JP2013234708A - 軸連結機構 - Google Patents

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昇 中川
Masaya Kinjo
雅也 金城
Toshiya Oda
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    • F16D3/68Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising elastic elements arranged between substantially-radial walls of both coupling parts the elements being made of rubber or similar material

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Abstract

【課題】長期の使用によっても一方の回転軸と他方の回転軸との間に軸心周りの方向についてのガタが生じ難く、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動のステアリングホイールへの伝達及びウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動を低減でき、運転者の操舵感覚の向上を図り得て、早期の劣化を回避できる軸連結機構を提供すること。
【解決手段】軸連結機構1は、回転軸2にA方向に突出して設けられる軸方向突出体4と、回転軸3にA方向に突出して設けられる一対の軸方向突出体7及び8と、軸方向としてのA方向において回転軸2及び3間に配されると共に回転軸2の回転を軸方向突出体4並びに軸方向突出体7及び8を介して回転軸3に伝達するべく軸心周りの方向において軸方向突出体4並びに軸方向突出体7及び8の夫々に接触する回転伝達体9とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動式パワーステアリング装置における電動モータ等の回転源側の回転軸と自動車のステアリング軸等の作動側の回転軸との連結に適した軸連結機構に関する。
例えば、電動式パワーステアリング装置は、手動操作されるステアリングホイール(ハンドル)の回転に基づく回転力に電動モータの出力回転軸の回転に基づく回転力を付加してステアリングホイールの手動による操舵を容易に行い得るようにするものであって、斯かる電動式パワーステアリング装置においては、ステアリングホイール側のステアリング軸と電動モータの出力回転軸側の回転軸とを軸連結機構(カップリング)を介して連結している。
特開2002−274395号公報 特開2003−95118号公報
斯かる電動式パワーステアリング装置において、剛性の軸連結機構を介してステアリング軸と回転軸とを連結する場合、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動が軸連結機構、ウォームギヤ、ウォームホイール及びステアリング軸を介してステアリングホイールに伝達されて運転者に不快な操舵感を生じさせる虞がある上に、ウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動が生じる虞があり、これを回避するために軸連結機構に弾性体を介在させることが提案されているが、衝撃、振動の低減を重視して斯かる弾性体をより柔軟なものにすると、柔軟な弾性体はクリープ変形が生じ易いために、弾性体への繰り返し荷重による弾性体の永久的な変形で軸連結機構にガタが生じて、これによってもまた運転者の操舵感覚が不快なものとなる虞がある一方、耐久性を重視して弾性体を硬質なものにすると、前記と逆にガタのない点で操舵感覚は良くなるが、上述の通りステアリングホイールに伝達された衝撃、振動で操舵感覚が不快なものとなる上に、ウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動を低減することができない。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、長期の使用によっても一方の回転軸と他方の回転軸との間に軸心周りの方向についてのガタが生じ難く、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動のステアリングホイールへの伝達及びウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動を低減でき、運転者の操舵感覚の向上を図り得て、早期の劣化を回避できる軸連結機構を提供することにある。
