JP2013236795A - シャワー器具の吐水方法およびシャワー器具を用いたマッサージ方法ならびにマッサージ用シャワー器具セット - Google Patents
シャワー器具の吐水方法およびシャワー器具を用いたマッサージ方法ならびにマッサージ用シャワー器具セット Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 顔、頭、ボディ(体幹部)への美容効果を高めることができる新規なシャワー器具の吐水方法およびシャワー器具を用いたマッサージ方法ならびにマッサージ用シャワー器具セットを提供すること。
【解決手段】 顔をマッサージするためのミスト水流吐水と頭をマッサージするためのピンポイント水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたフェイスケア用シャワー器具Dと、リンパを流す準備を行うためのストレート水流吐水とリンパドレナージュを行うためのフラット水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたボディケア用シャワー器具D’とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 顔をマッサージするためのミスト水流吐水と頭をマッサージするためのピンポイント水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたフェイスケア用シャワー器具Dと、リンパを流す準備を行うためのストレート水流吐水とリンパドレナージュを行うためのフラット水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたボディケア用シャワー器具D’とを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シャワー器具の吐水方法およびシャワー器具を用いたマッサージ方法ならびにマッサージ用シャワー器具セットに関するものである。
例えば顔をマッサージすることにより美容効果を高める美容マッサージの方法として、従来から手を用いて行う方法や、下記特許文献1および特許文献2に示すように、顔に対する刺激効果を活性させるためコルクボールおよびフェイスブラシのようなマッサージ用具をそれぞれ用いる技術が知られている。
しかしながら、手を用いて行うマッサージは勿論のこと、特許文献1に示す顔のマッサージ方法や特許文献2に示す顔のリフトマッサージ方法のようにマッサージ用具を用いて行う顔のマッサージでは、人的疲労が発生したりマッサージにおける手やマッサージ用具の加圧強度が安定し難いことから、美容効果が低いといった課題がある。
本発明は、顔、頭、ボディ(体幹部)への美容効果を高めることができる新規な新規なシャワー器具の吐水方法およびシャワー器具を用いたマッサージ方法ならびにマッサージ用シャワー器具セットを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明のシャワー器具の吐水方法は、フェイスケア用シャワー器具を用いて、そのミスト水流吐水で顔をマッサージし、ピンポイント水流吐水で頭をマッサージし、通常のシャワー水流吐水で顔及び頭を洗浄するとともに、
ボディケア用シャワー器具を用いて、そのストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行い、通常のシャワー水流吐水でボディを洗浄することを特徴としている(請求項1)。
ボディケア用シャワー器具を用いて、そのストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行い、通常のシャワー水流吐水でボディを洗浄することを特徴としている(請求項1)。
また、本発明は別の観点から、フェイスケア用シャワー器具を用いて、そのミスト水流吐水で顔をマッサージし、ピンポイント水流吐水で頭をマッサージし、通常のシャワー水流吐水で顔及び頭を洗浄してフェイスケアを行い、
ボディケア用シャワー器具を用いて、そのストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行い、通常のシャワー水流吐水でボディを洗浄してボディケアを行う
ことを特徴とするシャワー器具を用いたマッサージ方法を提供する(請求項2)。
ボディケア用シャワー器具を用いて、そのストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行い、通常のシャワー水流吐水でボディを洗浄してボディケアを行う
ことを特徴とするシャワー器具を用いたマッサージ方法を提供する(請求項2)。
また、本発明はさらに別の観点から、請求項1または2に記載の方法に使用するシャワー器具セットであって、 顔をマッサージするためのミスト水流吐水と頭をマッサージするためのピンポイント水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたフェイスケア用シャワー器具と、 リンパを流す準備を行うためのストレート水流吐水とリンパドレナージュを行うためのフラット水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたボディケア用シャワー器具と
を備えたマッサージ用シャワー器具セットを提供する(請求項3)。
を備えたマッサージ用シャワー器具セットを提供する(請求項3)。
また、本発明は、前記フェイスケア用シャワー器具はヘッドとグリップを有するシャワーヘッドを備え、
前記ヘッドは、複数のミスト水流吐水穴と複数の通常のシャワー穴と複数のピンポイント水流吐水穴とが外周側から中心部に向かってこの順に形成されている平面視円形の前面を有するシャワーキャップを備えており、
