JP2013235385A - 医療診断支援システム及びリスク情報提供端末装置 - Google Patents

医療診断支援システム及びリスク情報提供端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】倒れている人物に接する警察官や救急隊員等の安全性を確保する。
【解決手段】医療診断支援システムは、リスク情報提供端末装置1と、複数の人物の生体情報と身元情報とが関連付けて格納される身元情報データベース3と、複数の人物の身元情報とそれらの人物のリスク情報を含む可能性がある特定情報とが関連付けて格納されるリスク情報データベース4、5と、を有し、リスク情報提供端末装置1は、生体情報取得部15により取得された生体情報に基づいて身元情報データベース3から身元情報を取得するとともにその身元情報に基づいてリスク情報データベース4、5からリスク情報を取得する通信部10と、リスク情報データベース4、5から送信されたリスク情報を記憶する第1記憶部11と、そのリスク情報を表示する第1表示部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医療診断支援システム及びリスク情報提供端末装置に関する。
警察庁は、携帯電話型端末器を持った警察官を事件・事故等が発生した現場に出動させ、その警察官の位置を携帯電話型端末器に内蔵されている衛星利用測位システム(GPS)の位置情報取得部で把握し、さらに、携帯電話型端末器の通信機能を利用して現場にいる警察官と警察本部との間で画像情報のやりとりを含めた通信を行う新たな通信指令システムを導入したことを発表している(下記非特許文献1参照)。
この通信指令システムによれば、GPSを利用することにより、現場に出動した警察官の位置を正確に知ることができる。さらに、携帯電話型端末器から送信される現場の画像情報を警察本部で見ることにより、警察本部では現場の状況を迅速に把握することができる。
平成23年版警察白書特集2第5章第2節の3警察の情報通信、平成23年7月、[平成24年5月7日検索]インターネット〈http://www.npa.go.jp/hakusyo/h23/honbun/html/2-sho5_2_3.Html〉
しかしながら、この通信指令システムでは、現場に倒れている人物がいた場合、その人物が倒れている原因や、その倒れている人物に触れること等の是非を判断することは困難である。例えば、血を流して倒れている人物が、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群、梅毒等の血液媒介性感染症にかかっている場合には、その流れている血液に触れないようにしなければならない。しかし、倒れている人物が血液媒介性感染症にかかっているか否かが不明であるため、倒れている人物と接触する可能性がある警察官、救急隊員、その他の者の安全性を確保することが困難である。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、倒れている人物に接触する可能性がある警察官、救急隊員、その他の者の安全性を確保することができる医療診断支援システム及びこの医療診断支援システムで使用されるリスク情報提供端末装置を提供することである。
実施形態の医療診断支援システムは、リスク情報提供端末装置と、複数の人物の生体情報とそれらの人物の身元情報とが関連付けて格納される身元情報データベースと、複数の人物の身元情報とそれらの人物のリスク情報を含む可能性がある特定情報とが関連付けて格納されるリスク情報データベースと、を有し、リスク情報提供端末装置は、人物の生体情報を取得する生体情報取得部と、身元情報データベースとリスク情報データベースとの間で通信し、生体情報取得部により取得された生体情報に基づいて身元情報データベースから身元情報を取得するとともに、その身元情報に基づいてリスク情報データベースからリスク情報を取得する通信部と、リスク情報データベースから取得されたリスク情報を記憶する第1記憶部と、第1記憶部に記憶されたリスク情報を表示する第1表示部と、を備える。
一実施形態の医療診断支援システムを示す模式図である。 医療診断支援システムにおける、処理全体の概略を説明するフローチャートである。 医療診断支援システムにおける、身元情報を取得する処理を説明するフローチャートである。 医療診断支援システムにおける、身元情報に基づきリスク情報データベースからリスク情報を取得する処理を説明するフローチャートである。 医療診断支援システムにおける、倒れている人物の周囲の環境情報の中からリスク情報を取得する処理を説明するフローチャートである。 医療診断支援システムにおける、倒れている人物の状態情報の中からリスク情報を取得する処理を説明するフローチャートである。
実施の一形態について図1を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る医療診断支援システムは、警察官が携帯するリスク情報提供端末装置1を有している。このリスク情報提供端末装置1はインターネット2を介して各種データベース(図面上では、DBと表わす。)に接続されている。
すなわち、このリスク情報提供端末装置1には、個人の身元情報が記憶されている身元情報データベースである指紋認証データベース3及び個人の身元情報から該当する個人がどのようなリスクを持っているかを記憶しているリスク情報データベース4が接続されている。
