JP2013236184A - 車載通信システム、車載通信システムの通信異常監視方法、及び車載通信システムの通信異常監視プログラム - Google Patents

車載通信システム、車載通信システムの通信異常監視方法、及び車載通信システムの通信異常監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの状態を監視する監視手段の監視負荷を小さくすること。
【解決手段】車両に搭載される車載通信システムであって、ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段と、各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、該最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知する監視手段と、を備える車載通信システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される車載通信システム、及びその通信異常監視方法並びにプログラムに関する。
従来、車両には複数の情報処理装置が搭載され、それぞれが車載機器の制御や各種演算処理等を行っている。こうした情報処理装置は、多重通信線等のネットワークに接続され、各情報処理装置が参照可能な情報をネットワークに出力している。例えば車速信号を出力する情報処理装置は、車速信号を利用する各情報処理装置に専用線で車速信号を送信するのではなく、ネットワークに車速信号を出力することによって、当該ネットワークに接続された複数の情報処理装置に車速信号を提供する。
このように、車載通信システムにおけるネットワークは重要な役割を有しており、従って、ネットワークが正常な状態であるか否かを確認する必要性は高いものである。
特許文献1には、車載ネットワーク間を複数の中継装置により相互接続することで構成されたネットワークシステムについて記載されている。このネットワークシステムにおける通信フレームは、送信ID(フレーム種別)毎に通信間隔が設定されている。そして、中継装置は、中継ID毎に、最後の中継からの経過時間を表す経過タイマを有し、通信フレームの一種である中継フレームの受信が途絶判定閾値を超えて行われなかった場合に、中継フレームが途絶したと判定する。
特開2011−101115号公報
しかしながら、上記従来のネットワークシステムでは、各種通信間隔が設定されているメッセージを監視するため監視負荷が大きい。
本発明は、一側面によれば、ネットワークの状態を監視する監視手段の監視負荷を小さくすることが可能な車載通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、
車両に搭載される車載通信システムであって、
ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段と、
各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、該最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知する監視手段と、
を備える車載通信システムである。
この本発明の第1の態様によれば、各情報処理手段が周期的にネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、最短周期で出力するデータがネットワークに出力されたか否かを監視するため、ネットワークの状態を監視する監視手段の監視負荷を小さくすることができる。
本発明の第1の態様において、
前記監視手段は、各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータに含まれるデータの識別情報と、該データが前記ネットワークに出力される周期とを対応付けたテーブルデータを有し、該テーブルデータを参照することにより、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別する手段であるものとしてもよい。
本発明の第1の態様において、
前記監視手段は、前記複数の情報処理手段毎に、通信異常が発生した回数を記録し、該記録した情報処理手段毎の通信異常発生回数を含むデータを出力する手段であるものとしてもよい。
本発明の第1の態様において、
前記監視手段は、前記複数の情報処理手段毎に、通信異常が継続した期間に関するデータを記録し、該記録した情報処理手段毎の通信異常継続期間に関するデータを含むデータを出力する手段であるものとしてもよい。
本発明の第1の態様において、
前記監視手段は、通信異常が継続した期間毎に、通信異常が発生した回数を記録し、該記録した通信異常継続期間毎の通信異常発生回数を含むデータを出力する手段であるものとしてもよい。