前記シャワーヘッドの前記グリップの中心軸の曲率半径を120〜180mmに設定して前記グリップを内向きに曲げて形成してあり、また、前記グリップの長さを72〜83mmに設定してあり、また、前記シャワーキャップの前記前面の面積を40〜50cm2 に設定してあり、さらに、 前記複数のミスト水流吐水穴は、前記シャワーキャップの前記前面における一つの円周上に等間隔に配置されており、前記各ミスト水流吐水穴はその直径が0.5〜1.5mmであり、前記ミスト水流吐水穴の数は25〜35個であり、円周角で180°の対向する位置にある二つのミスト水流吐水穴間の距離は55〜90mmに設定されており、
また、前記複数のピンポイント水流吐水穴は、ピンポイント水流の径が9〜16mmの散水範囲となるよう前記シャワーキャップの中心のまわりに放射状に38〜53個配置されており、前記各ピンポイント水流吐水穴の孔径は0.5〜0.9mmであり、ピンポイント水流の吐水量は3.0〜6.0(リットル/分)に設定されているとともに、ピンポイント水流の動水圧は0.1〜0.3MPaに設定されている一方、
前記ボディケア用シャワー器具はヘッドとグリップを有するシャワーヘッドを備え、前記ヘッドは、四つの同一形状のコ字型形状辺部によって平面視十字型に形成された単一のストレート水流吐水穴と、単一のフラット水流吐水穴と、複数の通常のシャワー穴とが形成されている平面視円形の前面を有するシャワーキャップを備えており、さらに、前記ストレート水流吐水穴の中心を通る穴径は4.0〜6.0mmで、かつ前記各コ字型形状辺部を構成する三辺は同一長さであり、その長さは2〜3mmであり、また、前記フラット水流吐水穴は平面視矩形に形成されており、かつ前記フラット水流吐水穴の前記前面における径方向に沿う長辺の長さは4〜6mmであり、前記長辺に直角な短辺の長さは2〜3mmであるとともに、前記ストレート水流吐水穴の中心と前記フラット水流吐水穴の中心は一つの円周上において所定間隔を有して位置している請求項3に記載のマッサージ用シャワー器具セットを提供する(請求項4)。
前記ヘッドは、複数のミスト水流吐水穴と複数の通常のシャワー穴と複数のピンポイント水流吐水穴とが外周側から中心部に向かってこの順に形成されている平面視円形の前面を有するシャワーキャップを備えており、
前記シャワーヘッドの前記グリップの中心軸の曲率半径を120〜180mmに設定して前記グリップを内向きに曲げて形成してあり、また、前記グリップの長さを72〜83mmに設定してあり、また、前記シャワーキャップの前記前面の面積を40〜50cm2 に設定してあり、さらに、 前記複数のミスト水流吐水穴は、前記シャワーキャップの前記前面における一つの円周上に等間隔に配置されており、前記各ミスト水流吐水穴はその直径が0.5〜1.5mmであり、前記ミスト水流吐水穴の数は25〜35個であり、円周角で180°の対向する位置にある二つのミスト水流吐水穴間の距離は55〜90mmに設定されており、
また、前記複数のピンポイント水流吐水穴は、ピンポイント水流の径が9〜16mmの散水範囲となるよう前記シャワーキャップの中心のまわりに放射状に38〜53個配置されており、前記各ピンポイント水流吐水穴の孔径は0.5〜0.9mmであり、ピンポイント水流の吐水量は3.0〜6.0(リットル/分)に設定されているとともに、ピンポイント水流の動水圧は0.1〜0.3MPaに設定されている一方、
前記ボディケア用シャワー器具はヘッドとグリップを有するシャワーヘッドを備え、前記ヘッドは、四つの同一形状のコ字型形状辺部によって平面視十字型に形成された単一のストレート水流吐水穴と、単一のフラット水流吐水穴と、複数の通常のシャワー穴とが形成されている平面視円形の前面を有するシャワーキャップを備えており、さらに、前記ストレート水流吐水穴の中心を通る穴径は4.0〜6.0mmで、かつ前記各コ字型形状辺部を構成する三辺は同一長さであり、その長さは2〜3mmであり、また、前記フラット水流吐水穴は平面視矩形に形成されており、かつ前記フラット水流吐水穴の前記前面における径方向に沿う長辺の長さは4〜6mmであり、前記長辺に直角な短辺の長さは2〜3mmであるとともに、前記ストレート水流吐水穴の中心と前記フラット水流吐水穴の中心は一つの円周上において所定間隔を有して位置している請求項3に記載のマッサージ用シャワー器具セットを提供する(請求項4)。
本発明は、美容のための顔、頭および/またはボディ(体幹部)へのシャワー器具の吐水方法およびシャワー器具を用いたマッサージ方法ならびにマッサージ用シャワー器具セットであって、顔および頭をマッサージする、いわゆるフェイスケアについては、本発明では顔および頭に刺激を与え、その刺激効果を安定して活性化させて美容効果を高めるためのフェイスケア用シャワー器具を用いている。すなわち、本発明では、前記フェイスケア用シャワー器具に、顔のマッサージと頭のマッサージに適した特定の複数の水流吐水モード(顔をマッサージするミスト水流吐水モードと頭をマッサージするピンポイント水流吐水モード)を切換え可能に設けたので、顔および頭への刺激効果を、手やマッサージ用具を用いて行われている従来のマッサージにおける顔および頭への刺激効果に比べてより高めることができる。
さらに、本発明では、前記フェイスケア用シャワー器具に、通常のシャワー水流吐水モード、前記ミスト水流吐水モード、前記ピンポイント水流吐水モードを切換え可能に設けたので、ミスト水流吐水で顔をマッサージし、ピンポイント水流吐水で頭をマッサージした後、前記通常のシャワー水流吐水で顔及び頭を洗浄することができる。すなわち、本発明では、前記フェイスケアとしてミスト水流吐水モード、ピンポイント水流吐水モード、通常のシャワー水流吐水モードを切換え可能に備えたフェイスケア用シャワー器具を用い、これら複数の水流吐水モードの組み合わせによって顔および頭への刺激と顔および頭への洗浄が同時に行えるので、時間短縮を図りながらフェイスケアによる美容効果を高めることができる。
