JP6774760B2 - 磁界形成装置、給電装置、受電装置、受給電装置及び携帯機器 - Google Patents

磁界形成装置、給電装置、受電装置、受給電装置及び携帯機器 Download PDF

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Description

本発明は、所定領域に磁界を形成する磁界形成装置、給電装置、受電装置、受給電装置及び携帯機器に関する。
従来から、電磁誘導方式や磁界共鳴方式により給電コイルから受電コイルに対して電力を無線伝送する構成が提案されている(特許文献1、特許文献2等)。
特開2015−144508号公報 特開2013−240260号公報
ところで、従来においては、電力伝送を前提として送電効率を向上させる等の効果に着目してなされた構成であり、所定領域に磁界を形成することを前提としてなされた構成は存在しなかった。
そこで、本発明の目的は、所定領域に磁界を形成する磁界形成装置、給電装置、受電装置、受給電装置及び携帯機器を提供することにある。
本発明は、磁界形成装置であって、変動磁界を発生させる複数の単体コイルを備えた送電共振器と、何れか一つ以上の前記単体コイルに対して誘導電流を生じさせるように配置された送電コイルとを有し、何れか2以上の単体コイルは、コイル端同士が互いに接続されている。
上記の構成によれば、コイル端同士が互いに接続された単体コイル間における一方のコイル端と他方のコイル端との接続関係を切り替えることによって、送電共振器の配置を変更することなくコイル巻方向だけを変更し、一部領域を強い磁界強度の変動磁界としたり、或いは、所定領域の一部領域を弱い磁界強度の変動磁界とすることができる。
本発明の磁界形成装置は、コイル端同士が互いに接続された前記単体コイル間に設けられ、これら単体コイルのコイル端同士を正接続状態と逆接続状態とに切り替え可能な接続切替器を有してもよい。
上記の構成によれば、接続切替器を操作するだけで、単体コイルの一方のコイル端と他方のコイル端とを容易に切り替えることができるため、結果として送電共振器の配置を変更することなくコイル巻方向だけを変更することができる。
本発明の磁界形成装置は、前記コイル端同士の正接続状態と逆接続状態との切り替えを交互に行うように、前記接続切替器を制御する切替制御器を有してもよい。
上記の構成によれば、コイル巻方向を交互に変更することによって、正接続状態の磁界強度分布と逆接続状態の磁界強度分布との平均化された磁界強度を有した磁界を出現させることができる。
本発明は、給電装置であって、上記構成の磁界形成装置を備えている。
本発明は、受電装置であって、上記構成の磁界形成装置により発生された所定領域の変動磁界により受電する受電機構を備えている。
本発明は、受給電装置であって、上記構成の磁界形成装置を備えた給電装置と、前記給電装置における前記変動磁界により受電する受電機構を備えた受電装置とを有している。
本発明は、携帯機器であって、上記構成の磁界形成装置により発生された所定領域の変動磁界により受電する受電機構を備えている。
本発明によれば、強い磁界強度や弱い磁界強度の変動磁界を一部領域に有した磁界を所定領域に形成することができる。
磁界形成装置の概略構成の説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 送電コイル及び共振用コンデンサの接続関係を示す説明図である。 磁界形成装置の概略構成の説明図である。 磁界形成装置を正面視した概略構成の説明図である。 磁界形成装置を正面視した概略構成の説明図である。 磁界形成装置を正面視した概略構成の説明図である。 磁界形成装置を正面視した概略構成の説明図である。 磁界形成装置を平面視した概略構成の説明図である。 磁界形成装置を平面視した概略構成の説明図である。 磁界形成装置のブロック図である。 電流経路切替制御部の動作内容を示す説明図である。 受給電装置のブロック図である。 駆動機器のブロック図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(磁界形成装置)
図1に示すように、磁界形成装置101は、変動磁界を発生させる複数の単体コイル1221・1222を備えた送電共振器122と、何れか一つ以上の単体コイル1221・1222に対して誘導電流を生じさせるように配置された送電コイル111とを有し、何れか2以上の単体コイル1221・1222のコイル端同士が互いに接続されている。