また、このリスク情報提供端末装置1には、倒れている人物が搬送される医療機関5aあるいは死亡時医学検索センタ5b等の関係機関5が接続されている。さらに、警察庁に設置される本部内通信機器6あるいは気象センタ7に接続されている。
次に、このインターネット2に接続されている各種データベース等につき説明する。
指紋認証データベース3には、複数の人物について、生体情報の一つである指紋情報とそれらの人物の身元情報(例えば、氏名、住所、保険証番号や生涯健康医療電子記録(EHR;electric health record)番号等の各種ID番号、家族構成等の情報)とが関連付け
て格納されている。この指紋認証データベース3は、倒れている人物がいた場合、その人物の指紋情報に基づいてその人物の身元情報を取得する場合に利用される。この指紋認証データベース3は、例えば、警察庁等に設置されている。
リスク情報データベース4の一つである電子カルテ情報データベース4aには、複数の人物の身元情報と、それらの人物のリスク情報を含む可能性がある特定情報である電子カルテ情報とが関連付けて格納されている。電子カルテ情報中に含まれるリスク情報とは、例えば、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群、梅毒等の血液媒介性感染症にかかっているという情報である。この電子カルテ情報データベース4aの一例としては、例えば、医療情報を地域や国、国際レベルで共有することを目的として設置されている生涯健康医療電子記録(EHR)のデータベースを挙げることができる。この電子カルテ情報データベース4aは、倒れている人物がいた場合、その人物の身元情報に基づいてその人物が有するリスク情報を取得する場合に利用される。
また、電子カルテ情報データベース4aには、各リスク情報に対応付けられた対処情報が格納されている。この「対処情報」とは、リスク情報を有する人物に対処する方法の情報であり、例えば、「その人物に濃厚な接触をする時にはゴム手袋とマスクが必要。」、「その人物の血液に素手で触れない。」等である。
また、リスク情報データベース4の一つである渡航情報データベース4bには、渡航経験を持つ複数の人物の身元情報と、それらの人物のリスク情報を含む可能性がある特定情報である渡航情報とが関連付けて格納されている。渡航情報に含まれるリスク情報とは、例えば、伝染病が発生している国、地域に最近行ったことがあるという情報である。この渡航情報データベース4bは、例えば、外務省や旅行会社に設置されている。この渡航情報データベース4bは、倒れている人物がいた場合、その人物の身元情報に基づいてその人物が有するリスク情報を取得する場合に利用される。
また、渡航情報データベース4bには、各リスク情報に対応付けられた対処情報が格納されている。
関係機関5の一つである医療機関5aは、倒れている人物が搬送される病院等である。この医療機関5aに対しては、上述したリスク情報または後述する他のリスク情報を有する人物が搬送される場合、搬送される人物がリスク情報を有している旨の情報がリスク情報提供端末装置1から送信される。
関係機関5の一つである死亡時医学検索センタ5bは、死亡時医学検索を行える設備を備えた医療機関等である。この死亡時医学検索センタ5bに対しては、上述したリスク情報または後述する他のリスク情報を有する人物が搬送される場合、搬送される人物がリスク情報を有している旨の情報がリスク情報提供端末装置1から送信される。
本部内通信機器6は、例えば、各都道府県の警察本部や警察署、消防署等に設けられている通信機器である。この本部内通信機器6は、リスク情報提供端末装置1との間で音声や画像等の送受信が可能とされている。
気象センタ7は、特定の地域(例えば、倒れている人物がいる地域)や特定の時間帯の気象情報を参照できたり、問い合わせた場合に答えてくれる機関であり、例えば、気象庁や気象情報提供サービス会社等が相当する。
次に、このようにインターネット2を介して各種データベース等に接続され、特にリスク情報の送受等を行うリスク情報提供端末装置1について説明する。このリスク情報提供端末装置1は、事件・事故等が発生した現場に出動する警察官や救急隊員等が携帯する装置である。このリスク情報提供端末装置1には、通信を行うための各種の機器と、現場に出動した警察官や救急隊員、その他の者(例えば、倒れている人物がいた場合、その人物が搬送される関係機関5の職員等)に対するリスク情報を取得するための各種の機器と、リスク情報以外のその他の情報を取得するための各種の機器とが設けられている。ここで、「リスク情報」とは、人間の生命や健康に対して悪影響を及ぼす原因となる情報を意味する。
このリスク情報提供端末装置1には、装置全体の制御を行う制御部8と、この制御部8に接続されて通信を行う各種の機器と、制御部8に接続されて現場に出動した警察官や救急隊員、その他の者(例えば、関係機関5の職員等)に対するリスク情報を取得するための各種の機器と、制御部8に接続されてリスク情報以外のその他の情報を取得する各種の機器とが設けられている。
この制御部8には、倒れている人物の周囲の環境情報をこれらの機器の一部である後述するセンサにより取得した場合、取得された環境情報の中にリスク情報が含まれているか否かを判断する第1判断部8aと、倒れている人物の状態情報をこれらの機器の一部である後述するセンサで取得した場合、取得された状態情報の中にリスク情報が含まれている