また、ボディ(体幹部)をマッサージするボディケアについては、本発明ではボディ(体幹部)のリンパに刺激を与え、その刺激効果を安定して活性化させて美容効果を高めるためにボディケア用シャワー器具を用いている。すなわち、本発明では、前記ボディケア用シャワー器具に、ボディ(体幹部)のマッサージに適した特定の複数の水流吐水モード(リンパドレナージュの前に実施するためのストレート水流吐水モードとリンパドレナージュを行うためのフラット水流吐水モード)を切換え可能に設けたので、ボディ(体幹部)への刺激効果を、手やマッサージ用具を用いて行われている従来のマッサージにおけるボディ(体幹部)への刺激効果に比べてより高めることができる。なお、リンパは加齢で流れ難くなり、刺激がないと女性ホルモンは分泌し難いので、本発明の前記ボディケア用シャワー器具によるシャワーは刺激になるとともに、36〜38℃でリパーゼ(脂肪分解酵素)が活発になるので、シャワーの温度を36〜38℃に設定すればシャワーによるマッサージは効果的である。
さらに、本発明では、前記ボディケア用シャワー器具に、通常のシャワー水流吐水モード、前記ストレート水流吐水モード、前記フラット水流吐水モードを切換え可能に設けたので、ストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行った後、前記通常のシャワー水流吐水でボディ(体幹部)を洗浄することができる。すなわち、本発明では、前記ボディケアとしてストレート水流吐水モード、フラット水流吐水モード、通常のシャワー水流吐水モードを切換え可能に備えたボディケア用シャワー器具を用い、これら複数の水流吐水モードの組み合わせによってボディ(体幹部)への刺激とボディ(体幹部)への洗浄が同時に行えるので、時間短縮を図りながらボディケアによる美容効果を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1〜図4は、マッサージ用シャワー器具の一例としてのフェイスケア用シャワー器具のシャワーヘッドDを示し、このシャワーヘッドDは、顔をマッサージするためのミスト水流吐水と頭をマッサージするためのピンポイント水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能に構成されている。なお、図1と図4は、通常のシャワー水流吐水モードを示し、図4において二点鎖線で示す流路Sは通常のシャワー水流aを吐水する通常のシャワー水流吐水路である。図2はミスト水流吐水モードを示し、図2において点線で示す流路Mはミスト水流bを吐水するミスト水流吐水路である。図3はピンポイント水流吐水モードを示し、図3において実線で示す流路Pはピンポイント水流cを吐水するピンポイント水流吐水路である。図1〜図4において、シャワーヘッドDは、シャワーホースGを介して水栓(例えば湯水混合水栓)(図示せず)に接続されている。1は、シャワーヘッド本体で、ヘッド1aとグリップ1bより構成されている。そして、この発明では、曲面が多い使用者のフェイスに通常のシャワー水流やミスト水流やピンポイント水流のシャワーを当てやすいように、すなわち、使用者がこまめにシャワーヘッドDを動かし易くできるように、それでいて好適なシャワー効果をも得ることができるように、ヘッド1aの大きさとグリップ1bの内向きの曲率(曲げ形状)とグリップ1bの長さW(後述する)が設定されている。例えば、グリップ1bが図1(A)に示すように内向きに曲がっていることにより、曲面が多い使用者のフェイスにシャワーを当てやすくできる。すなわち、グリップ1bが図1(A)に示すように内向きに曲がっていることで、顔側面、顔後面にシャワーを当てやすい。この発明では、前記グリップ1bの上面(表面)Vの曲率半径(R1)〔図1(A)参照〕を110〜130mmに設定して前記グリップ1bの上面(表面)Vを内向きに曲げて形成してあり、120mmが好ましい。また、この発明では、前記グリップ1bの下面(裏面)V’の曲率半径(R2)〔図1(A)参照〕を170〜190mmに設定して前記グリップ1bの下面(裏面)V’を内向きに曲げて形成してあり、180mmが好ましい。また、この発明では、前記グリップの中心軸Xの曲率半径(RA)〔図1(A)参照〕を120〜180mmに設定して前記グリップ1bを内向きに曲げて形成してあり、この実施形態では、中心軸Xの曲率半径(RA)は130mmである。中心軸Xの曲率半径(RA)が120mmよりも小さいと、グリップ1bが内向きに極端に曲げらることになるので、シャワーヘッドDを例えば浴室の壁に設けたフックに掛けるときに掛かりにくくなるおそれがある。なお、図1(A)において、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iを形成するグリップ1bの内部上面領域の曲率半径(RB)は130〜140mmであり、137mmが好ましく、また、前記吐水流路iを形成するグリップ1bの内部下面領域の曲率半径(RC)は120〜130mmであり、123mmが好ましい。また、グリップ1bの長さW、すなわち、図1(A)においてグリップ1bの上面(表面)Vにおける領域Y〜Z間の前記吐水流路iに沿った長さWをこの発明では通常のマッサージ機能付ハンドシャワのグリップの長さよりも短い72〜83mmに設定してある。ここで、72〜83mmは、人体寸法統計における男女20才代〜64才代の手の幅(親指から小指にかけての長さ)に相当し、グリップ1bの長さWを使用者の手の幅に短く設定することで、使用者がこまめにシャワーヘッドDを動かし易くできることに寄与することができる。そして、図1(B)に示すようにヘッド1aの大きさ、特にシャワーキャップ(シャワー板)21の平面視円形の前面21aの面積を通常のマッサージ機能付ハンドシャワのシャワー板の平面視円形の前面の面積(20〜38cm2 )よりも大きくすることにより、好適なシャワー効果を得ることができる。この発明では、前記シャワーキャップ21の前記前面21aの面積を40〜50cm2 に設定してあり、この実施形態では43cm2 に設定している。