JP2013240876A - フローティング機構 - Google Patents

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和寛 本村
Takayuki Otsuka
孝幸 大塚
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Abstract

【課題】構造の簡素化と小型化を図るとともに、フローティング自由度を可及的に大きく確保することができるフローティング機構を提供する。
【解決手段】固定側ベースプレート6と従動側ベースプレート7を互いに平行となるように対向配置し、それらの対向間隙内であって且つ各ベースプレート6,7と中心を同じくする同心円上に、複数の中空円筒状のゴムブッシュ17をその軸心が各ベースプレート6,7と平行となるように均等に且つ放射状に配置する。各ゴムブッシュ17をそれらに内接する支持ピン13とホルダブロック10を介して固定側ベースプレート6に個別に連結するとともに、各ゴムブッシュ10をそれらに外接するハウジングブロック12を介して従動側ベースプレート7に個別に連結してある。
【選択図】図2

Description

本発明はフローティング機構、特に部品のはめ合い作業等を司る産業用ロボットのロボットアーム先端とロボットハンドとの間に介装されて、ずれや衝撃を吸収するためのフローティング機構に関する。
この種のフローティング機構として例えば特許文献1〜3に記載されているものが知られている。これらの従来のフローティング機構では、互いに平行な固定側プレートと従動側プレートとを接近離間可能に弾性的に連結・支持させるとともに、それらの固定側プレートと従動側プレートとの間に三組の圧縮コイルスプリング等の弾性体を軸心が各プレートと平行となるように円周方向に均等に且つ放射状に配置してある。これより、従動側プレートは上記固定側プレートに対して三次元方向の自由度とともに、上記固定側プレートに対する従動側プレートの傾動方向の変位自由度とを有していることになる。
特公平7−90487号公報 特開昭63−300885号公報 特開昭63−2687号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に代表されるような従来のフローティング機構では、固定側プレートに対する従動側プレートの接近離間方向の自由度のための弾性体と、それ以外の自由度のための弾性体とが相互に独立しているため、弾性体の種類および数をはじめとする部品総数が大幅に増加し、フローティング機構全体の構造が複雑且つ大型化することとなって好ましくない。
また、例えばロボットアーム先端とロボットハンドとの間に上記フローティング機構を介装した産業用ロボットにて部品のはめ合い作業を行う場合、上記固定側プレートおよび従動側プレートの軸心方向と同方向の押し込み力をもってはめ合い作業を行う場合には特に問題とならないものの、上記固定側プレートおよび従動側プレートの軸心方向と直交する方向の押し込み力をもってはめ合い作業を行う場合には、従動側プレートに固定されることになるロボットハンド側のフローティング自由度である傾動自由度が不足し、所期の目的を達成できなくなるおそれがある。
本発明はこのような課題に着目してなされたもので、特に使用する弾性体の種類と個数を減ずることによりフローティング機構全体の構造の簡素化と小型化を図るとともに、フローティング自由度を可及的に大きく確保することができるように考慮されたフローティング機構を提供するものである。
本発明のフローティング機構は、二枚のベースプレートを互いに平行となるように対向配置するとともに、それらのベースプレート同士の対向間隙内であって且つ各ベースプレートと中心を同じくする同心円上に、ゴム系弾性体からなる複数の中空円筒状のブッシュをその軸心が各ベースプレートと平行となるように上記同心円の円周方向に均等に且つ放射状に配置するものとする。その上で、各ブッシュをそれらに内接する内側軸状部材を介して一方のベースプレートに個別に連結するとともに、各ブッシュをそれらに外接する外側部材を介して他方のベースプレートに個別に連結する構造とした。
本発明によれば、ゴム系弾性体たる複数のブッシュはいずれの方向のフローティング自由度に関しても共通して関与または使用されることになるので、使用するブッシュは一種類でしかも必要最小限の数で済み、フローティング機構全体の構造の簡素化と小型化を図ることができる。
また、例えばロボットアーム先端とロボットハンドとの間に本発明のフローティング機構を介装した産業用ロボットにて部品のはめ合い作業を行う場合、先にも述べたように複数のブッシュはいずれの方向のフローティング自由度に関しても共通して関与または使用されることになるので、部品のはめ合い作業に際して押し込み方向の制約がなく、汎用性が高いものとなる。