か否かを判断する第2判断部8bとが設けられている。
次に、リスク情報提供端末装置1に設けられている機器のうち、通信を行うための機器について説明する。通信を行うための機器としては、キー操作部9と、通信部10と、記憶部11と、表示部12と、マイク13と、スピーカ14とが設けられている。これらの機器の一部(例えば、通信部10、記憶部11、表示部12等)は、通信を行う場合にのみ用いられるのではなく、リスク情報やその他の情報を取得する場合にも用いられる。
キー操作部9は、テンキーや各種の機能キーを備え、これらのキーはリスク情報提供端末装置1の使用態様に応じて適宜操作される。例えば、音声通信を行う場合には、音声通信を開始する前に音声通信を行うための機能キーが操作される。また、指紋認証データベース3にアクセスする場合には、アクセスするための機能キーが操作され、その後アクセス権限を有する警察官や救急隊員等の認証番号がテンキーから入力される。
通信部10は、リスク情報提供端末装置1と、インターネット2を介してリスク情報提供端末装置1に接続されている各部(例えば、指紋認証データベース3、リスク情報データベース4、関係機関5)との間での通信を行う部分である。例えば、倒れている人物の指紋情報を後述する指紋読取装置により取得し、その指紋情報を指紋認証データベース3に送信した場合には、その指紋情報に関連付けて指紋認証データベース3に格納されている身元情報が取得され、取得された身元情報が指紋認証データベース3からリスク情報提供端末装置1に送信される。また、取得された身元情報をリスク情報データベース4に送信した場合には、その人物がリスク情報を有する場合にはそのリスク情報がリスク情報データベース4からリスク情報提供端末装置に1に送信される。
記憶部11は、リスク情報データベース4から送信されたリスク情報や、後述する各種のセンサ等により取得された情報や、その情報の中に含まれるリスク情報を記憶する部分である。例えば、リスク情報データベース4からリスク情報提供端末装置1にリスク情報が送信された場合、そのリスク情報は第1記憶部である記憶部11に記憶される。また、倒れている人物の周囲の環境情報が後述するセンサによって取得された場合、その環境情報と、その環境情報に含まれていると第1判断部8aにより判断されたリスク情報とが第2記憶部である記憶部11に記憶される。また、倒れている人物の状態情報が後述するセンサによって取得された場合、その状態情報と、その状態情報の中に含まれていると第2判断部8bにより判断されたリスク情報とが第3記憶部である記憶部11に記憶される。
また、記憶部11には、取得した環境情報や状態情報の中にリスク情報が含まれているか否かを判断する場合に使用されるリスク情報判断基準テーブル(図示せず)が設けられている。このリスク情報判断基準テーブルには、リスク情報となりうる項目(例えば、一酸化炭素、各種有毒ガス、各種放射線、各種放射性物質、各種病原体等)と、それらの項目の値がどの程度になった場合にリスク情報になるかという閾値とが格納されている。
表示部12は、各種の表示が行われる部分であり、例えば、通信を行う場合の通信相手先等が表示される。また、表示部12は、リスク情報データベース4からリスク情報が送信された場合、送信されたリスク情報を表示する第1表示部として機能する。さらに表示部12は、後述するセンサにより取得された環境情報の中にリスク情報が含まれていると第1判断部8aにより判断された場合、そのリスク情報を表示する第2表示部として機能する。さらに表示部12は、後述するセンサにより取得された状態情報の中にリスク情報が含まれていると第2判断部8bにより判断された場合、そのリスク情報を表示する第3表示部として機能する。また、この表示部12は、後述するGPSの位置情報取得部で取得した位置情報を表示する機能を有している。
マイク13とスピーカ14とは、携帯電話機や無線機等に設けられているマイクやスピーカと同じ機能を有し、送信する音声をマイク13から入力することができ、受信した音声をスピーカ14から出力することができる。
次に、現場に出動した警察官や救急隊員、その他の者に対するリスク情報を取得するための機器について説明する。
リスク情報を取得するための機器としては、生体情報取得部である指紋読取装置15と、環境情報取得部であるガスセンサ16と、環境情報取得部であるとともに状態情報取得部であるガイガーカウンタ17と、状態情報取得部であるバイオセンサ18とが設けられている。
指紋読取装置15は、人物の生体情報の一つである指紋情報を取得する装置である。この指紋読取装置15は、読取部を人物の指に押し当てて光を照射することにより指紋を光学的に読み取ることができる既知の構造をしている。この指紋読取装置15により、倒れている人物の指紋情報をその人物の生死に係らず取得することができる。そして、この指紋読取装置15で取得された指紋情報は、通信部10からインターネット2を介して指紋認証データベース3に送信される。
ガスセンサ16は、倒れている人物の周囲の環境情報である一酸化炭素やその他の有毒ガスの有無や濃度等のガス情報を取得するセンサである。このようなガスセンサ16としては、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いた小型の半導体式ガス