本発明の第1の態様において、
前記ネットワークは、通信線及び中継装置によって構成され、
前記監視手段は、異常発生箇所の絞り込みを行う機能を有し、前記通信線に関する異常発生箇所の絞り込みを行い、次いで前記中継装置に関する異常発生箇所の絞り込みを行う手段であるものとしてもよい。
本発明の第2の態様は、
車載ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段を備える車載通信システムの通信異常監視方法であって、
前記車載通信システムが有する監視装置が、
各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、
前記判別された最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知することを特徴とする、
車載通信システムの通信異常監視方法である。
この本発明の第2の態様によれば、各情報処理手段が周期的にネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、最短周期で出力するデータがネットワークに出力されたか否かを監視するため、ネットワークの状態を監視する監視手段の監視負荷を小さくすることができる。
本発明の第3の態様は、
車載ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段を備える車載通信システムの通信異常監視プログラムであって、
前記車載通信システムが有する監視装置に、
各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別させ、
前記判別された最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知させることを特徴とする、
車載通信システムの通信異常監視プログラムである。
この本発明の第3の態様によれば、各情報処理手段が周期的にネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、最短周期で出力するデータがネットワークに出力されたか否かを監視するため、ネットワークの状態を監視する監視手段の監視負荷を小さくすることができる。
本発明は、一側面によれば、ネットワークの状態を監視する監視手段の監視負荷を小さくすることが可能な車載通信システムを提供することができる。
本発明の一実施例に係る車載通信システム1のシステム構成例である。 各ECUがバスに出力するメッセージのデータ形式例である。 周期テーブル44として保持されるデータの一例である。 ゲートウェイECU40が実行するネットワーク監視処理の流れを示すフローチャートの一例である。 通信途絶情報46として格納されるデータの一例である。 ゲートウェイECU40によりネットワーク監視が行われる際の各種データ変化を示すタイミングチャートである。 ゲートウェイECU40が実行する通信箇所特定処理の流れを示すフローチャートの一例である。 接続情報として格納されるデータの一例である。 ゲートウェイECU40が通信異常の発生した箇所を絞り込む様子を模式的に示す図である。 通信途絶情報46として格納されるデータの他の例である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、図面を参照し、本発明の一実施例に係る車載通信システム、及びその通信異常監視方法並びにプログラムについて説明する。本実施例の車載通信システムでは、複数のECU(Electronic Control Unit)が、CAN(Controller Area Network)や、LIN(Local Interconnect Network)に代表される低速なボデー系通信プロトコル、MOST(Media Oriented Systems Transport)に代表されるマルチメディア系通信プロトコル、FlexRay等の適切な通信プロトコルを用いて通信を行う。以下の説明では、CANを用いて通信を行うものとして説明する。
[構成]
図1は、本発明の一実施例に係る車載通信システム1のシステム構成例である。車載通信システム1は、主要な構成として、ECU10A、10B、10C、10D、10E、10Fと、バス20、22と、コネクタ30、32、34と、ゲートウェイECU40と、を備える。以下、「各ECU」と表記した場合、ECU10A、10B、10C、10D、10E、10Fを指すものとする。
各ECUは、それぞれが車載機器の制御や各種演算処理を行う情報処理装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、補助記憶装置、CANコントローラ、CANトランシーバ等を備える。
