JP2013238281A - 風力発電設備の動力伝達系の制御方法および制御装置 - Google Patents

風力発電設備の動力伝達系の制御方法および制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】風力発電設備の発電機の動力伝達系に介在されたクラッチの摩擦板の(無駄な)滑りを抑え、その分クラッチの寿命を延ばす。
【解決手段】風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系に、摩擦板の押圧力によって滑りトルクを調整可能なクラッチを備えた風力発電設備の動力伝達系の制御方法であって、動力伝達系は、摩擦板の押圧力によって滑りトルクを調整可能なクラッチ10を備え、該クラッチ10に入力される軸トルクが所定の許容伝達トルク未満のうちは、該クラッチ10の摩擦板を連結状態に維持し得る第1押圧力を発生可能な第1圧油Pr1にて摩擦板を押圧する工程(ステップS12,S14)と、摩擦板が滑ったことを検出する工程(ステップS12でYes)と、前記摩擦板が滑ったと検出された後に、該摩擦板の押圧力を前記第1押圧力より増大するべくより大きな第2圧油Pr2にて摩擦板を押圧する工程(ステップS20)と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、風力発電設備の動力伝達系の制御方法および制御装置に関する。
特許文献1に、風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系の構成が開示されている。
この動力伝達系10は、図4に示されるように、風力発電設備のブレード12の軸12Aに連結された増速機14の出力軸15と発電機16の入力軸17との間に、クラッチ18を備えている。図5に示されるように、クラッチ18の摩擦板20、21は、増速機14の出力軸15に組み込まれており、ばね24によって発電機側のドラム部25に取り付けられたセンタプレート26に押し付けられている。
ばね24の付勢力は、この特許文献1の開示例では、調節ナット28の軸方向位置によって調節可能である。すなわち、調節ナット28の軸方向位置の調節によって「滑りトルク(摩擦板20、21が滑り始めるトルク)」を「許容伝達トルク」に設定することができる。この構成により、摩擦板20、21は、クラッチ18に入力される軸トルクが許容伝達トルク未満であるときは連結状態にあり、増速機14の出力をそのまま発電機16側に伝達する。
一方、クラッチ18に入力される軸トルクが前記許容伝達トルクを超えると、摩擦板20、21がセンタプレート26に対して滑り出し、増速機14の出力軸(クラッチ18の入力軸)15は、発電機16の入力軸(クラッチ18の出力軸)17よりも速く回転することができるようになる。この結果、ブレード12が瞬間的な突風等を受けて増速機14を含む動力伝達系10の各部材が過負荷状態となってしまうことが防止されるようになっている。
なお、摩擦板20、21の押圧力は、調節ナット28によって最適な許容伝達トルクで摩擦板20、21が滑り出すように一度設定されれば、その状態で固定される(稼働中に可変とされることはない)。
特開平8−200203号公報(図1(A)〜(C))
上記従来の構成では、クラッチの摩擦板は、(瞬間的な突風により)設定された許容伝達トルクよりも入力される軸トルクが大きくなった時点で滑り始める。しかしながら、一度滑り始めると、当該突風が収まってクラッチに入力されてくる軸トルクが許容軸トルクよりも小さくなっても、(押圧力が不変であるため)摩擦板はそのまま滑り続けるという問題があった。換言するならば、クラッチに入力されてくる軸トルクが許容伝達トルクよりもかなり小さくならないと、クラッチは連結状態に復帰しないため、必要以上に滑りが継続し、摩擦板の寿命が短くなり易いという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、風力発電設備の発電機の動力伝達系に介在されたクラッチの摩擦板の無駄な滑りを抑え、その分クラッチの寿命を延ばすことをその課題としている。
