JP2013237342A - オーバーヘッドモジュール - Google Patents
オーバーヘッドモジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013237342A JP2013237342A JP2012111275A JP2012111275A JP2013237342A JP 2013237342 A JP2013237342 A JP 2013237342A JP 2012111275 A JP2012111275 A JP 2012111275A JP 2012111275 A JP2012111275 A JP 2012111275A JP 2013237342 A JP2013237342 A JP 2013237342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- light emitting
- lens
- emitting unit
- overhead module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
【課題】発光ユニットを薄型にしてオーバーヘッドモジュールの薄型化を図る。
【解決手段】車両用のオーバーヘッドモジュールであって、車両のルーフ側に取付けられるベースプレート10の開口部18に、車室内を照明するための発光ユニット30が組付けられており、この発光ユニットの光源にELシート34が用いられている。
【選択図】図8
【解決手段】車両用のオーバーヘッドモジュールであって、車両のルーフ側に取付けられるベースプレート10の開口部18に、車室内を照明するための発光ユニット30が組付けられており、この発光ユニットの光源にELシート34が用いられている。
【選択図】図8
Description
本発明は、車両のルーフに取付けられるオーバーヘッドモジュールに関し、詳しくは種々の機器と共に照明用の発光ユニットを備えたオーバーヘッドモジュールに関する。
オーバーヘッドモジュールの発光ユニットは、例えば特許文献1で示すようにランプハウジング内にバルブ形状のルームランプが組込まれた構成になっている。
バルブ形状のルームランプを用いた発光ユニットでは、厚み方向の寸法が大きくなり、オーバーヘッドモジュールの薄型化が難しい。
本発明は、この課題を解決しようとするもので、発光ユニットを薄型にしてオーバーヘッドモジュールの薄型化を図ることを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
車両用のオーバーヘッドモジュールであって、車両のルーフ側に取付けられるベースプレートの開口部に、車室内を照明するための発光ユニットが組付けられており、この発光ユニットの光源にELシートが用いられている。
車両用のオーバーヘッドモジュールであって、車両のルーフ側に取付けられるベースプレートの開口部に、車室内を照明するための発光ユニットが組付けられており、この発光ユニットの光源にELシートが用いられている。
より好ましくは、発光ユニットが、ベースプレートの開口部に位置し、かつ透明導電膜が設けられているタッチ操作式のレンズと、ベースプレートの裏面側において開口部を被うように位置するカバーとを備えていることである。そして、ELシートがレンズとカバーとの間に配置されている。このELシートは、その外周部分がベースプレートとカバーとによって挟み込まれているとともに、レンズとの間に隙間が確保されている。
さらに好ましくは、発光ユニットにおけるタッチ操作式のレンズが、ベースプレートの開口部の縁よりも内側に延びるアーム部を備え、このアーム部の先端部分において透明導電膜の端子が制御基板に電気接続されていることである。
本発明においては、オーバーヘッドモジュールの発光ユニットの光源に有機ELシートを採用したことにより、発光ユニットが薄型となり、ひいてはオーバーヘッドモジュールの薄型化を図ることができる。
また、発光ユニットのELシートとレンズとの間に隙間を確保したことにより、タッチ操作式のレンズとELシートとの接触が防止され、レンズに設けられている透明導電膜の静電容量が変化して誤動作が生じるのを防止できる。
さらに、ベースプレートの内側に延びたレンズのアーム部の先端部分において透明導電膜の端子と制御基板とを電気接続したことにより、この接続部分が車室側から見えるのを防止して意匠性を高めることができる。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図4に全体形状が示されているオーバーヘッドモジュールのベースプレート10は、車室内からの見通し表面が意匠面になっており、その裏面に各種の機器が組付けられている。このベースプレート10は、その外周縁に成形されている複数個の取付けブラケット12をビス止めすることで、車両のルーフ側(図示省略)に取付けられる。
なお、ベースプレート10は樹脂製であり、具体的には3個に分けて成形されたパーツを組付けた構成になっている。
図1〜図4に全体形状が示されているオーバーヘッドモジュールのベースプレート10は、車室内からの見通し表面が意匠面になっており、その裏面に各種の機器が組付けられている。このベースプレート10は、その外周縁に成形されている複数個の取付けブラケット12をビス止めすることで、車両のルーフ側(図示省略)に取付けられる。
なお、ベースプレート10は樹脂製であり、具体的には3個に分けて成形されたパーツを組付けた構成になっている。
ベースプレート10の裏面に組付けられる機器の例を挙げると、ベースプレート10における車両後方側の中央にカメラ20が位置し、その側方にマイク22が位置している。また、ベースプレート10における車両前方側には、アンテナユニット24が位置し、車両前後方向のほぼ中間部には制御基板28が位置している。
カメラ20は、そのレンズがベースプレート10の孔14から車両後方に向かって車室内に臨むように設置されている(図11)。これによってカメラ20は、運転席を含む車内の画像を前方から撮ることができる。カメラ20によって撮られた画像は、盗難防止等のセキュリティに利用できるとともに、運転席のドライバーを判定してシート位置を調整するシートメモリーの制御に利用することができる。