図2は、各ECUがバスに出力するメッセージのデータ形式例である。メッセージは、フレームの開始を表すスタートオブフレーム(SOF)、データの識別子であるID、データフレームとリモートフレームを識別するためのリモートトランスミッションリクエスト(RTR)、データのバイト数等を表すコントロールフィールド、転送するデータの実体であるデータフィールド、フレームの誤りをチェックするためのCRCを付加するCRCシーケンス、正しいメッセージを受信したユニットからの通知(ACK)を受けるACKスロット及びACKデリミタ、フレームの終了を表すエンドオブフレーム(EOF)等を含む。
各ECUのCANコントローラは、送信するメッセージの内容を、NRZ(Non‐Return‐to‐Zero)方式でシリアルの送信信号に変換し、CANトランシーバに出力する。CANコントローラは、変換後の信号が“0(ドミナント)”のビットには論理レベルがLowの電圧を、“1(リセッシブ)”のビットには論理レベルがHighの電圧を出力する。 各バスは、例えばツイストペアケーブルであり、差動電圧方式によって信号を伝達する。CANトランシーバは、CANコントローラから取得した送信信号を差動電圧に変換してバスに出力する。すなわち、CANトランシーバは、送信データが「0」の時に、Hラインの電圧をハイレベル(例えば3.5[V])にするとともにLラインの電圧をローレベル(例えば1.5[V])にし、送信データが「1」の時にHラインの電圧をローレベル(例えば2.5[V])にするとともにLラインの電圧をハイレベル(例えば2.5[V])にする。
CANトランシーバがバスから情報を取得する際には、バスの差動電圧を読み取り、所定の電圧範囲に含まれるように整形した受信信号をCANコントローラに出力する。CANコントローラの受信端子にはコンパレータが取り付けられており、所定の閾値電圧とCANトランシーバからの受信信号とを比較して“1”、“0”のデジタルデータを生成し、ECUのメモリ等に格納する。
ECU10A、10Bは、コネクタ30を介してバス20に接続されている。ECU10C、10Dは、コネクタ32を介してバス20に接続されている。ECU10E、10Fは、コネクタ34を介してバス22に接続されている。
バス20に接続されたECU10A、10B、10C、10D、及びゲートウェイECU40は、バス20に出力されたメッセージを参照することができる。また、バス22に接続されたECU10E、10F、及びゲートウェイECU40は、バス22に出力されたメッセージを参照することができる。
各ECUは、例えば各種演算処理を行った結果の情報を含むメッセージを、自己に接続されたバスに周期的に出力する。各ECUは、メッセージに含まれる内容に応じて、異なる周期でメッセージを出力する。メッセージに含まれる内容は、メッセージのIDによって示される。
ゲートウェイECU40は、上記各ECUと同様、CPU、メモリ、補助記憶装置、通信コントローラの他、タイマ42を備え、CAN以外のプロトコルを用いて通信を行う通信系との中継装置として機能する他、車載通信システム1に通信異常が生じていないか否かを監視する。また、ゲートウェイECU40は、メモリや補助記憶装置上に、メッセージに含まれるIDと周期の関係を示す周期テーブル44、及びバスとコネクタの接続関係を示す接続情報45を保持する。また、ゲートウェイECU40は、ネットワークを監視した結果である通信途絶情報46を、メモリや補助記憶装置上に生成する。
ゲートウェイECU40は、補助記憶装置等に格納されたプログラムをCPUが実行する結果、以下に説明するネットワーク監視処理、及び異常が発生した箇所の特定処理を行うことができる。ゲートウェイECU40のCPUが実行するプログラムのインストールは、例えば可搬型メモリに格納されたものが補助記憶装置にインストールされてもよいし、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードされてもよい。また、プログラムは、ゲートウェイECU40の出荷時に、予め補助記憶装置やROM等に格納されていてもよい。
[ゲートウェイECU40によるネットワーク監視]
ゲートウェイECU40は、バスに出力されたメッセージを検知すると、メッセージに含まれるIDを用いて周期テーブル44を参照することにより、当該メッセージが、送信元のECUにとって最短周期で出力するメッセージであるか否かを判別することができる。図3は、周期テーブル44として保持されるデータの一例である。図中、A−1、A−2、A−3は、例えばECU10Aが出力するメッセージであり、B−1、B−2は、例えばECU10Bが出力するメッセージである。
ゲートウェイECU40は、各ECUが最短周期で出力するメッセージがバスに出力されたか否かを監視することにより、車載通信システム1の通信異常を検知して通信途絶情報46に書き込む。より具体的には、ゲートウェイECU40は、例えば正常にメッセージが出力されたことを検出してから所定期間、同じIDのメッセージがバスに出力されなかった場合に、該当するECUが出力するメッセージの途絶を検出する。なお、一種類の周期でのみメッセージをバスに出力するECUが存在する場合は、当該周期のメッセージを監視する。
