JP2013235877A - 光デバイスウエーハの加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光デバイスウエーハの裏面状態によらず高輝度の光デバイスを形成できる光デバイスウエーハの加工方法を提供する。
【解決手段】複数の分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成された光デバイスウエーハ11を加工する方法であって、光デバイスウエーハ11の裏面から光デバイスウエーハ11に対して吸収性を有するパルスレーザービーム69を該分割予定ラインに沿って照射して、光デバイスウエーハ11の裏面にレーザー加工溝23を形成するレーザー加工溝形成ステップと、該レーザー加工溝形成ステップを実施した後、光デバイスウエーハ11に外力を付与して該レーザー加工溝23に沿って分割して光デバイスチップを形成する分割ステップと、を備え、該レーザー加工溝形成ステップでは、光デバイスウエーハ11に照射される該パルスレーザービーム69のパルス間隔は50nm以下であり、繰り返し周波数は10MHz以上である。
【選択図】図5

Description

本発明は、サファイア等の結晶成長用基板上にエピタキシャル成長によって複数の光デバイスを有する発光層が形成された光デバイスウエーハの加工方法に関する。
レーザダイオード(LD)や発光ダイオード(LED)等の光デバイスの製造プロセスでは、サファイアやSiC等からなる結晶成長用基板の上面に例えばエピタキシャル成長によって複数の光デバイスを有する発光層(エピタキシャル層)が形成された光デバイスウエーハが製造される。
LD,LED等の光デバイスは、格子状に形成された分割予定ラインで区画される各領域に形成され、光デバイスウエーハを分割予定ラインに沿って分割して個片化することで、個々の光デバイスが製造される。
光デバイスの輝度を向上させるために、特開2008−006492号公報では、光デバイスウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザービームを照射して、光デバイスウエーハ内部に改質層を形成した後、光デバイスウエーハに外力を付与して個々の光デバイスに分割する方法が提案されている。
この方法では、パルスレーザービームを光デバイスウエーハの表面側から照射すると、表面に形成された光デバイスにパルスレーザービームが照射されて輝度を低下させてしまう恐れがあるため、パルスレーザービームは光デバイスウエーハの裏面側から照射される。
近年、光デバイスが発光する光を反射して光の取り出し効率を向上させて輝度を向上させるために、裏面にDBR(Distributed Bragg Reflector)やODR(Omni Directional Reflector)と呼ばれる多層膜や金属膜から成る反射膜が成膜された光デバイスウエーハが市場に広まりつつある。
このような多層膜や金属膜が裏面に形成された光デバイスウエーハでは、これらの膜によってレーザービームの照射が妨げられ、光デバイスウエーハの内部に適切な改質層が形成できないという問題がある。
一方、特開2004−009139号公報で提案されるように、光デバイスウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザービームを照射して、ウエーハ裏面にレーザー加工溝を形成した後、ウエーハに外力を付与してレーザー加工溝を分割起点に個々の光デバイスに分割する方法もある。この方法であれば多層膜や金属膜と共に光デバイスウエーハの基板をアブレーション加工してレーザー加工溝を形成できる。
特開2008−006492号公報 特開2004−009139号公報
しかし、アブレーション加工により光デバイスウエーハの裏面にレーザー加工溝を形成する特許文献2に開示されたような方法では、特許文献1に開示されるような光デバイスウエーハの内部に改質層を形成する方法に比べて光デバイスの輝度が落ちるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光デバイスウエーハの裏面状態によらず高輝度の光デバイスを形成できる光デバイスウエーハの加工方法を提供することである。
本発明によると、表面に形成された交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成された光デバイスウエーハを加工する光デバイスウエーハの加工方法であって、光デバイスウエーハの裏面から光デバイスウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザービームを該分割予定ラインに沿って照射して、光デバイスウエーハの裏面に該分割予定ラインに沿った複数のレーザー加工溝を形成するレーザー加工溝形成ステップと、該レーザー加工溝形成ステップを実施した後、光デバイスウエーハに外力を付与して該レーザー加工溝に沿って光デバイスウエーハを分割して複数の光デバイスチップを形成する分割ステップと、を備え、該レーザー加工溝形成ステップでは、光デバイスウエーハに照射される該パルスレーザービームのパルス間隔は50nm以下であり、パルスレーザービームの繰り返し周波数は10MHz以上であることを特徴とする光デバイスウエーハの加工方法が提供される。