送電コイル111における一方のコイル端側の第1電流経路141と、他方のコイル端側の第2電流経路142との少なくとも一方の電流経路中には、共振用コンデンサ151が配置されている。共振用コンデンサ151は、第1電流経路141及び第2電流経路142の少なくとも一方の電流経路中に、送電コイル111に対して直列及び並列の少なくとも一方の接続形態で配置されている。また、送電共振器122は、単体コイル1221・1222に対して直列及び並列の少なくとも一方の接続形態で配置された共振用コンデンサ151を備えている。
共振用コンデンサ151の接続形態を送電コイル111を用いて具体的に説明すると、図2A〜図2Hの配置を例示することができる。尚、送電共振器122においても同様の接続形態が適用される。
図2Aは、第1電流経路141の端部141aと送電コイル111のコイル端との間である第1電流経路141中に共振用コンデンサ151が直列接続された接続形態で配置された状態である。図2Bは、第1電流経路141中に2個の共振用コンデンサ151が直列接続された接続形態で配置された状態である。図2Cは、第1電流経路141中及び第2電流経路142中に共振用コンデンサ151がそれぞれ直列接続された接続形態で配置された状態である。
図2Dは、第1電流経路141中に並列接続された2個の共振用コンデンサ151が直列接続された接続形態で配置された状態である。図2Eは、第1電流経路141中に並列接続された2個の共振用コンデンサ151が直列接続され、第2電流経路142中に共振用コンデンサ151が直接接続された接続形態で配置された状態である。図2Fは、第1電流経路141中及び第2電流経路142中に、並列接続された2個の共振用コンデンサ151がそれぞれ直列接続された接続形態で配置された状態である。
図2Gは、第1電流経路141中及び第2電流経路142中に、送電コイル111に対して共振用コンデンサ151が並列接続された接続形態で配置された状態である。図2Hは、第1電流経路141中及び第2電流経路142中に、送電コイル111に対して共振用コンデンサ151が並列接続され、第1電流経路141中に共振用コンデンサ151が直列接続された接続形態で配置された状態である。尚、図2A〜図2Hに示した接続形態の配置は例示であり、共振用コンデンサ151の個数や直列配置、並列配置、配置場所は任意に選択して組み合わせ可能である。
具体的に説明すると、磁界形成装置101は、送電共振器122と送電コイル111とを有している。送電共振器122は、上述の共振用コンデンサ151と、コイル端子同士が互いに接続された単体コイル1221・1222とを有している。一方の単体コイル1221には、送電コイル111が対向配置されている。送電コイル111は、変動電流を出力する発振器1312に第1電流経路141及び第2電流経路142を介して接続されている。これにより、送電コイル111は、発振器1312からの変動電流が送電コイル111に流れると、送電コイル111の変動磁界が単体コイル1221に磁界を送り、単体コイル1221に電磁誘導による誘導電流が流れることになる。そして、この誘導電流は、単体コイル1221に接続された他方の単体コイル1222にも流れることになる。この結果、送電共振器122の単体コイル1221・1222がそれぞれ変動磁界を発生することになる。
この際、単体コイル1221・1222のコイル端同士が互いに接続されているため、単体コイル1221・1222間における一方のコイル端と他方のコイル端との接続関係を切り替えることによって、単体コイル1221・1222を含む送電共振器122の配置を変更することなくコイル巻方向だけを変更することができる。これにより、各単体コイル1221・1222におけるコイル端同士の接続関係を変更することによって、所定領域の一部領域を強い磁界強度の変動磁界としたり、或いは、所定領域の一部領域を弱い磁界強度の変動磁界とすることができる。
また、磁界形成装置101は、単体コイル1221・1222よりも数少ない送電コイル111であっても、全ての単体コイル1221・1222から変動磁界を発生させることができるため、単体コイル1221・1222と同数の送電コイル111を用いて変動磁界を発生させる場合よりも、送電コイル111に関する部品コストを低減することができる。さらに、送電コイル111が特定の単体コイル1221・1222だけに磁界を送るように配置されていても、全ての単体コイル1221・1222に磁界が送られるため、単体コイル1221・1222(送電共振器122)及び送電コイル111の配置の自由度を高めることができる。