カメラ20は、そのレンズがベースプレート10の孔14から車両後方に向かって車室内に臨むように設置されている(図11)。これによってカメラ20は、運転席を含む車内の画像を前方から撮ることができる。カメラ20によって撮られた画像は、盗難防止等のセキュリティに利用できるとともに、運転席のドライバーを判定してシート位置を調整するシートメモリーの制御に利用することができる。
マイク22は、ベースプレート10のマイク用スリット16を通じて車内の音声を取り込むことができ、その音声信号によってカーナビゲーション等における目的地の設定などを行うことができる。アンテナユニット24は、そのアンテナ素子26が車両のルーフ側からフロントガラス側に張り出すように配置されている。したがって、アンテナユニット24は、ラジオ局やテレビ局からの放送や無線通信などの電波、あるいはGPSやETCの電波を受信することができる。
ベースプレート10における車両前方寄りの左右両側には、車室内を照明するための発光ユニット30がそれぞれ位置している。これらの発光ユニット30は、図5〜図10で明らかなように、主としてレンズ32、光源としてのELシート34およびカバー36によって構成されている。
両発光ユニット30のレンズ32は、ベースプレート10の車両前方寄りの左右両側に開けられている開口部18に対し、該ベースプレート10の裏面側からはめ込まれる形状になっている。このレンズ32の外周部には、一つのアーム部32aと前後一対の支持部32bとが設けられている。これらのアーム部32aおよび支持部32bは、ベースプレート10の裏面側において開口部18から内側に延びている。レンズ32の裏面には、透明導電膜(図示省略)が設けられており、レンズ32のタッチ操作によってELシート34の発光をオンオフすることができる。
両発光ユニット30のレンズ32は、ベースプレート10の車両前方寄りの左右両側に開けられている開口部18に対し、該ベースプレート10の裏面側からはめ込まれる形状になっている。このレンズ32の外周部には、一つのアーム部32aと前後一対の支持部32bとが設けられている。これらのアーム部32aおよび支持部32bは、ベースプレート10の裏面側において開口部18から内側に延びている。レンズ32の裏面には、透明導電膜(図示省略)が設けられており、レンズ32のタッチ操作によってELシート34の発光をオンオフすることができる。
両発光ユニット30のELシート34は、直流電流で発光する有機ELが使用されている。このELシート34がレンズ32とカバー36との間に配置され、レンズ32を透して車内を照明することができる。
両発光ユニット30のカバー36は、ベースプレート10の裏面側から個々の開口部18を被うように取付けられる(図8〜図10)。つまり、カバー36は、その外周部に成形されている複数個の取付けブラケット36dをそれぞれビス止めすることで、ベースプレート10に取付けられる。
両発光ユニット30のカバー36は、ベースプレート10の裏面側から個々の開口部18を被うように取付けられる(図8〜図10)。つまり、カバー36は、その外周部に成形されている複数個の取付けブラケット36dをそれぞれビス止めすることで、ベースプレート10に取付けられる。
両発光ユニット30のカバー36は、車両前後方向の両縁に成形された一対のリブ36aと、車両左右方向の両縁に成形された一対のリブ36bとを有する(図5)。これらの各リブ36a,36bは、それぞれベースプレート10の裏面に向けて張出しているものの、リブ36aの方がリブ36bよりも大きく(高く)張出している。
張出し寸法の大きい一対のリブ36aとベースプレート10の裏面とにより、レンズ32のアーム部32aおよび支持部32bが挟み込まれている(図8および図9)。一方、張出し寸法の小さい一対のリブ36bとベースプレート10の裏面とにより、図5で示すELシート34の左右の外周部分35が挟み込まれている(図10)。
これにより、ベースプレート10の左右の開口部18において両発光ユニット30の構成部材が組付けられる。そして、レンズ32とELシート34との間には、レンズ32のアーム部32aおよび支持部32bに対応する部分を除いて所定の隙間が確保されている(図8〜図10)。また、ELシート34とカバー36との間においても、ELシート34の外周部分35を除いて所定の隙間が確保されている(図8〜図10)。
これにより、ベースプレート10の左右の開口部18において両発光ユニット30の構成部材が組付けられる。そして、レンズ32とELシート34との間には、レンズ32のアーム部32aおよび支持部32bに対応する部分を除いて所定の隙間が確保されている(図8〜図10)。また、ELシート34とカバー36との間においても、ELシート34の外周部分35を除いて所定の隙間が確保されている(図8〜図10)。
両発光ユニット30におけるレンズ32のアーム部32aは、前述のようにベースプレート10の開口部18から内側に延びており、ここに透明導電膜の端子が位置している。このアーム部32aの先端部と制御基板28とは、カバー36の挿通孔36cに挿通させた導電ゴム38によって電気接続されている(図8)。これにより、透明導電膜と制御基板28との電気接続部がベースプレート10の内側に隠され、導電ゴム38などが車室側から見えるのを防止できる。
上記のように構成された発光ユニット30は、その発光源であるELシート34の厚みが約4mmと薄いことから、発光ユニット30が薄型となり、結果としてオーバーヘッドモジュールの薄型化が可能となる。また、レンズ32とELシート34との間に隙間を確保したことにより、タッチ操作式のレンズ32とELシート34との接触が防止される。したがって、レンズ32に設けられている透明導電膜の静電容量が変化して誤動作が生じるのを防止できる。
なお、カメラ20は両発光ユニット30の車両後方側に設置されていることから、車内の画像が逆光になるのを避けることができる。
なお、カメラ20は両発光ユニット30の車両後方側に設置されていることから、車内の画像が逆光になるのを避けることができる。
10 ベースプレート
18 開口部
28 制御基板
30 発光ユニット
34 ELシート
36 カバー
18 開口部
28 制御基板
30 発光ユニット
34 ELシート
36 カバー
Claims (3)
- 車両用のオーバーヘッドモジュールであって、