センサが開発されており、この小型化されたガスセンサ16をリスク情報提供端末装置1に搭載することにより、一酸化炭素やその他の有毒ガス等の複数種類のガスに関するガス情報を取得することができる。このガスセンサ16により取得されたガス情報は、第2記憶部として機能する記憶部11に記憶される。
ガイガーカウンタ17は、倒れている人物の周囲の環境情報である放射線の有無や量等の放射線情報を取得する環境情報取得部として機能し、さらに、倒れている人物の状態情報であるその人物に付着している放射性物質の有無や量等の放射性物質情報を取得する状態情報取得部として機能するセンサである。このガイガーカウンタ17により取得された放射線情報は、第2記憶部として機能する記憶部11に記憶される。また、ガイガーカウンタ17により取得された放射性物質情報は、第3記憶部として機能する記憶部11に記憶される。
バイオセンサ18は、倒れている人物の状態情報であるその人物に付着している強毒性病原体の有無や量等の病原体情報を取得するセンサである。このバイオセンサ18により取得された病原体情報は、第3記憶部として機能する記憶部11に記憶される。
次に、リスク情報以外のその他の情報を取得するための各種の機器について説明する。この機器としては、血流/体温感知センサ19と、温度/湿度センサ20と、電流/電圧センサ21と、カメラ22と、GPSの位置情報取得部23とが設けられている。
血流/体温感知センサ19は、倒れている人物の血流や体温を取得するセンサである。この血流/体温感知センサ19により取得された情報は、倒れている人物の生死の判定に利用することができる。
温度/湿度センサ20は倒れている人物の周囲の温度/湿度情報を取得するセンサであり、電流/電圧センサ21は倒れている人物の感電の可能性の情報を取得するセンサである。
カメラ22は、倒れている人物や倒れている人物がいる現場の画像情報を取得する機器である。
位置情報取得部23は、人工衛星からの信号をもとに自己の位置情報を取得する機器であり、取得した位置情報は表示部12、及び、本部内通信機器6の表示部に表示される。
次に、図2のフローチャートを用いて、この医療診断支援システムにおける処理全体の概略を説明する。まず、ステップ1としては、出動した警察官や救急隊員等は、倒れている人物の身元確認を行い、その身元情報の中に含まれるリスク情報を取得する。ステップS2としては、倒れている人物の周囲の環境情報の中に含まれるリスク情報を取得する。ステップS3としては、倒れている人物の状態情報の中に含まれるリスク情報を取得する。そして、ステップS4としては、その他の情報を取得する。
尚、ステップS1〜S4の処理は、必ずしもこの順に行う必要はなく、いずれを先に行ってもよい。
次に、各ステップの処理について、図3から図6を用いて詳細に説明する。
まず、ステップS1の処理について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、身元情報の取得処理を示すフローチャートである。
まず、倒れている人物の身元情報が判明したか否かが判断される(ステップS11)。このステップS11では、倒れている人物が携帯する運転免許証等の携帯品から身元が判明した場合にはキー操作部9の特定キーが操作されることにより身元情報が判明したと判断される(ステップS11のYES)。一方、携帯品から身元が判明しない場合にはキー操作部9の他の特定キーが操作され、この操作により身元情報が判明しないと判断される(ステップS11のNO)。
身元情報が判明したと判断された場合には(ステップS11のYES)、キー操作部9が操作されることにより判明した身元情報がリスク情報提供端末装置1に入力される(ステップS12)。
身元情報が判明しないと判断された場合には(ステップS11のNO)、指紋情報の取得が行われ(ステップS13)、取得された指紋情報が指紋認証データベース3に送信される(ステップS14)。
指紋認証データベース3では、リスク情報提供端末装置1から送信された指紋情報が受信される(ステップS15)。
指紋認証データベース3では、ステップS15において受信された指紋情報と一致する指紋情報が格納されているか否かが判断される(ステップS16)。一致する指紋情報が格納されていると判断された場合には(ステップS16のYES)、その指紋情報と関連付けて格納されている身元情報が倒れている人物の身元情報であるとして取得され(ステップS17)、取得された身元情報がリスク情報提供端末装置1に送信され(ステップS18)、指紋認証データベース3での処理が終了する。
一方、一致する指紋情報が格納されていないと判断された場合には(ステップS16のNO)、一致する指紋情報が格納されていない旨を示す信号がリスク情報提供端末装置1に送信され(図示せず)、指紋認証データベース3での処理が終了する。
ステップS18において指紋認証データベース3から送信された身元情報は、リスク情報提供端末装置1において受信され(ステップS19)、身元情報の取得処理が終了する。
次に、図4のフローチャートを用いて、図3のステップ19で取得された身元情報を基にリスク情報を取得する処理について説明する。
まず、指紋認証データベース3から取得した身元情報が記憶部11に記憶される(ステップS20)。また、ステップS12において入力された身元情報も、ステップS20において記憶部11に記憶される。
ステップS20において記憶部11に記憶された身元情報は、電子カルテ情報データベース4aと渡航情報データベース4bとに送信される(ステップS21)。
