明に係る貯湯式給湯機において、前記ソケットは軸心が前記貯湯タンクの側壁部の接平面に対して垂直に配置され、前記パイプ材は、先端部が塞がれ、側壁に前記吐出口が形成されたストレート管部材を備え、前記ストレート管部材は、前記ソケットの軸心に沿った状態で前記先端部から該ソケット内に挿入されて、前記吐出口が前記貯湯タンク内に配置されるのが好ましい。
第1の発明に係る省エネ貯湯方法及び第2の発明に係る貯湯式給湯機によれば、貯湯タンクの少なくとも上部に成層された高温層に、追焚き回路の戻り水を流入させ、貯湯タンク内の高温層の下側にある低温層の温度上昇を抑制するので、加熱装置が貯湯タンク内を沸き上げる際に加熱装置による貯湯タンク内の低温層の加熱効率を高めることができ、加熱装置が消費するエネルギー量の低減化を図ることが可能である。
第1の発明に係る省エネ貯湯方法及び第2の発明に係る貯湯式給湯機において、追焚き回路の戻り水を、貯湯タンクのM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲で高温層に流入させる場合、戻り水が高温層に流入する位置を追焚き回路に貯湯タンクの湯が送り出される貯湯タンク上部位置から離すことができ、戻り水が高温層と混ざり合う前に追焚き回路に流入するのを回避して追焚き効率の低下を防ぐことが可能である。
また、高温層と低温層の境界付近に流れが生じるのを防ぎ、低温層が高温層と混ざり合って低温層が拡大するのを抑制して貯湯タンク内の湯の沸き上げの際に加熱装置により消費されるエネルギーの量を抑えることが可能である。
第1の発明に係る省エネ貯湯方法及び第2の発明に係る貯湯式給湯機において、追焚き回路の戻り水を貯湯タンクの側壁部内面に沿って周方向に流入させる場合、追焚き回路の戻り水が貯湯タンク内の高温層と混ざり合うまで、戻り水を、貯湯タンク内に流入した際の高さ位置で留めることができ、戻り水が低温層に吸収されるのを安定的に回避することができる。
第2の発明に係る貯湯式給湯機において、ソケットを軸心が貯湯タンクの側壁部の接平面に対して垂直となるように配置し、側壁に吐出口が形成されたストレート管部材が、ソケットの軸心に沿った状態で先端部からソケット内に挿入されて、吐出口を貯湯タンク内に配置する場合、パイプ材の入水口への取り付けを簡単に行うことができ、貯湯タンクの組み立て時間の短縮化を図ることが可能である。
本発明の一実施の形態に係る貯湯式給湯機の説明図である。 貯湯タンクにおける位置を示す説明図である。 パイプ材の貯湯タンクへの取り付けを示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ、パイプ材を貯湯タンクへ取り付ける前後の状態を示す説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る省エネ貯留方法が適用される貯湯式給湯機10は、加熱装置の一例であるヒートポンプ11と、下部から取り出された水がヒートポンプ11で昇温され上部に戻されて沸き上げが行われる貯湯タンク12と、貯湯タンク12の上部に形成された出湯口13から送り出された貯湯タンク12内の湯によって浴槽14の湯を加熱する追焚き回路15とを備えている。以下、詳細に説明する。
浴室や台所のカラン等に供給する湯を蓄えた貯湯タンク12は、図1に示すように、円柱状に形成され、下部に給水管16が接続され、この給水管16から水道水が給水される。
貯湯タンク12には異なる高さ位置に複数のサーミスタ17〜22が取り付けられ、複数のサーミスタ17〜22は、マイクロコンピュータ等からなる制御装置23に接続されている。制御装置23は、貯湯式給湯機10が備える各種機器を作動させて、浴室や台所へ供給する湯の温度調整や貯湯タンク12内の湯の沸き上げを行う。
なお、図1は、サーミスタ17〜22等の貯湯式給湯機10が備える各種機器と制御装置23との個別の接続を省略して記載している。
制御装置23は、複数のサーミスタ17〜22によって計測される貯湯タンク12内の湯水(「湯水」は湯あるいは水を意味する)の温度を基に、貯湯タンク12内の湯水の熱量を算出する。
