JP2013233799A - 脆弱な薄片状の被加工物の切断方法およびその切断装置 - Google Patents
脆弱な薄片状の被加工物の切断方法およびその切断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013233799A JP2013233799A JP2013089243A JP2013089243A JP2013233799A JP 2013233799 A JP2013233799 A JP 2013233799A JP 2013089243 A JP2013089243 A JP 2013089243A JP 2013089243 A JP2013089243 A JP 2013089243A JP 2013233799 A JP2013233799 A JP 2013233799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- fragile
- clamping
- workpiece
- flaky
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/32—Methods and apparatus specially adapted for working materials which can easily be split, e.g. mica, slate, schist
- B28D1/327—Methods and apparatus specially adapted for working materials which can easily be split, e.g. mica, slate, schist for cutting or shearing easily splittable working materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/32—Methods and apparatus specially adapted for working materials which can easily be split, e.g. mica, slate, schist
- B28D1/325—Methods and apparatus specially adapted for working materials which can easily be split, e.g. mica, slate, schist for making holes in easily splittable working materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
【課題】脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置を提供する。
【解決手段】挟持型10により予定切断線に沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持する。切断型30の切断方向の投影を挟持型10の縁端に沿って予定切断線に合わせる。切断型30が薄片状の被加工物に向けて衝撃力を与えることで切断を行う。これにより、脆弱な薄片状の被加工物の切断が完成し、脆弱な薄片状の被加工物が必要な形状或いは輪廓を有するよう正確に加工することができる。
【選択図】図3
【解決手段】挟持型10により予定切断線に沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持する。切断型30の切断方向の投影を挟持型10の縁端に沿って予定切断線に合わせる。切断型30が薄片状の被加工物に向けて衝撃力を与えることで切断を行う。これにより、脆弱な薄片状の被加工物の切断が完成し、脆弱な薄片状の被加工物が必要な形状或いは輪廓を有するよう正確に加工することができる。
【選択図】図3
Description
本発明に係る脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置に関する。
建築工程に於いては、切断及び表面処理を経た後の石材を壁面に粘着して建築物の壁面或いは床を装飾する方法がよく使われている。これらの石材の大多数は天然の原石を複数回切断後、表面処理を施して作られる。または、上述の石材は、面積の大きな石材を人工的に製造した後、必要なサイズに切断される方法で作られる。
しかしながら、従来の技術では、上述の石材の製造過程で使われている切断方式は、ウォータージェットによる切断、線鋸または円形鋸片等の鋸片による切断方法、フライス削り、丸砥石による研摩などの加工方法があり、上述の加工方式は以下のような欠点を有する。
1.切断する行程が極めて長く且つ緩慢である為、切断作業の時間が長くなる。
2.切断を行う際には大量の水を使用して冷却を行う必要がある。
3.フライス削り、鋸片による切断、或いは研磨を行う際には大量の粉塵を排出するため、空気の汚染に繋がり、操作する作業員の健康にも害を及ぼす。
4.切断時間が極めて長くなるため、製造コストが相対的に増加する。
5.線鋸、フライス削り、丸砥石による研磨加工を施す石材の輪廓が長く、切断する行程が長くなるため、工具の消耗が激しい。
1.切断する行程が極めて長く且つ緩慢である為、切断作業の時間が長くなる。
2.切断を行う際には大量の水を使用して冷却を行う必要がある。
3.フライス削り、鋸片による切断、或いは研磨を行う際には大量の粉塵を排出するため、空気の汚染に繋がり、操作する作業員の健康にも害を及ぼす。
4.切断時間が極めて長くなるため、製造コストが相対的に増加する。
5.線鋸、フライス削り、丸砥石による研磨加工を施す石材の輪廓が長く、切断する行程が長くなるため、工具の消耗が激しい。
なお、近年、プレス機により石材の両面に対し「上下咬合式の緩慢な噛み切り」を施行し、図23と図24に示すように、噛切型50は活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bを備える。活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bは、互いに対応しており、断面が楔形を呈する。活動式の噛切型50aは噛切駆動装置53に駆動され上下に動き、固定式の噛切型50bに接近または離間する。噛み切り型50の活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bは、石材52の予定切断線Tと同じ輪廓の噛切縁端54を有する。
石材52は固定式の噛切型50bの上面に載置され、活動式の噛切型50aは噛切駆動装置53に設けられている。活動式の噛切型50aは、噛切駆動装置53に駆動され、固定式の噛切型50b及び石材52に向いて緩慢に移動し、活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bが相互に合わせられることで石材52の上下両面を噛み切り、石材52が活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bの最尖端に沿って断裂される。
上述の加工方式は応用上以下のような欠点を有する。
1.上述の方法により、活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bが石材52に対し「上下咬合式の緩慢な噛み切り」を施す場合、石材52の材質が極めて硬く且つ脆いとき、平らな断面の形成が難しく、噛み切られる石材52の断面52´の輪廓が平らにならず、その断裂形状を予測することができないため鋸の歯状のような不規則な輪廓が発生する。