要するに、この発明では、グリップ1bを内向きに曲げて形成するとともに、グリップ1bの長さWを通常のマッサージ機能付ハンドシャワに比べて短くし、さらに、シャワーキャップ(シャワー板)21の平面視円形の前面21aの面積を通常のマッサージ機能付ハンドシャワに比べて大きくすることにより使用者はこまめにシャワーヘッドDを動かし易くすることができるとともに、曲面(例えば目もとや鼻もとなど凹凸の部分)が多い使用者のフェイスにシャワーを当てやすくすることができ、好適なシャワー効果を得ることができる。2は、スプリング、4は、切換ハンドル、5は、オーリング、6は、切換部材、7は、十字穴付のタッピングねじ、8は、スプリング、9は、オーリング、10は、切換弁である。11は、Yパッキン、12は、切換弁10をガイドする切換ガイド部材、13は、オーリング、14は、シートパッキン、15は、切換ディスク、16,17は、オーリング、18は、流路パーツ、19は、噴霧ガイド、20は、オーリング、21は、シャワーキャップ(シャワー板)、22は、前記各モードを表示するための表示リング、23は、ストッパー、24は、オーリングである。そして、シャワーキャップ(シャワー板)21は、ストッパー23によってシャワーヘッド本体1の前面にミスト水流吐水状態とピンポイント水流吐水状態と通常のシャワー水流吐水状態の切換えが可能なように固定されている。そして、ミスト水流吐水モードでは、図2に示すように切換弁10に設けられている弁孔mと切換ディスク15に設けられている連通孔nを介して、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iと、シャワーキャップ(シャワー板)21の平面視円形の前面21aに形成されている複数のミスト水流吐水穴Hとを連通させるためのミスト水流吐水流路Mがシャワーヘッド本体1内に形成されている。また、ピンポイント水流吐水モードでは、図3に示すように切換弁10に設けられている弁孔m’と切換ディスク15に設けられている連通孔n’を介して、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iと、シャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aに形成されている複数のピンポイント水流吐水穴hを連通させるためのピンポイント水流吐水流路Pがシャワーヘッド本体1内に形成されている。また、顔及び頭を洗浄する通常のシャワー水流吐水モードでは、図4に示すように切換弁10に設けられている弁孔m’’と切換ディスク15に設けられている連通孔n’’を介して、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iと、シャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aに形成されている複数のシャワー穴fを連通させるための通常のシャワー水流吐水流路Sがシャワーヘッド本体1内に形成されている。すなわち、切換弁10が切換ディスク15上において図2に示すような位置にあるときはミスト水流吐水状態であり、この状態から、切換弁10を例えば時計回り方向に回動させて切換弁10が切換ディスク15上において図3に示すような位置にあるときはピンポイント水流吐水状態となり、この状態から、切換弁10を例えば時計回り方向に回動させて切換弁10が切換ディスク15上において図4に示すような位置にあるときは通常のシャワー水流吐水状態となる。
この実施形態では、フェイスケア用シャワー器具のシャワーヘッドDを用いて、そのミスト水流吐水で顔をマッサージし、ピンポイント水流吐水で頭をマッサージし、通常のシャワー水流吐水で顔及び頭を洗浄する。
〔ミスト水流吐水モード〕
ミスト水流による肌に負担のない充分なすすぎをすることで、洗顔料の残留による肌荒れやニキビを予防するため使用者は、フェイスケア用シャワー器具としてのフェイスケア用シャワーヘッドDを用いてミスト水流bでフェイスケアを行う。この発明では、流径の細かいミストbを形成するためシャワーキャップ(シャワー板)21の平面視円形の前面21aに直径0.5mm〜1.5mmの穴を開ける。この実施形態では、シャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aに直径1mmの穴径を開け、流量確保のために複数個のミスト水流吐水穴Hがシャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aの一つの円周上に等間隔に配置されている。その穴Hの数は、この発明では25個〜35個が好ましく、この実施形態では30個に設定している。また、ミスト水流bの広がりを良くするため(ミスト水流bの広がりを広範囲にするため)前記円周上に均一に前記ミスト水流吐水穴Hを配置している。これにより、流径の細かいミスト水流吐水を行いながら給湯器の着火不具合を発生させない吐水量を維持している。その吐水量としては、この発明では、3.0L/min (リットル/分)〜8L/min (リットル/分)が好ましく、この実施形態では5.2L/min (リットル/分)に設定している。このように、実施形態では、ミスト水流bの流径を細かくして広範囲にミスト水流bを吐出することで、水の勢いが分散され、目・鼻腔・口に当たる刺激を軽減し、肌に負担のないすすぎができる。例えば洗顔の際、手洗いだと目もとや鼻もとなど凹凸の部分に洗顔料が残る場合があるが、ミスト水流bの流径を細かくして広範囲にミスト水流bを吐出することで、前記凹凸の部分にミスト水流bが入り込めるので、確実に洗顔料の残留物を洗い落とすことができる。さらに、円周角で180°の位置にあるミスト水流吐水穴Hの中心O’およびミスト水流吐水穴Hの中心O’’間の径(前記中心O’からシャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aの中心Oを通りミスト水流吐水穴Hの中心O’’に至る長さ)Lは、この発明では、55mm〜90mmが好ましく、この実施形態では、Lを74.7mmに設定している。また、切換ハンドル4は、図1(B)に示すように、そのリング部分4aがヘッド1aの外周縁からが外方に突出しているので、使用時にヘッド1aの部分を握り込んでも、使い勝手がよい。