一方の回転軸の回転を他方の回転軸に伝達するように二つの回転軸の間に配されて二つの回転軸を連結する本発明の軸連結機構は、一方の回転軸に軸方向に突出して設けられると共に軸心周りの方向における一対の側面を有した一方の軸方向突出体と、この一方の軸方向突出体が配される凹所を形成するように軸方向に直交する一の方向において互いに対向していると共に他方の回転軸に軸方向に突出して設けられる一対の他方の軸方向突出体と、軸方向において一方及び他方の回転軸間に配されると共に一方の回転軸の回転を一方の軸方向突出体及び一対の他方の軸方向突出体を介して他方の回転軸に伝達するべく、軸心周りの方向において一方の軸方向突出体及び一対の他方の軸方向突出体の夫々に接触する回転伝達体とを具備しており、回転伝達体は、一方及び他方の回転軸間に配される一対の回転伝達部材と、一対の回転伝達部材間に配されている中間介在部材とを具備しており、一対の他方の軸方向突出体のうちの一方は、一方の軸方向突出体の一対の側面のうちの一方の側面に対して隙間をもって対面すると共に凹所を規定している軸心周りの方向における側面を有しており、一対の他方の軸方向突出体のうちの他方は、前記一の方向において一対の他方の軸方向突出体のうちの一方の側面に間隔をもって対面していると共に一方の軸方向突出体の一対の側面のうちの他方の側面に対して隙間をもって対面し、且つ、凹所を規定している軸心周りの方向における側面を有しており、一対の回転伝達部材の夫々は、凹所に配されていると共に内周面で一方の軸方向突出体が配される貫通孔を規定している第一の環状基部と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの一方に対して相補的な形状を有していると共に第一の環状基部の内周面に形成されている第一の内側面と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの他方に対して相補的な形状を有していると共に前記一の方向において第一の内側面に対面して第一の環状基部の内周面に形成されている第二の内側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの一方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第一の環状基部の外周面に形成されている第一の外側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの他方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第一の環状基部の外周面に形成されている第二の外側面とを具備しており、中間介在部材は、一対の回転伝達部材の第一の環状基部の夫々の剛性よりも小さな剛性を有すると共に弾性変形可能であり、且つ、軸方向において一対の回転伝達部材間に配されると共に一方の軸方向突出体が配される貫通孔を規定した内周面を有している第二の環状基部と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの一方に対して相補的な形状を有していると共に第二の環状基部の内周面に形成されている第三の内側面と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの他方に対して相補的な形状を有していると共に前記一の方向において第三の内側面に対面して第二の環状基部の内周面に形成されている第四の内側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの一方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第二の環状基部の外周面に形成されている第三の外側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの他方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第二の環状基部の外周面に形成されている第四の外側面とを具備しており、第二の環状基部の前記一の方向における第三の内側面及び第三の外側面間の幅及び前記一の方向における第四の内側面及び第四の外側面間の幅は、第一の環状基部の前記一の方向における第一の内側面及び第一の外側面間の幅並びに前記一の方向における第二の内側面及び第二の外側面間の幅よりも大きく、第一及び第二の内側面の夫々は、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面の夫々に対して前記一の方向における隙間をもって配されるように形成されている一方、第三及び第四の内側面の夫々は、当該一方の軸方向突出体の一対の側面の夫々に対して接触するように形成されており、第一及び第二の外側面の夫々は、一対の他方の軸方向突出体の軸心周りの方向における側面の夫々に対して前記一の方向における隙間をもって配されるように形成されている一方、第三及び第四の外側面の夫々は、一対の他方の軸方向突出体の軸心周りの方向における側面の夫々に対して接触するように形成されている。