2.厚過ぎたり薄過ぎたりする被加工物の場合、上述の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法が適用出来ない。厚過ぎの場合噛み切れず、薄過ぎの場合破裂し易くなる。
3.製造上の失敗率が極めて高いため、広汎に応用することができない。
1.上述の方法により、活動式の噛切型50a及び固定式の噛切型50bが石材52に対し「上下咬合式の緩慢な噛み切り」を施す場合、石材52の材質が極めて硬く且つ脆いとき、平らな断面の形成が難しく、噛み切られる石材52の断面52´の輪廓が平らにならず、その断裂形状を予測することができないため鋸の歯状のような不規則な輪廓が発生する。
2.厚過ぎたり薄過ぎたりする被加工物の場合、上述の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法が適用出来ない。厚過ぎの場合噛み切れず、薄過ぎの場合破裂し易くなる。
3.製造上の失敗率が極めて高いため、広汎に応用することができない。
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的かつ効果的に課題を改善する本発明の提案に到った。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明では、脆弱な薄片状の被加工物の切断方法は、挟持型により予定切断線に沿い脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持すると共に所定領域を保留するステップを含む。また、切断型により予定切断線に沿い挟持型の縁端に合わせ、脆弱な薄片状の被加工物に衝撃力を与え、脆弱な薄片状の被加工物を切断するステップを含む。
本発明では脆弱な薄片状の被加工物とは天然石材或いは人造石材等の断裂し易い薄片状物体である。
本発明では、本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法は、切断型が挟持型の輪郭の縁端に沿って脆弱な薄片状の被加工物を切断し、脆弱な薄片状の完成品を得る。
本発明では、挟持型は、貫通孔を有し、切断型が貫通孔の孔縁端に沿い脆弱な薄片状の被加工物を切断し、貫通孔を有する脆弱な薄片状の完成品を得する。
本発明では、挟持型は貫通孔を有し、切断型が貫通孔の孔縁端及び挟持型の輪郭の縁端に沿い脆弱な薄片状の被加工物を切断し、貫通孔及び所定形状を有する脆弱な薄片状の完成品を得る。
本発明では、挟持型は、貫通孔を有し、切断型が貫通孔の孔縁端に沿い脆弱な薄片状の被加工物を切断し、貫通孔を有する脆弱な薄片状の完成品を得する。
本発明では、挟持型は貫通孔を有し、切断型が貫通孔の孔縁端及び挟持型の輪郭の縁端に沿い脆弱な薄片状の被加工物を切断し、貫通孔及び所定形状を有する脆弱な薄片状の完成品を得る。
本発明では、予定切断線は、線形状を呈する。脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持する挟持型は、予定切断線の縁端或いは貫通孔縁端に対応する同じ線形状の縁端を有する。切断型は予定切断線の縁端に対応する線形状の縁端を有するが、本発明では予定切断線の形状は限定されていない。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法では、挟持型により、予定切断線に沿い脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域を挟持する。切断型は、挟持型に沿い予定切断線の縁端に合わせて「脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持する方法」を形成する。同様に前述の従来の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法に応用可能であり、また脆弱な薄片状の被加工物の噛み切る輪廓の精度及び平滑度を改善することができる。故に、本発明による「脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持する方法」も下述するような独特の方法であると言える。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の挟持方法は、噛切型により脆弱な薄片状の被加工物の両面に向いて両面の予定切断線を噛み切ることで、脆弱な薄片状の被加工物を噛み切る方法である。挟持型は、予定噛切線に沿い脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域を挟持し、噛切型により予定切断線の縁端に沿って、脆弱な薄片状の被加工物の両面に向かって両面に対して噛み切りを行う。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の装置は、挟持型および切断型を有する。挟持型は、活動式の挟持型及び固定式の挟持型を有し、挟持型の固定式の挟持型が打抜き機に固定され、挟持型の活動式の挟持型が挟持駆動装置により駆動され、活動式の挟持型及び固定式の挟持型が脆弱な薄片状の被加工物の両側を緊密に挟持し、切断方向の投影の縁端が脆弱な薄片状の被加工物の予定切断線と一致している挟持縁端を有する。切断型は、切断駆動装置により駆動され、挟持縁端と同じ輪廓を有する切断縁端を有し、切断縁端と対応する挟持縁端とは同一の面に位置されていると共に切断駆動装置の駆動方向に平行となり、前記切断駆動装置により挟持型が挟持する脆弱な薄片状の被加工物に対し切断する衝撃力を与え、脆弱な薄片状の被加工物を切断し、挟持型が脆弱な薄片状の被加工物を解放した後に脆弱な薄片状の完成品を得える。
上述の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置の挟持型の活動式の挟持型及び固定式の挟持型の挟持縁端は直線或いは曲線の形状であり、切断型の切断縁端の切断方向の投影と挟持縁端の切断方向の投影とは同じ形状を有する。
上述の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置の挟持型の活動式の挟持型及び固定式の挟持型の挟持縁端は、挟持型の外縁に位置され、直線或いは曲線等の非閉鎖状或いは多角形を有する。切断型の切断縁端の切断方向の投影と挟持縁端の切断方向の投影とは同じ形状を有する。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断装置の挟持型の挟持縁端は、挟持型内に位置されると共に多角形を有し、切断型の切断縁端の切断方向の投影と挟持縁端の切断方向の投影とは同じ形状を有する。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、脆弱な薄片状の被加工物に対し、挟持型により予定切断線に沿い脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域を挟持する。切断型は、予定切断線に沿って「脆弱な薄片状の被加工物の両面挟持装置」を構成する。同様に前述の従来の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法に応用することができ、脆弱な薄片状の被加工物の輪廓を噛み切る精度及び平滑度を改善することができる。故に本発明が提供する「脆弱な薄片状の被加工物の両面挟持装置」も下述するように独特の装置である。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、噛切型および挟持型を有する。