図3に示すように、磁界形成装置101は、直列接続された単体コイル1221・1222・1223間にそれぞれ設けられ、これらの単体コイル1221・1222・1223のコイル端同士を正接続状態と逆接続状態とに切り替え可能な接続切替器16を有してもよい。この場合は、接続切替器16を操作するだけで、各単体コイル1221・1222・1223の一方のコイル端と他方のコイル端とを容易に切り替えることができる。
また、磁界形成装置101は、コイル端同士の正接続状態と逆接続状態との切り替えを交互に行うように、接続切替器16を制御する電流経路切替制御部17(切替制御器)を有してもよい。この場合は、コイル巻方向を交互に繰り返して変更することによって、正接続状態の磁界強度分布と逆接続状態の磁界強度分布との平均化された磁界強度を有した磁界を出現させることができる。
図4に示すように、全ての単体コイル1221・1222は、コイル面1221a・1222aが所定領域Aに対向するように配置されており、少なくとも一つの単体コイル1221・1222は、他の単体コイル1221・1222のコイル面方向に対して交差するコイル面方向を有するように配置されている。ここで、コイル面方向とは、コイル面に平行な方向である。尚、少なくとも一つの単体コイル1221・1222は、他の単体コイル1221・1222のコイル面方向に対して平行するコイル面方向を有するように配置されていてもよい。
上記のように構成された磁界形成装置101は、単体コイル1221・1222のコイル面1221a・1222aで一部が覆われた所定領域Aに変動磁界を発生させることができる。そして、送電共振器122における単体コイル1221・1222のコイル面1221a・1222aの配置角度や配置場所等を調整することによって、所定領域Aの一部領域を強い磁界強度の変動磁界としたり、或いは、所定領域Aの一部領域を弱い磁界強度の変動磁界とすることができる。
ここで、『変動磁界』とは、(1)磁力線の向きが正方向と逆方向とに交互に変化する状態の磁界、(2)磁力線の向きが正方向において磁界強度が変化する状態の磁界、(3)磁力線の向きが逆方向において磁界強度が変化する状態の磁界、及び(4)これら状態(1)〜(3)の2以上を組み合わせた状態の磁界の何れかを意味する。
『所定領域A』は、任意のサイズ及び形状を採用することができる。所定領域Aは、下底が上底よりも小径の逆錐台形状にされている。逆錐台形状は、逆円錐台形状、逆角錐台形状及びN角錐台形状の何れであってもよい。尚、本実施形態においては、所定領域Aが逆錐台形状である場合について説明するが、これに限定されるものではない。即ち、所定領域Aは、図5に示すように、1以上の側面の傾斜角度が残りの側面の傾斜角度とは相違されていてもよいし、図6に示すように、下底が上底よりも大径の錐台形状であってもよい。また、所定領域Aは、変動磁界中に配置される対象物に対応したサイズ及び形状にされていてもよいし、対象物を収容する容器や収容箱、部屋等の収容空間に対応したサイズ及び形状にされていてもよい。さらに、『所定領域A』は、長方体形状等の六面体形状や立方体形状、三角柱形状等であってもよい。
『対象物』としては、変動磁界により給電される受電装置を備えた駆動機器が例示される。駆動機器は、電力で駆動される全て種類の機器が対象であり、例えば携帯機器や家電、自動車等を例示することができる。
(磁界形成装置:送電コイル・送電共振器)
『送電コイル』は、スパイラル型やソレノイド型、ループ型がコイルの種類として例示されるものであり、外部から供給された変動電流により送電共振器に誘導電流を生じさせるコイルである。一方、『送電共振器』の単体コイル1221・1222は、スパイラル型やソレノイド型、ループ型がコイルの種類として例示されるものであり、単体コイル1221・1222のコイル両端が電流経路を介して直接的に接続(短絡)、又は電流経路及びGND等を介して間接的に接続(短絡)された状態のコイルである。送電共振器は、誘導電流が流れたときに、変動磁界をコイル面1221a・1222aに対向する所定領域Aに発生させるようになっていると共に、送電共振器121を挟んで所定領域Aとは反対側の領域に変動磁界を発生させるようになっている。
ここで、『変動電流』とは、(1)0アンペアを挟んでプラス側及びマイナス側に交互に変動する状態の電流、(2)プラス側において変動する状態の電流、(3)マイナス側において変動する状態の電流、及び(4)これら状態(1)〜(3)の2以上を組み合わせた状態の電流の何れかを意味する。