本発明の軸連結機構によれば、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動やウォームギヤのバックラッシュに起因する振動等によって生じる一方及び他方の回転軸のうちの一方の微小回転においては中間介在部材の弾性変形を生じさせることで当該微小回転を一方及び他方の回転軸のうちの他方に伝達させることがない一方、ステアリングの操作及び当該操作に基づく電動モータの出力回転軸の回転によって生じる一方及び他方の回転軸のうちの一方の一定以上の回転においては一方及び他方の一対の軸方向突出体の夫々の軸心周りの方向における側面を一対の回転伝達部材の第一及び第二の内側面並びに第一及び第二の外側面に接触させることで当該一定以上の回転を一方及び他方の回転軸のうちの他方に伝達させることができ、而して、中間介在部材の弾性変形で電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動のステアリングホイールへの伝達及びウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動を低減でき、運転者の操舵感覚の向上を図り得て、しかも、中間介在部材の大きな繰り返しの弾性変形を回避できて長期の使用によっても一方の回転軸と他方の回転軸との間に軸心周りの方向についてのガタが生じ難く、中間介在部材の早期の劣化を回避できる。
本発明の軸連結機構では、第一の環状基部の第一の内側面、第二の内側面、第一の外側面及び第二の外側面並びに第二の環状基部の第三の内側面、第四の内側面、第三の外側面及び第四の外側面の夫々は、前記一の方向に直交する平坦面からなっていてもよい。
本発明の軸連結機構では、第三の内側面の第一の内側面に対する前記一の方向における突出長さは、第三の外側面の第一の外側面に対する前記一の方向における突出長さと等しく、第四の内側面の第二の内側面に対する前記一の方向における突出長さは、第四の外側面の第二の外側面に対する前記一の方向における突出長さと等しくてもよい。
本発明の軸連結機構では、第三の内側面の第一の内側面に対する前記一の方向における突出長さは、第四の内側面の第二の内側面に対する前記一の方向における突出長さと等しく、第三の外側面の第一の外側面に対する前記一の方向における突出長さは、第四の外側面の第二の外側面に対する前記一の方向における突出長さと等しくてもよい。
本発明において、一対の回転伝達部材は、好ましくは、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂等の硬質の樹脂から形成されるが、その他の剛性を呈する硬質の樹脂から形成されていてもよく、中間介在部材は、ウレタンゴム、ポリエステルエラストマー等のゴム弾性体から形成されているとよい。
本発明の軸連結機構は、電動式パワーステアリング装置用のものであってもよく、この場合、一方の軸方向突出体は、電動モータの出力回転軸に連結されるようになっており、一対の他方の軸方向突出体は、ウォームギヤ及びウォームホイールを介して自動車のステアリング軸に連結されるようになっていてもよい。また、本発明の軸連結機構は、車輪のバンプおよびリバウンドに伴うキャンバー角や対地トレッドの変化を抑制して操縦安定性能を高めるべく、車両のサスペンション装置のアッパーリンクおよびロアリンクを伸縮制御する伸縮アクチュエータであって、例えば自動車のサスペンションのナックルと車体とを連結する伸縮アクチュエータとしてのトーコントロールアクチュエータに用いられてもよく、この場合、一方の軸方向突出体は、車体側に位置するトーコントロールアクチュエータのブラシ付きのモータの回転軸に連結された減速機の出力部材である回転軸に設けられるようになっており、一対の他方の軸方向突出体は、ナックル側に位置するトーコントロールアクチュエータの送りねじ機構の入力部材である回転軸に連結されるようになっていてもよい。
本発明によれば、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動のステアリングホイールへの伝達及びウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動を低減でき、運転者の操舵感覚の向上を図り得て、長期の使用によっても一方の回転軸と他方の回転軸との間に軸心周りの方向についてのガタが生じ難く、早期の劣化を回避できる軸連結機構を提供し得る。
図1は、本発明の実施の形態の好ましい例の一部省略正面説明図である。 図2は、図1に示す例の一部省略正面説明図である。 図3は、図1に示すIII−III線矢視断面説明図である。 図4は、図1に示す例の主に一方の軸方向突出体の軸方向における端面説明図である。 図5は、図1に示す例の主に一対の他方の軸方向突出体の軸方向における端面説明図である。 図6の(a)及び(b)は、図1に示す例の回転伝達体の説明図である。 図7の(a)及び(b)は、図1に示す例の一方の回転伝達部材の説明図である。 図8の(a)及び(b)は、図1に示す例の中間介在部材の説明図である。 図9の(a)及び(b)は、図1に示す例の他方の回転伝達部材の説明図である。
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図9において、電動式パワーステアリング装置の電動モータ側の回転軸2の回転を、及びウォーム軸側の回転軸3の軸心Oの周りのR方向の回転を相互に伝達するように回転軸2及び3の間に配されて当該回転軸2及び3を相互に連結する本例の電動式パワーステアリング装置用の軸連結機構1は、回転軸2に軸方向としてのA方向に突出して設けられる軸方向突出体4と、軸方向突出体4が配される凹所6を形成するようにA方向に直交するr1方向において互いに対向していると共に回転軸3にA方向に突出して設けられる一対の軸方向突出体7及び8と、A方向において回転軸2及び3間に配されると共に回転軸2の回転を軸方向突出体4並びに軸方向突出体7及び8を介して回転軸3に伝達するべく、R方向において軸方向突出体4並びに軸方向突出体7及び8の夫々に接触する回転伝達体9とを具備している。