噛切型は、前述の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を実施することができ、脆弱な薄片状の被加工物の両面の予定切断線に向いて噛み切りを行い、脆弱な薄片状の被加工物を切断する挟持型は、活動式の挟持型及び固定式の挟持型を有する。固定式の挟持型は、打抜き機上(図示せず)に固定され、活動式の挟持型は挟持駆動装置により駆動される。活動式の挟持型と固定式の挟持型との間に脆弱な薄片状の被加工物を緊密に挟持し、脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域上を挟持する。噛切型は予定切断線の縁端に合わせて、脆弱な薄片状の被加工物に対して噛み切りを行う。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置は、脆弱な薄片状の被加工物の切断過程に於いて、挟持型により薄片状の完成品領域を緊密に挟持し、切断型により脆弱な薄片状の被加工物を切断する瞬間に切断型及び挟持型の交差箇所に最大のせん断応力を発生させ、切断型及び挟持型の交差箇所で脆弱な薄片状の被加工物をスムーズに切断し、挟持型が挟持する完成品領域の脆弱な薄片状の被加工物が断裂しないようにする。これは、本発明者による重複試験の結果により証明することができる。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置は、挟持型の挟持面に弾性パッドが粘着され、表面の平らでない脆弱な薄片状の被加工物を挟持するとき、脆弱な薄片状の被加工物の表面と挟持型とを緊密に貼り合わせることができる。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置は、少なくとも1つの支持型により、脆弱な薄片状の被加工物の下方を支持し、脆弱な薄片状の被加工物の廃棄領域の下方の位置で脆弱な薄片状の被加工物を安定的に支持し、切断過程に於いて挟持型間に挟持される脆弱な薄片状の被加工物が湾曲応力により断裂することを抑制する。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置は、複数の挟持型により脆弱な薄片状の被加工物を緊密に挟持し、隣接する両挟持型間には切断間隙が各々形成され、脆弱な薄片状の被加工物の両面の対応する位置に各々形成される両切断間隙が互いに対向し、複数の切断型により各切断間隙に合わせて、各切断型が一度下に向いて衝撃力を与える際に脆弱な薄片状の被加工物に対し複数箇所の切断加工を行う。よって、脆弱な薄片状の被加工物の予定切断線がより精確になる。
本発明による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその装置は、打抜き機を用いて高速の型押しを行い、或いは低速の油圧/空圧を用いて片側を低速で圧迫する。本発明ではこれらに限られていない。但し、本発明の油圧/空圧による切断方式は、片側を低速で圧迫し切断するのみで、両側の噛み切り(両側面の噛み切りは従来の技術である)は含まない。
本発明の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法は以下の効果を有する。
1.高速な切断により切断に必要な時間を大幅に短縮することで生産コストを下げることができる。
2.切断過程に於いて発生する粉塵を大幅に減らし、空気汚染の問題を引き起こさない効果を有する。
3.冷却水を使用する必要がないため水資源を節約し、水源の汚染を減らすことができる。
4.切断コストが極めて小さく、生産コストを有効的に抑えることができる。
1.高速な切断により切断に必要な時間を大幅に短縮することで生産コストを下げることができる。
2.切断過程に於いて発生する粉塵を大幅に減らし、空気汚染の問題を引き起こさない効果を有する。
3.冷却水を使用する必要がないため水資源を節約し、水源の汚染を減らすことができる。
4.切断コストが極めて小さく、生産コストを有効的に抑えることができる。
以下に図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
本発明の第一実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図1〜図4に示す。図1〜図4に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法では、挟持型10は活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bを有し、予定切断線Tに沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持する。切断型30は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bの挟持縁端11に沿って、予定切断線Tに合わせて、脆弱な薄片状の被加工物20に衝撃力を与え、脆弱な薄片状の被加工物20を切断する。
(第1実施形態)
本発明の第一実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図1〜図4に示す。図1〜図4に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法では、挟持型10は活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bを有し、予定切断線Tに沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持する。切断型30は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bの挟持縁端11に沿って、予定切断線Tに合わせて、脆弱な薄片状の被加工物20に衝撃力を与え、脆弱な薄片状の被加工物20を切断する。
本実施形態では、脆弱な薄片状の被加工物は、天然石材または人造石材等との断裂し易い薄片状の物体をいう。図1から図4に示すように、本実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法では、切断型30により挟持型10の活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bの挟持縁端11に沿って脆弱な薄片状の被加工物20に対し切断を行、中実の脆弱な薄片状の完成品100を得る。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図5〜図8に示す。
図5〜、図8に示すように、挟持型10は少なくとも1つの貫通孔12を有する。切断型30は、貫通孔12の孔縁端121に沿って脆弱な薄片状の被加工物20に対し切断を行う。貫通孔101を有する脆弱な薄片状の完成品100aを得る。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図9〜図12に示す。
図9から図12に示すように、挟持型10は貫通孔12を有する。切断型30は貫通孔12の孔縁端121及び挟持型10の挟持縁端11に沿って脆弱な薄片状の被加工物20に対し切断を行う。貫通孔101及び既定形状を有する脆弱な薄片状の完成品100bを得る。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図5〜図8に示す。
図5〜、図8に示すように、挟持型10は少なくとも1つの貫通孔12を有する。切断型30は、貫通孔12の孔縁端121に沿って脆弱な薄片状の被加工物20に対し切断を行う。貫通孔101を有する脆弱な薄片状の完成品100aを得る。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図9〜図12に示す。