本実施の形態では、貯湯タンク12の容量が370L(リットル)であるが、その他の容量の貯湯タンクに対しても本発明を適用できることは言うまでもない。
貯湯タンク12の上部には、給湯管24が接続され、給湯管24を経由して浴室や台所のカラン等に貯湯タンク12内の湯が供給される。制御装置23は、サーミスタ17〜22の中で最も高い位置にあるサーミスタ17によって、貯湯タンク12から給湯管24に送り出される湯の温度を計測する。
給湯管24には、給水管16が接続された混合弁25が設けられ、混合弁25は貯湯タンク12から送られる湯に対して給水管16から供給される水道水を混合する。
混合弁25の湯の出側には、貯湯タンク12からの湯と水道水の混合により温度調整された湯の温度を計測するサーミスタ26が設けられ、このサーミスタ26は、制御装置23に接続されている。制御装置23は、サーミスタ26の計測温を基に、混合弁25による貯湯タンク12の湯に対する水道水の混合比を調整し、混合弁25から出た湯が使用者によって設定された給湯温度になるようにしている。
そして、混合弁25の湯の出側には、混合弁25から送り出されて給湯管24を流れる湯の流量を計測する水量センサ28が設けられ、水量センサ28は制御装置23に接続されているので、制御装置23は混合弁25から送り出された湯の流量を検出可能である。
なお、給湯管24には、混合弁25の貯湯タンク12の湯の入口側及び混合弁25の水道水の入口側にそれぞれ逆止弁29、30が取り付けられている。
給湯管24には、貯湯タンク12と逆止弁29の間から浴槽14内に湯を送る湯張り管31が接続されている。湯張り管31には、給水管16が接続された混合弁32が設けられ、混合弁32は貯湯タンク12からの湯に給水管16から供給される水道水を混合する。
混合弁32の貯湯タンク12の湯の入側には、混合弁32から貯湯タンク12に向かって湯水が逆流するのを防止する逆止弁33が設けられている。
また、混合弁32の湯の出側には、浴槽14に湯張りを行う際に開かれる電磁弁34、浴槽14からの湯が逆流するのを防止する逆止弁35、混合弁32から浴槽14に送られる湯の流量を計測する水量センサ36及び混合弁32から浴槽14に送られる湯の温度を計測するサーミスタ37が設けられている。
混合弁32、電磁弁34、水量センサ36及びサーミスタ37は制御装置23に接続され、制御装置23は使用者の設定によって決定された温度の湯が浴槽14に張られるよう、サーミスタ37の計測温度を基に、混合弁32における湯と水道水の混合比を調整する。
また、貯湯タンク12には、浴槽14の湯を追焚きする際に貯湯タンク12から湯が供給される追焚き回路15が接続されている。
貯湯タンク12には、上部に出湯口13が形成され、この出湯口13に追焚き回路15が接続されているので、追焚き回路15には出湯口13を介して貯湯タンク12内上部の湯が供給される。
追焚き回路15には、追焚き回路15内の湯水が入水口41に向かって自然対流するのを防止する対流防止弁38及び制御装置23に接続された循環ポンプ39が設けられている。循環ポンプ39が制御装置23からの指令信号によって運転を開始すると、貯湯タンク12内上部の湯が出湯口13を通って追焚き回路15に流入する。
対流防止弁38と循環ポンプ39の間には、追焚き回路15を流れる湯が通過するふろ熱交換器40が設けられ、出湯口13から送られた貯湯タンク12の湯は、ふろ熱交換器40を通過する際に浴槽14の湯に熱を与える。
ここで、貯湯タンク12全体の貯留量をMリットル、図2に示すように、貯湯タンク12の内天井部(貯湯タンク12内の最も高い部分)を基準位置である0リットル位置、貯湯タンク12の内底部(貯湯タンク12内の最も低い部分)をMリットル位置とし、貯湯タンク12における位置を基準位置から下に向けて換算した湯水の量で示すと、貯湯タンク12には、0リットル位置からM/3リットル位置の範囲に入水口41が形成されている。入水口41は出湯口13より下にあり、追焚き回路15はこの入水口41に連結されている。
従って、貯湯タンク12は、循環ポンプ39の作動により出湯口13から追焚き回路15に送られた湯を入水口41から貯湯タンク12内に回収する。