本発明は、風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系に、摩擦板の押圧力によって滑りトルクを設定可能なクラッチを備えた風力発電設備の動力伝達系の制御方法であって、前記クラッチに入力される軸トルクが所定の許容伝達トルク未満のうちは、該クラッチの前記摩擦板を連結状態に維持し得る第1押圧力にて、前記摩擦板を押圧する工程と、前記摩擦板が滑ったことを検出する工程と、前記摩擦板が滑ったと検出された後に、該摩擦板の押圧力を前記第1押圧力より増大する工程と、を含むことにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、摩擦板が滑ったことを検出した後に、該摩擦板の押圧力をより増大するようにしている。この押圧力の増大は、摩擦板が滑ったことが検出された直後に行ってもよく、また、後述するように、滑ったことが検出された後、さらに何らかの所定の条件が整ったときに行うようにしてもよい。
これにより、クラッチに入力されてくる軸トルクが必要以上に大きく下がるまで待つことなく、速やかにクラッチの摩擦板を再び連結状態に復帰させることができ、無駄な滑りを防止することにより摩擦板の寿命を増長させることができる。
なお、本発明は、「風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系に、摩擦板の押圧力によって滑りトルクを設定可能なクラッチを備えた風力発電設備の動力伝達系の制御装置において、前記クラッチの入力側と出力側の滑りを検出する滑り検出機構と、該滑り検出機構によって前記クラッチの滑りが検出された後に、前記摩擦板の押圧力を増大する制御手段と、を備えたことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御装置」と捉えることもできる。
本発明によれば、風力発電設備の発電機の動力伝達系に介在されたクラッチの摩擦板の無駄な滑りを抑え、その分クラッチの寿命を延ばすことができる。
本発明に係る風力発電設備の発電機の動力伝達系の制御方法の実施形態の一例を示すフローチャート 上記動力伝達系におけるクラッチの入力軸の軸トルクを時間軸に沿って示したもので、(A)はクラッチが完全連結された状態のタイムチャート、(B)は従来のクラッチによる制御が行われたときのタイムチャート、(C)は上記実施形態の一例に係る制御方法が実施されたときのタイムチャート 上記動力伝達系に介在されているクラッチの構成を模式的に示した断面図 従来の風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系を示す概略構成図 上記従来の動力伝達系に組み込まれているクラッチの概略構成図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
始めに、本発明の実施形態の一例に係る制御方法を実施するために採用された風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系のハード構成について説明する。
この風力発電設備(全体は図示略)の動力伝達系30の基本的な構成は、例えば前述した特許文献1において開示されている動力伝達系10と特に変わることはない(基本的に、図4を用いて説明した従来のハード構成と同一の構成を採用することができる)。
ただし、この実施形態では、特許文献1において開示されているような、(摩擦板20、21がばね24によって常時同じ押圧力で押圧される)クラッチ18に代え、例えば図3に例示されているような摩擦板40が油圧によって押圧される構成のクラッチ32を採用している。
クラッチ32は、増速機14の出力軸15と発電機16の入力軸17側を断切可能に連結するもので、固定体36、回転体38、摩擦板40、押圧機構50、および油圧制御装置60を主に備えている。なお、この実施形態では、油圧制御装置60からの油路62を確保するため、発電機16の入力軸17は、ギヤ71およびピニオン72からなる増速セット74を介して増速機14の出力軸15からオフセットした位置に配置してある。なお、図示せぬプーリとベルトの組み合わせとしてもよい。適切な油路が確保できるならば、増速機14の出力軸15と発電機16の入力軸17は、同軸とされていてもよい。
以下、クラッチ32の構成についてより具体的に説明すると、固定体36は、図示せぬケーシング、或いはナセルの構造体(図示略)と一体化されている。増速機14の出力軸15(以降、便宜上クラッチ32の入力軸32Aとも称す)は、この固定体36に軸受76、77を介して回転自在に支持されている。回転体38(以降、便宜上クラッチ32の出力軸32Bとも称す)は、固定体36の外周に軸受78、79を介して回転自在に支持されている。回転体38の一部は、固定体36の軸方向側部を通って、増速機14の出力軸15の外周に対向している。