ミスト水流による肌に負担のない充分なすすぎをすることで、洗顔料の残留による肌荒れやニキビを予防するため使用者は、フェイスケア用シャワー器具としてのフェイスケア用シャワーヘッドDを用いてミスト水流bでフェイスケアを行う。この発明では、流径の細かいミストbを形成するためシャワーキャップ(シャワー板)21の平面視円形の前面21aに直径0.5mm〜1.5mmの穴を開ける。この実施形態では、シャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aに直径1mmの穴径を開け、流量確保のために複数個のミスト水流吐水穴Hがシャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aの一つの円周上に等間隔に配置されている。その穴Hの数は、この発明では25個〜35個が好ましく、この実施形態では30個に設定している。また、ミスト水流bの広がりを良くするため(ミスト水流bの広がりを広範囲にするため)前記円周上に均一に前記ミスト水流吐水穴Hを配置している。これにより、流径の細かいミスト水流吐水を行いながら給湯器の着火不具合を発生させない吐水量を維持している。その吐水量としては、この発明では、3.0L/min (リットル/分)〜8L/min (リットル/分)が好ましく、この実施形態では5.2L/min (リットル/分)に設定している。このように、実施形態では、ミスト水流bの流径を細かくして広範囲にミスト水流bを吐出することで、水の勢いが分散され、目・鼻腔・口に当たる刺激を軽減し、肌に負担のないすすぎができる。例えば洗顔の際、手洗いだと目もとや鼻もとなど凹凸の部分に洗顔料が残る場合があるが、ミスト水流bの流径を細かくして広範囲にミスト水流bを吐出することで、前記凹凸の部分にミスト水流bが入り込めるので、確実に洗顔料の残留物を洗い落とすことができる。さらに、円周角で180°の位置にあるミスト水流吐水穴Hの中心O’およびミスト水流吐水穴Hの中心O’’間の径(前記中心O’からシャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aの中心Oを通りミスト水流吐水穴Hの中心O’’に至る長さ)Lは、この発明では、55mm〜90mmが好ましく、この実施形態では、Lを74.7mmに設定している。また、切換ハンドル4は、図1(B)に示すように、そのリング部分4aがヘッド1aの外周縁からが外方に突出しているので、使用時にヘッド1aの部分を握り込んでも、使い勝手がよい。
図5(A)は、例えば洗顔後のすすぎ時に実施する使用者の動作手順(ミスト水流吐水を用いた例えば30秒間のシャワー手順)を示している。図5(A)において、(1)まず始めに額を左右に動かし、続いて(2)顔の中心部を上下に動かし、続いて(3)頬を大きく回すように動かし、続いて(4)首を上下に動かすミスト水流吐水を行う。このマッサージは、毎日30秒間行うのが好ましい。
また、図5(B)は、例えばパックの後のすすぎ時に実施する使用者の動作手順(ミストミスト水流吐水を用いた例えば60秒間のシャワー手順)を示している。図5(B)において、(1)まず始めに頬を引き上げるように動かし、続いて(2)鼻の両側面 を上下に動かし、続いて(3)頬を上下に分けて大きく回すように動かし、続いて(4)首の中心部を上がり、肩に沿って下ろすミスト水流吐水を行う。このマッサージは、少なくとも週1回50〜70秒間行うのが好ましい。
〔ピンポイント水流吐水モード〕
頭の毛穴に詰まった汚れを取り、シャワーのピンポイント水流吐水により適度な刺激を与えて頭皮の血行を促し、酸素を行きわたらすことで髪の成長を助けるため使用者は、前記フェイスケア用シャワーヘッドDを用いて細く勢いのあるピンポイント水流cで頭をマッサージする。すなわち、ピンポイント水流吐水でスカルプケア、ヘッドスパが施される。なお、ピンポイント水流cは、スカルプ水流とも、また、スポット水流とも呼ばれる。この発明では、ピンポイント水流cとして、径φ(図3参照)が9mm〜16mmの散水範囲で給湯器の着火不具合を発生させない吐水量を維持している。この実施形態では、径φは12mmである。そして、その吐水量としてはこの発明では、3.0L/min (リットル/分)〜6.0L/min (リットル/分)が好ましく、この実施形態では5.2L/min (リットル/分)に設定している。また、動水圧としては0.1〜0.3MPaが好ましい。また、この発明では、各ピンポイント水流吐水穴hは小孔で、各ピンポイント水流吐水穴hの孔径が0.5mm〜0.9mmが好ましく、この実施形態では、各ピンポイント水流吐水穴hの孔径が0.7mmに設定されており、これらをシャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aの中心のまわりに放射状に配置している。さらに、この発明では、ピンポイント水流吐水穴hの数は、38個〜53個が好ましく、この実施形態では例えば44個である。
頭の毛穴に詰まった汚れを取り、シャワーのピンポイント水流吐水により適度な刺激を与えて頭皮の血行を促し、酸素を行きわたらすことで髪の成長を助けるため使用者は、前記フェイスケア用シャワーヘッドDを用いて細く勢いのあるピンポイント水流cで頭をマッサージする。すなわち、ピンポイント水流吐水でスカルプケア、ヘッドスパが施される。なお、ピンポイント水流cは、スカルプ水流とも、また、スポット水流とも呼ばれる。この発明では、ピンポイント水流cとして、径φ(図3参照)が9mm〜16mmの散水範囲で給湯器の着火不具合を発生させない吐水量を維持している。この実施形態では、径φは12mmである。そして、その吐水量としてはこの発明では、3.0L/min (リットル/分)〜6.0L/min (リットル/分)が好ましく、この実施形態では5.2L/min (リットル/分)に設定している。また、動水圧としては0.1〜0.3MPaが好ましい。また、この発明では、各ピンポイント水流吐水穴hは小孔で、各ピンポイント水流吐水穴hの孔径が0.5mm〜0.9mmが好ましく、この実施形態では、各ピンポイント水流吐水穴hの孔径が0.7mmに設定されており、これらをシャワーキャップ(シャワー板)21の前面21aの中心のまわりに放射状に配置している。さらに、この発明では、ピンポイント水流吐水穴hの数は、38個〜53個が好ましく、この実施形態では例えば44個である。