回転軸2のA方向の端面11の中央にA方向に突出して且つA方向及びr1方向に直交するr2方向に伸びて一体的に形成されていると共に軸心O上に配されている重心を有した矩形状の軸方向突出体4は、特に図4に示すように、r1方向において軸心Oを間にして互いに対向して配されていると共にr1方向に対して直交する平坦面からなるR方向における剛性回転伝達面としての一対の側面12及び13と、側面12及び13の夫々のr2方向における両縁に連接していると共にr2方向において軸心Oを間にして互いに対向して配されており、且つ、r2方向に直交する平坦面からなる一対の面14及び15と、側面12及び13並びに面14及び15の夫々のA方向における一方縁に連接していると共に回転軸3のA方向の端面21に対してA方向の隙間18をもって対面している先端面16とを具備している。
軸方向突出体4が貫通孔52、72及び92に配されている軸方向突出体4において、側面12は、環状基部93の内側面94に、側面13は、環状基部93の内側面95に夫々接触しており、面14は、環状基部53、73及び93の面59、79及び99に対してr2方向の隙間67をもって、面15は、環状基部53、73及び93の面60、80及び100に対してr2方向の隙間68をもって夫々対面している。
側面12及び13と面14及び15との連接部の夫々には面取りが施されていてもよく、軸方向突出体4のA方向における回転軸2側の端部17は、本例では回転軸2に一体形成されているが、キー、ねじ等を介して連結されてもよい。
A方向に伸びた回転軸3の端面21にA方向に突出し且つ軸心Oからr1方向の一方側に離れて一体的に形成された軸方向突出体7は、特に図5に示すように、r1方向に直交する平坦面からなると共に軸心Oからr1方向に離れて配されおり、且つ、軸方向突出体4の側面12に対してr1方向の隙間27をもって対面するR方向における剛性回転伝達面としての側面22と、側面のr2方向における両縁に連接していると共に回転軸3の軸心Oと同心の曲率中心をもった円弧面23と、側面22及び円弧面23の夫々のA方向における一方縁に連接していると共に回転軸2の端面11に対してA方向の隙間24をもって対面している先端面25と、側面22の中央にA方向に伸びて形成された円弧面26とを具備している。
軸方向突出体7のA方向における回転軸3側の端部28は、本例では回転軸3に一体形成されているが、キー、ねじ等を介して連結されてもよい。
A方向に伸びた回転軸3の端面21にA方向に突出し且つ軸心Oからr1方向の他方側に離れて一体的に形成された軸方向突出体8は、特に図5に示すように、r1方向に直交する平坦面からなると共に軸心Oからr1方向に離れて配されており、且つ、軸方向突出体4の側面13に対してr1方向の隙間37をもって対面すると共にr1方向において側面22に対して間隔39をもって対面したR方向における剛性回転伝達面としての側面32と、側面32のr2方向における両縁に連接していると共に回転軸3の軸心Oと同心の曲率中心をもった円弧面33と、側面32及び円弧面33の夫々のA方向における一方縁に連接していると共に回転軸2の端面11に対してA方向の隙間24をもって対面している先端面35と、側面32の中央にA方向に伸びて形成された円弧面36とを具備している。
軸方向突出体8のA方向における回転軸3側の端部38は、本例では回転軸3に一体形成されているが、キー、ねじ等を介して連結されてもよい。
夫々互いに同様に形成された軸方向突出体7及び8は、r1方向において間隔39をもって互いに対向して配されており、側面22及び32並びに端面21によって規定された凹所6には、軸方向突出体4及び回転伝達体9が配されており、軸方向突出体7及び8は、側面22が環状基部93の外側面97に、側面32が環状基部93の外側面98に夫々接触して回転伝達体6に嵌合するようになっている。
回転伝達体9は、A方向において回転軸2及び3間に配される一対の回転伝達部材41及び42と、A方向において回転伝達部材41及び42間に配されている中間介在部材43とを具備している
ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂等から一体に形成されている剛性の回転伝達部材41は、特に図7の(a)及び(b)に示すように、A方向において回転軸2及び3間に配されると共に凹所6に配されており、且つ、軸方向突出体4が貫通する貫通孔52を規定した内周面51を有している環状基部53と、軸方向突出体4の側面12に対して相補的な形状を有していると共に環状基部53の内周面51に形成されている剛性回転伝達面としての内側面54と、軸方向突出体4の側面13に対して相補的な形状を有していると共にr1方向において内側面54に対面して環状基部53の内周面51に形成されている剛性回転伝達面としての内側面55と、軸方向突出体7の側面22に対して相補的な形状を有していると共に環状基部53の外周面56に形成されている剛性回転伝達面としての外側面57と、軸方向突出体8の側面32に対して相補的な形状を有していると共に環状基部53の外周面56に形成されている剛性回転伝達面としての外側面58とを具備している。