送電共振器の全て単体コイルは、コイル面が所定領域に対向するように配置されており、少なくとも一つの単体コイルは、他の単体コイルのコイル面方向に対して交差するコイル面方向を有するように配置されている。例えば、図4や図5の所定領域Aを有した磁界形成装置101・101Aの場合は、所定領域Aの側面に単体コイル1221・1222のコイル面1221a・1222aが対向配置されることによって、単体コイル1221・1222のコイル面方向が所定領域Aの下方位置において交差する状態となる。
また、図6の所定領域Aを有した磁界形成装置101Bの場合は、所定領域Aの側面に単体コイル1221・1222のコイル面1221a・1222aが対向配置されると共に、所定領域Aの底面に単体コイル1223のコイル面1223aが対向配置されることによって、単体コイル1221・1222のコイル面方向が所定領域Aの上方位置において交差する状態となる。
また、図7に示すように、磁界形成装置101Cは、3個等の複数の単体コイル1221・1222・1223が平板状となるように配置されていてもよい。即ち、送電共振器122は、複数の単体コイル1221・1222・1223のコイル面1221a・1222a・1223aが同一平面上に存在するように、単体コイル1221・1222・1223が配置されていてもよい。この場合は、単体コイル1221・1222・1223の配置数を増減することによって、所定領域Aの平面方向のサイズ及び形状を任意に設定することができる。尚、配置方向は、水平方向であってもよいし、鉛直方向であってもよいし、鉛直方向や水平方向に対して傾斜された方向であってもよい。
また、例えば図8に示すように、送電共振器122は、所定領域Aの上方位置から目視したときに、所定領域Aを中心とした正三角形の辺にそれぞれ沿って3個の単体コイル1221・1222・1224が配置されていてもよい。また、例えば図9に示すように、送電共振器122は、所定領域Aの上方位置から目視したときに、所定領域Aを中心とした正方形の辺にそれぞれ沿って4個の単体コイル1221・1222・1223・1224が配置されていてもよい。これらの各場合においては、図8のX−X線矢視端面の状態が図4における送電共振器122における単体コイル1221・1222の配置関係となる。
(磁界形成装置:発振制御装置)
図10に示すように、上記のように構成された磁界形成装置101は、発振制御装置131を有している。尚、以後の説明においては、送電共振器122が3個の単体コイル1221・1222・1223を備えた磁界形成装置101について説明するが、これに限定されるものではない。
発振制御装置131は、送電コイル111に変動電流を出力する発振器1312と、各単体コイル1221・1222・1223に対応して設けられた3個の接続切替器16と、各接続切替器16の切り替え動作を制御する電流経路切替制御部17とを有している。
(磁界形成装置:発振制御装置:発振器)
発振器1312は、任意の発振周波数の変動電流を出力可能にされている。発振器1312は、各種用途の磁界形成装置101に容易に適用できるように、発振周波数を変更可能であることが好ましい。また、発振器1312は、出力先の送電コイル111の仕様に応じて発振周波数や電圧、電流を個別に変更可能にされていてもよい。
(磁界形成装置:発振制御装置:接続切替器)
接続切替器16は、直列接続された単体コイル1221・1222・1223間にそれぞれ設けられ、これらの単体コイル1221・1222・1223のコイル端同士を正接続状態と逆接続状態とに切り替え可能に構成されている。具体的に説明すると、各接続切替器16は、1入力2出力の第1スイッチ部161と、1入力2出力の第2スイッチ部162とを有している。第1スイッチ部161及び第2スイッチ部162は、電流経路切替制御部17からの制御信号により動作し、第1スイッチ部161の入力端161cが第1出力端161aに接続された正接続状態においては第2スイッチ部162の入力端162cが第1出力端162aに接続された正接続状態となる一方、第1スイッチ部161の入力端161cが第2出力端161bに接続された逆接続状態においては第2スイッチ部162の入力端162cが第2出力端162bに接続された逆接続状態となる。