好ましくは、パルスレーザービームの繰り返し周波数は80MHz以上である。
本発明によると、光デバイスウエーハの裏面に照射するパルスレーザービームのパルス間隔を50nm以下とするとともに、繰り返し周波数を10MHz以上に設定することで、形成されるレーザー加工溝の側面状態を光デバイスが発光する光に対して透明に近づけ、光デバイスの輝度を向上させることができる。
本発明の加工方法を実施するのに適したレーザー加工装置の斜視図である。 レーザービーム発生ユニットのブロック図である。 光デバイスウエーハの表面側斜視図である。 光デバイスウエーハの表面側を外周部が環状フレームに装着された粘着テープの貼着する様子を示す分解斜視図である。 レーザー加工溝形成ステップを示す一部断面側面図である。 分割ステップを示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の光デバイスウエーハの加工方法を実施するのに適したレーザー加工装置2の斜視図が示されている。レーザー加工装置2は、静止基台4上にX軸方向に移動可能に搭載された第1スライドブロック6を含んでいる。
第1スライドブロック6は、ボールねじ8及びパルスモータ10から構成される加工送り手段12により一対のガイドレール14に沿って加工送り方向、即ちX軸方向に移動される。
第1スライドブロック6上には第2スライドブロック16がY軸方向に移動可能に搭載されている。すなわち、第2スライドブロック16はボールねじ18及びパルスモータ20から構成される割り出し送り手段22により一対のガイドレール24に沿って割り出し方向、すなわちY軸方向に移動される。
第2スライドブロック16上には円筒支持部材26を介してチャックテーブル28が搭載されており、チャックテーブル28は加工送り手段12及び割り出し送り手段22によりX軸方向及びY軸方向に移動可能である。チャックテーブル28には、チャックテーブル28に吸引保持された半導体ウエーハをクランプするクランパ30が設けられている。
静止基台4にはコラム32が立設されており、このコラム32にレーザービーム照射ユニット34が取り付けられている。レーザービーム照射ユニット34は、ケーシング33中に収容された図4に示すレーザービーム発生ユニット35と、ケーシング33の先端に取り付けられた集光器37とを含んでいる。
レーザービーム発生ユニット35は、図2に示すように、YAGレーザー又はYVO4レーザーを発振するレーザー発振器62と、繰り返し周波数設定手段64と、パルス幅調整手段66と、パワー調整手段68とを含んでいる。特に図示しないが、レーザー発振器62はブリュースター窓を有しており、レーザー発振器62から出射するレーザービームは直線偏光のレーザービームである。
ケーシング33の先端部には、集光器37とX軸方向に整列してレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像ユニット39が配設されている。撮像ユニット39は、可視光によって半導体ウエーハの加工領域を撮像する通常のCCD等の撮像素子を含んでいる。
撮像ユニット39は更に、半導体ウエーハに赤外線を照射する赤外線照射手段と、赤外線照射手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、この光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する赤外線CCD等の赤外線撮像素子から構成される赤外線撮像手段を含んでおり、撮像した画像信号はコントローラ(制御手段)40に送信される。
コントローラ40はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)42と、制御プログラム等を格納するリードオンリーメモリ(ROM)44と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)46と、カウンタ48と、入力インターフェイス50と、出力インターフェイス52とを備えている。
56は案内レール14に沿って配設されたリニアスケール54と、第1スライドブロック6に配設された図示しない読み取りヘッドとから構成される加工送り量検出手段であり、加工送り量検出手段56の検出信号はコントローラ40の入力エンターフェイス50に入力される。
60はガイドレール24に沿って配設されたリニアスケール58と第2スライドブロック16に配設された図示しない読み取りヘッドとから構成される割り出し送り量検出手段であり、割り出し送り量検出手段60の検出信号はコントローラ40の入力インターフェイス50に入力される。
撮像ユニット39で撮像した画像信号もコントローラ40の入力インターフェイス50に入力される。一方、コントローラ40の出力インターフェイス52からはパルスモータ10、パルスモータ20、レーザービーム照射ユニット34等に制御信号が出力される。