追焚き回路15を流れる貯湯タンク12の湯は、ふろ熱交換器40を通過して浴槽14の湯に熱を吸収されることによって温度が低下し、例えば40〜50℃の温度になる。
本実施の形態では、追焚き回路15を流れる湯を、ふろ熱交換器40の上流側、即ち温度が低下する前とふろ熱交換器40の下流側、即ち温度が低下した後で区別するため、以下、ふろ熱交換器40の上流側の追焚き回路15の湯を「湯」、ふろ熱交換器40の下流側の追焚き回路15の低温となった水を「戻り水」とする。
浴槽14には、ふろ熱交換器40に浴槽14の湯を供給する循環回路42が接続され、循環回路42には循環ポンプ44が設けられている。循環ポンプ44は制御装置23に接続され、循環ポンプ44が作動すると、浴槽14の湯は循環回路42を循環して浴槽14に戻る。
ふろ熱交換器40は、循環回路42を循環する浴槽14の湯が通過する流路と追焚き回路15を流れる貯湯タンク12の湯が通過する流路を備え、浴槽14の湯と貯湯タンク12の湯を熱交換して浴槽14の湯を加熱する。
循環回路42には、循環ポンプ44の他、浴槽14内の湯の水位を計測する水位センサ45、循環回路42の湯の循環を検出する水流スイッチ46及びふろ熱交換器40に流入する浴槽14の湯の温度を計測するサーミスタ47が設けられている。
水位センサ45、水流スイッチ46及びサーミスタ47は、制御装置23に接続され、制御装置23は、水位センサ45、水流スイッチ46及びサーミスタ47から所定の情報を取得する。
また、貯湯タンク12には、循環ポンプ48が取付けられた循環回路49を介してヒートポンプ11が接続されている。循環回路49は、ヒートポンプ11を経由して貯湯タンク12の下部と上部を接続するように配管されている。循環ポンプ48は、制御装置23に接続され、循環ポンプ48が制御装置23からの指令信号によって作動すると、貯湯タンク12の下部から取り出された水はヒートポンプ11に向かって送られる。
ヒートポンプ11は、熱媒が循環する熱媒循環回路50を備えている。熱媒循環回路50には、循環回路49に連結された熱交換器51、熱交換器51を通過した超臨界流体の熱媒の圧力を下げる膨張弁52、膨張弁52から送られる熱媒を気化する蒸発器53及び気体となった熱媒の圧力を上げる圧縮機54が設けられている。
熱媒循環回路50を循環する熱媒は、熱交換器51を通過する際に、貯湯タンク12の下部から熱交換器51に送られた水を加熱する。
ヒートポンプ11は、制御装置23に接続され、循環回路49に取り付けられたサーミスタ55、56と蒸発器53による熱媒の蒸発を促進するプロペラファン57を備えている。サーミスタ55は、熱交換器51の上流側で循環回路49を循環する湯水の温度を計測し、サーミスタ56は、熱交換器51の下流側で循環回路49を循環する湯水の温度を計測する。制御装置23は、サーミスタ55、56、膨張弁52、圧縮機54、プロペラファン57に接続され、サーミスタ55、56の計測温を基に膨張弁52の開度調整、循環ポンプ48の回転数の調整等を行って、循環回路49を流れる貯湯タンク12下部の水が熱交換器51を通過した際に所定の温度の湯になるようにする。
循環回路49には、熱交換器51の下流側に三方弁58が設けられ、三方弁58には、熱交換器51を通過した湯を、貯湯タンク12の下部に送るバイパス管59が接続されている。
三方弁58は、制御装置23に接続され、制御装置23からの指令信号により熱交換器51を通過した湯の行先を切り替える。
制御装置23は、サーミスタ56の計測値が所定の温度以下のとき、三方弁58を切り替えて、熱交換器51を通過した湯の行先をバイパス管59を介して貯湯タンク12の下部にし、サーミスタ56の計測値が所定の温度を超えたとき、三方弁58を切り替えて、熱交換機51を通過した湯の送り先を貯湯タンク12の上部にする。
このように三方弁58の湯の送り先を切り替えるのは、貯湯タンク12の上部に低温の湯が流入することにより、貯湯タンク12の上部に溜まっている高温の湯が撹拌されるのを防止するためである。
貯湯タンク12に対しては、貯湯タンク12の下部から給水管16経由で水道水の給水が行われ、循環回路49を流れる水は、熱交換器51を通過後に所定の温度以下の際に貯湯タンク12の下部に送られ、熱交換器51を通過後に所定温度を超える際に貯湯タンク12の上部に送られる。
