JP2013233428A - シューズ用の上部体を製造するための方法 - Google Patents

シューズ用の上部体を製造するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013233428A
JP2013233428A JP2013096269A JP2013096269A JP2013233428A JP 2013233428 A JP2013233428 A JP 2013233428A JP 2013096269 A JP2013096269 A JP 2013096269A JP 2013096269 A JP2013096269 A JP 2013096269A JP 2013233428 A JP2013233428 A JP 2013233428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper body
base layer
shoe
contour
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013096269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6038720B2 (ja
Inventor
Erwin Rammig
アーウィン,ラミグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adidas AG
Original Assignee
Adidas AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Adidas AG filed Critical Adidas AG
Publication of JP2013233428A publication Critical patent/JP2013233428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6038720B2 publication Critical patent/JP6038720B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D35/00Producing footwear
    • B29D35/12Producing parts thereof, e.g. soles, heels, uppers, by a moulding technique
    • B29D35/14Multilayered parts
    • B29D35/146Uppers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • A43B23/0205Uppers; Boot legs characterised by the material
    • A43B23/0235Different layers of different material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • A43B23/0245Uppers; Boot legs characterised by the constructive form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • A43B23/0245Uppers; Boot legs characterised by the constructive form
    • A43B23/0255Uppers; Boot legs characterised by the constructive form assembled by gluing or thermo bonding
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • A43B23/0245Uppers; Boot legs characterised by the constructive form
    • A43B23/026Laminated layers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/02Football boots or shoes, i.e. for soccer, football or rugby
    • A43B5/025Football boots or shoes, i.e. for soccer, football or rugby characterised by an element which improves the contact between the ball and the footwear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D35/00Producing footwear
    • B29D35/0054Producing footwear by compression moulding, vulcanising or the like; Apparatus therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】シューズ、特にサッカーシューズ用の上部体を製造するための方法を提供すること。
【解決手段】上部体のためのベース層160が提供される。ゴム素材を含む少なくとも1つの外形要素150が、ベース層160の外側表面162に接続される。外形要素150は、縫い目を使用せずに、ホットプレスによって、ベース層160の外側表面162に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、シューズ用の、特にサッカーシューズ用の上部体(アッパー)を製造するための方法に関する。
サッカーシューズは、サッカーのニーズに特に適合しているさまざまな機能を提供する。サッカーシューズの特に重要な機能は、シューズの上部体とボールとの間における良好なグリップを提供することである。上部体におけるボールのグリップを高めることによって、ボールのコントロールを改善することができる。
グリップを高めることによって、シュート、パス、またはフリーキックを行う際に特定のスピンをボールに与えることができ、それによって、ボールの特定の軌道が可能となる。ボールと上部体とのグリップが高ければ高いほど、より多くのスピンをボールに伝えることができる。
加えて、上部体におけるボールのグリップが高まることは、ドリブルにとって有利な場合もある。詳細には、上部体におけるボールのグリップが高まることは、ボールが足の速い動きにさらに容易についていくことを可能にすることができ、また、ボールが上部体から滑り落ちることが防止されるため、足におけるさらに正確なボールコントロールを可能にすることができる。特に、湿った状況においては、そのようにボールと上部体との間におけるグリップが高まることが望ましい。
通常、サッカープレーヤは、ボールとのさまざまなタイプの接触のためにサッカーシューズの上部体の固有の各エリアを使用することが好ましく、そうしたさまざまなタイプの接触に関しては、それに応じて、グリップの度合いもさまざまであることが望ましい。したがって、サッカーシューズのさまざまなエリアは、さまざまなグリップ特性を備えるべきである。
局所的にグリップを高めた上部体を提供するさまざまなサッカーシューズが、従来技術において知られている。この目的から、シューズの上部体は、典型的には、特定の外形(輪郭、プロフィール(profile))を、または特定の外形要素(profile element)を備えている。
この文脈においては、とりわけゴムが、サッカーシューズの上部体とサッカーボールとの間におけるグリップを高めるための外形要素に特に適しているということが判明した。ゴムは、たとえば熱可塑性ポリウレタン(TPU)として、その他の素材よりも大幅に良好なグリップを可能にする。加えて、ゴムのグリップ特性は、湿った状況においても大幅に保持される。
ボールコントロールを改善するように適合されているエリアを上部体のところに含むサッカーシューズが、WO01/78540という文書から知られている。そのエリアは、弾力性およびグリップを改善する。複数の平らなゴム要素によってグリップが高められ、それらのゴム要素は弾力性素材に縫い付けられており、その弾力性素材は弾力性を高める。あるいは、それらのゴム要素は、弾力性素材に化学的に接着される。