ステップS21においてリスク情報提供端末装置1から送信された身元情報は、電子カルテ情報データベース4aにおいて受信されるとともに(ステップS22)、渡航情報データベース4bにおいて受信される(ステップS23)。
電子カルテ情報データベース4aでは、ステップS22において受信した身元情報と一致する身元情報の電子カルテ情報が格納されているか否かが判断される(ステップS24)。電子カルテ情報データベース4aの中に、受信した身元情報と一致する身元情報の電子カルテ情報が格納されていると判断された場合には(ステップS24のYES)、その電子カルテ情報の中にリスク情報が含まれているか否かが判断される(ステップS25)。
電子カルテ情報の中にリスク情報が含まれていると判断された場合には(ステップS25のYES)、含まれているリスク情報とそのリスク情報に対応付けられた対処情報とが取得され(ステップS26)、取得されたリスク情報と対処情報とがリスク情報提供端末装置1に送信され(ステップS27)、電子カルテ情報データベース4aでの処理が終了する。
一方、ステップS24において、電子カルテ情報データベース4aの中に、受信した身元情報と一致する身元情報の電子カルテ情報は格納されていないと判断された場合には(ステップS24のNO)、電子カルテ情報データベース4aの中には受信した身元情報と一致する身元情報のカルテ情報は格納されていない旨を示す信号がリスク情報提供端末装置1に送信され(図示せず)、電子カルテ情報データベース4aでの処理が終了する。
また、ステップS25において、電子カルテ情報の中にリスク情報が含まれていないと判断された場合には(ステップS25のNO)、電子カルテ情報の中にはリスク情報が含まれていない旨を示す信号がリスク情報提供端末装置1に送信され(図示せず)、電子カルテ情報データベース4aでの処理が終了する。
渡航情報データベース4bでは、ステップS23において受信した身元情報と一致する身元情報の渡航情報が格納されているか否かが判断される(ステップS28)。
渡航情報データベース4bの中に、受信した身元情報と一致する身元情報の渡航情報が格納されていると判断された場合には(ステップS28のYES)、その渡航情報の中にリスク情報が含まれているか否かが判断される(ステップS29)。
渡航情報の中にリスク情報が含まれていると判断された場合には(ステップS29のYES)、含まれているリスク情報とそのリスク情報に対応付けられた対処情報とが取得され(ステップS30)、取得されたリスク情報と対処情報とがリスク情報提供端末装置1が送信され(ステップS31)、渡航情報データベース4bでの処理が終了する。
一方、ステップS28において、渡航情報データベース4bの中に、受信した身元情報と一致する身元情報の人物の渡航情報が格納されていないと判断された場合には(ステップS28のNO)、渡航情報データベース4bの中には受信した身元情報と一致する身元情報の渡航情報は格納されていない旨を示す信号がリスク情報提供端末装置1に送信され(図示せず)、渡航情報データベース4bでの処理が終了する。
また、ステップS29において、渡航情報の中にリスク情報が含まれていないと判断された場合には(ステップS29のNO)、渡航情報の中にはリスク情報が含まれていない旨を示す信号がリスク情報提供端末装置1に送信され(図示せず)、渡航情報データベース4bでの処理が終了する。
ステップS27において送信されたリスク情報と対処情報及びステップS31において送信されたリスク情報と対処情報は、リスク情報提供端末装置1で受信される(ステップS32)。この受信されたリスク情報と対処情報とが、記憶部11に記憶され(ステップS33)、表示部12で表示される(ステップS34)。
一方、この受信されたリスク情報と対処情報は、関係機関(医療機関5a、死亡時医学検索センタ5b等)5に送信され(ステップS35)、リスク情報データベース4からリスク情報を取得する処理が終了する。
ここで、この医療診断支援システムによれば、倒れている人物がいる場合、その人物の身元を、リスク情報提供端末装置1と指紋認証データベース3とにより取得することができる。そして、取得した身元情報に基づいて、リスク情報データベース(電子カルテ情報データベース4a、渡航情報データベース4b)4からその人物が有するリスク情報と対処情報とを取得することができる。
ここで、リスク情報データベース4からリスク情報と対処情報とが送信された場合には、それらのリスク情報と対処情報とがステップS34においてリスク情報提供端末装置1の表示部12に表示される。このため、リスク情報提供端末装置1を携帯している警察官や救急隊員等がこの表示を見ることにより、倒れている人物がリスク情報を有していることを知ることができ、さらに、そのリスク情報を有する人物に対処する方法を知ることができる。したがって、警察官や救急隊員等のように、倒れている人物に接触する可能性のある者のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
また、これらのリスク情報と対処情報とは、ステップS35において関係機関(医療機関5a、死亡時医学検索センタ5b等)5に送信される。このため、倒れている人物が搬送される関係機関5では、搬送される人物がリスク情報を有することを予め知ることができ、さらに、そのリスク情報を有する人物に対処する方法を知ることができる。したがって、関係機関5の職員等のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
