JP2013233615A - 砥石の加工治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による砥石5の角を円弧状に加工する砥石の加工治具1〜3は、回転可能なテーパコーン10、110と、テーパコーンに一体に取り付けられ、テーパコーンの長手方向に沿って放射状に延びる複数の壁面36、136を有するホルダ30、130と、ホルダの複数の壁面に沿って放射状に配置され、外周側に砥石を保持する複数の砥石シュー50、150と、隣接する砥石シュー間の間隔に近似した両側縁間の長さを有し、両砥石シュー間においてボルト67、167によりホルダまたはテーパコーンに締結される際に、ボルトの締め付けに応じて、両砥石シューを、ホルダの壁面およびテーパコーンの第1テーパ面17、117および第2テーパ面21、121に押圧するクランパ60、160と、を備える。
【選択図】図5
Description
図1〜図6は、本発明の第1実施形態に係る砥石の加工治具1を示す図であり、図1は図2の矢印Iから見た矢視図、図2は左側面図、図3は右側面図、図4は図5のIV−IV線に沿ってとられた断面図、図5は図4のV−V線に沿ってとられた断面図、図6は図5の要部の拡大断面図である。
第1〜第4円柱部11、14、18、22の外径は、同一である。
第1、第2小径部15、19の外径は、同一であり、第1〜第4円柱部11、14、18、22の外径よりも小さい。
第1、第2テーパ部16、20の周面は、テーパコーン10の周面としての第1、第2テーパ面17、21をそれぞれ構成する。第1、第2テーパ面17、21の勾配は、後述する砥石シュー50のテーパ面51、52の勾配に対応する。
第1円柱部11の周面には、ねじ12が形成される。第1円柱部11には、端面に開口した穴13が形成される。
第5円柱部24には、端面に開口した穴25が形成される。
このとき、テーパコーン10とホルダ30との軸線方向の相対位置は、テーパコーン10の拡大部23とホルダ30の端部とが当接することにより決定される。
ホルダ30の中間部は、厚肉の円筒形に形成される。
図3、図5に示すように、ホルダ30の中間部には、厚肉円筒形のままの厚肉部32と、厚肉円筒形の外周側に凹所33が形成されて残った薄肉部34とが、円周方向に沿って交互に形成される。厚肉部32と薄肉部34との境界領域には、それらの軸線方向長さよりも短い溝孔35が形成される。
厚肉部32、凹所33および薄肉部34は、ホルダ30の円周方向に沿って交互に3つずつ形成される。
溝孔35の長さは、後述する砥石シュー50の長さに対応する。溝孔35の幅は、砥石シュー50の厚みに対応する。溝孔35の深さは、後述する砥石シュー50のテーパ面51、52がテーパコーン10の第1、第2テーパ面17、21に接する位置にあるとき、砥石5を除く砥石シュー50の大部分がホルダ30内に収容される奥行きに対応する。
凹所33に隣接する厚肉部32の側壁には、溝孔35の一側面を構成する壁面36が形成される。溝孔35の他側面は、凹所33によって上方部分が切り欠かれ、薄肉部34にのみ残る。
薄肉部34の円周方向中央位置には、半径方向に沿って薄肉部34の内外を貫通するボルト孔37が、長手方向に沿って2箇所に形成される。
砥石シュー50は、外周側に砥石5を保持する。具体的には、砥石シュー50は、直線状に形成された外周面上に、棒状の砥石5が接着剤で接着される。
砥石シュー50は、内周側にテーパ面51、52を有する。具体的には、砥石5の長手方向に沿った一端側の内周面および他端側の内周面に、それぞれテーパ面51、52が形成される。テーパ面51、52の勾配は、テーパコーン10の第1、第2テーパ面17、21の勾配に対応する。
このとき、ホルダ30の軸線方向に沿った砥石シュー50の位置は、溝孔35の位置によって決定される。
砥石シュー50の長手方向の中間部には、テーパ面51、52間において内方へ延びる突起部53が形成される。突起部53の一側面には、砥石シュー50をホーニング加工機に実際に取り付ける際に用いられる凹部54が形成される。
クランパ60は、ホルダ30の中間部の長さよりも短く、ホルダ30の薄肉部34に形成された2つのボルト孔37の間隔よりも長い長さを有する。
クランパ60には、ホルダ30の薄肉部34に形成された2つのボルト孔37に対応してボルト67を通す2つのボルト通し孔61が形成される。
クランパ60は、隣接する砥石シュー50、50間の間隔に近似した幅(すなわち両側縁間の長さ)を有する。両側方へ張り出すクランプ部62、62間の長さも、隣接する砥石シュー50、50間の間隔に近似する。
これにより、クランパ60の両側縁(すなわちクランプ部62、62の側縁)と砥石シュー50、50の側面とは、境界線65によって線接触する。
テーパコーン10にホルダ30を一体に取り付ける。これにより、テーパコーン10の軸線方向に対してホルダ30の位置が決まる。
ホルダ30の溝孔35内に砥石シュー50を収容する。これにより、テーパコーン10の軸線方向に対して砥石シュー50の位置が決まる。
ホルダ30の凹所33内にクランパ60を配置して、ボルト67によってクランパ60をホルダ30に締結する。
これにより、テーパコーン10の半径方向に対して、各砥石シュー50の位置が決まる。このようにして、隣接する2つの砥石シュー50、50は、予め決められた位置に簡単かつ迅速に位置決めされる。残りの4つの砥石シューについても、同様にして位置決めする。
(1)1つのクランパ60が、隣接する2つの砥石シュー50、50間においてホルダ30に締結される際に、ボルト67の締め付けに応じて、両砥石シュー50、50を、ホルダ30の壁面36およびテーパコーン10の第1、第2テーパ面17、21に押圧する。すなわち、1つのクランパ60がその両側に位置する2つの砥石シュー50、50を同時にクランプする。これにより、加工治具1の構造を簡素化することができ、また、加工治具1をセットする作業工数を削減して作業時間を短縮することができる。