また、WO2004/093588という文書からは、ボールコントロールを高めるために提供されているエリアを上部体のところに含むサッカーシューズが知られている。そのエリアは、そのエリアに取り付けられているゴム要素を含む。あるいは、それらのゴム要素は、上部体に取り外し可能に取り付けること、または上部体と一体化して形成することが可能である。
WO02/054898という文書からは、上部体の内側層に取り付けられ、その後に上部体の外側層に縫い付けられるゴム要素が知られている。WO02/054898によれば、別法として、後から上部体に取り付けることが可能な布地にゴム要素を取り付けることが有利であろう。
明示した従来技術文書から知られている外形要素を複数の方法で縫い付けることは、非常に多くの労力を要し、加えて、大きな要素を提供することしかできない。その上、縫い目は、圧迫による跡が足につくことにつながる場合がある。また、外形要素を布地に取り付けて、その布地を後から上部体に取り付けることは、非常に面倒である。その上、布地を追加で使用することは、シューズの重量およびコストを不必要に増大させる。それらの要素と上部体とを一体化して設計することは、上部体に使用される素材と、個々の要素に使用される素材とを、それぞれ独立して最適なものにすることができないという不利な点につながる。典型的には、上部体の素材は、外形要素とは異なる特性を備えることが望ましい。たとえば、上部体のための素材は、通気性および耐摩耗性を有するべきである。
加えて、引用したすべての文書は、外形要素と上部体との間において十分に強い接続を縫い付けなければ実現できず、そうした十分に強い接続は、サッカーをプレイしている際にシューズの上部体において生じる大きな力に対する抵抗になる場合がある、という不利な点を共通して有している。外形要素は、もしも上部体に接着剤で付けられているだけならば、非常に早く剥がれ落ちることになり、したがって、上部体の高められたグリップは、非常に早く失われてしまう。
突起を有するゴム層をサッカーシューズの上部体の範囲内に配置することができ、その上部体は、それらの突起の位置に開口を提供し、それらの突起は、それらの開口を通って延びることができるということが、GB940,925という文書から知られている。しかし、これは、ゴムの連続した層を必要とし、そうしたゴムの連続した層によって、上部体の通気性が低下し、そしてまた、上部体の重量および素材コストが不必要に高まる。
結果として、ゴム素材を含む外形要素をシューズ、特にサッカーシューズ用の上部体に接続するために使用することができる、従来技術において知られている方法は、限られている。縫い付けは、多くの労力を要し、したがって高くつく。加えて、縫い付けは、設計上の自由ならびに外形要素の機能性を制限する。なぜなら、これらの外形要素は、縫い付けを可能とするような特定の最小サイズを備えなければならないためである。取り付けのためのその他の方法では、ゴム素材を含む外形要素を十分に強く接続することができない。
米国特許第4,447,967号という文書からは、上部体を強化するためにプラスチック素材を上部体に直接注入する方法が知られている。しかし、ゴム素材と比較した場合、そのような素材を使用すると、非常に劣悪なグリップしか得られず、そうしたグリップは、湿った状況では特に低劣である。
CN2296643Yというさらなる文書は、ゴムの表面を有する1足のスポーツシューズを開示しており、このスポーツシューズは、凸凹のコロイド粒子を有するゴムシートが、このスポーツシューズの上部体表面に固定されており、特に、ホットプレスまたは接着剤によってこのスポーツシューズの前端に貼り付けられていることを特徴とする。
WO83/03339A1という文書は、エラストマー素材からなる外側エリアを備えた上部体を有するフットウェアのアイテムを開示している。好ましくは、そのエラストマー素材は、軟質ゴムまたは合成ゴムであり、滑らかな表面または滑らかでない(たとえば、くぼみのある)表面とすることができ、粘着剤によって、または硬化によって、フットウェアアイテムに貼り付けることができる。
DE1902266Aという文書は、模様の付いた表面を有するゴム層で全体がコーティングされているサッカーシューズを開示している。上部体は、生ゴムコンパウンドでカバーされているフォーミングデバイス内に挿入することによって製造される。素材は、模様の付いた表面を有するプレスプレートによって、閉じられた様態で硬化される。
GB2259639Aという文書は、少なくとも1つの領域/区域であって、ボールと当該領域/区域との接触中に摩擦相互作用が高められる、領域/区域を有することを特徴とするフットウェア製品、たとえばサッカーブーツを開示している。それらの領域/区域は、適切な粘着剤、縫い合わせなどによって固定されるバッキング層を含む素材のパネルを貼り付けることによって提供することができる。
米国特許出願公開第2012/0066931A1号という文書は、耐久性を倍増させるために使用される拡張部分(extension)を含む3次元の上部体シェルを形成するために、および/またはフォームパディング、たとえばミッドソールを支持するためのシェルフ(shelf)を提供するために使用することができる接合メッシュ合成パネル(bonded mesh composite panel)を開示している。
EP0496931A1という文書は、特にサッカー用のフットウェアのアイテムに適用可能なカバリング要素を開示しており、このカバリング要素は、実質的に弾性素材から作製されている本体を含み、その本体は、サッカーシューズの少なくとも前側部分の挿入用の空洞を画定する。
WO01/78540 WO2004/093588 WO02/054898 GB940,925 米国特許第4,447,967号 CN2296643Y WO83/03339A1 DE1902266A GB2259639A 米国特許出願公開第2012/0066931A1号 EP0496931A1
したがって、本発明の目的は、良好なグリップ特性を備える、シューズ、特にサッカーシューズ用の上部体を製造するための改善された方法を提供することである。
一実施形態においては、本発明の目的は、シューズ、特にサッカーシューズ用の上部体を製造するための方法によって解決される。ベース層が、上部体のために提供される。ゴム素材を含む少なくとも1つの外形要素が、ベース層の外側表面に接続される。その中で、外形要素は、縫い目を使用せずに、ホットプレスによって、ベース層の外側表面に接続される。
この方法によって、ゴム素材を含む外形要素を、縫い付ける必要を伴わずに、シューズに提供することができる。
したがって、改善されたグリップを備えたシューズを、自動化された様式で効率よく製造することができる。加えて、この方法は、外形要素に関する設計上の多くの可能性、ひいては設計上の大きな自由度を与える。とりわけ、小さいエリアを含む特に薄い外形要素を上部体に接続することができる。したがって、シューズの重量を軽くすることができ、同時にシューズのグリップを正確に多様化することができ、特に細かい局所ごとに多様化した構造を備えることができる。こうすれば、シューズの上部体のさまざまなエリアにおいて、局所ごとに異なる幾何学的形状、素材特性、色、厚さなどを有する外形要素を上部体に接続することができる。したがって、改善されたグリップ特性を提供することができる。
本発明は、適切なホットプレス方法を使用することによってゴム素材を上部体に永続的かつ確実に接続することができるという驚くべき洞察に基づく。
好ましくは、ホットプレスは、ゴム素材がベース層の外側表面上で硬化する(vulcanize)ように実行される。ゴム素材の硬化によって、外形要素とベース層との間において、きわめて信頼できる接続が生み出され、その接続は、サッカーシューズの上部体において生じる大きな力に永続的に抵抗するだけの十分な強さを有する。
一実施形態においては、ベース層の外側表面は、合成素材を含む。したがって、有利なホットプレス方法を、上部体の特性に関して最適化されている素材と組み合わせることができる。合成素材は、特に軽量かつ柔軟であるが、上部体に必要とされる強度も提供する。
好ましい一実施形態においては、ベース層の外側表面は、ポリウレタン(PU)を含む。PUは、記載されている方法による外形要素への接続に特に適している。PUを含むベース層の外側表面によって、外形要素をベース層にきわめて強く永続的に接続することができる。