図9から図12に示すように、挟持型10は貫通孔12を有する。切断型30は貫通孔12の孔縁端121及び挟持型10の挟持縁端11に沿って脆弱な薄片状の被加工物20に対し切断を行う。貫通孔101及び既定形状を有する脆弱な薄片状の完成品100bを得る。
本実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法では、予定切断線Tは線形状を呈する。線形状とは、直線(図1参照)、曲線(図示せず)、点線(図示せず)等である。また、線形状は、幾何形状の輪郭線(図5参照)、任意の形状の輪郭線(図9参照)である。即ち、脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持する挟持型10に対応している予定切断線Tの挟持縁端11或いは孔縁端121は、線形状を呈し、切断型30は予定切断線Tの切断縁端31に対応する線形状の縁端を有する。本発明は予定切断線Tの形状を限定しない。
また、本実施形態では、脆弱な薄片状の被加工物の切断方法は、脆弱な薄片状の被加工物20に対して挟持型10が予定切断線Tに沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持し、切断型30により挟持型10に沿って予定切断線Tの縁端に合わせ、「脆弱な薄片状の被加工物20の両面挟持方法」を構成する。同様に前述の従来の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法に応用することができ、また脆弱な薄片状の被加工物20の輪廓を噛み切る精度及び平滑度を改善することができる。
本実施形態では、脆弱な薄片状の被加工物の切断方法は、脆弱な薄片状の被加工物の挟持方法を含む。脆弱な薄片状の被加工物の挟持方法は、噛切型50により脆弱な薄片状の被加工物20の両面の予定切断線Tを噛み切ることで脆弱な薄片状の被加工物20の噛切を完成する方法である。噛切型50は、予定噛切線Tに沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域上を挟持し、挟持型10に沿って予定切断線Tの縁端に合わせ、脆弱な薄片状の被加工物20を噛み切る。
上述の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10の挟持縁端11は切断方向の投影が直線或いは曲線等の形状であり、切断型30の切断縁端31の切断方向の投影と挟持型10の挟持縁端11の切断方向の投影とは同じ形状を有する。
上述の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10の挟持縁端11の切断方向の投影が、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bの縁端に位置し、直線、曲線等の非閉鎖状、または多角形である。切断型30の切断縁端31の切断方向の投影の形状は挟持型10の挟持縁端11の切断方向の投影の形状と同じである。
本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10の挟持縁端11の切断方向の投影が、挟持型10の内側に位置し、多角形である。切断型30の切断縁端31の切断方向の投影も挟持型10の挟持縁端11の切断方向の投影と同じ形状を有する。
活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bは、油圧、空圧、或いは他の機械方式により圧力が作用されているが、本発明では、これらの方式を限定しない。
切断駆動装置30aはスライダクランク装置により構成され、モーターにより直接駆動(即ち打抜き機(Stamping Press)の切断装置(Four-bar Linkage))されるか、または、空気圧式アクチュエータ(空気圧シリンダー(Pneumatic Cylinder))あるいは油圧式アクチュエータ(油圧シリンダー(Hydraulic Cylinder))により駆動される。
活動式の噛切型50aの噛切駆動装置53及び挟持駆動装置15は、空気圧式アクチュエータ(空気圧シリンダー(Pneumatic Cylinder))または油圧式アクチュエータ(油圧シリンダー(Hydraulic Cylinder))により駆動される。
本実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその切断装置は、打抜き機により高速に型押しする方法、或いは、低速の油圧/空気圧により片側を低速で圧迫し切断する方法を利用している。本発明はこれらの方法に検定されていない。本実施形態の油圧/空気圧による切断方法は片側を低速で圧迫し切断する方法のみであり、両側の噛み切り(両側の噛み切りは従来の技術である)を含まない。
本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその切断装置は、脆弱な薄片状の被加工物20の切断過程に於いて、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域は活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bにより挟持され、切断型30が脆弱な薄片状の被加工物20を切断した瞬間、切断型30と活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bとの交差箇所で最大のせん断応力が発生する。よって、脆弱な薄片状の被加工物20は、切断型30と活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bとの交差箇所でスムーズに切断され、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bが挟持する完成品領域の脆弱な薄片状の被加工物20が断裂しない。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図13に示す。
図13に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその切断装置は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bの挟持面13に弾性パッド14がそれぞれ粘着されている。よって活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bは、表面の平らでない脆弱な薄片状の被加工物20´を挟持する際に脆弱な薄片状の被加工物20´を緊密に挟持することができる。
本発明の第4実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図13に示す。
図13に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその切断装置は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bの挟持面13に弾性パッド14がそれぞれ粘着されている。よって活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bは、表面の平らでない脆弱な薄片状の被加工物20´を挟持する際に脆弱な薄片状の被加工物20´を緊密に挟持することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図14に示す。