内周面51は、r1方向に直交する平坦面からなる内側面54及び55と、内側面54及び55の夫々のr2方向における両縁に連接していると共にr2方向に直交する平坦面からなる面59及び60とを具備しており、内側面54及び55並びに面59及び60によって規定された矩形状の貫通孔52は、軸方向突出体4のr1方向の幅よりも大きな幅と、r2方向において軸方向突出体4よりも長い長さとを有している。
外周面56は、r1方向に直交する平坦面からなる外側面57及び58と、外側面57及び58の夫々のr2方向における両縁に連接していると共に軸心Oと同心の曲率中心を有した円弧面61及び62と、外側面57のr2方向における中央にA方向に伸びて形成されていると共に円弧面26の曲率中心と同心の曲率中心を有した円弧面63と、外側面58のr2方向における中央にA方向に伸びて形成されていると共に円弧面36の曲率中心と同心の曲率中心を有した円弧面64と具備している。
貫通孔52に配された軸方向突出体4において、内側面54は、側面12に対してr1方向の隙間65をもって配され、内側面55は、側面13に対してr1方向の隙間66をもって配され、面59は、面14に対してr2方向の隙間67をもって配され、面60は、面15に対してr2方向の隙間68をもって配されており、凹所6に配された環状基部53において、外側面57は、側面22に対してr1方向の隙間69をもって配され、外側面58は、側面32に対してr1方向の隙間70をもって配される。隙間65及び66並びに隙間69及び70は、互いに等しいr1方向の幅を有しており、隙間67及び68は互いに等しいr2方向の幅を有している。
尚、内側面54及び55並びに面59及び60の夫々の連接部には面取りが施されていてもよく、円弧面61の曲率半径は円弧面23の曲率半径と等しくてもよく、また、円弧面23の曲率半径よりも小さくてもよく、円弧面62の曲率半径は円弧面33の曲率半径と等しくてもよく、また、円弧面33の曲率半径よりも小さくてもよく、更に、本例では、面59及び60は、面14及び15に対して隙間67及び68をもって配されるように形成されているが、例えば面14及び15に対して接触するように形成されてもよい。
回転伝達部材41と同様にポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂等から一体に形成されている剛性の回転伝達部材42は、特に図9の(a)及び(b)に示すように、A方向において回転軸2及び3間に配されると共に凹所6に配されており、且つ、軸方向突出体4が貫通する貫通孔72を規定した内周面71を有している環状基部73と、軸方向突出体4の側面12に対して相補的な形状を有していると共に環状基部73の内周面71に形成されている剛性回転伝達面としての内側面74と、軸方向突出体4の側面13に対して相補的な形状を有していると共にr1方向において内側面74に対面して環状基部73の内周面71に形成されている剛性回転伝達面としての内側面75と、軸方向突出体7の側面22に対して相補的な形状を有していると共に環状基部73の外周面76に形成されている剛性回転伝達面としての外側面77と、軸方向突出体8の側面32に対して相補的な形状を有していると共に環状基部73の外周面76に形成されている剛性回転伝達面としての外側面78とを具備している。
内周面71は、r1方向に直交する平坦面からなる内側面74及び75と、内側面74及び75の夫々のr2方向における両縁に連接していると共にr2方向に直交する平坦面からなる面79及び80とを具備しており、内側面74及び75並びに面79及び80によって規定された矩形状の貫通孔72は、軸方向突出体4のr1方向の幅よりも大きな幅と、r2方向において軸方向突出体4よりも長い長さとを有している。
外周面76は、r1方向に直交する平坦面からなる外側面77及び78と、外側面77及び78の夫々のr2方向における両縁に連接していると共に軸心Oと同心の曲率中心を有した円弧面81及び82と、外側面77のr2方向における中央にA方向に伸びて形成されていると共に円弧面26の曲率中心と同心の曲率中心を有した円弧面83と。外側面78のr2方向における中央にA方向に伸びて形成されていると共に円弧面36の曲率中心と同心の曲率中心を有した円弧面84を具備している。
貫通孔72に配された軸方向突出体4において、内側面74は、側面12に対してr1方向の隙間65をもって配され、内側面75は、側面13に対してr1方向の隙間66をもって配され、面79は、面14に対してr2方向の隙間67をもって配され、隙間70は、面15に対してr2方向の隙間68をもって配されており、凹所6に配された環状基部73において、外側面77は、側面22に対してr1方向の隙間69をもって配され、外側面78は、側面32に対してr1方向の隙間70をもって配される。
尚、内側面74及び75並びに面79及び80の夫々の連接部には面取りが施されていてもよく、円弧面81の曲率半径は、円弧面23の曲率半径と等しくてもよく、また、円弧面23の曲率半径よりも小さくてもよい。円弧面82の曲率半径は、円弧面33の曲率半径と等しくてもよく、また、円弧面33の曲率半径よりも小さくてもよく、更に、本例では、面79及び80は、面14及び15に対して隙間67及び68をもって配されるように形成されているが、例えば面14及び15に対して接触するように形成されてもよい。