一実施形態においては、ゴム素材は、30〜70の範囲のショアA硬度を備える。この範囲は、サッカーシューズ用の外形要素において使用するのに特に適している。一方では、着用時の好都合な快適性を実現することができる。なぜなら、この外形要素は、上部体を強く硬化させすぎないためである。加えて、この外形要素は、十分な弾力性を有しており、それによって、大きな力の伝達の場合、たとえばパワフルなシュートの場合でさえ、圧迫による跡が足につくことはない。他方では、この硬度範囲のゴム素材のグリップ特性は、外形要素に非常に好適であり、強いグリップを提供するということもわかっている。その上、この硬度範囲のゴム素材は、適切なホットプレスによって、ベース素材に特に良好に接続することができる。
好ましい一実施形態においては、ゴム素材は、40〜60の範囲のショアA硬度を備える。
特に好ましくは、上部体は、約45のショアA硬度を備えた第1の外形要素と、約55のショアA硬度を備えた第2の外形要素とを含む。したがって、別々の硬度を備えた複数の外形要素を、上部体の別々のエリアにおいて提供することができる。これらは、上部体において生じる典型的な力に適合することができる。加えて、それらのエリアの別々の機能性への適合を行うこともできる。たとえば、そのエリアがパワフルなキックのために使用されることが好ましい場合には、より高い硬度を選択することができる。上部体においてボールを止めるまたは導くことが好ましいエリアでは、クッション性を高めるように、より低い硬度を選択することができる。
一実施形態においては、ホットプレスは、100℃〜180℃の範囲内で、好ましくは145℃〜150℃の範囲内で実行される。この温度範囲におけるホットプレスによって、外形要素とベース層との間におけるきわめて信頼できる接続がもたらされる。温度は、ゴム素材の硬化につながるように選択されることが好ましい。
一実施形態においては、この方法は、外形要素を、ベース層に接続する前に事前硬化するステップを含む。ホットプレスと、それに関連した完全な硬化とによってベース層に接続されるのに特に適した外形要素が、事前硬化によって提供される。
一実施形態においては、この方法は、外形要素を事前硬化の前に予熱するステップを含む。事前硬化の前の予熱によって、外形要素の改善された素材構造を得ることができる。
さらなる実施形態においては、この方法は、外形要素の表面を、ベース層に接続する前に粗くする(ざらざらにする)ステップをさらに含む。したがって、接続のために使用できる外形要素の表面積が、確実に最大化される。したがって、よりいっそう強い接続を得ることができる。
一実施形態においては、この方法は、プライマーを用いて外形要素の表面をコーティングするステップをさらに含む。したがって、外形要素の表面が活性化される。そうすれば、ベース層への外形要素の接続が、さらに改善される。
一実施形態においては、この方法は、接着剤手段を用いてゴム製の外形要素の表面をコーティングするステップをさらに含む。接着剤手段を使用することによって、外形要素は、ホットプレスステップにおいてベース素材にさらに接着される。ホットプレスステップに適した接着剤手段によって、外形要素とベース層との間におけるさらに改善された接続が可能となる。
一実施形態においては、この方法は、ホットプレスの後にベース層および外形要素をコールドプレスするステップをさらに含む。さらなるコールドプレスによって、ベース層および外形要素のユニットが、圧力下で確実に冷却される。したがって、外形要素とベース層との間における接続をさらに強化することができる。
一実施形態においては、シューズの上部体全体は実質的に、ベース層によって形成される。この有利な方法によって、外形要素を上部体の任意の位置に配置することができる。したがって、外形要素を配置するための設計上のさまざまな可能性を得ることができる。加えて、ベース層を外形要素に接続した後に上部体のためにいくつかの一部のエリアを接続することは不要である。なぜなら、ベース層を上部体の中に直接形成すること、ならびにさらに処理することができるためである。
一実施形態においては、ベース層の外側表面は実質的に、シューズの上部体の外側表面を形成するために提供される。この有利な方法は、ホットプレスによって、外形要素を、上部体の外側表面を形成するのに適したベース層に接続することができる。したがって、外側層をさらに配置することは不要であり、それによって、さらに軽量で、素材をさらに節約したシューズを製造することができる。
一実施形態においては、外形要素は、1.5mm未満の厚さを備える。この有利な方法はまた、非常に薄い外形要素のためのベース層への強い接続を可能にする。したがって、シューズに関する重量および素材コストを、シューズの機能性を制限することなく最小限に抑えることができる。
一実施形態においては、外形要素は、少なくとも1つの方向において、5mm未満の幅を備える。したがって、非常に小さいエリアを備えた外形要素をベース層に接続することができる。したがって、上部体のグリップを特に正確に適合させることができる。加えて、ゴム素材が、実際に必要とされるエリアにしか配置されないため、ひいてはゴム素材を節約することができる。
別の実施形態においては、説明した方法のうちの1つに従って製造された、シューズ、特にサッカーシューズ用の上部体、またはその上部体を備えるシューズ、特にサッカーシューズが提供される。したがって、ボールとシューズとの間における高められたグリップをそれぞれが備えた、改善された、さらにコスト効率のよい、さらに軽量な上部体およびシューズを提供することができる。
以降の詳細な説明においては、本発明の現時点で好ましい実施形態について、下記の図を参照して説明する。
1つまたは複数の外形要素を提供するための方法に関する一例を示す図である。 1つまたは複数の外形要素を提供するための方法に関する一例を示す図である。 1つまたは複数の外形要素を提供するための方法に関する一例を示す図である。 1つまたは複数の外形要素を提供するための方法に関する一例を示す図である。 1つまたは複数の外形要素を提供するための方法に関する一例を示す図である。 シューズ用の上部体を製造するための方法に関する一例を示す図である。 シューズ用の上部体を、別々の要件を有する複数の区域へと分けるための一例を示す図である。 外形要素の外形に関する例を示す図である。
以降の詳細な説明においては、本発明の現時点で好ましい実施形態について、サッカーシューズを参照して説明する。サッカーシューズという用語はまた、ボールとの接触のために提供されるその他のシューズ、たとえばラグビーシューズまたはインドアサッカーシューズも含む。しかし、本発明はこれらの実施形態には限定されないということがわかる。説明されている態様は、上部体の領域におけるグリップを高めることが望ましいその他のスポーツシューズ、たとえばスケートボードシューズまたは登山靴に適用することもできる。その上、これらの態様は、グリップを高めることが望ましいその他の多くのスポーツ製品またはさらなる対象に適用することもできる。たとえば、これらの態様は、サッカーパネル(football panel)、ゴールキーパーグローブ、たとえばテニスラケットまたはゴルフクラブのグリップに適用することができる。示されている態様は、外形要素を、たとえばグリップ、クッション性、または安定性などを高める目的で、ベース層に接続するための機能性生地(functional clothing)に使用することもできる。
図1a〜図1eは、ゴム素材を含む外形要素150を提供するための例示的な方法ステップを示している。一例として、図1a〜図1eにおいては、多くの外形要素150が、合計3つの初期要素(initial element)120から製造される。その他の例においてはまた、別の数の外形要素150を、より多数のまたはより少数の初期要素120から製造することができる。外形要素150どうしは、別々に提供することもでき、または接続することもできる。一例においては、外形要素150は、柔軟性を改善し、通気性を高め、および/または重量を軽くするために穴を含む、連続したウェブ、格子、および/またはハニカム構造を形成する。