図3を参照すると、本発明の加工方法の加工対象となる光デバイスウエーハ11の表面側斜視図が示されている。光デバイスウエーハ11は、サファイア基板13上に窒化ガリウム(GaN)等のエピタキシャル層(発光層)15が積層されて構成されている。
光デバイスウエーハ11は、その裏面に反射膜(図4参照)21が形成されている。光デバイスウエーハ11は、エピタキシャル層15が積層された表面11aと、反射膜21が形成された裏面11bを有している。
反射膜21は、例えば金属膜又はDBR(Distributed Bragg Reflector:分布ブラッグ反射体)等から構成される。DBRは屈折率の異なる複数の誘電体が積層された誘電体多層膜から構成される。
サファイア基板13は例えば100μmの厚みを有しており、エピタキシャル層15は例えば5μmの厚みを有している。エピタキシャル層15にLED等の複数の光デバイス19が格子状に形成された分割予定ライン(ストリート)17によって区画されて形成されている。
本発明の加工方法を実施するのにあたり、光デバイスウエーハ11の表面11a側が図4に示すように、外周部が環状フレームFに装着された粘着テープTに装着され反射膜21が形成された裏面11b側が上側となる。
このように光デバイスウエーハ11を粘着テープTを介して環状フレームFで支持した後、図5に示すように、光デバイスウエーハ11を粘着テープTを介してレーザー加工装置2のチャックテーブル28で吸引保持し、環状フレームFをクランプ30でクランプして固定する。
次いで、レーザー加工すべき分割予定ライン17を検出するアライメントを実施する。即ち、撮像ユニット39の赤外線カメラで光デバイスウエーハ11を裏面11b側から撮像し、よく知られたパターンマッチング等の画像処理を用いて第1の方向に伸長する分割予定ライン17及び第1の方向と直交する第2の方向に伸長する分割予定ライン17を検出する。
他の実施形態として、チャックテーブル28の保持面を透明材料から形成し、チャックテーブル28の下に配設した通常のカメラで光デバイスウエーハ11を撮像し、第1及び第2の方向に伸長する分割予定ライン17を検出するアライメントを実施するようにしてもよい。
アライメント実施後、光デバイスウエーハ11のサファイア基板13に対して吸収性を有する波長のパルスレーザービームを光デバイスウエーハ11の裏面11b側から照射して、光デバイスウエーハ11の裏面11bに分割予定ライン17に沿ってアブレーション加工によりレーザー加工溝を形成するレーザー加工溝形成ステップを実施する。
このレーザー加工溝形成ステップでは、図5に示すように、チャックテーブル28を矢印X1方向に加工送りしながら、レーザービーム照射ユニット34の集光器37からパルスレーザービーム69を照射して、アブレーション加工により光デバイスウエーハ11の裏面11bにレーザー加工溝23を形成する。
チャックテーブル28をY軸方向に割り出し送りしながら、第1の方向に伸長する分割予定ライン17に沿って光デバイスウエーハ11の裏面11bにレーザー加工溝23を次々と形成する。次いで、チャックテーブル28を90度回転してから、第2の方向に伸長する分割予定ライン17に沿って同様なレーザー加工溝23を形成する。
このレーザー加工溝の加工条件は、例えば以下のように設定される。
光源 :モードロック Nd:YAGパルスレーザー
波長 :355nm
平均出力 :4W
繰り返し周波数 :120MHz
照射ビーム径 :φ5μm(裏面11b上でのビームスポットサイズ)
加工送り速度 :100mm/s
ここで、光デバイスウエーハ11に対して十分なレーザー加工を施すためには、パルスエネルギーは4nJ以上、集光器37の集光レンズの開口数(NA)は0.08以上が好ましい。
本発明の光デバイスウエーハの加工方法では、レーザー加工溝形成ステップ実施後に、レーザー加工溝23が形成された光デバイスウエーハ11に外力を付与して、光デバイスウエーハ11を分割予定ライン17に沿って分割する分割ステップを実施する。
この分割ステップでは、例えば図6に示すように、円筒70の載置面上に環状フレームFを載置して、クランプ72で環状フレームFをクランプする。そして、バー形状の分割治具74を円筒70内に配設する。
分割治具74は上段保持面76aと下段保持面76bとを有しており、下段保持面76bに開口する真空吸引路78が形成されている。分割治具74の詳細構造は、特許第4361506号公報に開示されているので参照されたい。
分割治具74による分割ステップを実施するには、分割治具74の真空吸引路78を矢印80で示すように真空吸引しながら、分割治具74の上段保持面76a及び下段保持面76bを下側から粘着テープTに接触させて、分割治具74を矢印A方向に移動する。即ち、分割治具74を分割しようとする分割予定ライン17と直交する方向に移動する。
これにより、レーザー加工溝23が分割治具74の上段保持面76aの内側エッジの真上に移動すると、レーザー加工溝23を有する分割予定ライン17の部分に曲げ応力が集中して発生し、この曲げ応力で光デバイスウエーハ11が分割予定ライン17に沿って割断される。