そこで、図8〜図12において、加工治具1と同様の部分には加工治具1で用いた符号と同一の符号を付けて示すことで、加工治具2の構成についての説明は省略する。
そこで、加工治具3については、砥石5を除いて、機能的に加工治具1、2と類似する部分には加工治具1、2で用いた符号に100を加えた符号を付けて示す。
第1円柱部111には、端面に開口した穴113が形成される。第3円柱部124には、端面に開口した穴125が形成される。
六角柱部119は、長手方向の中間部において、各周面126から放射状に張り出す第1テーパ部116および第2テーパ部120を有する。そのため、第1テーパ部116は全部で6つあり、第2テーパ部120も全部で6つある。
第1、第2テーパ部116、120の周面126からの張り出し高さ、両端間の長さは、それぞれ同一である。
第1、第2テーパ部116、120の張り出し先端に形成される第1、第2テーパ面117、121の勾配は、後述する砥石シュー150のテーパ面151、152の勾配に対応する。
ホルダ130は、六角柱部119の各周面126に2つあるボルト孔127に対応するボルト通し孔137を有する。
ボルト通し孔137にボルト140を通してボルト孔127に締結することにより、ホルダ130はテーパコーン110に一体に取り付けられる。
そのため、後述するようにクランパ160で砥石シュー150を押圧するとき、砥石シュー150のテーパ面151、152が六角柱部119の第1、第2テーパ面117、121に確実に押圧されているかどうかを目視確認することが可能である。
砥石シュー150の長さは、ホルダ130の溝孔135の長さに対応する。砥石シュー150の厚みは、ホルダ130の溝孔135の幅に対応する。砥石シュー150の奥行きは、砥石シュー150のテーパ面151、152が六角柱部119の第1、第2テーパ面117、121に接する位置にあるとき、砥石5を除く砥石シュー150の大部分がホルダ130内に収容される奥行きに対応する。
砥石シュー150は、内周側にテーパ面151、152を有する。具体的には、砥石5の長手方向に沿った一端側の内周面および他端側の内周面に、それぞれテーパ面151、152が形成される。テーパ面151、152の勾配は、六角柱部119の第1、第2テーパ部116、120の勾配に対応する。
砥石シュー150は、ホルダ130の溝孔135内に収容される。
図17、図18に示すように、クランパ160は、六角柱部119の円周方向に関して隣接するホルダ130、130の中間位置に配置される。
クランパ160には、ボルト通し孔168が形成される。
クランパ160が配置される位置において、六角柱部119には、ボルト孔128が形成される。
両側クランパ160aの両側縁には、砥石シュー150、150の凹部154、154と係合する凸部162、162が形成される。両側クランパ160aは、両側縁の凸部162、162が、隣接する砥石シュー150、150の凹部154、154と係合する位置に配置される。
このとき、両側クランパ160aの凸部162、162は、砥石シュー150、150の凹部154、154と係合して、砥石シュー150、150をホルダ130の溝孔135の壁面136に押圧するとともに、砥石シュー150、150のテーパ面151、152をテーパコーン110の第1、第2テーパ面117、121に押圧する。
テーパコーン110にホルダ130を一体に取り付ける。ホルダ130の溝孔135内に砥石シュー150を収容する。所定の位置にクランパ160を配置して、ボルト167によってクランパ160をテーパコーン110に締結する。
そのため、隣接する2つの砥石シュー150、150は、予め決められた位置に簡単かつ迅速に位置決めされる。残りの4つの砥石シューについても、同様にして位置決めする。
(6)クランパ160が隣接する両砥石シュー150、150を、互いに係合するクランパ160の凸部162と砥石シュー150の凹部154とを用いてクランプする。そのため、砥石5を保持する複数の砥石シュー150を、実際のホーニング加工機に取り付ける場合と同じように加工治具3に取り付けることができる。これにより、より一層実際に即した砥石5の加工が可能となる。
5…砥石
10、110…テーパコーン(芯部材)
17、117…第1テーパ面
21、121…第2テーパ面
30、130…ホルダ(支持部材)
36、136…壁面
50、150…砥石シュー(保持部材)
154…凹部
60、160…クランパ(クランプ部材)
162…凸部
65…境界線
67、167…ボルト
Claims (4)
- 砥石の角を円弧状に加工する砥石の加工治具であって、
回転可能な芯部材と、
前記芯部材に一体に取り付けられ、前記芯部材の長手方向に沿って放射状に延びる複数の壁面を有する支持部材と、
前記支持部材の複数の前記壁面に沿って放射状に配置され、外周側に砥石を保持する複数の保持部材と、
隣接する前記保持部材間の間隔に近似した両側縁間の長さを有し、前記両保持部材間において締結部材により前記支持部材または前記芯部材に締結される際に、前記締結部材の締め付けに応じて、当該両保持部材を、前記支持部材の前記壁面および前記芯部材の周面に押圧するクランプ部材と、
を備えることを特徴とする砥石の加工治具。 - 前記クランプ部材の両側縁部の形状を、前記隣接する両保持部材と線接触する形状に形成することを特徴とする請求項1に記載の砥石の加工治具。
- 前記クランプ部材の両側縁部および前記隣接する両保持部材には、互いに係合する凹凸形状がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の砥石の加工治具。
- 前記芯部材は、テーパコーンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の砥石の加工治具。
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