初期要素120は、ゴム素材を含む。ゴム素材は、こね混ぜ機内のこね混ぜプロセスで製造されることが好ましい。こね混ぜプロセスの持続時間は、15〜30分間を占めることが好ましく、20〜25分間を占めることが特に好ましい。好ましくは、ゴム素材は、こね混ぜの後に、および硫黄を加えた後に結晶化され、その場合には、特定の色を加えることが可能である。結晶化プロセスは、4〜10分間を占めることが好ましく、約7分間を占めることが特に好ましい。ゴム素材は、さらにカレンダ加工されることが好ましい。そうすれば、ゴム素材は、所望の厚さを備えることができる。一態様においては、ゴム素材は、その他のまたはさらなる製造ステップ、およびさらなる添加物を含むことができる。
一実施形態においては、ゴム素材は、合成ゴム素材と天然ゴム素材の混合物を含む。ゴムは、低密度を備えることが好ましい。
さらなる実施形態においては、ゴム素材は、ベース層に接続した後に、30〜70の範囲の、好ましくは40〜60の範囲の、特に好ましくは約45または55のショアA硬度を備える。
はじめに、ゴム素材が、初期要素120用の所定の形状へと切断される。この所定の形状は、上部体のうちの選択された区域に対応することができ、その選択された区域においては、特定のグリップ特性が所望され、その選択された区域については、一例として、以降で図3a〜図3bに関連してさらに説明する。初期要素120は、所望の厚さを備える。その厚さは、0.3mm〜2mmの範囲内であることが好ましい。その厚さは、約0.5mm〜約1.3mmを占めることが特に好ましい。任意選択で、初期要素のうちの1つまたは複数の厚さを変えることができる。その中で、1つの初期要素内の厚さ、および第2の初期要素と比較した第1の初期要素の厚さの両方を変えることができる。
図1aにおいて示されているように、初期要素120が、下側モールド110へと挿入され、初期要素120の形状と、下側モールド110の形状とは、互いに適合している。
図1bは、初期要素120の上側表面が、一実施形態において、層130でカバーされることを示している。層130は、ナイロンおよび/またはその他の素材を含むことができる。層130は、初期要素120が上側プレート140に張り付くのを防止することができる。
図1cにおいて示されているように、次いで上側プレート140が、下側モールド110の上に置かれる。下側モールド110と上側プレート140とを含むモールドは、このようにして閉じられる。任意選択で、閉じられたモールド110、140が予熱される。予熱は、100℃〜180℃の範囲内で実行されることが好ましく、145℃〜150℃の範囲内で実行されることが特に好ましい。一態様においては、予熱は、10〜100秒間の持続時間を占める。予熱は、25〜35秒間を占めることが好ましく、約30秒間を占めることが特に好ましい。
次いで、モールド110、140は、事前硬化プロセスを受ける。その中で、モールド110、140、ひいては初期要素120のゴム素材は、圧力下で加熱され、ゴム素材は、事前硬化する。事前硬化は、100〜180℃の範囲内で実行されることが好ましく、145〜150℃の範囲内で実行されることが特に好ましい。その中で、一例においては、60〜160kg、好ましくは90〜130kg、特に好ましくは110〜120kgの重量に相当する圧力が、モールドに加えられる。事前硬化は、一例においては、1〜8分間、好ましくは2〜6分間、特に好ましくは約3分間を占める。
事前硬化中に、初期要素120は、所定の形状へとプレスされる。この形状、ならびに初期要素120の厚さは、下側モールド110の外形によって決定される。また、複数の初期要素120を、たとえば、図1dにおいて示されているように、事前硬化によって、1つの連続した初期要素121に接続することができる。
事前硬化ステップにおいてはまた、1つまたは複数の外形要素を1つまたは複数の初期要素へとダイカットすることができる。したがって、それらの1つまたは複数の初期要素は、複数の外形要素を提供することもできる。簡潔にするために、以降の説明は、複数の外形要素がダイカットされる元となる1つの連続した初期要素121に関する。しかし、これを限定とみなしてはならない。別法として、事前硬化の後でも、複数の初期要素および/または単一の外形要素が存在することができる。
さらなるステップにおいては、上側プレート140が下側モールド110から取り外され、すなわちモールド110、140が開かれ、層130が初期要素121から取り外される。初期要素121の事前硬化された表面が洗浄される。これは、溶剤を用いた洗浄を含むことができる。
初期要素121は、さらなるステップにおいて、コールドプレスすることができる。コールドプレスは、モールド110、140内で実行されることが好ましい。コールドプレスは、20℃〜70℃の温度範囲内で実行されることが好ましく、40℃〜50℃の範囲内で実行されることが特に好ましい。この第2のプレスステップによって、その後に上部体のためのベース層に接続するのに好適な、ゴム素材の特に良好な素材構造が生み出される。一態様においては、コールドプレス中の圧力は、5kg/cm〜30kg/cmの重量に相当する。その圧力は、10kg/cm〜20kg/cmに相当することが好ましい。その圧力は、15kg/cmに相当することが特に好ましい。
好ましくは、初期要素121の上側表面が粗くされる。したがって、ベース層160への接続に使用できる表面が最大化される。したがって、特に強い接続を実現することができる。
さらなるステップにおいては、初期要素121の上側表面が、任意選択でプライマーを用いてコーティングされる。このプライマーは、溶剤ベースであるがトルエンを含まないこと、および/または透明であることが好ましい。適切なプライマーは、たとえばDongsungという会社のD−Ply 007 F−2である。任意選択で、塩素を含むパウダーが表面に塗布される。塩素との接触によって、プライマーが活性化されることが好ましい。次いで、初期要素121が加熱される。加熱は、40℃〜65℃の温度範囲内で実行されることが好ましく、50〜55℃の範囲内で実行されることが特に好ましい。その上、加熱プロセスの持続時間は、30〜120秒間を占めることが好ましく、約60秒間を占めることが特に好ましい。
さらなるステップにおいては、初期要素121の上側表面が洗浄される。特に、乾燥したパウダーが除去される。洗浄は、溶剤を塗布することを含むことが好ましい。一実施形態においては、接着剤手段が、初期要素121の上側表面に塗布される。一態様においては、接着剤手段は透明である。別の態様においては、接着剤手段は、溶剤を含み、および/またはトルエンを含まない。適切な接着剤手段としては、たとえばDongsungという会社のBond Ace 6190 2−2または5190 S−2が含まれる。一態様においては、Unidure 1001を、好ましくは4〜5%の割合で、接着剤手段に加えることができる。
図1eにおいて示されているように、次いで、ダイカットされた外形要素150どうしの間に主に配置されていることがある、初期要素121の余分なゴム素材151が取り除かれる。そして、外形要素150が、所望の形状で提供される。
余分な素材を取り除く前に接着剤手段を初期要素121上に塗布することによって、外形要素150を接着剤手段でさらに均等にコーティングすることができ、それによって、接続を改善することができる。
この方法は、複数の外形要素をダイカットすることに限定されない。別法として、単一の外形要素をダイカットすることもできる。また、1つまたは複数の初期要素の全体を1つまたは複数の外形要素として使用することもできる。以降の説明は、簡潔にするために、複数のダイカットされた外形要素に基づく。しかし、これを限定とみなしてはならない。
図2aは、上部体のためのベース層160を外形要素150上に配置することを示している。その中で、ベース層160は、好ましくは、下側モールド110へと挿入され、下側モールド110には、用意された外形要素150が配置されている。したがって、外形要素150を下側モールド110から取り外す必要がない。この取り外しは、さらなる製造ステップを構成することになり、外形要素150および下側モールド110の構造または互いに対する相対的な幾何学的配置を乱す可能性がある。加えて、このことによって、プロセスを自動化することができる。下側モールド110と、ベース層160の形状とは、互いに適合していることが好ましい。好ましくは、ベース層160は、下側モールド110に固定される。したがって、ベース層160および外形要素150の正しい相対的配置が、確実なものとなる。