第1の方向に伸長する全ての分割予定ライン17に沿っての分割が終了すると、分割治具74を90度回転して、或いは円筒70を90度回転して、第1の方向に伸長する分割予定ライン17に直交する第2の方向に伸長する分割予定ライン17を同様に分割する。これにより、光デバイスウエーハ11が表面に光デバイス19を有する光デバイスチップ27に分割される。図6で25は分割溝である。
(実験1)
繰り返し周波数を変化させて、波長355nmのパルスレーザービームをサファイアウエーハ11の裏面11bに照射して、アブレーション加工によりレーザー加工溝23を形成し、加工溝側面図状態を確認した。加工送り速度は100mm/sである。
(a)繰り返し周波数:100kHz、500kHz
(b)繰り返し周波数:1MHz、2MHz
(c)繰り返し周波数:4MHz、9MHz
(d)繰り返し周波数:10MHz、70MHz
(e)繰り返し周波数:80MHz、120MHz
(a)及び(b)の条件では、共にレーザー加工溝側面は熱溶融して再凝固した状態であることが確認された。(c)の条件では、レーザー加工溝側面はやや劈開面のような状態に見受けられる。(d)及び(e)の条件では、レーザー加工溝側面は劈開面のような状態に見受けられる。
(実験2)
表面11aにエピタキシャル層15が形成されるとともに裏面11bに金属からなるODR膜(反射膜)21が形成された光デバイスウエーハ11に以下の条件でレーザー加工を施した後、光デバイスウエーハ11に外力を付与して光デバイスチップ27に分割しそれぞれ輝度を測定した。
(A)波長355nm、繰り返し周波数100kHz、加工送り速度100mm/s
(B)波長355nm、繰り返し周波数10MHz、加工送り速度100mm/s
(C)波長355nm、繰り返し周波数120MHz、加工送り速度100mm/s
(A)の加工条件での光デバイスチップ(LEDチップ)27の輝度を100とすると、(B)の加工条件の輝度は102、(C)の加工条件での輝度は107であった。
(実験3)
波長を355nm、繰り返し周波数を100MHzに設定し、加工送り速度を50、100、200、300、400、500、600、700mm/sと変化させて、光デバイスウエーハ11の裏面にアブレーション加工によりレーザー加工溝23を形成した。
その結果、加工送り速度が500mm/s以下だと分割起点として十分な深さのレーザー加工溝23を形成することができたが、加工送り速度を600mm/s以上にすると、分割起点として十分な深さのレーザー加工溝23を形成することができないことが確認された。
以上の実験(1)〜(3)の結果を考察すると、繰り返し周波数10MHz以上が好ましく、より好ましくは80MHz以上であることが判明した。また、パルス間隔は加工送り速度を繰り返し周波数で割ると得られるので、500mm/sを10MHzで割ることにより、パルス間隔は50nm以下が好ましい。
よって、本発明のレーザー加工溝形成ステップでは、光デバイスウエーハ11に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔は50nm以下であり、パルスレーザービームの繰り返し周波数は10MHz以上であるのが好ましい。
この条件で光デバイスウエーハ11の裏面11bにレーザー加工溝23を形成することにより、十分な機能を有する光デバイスチップ27を形成することができる。実験(1)の結果から、劈開面のレーザー加工溝側面を得るためには、繰り返し周波数を80MHz以上に設定するのがより好ましい。
11 光デバイスウエーハ
13 サファイア基板
15 エピタキシャル層
17 分割予定ライン
19 光デバイス
21 反射膜
23 レーザー加工溝
34 レーザービーム照射ユニット
37 集光器
74 分割治具

Claims (2)

  1. 表面に形成された交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成された光デバイスウエーハを加工する光デバイスウエーハの加工方法であって、
    光デバイスウエーハの裏面から光デバイスウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザービームを該分割予定ラインに沿って照射して、光デバイスウエーハの裏面に該分割予定ラインに沿った複数のレーザー加工溝を形成するレーザー加工溝形成ステップと、
    該レーザー加工溝形成ステップを実施した後、光デバイスウエーハに外力を付与して該レーザー加工溝に沿って光デバイスウエーハを分割して複数の光デバイスチップを形成する分割ステップと、を備え、
    該レーザー加工溝形成ステップでは、光デバイスウエーハに照射される該パルスレーザービームのパルス間隔は50nm以下であり、パルスレーザービームの繰り返し周波数は10MHz以上であることを特徴とする光デバイスウエーハの加工方法。
  2. 該パルスレーザービームの繰り返し周波数は80MHz以上である請求項1記載の光デバイスウエーハの加工方法。
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