また、倒れている人物の個人情報を保護する観点から、リスク情報提供端末装置1に記録/表示される身元情報は、例えばID、氏名等の必要最低限なものとし、リスク情報も例えばリスクの種類と対処情報のみの表示に限ることで、プライバシーの侵害とならないようにすることが望ましい。あるいは、リスク情報提供端末装置1の操作者のID/パス
ワード等による権限設定により、閲覧できる情報を権限によって制御することも考えられ
る。
図5は、医療診断支援システムにおける、倒れている人物の周囲の環境情報の中からリスク情報を取得する処理を説明するフローチャートであり、図2に示したフローチャートのステップS2の内容を詳しく説明するものである。
まず、倒れている人物の周囲の環境情報が取得される(ステップS41)。この環境情報の取得は、ガスセンサ16とガイガーカウンタ17とにより行われ、ガスセンサ16により環境情報の一つである一酸化炭素やその他の有毒ガスの有無や濃度等のガス情報が取得され、ガイガーカウンタ17により環境情報の一つである放射線の有無や量等の放射線情報が取得される。
取得された環境情報は記憶部11に記憶され(ステップS42)、取得された環境情報の中にリスク情報が含まれているか否かが、制御部8の第1判断部8aにより判断される(ステップS43)。この第1判断部8aによる判断は、取得された環境情報と、記憶部11に設けられているリスク情報判断基準テーブルの項目及び閾値とを比較することにより行われる。
取得された環境情報の中にリスク情報が含まれていると判断された場合には(ステップS43のYES)、そのリスク情報が取得され(ステップS44)、取得されたリスク情報が記憶部11に記憶され(ステップS45)、記憶されたリスク情報が表示部12で表示される(ステップS46)。このリスク情報が関係機関5に送信され(ステップS47)、環境情報の中に含まれているリスク情報を取得する処理が終了する。
一方、ステップS43において環境情報の中にリスク情報が含まれていないと判断された場合には(ステップS43のNO)、リスク情報が無い旨が表示部12で表示され(ステップS48)、環境情報の中に含まれているリスク情報を取得する処理が終了する。
ここで、倒れている人物の周囲の環境情報の中にリスク情報が含まれている場合には、そのリスク情報が取得され、取得されたリスク情報がステップS46において表示部12に表示される。このため、リスク情報提供端末装置1を携帯している警察官や救急隊員等がこの表示を見ることにより、倒れている人物の周囲の環境情報の中にリスク情報が含まれていることを知ることができ、そのリスク情報に対する必要な対応をとることが可能になる。したがって、倒れている人物がいる現場に出動する警察官や救急隊員等のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
また、取得されたリスク情報は、ステップS47において関係機関5へ送信される。このため、倒れている人物が搬送される関係機関5では搬送される人物がリスク情報の示すリスクに曝露されていたことを予め知ることができ、そのリスク情報に対する必要な対応をとることが可能となる。したがって、関係機関5の職員等のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
図6は、医療診断支援システムにおける、倒れている人物の状態情報の中からリスク情報を取得する処理を説明するフローチャートであり、図2に示したフローチャートのステップS3の内容を詳しく説明するものである。
まず、倒れている人物の周囲の状態情報が取得される(ステップS51)。この状態情報の取得は、ガイガーカウンタ17とバイオセンサ18とにより行われ、ガイガーカウンタ17により状態情報の一つである倒れている人物に付着している放射性物質の有無や量等の放射性物質情報が取得され、バイオセンサ18により状態情報の一つである倒れてい
る人物に付着している強毒性病原体の有無や量等の病原体情報が取得される。必要と判断される場合には、電流/電圧センサ21を用いて、倒れている人物や周囲が感電して高電圧を帯びているかどうかの情報も取得される。
取得された状態情報は記憶部11に記憶され(ステップS52)、取得された状態情報の中にリスク情報が含まれているか否かが、制御部8の第2判断部8bにより判断される(ステップS53)。この第2判断部8bによる判断は、取得された状態情報と、記憶部11に設けられているリスク情報判断基準テーブルの項目及び閾値とを比較することにより行われる。
取得された状態情報の中にリスク情報が含まれていると判断された場合には(ステップS53のYES)、そのリスク情報が取得され(ステップS54)、取得したリスク情報が記憶部11に記憶され(ステップS55)、記憶されたリスク情報が表示部12に表示され(ステップS56)、そのリスク情報が関係機関5に送信され(ステップS57)、状態情報の中に含まれているリスク情報を取得する処理が終了する。