夫々互いに同様に形成されている斯かる回転伝達部材7及び8において、環状基部53のA方向における一方の端面85は、回転軸2の端面11に対してA方向の隙間86をもって対面しており、環状基部53のA方向における他方の端面87は、中間介在部材43にぴったりと接触しており、環状基部73のA方向における一方の端面88は、回転軸3の端面21に対してA方向の隙間89をもって対面しており、環状基部53のA方向における他方の端面90は、中間介在部材43にぴったりと接触している。
回転伝達部材41及び42よりも小さな剛性を有すると共に弾性変形可能であってウレタンゴム、ポリエステルエラストマー等のゴム弾性体から一体形成されている中間介在部材43は、特に図8の(a)及び(b)に示すように、A方向において回転伝達部材41及び42間に配されると共に凹所6に配され、且つ内周面91で軸方向突出体4が貫通する貫通孔92を規定していると共に回転伝達部材41及び42の環状基部53及び73の夫々の剛性よりも小さな剛性を有すると共に弾性変形可能である環状基部93と、軸方向突出体4の側面12に対して相補的な形状を有していると共に環状基部93の内周面91に形成されている弾性回転伝達面としての内側面94と、軸方向突出体4の側面13に対して相補的な形状を有していると共にr1方向において内側面94に対面して環状基部93の内周面91に形成されている弾性回転伝達面としての内側面95と、軸方向突出体7の側面22に対して相補的な形状を有していると共に環状基部93の外周面96に形成されている弾性回転伝達面としての外側面97と、軸方向突出体8の側面32に対して相補的な形状を有していると共に環状基部93の内周面91に形成されている弾性回転伝達面としての外側面98とを具備している。
内周面91は、r1方向に直交する平坦面からなる内側面94及び95と、内側面94及び95の夫々のr2方向における両縁に連接していると共にr2方向に直交する平坦面からなる面99及び100とを具備しており、内側面94及び95並びに面99及び100によって規定されている矩形状の貫通孔92は、軸方向突出体4のr1方向の幅と同等の幅と、r2方向において軸方向突出体4よりも長い長さとを有している。
外周面96は、r1方向に直交する平坦面からなる外側面97及び98と、外側面97及び98の夫々のr2方向における両縁に連接していると共に軸心Oと同心の曲率中心を有した円弧面101及び102と、外側面97のr2方向における中央にA方向に伸びて形成されていると共に円弧面26の曲率中心と同心の曲率中心を有した円弧面103と、。外側面98のr2方向における中央にA方向に伸びて形成されていると共に円弧面36の曲率中心と同心の曲率中心を有した円弧面104とを具備している。円弧面101の曲率半径は、円弧面61及び81の曲率半径と等しく、軸円弧面102の曲率半径は、円弧面62及び82の曲率半径と等しい。
環状基部93のr1方向における内側面94及び外側面97間の幅D1は、環状基部53のr1方向における内側面54及び外側面57間の幅D2並びに環状基部73のr1方向における内側面74及び外側面77間の幅D2よりも大きく、環状基部93のr1方向における内側面95及び外側面98間の幅D3は、環状基部53のr1方向における内側面55及び外側面58間の幅D4並びに環状基部73のr1方向における内側面75及び外側面78間の幅D4よりも大きく、内側面94の内側面54及び74に対するr1方向における突出長さは、外側面97の外側面57及び77に対するr1方向における突出長さと等しく、内側面95の内側面55及び75に対するr1方向における突出長さは、外側面98の外側面58及び78に対するr1方向における突出長さと等しく、内側面94の内側面54及び74に対するr1方向における突出長さは、内側面95の内側面55及び75に対するr1方向における突出長さと等しく、外側面97の外側面57及び77に対するr1方向における突出長さは、外側面98の外側面58及び78に対するr1方向における突出長さと等しい。
貫通孔92に配された軸方向突出体4において、貫通孔92に内側面94は、側面12に接触し、内側面55は、側面13に接触し、面99は、面14に対してr2方向の隙間67をもって配され、面100は、面15に対してr2方向の隙間68をもって配されており、凹所6に配された環状基部93において、内側面94は、側面22に接触し、内側面95は、側面32に接触する。
尚、内側面94及び95並びに面99及び100の夫々の連接部には面取りが施されていてもよく、円弧面101の曲率半径は、円弧面23の曲率半径と等しくてもよく、また、円弧面23の曲率半径よりも小さくてもよく、円弧面102の曲率半径は、円弧面33の曲率半径と等しくてもよく、また、円弧面33の曲率半径よりも小さくてもよく、更に、本例では、面99及び100は、面14及び15に対して隙間67及び68をもって配されるように形成されているが、例えば面14及び15に対して接触するように形成されてもよい。