図4は、ゲートウェイECU40が実行するネットワーク監視処理の流れを示すフローチャートの一例である。本フローチャートは、監視対象となるECU(以下、ECU_Xと称する)毎に実行される。
以下の説明における途絶フラグ、途絶カウンタ、初回途絶時間、途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)等の情報は、例えばゲートウェイECU40のCPUがメモリ等に書き込むデータである。これらのデータに基づき、通信途絶情報46が生成される。図5は、通信途絶情報46として格納されるデータの一例である。
まず、ゲートウェイECU40は、ECU_Xが最短周期で出力するメッセージ*を、バス上で検知したか否かを判定する(S100)。
★ゲートウェイECU40は、ECU_Xが最短周期で出力するメッセージ*を検知すると、検知した時刻(以下、メッセージ検知時刻と称する)をメモリ等に書き込む(S102)。
次に、ゲートウェイECU40は、通信途絶継続中であることを示す途絶フラグが1に設定されているか否かを判定する(S104)。途絶フラグが1に設定されていない場合、ゲートウェイECU40は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
途絶フラグが1に設定されている場合、ゲートウェイECU40は、S132において途絶フラグが1に設定された時刻が、一回前のメッセージ検知時刻よりも前であるか否かを判定する(S106)。途絶フラグが設定された時刻が一回前のメッセージ検知時刻よりも前である場合、ゲートウェイECU40は、途絶フラグを0に設定すると共に、メモリ上の途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)をクリアし(S108)、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
途絶フラグが1に設定された時刻が一回前のメッセージ検知時刻よりも後である場合、ゲートウェイECU40は、途絶カウンタの値が1回になっているか否かを判定する(S110)。途絶カウンタの値が1回になっている場合、ゲートウェイECU40は、S132において途絶フラグが1に設定された時刻からのタイマ42の経過時間を、メモリ上の途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)に書き込む(S112)。
途絶カウンタの値が1回になっていない場合、ゲートウェイECU40は、途絶カウンタの値が2回になっているか否かを判定する(S114)。途絶カウンタの値が2回になっている場合、ゲートウェイECU40は、S132において途絶フラグが1に設定された時刻からのタイマ42の経過時間を、途絶時間(累計)に加算し、更にメモリ上の途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)のうち、該当する項目に上書きする(S116)。例えば、途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)がそれぞれ20[ms]となっており、今回のタイマ42の経過時間が30[ms]であれば、途絶時間(累計)を50[ms]にすると共に、途絶時間(中間)及び途絶時間(最長)を30[ms]に変更する。
途絶カウンタの値が2回になっていない場合、すなわち途絶カウンタの値が3回になっている場合、ゲートウェイECU40は、S132において途絶フラグが1に設定された時刻からのタイマ42の経過時間を、途絶時間(累計)に加算し、更にメモリ上の途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)のうち、該当する項目に上書きする(S118)。例えば、途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)がそれぞれ50[ms]、20[ms]、30[ms]、30[ms]となっており、今回のタイマ42の経過時間が40[ms]であれば、途絶時間(累計)を90[ms]にすると共に、途絶時間(最長)を40[ms]に変更する。
次に、ゲートウェイECU40は、3回の途絶検出によってメッセージ*に関する途絶が確定したと判断し、上記処理によって収集した途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)で、通信途絶情報46における該当するECUの部分を更新する(S120)。