ここで、倒れている人物の状態情報の中にリスク情報が含まれている場合には、そのリスク情報が取得され、取得されたリスク情報がステップS56において表示部12に表示される。このため、リスク情報提供端末装置1を携帯している警察官や救急隊員等がこの表示を見ることにより、倒れている人物の状態情報の中にリスク情報が含まれていることを知ることができ、そのリスク情報に対する必要な対応をとることが可能になる。したがって、倒れている人物がいる現場に出動する警察官や救急隊員等のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
また、取得されたリスク情報は、ステップS57において関係機関5へ送信される。このため、倒れている人物が搬送される関係機関5では搬送される人物がリスク情報を有することを予め知ることができ、そのリスク情報に対する必要な対応をとることが可能となる。したがって、関係機関5の職員等のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
一方、ステップS53において状態情報の中にリスク情報が含まれていないと判断された場合には(ステップS53のNO)、リスク情報が無い旨が表示部12に表示され(ステップS58)、状態情報の中に含まれているリスク情報を取得する処理が終了する。
以上のように、図2のステップ1からステップ3に示したリスク情報取得を終了することが出来る。
さらに、リスク情報提供端末装置1の血流/体温感知センサ19、温度/湿度センサ20、カメラ22、位置情報取得部23により、上述したリスク情報以外のその他の情報が取得され、取得された情報は記憶部11に記憶される。この情報は、死亡時医学検索を行う際に必要に応じて呼び出される。
尚、本実施形態では、身元情報を取得するための生体情報として指紋情報を利用する場合を例に挙げて説明したが、生体情報としては指紋情報に限らず個人認証を行うための他の生体情報、例えば、虹彩、顔、静脈、遺伝子、歯型、骨格の一部等の情報を利用してもよい。
また、本実施形態では、リスク情報提供端末装置1と各種データベースがインターネット2を介して接続されている場合を例に挙げて説明したが、他の情報通信網、例えば、イントラネット等、セキュリティを強化した専用情報通信網等であってもよい。
また、本実施形態で説明した環境情報と環境情報を計測するためのセンサは、ここに挙げたものには限らず、他に例えば、pHを測定するためのpHセンサや、皮膚等の硬度を測定するための硬度センサ等であってもよい。
また、本実施形態で説明した、このようにインターネット等の情報通信網を介してリスク情報提供端末装置1に接続される各種データベースは、ここに挙げたものには限らず、他に例えば、流行している伝染病等の情報を提供する保健所や、災害の状況の情報が得られるような災害対策データベースであってもよい。
また、本実施形態では、指紋認証データベース3から取得した身元情報をリスク情報提供端末装置1に送信し、その身元情報をリスク情報提供端末装置1からリスク情報データベース4に送信する場合を例に挙げて説明したが、指紋認証データベース3から取得した身元情報を、リスク情報提供端末装置1を経由させずに指紋認証データベース3からリスク情報データベース4に送信してもよい。
また、本実施形態では、リスク情報データベース4から送信されたリスク情報を記憶する第1記憶部と、倒れている人物の周囲の環境情報の中に含まれているリスク情報を記憶する第2記憶部と、倒れている人物の状態情報の中に含まれているリスク情報を記憶する第3記憶部とを一つの記憶部11とした場合を例に挙げて説明したが、それぞれ別個に設けてもよい。
また、本実施形態では、リスク情報データベース4から送信されたリスク情報を表示する第1表示部と、倒れている人物の周囲の環境情報の中に含まれているリスク情報を表示する第2表示部と、倒れている人物の状態情報の中に含まれているリスク情報を表示する第3表示部とを一つの表示部12とした場合を例に挙げて説明したが、それぞれ別個に設けてもよい。
また、本実施形態では、リスク情報データベース4から取得されたリスク情報と、環境情報から取得されたリスク情報と、状態情報から取得されたリスク情報とを関係機関5に送信する場合、各リスク情報が取得される度に送信する場合を例に挙げて説明したが、この送信を一度に行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の医療診断支援システムによれば、倒れている人物がいる現場に出動する警察官等がリスク情報提供端末装置1を携帯し、その人物の生体情報である指紋情報を生体情報取得部である指紋読取装置15で読取り、読取った指紋情報に基づいてその人物の身元情報を身元情報データベースである指紋認証データベース3から取得することができる。そして、取得した身元情報に基づいてリスク情報データベース4からその人物のリスク情報を取得することができ、取得したリスク情報がリスク情報提供端末装置1の表示部12に表示されるので、警察官等は表示部12の表示を見ることにより倒れている人物がリスク情報を有することを知ることができ、リスク情報に対して適切な対応を取ることができ、警察官等のリスク情報に対する安全性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 リスク情報提供端末装置、
3 指紋認証データベース(身元情報データベース)
4 リスク情報データベース
5 関係機関
10 通信部
11 記憶部(第1記憶部、第2記憶部、第3記憶部)
12 表示部(第1表示部、第2表示部、第3表示部)
15 指紋読取装置(生体情報取得部)