回転軸2及び3の一定以下のR方向の相対回転では、軸方向突出体4の側面12及び13は、R方向において対面する中間介在部材43の内側面94及び95に夫々接触している一方、R方向において対面する回転伝達部材41及び42の内側面54及び74並びに内側面55及び75に夫々非接触となっており、軸方向突出体7及び8の側面22及び32は、R方向において対面する中間介在部材43の外側面97及び98に夫々接触している一方、R方向において対面する回転伝達部材41及び42の外側面57及び77並びに外側面58及び78に夫々非接触となっている。
以上の軸連結機構1では、運転者によるステアリングホイールの手動操作において、ステアリングホイールに加えられるトルクを検出するトルク検出器からの検出信号により制御される電動モータの作動で回転軸2がR方向に回転され、回転軸2のR方向の回転で軸方向突出体4が同方向に回転されて、軸方向突出体4による環状基部93のR方向の弾性変形後における内側面94並びに内側面54及び74への側面12の接触に基づく軸方向突出体4による環状基部53、73及び93のR方向への押圧を介して軸方向突出体4のR方向の回転が軸方向突出体7及び8の側面22及び32に剛性的に伝達されて、これにより、ステアリングホイールの手動操作を補助するようになっている。
軸連結機構1では、ステアリングホイールが運転者により手動操作されずに回転軸2がR方向に回転されない状態又はステアリングホイールが運転者により手動操作されて回転軸2がR方向に回転される状態のいずれの状態においても、回転軸2に対する回転軸3のR方向の相対回転が微小なものである場合には、内側面94及び95並びに外側面97及び98が容易に圧縮変形する結果、斯かる回転軸2の微小なR方向の回転は、回転軸3には殆ど伝達されず、而して、回転軸2に連結された電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動の回転軸3を介してのステアリングホイールへの伝達を低減できる上に、回転軸3に連結されたウォームギヤ(ウォーム軸)と当該ウォームギヤに噛み合うと共にステアリング軸に連結されたウォームホイールとの間のバックラッシュに起因する振動を中間介在部材43の弾性圧縮変形で吸収できてウォームギヤとウォームホイールとにおける歯打ち等の異音の発生をなくし得、運転者の操舵感覚の向上を図り得る。また、軸連結機構1では、環状基部93の一定以上の圧縮変形後、内側面54及び74への側面12の接触並びに内側面55及び75への側面13の接触が生じると共に外側面57及び58への側面22の接触並びに外側面77及び78への側面32の接触が生じて、環状基部93のそれ以上の弾性圧縮変形を抑止できる結果、環状基部93のクリープによるへたりを防止でき、而して、回転軸2及び3間にR方向についてのガタが生じ難いことになる。
本例の軸連結機構1によれば、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動やウォームギヤのバックラッシュに起因する振動等によって生じる回転軸2及び3のうちの一方のR方向の微小回転においては中間介在部材43の弾性変形を生じさせることで当該微小回転を回転軸2及び3のうちの他方に伝達させることがない一方、ステアリングの操作及び当該操作に基づく電動モータの出力回転軸の回転によって生じる回転軸2及び3のうちの一方の一定以上の回転においては軸方向突出体4並びに軸方向突出体7及び8の夫々のR方向における側面12及び13並びに側面22及び32を一対の回転伝達部材41及び42の環状基部53及び73の内側面54、55、74及び75並びに外側面57、58、77及び78に接触させることで当該一定以上の回転を回転軸2及び3のうちの他方に伝達させることができ、而して、長期の使用によっても回転軸2と回転軸3との間にR方向についてのガタが生じ難く、電動モータの出力回転軸の反転時の衝撃、電動モータのブラシ振動のステアリングホイールへの伝達及びウォームギヤのバックラッシュに起因する歯打ち等の異音、振動を低減でき、運転者の操舵感覚の向上を図り得て、早期の劣化を回避できる。
1 軸連結機構
2、3 回転軸
4、7、8 軸方向突出体
6 凹所
9 回転伝達体
41、42 回転伝達部材
43 中間介在部材

Claims (5)

  1. 一方の回転軸の回転を他方の回転軸に伝達するように二つの回転軸の間に配されて二つの回転軸を連結する軸連結機構であって、一方の回転軸に軸方向に突出して設けられると共に軸心周りの方向における一対の側面を有した一方の軸方向突出体と、この一方の軸方向突出体が配される凹所を形成するように軸方向に直交する一の方向において互いに対向していると共に他方の回転軸に軸方向に突出して設けられる一対の他方の軸方向突出体と、軸方向において一方及び他方の回転軸間に配されると共に一方の回転軸の回転を一方の軸方向突出体及び一対の他方の軸方向突出体を介して他方の回転軸に伝達するべく、軸心周りの方向において一方の軸方向突出体及び一対の他方の軸方向突出体の夫々に接触する回転伝達体とを具備しており、回転伝達体は、一方及び他方の回転軸間に配される一対の回転伝達部材と、一対の回転伝達部材間に配されている中間介在部材とを具備しており、一対の他方の軸方向突出体のうちの一方は、一方の軸方向突出体の一対の側面のうちの一方の側面に対して隙間をもって