車両のルーフ側に取付けられるベースプレートの開口部に、車室内を照明するための発光ユニットが組付けられており、この発光ユニットの光源にELシートが用いられているオーバーヘッドモジュール。 - 請求項1に記載されたオーバーヘッドモジュールであって、
発光ユニットが、ベースプレートの開口部に位置し、かつ透明導電膜が設けられているタッチ操作式のレンズと、ベースプレートの裏面側において開口部を被うように位置するカバーとを備え、ELシートがレンズとカバーとの間に配置され、このELシートは、その外周部分がベースプレートとカバーとによって挟み込まれているとともに、レンズとの間に隙間が確保されているオーバーヘッドモジュール。 - 請求項2に記載されたオーバーヘッドモジュールであって、
発光ユニットにおけるタッチ操作式のレンズが、ベースプレートの開口部の縁よりも内側に延びるアーム部を備え、このアーム部の先端部分において透明導電膜の端子が制御基板に電気接続されているオーバーヘッドモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012111275A JP2013237342A (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | オーバーヘッドモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012111275A JP2013237342A (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | オーバーヘッドモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013237342A true JP2013237342A (ja) | 2013-11-28 |
Family
ID=49762776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012111275A Pending JP2013237342A (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | オーバーヘッドモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013237342A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006990A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Toyota Industries Corp | 照明装置 |
JP2011245982A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用室内灯 |
-
2012
- 2012-05-15 JP JP2012111275A patent/JP2013237342A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006990A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Toyota Industries Corp | 照明装置 |
JP2011245982A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用室内灯 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3018560A1 (en) | Integrated overhead console assembly for vehicle | |
US9519171B2 (en) | Electronic device | |
US8733990B2 (en) | Low profile switching and lighting integration within an interior vehicle component | |
JP6494133B2 (ja) | 車両ハンドル支援モジュール | |
US8794806B2 (en) | Light module | |
JP6092654B2 (ja) | 操作装置 | |
JP2010105588A (ja) | 車室内照明装置用の照明レンズ | |
JP2013237342A (ja) | オーバーヘッドモジュール | |
JP2005216831A (ja) | 車両用アウトサイドミラー装置 | |
JP6729768B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP6833441B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2008309954A (ja) | 表示装置 | |
JP2019001348A (ja) | 車両の内装パネル | |
JPWO2020158602A1 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2020032825A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5673603B2 (ja) | スイッチ構造 | |
US20130248343A1 (en) | Multidirectional operating switch | |
JP2018041690A (ja) | 電子機器スイッチおよび弾性体 | |
JP2016060247A (ja) | 車載表示装置及びインストルメントパネル | |
JP3841349B2 (ja) | 照明ユニット | |
JP2018095038A (ja) | 車両用照明構造 | |
US20210036410A1 (en) | Antenna installation configuration | |
US9487133B2 (en) | Turn lamp for door mirror | |
US11964562B2 (en) | Operation panel | |
JP7375814B2 (ja) | 車両用表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160426 |