好ましくは、ベース層160が、シューズの上部体の外側表面を形成するために提供され、下側モールド110へ、外形要素150の上に、内側表面161を上に向けて、外側表面162を下に向けて挿入される。一例においては、ベース層160、特にベース層160の外側表面162は、合成素材を含む。ベース層160、特にベース層160の外側表面162は、ポリウレタンを含むことが好ましい。ベース層160、特にベース層160の外側表面162は、Dongsung Co.Ltd.という会社のHybrid Touchという素材を含むことが特に好ましい。
任意選択で、ベース層160は、ポリウレタンを含まない副層を含む。この副層は、ベース層160の内側表面161を形成するために提供されることが好ましい。副層は、布地を含むことができる。たとえば、副層は、別々のタイプのシューズごとに別々の様式で設計することができる。副層は、別々の度合いのクッション性、別々の厚さおよび/もしくは質量、またはさらなる別々の特性を提供することができる。副層は、マイクロファイバを含むプライ、および/またはフォーム素材を含むプライ、および/またはライニングを提供するプライなど、複数のプライを含むことができる。
一態様においては、副層は、ベース層160を下側モールド110へと挿入する際に既にベース層160に接続されている。別の態様においては、上部体の内側表面のために提供される別個の層を、下側モールド110へ、ベース層160の内側表面161の上に挿入することができ、以降でさらに説明するホットプレスによってベース層160に接続することができる。
任意選択で、ベース層160をモールドへと挿入する前に、ベース層160の外側表面162にプライマーを塗布することができる。このために、たとえばDongsungという会社のBond Ace 232 HF−2Dを使用することができる。
さらなるステップにおいては、下側モールド110は、上側モールドによって閉じられる。上側モールドの形状と、ベース層160の形状とは、互いに適合していることが好ましい。次いで、下側モールド110と上側モールドとを含む閉じられたモールドが、ホットプレスされる。その中で、閉じられたモールド、ひいては外形要素150およびベース層160、ならびに任意選択の接着剤手段が、圧力下で加熱される。
好ましくは、ホットプレスは、外形要素150のゴム素材がベース層上で硬化する温度および圧力の範囲内で実行される。したがって、外形要素150とベース層160との間における永続的な信頼できる接続がもたらされ、この接続は、サッカーシューズ用の上部体において生じる大きな力に抵抗することができる。したがって、外形要素150の縫い付けは不要である。任意選択の接着剤手段によって、その信頼できる接続をさらに改善することができる。外形要素の最終形状は、下側モールド110の形状によって規定される。
一実施形態においては、外形要素150が、接着剤手段を使用せずにベース層160の外側表面162に接続される。
外形要素の厚さは、約0.3mm〜約2mmを占めることが好ましい。その厚さは、約0.5mm〜約1.3mmを占めることが特に好ましい。とりわけ、1つまたは複数の外形要素の厚さを変えることもできる。その中で、1つの外形要素内の厚さ、およびまた第2の外形要素に対する第1の外形要素の厚さを変えることができる。一態様においては、外形要素は、1つまたは複数の切り込みまたは窪みを含むこともできる。これらの切り込みまたは窪みは、ボールとの接触中に変形することができ、これは、接触エリアの増大につながることができ、ひいては、外形要素と、たとえばサッカーボールとの間におけるグリップを高めることができる。とりわけ、そうすれば、大きな力とのインパクトを呈するボールとの接触の場合に、特に高められたグリップを得ることができる。
ホットプレスは、100℃〜180℃の範囲内で実行されることが好ましく、145℃〜150℃の範囲内で実行されることが特に好ましい。その中で、一例においては、60〜160kg、好ましくは90〜130kg、特に好ましくは110〜120kgの重量に相当する圧力が、モールドに加えられる。ホットプレスは、一例においては、10〜70秒間、好ましくは20〜50秒間、特に好ましくは約30秒間を占める。
ベース層160と外形要素150との間における接続は、コールドプレスによってさらに改善することができるということがわかる。60〜160kg、好ましくは90〜130kg、特に好ましくは110〜120kgの重量に相当する圧力が、閉じられたモールドに加えられる。冷却のスピードは、コールドプレスステップの温度によってコントロールされる。コールドプレスは、10℃〜25℃の温度範囲内で実行されることが好ましい。その温度は、18℃以下であることが特に好ましい。その結果、ゴム素材の硬化後にベース層160と、外形要素150と、任意選択で接着剤手段とによって形成されたユニットが、より速く冷却されることになる。その上、コールドプレスによって、そのユニットが圧力下で冷却される。結果として、そのユニットの冷却を最適化することができ、外形要素150と、ベース層の外側表面162との間における特に永続的な接続を得ることができる。
図2bは、再び開かれた下側モールド110を示している。ベース層160は、もう外形要素150にしっかりと接続されている。ベース層の内側表面162上に置かれた任意選択のさらなる別個の層も、もうベース層160にしっかりと接続されている。したがって、ベース層160と、外形要素150と、任意選択でさらなる布地層とを含む上部体素材(upper material)170が提供される。図2bにおいて示されているように、上部体素材170が、下側モールド110から取り外される。
図2cは、接続された上部体素材170を示している。さらなるステップにおいては、上部体素材170が洗浄される。洗浄には、水を使用することが好ましい。その他の溶剤は、使用しないことが好ましい。
さらなるステップにおいては、上部体素材170を切断することができる。たとえば上部体素材170を、上部体へと形成できるように切断することができる。
切断前および切断後の両方で、上部体素材をエンボス加工することができる。上部体素材のうちの特定の一部のエリアが、40〜120psiの範囲の、好ましくは60〜100psiの範囲の、特に好ましくは約80psiの圧力にさらされる。エンボス加工プロセスは、1〜10秒間、好ましくは約4秒間を占めることが好ましい。
図2dは、上部体へと形成することができる、仕上げられ、切断され、エンボス加工された上部体素材171を示している。
一実施形態においては、外形要素は、少なくとも1つの方向において、5mm未満の、好ましくは3mm未満の、特に好ましくは2mm未満の幅を備える。非常に小さい外形要素によって、上部体のうちの特定の区域における局所的な要件に非常に正確に対処することができる。外形要素が小さければ小さいほど、上部体の柔軟性を制限する程度は小さくなる。その上、それらの外形要素を、柔軟性を高めることが必要とされる特定のラインに沿って上部体の自由を保持するような方法で配置することができる。結果として、特に小さい外形要素を上部体のためのベース層にシンプルな様式で接続できることによって、あり余るほどの設計の可能性が与えられる。特に、非常に小さい外形要素によって、洗練された視覚的な見ばえを得ることもできる。
説明されているステップは、それぞれ手動で、または自動化された様式で実行することができる。手動のステップと、自動化されたステップとの組合せも可能である。ステップどうしの順序は、その他の例においては、入れ替えることができる。その上、その他の例においては、個々のステップは、任意選択にすぎず、省略することができる。
記載されているステップによって、改善されたグリップを提供する外形要素を含む上部体を備えたシューズ、特にサッカーシューズを、効率的な自動化されたプロセスで製造することができる。
図3a〜図3bは、上部体の別々の特性が提供される5つの異なる区域を含むサッカーシューズ用の上部体のためのモデル300を示している。特に、別々のグリップ特性が、それらの区域において提供される。図3aは、モデル300の側面図を示しており、その一方で図3bは、上面図を示している。
区域301は、好ましくはドリブルに使用される。したがって、そこでは、大きなグリップが望ましい。区域301は、好ましくは趾骨および中足骨の側方エリアに配置される。そこでは、外形要素を、たとえば高密度の様式で配置することができ、それによって、ボールとシューズとの間における接触が、好ましくは、高められたグリップを提供する外形要素を介してもたらされる。