摩擦板40は、増速機14の出力軸15(クラッチ32の入力軸32A)に回転方向に固定された状態で軸方向に移動可能に組み込まれた複数(この例では2枚)の入力側摩擦板41、42と、回転体38(クラッチ32の出力軸32B)に回転方向に固定された状態で軸方向に移動可能に組み込まれた複数(この例では3枚)の出力側摩擦板43〜45とで構成されている。入力側摩擦板41、42と出力側摩擦板43〜45は、交互に積層された状態で組み込まれている。出力側摩擦板43〜45のうち、最も増速機側の出力側摩擦板43は、回転体38の突起部38Aによって軸方向増速機側への移動が規制されている。
摩擦板40の押圧機構50は、回転体38の軸方向側部に固定されたシリンダブロック51と、該シリンダブロック51のシリンダ52内で軸方向に移動可能に組み込まれたピストン54と、該ピストン54を発電機16側に付勢するリターンスプリング55とで主に構成されている。ピストン54とシリンダブロック51のシリンダ52との間にはピストンリング56が配置され、密閉された油圧室57が形成されている。油圧室57には、油圧制御装置60から送り出される圧油が、油路62を介して供給される。ピストン54の増速機側の側面54Aは、最も発電機側の出力側摩擦板45と対向している。ピストン54は、油圧室57に供給されてきた圧油によって摩擦板40側に駆動されることにより、全ての摩擦板40を、回転体38の突起部38Aとの間で押圧可能である。
油圧制御装置60は、増速機14の出力軸15(クラッチ32の入力軸32A)の回転速度センサ80と回転体38(クラッチ32の出力軸32B)の回転速度センサ82からの検出情報(回転速度SpA、SpB)が入力・比較される演算部64を備えている。油圧制御装置60内の演算部64は、両回転速度センサ80、82の検出情報から、クラッチ32の摩擦板40の滑り(入力側摩擦板41、42と出力側摩擦板43〜45の滑り)を検出する。具体的には、演算部64は、クラッチ32の入力軸32Aの回転速度SpAとクラッチ32の出力軸32Bの回転速度SpBが等しいか否かを判定し、等しくないときに「滑りが発生している」と判定する。すなわち、この実施形態では、両回転速度センサ80、82および油圧制御装置60の演算部64がクラッチ32の摩擦板40の「滑り検出機構」を構成している。
油圧制御装置60は、演算部64での摩擦板40の滑り検出の結果に基づいて、第1油圧を有する第1圧油Pr1または第1油圧より大きい第2油圧を有する第2圧油Pr2を調圧・生成し、油路62を介して該第1圧油Pr1または第2圧油Pr2を油圧室57に供給する。
油圧室57に第1圧油Pr1または第2圧油Pr2を選択的に供給することにより、ピストン54による摩擦板40の押圧力を調整・変更することができ、該摩擦板40の滑りトルクを調整・変更することができる。この実施形態では、第1圧油Pr1は、「クラッチ32の摩擦板40が滑っていないときにおいて、クラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルク(増速機14の許容伝達トルクと捉えてもよい)Tr1を超えたときに、摩擦板40が滑り出すような押圧力を該摩擦板40に対して与え得る圧油」に相当している。また、第2油圧Pr2は、「クラッチ32の摩擦板40が滑っているときにおいて、クラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルクTr1を下回ったときに、摩擦板40が係合できるような押圧力を該摩擦板40に対して与え得る圧油」に相当している。
次に、図1のフローチャートおよび図2のタイムチャートを合わせて参照しながら、本実施形態の一例に係る風力発電設備の発電機16の動力伝達系30の制御方法を詳細に説明する。
図2は、動力伝達系30における増速機14の出力軸15の軸トルク(クラッチ32に入力される軸トルク)を時間軸に沿って示したもので、(A)はクラッチ32が完全連結状態で、増速機14と発電機16がダイレクトに連結されたままの状態のタイムチャート、(B)は従来のクラッチ18による制御が行われたときのタイムチャート、(C)は本実施形態の一例に係る制御方法が実施されたときのタイムチャートをそれぞれ示している。なお、図2のラインTr1は、許容伝達トルク、ラインTr2は、(増速機14の)定格トルクである。