従って、貯湯タンク12は、貯湯タンク12の少なくとも上部に成層された高温層(本実施の形態では45℃以上85℃未満)とその高温層の下側にある低温層(本実施の形態では5℃以上25℃未満)を備えることができる。
このため、給湯管24に送り出される貯湯タンク12上部の湯及び出湯口13から追焚き回路15に送り出される貯湯タンク12上部の湯は、常に高温(例えば50℃以上)に保たれている。
なお、給水管16には、貯湯タンク12の上流側に水圧を調整する減圧弁60及び逆流を防止する逆止弁61が設けられ、更に、水道水の温度を測定するサーミスタ27が設けられている。
追焚き回路15の戻り水は、0リットル位置からM/3リットル位置の範囲で、高温層に流入することになるが、追焚き回路15の戻り水は、40〜50℃程度となっており、5〜15℃の水道水や5〜25℃の貯湯タンク12下部の水に比べて高温であり、更にその量は貯湯タンク12内の高温層の湯に比べて少ないため、通常の使用環境においては、戻り水が貯湯タンク12内の高温層の温度を45℃未満にすることはない。
因って、追焚き回路15の戻り水が貯湯タンク12内の高温層の湯に混ざり合っても、貯湯タンク12内の高温層の湯は、浴槽14の追焚きや湯張り及び台所や浴室への給湯を行うのに十分な温度を保持することが可能である。
そして、追焚き回路15の戻り水は、貯湯タンク12内の低温層には流入しないので、貯湯タンク12内の低温層の温度上昇を抑制する。
ここで、入水口41は、貯湯タンク12のM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲に形成するのが好ましい。
これは、実験的検討によって、入水口41を貯湯タンク12のM/20リットル位置より高い位置に配置した場合、追焚き回路15の戻り水が、貯湯タンク12内の高温層と混ざり合っていない状態で、貯湯タンク12の上部の出湯口13を介して追焚き回路15に流入し、追焚き回路15に供給される湯の温度を高温に保てないという問題を招来する恐れのあることが確認されたためである。
そして、入水口41を貯湯タンク12内のM/4リットル位置より低い位置に配置した場合、追焚き回路15の戻り水が貯湯タンク12内の低温層に直接流入したり、低温層付近の高温層に流入し高温層と低温層を混ぜ合わせたりすることで、低温層が温度上昇する恐れが高くなることも実験的検討によって確認されたためである。
低温層が温度上昇すると、ヒートポンプ11による貯湯タンク12の沸き上げ効率が低下し、貯湯タンク12の湯水の単位体積を1℃上昇するのに要する消費電力が上昇する。これは、貯湯タンク12下部から熱交換器51に送られる水の温度が低いほど、熱交換器51による熱交換率が上昇するためである。
更に、追焚き回路15の戻り水を低温層に流入させた場合、追焚き回路15の戻り水が高温層に流入するのに比べて低温層の量が拡大する。ヒートポンプ11による貯湯タンク12の沸き上げ効率は、低温層の量を少なくすることによっても向上できることが論理的検討及び実験的検討によって確認されており、追焚き回路15の戻り水を高温層に流入させて低温層の量を拡大しないという点においても、ヒートポンプ11による貯湯タンク12の沸き上げ効率を向上することができる。
従って、入水口41を貯湯タンク12のM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲に設けることで、追焚き回路15に供給される湯の温度を高温に保ち、かつ、ヒートポンプ11による貯湯タンク12の沸き上げ効率を向上することが可能となる。
また、入水口41は、図3に示すように、貯湯タンク12の側壁部63に形成され、入水口41には筒状のソケット64が溶接によって固定されている。貯湯タンク12の側壁部63は、図4(A)、(B)に示すように、入水口41の形成箇所に、貯湯タンク12内に向かって折り曲げられた折り曲げ部63aを備えている。ソケット64は、金属製であり、図3、図4(B)に示すように、軸心が貯湯タンク12の側壁部63の接平面に対して垂直に配置された状態で、軸心に沿って一側が、貯湯タンク12の折り曲げ部63aに当接した状態で入水口41に嵌め込まれている。