本発明に係るフローティング機構が適用されるロボットアームの先端部の概略構造を示す図で、(A)はフローティング機構が中立状態にある説明図、(B)はフローティング機構がフローティング変位した状態を示す説明図。 本発明に係るフローティング機構の第1の実施の形態を示す斜視図。 図2に示したフローティング機構の断面説明図。 図2に示したフローティング機構の概略平面図。 図2に示したフローティング機構に採用されているゴムブッシュ単独での斜視図。 本発明に係るフローティング機構の第2の実施の形態を示す断面説明図。
図1〜5は本発明に係るフローティング機構を実施するためのより具体的な形態を示し、特に図1は上記フローティング機構の適用した部品はめ合い作業のための産業用ロボット(以下、単に「ロボット」と言う。)の要部の概略構造を示し、図2〜5は上記フローティング機構単独での詳細構造を示している。
図1の(A)に示すように、ロボット1におけるロボットアーム2の先端のリスト部3に対しフローティング機構4を介してロボットハンド(以下、単に「ハンド」と言う。)5が装着される。このハンド5としては例えばアクチュエータ駆動方式の二指把持タイプのもの等が使用され、ハンド5にて所定の部品(一方の部品)W1を把持した上で、ロボット1によるはめ合い作業として、ロボット1自体の自律動作によりその部品W1を定位置に固定された相手側となる他方の部品W2に対して挿入することになる。
そして、リスト部3とハンド5との間に介装されているフローティング機構4は、一方の部品W1を他方の部品W2に挿入するに際して、後述する多自由度のフローティング自由度をもって両者の位置ずれや衝撃等を吸収することになる。なお、後述するように、ハンド5による部品W1の挿入方向(押し込み方向)はフローティング機構4の軸心C(図3参照)と直交する方向、言い換えるならばフローティング機構4の母体となる後述する固定側ベースプレート6および従動側ベースプレート7と平行またはほぼ平行となるように設定されている。
フローティング機構4は、図2〜4に示すように、図1の(A)のリスト部3に連結・固定される円板状の固定側ベースプレート6と、図1の(A)のハンド5側に連結・固定される同じく円板状の従動側ベースプレート7とを主要素として構成されていて、それら双方のベースプレート6,7同士に間に弾性的なフローティング変位機構部が収容配置される。
そして、図1の(A)に示すように、フローティング機構4にハンド5自体の重量(把持した部品W1の重量を含む)のみが作用している状態下では、上記フローティング変位機構部は中立状態にあって、双方のベースプレート6,7同士は互いに平行となるように設定されている。なお、固定側ベースプレート6には、リスト部3への固定手段であるボルトが挿入される複数のボルト穴8が形成されているとともに、従動側ベースプレート7には、同様にハンド5との固定手段であるボルトが挿入される複数の取付穴9が形成されている。
固定側ベースプレート6の下面の円周方向三等分位置には、ホルダブロック10が複数のボルト11にてそれぞれに固定されている一方、従動側ベースプレート7の上面の円周方向三等分位置、より具体的には上記ホルダブロック10よりも内周側であって各ホルダブロック10と正対する位置には、同様に外側部材としてのハウジングブロック12が図示外のボルトにてそれぞれに固定されている。
固定側ベースプレート6に固定された各ホルダブロック10には内側軸状部材としての支持ピン13がそれぞれに片持ち支持されている。これらの支持ピン13は共に同じ高さ位置で固定側ベースプレート6と平行となるように設定されており、結果としてそれぞれの支持ピン13の延長軸線は双方のベースプレート6,7の軸心C(図3参照)と直交するように放射状に配置されている。なお、各ホルダブロック10にはピン穴14を形成するとともに、そのピン穴14から下方に向けてすり割り溝15(図2参照。)を形成し、ピン穴14に支持ピン13を挿入した上ですり割り溝15の溝幅を狭める方向にボルト16にて締め付けて圧締固定してある。
他方、上記ホルダブロック10と同位相位置にある従動側ベースプレート7側の各ハウジングブロック12には、ゴム系弾性体からなるブッシュとして中空円筒状のゴムブッシュ17を固定支持させてある。これらのゴムブッシュ17は、図5に示すように、中空円筒状のゴム系弾性体たるゴム体17aの外周のみを金属製の外筒17bにて被覆して両者を例えば加硫接着にて固定したものであり、外筒17bには当該外筒17b自体を円周方向で不連続のものとするために単一のスリット18を形成してある。
また、これらの複数のゴムブッシュ17はその軸心が位置的に対応する支持ピン13の軸心と一致するように設定してあり、それぞれの支持ピン13は位置的に対応するゴムブッシュ17に個別に圧入してある。なお、先に述べたホルダブロック10による支持ピン13の支持形態と同様に、各ハウジングブロック12には支持穴19を形成するとともに、その支持穴19から上方に向けてすり割り溝20(図2参照。)を形成し、支持穴19にゴムブッシュ17を挿入した上ですり割り溝20の溝幅を狭める方向にボルト21にて締め付けて圧締固定してある。