図6は、例えば毎シャンプー時に実施する使用者の動作手順(毎シャンプー時、シャンプーやリンスの流し方)を示している。図6において、(1)肩こりは頭部への血行を悪くするので、肩こり改善目的で肩のラインを上下する。この場合、6往復が好ましい。これにより、頭部の血行が促進されるとともに、疲労回復につながる。続いて(2)大人の頭部の重量は約5kgあり、その重みでこの部位がうっ血しやすいのでこの改善目的で首の付け根をほぐすように小さく回転する。この場合、5箇所においてそれぞれ6回転するのが好ましい。これにより、頭部の血行が促進されるとともに、疲労回復につながる。続いて(3)日中はストレスや緊張で額から後ろの部位が前に引っ張られるので、この改善目的で額から後ろに向かって(頭頂部を通り後頭部まで)流す(6線×3回)。ここで6線とは、図6に示されているような6つの線を意味する(以下同様)。これにより、頭部の血行が促進されるとともに、起毛筋(髪の毛の根元を起こす筋肉)への刺激につながる。続いて(4)日中はストレスで歯を食いしばったりして、下に引っ張られているので、この改善目的で側頭部を下から上に流す(3線×3回)。ここで3線とは、図6に示されているような3つの線を意味する(以下同様)。これにより、頭皮の血行が促進されるとともに、フェイスラインのリフトアップ効果につながる。続いて(5)前傾した姿勢(猫背)によって後頭部が縮みやすいので、この改善目的で後頭部をサイドから中央に向かって流す(3線×3回)。これにより、頭皮の血行が促進される。続いて(6)首の付け根をほぐすように小さく回転する(6回転×5箇所)。続いて(7)肩のラインを上下する(6往復)。これにより、頭部の血行が促進されるとともに、疲労回復につながる。
〔通常のシャワー水流吐水モード〕
その後、使用者は、図4に示すように複数のシャワー穴fから吐出する通常のシャワー水流aで顔及び頭を洗浄する。
その後、使用者は、図4に示すように複数のシャワー穴fから吐出する通常のシャワー水流aで顔及び頭を洗浄する。
図7〜図10は、ボディケア用シャワー器具のシャワーヘッドD’を示し、このシャワーヘッドD’は、リンパを流す準備を行うためのストレート水流吐水とリンパドレナージュを行うためのフラット水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能に構成されている。なお、図7と図10は、通常のシャワー水流吐水モードを示し、図10において二点鎖線で示す流路S’は通常のシャワー水流a’を吐水する通常のシャワー水流吐水路である。図8はストレート水流吐水モードを示し、図8において点線で示す流路Tはストレート水流dを吐水するストレート水流吐水路である。図9はフラット水流吐水モードを示し、図9において実線で示す流路Fはフラット水流eを吐水するフラット水流吐水路である。図7〜図10において、図1〜図6に示した符号と同一のものは、同一または相当物を示す。シャワーキャップ(シャワー板)21は、ストッパー23によってシャワーヘッド本体1の前面にストレート水流吐水状態とフラット水流吐水状態と通常のシャワー水流吐水状態の切換えが可能なように固定されている。そして、ストレート水流吐水モードでは、図8に示すように切換弁10に設けられている弁孔qと切換ディスク15に設けられている連通孔rを介して、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iと、シャワーキャップ(シャワー板)21の平面視円形の前面21aに形成されている単一のストレート水流吐水穴30とを連通させるためのストレート水流吐水流路Tがシャワーヘッド本体1内に形成されている。また、フラット水流吐水モードでは、図9に示すように切換弁10に設けられている弁孔q’と切換ディスク15に設けられている連通孔r’を介して、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iと、シャワーキャップ(シャワー板)21の前記前面21aに形成されている単一のフラット水流吐水穴31を連通させるためのフラット水流吐水流路Fがシャワーヘッド本体1内に形成されている。また、ボディを洗浄する通常のシャワー水流吐水モードでは、図9に示すように切換弁10に設けられている弁孔q’’と切換ディスク15に設けられている連通孔r’’を介して、水栓(図示せず)から供給される湯水または水の吐水流路iと、シャワーキャップ(シャワー板)21の前記前面21aに形成されている複数のシャワー穴fを連通させるための通常のシャワー水流吐水流路S’がシャワーヘッド本体1内に形成されている。この場合、切換ディスク15に設けられている連通孔r’’の位置、は、図4に示すフェイスメイク用の場合の連通孔n’’の位置とは異なる位置に形成されている。
〔ストレート水流吐水モード〕
これは、効果的にリンパドレナージュを行うための準備のためのモードである。すなわち、硬くなった脂肪やリンパに詰まった老廃物を強力な水流によって分解したり、ほぐすため使用者は、ボディケア用シャワー器具としてのボディケア用シャワーヘッドD’を用いてストレート水流吐水で、いわゆるセルライト・クラッシュを行う。この場合、太股だけでも、おなかだけなど使用者が気になるボディ部分のみの施術でもよい。そして、拡散現象で皮膚刺激を活性化するためのストレート水流dを形成するためシャワーキャップ(シャワー板)21の前記前面21aは、四つの同一形状のコ字型形状辺部41〜44によって平面視十字型に形成された単一のストレート水流吐水穴30を有する。例えばコ字型形状辺部42は三辺J,U,Iよりなる。そして、この発明では、前記ストレート水流吐水穴30の中心を通る穴径gは4.0〜6.0mmで、5mmが好ましく、また、例えばコ字型形状辺部42を構成する前記三辺J,U,Iは同一長さであり、その長さは2〜3mmであり、2.2mmが好ましい。そして、この単一のストレート水流吐水穴30を十字穴とすることでストレート水流dを適度に散らばらせることで、肌に適度な(強すぎず、弱すぎず)刺激を与えている。