第1スイッチ部161の第1出力端161aは、第2スイッチ部162の第2出力端162bに接続されている。また、第1スイッチ部161の第2出力端161bは、第2スイッチ部162の第1出力端161aに接続されている。これにより、第1スイッチ部161及び第2スイッチ部162の入力端161c・162cが第1出力端161a・162aにそれぞれ接続された状態においては、第1スイッチ部161の入力端161cが第2スイッチ部162において離隔状態の第2出力端162bに接続されると共に、第2スイッチ部162の入力端162cが第1スイッチ部161において離隔状態の第2出力端161bに接続される。一方、入力端161c・162cが第2出力端161b・162bにそれぞれ接続された状態においては、入力端161cが離隔状態の第1出力端162aに接続されると共に、入力端162cが離隔状態の第1出力端161aに接続される。
上記のように構成された各接続切替器16は、第1出力端161aが各単体コイル1221・1222・1223の一方のコイル端にそれぞれ接続されていると共に、第2出力端161bが各単体コイル1221・1222・1223の他方のコイル端にそれぞれ接続されている。また、接続切替器16は、単体コイル1221・1222・1223を直列状態で接続、即ち、単体コイル1221・1222のコイル端同士を互いに接続し、単体コイル1222・1223のコイル端同士を互いに接続し、単体コイル1223・1221のコイル端同士を互いに接続するように、入力端161c・162c同士が接続されていると共に、両端側の入力端161c・162cがGNDに接続されている。
(磁界形成装置:発振制御装置:電流経路切替制御部)
図11に示すように、電流経路切替制御部17は、各接続切替器16に制御信号を出力し、各接続切替器16における第1及び第2スイッチ部161・162を正接続状態と逆接続状態とにそれぞれ切り替えることによって、8種類の接続パターン1〜8で単体コイル1221・1222・1223を直列接続するようになっている。
具体的に説明すると単体コイル1221・1222・1223及び各接続切替器16間の電流経路をそれぞれAルート、Bルート、Cルートとした場合において、(1)Aルートの接続切替器16を正接続とし、B・Cルートの接続切替器16を逆接続にした接続パターン1と、(2)A・Cルートの接続切替器16を逆接続とし、Bルートの接続切替器16を正接続にした接続パターン2と、(3)A・Bルートの接続切替器16を逆接続とし、Cルートの接続切替器16を正接続にした接続パターン3と、(4)A・Bルートの接続切替器16を正接続とし、Cルートの接続切替器16を逆接続にした接続パターン4と、(5)Aルートの接続切替器16を逆接続とし、B・Cルートの接続切替器16を正接続にした接続パターン5と、(6)A・Cルートの接続切替器16を正接続とし、Bルートの接続切替器16を逆接続にした接続パターン6と、(7)A・B・Cルートの接続切替器16を正接続とした接続パターン7と、(8)A・B・Cルートの接続切替器16を逆正接続とした接続パターン8とが存在する。そして、電流経路切替制御部17は、これらの接続パターン1〜8から選択された組み合わせを任意のタイミングで切り替えることが可能になっている。
電流経路切替制御部17は、マイコン等のプログラマブル機能を有した回路で構成され、ソフトウエアにより切り替え動作が行われるようになっていてもよいし、ICの組み合わせにより構成され、ハードウエアにより切り替え動作が行われるようになっていてもよい。
(磁界形成装置の適用例)
図12に示すように、上記のように構成された磁界形成装置101が給電装置に適用された場合について説明する。即ち、磁界形成装置101が、給電装置としての充電器7に搭載され、充電器7に設けられた駆動機器5の受電装置である受電モジュール9に電力を無線伝送により供給するように構成された場合について説明する。
磁界形成装置101を搭載した充電器7(給電装置)と駆動機器5(二次電池10、受電モジュール9)とは、受給電装置1や受給電システムを構成している。換言すれば、受給電装置1は、磁界により受電する受電コイル機構2を備えた駆動機器5と、駆動機器5に電力を無線伝送により供給する充電器7とを有している。
尚、受給電装置1は、充電器7と駆動機器5とがセットにされて取り扱われてもよい。また、以後の説明においては、受電コイル機構2が磁界共鳴により受電する構成について説明するが、これに限定されるものではなく、電磁誘導により受電する構成にされていてもよい。
(磁界形成装置の適用例:充電器、収容カップ)