以上のように、各ホルダブロック10に支持された支持ピン13と各ハウジングブロック12に支持されたゴムブッシュ17とで先に述べたフローティング変位機構部が構成されていて、フローティング機構4全体としては弾性的なフローティング自由度として、固定側ベースプレート6と従動側ベースプレート7とが互いに接近離間する方向の自由度と双方のベースプレート6,7同士が平行移動する方向の自由度との三次元方向の自由度に加えて、双方のベースプレート6,7同士が非平行となるのを許容する傾動変位自由度とを有していることになる。
そして、図4に示すように、上記固定側ベースプレート6と従動側ベースプレート7との対向間隙内であって且つ各ベースプレート6,7と中心を同じくする同心円P上に、支持ピン13とそれに圧入される中空円筒状の複数のゴムブッシュ17とがそれらの軸心が各ベースプレート6,7と平行となるように上記同心円Pの円周方向に均等に且つ放射状に配置されていることになる。その結果として、各ゴムブッシュ17をそれらに円筒面接触をもって内接する内側軸状部材たる支持ピン13を介して固定側ベースプレート6に個別に連結するとともに、各ゴムブッシュ17をそれらに円筒面接触をもって外接する外側部材たるハウジングブロック12を介して従動側ベースプレート7に個別に連結してある。
ここで、ハウジングブロック12に形成された支持穴19にゴムブッシュ17を挿入した上で、すり割り溝20の溝幅を狭める方向にボルト21にて締め付けて各ゴムブッシュ17を圧締固定してあること、および図5に示すように各ゴムブッシュ17の外筒17bには当該外筒17b自体を円周方向で不連続のものとするために単一のスリット18を形成してあることは先に述べたとおりである。これにより、外側部材たるハウジングブロック12に付帯しているねじ部材たるボルト21の螺進作用によって、すり割り溝20の溝幅内でハウジングブロック12を拡縮径させることにより、各ゴムブッシュ17の圧締保持力、ひいては各ゴムブッシュ17におけるゴム体17aの硬さが調整可能となっている。
したがって、このようなフローティング機構4を有する図1の(A)に示したハンド5にて部品W1,W2同士のはめ合い作業を行うにあたっては、同図(A)に示すようにハンド5に予め一方の部品W1を把持させたならば、以降はロボット1の自律動作により予めティーチングされている軌跡通りにハンド5が移動して、そのハンド5が把持している部品W1を押し込み方向Mのもとで相手側の部品W2に挿入することになる。
この場合において、ハンド5が把持している部品W1が相手側となる他方の部品W2と接触していない状態では、フローティング機構4はいわゆる中立状態にあることから、フローティング機構4のセルフセンタリング機能が発揮されて、固定側ベースプレート6と従動側ベースプレート7とは互いに平行で且つ双方の軸心同士が一致している状態にある。また、ハンド5による部品W1の押し込み方向Mは、フローティング機構4を形成している固定側ベースプレート6および従動側ベースプレート7と平行またはほぼ平行となるように予め設定されている。
そして、部品W2とそれに挿入される部品W1との間に相対位置誤差(位置ずれ)が生じている場合や相対的な芯ずれ(角度ずれ)等が生じている場合であっても、ハンド5側に把持されている部品W1の一端が他方の部品W2に挿入されたならば、以降は図1の(B)に示すように、上記の部品W1,W2同士の相対位置誤差や芯ずれ、あるいはこじり力や衝撃等をフローティング機構4側のゴムブッシュ17の弾性に基づくフローティング自由度にて吸収して、他方の部品W2に倣わせるかたちでハンド5側に把持されている部品W1をその他方の部品W2にスムーズにはめ合わせて挿入することが可能となる。
すなわち、フローティング機構4全体としては、先に述べたように複数のゴムブッシュ17の弾性に基づくフローティング自由度として、固定側ベースプレート6と従動側ベースプレート7とが互いに接近離間する方向の自由度と双方のベースプレート6,7同士が平行移動する方向の自由度との三次元方向の自由度に加えて、双方のベースプレート6,7同士が非平行となるのを許容する傾動変位自由度とを有していることになる。
したがって、フローティング機構4が有する弾性体たるゴムブッシュ17としては一種類で且つ必要最小限の数であるにもかからわらず、フローティング機構4が有するいずれか一つの弾性的な自由度に基づくフローティング変位、あるいは二つ以上の弾性的な自由度に基づく複合的なフローティング変位をもって、上記の部品W1,W2同士の相対位置誤差や芯ずれ、あるいはこじり力や衝撃等を効果的に吸収することができる。
また、重力方向が強度的に有利なゴムブッシュ17の軸心を含む平面と垂直に設定されているため、フローティング機構4の耐荷重を大きく設計できる利点がある。その上、図1の(A)と同図(B)とを比較すると明らかなように、ゴムブッシュ17の軸心が部品W1,W2同士のずれ吸収時の動作軸とほぼ一致するように配置されているため、ずれ吸収の方向によるゴムブッシュ17の硬さの違いを抑えることができ、ひいてはゴムブッシュ17の硬さの異方性を小さくすることができて、より効率的にずれ吸収を行うことができる。