図2の(A)、すなわちクラッチ32が完全連結されている場合、時刻t2で発生したピークトルクTrPは、そのまま増速機14あるいは発電機16に掛かってしまい、増速機14や発電機16は、瞬間的に非常に過酷の状態に置かれ、甚だしいときは、傷損或いは破損に至ってしまう。
図2の(B)、すなわち従来の(押圧力が不変の)クラッチ18が動力伝達系10に備えられている場合は、ピークトルクTrPの立ち上がりの途中の時刻t1において増速機14の出力軸15(クラッチ18の入力軸)に掛かる軸トルクが許容伝達トルク(滑りトルク)Tr1を超えると、該クラッチ18が滑り出すため、増速機14や発電機16は、滑りが発生した分、負荷が軽減された状態となり、軸トルクは、時刻t1から下がり始め、低い状態が維持される。一方、特に時刻t3以降は、図2(B)から明らかなように、たとえクラッチ18が連結したとしても、軸トルクは、既に許容伝達トルクTr1を下回っており、本来クラッチ18が係合してよい軸トルクしか発生していないにも拘わらず、クラッチ18は時刻t6まで、そのまま滑り続けている。これは、一度滑り出したクラッチ18は、軸トルクが許容伝達トルクTr1にまで低下しても(同じ押圧力が掛かったままでは)再係合はできないためである。結局、摩擦板40は、実際にクラッチ18に入力されてくるトルクが大きく下がった時刻t6においてようやく係合を開始し、時刻t7で連結が完了する。この結果、クラッチ18の摩耗が早まるだけでなく、本来発電機16の駆動に寄与できるはずであった動力の一部Tδが、摩擦板40の熱エネルギーとして無駄に放散してしまっていた。
これに対し、図2(C)は、本実施形態の一例に係る制御方法を用いたときのタイムチャートを示すもので、この不具合が発生しない。以下、この制御方法について詳細に説明する。
図1のフローチャートを合わせて参照して、本実施形態の一例に係る制御方法にあっては、まずステップS12において、油圧制御装置60は、第1圧油Pr1、すなわち「クラッチ32の摩擦板40が滑っていないときにおいて、クラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルクTr1を超えたときに、摩擦板40が滑り出すような押圧力を該摩擦板40に対して与え得る圧油」を、油圧室57に供給する。
ステップS14では、油圧制御装置60内の演算部64が、クラッチ32の摩擦板40に滑りが発生したか否か(入力側摩擦板41、42と出力側摩擦板43〜45に滑りが発生したか否か)を判定する。この判定は、増速機14の出力軸15(クラッチ32の入力軸32A)の回転速度センサ80と、回転体38(クラッチ32の出力軸32B)の回転速度センサ82から得られる回転速度SpA、SpBの情報を比較し、クラッチ32の入出力側の回転速度が等しいか否かを確認することによって行われる。なお、完全に一致する場合だけでなく、一定の幅を持たせて、例えば両者の差が5%以内であれば「等しい」と判定するようにしてもよい。
クラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルク(滑りトルク)Tr1よりも小さいうちは、摩擦板40に滑りは発生しないため(ステップS14でNoの判断がなされるため)、フローは、ステップS12に戻り、摩擦板40に第1圧油Pr1による押圧力が付与され続ける。
一方、ピークトルクTrPが入ってくる段階でクラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルク(滑りトルク)Tr1を超えると、クラッチ32の摩擦板40が滑り始め、ピークトルクTrPの立ち上がりが抑制され、軸トルクが低下し始める。これにより、増速機14および発電機16が過負荷状態となることが防止される。ここまでは、図2(B)の従来のクラッチ18によって得られる作用と基本的に同様である。
しかしながら、本制御方法によれば、摩擦板40に滑りが発生すると、増速機14の出力軸15(クラッチ32の入力軸32A)の回転速度センサ80と、回転体38(クラッチ32の出力軸32B)の回転速度センサ82から得られる回転速度SpA、SpBに差が生じたと判定されるようになるため(ステップS14でYesの判断)、制御フローは、ステップS16に進み、滑り始めてからの時間の経過のカウントが開始される。