充電器7は、受電装置を備えた携帯機器等の駆動機器5が載置される収容カップ6と、収容カップ6の収容領域Bに、受電モジュール9の向きや位置に拘わらずに受電可能にする変動磁界を発生させる磁界形成装置101とを有している。尚、収容カップ6は、複数の駆動機器5が収容領域Bに同時に配置される構成にされていてもよい。換言すれば、収容カップ6の収容領域Bは、複数の駆動機器5を収容可能な容積に設定されていてもよい。
収容カップ6が設けられた充電ケース60の筐体内には、磁界形成装置101が配置されている。磁界形成装置101が充電器7に適用された場合は、送電共振器122が給電共振器32となり、送電コイル111が給電コイル31となる。給電共振器32及び給電コイル31を備えた給電コイル機構3には、変動電流を出力する発振制御装置131をICチップ化した発振制御回路81が接続されている。
発振制御回路81と給電コイル機構3とは、取扱い性を向上させるように、給電モジュール8として一体化されている。発振制御回路81には、USB端子61が接続されている。USB端子61は、充電器7の外部に設けられたパソコン等の外部機器から図示しないUSBケーブルが接続可能にされており、外部機器から5Vの直流電力を発振制御回路81に供給可能にしている。尚、充電器7は、USB端子61の代わりに、家庭用の交流電力用コードが接続され、整流回路及び変圧器により交流電力から変換された直流電力を発振制御回路81に供給可能にされていてもよい。
(磁界形成装置の適用例:駆動機器)
上記の充電器7により充電及び作動される駆動機器5としては、携帯機器が例示される。携帯機器は、「ハンドヘルド(手で持つことが可能)」及び「ウェアラブル(身体に装着可能:人体装着機器)」の何れの機器も含む。具体的には、携帯機器は、ポータブルコンピュータ(ラップトップ、ノートパソコン、タブレットPC等)や、ヘッドセット、カメラ、音響機器・AV機器(携帯音楽プレーヤー、ICレコーダー、ポータブルDVDプレーヤー等)、計算機(ポケットコンピュータ、電卓)、ゲーム機、コンピュータ周辺機器(携帯プリンター、携帯スキャナ、携帯モデム等)、専用情報機器(電子辞書、電子手帳、電子書籍、ポータブルデータターミナル等)、携帯通信端末、音声通信端末(携帯電話、PHS、衛星電話、第三者無線、アマチュア無線、特定小電力無線・パーソナル無線・市民ラジオ等)、データ通信端末(携帯電話・PHS(フィーチャーフォン・スマートフォン)、ポケットベル等)、放送受信機 (テレビ・ラジオ)、携帯ラジオ、携帯テレビ、ワンセグ、その他機器(腕時計、懐中時計)、補聴器、ハンドヘルドGPS、防犯ブザー、懐中電灯・ペンライト、電池パック等を例示することができる。また、『補聴器』は、耳掛け型補聴器、耳穴型補聴器、メガネ型補聴器を例示することができる。尚、駆動機器5は、パーソナルコンピュータ等の据置型機器であってもよい。
(磁界形成装置の適用例:駆動機器:受電コイル機構)
駆動機器5は、磁界により受電する受電コイル機構2を有している。また、駆動機器5は、受電コイル機構2の他、受電コイル機構2から電力が供給される電力制御回路91と、磁性部材4とを有している。受電コイル機構2と電力制御回路91と磁性部材4とは、受電モジュール9として一体化されている。受電モジュール9は、二次電池10に接続されている。
受電コイル機構2は、収容領域B(所定領域A)内の変動磁界により磁界共振して受電するように構成されている。具体的には、受電コイル機構2は、受電コイル21と、受電コイル21の内周側に設けられた受電共振器22とを有している。ここで、『磁界共振』とは、変動磁界の共振周波数で同調する共振現象を起こすことをいう。受電コイル21や受電共振器22に用いられるコイルの種類としては、スパイラル型やソレノイド型、ループ型が例示される。尚、受電コイル21及び受電共振器22の位置関係は、受電コイル21が受電共振器22の内周側及び外周側の何れに配置されていてもよいし、受電コイル21と受電共振器22とが半径方向において互いに重複しないように配置されていてもよい。
駆動機器5は、受電コイル機構2に配置された磁性部材4を有している。磁性部材4は、受電コイル機構2の相互インダクタンスを増大させ、磁束密度を増大させて磁界強度を高めるようになっている。これにより、受電コイル機構2は、磁性部材4により受電コイル機構2の磁界強度が増大されることによって、充電特性が高い状態に維持され、受電コイル機構2の配置の自由度が高められた状態において所望以上の電力を受電することが容易になっている。尚、受電コイル機構2は、磁性部材4を有していることが好ましいが、磁性部材4を有していなくてもよい。
