JP2013240260A5 - 無線電力伝送装置、給電装置、及び受電装置 - Google Patents

Description

本発明は、非接触で電力を伝送する無線電力伝送装置、給電装置、及び受電装置に関する。

そこで、本発明の目的は、従来のように共振周波数を変更する制御装置や、２つの共振器間の結合強度を変化させる制御装置や、給電コイルと給電共振コイルとの距離及び受電コイルと受電共振コイルとの距離を調整する制御装置を使用せずに、より簡易な構成により送電効率を向上させることができる無線電力伝送装置、給電装置、及び受電装置を提供することにある。

Claims (11)

1. 給電モジュールと受電モジュールとの間で磁界を変化させて電力伝送を行う無線電力伝送装置であって、
   前記給電モジュール及び前記受電モジュールそれぞれは、
   コイルを備えており、且つ、
   前記給電モジュール及び前記受電モジュールの少なくとも何れか一方が、自身のコイルの内周面の少なくとも一部を覆う筒状の磁性部材を備えていることを特徴とする無線電力伝送装置。
2. 前記筒状の磁性部材の筒内部に配置された、電子回路及び充電池の少なくとも一つをさらに備えていることを特徴とする請求項１に記載の無線電力伝送装置。
3. 前記筒状の磁性部材は、コイルの内周面の全体を覆っていることを特徴とする請求項１又は２に記載の無線電力伝送装置。
4. 前記給電モジュール及び前記受電モジュールの少なくとも何れか一方が、自身のコイルの外周面の少なくとも一部を覆う磁性部材を備えていることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の無線電力伝送装置。
5. 前記給電モジュール及び前記受電モジュールの少なくとも何れか一方が、自身のコイルの、前記給電モジュールにおけるコイルと前記受電モジュールにおけるコイルとが対向する面とは反対側の面を覆う磁性部材を備えていることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の無線電力伝送装置。
6. 前記給電モジュールにおけるコイルから前記受電モジュールにおけるコイルに共振現象による電力伝送を行うことを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の無線電力伝送装置。
7. 前記給電モジュールにおけるコイルは、給電コイル及び給電共振器であり、
   前記受電モジュールにおけるコイルは、受電コイル及び受電共振器であり、
   前記給電コイルに給電された電力を前記給電共振器に対して電磁誘導により給電し、前記給電共振器に給電された電力を前記給電共振器と前記受電共振器とを共振させることによって磁界エネルギーとして前記給電共振器から前記受電共振器に伝送し、前記受電共振器に伝送された電力を電磁誘導により前記受電コイルに給電することにより前記電力伝送を行うことを特徴とする請求項６に記載の無線電力伝送装置。
8. 前記給電共振器から、前記受電共振器に対して、共振現象によって電力を供給し、
   前記給電モジュール及び前記受電モジュールにおける、電力の周波数に対する伝送特性の値が、二つのピークを形成し、
   前記給電モジュールに供給する電力の周波数を、前記伝送特性の二つのピークのうち高周波側に形成されるピーク付近の周波数に設定することを特徴とする請求項７に記載の無線電力伝送装置。
9. 前記受電モジュールは、人が携帯しながら使用できる電子機器に搭載されていることを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の無線電力伝送装置。
10. 受電モジュールに対して磁界の変化により電力伝送を行う給電装置であって、
    コイルを有する給電モジュールと、
    前記コイルの内周面の少なくとも一部を覆う筒状の磁性部材と
    を備えていることを特徴とする給電装置。
11. 給電モジュールから磁界の変化により電力伝送される受電装置であって、
    コイルを有する受電モジュールと、
    前記コイルの内周面の少なくとも一部を覆う筒状の磁性部材と
    を備えていることを特徴とする受電装置。