滑り始めてから所定の時間T1が経過するまでは、ステップS18でNoの判断がなされるが、やがて所定時間T1が経過して時刻t4に至ると、カウント完了の判断(ステップS18でYesの判断)がなされる。すると、制御フローは、ステップS20に進んで油圧室57に第2油圧Pr2、すなわち、「クラッチ32の摩擦板40が滑っているときにおいて、クラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルクTr1を下回ったときに、摩擦板40が係合できるような押圧力を、該摩擦板40に対して与え得る圧油」が供給される。この結果、この時点(時刻t4)での実際の軸トルク(クラッチ18が連結されていたならば伝達される図2(A)のトルク)は許容伝達トルクTr1よりも低いため、摩擦板40の滑りは速やかに解消に向かい(再係合を開始し)、軸トルクは該時刻t4から本来発生している軸トルクまで上昇を開始する。
押圧力の増大は、ステップS22で滑りが解消したと検出される時刻t5まで(クラッチ32の入力軸32Aの回転速度とクラッチ32の出力軸32Bの回転速度が一致したと判定されるまで)行われる(この一致の判定に対しても、先の判定例のように、例えば5%程度の幅を持たせ、該5%の幅に収まるようになったときは一致したと判定するようにしてもよい)。こうして、ステップS22で摩擦板40の滑りが解消したと判定されると(時刻t5)、ステップS24に進んで再び第1圧油Pr1に復帰する。
本制御により、結局、従来ならば、軸トルクが大きく低減する時刻t6まで再係合に入れず、結果として時刻t7まで滑り続けていたクラッチ32は、時刻t4で係合を開始し、時刻t5の時点で連結を完了することができる。この結果、時刻t5〜t7の間の滑りをなくすことができる。したがって、摩擦板40の寿命を大きく増長させることができ、また、摩擦板40が滑っていたが故に発電機16側に伝達されなかった分の動力(図示の例では定格トルクよりも概ねTδだけ下回っていた軸トルクを、本来の定格トルクTr2近傍の大きな値のまま発電機16側に供給することができ、より効率的な発電を行うことができるようにもなる。
また、この実施形態においては、増大させた押圧力の復帰を、クラッチ32の入出力側の滑りがなくなったと判定されたときに行うようにしているため(クラッチが静摩擦の状態に回復したことを確認した上で押圧力を元に戻しているため)、極めて的確でかつ早い時期に押圧力を復帰させることができる。
さらに、この実施形態では、クラッチ32の摩擦板40が滑り始めたときに直ちに該摩擦板40の押圧力を高めるのではなく、滑り始めてから所定時間T1が経過したという条件が整った後に高めるようにしている。これにより、以下のような作用効果が得られる。すなわち、許容伝達トルクTr1を超えるようなピーク的なトルクが掛かるような気象環境下においては、所謂「乱流」が発生していることが多く、短い期間に2度、あるいは3度と、複数回にわたってピーク的なトルクが発生する可能性がある。このような状況下において滑り始めたクラッチ32の摩擦板40の押圧力を直ちに増大すると、クラッチ32は、短い期間に係合と滑りを繰り返すことになり、そもそも軸トルクの絶対値が大きいことと相まって動力伝達にハンチングが発生して動力伝達系が不安定となってしまい易い。一方、このような許容伝達トルクTr1を超えるような突風は、それほど長い時間続くことはなく(瞬間的であることが多く)、滑り初めてから所定時間T1が経過する頃には収まっていることが多い。したがって、結局、所定時間T1が経過した後に摩擦板40の押圧力を増大するようにすることにより、多くの場合、動力の伝達にハンチングを起こすことなく(安定した状態で)、かつ早期に摩擦板40を再係合させることができる。
尤も、本発明は、滑った後に所定時間を確保することなく、直ちに押圧力を上げることを禁止するものではない(換言するならば、滑ったと検出されたときに直ちに押圧力を増大する制御は、待機すべき所定時間T1の設定値を「0」とした制御に相当すると捉えることもできる)。定性的には、例えば、上記図2の(A)のようなピークトルクTrPが発生している場合、所定時間T1の設定値を0とし、滑りが検出された時刻t1に、即、圧油を第2圧油Pr2に高めて摩擦板40の押圧力を増大した場合、(本来の)ピークトルクTrPが、許容伝達トルクTr1を下回った段階(時刻t3)で摩擦板40が再係合を開始できるようになるため、先の実施形態よりも、さらに早い時期に摩擦板40を連結させることができ、一層の寿命増大およびより効率的な発電を行うことができるようになる。