区域302は、対照的に、通常はボールを止めるために、すなわちボールとの最初の接触のために使用される。好ましくは、区域302は、趾骨および中足骨上の中央に配置される。その中で、この区域においても、高められたグリップが望ましいが、その程度は、区域301よりも低い。加えて、この区域においては、シューズ上でのインパクトの際にボールの勢いをそぐために大きなクッション性が望ましい。このために、外形要素を、以降で図4を参照してさらに説明するように特別に設計することができる。
好ましくはゴールへのシュートのために使用される区域303、および好ましくはロングクロスのために使用される区域304においては、区域301と同様に強いグリップが望ましい。区域303、304は、好ましくは趾骨および中足骨のエリア内の内側に配置され、区域304は、若干さらに内側に配置される。区域303、304内では、外形要素はまた、たとえばゴールへのシュートおよびクロスのための大きなスピンを容易にするために高い表面密度で配置される。
区域305は、好ましくは足首の中央のエリアに配置される。しかし、区域305においては通常、高められたグリップは求められていない。なぜなら、区域305は通常、高いリスクを伴わないまっすぐなパスのために使用されるためである。したがって外形要素は、この区域においては、より少ない程度しか配置されず、または外形要素は、区域305にはまったく配置されない。
その他の例においては、5つよりも多い区域、または5つよりも少ない区域を提供することもできる。加えて、それらの区域を別々に配置または設計することもできる。
図4a〜図4iは、さまざまな外形410〜480を示しており、これらの外形は、さまざまな実施形態においてその他の外形要素の代わりに使用することができる。その中で、ベース層上に配置されている外形を貫く2次元の断面が、それぞれ示されている。図4iは、3次元的に設計された外形要素490の斜視図を示している。
示されているさまざまな外形は、一方では、さまざまなサイズの接触エリアを提供し、ひいては、さまざまな度合いのグリップを提供する。外形要素の固有の外形に応じて、インパクトするボールとの別々の大きさの接触エリアが生み出され、ひいてはボールは、外形要素に対する別々のグリップを受けることになる。他方では、さまざまな外形は、ボールが外形要素にインパクトする際に、さまざまな方向にさまざまな程度で変形する。したがって、外形の設計は、外形要素によって提供されるクッション特性にも影響を与える。
さまざまな外形を用いて、さまざまなグリップおよびさまざまなクッション特性の両方を提供することができる。その中で、それぞれの外形の表面、角度、および高さを、大きなパラメータ範囲の中で変えることができ、それによって、設計上の非常に大きな自由が得られる。
特に、どの方向からボールが上部体にインパクトするか、またはどの方向にボールがキックまたはパスされるかに応じても、外形要素の別々の特性を得ることができる。たとえば、外形部410は、ボールが外形に左側からインパクトするか、または右側からインパクトするかに応じて、別々の変形を示す。特に、ボールが左側から横方向に外形部410にインパクトして外形部410をベース層の方へ押す場合に、ボールとの接触エリアが最大化される。したがって、この外形は、たとえばボールが上部体から横方向に鋭角で離れる場合が多い区域303および304において有用である。対照的に、外形部420および430は、上に向かってボールとのより広い接触エリアを提供する。したがって、たとえば外形部420および430は、ボールがほぼ垂直にインパクトする状況にかなり適している。これは、たとえばインステップエリア、たとえば区域302に当てはまる。外形部450は、たとえば特に大きなクッション性を提供することができる。
図4a〜図4iは、わずかな例を示しているにすぎない。その他の多くの外形部が考えられる。記載されているホットプレス方法によって、これらをほとんど任意の様式で設計して組み合わせることができる。
結果として、外形要素を上部体のためのベース層と接続するための有利な方法によって、上部体のグリップ特性およびまたクッション特性をさまざまな様式で設計することができる。
110 下側モールド
120 初期要素
121 初期要素
130 層
140 上側プレート
150 外形要素
151 余分なゴム素材
160 ベース層
161 内側表面
162 外側表面
170 上部体素材
300 モデル
301 区域
302 区域
303 区域
304 区域
305 区域
410 外形部
420 外形部
430 外形部
440 外形部
450 外形部
460 外形部
470 外形部
480 外形部
490 外形要素

Claims (16)

  1. シューズ、特にサッカーシューズ用の上部体を製造するための方法であって、
    a.上部体のためのベース層(160)を提供するステップと、
    b.ゴム素材を含む少なくとも1つの外形要素(150)を前記ベース層(160)の外側表面(162)に接続するステップとを含み、
    c.前記外形要素(150)が、縫い目を使用せずに、ホットプレスによって、前記ベース層(160)の前記外側表面(162)に接続される、方法。
  2. 前記ゴム素材が、前記ホットプレスによって、前記ベース層(160)の前記外側表面(162)上で硬化する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ベース層(160)の前記外側表面(162)が、合成素材、特にポリウレタンを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ゴム素材が、30〜70の範囲の、好ましくは40〜60の範囲の、特に好ましくは45または55のショアA硬度を備える、請求項1から3のうちの一項に記載の方法。
  5. 前記ホットプレスが、100℃〜180℃の範囲内で、好ましくは145℃〜150℃の範囲内で実行される、請求項1から4のうちの一項に記載の方法。
  6. 前記外形要素(150)を、前記ベース層(160)の前記外側表面(162)に接続する前記ステップの前に予熱および/または事前硬化するステップをさらに含む、請求項1から5のうちの一項に記載の方法。
  7. 前記外形要素(150)の表面を、前記ベース層(160)の前記外側表面(162)に接続する前記ステップの前に粗くするステップをさらに含む、請求項1から6のうちの一項に記載の方法。
  8. プライマーを用いて前記外形要素(150)の前記表面をコーティングするステップをさらに含む、請求項1から7のうちの一項に記載の方法。
  9. 接着剤手段を用いて前記外形要素(150)の前記表面をコーティングするステップをさらに含む、請求項1から8のうちの一項に記載の方法。
  10. 前記ホットプレスの後に前記ベース層(160)および前記外形要素(150)をコールドプレスするステップをさらに含む、請求項1から9のうちの一項に記載の方法。
  11. 前記シューズの上部体全体が実質的に、前記ベース層(160)によって形成される、請求項1から10のうちの一項に記載の方法。
  12. 前記ベース層(160)の前記外側表面(162)が実質的に、前記シューズの前記上部体の外側表面を形成するために提供される、請求項1から11のうちの一項に記載の方法。
  13. 前記外形要素(150)が、1.5mm未満の厚さを備える、請求項1から12のうちの一項に記載の方法。
  14. 前記外形要素(150)が、少なくとも1つの方向において、5mm未満の幅を備える、請求項1から13のうちの一項に記載の方法。
  15. 請求項1から14に記載の方法のうちの1つに従って製造される、シューズ、特にサッカーシューズ用の上部体。
  16. 請求項15に記載の上部体を備えるシューズ、特にサッカーシューズ。
JP2013096269A 2012-05-02 2013-05-01 シューズ用の上部体を製造するための方法 Active JP6038720B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012207300.0 2012-05-02
DE102012207300.0A DE102012207300B4 (de) 2012-05-02 2012-05-02 Verfahren zur Herstellung eines Schafts für einen Schuh und danach hergestellter Schaft und Schuh