これは、効果的にリンパドレナージュを行うための準備のためのモードである。すなわち、硬くなった脂肪やリンパに詰まった老廃物を強力な水流によって分解したり、ほぐすため使用者は、ボディケア用シャワー器具としてのボディケア用シャワーヘッドD’を用いてストレート水流吐水で、いわゆるセルライト・クラッシュを行う。この場合、太股だけでも、おなかだけなど使用者が気になるボディ部分のみの施術でもよい。そして、拡散現象で皮膚刺激を活性化するためのストレート水流dを形成するためシャワーキャップ(シャワー板)21の前記前面21aは、四つの同一形状のコ字型形状辺部41〜44によって平面視十字型に形成された単一のストレート水流吐水穴30を有する。例えばコ字型形状辺部42は三辺J,U,Iよりなる。そして、この発明では、前記ストレート水流吐水穴30の中心を通る穴径gは4.0〜6.0mmで、5mmが好ましく、また、例えばコ字型形状辺部42を構成する前記三辺J,U,Iは同一長さであり、その長さは2〜3mmであり、2.2mmが好ましい。そして、この単一のストレート水流吐水穴30を十字穴とすることでストレート水流dを適度に散らばらせることで、肌に適度な(強すぎず、弱すぎず)刺激を与えている。
図11(A)および図11(B)は、それぞれ、上記実施形態において、リンパを流す準備のために実施する使用者の動作手順を示している。図11(A)、図11(B)において、(1)まず始めに下半身全体の血行促進とむくみの改善のためつちふまずに回転するように当てる(6回転)。続いて(2)膝下の血行促進とむくみの改善のためふくらはぎの裏側と側面において膝に向かって流す(6回)。続いて(3)太股の血行促進と脂肪燃焼ならびにセルライトの改善のため太股の裏を外側から内側へ螺旋を描く(3線)。続いて(4)太股の血行促進とむくみの改善のため太股の裏側を下から上に流す(3回×3線)。続いて(5)ヒップラインのメイキングならびに冷えの改善のためヒップの下を往復する(6往復)。続いて(6)ヒップアップならびにセルライトの改善のためヒップを下から上に向かってヒップアップする(3回×3線)。続いて(7)ヒップラインのメイキングならびに冷えの改善のため腰骨の後ろで回転する(6回転)。続いて(8)太股の血行促進と脂肪燃焼ならびにセルライトの改善のため太股の前面で下から上に螺旋を描く(3線)。続いて(9)太股の血行促進とむくみの改善のため太股の前面を下から上に流す(3線)。続いて(10)内蔵脂肪の活性化のためおなかで大腸の流れに沿って、螺旋を描く(右腰骨から右回りに左腰骨まで)。続いて(11)ウエストのくびれのメイキングのため上半身を横に傾けて脇腹を伸ばした状態で、ジグザグしながら脇腹を往復し、おへそに向かう(3回)。
〔フラット水流吐水モード〕
これは、滞りがちなリンパをフラット(扇状)水流eで流し、むくみの改善・代謝や免疫力アップ・疲労回復を促すためのモードである。そして、フラット水流eの広がりはシャワーヘッドD’の柄(グリップ1b)に垂直かつ扇状に広がる(リンパが流れる方向に一致する)のが好ましい。そして、そのために単一のフラット水流吐水穴31をシャワーキャップ(シャワー板)21の前記前面21aに設けている。このフラット水流吐水穴31の形状は、平面視矩形であり、この発明では、前記フラット水流吐水穴31の前記前面21aにおける径方向に沿う長辺kの長さは4〜6mmであり、5mmが好ましく、また、前記長辺kに直角な短辺jの長さは2〜3mmであり、2.3mmが好ましく、この単一のフラット水流吐水穴31を平面視矩形穴とすることでフラット水流eを好ましい広がりにでき、むくみの改善・代謝や免疫力アップ・疲労回復を促すことができる。
これは、滞りがちなリンパをフラット(扇状)水流eで流し、むくみの改善・代謝や免疫力アップ・疲労回復を促すためのモードである。そして、フラット水流eの広がりはシャワーヘッドD’の柄(グリップ1b)に垂直かつ扇状に広がる(リンパが流れる方向に一致する)のが好ましい。そして、そのために単一のフラット水流吐水穴31をシャワーキャップ(シャワー板)21の前記前面21aに設けている。このフラット水流吐水穴31の形状は、平面視矩形であり、この発明では、前記フラット水流吐水穴31の前記前面21aにおける径方向に沿う長辺kの長さは4〜6mmであり、5mmが好ましく、また、前記長辺kに直角な短辺jの長さは2〜3mmであり、2.3mmが好ましく、この単一のフラット水流吐水穴31を平面視矩形穴とすることでフラット水流eを好ましい広がりにでき、むくみの改善・代謝や免疫力アップ・疲労回復を促すことができる。
図12(A)および図12(B)は、それぞれ、上記実施形態において、リンパドレナージュを行うのために実施する使用者の動作手順を示している。図12(A)に示す場合は、この発明では50秒間〜70秒間のシャワーが好ましく、(この実施形態では60秒間)、毎日行うのが好ましい。図12(A)において、(1)まず始めに鎖骨の下を左右の脇から中央に向かって流す(6回)。続いて(2)ふくらはぎの内側から膝裏に流す(6回)。続いて(3)うち膝から太股の付け根(そけい部)に流す(6回)。続いて(4)太股の付け根(そけい部)を往復する(6回)。続いて(5)腹部を回転する(6回転)。続いて(6)腕の内側を手首から脇に向かって流す(6)。