図14に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその切断装置は、少なくとも1つの支持型40により脆弱な薄片状の被加工物20の下方が支持されている。よって、脆弱な薄片状の被加工物20の廃棄領域の下方が支持され脆弱な薄片状の被加工物20の安定性が高まる。よって、切断過程において、活動式の挟持型10aと固定式の挟持型10bとにより挟持される脆弱な薄片状の被加工物20が過大な湾曲応力により断裂することを抑制することができる。
本発明の第5実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図14に示す。
図14に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法及びその切断装置は、少なくとも1つの支持型40により脆弱な薄片状の被加工物20の下方が支持されている。よって、脆弱な薄片状の被加工物20の廃棄領域の下方が支持され脆弱な薄片状の被加工物20の安定性が高まる。よって、切断過程において、活動式の挟持型10aと固定式の挟持型10bとにより挟持される脆弱な薄片状の被加工物20が過大な湾曲応力により断裂することを抑制することができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図15に示す。
図15に示すように、他の実施形態では、複数の活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bにより脆弱な薄片状の被加工物20が緊密に挟持される。両挟持型10間には切断間隙T1及び切断間隙T2が各々形成されている。脆弱な薄片状の被加工物20の両面の対応する位置に形成されている切断間隙T1と切断間隙T2とは切断方向において互いに対向している。複数の切断型30は、各切断間隙T1に合わせ、衝撃力を与え、脆弱な薄片状の被加工物20の複数箇所で切断加工を行う。よって、脆弱な薄片状の被加工物20の予定切断線が更に精確になる。
本発明の第6実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図15に示す。
図15に示すように、他の実施形態では、複数の活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bにより脆弱な薄片状の被加工物20が緊密に挟持される。両挟持型10間には切断間隙T1及び切断間隙T2が各々形成されている。脆弱な薄片状の被加工物20の両面の対応する位置に形成されている切断間隙T1と切断間隙T2とは切断方向において互いに対向している。複数の切断型30は、各切断間隙T1に合わせ、衝撃力を与え、脆弱な薄片状の被加工物20の複数箇所で切断加工を行う。よって、脆弱な薄片状の被加工物20の予定切断線が更に精確になる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図16〜19に示す。
図16〜19に示すように、本実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10及び切断型30を有する。挟持型10は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bで構成される。固定式の挟持型10bは打抜き機上に固定され、活動式の挟持型10aは挟持駆動装置15により駆動される。活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bは脆弱な薄片状の被加工物20の両麺を緊密に挟持する。図17に示すように、挟持型10は、挟持縁端11を有し、挟持縁端11は切断方向の投影が脆弱な薄片状の被加工物20の予定切断線Tと一致している。
本発明の第7実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図16〜19に示す。
図16〜19に示すように、本実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10及び切断型30を有する。挟持型10は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bで構成される。固定式の挟持型10bは打抜き機上に固定され、活動式の挟持型10aは挟持駆動装置15により駆動される。活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bは脆弱な薄片状の被加工物20の両麺を緊密に挟持する。図17に示すように、挟持型10は、挟持縁端11を有し、挟持縁端11は切断方向の投影が脆弱な薄片状の被加工物20の予定切断線Tと一致している。
切断型30は切断駆動装置30aにより駆動される。切断型30は、切断縁端11と同じ輪廓の切断縁端31を有し、切断縁端31に対応する挟持縁端11と同一の平面に位置し、切断駆動装置30aの駆動方向に平行になり、切断駆動装置30aに駆動され、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bに挟持される脆弱な薄片状の被加工物20に対して切断する衝撃力を与える。図18に示すように、脆弱な薄片状の被加工物20を切断し、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bにより挟持された脆弱な薄片状の被加工物20が解放され、薄片状の完成品100(図19に示す)が得られる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図20〜22に示す。
図20〜図22に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10により予定切断線Tに沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持し、切断型30により挟持型10に沿って予定切断線Tの縁端に合わせる「脆弱な薄片状の被加工物20の両面挟持装置」を有する。また、従来の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法に応用することができ、脆弱な薄片状の被加工物20の輪廓を噛み切る精度及び平滑度を改善することができる。
本発明の第8実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を図20〜22に示す。
図20〜図22に示すように、本実施形態の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、挟持型10により予定切断線Tに沿って脆弱な薄片状の被加工物20の両面を挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域を挟持し、切断型30により挟持型10に沿って予定切断線Tの縁端に合わせる「脆弱な薄片状の被加工物20の両面挟持装置」を有する。また、従来の「上下咬合式の緩慢な噛み切り」方法に応用することができ、脆弱な薄片状の被加工物20の輪廓を噛み切る精度及び平滑度を改善することができる。
図20〜図22に示すように、本実施形態による脆弱な薄片状の被加工物の切断装置は、脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を実施可能であり、噛切型50および挟持型10を備える。噛切型50は、脆弱な薄片状の被加工物20の両面の予定切断線Tに沿って噛み切ることで脆弱な薄片状の被加工物20を切断する。挟持型10は、活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bを有する。固定式の挟持型10aは打抜き機上(図示せず)に固定され、活動式の挟持型10bは挟持駆動装置15により駆動される。活動式の挟持型10a及び固定式の挟持型10bは脆弱な薄片状の被加工物22の両側を緊密に挟持し、脆弱な薄片状の被加工物20の完成品領域上を挟持する。噛切型50は予定切断線Tの縁端にそって、脆弱な薄片状の被加工物20の両面を噛み切る。