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013233428A true JP2013233428A (ja) 2013-11-21
JP6038720B2 JP6038720B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=48190275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013096269A Active JP6038720B2 (ja) 2012-05-02 2013-05-01 シューズ用の上部体を製造するための方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10059071B2 (ja)
EP (1) EP2659798B1 (ja)
JP (1) JP6038720B2 (ja)
CN (1) CN103381002B (ja)
DE (1) DE102012207300B4 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103653552A (zh) * 2013-12-26 2014-03-26 温州腾和鞋业有限公司 一种马鞋鞋帮的制作工艺
DE102014202432B4 (de) 2014-02-11 2017-07-27 Adidas Ag Verbesserter Fußballschuh
EP3563708A1 (en) * 2014-04-15 2019-11-06 Sport Maska Inc. Method of manufacturing a non-lasted skate boot shell
ITUB20151956A1 (it) * 2015-07-06 2017-01-06 Scarpa Calzaturificio Spa Scarpa da arrampicata
US9888742B2 (en) 2015-09-11 2018-02-13 Nike, Inc. Article of footwear with knitted component having plurality of graduated projections
US10721997B2 (en) 2015-09-11 2020-07-28 Nike, Inc. Method of manufacturing article of footwear with graduated projections
US10596753B2 (en) 2016-05-31 2020-03-24 Nike, Inc. Gradient printing a three-dimensional structural component
CN106073023A (zh) * 2016-06-24 2016-11-09 东莞市康诚鞋材有限公司 一种纳米记忆弹性体以及冷压生产工艺鞋面
WO2018049550A1 (zh) * 2016-09-13 2018-03-22 欧利速精密工业股份有限公司 鞋面制造方法
US20180298235A1 (en) * 2017-04-18 2018-10-18 Yuh-Jye Uang Method For Bonding Rubber and Ethylene-Vinyl Acetate (EVA) Foam
CN107048603B (zh) * 2017-04-27 2020-08-25 朱晓英 一种防水透气鞋的制作方法
US11059249B2 (en) 2017-06-19 2021-07-13 Under Armour, Inc. Footwear and method of formation
HUP1800162A2 (hu) * 2018-05-16 2019-12-30 Laszlo Oroszi Labdakezelést segítõ sávos mintázat sportcipõkhöz
US10863795B2 (en) * 2018-05-30 2020-12-15 Nike, Inc. Articles of footwear with printed material deposited thereon
DE102020205893A1 (de) * 2020-05-11 2021-11-11 Adidas Ag Schuhoberteil umfassend Vorsprünge
CN114523703B (zh) * 2022-03-14 2023-09-22 泉州耐保鞋业有限公司 双色双密度鞋底制作方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310601A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Asics Corp 靴底の製造法
GB2259639A (en) * 1991-09-17 1993-03-24 Quasersport Limited Footwear
JPH08332101A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Kimio Obana シューズ
JPH0928412A (ja) * 1995-07-18 1997-02-04 Asics Corp スポーツシューズ
JP2001017206A (ja) * 1999-06-11 2001-01-23 Tecnica Spa 補強されたアッパーを有する履物、半完成品のアッパー及びこれらの製造方法
JP2003093107A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Matsuda:Kk 甲皮のかかと部の成形方法およびその成形方法により製造のケミカルシューズ
JP4351700B2 (ja) * 2004-03-05 2009-10-28 株式会社アシックス 布帛と加硫ゴムの結合体及びその製造法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2805182A (en) * 1955-12-22 1957-09-03 Goodrich Co B F Elastic polyurethane elastomer composites
US3042975A (en) * 1960-08-26 1962-07-10 Cambridge Rubber Co Welt in shoes with molded soles
GB940925A (en) 1961-07-07 1963-11-06 Eugen Brutting Football shoe
US3255491A (en) * 1963-12-23 1966-06-14 Int Vulcanizing Corp Apparatus for making shoes
DE1902266A1 (de) * 1969-01-17 1970-07-30 Gabor Besze Verdeckt geschnuerter oberteiliger Fussballschuh,ueberzogen mit einer Gummischicht von gemusterter Oberflaeche
US4072461A (en) * 1975-09-11 1978-02-07 Metzeler Kautschuk Ag Apparatus for the production of laminated bodies particularly, multilayered shoe soles
DE2801984A1 (de) * 1978-01-18 1979-07-19 Uhl Sportartikel Karl Verfahren zur herstellung einer beschichtung fuer sportschuhe, insbesondere fussballschuhe
IT8121560V0 (it) 1981-04-23 1981-04-23 Nuova Zarine Costruzione Macch Calzatura con tomaia zonalmente ricoperta da materiale sintetico iniettato stabilmente unito alla tela.