本制御には、これ以外にも、種々のバリエーションが考えられる。
例えば、上記実施形態においては、クラッチ32の摩擦板40の滑りが検出された後、さらに(所定の条件として)「0」を含む所定時間T1が経過する、という条件が満足されたときに摩擦板40の押圧力を増大させるようにしていた。しかし、この所定の条件が成立したか否かの判定を、例えばクラッチ32に入力されてくる軸トルクの情報に基づいて行うようにするとより的確な制御を行うことができる。クラッチ32に入力されてくる軸トルクは、トルクセンサ等を用いて直接的に検出してもよいし、他の検出情報から間接的に推定してもよい。例えば、発明者の保有するデータによれば、風速とブレード側から伝えられてくる軸トルク(クラッチ32に入力されてくる軸トルク)との間には、強い相関があることが確認されている。したがって、風速計によって検出される風速からクラッチ32に入力されてくる軸トルクをかなり高い精度で推定することができ、これを利用して、例えば検出された風速が所定値を下回った場合に押圧力を増大させるように構成することができる。しかも、風力発電設備には、必ず風速計が付設されているため、軸トルクを検出するための専用の(別途の)センサの設置を必要としない。軸トルクを検出または推定することができる場合、実際に軸トルクがある値(例えば許容伝達トルクより若干低い値)を下回ったときに速やかに押圧力を増大させて摩擦板を係合させることができるため、ハンチングの防止と、摩擦板40のより早期の係合を良好に両立させることができる。
また、上記実施形態においては、より的確でかつ早い時期に増大した押圧力を復帰させるために、当該押圧力の復帰を、クラッチ32の入出力側の滑りがなくなったと判定されたときに行うようにしていた。しかし、本発明においては、押圧力を増大させた後、どのような条件が成立したときに増大させた押圧力を復帰させるか(時刻t5に相当する時期の確定)については、特に限定されない。例えば、この復帰についても、タイマを用いて「滑りが検出されてから所定時間経過後」に行うようにしてもよい。前述したように、突風等により軸トルクが許容伝達トルクを超えてピーク的に立ち上がっている時間は、長くはないため、押圧力を増大することにより、多くの場合、比較的短時間で摩擦板は再係合を完了することができる。したがって、タイマを用いることにより、軸トルクを実際に検出したり推定したりせずに、低コストで押圧力の復帰時期を確定することができる。
なお、押圧力の復帰時期を、仮にタイマによって確定する場合は、滑りが収まっていない状態で復帰させてしまうことは可能性としてはあり得る。しかし、その場合は、図1のフローチャートで言うならば、ステップS12からS14に至ったときにYesの判断がなされるということであり、滑りがそのまま続く状態下で、再度ステップS16以降が繰り返されるだけである。すなわち、「増速機を含む動力伝達系の保護」という当初の目的が損なわれることはない。
また、上記実施形態においては、摩擦板40の押圧力を増大させるときの「第2圧油Pr2」として、「クラッチ32の摩擦板40が滑っているときにおいて、クラッチ32に入力されてくる軸トルクが許容伝達トルクを下回ったときに、摩擦板40が係合できるような押圧力を、該摩擦板40に与え得る圧油」を採用するようにしていたが、この押圧力を増大させるときの具体的な設定値は、必ずしもこのような「許容伝達トルクを指標とした値」とする必要はない。例えば、「(滑っているときに)許容伝達トルクより若干低い値にまで低下したときに係合が開始するような押圧力」にまで増大するような構成としてもよい。この場合、滑り時間は若干延びる傾向となるが、ハンチングがより生じにくい制御を行うことができる。この場合でも、押圧力を増大させている限り、従来よりは、確実に滑り時間を短縮することができる。