そして、ゲートウェイECU40は、途絶フラグを0に設定すると共に、メモリ上の途絶時間(累計)、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)をクリアし(S122)、本フローチャートの1ルーチンを終了する。また、ゲートウェイECU40は、途絶カウンタの値をクリアする。
★一方、ゲートウェイECU40は、ECU_Xが最短周期で出力するメッセージ*を検知しなかった場合、前回のメッセージ検知時刻からの経過時間が所定時間以上となったか否かを判定する(S130)。前回のメッセージ検知時刻からの経過時間が所定時間未満である場合、S100に戻る。
前回のメッセージ検知時刻からの経過時間が所定時間以上となった場合、ゲートウェイECU40は、途絶フラグを1に設定し(S132)、途絶カウンタの値を1増加させる(S134)。
S120において更新される通信途絶情報46は、OBD(On Board Diagnosis)コネクタ48に接続されるダイアグツール50からの要求に応じて、ダイアグツール50に出力される。OBDコネクタ48は、例えばステアリングホイールの脇部に取り付けられ、ダイアグツール50から延出するケーブルが接続可能となっている。
図6は、ゲートウェイECU40によりネットワーク監視が行われる際の各種データ変化を示すタイミングチャートである。なお、本図では、通信途絶情報46における途絶時間(中間)については収集しないものとする。
監視対象であるECU Xは、例えば最短周期(10[ms])でメッセージ*をバスに出力するものとする。ECU Xが最短周期で出力するメッセージ*の出力タイミングを、図中「▽」で示す。実線の「▽」は正常にメッセージ*がバスに出力されたことを示し、破線の「▽」はメッセージ*がバスに出力されなかったことを示す。
図6における時刻t1において、ゲートウェイECU40は、ECU Xが出力するメッセージ*の途絶を検出する。ゲートウェイECU40は、前述したように、正常にメッセージ*が出力されたことを検出してから所定期間(図6の場合では30[ms]程度)、同じIDのメッセージ*がバスに出力されなかった場合に、ECU Xが出力するメッセージ*の途絶を検出する。
ゲートウェイECU40は、ECU Xが出力するメッセージ*の途絶を検出すると、ECU Xに関する途絶カウンタの値を「1回」に変更する。ここで、所定期間を10[ms]よりも長くするのは、ECUの内部クロックのズレ等によって頻繁に途絶が検出されること等を防止するためである。また、ゲートウェイECU40は、初回途絶時刻をメモリ等に記憶する。
次に、時刻t2において(t2−t1=20[ms])、ゲートウェイECU40は、メッセージ*がバスに出力されたことを検知する。ゲートウェイECU40は、メモリ上の途絶時間(累積)、途絶時間(最短)、途絶時間(最長)に20[ms]を書き込む。
次に、時刻t3において、ゲートウェイECU40は、メッセージ*の途絶を検出する。ゲートウェイECU40は、ECU Xに関する途絶カウンタの値を「2回」に変更する。
次に、時刻t4において(t4−t3=50[ms])、ゲートウェイECU40は、メッセージ*がバスに出力されたことを検知する。ゲートウェイECU40は、メモリ上の途絶時間(累積)に70[ms]を、途絶時間(最長)に50[ms]を、それぞれ書き込む。
次に、時刻t5において、ゲートウェイECU40は、メッセージ*の途絶を検出する。ゲートウェイECU40は、ECU Xに関する途絶カウンタの値を「2回」に変更する。
次に、時刻t6において(t6−t5=10[ms])、ゲートウェイECU40は、メッセージ*がバスに出力されたことを検知する。ゲートウェイECU40は、メモリ上の途絶時間(累積)に80[ms]を、途絶時間(最短)に10[ms]を、それぞれ書き込む。
このように、ゲートウェイECU40は、各ECUが出力するメッセージのうち最短周期で出力されるメッセージのみを監視して車載通信システム1の異通信常を検知するため、全てのメッセージを監視する場合に比して、監視負荷を小さくすることができる。また、長周期で出力されるメッセージを選択的に監視する場合に比して、ネットワークにおける接続が瞬間的に途切れた異常(瞬断)を精度良く検知することができる。
[異常が発生した箇所の特定]
また、本実施例のゲートウェイECU40は、通信途絶情報46に基づいて、異常が発生した箇所を特定する機能を有する。
図7は、ゲートウェイECU40が実行する通信異常発生箇所特定処理の流れを示すフローチャートの一例である。ここでは、バス20=バス(1)、バス22=バス(2)、コネクタ30=バス(1)に属するコネクタ(1)、コネクタ32=バス(1)に属するコネクタ(2)、コネクタ34=バス(2)に属するコネクタ(1)として扱う。ゲートウェイECU40は、バスとコネクタの接続関係を、図8に例示する接続情報45によって把握する。図8は、接続情報として格納されるデータの一例である。