WO1983003339A1 (en) * 1982-03-24 1983-10-13 Francis Ferris Soccer boot overskin
US5093379A (en) * 1990-04-09 1992-03-03 Polymer Dynamics Technology, Inc. Heat stable polyurethane foams
IT221594Z2 (it) * 1991-01-31 1994-07-23 Rutil Srl Elemento di copertura applicabile particolarmente a calzature per calciatore
US5743027A (en) * 1995-11-29 1998-04-28 Barma; Tarachand S. Rubber footwear and method of making same
CN2296643Y (zh) 1997-06-16 1998-11-11 李学斌 一种带颗粒胶面的球鞋
US6082023A (en) * 1998-02-03 2000-07-04 Dalton; Edward F. Shoe sole
US6735886B2 (en) * 1999-06-17 2004-05-18 Markpro Co., Ltd Soccer shoes having an improved structure capable of allowing a user to kick a ball farther
GB2361406A (en) 2000-04-18 2001-10-24 Iain Davis Football boot with elasticated frictional surface
KR20010025630A (ko) 2001-01-12 2001-04-06 이대희 회전력 증가수단이 구비된 축구화
US20040168348A1 (en) * 2003-02-27 2004-09-02 Strickland Barbara A. Shoe upper having an adhesive impregnated fabric strip stitched thereto for sole attached thereto
WO2004093588A1 (en) 2003-04-22 2004-11-04 Konstantinos Hatzilias Footwear for gripping and kicking a ball
FR2897243B1 (fr) * 2006-02-10 2008-08-01 Promiles Sa Chaussure de sport a element interne amortisseur pour le talon
CN201001430Y (zh) * 2007-01-31 2008-01-09 彭浩东 一种增大摩擦力的足球鞋
US8544191B2 (en) * 2007-04-10 2013-10-01 Reebok International Limited Smooth shoe uppers and methods for producing them
US7832120B2 (en) * 2007-10-08 2010-11-16 Man-Young Jung Anti-slip footwear
KR20110018061A (ko) * 2009-08-17 2011-02-23 헨켈테크놀러지스 (유) 접착용 다기능 처리제를 이용한 신발의 제조방법
US8572866B2 (en) * 2009-10-21 2013-11-05 Nike, Inc. Shoe with composite upper and foam element and method of making same
CN102160699B (zh) * 2010-02-21 2015-09-09 智权管理有限公司 一种具有纺织物的鞋子的鞋底及其制造方法
US8689381B2 (en) * 2011-04-13 2014-04-08 Shei Chung Hsin Ind. Co., Ltd. Method of preparing a rubber shoe sole
US8747711B1 (en) * 2013-10-18 2014-06-10 Nike, Inc. Method of manufacturing rubber and polyolefin sole assembly

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310601A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Asics Corp 靴底の製造法
GB2259639A (en) * 1991-09-17 1993-03-24 Quasersport Limited Footwear
JPH08332101A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Kimio Obana シューズ
JPH0928412A (ja) * 1995-07-18 1997-02-04 Asics Corp スポーツシューズ
JP2001017206A (ja) * 1999-06-11 2001-01-23 Tecnica Spa 補強されたアッパーを有する履物、半完成品のアッパー及びこれらの製造方法
JP2003093107A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Matsuda:Kk 甲皮のかかと部の成形方法およびその成形方法により製造のケミカルシューズ
JP4351700B2 (ja) * 2004-03-05 2009-10-28 株式会社アシックス 布帛と加硫ゴムの結合体及びその製造法

Also Published As

Publication number Publication date
US10059071B2 (en) 2018-08-28
CN103381002A (zh) 2013-11-06
EP2659798B1 (en) 2017-10-25
DE102012207300A1 (de) 2013-11-21
DE102012207300B4 (de) 2019-10-24
EP2659798A1 (en) 2013-11-06
CN103381002B (zh) 2016-04-20
JP6038720B2 (ja) 2016-12-07
US20130291400A1 (en) 2013-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6038720B2 (ja) シューズ用の上部体を製造するための方法
US11589652B2 (en) Function screen printing on upper
KR102255721B1 (ko) 신발 물품용 플레이트를 형성하는 방법
JP6549513B2 (ja) スポーツシューズ用のソール
EP3045059B1 (en) Baseplate for a shoe, in particular a sports shoe
CN105996294B (zh) 用于鞋类制造的感应加热装置和工艺
JP2016019735A (ja) 非対称靴
US6500082B1 (en) American football supported with construction liner
EP3327191B1 (en) Manufacturing of non-woven fabrics including a component
US20030131499A1 (en) Footwear having a flexible outsole
US20130167281A1 (en) Sole baseball glove
TWI706738B (zh) 用於鞋類物件之全天候型鞋面
KR101316061B1 (ko) 양말의 제조방법 및 그 제품
EP3162413B1 (en) A multi-layer gaming object
US11389713B2 (en) Systems and methods for making gloves
CN220876066U (zh) 一种一体成型鞋
TW201707992A (zh) 紫外線數位印刷成型之人造皮革結構及其成型方法
JPH0852007A (ja) 靴底及びその製造法
TWM513894U (zh) 紫外線數位印刷成型之人造皮革結構

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141021

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6038720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250