追焚き回路15は、図4(A)、(B)に示すように、戻り水を吹き出す吐出口65が形成されたパイプ材66を有し、パイプ材66は、図4(B)に示すように、留め具67によってソケット64に固定される。ソケット64は、軸心に沿った他側(即ち、入水口41に嵌め込まれた側の反対側)が拡幅に形成され、パイプ材66に取り付けた状態の留め具67をソケット64の拡幅となった部分に掛止して固定することにより、パイプ材66はソケット64に連結される。
本実施の形態では、留め具67にクイックファスナーを採用している。
パイプ材66は、留め具67が取り付けられる金属製のストレート管部材68をパイプ材66の一端部に備えている。
ストレート管部材68は円柱状で、貯湯タンク12の中心に最も近くに配置される先端部が塞がれ、吐出口65はストレート管部材68の側壁に形成されている。
出湯口13からパイプ材66に流入した貯湯タンク12の湯は、ストレート管部材68内に入り、入水口41を通って吐出口65から貯湯タンク12内に送られる。
ストレート管部材68には、ストレート管部材68の外周部とソケット64の内周部をシールするOリング69及びOリング69を位置決めするバックアップリング70が取り付けられている。ストレート管部材68は、パイプ材66内の流れに沿って吐出口65の上流側に突出部71が形成され、突出部71の上流側に拡径部72が形成されている。バックアップリング70は、ストレート管部材68の拡径部72により固定され、Oリング69は、ストレート管部材68の突出部71とストレート管部材68に固定されたバックアップリング70の間に取り付けられている。
ストレート管部材68は、図4(A)に示すように、留め具67が取り付けられていない状態で、軸心がソケット64の軸心に沿った状態で先端部からソケット64に挿入され、吐出口65が入水口41を通過して貯湯タンク12内に配置される。パイプ材66は一端部にストレート管部材68を備えているので、ストレート管部材68の代わりにL字状の管等を使用するのに比べ、パイプ材66の貯湯タンク12への取り付け作業を容易に行うことが可能である。
そして、図4(B)に示すように、ストレート管部材68に留め具67を取り付け、ストレート管部材68に取り付けられた留め具67をソケット64に固定することにより、ストレート管部材68は、吐出口65が貯湯タンク12内に位置した状態で固定される。ストレート管部材68がソケット64に固定された状態で、吐出口65は、貯湯タンク12内で、貯湯タンク12の側壁部63の内面に沿って周方向、かつ水平方向に追焚き回路15の戻り水を吹き出す向きに配置される。このため、追焚き回路15の戻り水は、貯湯タンク12の高温層と混ざり合うまで貯湯タンク12内において入水口41のある高さに留まる。
従って、貯湯タンク12内で追焚き回路15の戻り水が流入することによって、貯湯タンク12内で上下方向(斜め上、斜め下を含む)の流れが生じるのを抑制できる。
貯湯タンク12内に上方向の流れが生じるのを抑制することにより、追焚き回路15の戻り水が、高温層に完全に混ざり合う前に給湯管24や追焚き回路15に流入するのを防止可能である。
また、貯湯タンク12内の下方向の流れが生じるのを抑制することにより、貯湯タンク12内で高温層と低温層が混ざり合うのを防ぐことが可能である。
なお、貯湯タンク12、追焚き回路15、制御装置23、湯張り管31等は、図1に示すように、筺体73内に収容され、ヒートポンプ11は筺体73外に配置されている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、加熱装置は、ヒートポンプに限定されず、電気ヒータや液体燃料式の湯沸かし器やガス燃料式の湯沸かし器であってもよく、液体燃料式の湯沸かし器、あるいはガス燃料式の湯沸かし器の場合、本発明によって抑制される消費エネルギーは液体燃料やガス燃料となる。