対面すると共に凹所を規定している軸心周りの方向における側面を有しており、一対の他方の軸方向突出体のうちの他方は、軸方向に直交する一の方向において一対の他方の軸方向突出体のうちの一方の側面に間隔をもって対面していると共に一方の軸方向突出体の一対の側面のうちの他方の側面に対して隙間をもって対面し、且つ凹所を規定している軸心周りの方向における側面を有しており、一対の回転伝達部材の夫々は、凹所に配されていると共に内周面で一方の軸方向突出体が配される貫通孔を規定している第一の環状基部と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの一方に対して相補的な形状を有していると共に第一の環状基部の内周面に形成されている第一の内側面と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの他方に対して相補的な形状を有していると共に前記一の方向において第一の内側面に対面して第一の環状基部の内周面に形成されている第二の内側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの一方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第一の環状基部の外周面に形成されている第一の外側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの他方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第一の環状基部の外周面に形成されている第二の外側面とを具備しており、中間介在部材は、一対の回転伝達部材の第一の環状基部の夫々の剛性よりも小さな剛性を有すると共に弾性変形可能であり、且つ、軸方向において一対の回転伝達部材間に配されると共に一方の軸方向突出体が配される貫通孔を規定した内周面を有している第二の環状基部と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの一方に対して相補的な形状を有していると共に第二の環状基部の内周面に形成されている第三の内側面と、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面のうちの他方に対して相補的な形状を有していると共に前記一の方向において第三の内側面に対面して第二の環状基部の内周面に形成されている第四の内側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの一方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第二の環状基部の外周面に形成されている第三の外側面と、一対の他方の軸方向突出体のうちの他方の軸心周りの方向における側面に対して相補的な形状を有していると共に第二の環状基部の外周面に形成されている第四の外側面とを具備しており、第二の環状基部の前記一の方向における第三の内側面及び第三の外側面間の幅及び前記一の方向における第四の内側面及び第四の外側面間の幅は、第一の環状基部の前記一の方向における第一の内側面及び第一の外側面間の幅並びに前記一の方向における第二の内側面及び第二の外側面間の幅よりも大きく、第一及び第二の内側面の夫々は、一方の軸方向突出体の軸心周りの方向における一対の側面の夫々に対して前記一の方向における隙間をもって配されるように形成されている一方、第三及び第四の内側面の夫々は、一方の軸方向突出体の一対の側面の夫々に対して接触するように形成されており、第一及び第二の外側面の夫々は、一対の他方の軸方向突出体の軸心周りの方向における側面の夫々に対して前記一の方向における隙間をもって配されるように形成されている一方、第三及び第四の外側面の夫々は、一対の他方の軸方向突出体の軸心周りの方向における側面の夫々に対して接触するように形成されている軸連結機構。
  2. 第一の環状基部の第一の内側面、第二の内側面、第一の外側面及び第二の外側面並びに第二の環状基部の第三の内側面、第四の内側面、第三の外側面及び第四の外側面の夫々は、前記一の方向に直交する平坦面からなっている請求項1に記載の軸連結機構。
  3. 第三の内側面の第一の内側面に対する前記一の方向における突出長さは、第三の外側面の第一の外側面に対する前記一の方向における突出長さと等しく、第四の内側面の第二の内側面に対する前記一の方向における突出長さは、第四の外側面の第二の外側面に対する前記一の方向における突出長さと等しい請求項1又は2に記載の軸連結機構。
  4. 第三の内側面の第一の内側面に対する前記一の方向における突出長さは、第四の内側面の第二の内側面に対する前記一の方向における突出長さと等しく、第三の外側面の第一の外側面に対する前記一の方向における突出長さは、第四の外側面の第二の外側面に対する前記一の方向における突出長さと等しい請求項1から3のいずれか一項に記載の軸連結機構。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の軸連結機構に用いられる回転伝達体。
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