上述の実施形態の薄片状の被加工物の切断方法は、以下の長所を有する。
1.脆弱な薄片状の被加工物が必要な形状或いは輪廓を有するよう精確に加工することができる。
2.切断が速く、切断に必要な時間を大幅に短縮し、生産コストを大幅に減らすことができる。
3.切断過程での粉塵の発生を大幅に抑え、空気の汚染を抑制することができる。
4.冷却水を使用しないことで、水資源の汚染を抑制することができる。
5.工具の損耗率が極めて低く、工具のコストを抑えることができる。
6.全ての切断コストが極めて低く、生産コストを大幅に低減することができる。
1.脆弱な薄片状の被加工物が必要な形状或いは輪廓を有するよう精確に加工することができる。
2.切断が速く、切断に必要な時間を大幅に短縮し、生産コストを大幅に減らすことができる。
3.切断過程での粉塵の発生を大幅に抑え、空気の汚染を抑制することができる。
4.冷却水を使用しないことで、水資源の汚染を抑制することができる。
5.工具の損耗率が極めて低く、工具のコストを抑えることができる。
6.全ての切断コストが極めて低く、生産コストを大幅に低減することができる。
上述の実施形態は本発明の技術思想及び特徴を説明するためのものであり、当該技術分野を熟知する者が本発明の内容を理解および実施するよう説明することを目的とし、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。従って、本発明の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
100・・・脆弱な薄片状の被加工物、
100a・・・脆弱な薄片状の被加工物、
100b・・・脆弱な薄片状の被加工物、
101・・・貫通孔、
10・・・挟持型
10a・・・活動式の挟持型
10b・・・固定式の挟持型
11・・・挟持縁端、
12・・・貫通孔、
121・・・孔縁端、
13・・・挟持面、
14・・・弾性パッド、
15・・・挟持駆動装置、
20・・・脆弱な薄片状の被加工物、
20´・・・脆弱な薄片状の被加工物、
30・・・切断型、
30a・・・切断駆動装置、
31・・・切断縁端、
40・・・支持型、
T・・・予定切断線、
T1・・・予定切断線、
T2・・・切断間隙、
50・・・噛切型、
50a・・・活動式の噛切型、
50b・・・固定式の噛切型、
52・・・石材、
52´・・・断面、
53・・・噛切駆動装置、
54・・・噛切縁端。
100a・・・脆弱な薄片状の被加工物、
100b・・・脆弱な薄片状の被加工物、
101・・・貫通孔、
10・・・挟持型
10a・・・活動式の挟持型
10b・・・固定式の挟持型
11・・・挟持縁端、
12・・・貫通孔、
121・・・孔縁端、
13・・・挟持面、
14・・・弾性パッド、
15・・・挟持駆動装置、
20・・・脆弱な薄片状の被加工物、
20´・・・脆弱な薄片状の被加工物、
30・・・切断型、
30a・・・切断駆動装置、
31・・・切断縁端、
40・・・支持型、
T・・・予定切断線、
T1・・・予定切断線、
T2・・・切断間隙、
50・・・噛切型、
50a・・・活動式の噛切型、
50b・・・固定式の噛切型、
52・・・石材、
52´・・・断面、
53・・・噛切駆動装置、
54・・・噛切縁端。
Claims (18)
- 挟持型により予定切断線に沿い脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持すると共に所定領域を保留するステップと、
切断型により前記予定切断線に沿い前記挟持型の縁端に合わせ、前記脆弱な薄片状の被加工物に衝撃力を与え、前記脆弱な薄片状の被加工物を切断するステップと、を含むことを特徴とする脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。 - 前記切断型は前記挟持型の輪郭の縁端に沿って前記脆弱な薄片状の被加工物を切断し、脆弱な薄片状の完成品を得ることを特徴とする請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。
- 前記挟持型は貫通孔を有し、
前記切断型が前記貫通孔の孔縁端に沿い前記脆弱な薄片状の被加工物を切断することで、貫通孔を有する脆弱な薄片状の完成品を得ることを特徴とする請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。 - 前記挟持型は、貫通孔を有し、
前記切断型が前記貫通孔の孔縁端及び前記挟持型の輪郭の縁端に沿い前記脆弱な薄片状の被加工物を切断し、貫通孔及び所定形状を有する脆弱な薄片状の完成品を得ることを特徴とする請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。 - 前記脆弱な薄片状の被加工物の両面を挟持する前記前記挟持型は、切断方向の投影の縁端が前記予定切断線の縁端に対応する線形状を呈し、
前記切断型は、切断方向の投影の縁端が前記予定切断線の縁端に対応する線形状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。 - 前記挟持型は、挟持面に弾性パッドが粘着され、表面が凸凹である前記脆弱な薄片状の被加工物を挟持する場合、前記弾性パッドにより、前記脆弱な薄片状の被加工物の表面と密着することを特徴とする請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。
- 前記脆弱な薄片状の被加工物の廃棄領域の下方に位置する少なくとも1つの支持型により切断された脆弱な薄片状の廃棄物を支持することを特徴とする請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。
- 複数の前記挟持型により前記脆弱な薄片状の被加工物の両面を緊密に挟持し、隣接する二つの前記挟持型の間には切断間隙が形成され、前記脆弱な薄片状の被加工物の両側に形成されている複数の切断間隙は互いに対応されており、複数の前記切断型により複数の前記切断間隙に合わせ、複数の前記切断型が前記脆弱な薄片状の被加工物に衝撃力を与える際、前記脆弱な薄片状の被加工物が複数の箇所で切断されることを特徴とする請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法。
- 請求項1に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断方法を実施する脆弱な薄片状の被加工物を切断する装置であって、
活動式の挟持型及び固定式の挟持型を有し、前記固定式の挟持型が打抜き機に固定され、前記活動式の挟持型は挟持駆動装置により駆動され、前記活動式の挟持型及び前記固定式の挟持型が脆弱な薄片状の被加工物の両側を挟持し、前記活動式の挟持型及び前記固定式の挟持型の挟持縁端の切断方向の投影が前記脆弱な薄片状の被加工物の予定切断線とが一致している挟持型と、
切断駆動装置により駆動され、切断方向の投影が前記挟持縁端の切断方向の投影と一致している切断縁端を有する切断型とを備え、
前記切断縁端と前記挟持縁端とは、前記切断駆動装置の駆動方向に平行となる面に位置し、