なお、本発明は、方法の発明として捉えられるだけでなく、既に詳細に説明したように、『風力発電設備のブレード12から発電機16に至る動力伝達系30(10)に、摩擦板40の押圧力によって滑りトルクを設定可能なクラッチ32を備えた風力発電設備の発電機16の動力伝達系30の制御装置において、前記クラッチ32の入力軸32A(入力側)と出力軸32B(出力側)の滑りを検出する滑り検出機構(回転速度センサ80、82、油圧制御装置60内の演算部64)と、該滑り検出機構によって前記クラッチ32の滑りが検出された後に、前記摩擦板40の押圧力を増大する制御手段(押圧機構50、油圧制御装置60)と、を備えたことを特徴とする風力発電設備の発電機16の動力伝達系30の制御装置』として捉えることもできる。
この制御装置には、上記更なる所定の条件の成立を確認するために、例えば、タイマのカウント手段を備えるものや、風速計を備え、風速から軸トルクを推定する手段をさらに有するものが当然含まれる。
また、この制御装置におけるクラッチの摩擦板を押圧する具体的な構成も上記例示された構成例に限定されるものではなく、例えば、油圧制御によってではなく、圧縮エアを用いた空気圧制御によるものであってもよい。摩擦板の構成も上記例示構成では計5枚の多板形式が採用されていたが、これに限定されるものではない。
30…動力伝達系
32…クラッチ
36…固定体
38…回転体
40…摩擦板
50…押圧機構
57…油圧室
60…油圧制御装置
62…油路
64…演算部

Claims (7)

  1. 風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系に、摩擦板の押圧力によって滑りトルクを設定可能なクラッチを備えた風力発電設備の動力伝達系の制御方法であって、
    前記クラッチに入力される軸トルクが所定の許容伝達トルク未満のうちは、該クラッチの前記摩擦板を連結状態に維持し得る第1押圧力にて、前記摩擦板を押圧する工程と、
    前記摩擦板が滑ったことを検出する工程と、
    前記摩擦板が滑ったと検出された後に、該摩擦板の押圧力を前記第1押圧力より増大する工程と、
    を含むことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御方法。
  2. 請求項1において、
    さらに所定の条件が成立したか否かを判定する工程を有し、
    前記クラッチが滑ったと検出された後であって、かつ当該所定の条件が成立したときに、前記摩擦板の押圧力を増大する工程と、
    を含むことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御方法。
  3. 請求項2において、
    前記所定の条件が成立したか否かの判定が、前記摩擦板が滑ったと検出された後、所定時間が経過したか否かに基づいて行われる
    ことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御方法。
  4. 請求項2において、
    前記所定の条件が成立したか否かの判定が、軸トルクを特定または推定し得る情報に基づいて行われる
    ことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御方法。
  5. 請求項4において、
    前記軸トルクを推定し得る情報が、風速である
    ことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、さらに
    前記摩擦板の押圧力を増大した後、前記クラッチの入力側と出力側の滑りがなくなったと判定されたときに、前記摩擦板の押圧力の増大を解除して前記第1押圧力に復帰する
    ことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御方法。
  7. 風力発電設備のブレードから発電機に至る動力伝達系に、摩擦板の押圧力によって滑りトルクを設定可能なクラッチを備えた風力発電設備の動力伝達系の制御装置において、
    前記クラッチの入力側と出力側の滑りを検出する滑り検出機構と、
    該滑り検出機構によって前記クラッチの滑りが検出された後に、前記摩擦板の押圧力を増大する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする風力発電設備の動力伝達系の制御装置。
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