ここで、ハンド5の先端での剛性の大きさ(柔らかさ)、ひいては他方の部品W2に対するハンド5側の部品W1の追従性または挿入容易性は、フローティング機構4の構成要素である複数のゴムブッシュ17のゴム体17aの硬さに依存することになる。このようなことから、それぞれのゴムブッシュ17を圧締保持しているハウジングブロック12のボルト21による締め付け量をすり割り溝20を溝幅内で加減することで、他方の部品W2に対するハンド5側の部品W1の追従性または挿入容易性を調整することが可能となる。
また、図1ではハンド5が把持した部品W1を押し込み方向Mのもとで他方の部品W2に挿入する場合の例を示しているが、押し込み方向Mと直交する方向、すなわち図1においてハンド5が把持した部品W1を下向き方向で相手側の部品W2に対して挿入する場合でもフローティング機構4は上記と同等の機能を発揮することができる。
図6は本発明に係るフローティング機構を実施するためのより具体的な第2の形態を示し、先に説明した図3と共通する部分には同一符号を付してある。
図6に示した第2の実施の形態では、図3と比較すると明らかなように、支持ピン13に内接し且つハウジングブロック12に外接するゴムブッシュ17を、固定側ベースプレート6および従動側ベースプレート7と軸心を同じくする同心円上の均等四箇所に配置したものである。この第2の実施の形態においても、先の第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができることは言うまでもない。
なお、上記第1,第2のの実施の形態では、ゴムブッシュ17として図5に示すようにゴム体17aを外筒17bにて覆った構造のものが採用されているが、外筒17bを有しないゴム体17a単独でゴムブッシュ17として用いることも可能であるほか、逆に必要に応じて外筒17bに加えてゴム体17aの内周側に内筒を有するタイプのものをゴムブッシュ17として用いることも可能である。
1…産業用ロボット
2…ロボットアーム
3…リスト部
4…フローティング機構
5…ロボットハンド
6…固定側ベースプレート
7…従動側ベースプレート
12…ハウジングブロック(外側部材)
13…支持ピン(内側軸状部材)
17…ゴムブッシュ
17a…ゴム体
17b…外筒
18…スリット
20…すり割り溝
21…ボルト(ねじ部材)
P…同心円
W1…部品
W2…部品

Claims (8)

  1. 二枚のベースプレートを互いに平行となるように対向配置するとともに、
    それらのベースプレート同士の対向間隙内であって且つ各ベースプレートと中心を同じくする同心円上に、ゴム系弾性体からなる複数の中空円筒状のブッシュをその軸心が各ベースプレートと平行となるように上記同心円の円周方向に均等に且つ放射状に配置し、
    各ブッシュをそれらに内接する内側軸状部材を介して一方のベースプレートに個別に連結するとともに、
    各ブッシュをそれらに外接する外側部材を介して他方のベースプレートに個別に連結してあることを特徴とするフローティング機構。
  2. 上記ブッシュの数が上記同心円の円周方向に均等に配置された3個または4個であることを特徴とする請求項1に記載のフローティング機構。
  3. 上記各ブッシュとそれらに内接する内側軸状部材、および上記各ブッシュとそれらに外接する外側部材は、共に円筒面接触するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のフローティング機構。
  4. 上記各ブッシュに外接する外側部材にはすり割り溝を形成してあり、このすり割り溝が形成された外側部材によりブッシュを圧締保持していることを特徴とする請求項3に記載のフローティング機構。
  5. 上記すり割り溝が形成された外側部材によるブッシュの圧締保持力が調整可能となっていることを特徴とする請求項4に記載のフローティング機構。
  6. 上記外側部材に付帯しているねじ部材の螺進作用によってすり割り溝の溝幅内で外側部材を拡縮径させることにより、上記ブッシュの圧締保持力が調整可能となっていることを特徴とする請求項5に記載のフローティング機構。
  7. 上記ブッシュは、中空円筒状のゴム系弾性体の少なくとも外周側に外筒を配置してあり、上記外筒には当該外筒自体を円周方向で不連続のものとするためにスリットを形成してあることを特徴とする請求項6に記載のフローティング機構。
  8. ロボットハンドが把持した一方の部品と他方の部品とのはめ合い作業を司るロボットアームの先端のリスト部とそれに支持される上記ロボットハンドとの間に介装される請求項1〜7のいずれか一つに記載のフローティング機構であって、
    上記複数のブッシュが配置される同心円は、上記はめ合い作業のためにロボットハンドが把持した一方の部品の挿入方向と平行またはほぼ平行となるように設定してあることを特徴とするフローティング機構。
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