前記切断駆動装置は、前記切断型を駆動し、前記挟持型が挟持する前記脆弱な薄片状の被加工物に対して衝撃力を与えることを特徴とする脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。 - 前記挟持型の前記挟持縁端は、切断方向の投影が直線或いは曲線であることを特徴とする請求項9に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。
- 前記挟持型の前記挟持縁端は、前記挟持型の外縁に位置し、切断方向の投影が線形または多角形であることを特徴とする請求項9に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。
- 前記挟持型の前記挟持縁端は、前記挟持型の内側に位置され、切断方向の投影が多角形であることを特徴とする、請求項9に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。
- 前記固定式の挟持型及び前記活動式の挟持型は、挟持面に弾性パッドが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。
- 前記脆弱な薄片状の被加工物の下方に位置し、切断された前記薄片状の廃棄物を支持する支持型を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。
- 切断型および挟持型を備え、
前記切断型および前記挟持型は、
前記切断型により脆弱な薄片状の被加工物の予定切断線に沿って切断を行うとき、
前記挟持型が、前記予定切断線に沿って前記脆弱な薄片状の被加工物を挟持し、前記脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域を挟持し、切断方向の投影が前記予定切断線と一致するよう形成されていることを特徴とする脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。 - 前記挟持型は、活動式の挟持型及び固定式の挟持型を有し、前記固定式の挟持型が打抜き機に固定され、前記活動式の挟持型が挟持駆動装置により駆動され、
前記活動式の挟持型及び前記固定式の挟持型は、前記脆弱な薄片状の被加工物を挟持するとき、切断方向の投影の縁端が前記薄片状の被加工物の予定切断線と一致している挟持縁端を有することを特徴とする請求項15に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。 - 挟持型および噛切型を備え、
前記挟持型および前記噛切型は、
前記噛切型により脆弱な薄片状の被加工物の予定噛切線に沿って噛切を行うとき、
挟持型が、前記予定噛切線に沿って前記脆弱な薄片状の被加工物を挟持し、前記脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域を挟持し、切断方向の投影が前記予定噛切線と一致するよう形成されていることを特徴とする脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。 - 前記挟持型は、活動式の挟持型及び固定式の挟持型を有し、前記固定式の挟持型が打抜き機に固定され、前記活動式の挟持型が挟持駆動装置により駆動され、
前記活動式の挟持型及び前記固定式の挟持型は、前記脆弱な薄片状の被加工物を挟持するとき、前記脆弱な薄片状の被加工物の完成品領域を挟持し、
前記噛切型は、噛切り方向の投影が前記予定噛切線と一致している噛切縁端を有することを特徴とする請求項17に記載の脆弱な薄片状の被加工物の切断装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW101115577 | 2012-05-02 | ||
TW101115577 | 2012-05-02 | ||
TW101125227A TW201345685A (zh) | 2012-05-02 | 2012-07-13 | 易碎片狀工作物之裁切方法及裝置 |
TW101125227 | 2012-07-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013233799A true JP2013233799A (ja) | 2013-11-21 |
Family
ID=48139678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013089243A Pending JP2013233799A (ja) | 2012-05-02 | 2013-04-22 | 脆弱な薄片状の被加工物の切断方法およびその切断装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20130291851A1 (ja) |
EP (1) | EP2660026A1 (ja) |
JP (1) | JP2013233799A (ja) |
TW (1) | TW201345685A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015209357A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | ブレイク方法並びにブレイク装置 |
TW201605599A (zh) * | 2014-08-07 | 2016-02-16 | Jun-Sheng Jiang | 對易碎板材施以衝壓成型之方法及其裝置 |
CN109435086B (zh) * | 2018-10-24 | 2020-09-29 | 万见芬 | 一种砖头定距切断机 |
CN109352833A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-02-19 | 博众精工科技股份有限公司 | 废料去除辅助机构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319797A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-28 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 打抜き装置及びその運転方法 |
JPH07100796A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Taketoshi Nojima | 脆性材料板の孔あけ方法 |
JPH08294913A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Auto Kiden Kk | 自然石板の裁断方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE200515C (ja) * | ||||
US1571712A (en) * | 1922-10-09 | 1926-02-02 | James H Emack | Process and machine for variably cutting roofing slate |
DE655320C (de) * | 1935-04-11 | 1938-01-14 | Jaroslaw S Erste Glimmerwaren | Stanzvorrichtung fuer sproede, bei Druck zerkruemelnde oder zerfallende Materialien,wie Glimmer o. dgl. |
US2970503A (en) * | 1956-03-02 | 1961-02-07 | Ebauches Sa | Punch tool drive means yieldable upon undue thickness of material being punched |