16 ガスセンサ(環境情報取得部)
17 ガイガーカウンタ(環境情報取得部、状態情報取得部)
18 バイオセンサ(状態情報取得部)

Claims (10)

  1. リスク情報提供端末装置と、
    複数の人物の生体情報とそれらの人物の身元情報とが関連付けて格納される身元情報データベースと、
    複数の人物の身元情報とそれらの人物のリスク情報を含む可能性がある特定情報とが関連付けて格納されるリスク情報データベースと、
    を有し、
    前記リスク情報提供端末装置は、
    人物の生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記身元情報データベースと前記リスク情報データベースとの間で通信し、前記生体情報取得部により取得された前記生体情報に基づいて前記身元情報データベースから身元情報を取得するとともに、その身元情報に基づいて前記リスク情報データベースからリスク情報を取得する通信部と、
    前記リスク情報データベースから取得された前記リスク情報を記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記リスク情報を表示する第1表示部と、
    を備えることを特徴とする医療診断支援システム。
  2. 前記身元情報データベースは、個人認証を行うための生体情報が格納されるデータベースであることを特徴とする請求項1記載の医療診断支援システム。
  3. 前記リスク情報データベースは、特定情報として電子カルテ情報が格納される電子カルテ情報データベースであることを特徴とする請求項1記載の医療診断支援システム。
  4. 前記リスク情報データベースは、特定情報として渡航情報が格納される渡航情報データベースであることを特徴とする請求項1記載の医療診断支援システム。
  5. 前記リスク情報提供端末装置は、人物が倒れている場合、その人物の周囲の環境情報を取得する環境情報取得部と、
    前記環境情報取得部により取得された前記環境情報の中にリスク情報が含まれているか否かを判断する第1判断部と、
    前記第1判断部により判断された前記リスク情報を記憶する第2記憶部と、
    前記第2記憶部に記憶された前記リスク情報を表示する第2表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の医療診断支援システム。
  6. 前記リスク情報提供端末装置は、人物が倒れている場合、その人物の状態情報を取得する状態情報取得部と、
    前記状態情報取得部により取得された前記状態情報の中にリスク情報が含まれているか否かを判断する第2判断部と、
    前記第2判断部により判断された前記リスク情報を記憶する第3記憶部と、
    前記第3記憶部に記憶された前記リスク情報を表示する第3表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の医療診断支援システム。
  7. 前記通信部は、前記リスク情報を関係機関に送信することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の医療診断支援システム。
  8. 人物の生体情報を取得する生体情報取得部と、
    複数の人物の生体情報とそれらの人物の身元情報とが関連付けて格納される身元情報データベースと、複数の人物の身元情報とそれらの人物のリスク情報を含む可能性がある特定情報とが関連付けて格納されるリスク情報データベースとの間で通信し、前記生体情報
    取得部により取得された前記生体情報に基づいて前記身元情報データベースから身元情報を取得するとともにその身元情報に基づいて前記リスク情報データベースからリスク情報を取得する通信部と、
    前記リスク情報データベースから取得された前記リスク情報を記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記リスク情報を表示する第1表示部と、
    を備えることを特徴とするリスク情報提供端末装置。
  9. 人物が倒れている場合、その人物の周囲の環境情報を取得する環境情報取得部と、
    前記環境情報取得部により取得された前記環境情報の中にリスク情報が含まれているか否かを判断する第1判断部と、
    前記第1判断部により判断された前記リスク情報を記憶する第2記憶部と、
    前記第2記憶部に記憶された前記リスク情報を表示する第2表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項8記載のリスク情報提供端末装置。
  10. 人物が倒れている場合、その人物の状態情報を取得する状態情報取得部と、
    前記状態情報取得部により取得された前記状態情報の中にリスク情報が含まれているか否かを判断する第2判断部と、
    前記第2判断部により判断された前記リスク情報を記憶する第3記憶部と、
    前記第3記憶部に記憶された前記リスク情報を表示する第3表示部と、
    前記状態情報の中に含まれていた前記リスク情報を表示する第3表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項8又は9記載のリスク情報提供端末装置。
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