受電コイル機構2の内周側には、磁性部材4が配置されている。受電コイル機構2と磁性部材4との軸方向の位置関係、即ち、軸方向に直交する方向から目視した場合の位置関係は、特に限定されるものではないが、磁性部材4の一端側と他端側との中間部に受電コイル機構2が位置するように配置されていることが好ましい。ここで、磁性部材4の一端側と他端側との『中間部』は、一端側と他端側とで挟まれた領域における一端及び他端を除いた任意の部分を意味する。
尚、受電コイル機構2と磁性部材4との軸方向の位置関係は、磁性部材4の一端側と他端側との中心部に受電コイル機構2が位置するように配置されていることがより好ましい。また、受電コイル機構2と磁性部材4との軸方向の位置関係は、受電コイル機構2の一方側のコイル面2aが給電コイル機構3の磁界生成面3aに向き合う場合と、受電コイル機構2の他方側のコイル面2bが磁界生成面3aに向き合う場合とで、磁性部材4による充電特性に大幅な相違がない状態が好ましい。
また、受電コイル機構2における受電共振器22は、受電コイル21を外周側に位置させるように配置されている。即ち、受電コイル機構2は、最外周側の受電コイル21と、最内周側の磁性部材4との間に、受電共振器22が配置された構成にされている。受電共振器22と受電コイル21との軸方向の位置関係は、特に限定されるものではないが、受電共振器22の一端側と他端側との中間部に受電コイル21が配置されていることが好ましい。尚、受電共振器22と受電コイル21との軸方向の位置関係は、受電共振器22の一端側と他端側との中心部に受電コイル21が配置されていることがより好ましい。
磁性部材4は、磁性粉末が分散された樹脂により形成されている。この磁性部材4で使用する樹脂は、熱硬化性樹脂でも熱可塑性樹脂でもよく、特に限定されるものではない。例えば、熱硬化性樹脂であれば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ビニルエステル樹脂、シアノエステル樹脂、マレイミド樹脂、シリコン樹脂などが挙げられる。また、熱可塑性樹脂であれば、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂などが挙げられる。なお、本実施例では、エポキシ樹脂を主成分とした樹脂を用いている。
また、樹脂中に分散する磁性粉末には、軟磁性粉末を使用している。軟磁性粉末としては、特に限定されるものではないが、純Fe、Fe−Si、Fe−Al−Si(センダスト)、Fe−Ni(パーマロイ)、ソフトフェライト、Fe基アモルファス、Co基アモルファス、Fe−Co(パーメンジュール)などを用いることができる。また、磁性部材4の形状についても、併せて適宜選択される。
(受給電装置の適用例:駆動機器:電力制御回路)
電力制御回路91は、回路基板に実装されている。
図13に示すように、電力制御回路91は、二次電池10に対する充電を制御する機能を有している。尚、電力制御回路91は、放電を制御する機能も併せ持った回路であってもよい。
具体的に説明すると、電力制御回路91は、交流電力を出力する受電コイル機構2を介して外部から給電された交流電力を整流することにより直流電力を出力する整流・安定化部911と、整流・安定化部911から出力された直流電力を充電電圧で二次電池10に供給する充電部912と、信号処理を実行する変圧部913と、を有している。変圧部913は、二次電池10の充電電力により作動する駆動機構11に接続されている。
整流・安定化部911は、整流・安定化ICを用いることができる。整流・安定化ICは、フルブリッジ同期整流、電圧コンディショニング及びワイヤレス・パワー制御、電圧・電流・温度の異常に対する保護機能等の各機能をワンチップに集積したICである。尚、受電コイル機構2から出力される電力が直流電力の場合は、整流・安定化部911を省く場合がある。
充電部912は、定電流/定電圧リニア・チャージャ用のIC(充電回路)であり、充電電流が設定値の所定値まで減少したことを報知する機能やタイマによる充電終了機能、サーマル・フィードバックによる充電電流の安定化機能、高電力動作時や高周囲温度条件下におけるチップ温度制限機能等を有している。
変圧部913は、二次電池10の充電電力を駆動機構11の駆動電力に変換して出力する信号処理を実行する変圧部として機能する変圧回路である。変圧部913は、降圧用途としてリニアレギュレータを適用可能であり、昇圧及び降圧の用途としてスイッチングレギュレータやチャージポンプを適用可能である。尚、これらの各レギュレータは、半導体素子により電流を高速でオン・オフする方式等を例示することができる。