CH475805A (de) * | 1967-06-05 | 1969-07-31 | Feintool Ag | Feinschnittstanzwerkzeug |
IT972789B (it) * | 1972-12-22 | 1974-05-31 | Ibm Spa | Procedimento e dispositivi di tranciatura senza bave |
JPS526190A (en) * | 1975-07-03 | 1977-01-18 | Makoto Yokoyama | Slate manufacturing equipment |
DE3324680A1 (de) * | 1983-07-08 | 1985-01-24 | DAKO-Werkzeugfabriken David Kotthaus GmbH & Co KG, 5630 Remscheid | Verfahren zum feinschneiden von werkstuecken und feinschneidwerkzeug zur ausuebung des verfahrens |
FR2587931B1 (fr) * | 1985-10-01 | 1989-03-03 | Pene Pierre | Appareil pour rondir les ardoises |
US4774865A (en) * | 1987-09-22 | 1988-10-04 | Wallis Bernard J | Die stamping system |
US4951537A (en) * | 1988-09-29 | 1990-08-28 | Ace Technology Corporation | Apparatus for producing a blank from stock material |
JPH0449009A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Kubota Corp | スレート板の切断方法 |
DE29825182U1 (de) * | 1998-04-02 | 2005-12-22 | Vossen, Franz | Vorrichtung zum Entfernen von Ausbrechteilen aus einem Werkstoffbogen o.dgl. |
US6401510B1 (en) * | 1999-04-07 | 2002-06-11 | 3M Innovative Properties Company | Method for stamping a part from a multi-layered strip |
-
2012
- 2012-07-13 TW TW101125227A patent/TW201345685A/zh unknown
-
2013
- 2013-03-28 US US13/852,464 patent/US20130291851A1/en not_active Abandoned
- 2013-04-08 EP EP13001804.7A patent/EP2660026A1/en not_active Withdrawn
- 2013-04-22 JP JP2013089243A patent/JP2013233799A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319797A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-28 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 打抜き装置及びその運転方法 |
JPH07100796A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Taketoshi Nojima | 脆性材料板の孔あけ方法 |
JPH08294913A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Auto Kiden Kk | 自然石板の裁断方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201345685A (zh) | 2013-11-16 |
EP2660026A1 (en) | 2013-11-06 |
US20130291851A1 (en) | 2013-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013233799A (ja) | 脆弱な薄片状の被加工物の切断方法およびその切断装置 | |
MX2021010892A (es) | Método de corte y artículo cortado. | |
TW201348160A (zh) | 用於一玻璃基板之切割方法及切割設備 | |
TW201515799A (zh) | 脆性材料基板之分斷方法及分斷裝置 | |
CN103381624A (zh) | 易碎片状工作物的裁切方法及装置 | |
JP5416670B2 (ja) | ロータリーカッター | |
JP3201399U (ja) | スクラップカッターを備えたトリミングプレス装置 | |
CN101219487A (zh) | 一种钢格板剪切装置 | |
JP2007268650A (ja) | ダイカットロール | |
EP1997597A3 (en) | Apparatus and method for edge-banding panels and edge-banded composite panel | |
JP2012223780A (ja) | 超音波金属接合方法及び超音波金属接合装置 | |
MX2017009973A (es) | Dispositivo de corte y maquinado y metodo de corte y maquinado. | |
CN206326044U (zh) | 汽车车门成型模 | |
CN205968489U (zh) | 齿轮磨内孔集成工装 | |
CN103624313A (zh) | 剪板机 | |
CN207901349U (zh) | 一种竹胶板的加工设备 | |
CN102165898B (zh) | 一种特殊形状的修枝刀片及其加工方法 | |
JP3378191B2 (ja) | ゲート部打ち抜き方法及び装置 | |
JP2017006811A (ja) | 資源再生用破砕装置 | |
CN202878414U (zh) | 一种分拆式冲床用刀具 | |
TWI590934B (zh) | 鋼絲輪胎切削裝置及其使用方法 | |
JP2014076516A (ja) | 薄状体の切断方法 | |
CN103406713B (zh) | 用于孔槽表面超声波加工的体振动方法及装置 | |
KR20070026028A (ko) | 트리밍 가공 장치의 스크랩 커터 및 그 절단 방법 | |
TW200945975A (en) | Cutting method of work-piece cutting face attached with adhesive tape |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140320 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140815 |