10:貯湯式給湯機、11:ヒートポンプ、12:貯湯タンク、13:出湯口、14:浴槽、15:追焚き回路、16:給水管、17〜22:サーミスタ、23:制御装置、24:給湯管、25:混合弁、26、27:サーミスタ、28:水量センサ、29、30:逆止弁、31:湯張り管、32:混合弁、33:逆止弁、34:電磁弁、35:逆止弁、36:水量センサ、37:サーミスタ、38:対流防止弁、39:循環ポンプ、40:ふろ熱交換器、41:入水口、42:循環回路、44:循環ポンプ、45:水位センサ、46:水流スイッチ、47:サーミスタ、48:循環ポンプ、49:循環回路、50:熱媒循環回路、51:熱交換器、52:膨張弁、53:蒸発器、54:圧縮機、55、56:サーミスタ、57:プロペラファン、58:三方弁、59:バイパス管、60:減圧弁、61:逆止弁、63:側壁部、63a:折り曲げ部、64:ソケット、65:吐出口、66:パイプ材、67:留め具、68:ストレート管部材、69:Oリング、70:バックアップリング、71:突出部、72:拡径部、73:筺体

Claims (7)

  1. 下部から給水が行われ、下部から取り出された水が加熱装置で昇温され上部に戻されて沸き上げが行われる貯湯タンクを用い、該貯湯タンクの上部から追焚き回路を介して湯を送り出し、浴槽の湯を追焚きする貯湯式給湯機の省エネ貯留方法において、
    前記貯湯タンクの少なくとも上部に成層された高温層に、前記追焚き回路の戻り水を流入させ、該貯湯タンク内の該高温層の下側にある低温層の温度上昇を抑制することを特徴とする省エネ貯留方法。
  2. 請求項1記載の省エネ貯留方法において、前記貯湯タンク全体の貯留量をMリットル、該貯湯タンクの内天井部を基準位置である0リットル位置、該貯湯タンクの内底部をMリットル位置として、前記追焚き回路の戻り水を、前記貯湯タンクのM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲で前記高温層に流入させることを特徴とする省エネ貯留方法。
  3. 請求項1又は2記載の省エネ貯留方法において、前記貯湯タンクを円柱状に形成し、前記追焚き回路の戻り水を該貯湯タンクの側壁部内面に沿って周方向に流入させることを特徴とする省エネ貯留方法。
  4. 加熱装置と、下部から給水が行われ、下部から取り出された水が前記加熱装置で昇温され上部に戻されて沸き上げが行われる貯湯タンクと、前記貯湯タンクの上部に形成された出湯口から送り出された該貯湯タンク内の湯によって浴槽の湯を加熱する追焚き回路とを備える貯湯式給湯機において、
    前記貯湯タンク全体の貯留量をMリットル、該貯湯タンクの内天井部を基準位置である0リットル位置、該貯湯タンクの内底部をMリットル位置として、該貯湯タンクには、0リットル位置からM/3リットル位置の範囲に、前記追焚き回路の戻り水を該貯湯タンク内に回収する入水口を形成し、前記貯湯タンクの少なくとも上部に成層された高温層に、該追焚き回路の戻り水を流入させ、該貯湯タンク内で該高温層の下側にある低温層の温度上昇を抑制することを特徴とする貯湯式給湯機。
  5. 請求項4記載の貯湯式給湯機において、前記入水口は、前記貯湯タンクのM/20リットル位置からM/4リットル位置の範囲に形成されることを特徴とする貯湯式給湯機。
  6. 請求項4又は5記載の貯湯式給湯機において、前記貯湯タンクは円柱状であって、前記入水口には筒状のソケットが固定され、前記追焚き回路は、前記戻り水を吹き出す吐出口が形成されたパイプ材と、前記パイプ材に取り付けられ、前記ソケットに固定される留め具とを有し、前記吐出口は、前記留め具を前記ソケットに固定した状態で前記貯湯タンク内に位置し、前記貯湯タンクの側壁部内面に沿って周方向に前記戻り水を吹き出す向きに配置されることを特徴とする貯湯式給湯機。
  7. 請求項6記載の貯湯式給湯機において、前記ソケットは軸心が前記貯湯タンクの側壁部の接平面に対して垂直に配置され、前記パイプ材は、先端部が塞がれ、側壁に前記吐出口が形成されたストレート管部材を備え、前記ストレート管部材は、前記ソケットの軸心に沿った状態で前記先端部から該ソケット内に挿入されて、前記吐出口が前記貯湯タンク内に配置されることを特徴とする貯湯式給湯機。
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