(受給電装置の適用例:駆動機器:駆動機構)
駆動機構11としては、電力を運動エネルギに変換するスピーカやモータ等の部品を組み込んだ機構、電力を光エネルギに変換するLED光源やレーザ光源等の部品を組み込んだ発光機構や照明機構、マイコンが例示されるが、電力により作動するあらゆる種類の機器を適用可能である。受電コイル機構2は、機械的に非接触な状態で給電される無線給電に対応する構成にされている。無線給電としては、電磁誘導方式や磁界共鳴方式(磁気共鳴方式)が例示される。
(受給電装置の適用例:駆動機器:二次電池)
二次電池10は、充放電可能な電池について全ての種類を適用することができる。例えば、鉛蓄電池、制御弁式鉛蓄電池、リチウムイオン電池、リチウムイオンポリマー電池、リン酸鉄リチウムイオン電池、リチウム・硫黄電池、チタン酸・リチウム電池、ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素充電池、ニッケル・鉄電池、ニッケル・リチウム電池、ニッケル・亜鉛電池、充電式アルカリ電池、ナトリウム・硫黄電池、レドックス・フロー電池、亜鉛・臭素フロー電池、シリコン電池、銀亜鉛電池(Silver−Zinc)等を二次電池10として例示することができる。
ケル水素二次電池を用いた場合よりも機器をより長い時間、駆動することができる。
以上の詳細な説明では、本発明をより容易に理解できるように、特徴的部分を中心に説明したが、本発明は、以上の詳細な説明に記載する実施形態に限定されず、その他の実施形態にも適用することができ、その適用範囲は可能な限り広く解釈されるべきである。また、本明細書において用いた用語及び語法は、本発明を的確に説明するために用いたものであり、本発明の解釈を制限するために用いたものではない。また、当業者であれば、本明細書に記載された発明の概念から、本発明の概念に含まれる他の構成、システム、方法等を推考することは容易であると思われる。従って、請求の範囲の記載は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で均等な構成を含むものであるとみなされるべきである。また、本発明の目的及び本発明の効果を充分に理解するために、すでに開示されている文献等を充分に参酌することが望まれる。
1 受給電装置
2 受電コイル機構
3 給電コイル機構
4 磁性部材
5 駆動機器
6収容カップ
7 充電器
8 給電モジュール
9 受電モジュール
10 二次電池
16 接続切替器
17 電流経路切替制御部
21 受電コイル
22 受電共振器
31 給電コイル
111 送電コイル
112 送電コイル
131 発振制御装置
1312 発振器
1221 単体コイル
1222 単体コイル
A 所定領域
B 収容領域

Claims (5)

  1. 変動磁界を発生させる複数の単体コイルを備えた送電共振器と、
    何れか一つ以上の前記単体コイルに対して誘導電流を生じさせるように配置された送電コイルとを有し、
    複数の単体コイルは、直列接続され
    前記複数の単体コイルごとに設けられ、対応する単体コイルの両コイル端をそれぞれ他の単体コイルのコイル端に接続する接続切替器を有し、
    前記接続切替器はそれぞれ、前記対応する単体コイルの両コイル端が接続する前記他の単体コイルのコイル端を入れ替えることで、前記対応する単体コイルを、正接続状態と、前記直列接続において前記対応する単体コイルのコイル巻方向が前記正接続状態とは逆となる逆接続状態と、に切り替え可能に構成され、
    前記対応する単体コイルの正接続状態と逆接続状態との切り替えを交互に行うように、前記接続切替器を制御する切替制御器を有することを特徴とする磁界形成装置。
  2. 請求項1に記載の磁界形成装置を備えたことを特徴とする給電装置。
  3. 請求項1に記載の磁界形成装置により発生された所定領域の変動磁界により受電する受電機構を備えたことを特徴とする受電装置。
  4. 請求項1に記載の磁界形成装置を備えた給電装置と、
    前記給電装置における前記変動磁界により受電する受電機構を備えた受電装置と
    を有することを特徴とする受給電装置。
  5. 請求項1に記載の磁界形成装置により発生された所定領域の変動磁界により受電する受電機構を備えたことを特徴とする携帯機器。
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