ゲートウェイECU40は、バスの識別子として機能するパラメータiに初期値である1を設定し(S200)、バス(i)の通信異常解析を開始する(S202)。
次に、ゲートウェイECU40は、コネクタの識別子として機能するパラメータjに初期値である1を設定し(S204)、バス(i)に属するコネクタ(j)の通信異常解析を開始する(S206)。
次に、ゲートウェイECU40は、バス(i)に属するコネクタ(j)に接続されたECUに途絶履歴が存在するか否か(通信途絶情報46における「途絶回数」が1回以上であるか否か)を判定する(S208)。バス(i)に属するコネクタ(j)に接続されたECUに途絶履歴が存在しない場合は、S216に進む。
バス(i)に属するコネクタ(j)に接続されたECUに途絶履歴が存在する場合、ゲートウェイECU40は、途絶履歴の存在するECUが一つであるか否かを判定する(S210)。
途絶履歴の存在するECUが一つである場合、ゲートウェイECU40は、当該途絶履歴の存在するECU、又はバス(i)に属するコネクタ(j)と、当該途絶履歴の存在するECUの間の通信線に異常が発生したと判定する(S212)。
途絶履歴の存在するECUが複数存在する場合、ゲートウェイECU40は、バス(i)に属するコネクタ(j)、又はバス(i)に属するコネクタ(j−1)とコネクタ(j)の間の通信線に異常が発生したと判定する(S214)。但し、ゲートウェイECU40は、j=1である場合は、ゲートウェイECU40のポートとバス(i)に属するコネクタ(j)の間の通信線、或いはゲートウェイECU40のポートに異常が発生したと判定する。
S208〜S214の処理を終了すると、ゲートウェイECU40は、パラメータjを1増加させる(S216)。
次に、ゲートウェイECU40は、パラメータjが、バス毎に定められた上限数M(i)を超えたか否かを判定する(S218)。パラメータjが、バス毎に定められた上限数M(i)を超えない場合、ゲートウェイECU40は、S206に戻り、処理を実行する。上限数M(i)は、システムの設計に応じてバス毎に定められるコネクタの数であり、予めROMや補助記憶装置に格納された値である。
パラメータjがバス毎に定められた上限数M(i)を超えた場合、ゲートウェイECU40は、パラメータiを1増加させる(S220)。
次に、ゲートウェイECU40は、パラメータiが上限数Nを超えたか否かを判定する(S222)。パラメータiが上限数Nを超えない場合、ゲートウェイECU40は、S202に戻り、処理を実行する。上限数Nは、システムの設計に応じて定められるバスの数であり、予めROMや補助記憶装置に格納された値である。
パラメータiが上限数Nを超えると、ゲートウェイECU40は、本フローチャートの処理を終了する。
ゲートウェイECU40は、このように通信異常の発生した箇所を特定すると、特定結果を、例えば通信途絶情報46に付加してダイアグツール50に出力する。
以上説明したように、ゲートウェイECU40は、まず通信異常が発生したバスの絞り込みを行い、次にコネクタの絞り込みを行うため、通信異常が発生した箇所を正確に特定することができる。図9は、ゲートウェイECU40が通信異常の発生した箇所を絞り込む様子を模式的に示す図である。
[まとめ]
以上説明した本実施例の車載通信システム、及びその通信異常監視方法並びにプログラムによれば、各ECUが出力するメッセージのうち最短周期で出力されるメッセージのみを監視して車載通信システム1の異通信常を検知するため、全てのメッセージを監視する場合に比して、監視負荷を小さくすることができる。また、長周期で出力されるメッセージを選択的に監視する場合に比して、ネットワークにおける接続が瞬間的に途切れた異常(瞬断)を精度良く検知することができる。
また、本実施例の車載通信システム、及びその通信異常監視方法並びにプログラムによれば、ゲートウェイECU40が、まず通信異常が発生したバスの絞り込みを行い、次にコネクタの絞り込みを行うため、通信異常が発生した箇所を正確に特定することができる。
[変形等]
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記実施例ではバスによってECUが接続されるものとしたが、シリアル通信線、或いは無線通信ネットワークにECU等の情報処理装置が接続される構成であってもよい。
また、通信途絶情報46は、図10に示すように、より簡易な形式であってもよい。図9は、通信途絶情報46として格納されるデータの他の例である。
また、ゲートウェイECU40は、メッセージに含まれるIDを用いて周期テーブル44を参照することにより、当該メッセージが、送信元のECUにとって最短周期で出力するメッセージであるか否かを判別するものとしたが、このような周期を導出可能な関数を、CPUの実行プログラムに包含する構成であってもよい。