図12(B)に示す場合は、60〜120秒間(この例では90秒間)のシャワーで、少なくとも週1回行うのが好ましい。図12(B)において、(1)まず始めに鎖骨の下(鎖骨下リンパ節)を左右の腋から中央に向かって流す(6回)。続いて(2)太股の付け根(そけい部)を往復する(6往復)。続いて(3)つちふまずを足元から踵に向かって流す(6回)。続いて(4)膝下を膝裏に向かって流す(6回)。続いて(5)太股の付け根(そけい部)に向かって流す(6回)。続いて(6)太股の付け根(そけい部)を往復する(6往復)。続いて(7)下腹部を太股の付け根(そけい部)に向かって流す(4線×6回)。続いて(8)脇腹を腰骨から腋に向かって往復する(6往復)。続いて(9)バストの下を中央から腋に向かって流す(6回)。続いて(10)腕の内側を手首から腋に向かって流す(6回)。続いて(11)首の両側面を耳の下から鎖骨に向かって流す(6回)。続いて(12)鎖骨の下(鎖骨下リンパ節)を左右の腋から中央に向かって流す(6回)。最後に再度全身からリンパが集合する鎖骨下に水流を当てる。
〔通常のシャワー水流吐水モード〕
その後、使用者は、図10に示すように複数のシャワー穴fから吐出する通常のシャワー水流a’でボディを洗浄する。
その後、使用者は、図10に示すように複数のシャワー穴fから吐出する通常のシャワー水流a’でボディを洗浄する。
なお、前記水栓に浄水機能を持たせたものを用いる場合は、髪の毛や肌には塩素除去されたシャワーが当たるので刺激がなくて好ましく、特にアトピーや肌の弱い使用者においては最適である。
D フェイスケア用シャワーヘッド
1a ヘッド
1b グリップ
10 切換弁
15 切換ディスク
21 シャワーキャップ
H ミスト水流吐水穴
h ピンポイント水流吐水穴
f 通常のシャワー穴
b ミスト水流
c ピンポイント水流
a 通常のシャワー水流
D’ ボディケア用シャワーヘッド
d ストレート水流
e フラット水流
a’ 通常のシャワー水流
1a ヘッド
1b グリップ
10 切換弁
15 切換ディスク
21 シャワーキャップ
H ミスト水流吐水穴
h ピンポイント水流吐水穴
f 通常のシャワー穴
b ミスト水流
c ピンポイント水流
a 通常のシャワー水流
D’ ボディケア用シャワーヘッド
d ストレート水流
e フラット水流
a’ 通常のシャワー水流
Claims (4)
- フェイスケア用シャワー器具を用いて、そのミスト水流吐水で顔をマッサージし、ピンポイント水流吐水で頭をマッサージし、通常のシャワー水流吐水で顔及び頭を洗浄するとともに、
ボディケア用シャワー器具を用いて、そのストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行い、通常のシャワー水流吐水でボディを洗浄する
ことを特徴とするシャワー器具の吐水方法。 - フェイスケア用シャワー器具を用いて、そのミスト水流吐水で顔をマッサージし、ピンポイント水流吐水で頭をマッサージし、通常のシャワー水流吐水で顔及び頭を洗浄してフェイスケアを行い、
ボディケア用シャワー器具を用いて、そのストレート水流吐水でリンパを流す準備を行い、フラット水流吐水でリンパドレナージュを行い、通常のシャワー水流吐水でボディを洗浄してボディケアを行う
ことを特徴とするシャワー器具を用いたマッサージ方法。 - 請求項1または2に記載の方法に使用するシャワー器具セットであって、 顔をマッサージするためのミスト水流吐水と頭をマッサージするためのピンポイント水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたフェイスケア用シャワー器具と、 リンパを流す準備を行うためのストレート水流吐水とリンパドレナージュを行うためのフラット水流吐水と通常のシャワー水流吐水とに切換え可能にしたボディケア用シャワー器具と
を備えたマッサージ用シャワー器具セット。 - 前記フェイスケア用シャワー器具はヘッドとグリップを有するシャワーヘッドを備え、
前記ヘッドは、複数のミスト水流吐水穴と複数の通常のシャワー穴と複数のピンポイント水流吐水穴とが外周側から中心部に向かってこの順に形成されている平面視円形の前面を有するシャワーキャップを備えており、
前記シャワーヘッドの前記グリップの中心軸の曲率半径を120〜180mmに設定して前記グリップを内向きに曲げて形成してあり、また、前記グリップの長さを72〜83mmに設定してあり、また、前記シャワーキャップの前記前面の面積を40〜50cm2 に設定してあり、さらに、 前記複数のミスト水流吐水穴は、前記シャワーキャップの前記前面における一つの円周上に等間隔に配置されており、前記各ミスト水流吐水穴はその直径が0.5〜1.5mmであり、前記ミスト水流吐水穴の数は25〜35個であり、円周角で180°の対向する位置にある二つのミスト水流吐水穴間の距離は55〜90mmに設定されており、
また、前記複数のピンポイント水流吐水穴は、ピンポイント水流の径が9〜16mmの散水範囲となるよう前記シャワーキャップの中心のまわりに放射状に38〜53個配置されており、前記各ピンポイント水流吐水穴の孔径は0.5〜0.9mmであり、ピンポイント水流の吐水量は3.0〜6.0(リットル/分)に設定されているとともに、ピンポイント水流の動水圧は0.1〜0.3MPaに設定されている一方、
前記ボディケア用シャワー器具はヘッドとグリップを有するシャワーヘッドを備え、前記ヘッドは、四つの同一形状のコ字型形状辺部によって平面視十字型に形成された単一のストレート水流吐水穴と、単一のフラット水流吐水穴と、複数の通常のシャワー穴とが形成されている平面視円形の前面を有するシャワーキャップを備えており、さらに、前記ストレート水流吐水穴の中心を通る穴径は4.0〜6.0mmで、かつ前記各コ字型形状辺部を構成する三辺は同一長さであり、その長さは2〜3mmであり、また、前記フラット水流吐水穴は平面視矩形に形成されており、かつ前記フラット水流吐水穴の前記前面における径方向に沿う長辺の長さは4〜6mmであり、前記長辺に直角な短辺の長さは2〜3mmであるとともに、前記ストレート水流吐水穴の中心と前記フラット水流吐水穴の中心は一つの円周上において所定間隔を有して位置している請求項3に記載のマッサージ用シャワー器具セット。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160510 |