また、図5において、各ECUの途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)がそれぞれ一値であるように記載したが、途絶時間(最短)、途絶時間(中間)、途絶時間(最長)は、それぞれ時間範囲であるものとしてもよい。例えば、図5におけるECU10Aの場合、<途絶時間(最短):22.5[ms]以下、途絶時間(中間):22.5〜27.5[ms]、途絶時間(最長):27.5[ms]以上>のように定義してもよい。
1 車載通信システム
10A、10B、10C、10D、10E、10F ECU
20、22 バス
30、32、34 コネクタ
40 ゲートウェイ
42 タイマ
44 周期テーブル
46 通信途絶情報
48 OBDコネクタ
50 ダイアグツール

Claims (8)

  1. 車両に搭載される車載通信システムであって、
    ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段と、
    各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、該最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知する監視手段と、
    を備える車載通信システム。
  2. 請求項1記載の車載通信システムであって、
    前記監視手段は、各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータに含まれるデータの識別情報と、該データが前記ネットワークに出力される周期とを対応付けたテーブルデータを有し、該テーブルデータを参照することにより、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別する手段である、
    車載通信システム。
  3. 請求項1又は2記載の車載通信システムであって、
    前記監視手段は、前記複数の情報処理手段毎に、通信異常が発生した回数を記録し、該記録した情報処理手段毎の通信異常発生回数を含むデータを出力する手段である、
    車載通信システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の車載通信システムであって、
    前記監視手段は、前記複数の情報処理手段毎に、通信異常が継続した期間に関するデータを記録し、該記録した情報処理手段毎の通信異常継続期間に関するデータを含むデータを出力する手段である、
    車載通信システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の車載通信システムであって、
    前記監視手段は、通信異常が継続した期間毎に、通信異常が発生した回数を記録し、該記録した通信異常継続期間毎の通信異常発生回数を含むデータを出力する手段である、
    車載通信システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の車載通信システムであって、
    前記ネットワークは、通信線及び中継装置によって構成され、
    前記監視手段は、異常発生箇所の絞り込みを行う機能を有し、前記通信線に関する異常発生箇所の絞り込みを行い、次いで前記中継装置に関する異常発生箇所の絞り込みを行う手段である、
    車載通信システム。
  7. 車載ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段を備える車載通信システムの通信異常監視方法であって、
    前記車載通信システムが有する監視装置が、
    各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別し、
    前記判別された最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知することを特徴とする、
    車載通信システムの通信異常監視方法。
  8. 車載ネットワークに接続され、周期的に前記ネットワークにデータを出力する複数の情報処理手段を備える車載通信システムの通信異常監視プログラムであって、
    前記車載通信システムが有する監視装置に、
    各情報処理手段が周期的に前記ネットワークに出力するデータのうち、各情報処理手段が最短周期で出力するデータを判別させ、
    前記判別された最短周期で出力するデータが前記ネットワークに出力されたか否かを監視することにより、該車載通信システムの通信異常を検知させることを特徴とする、
    車載通信システムの通信異常監視プログラム。
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