JP2013233283A - 栓体 - Google Patents

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Abstract

【課題】栓体の構成を簡単にし、処置具の抜き取り時に着脱弁や固定弁が処置具と供に外れないようにする。
【解決手段】固定弁45と着脱弁47とを連結バンド46で連結し、エラストマーにより一体的に構成する。枠体41をプラスチック製の剛体から構成する。枠体41の上部にフランジ89と受け部90を形成する。固定弁45の下端に、第2フランジ81を形成する。フランジ89に第2フランジ81を係止させ、枠体41に固定弁45を取り付ける。第2フランジ81の一部をフランジ89と受け部90で挟持し、第2フランジ81のフランジ89からの脱落を阻止する。固定弁45が枠体41に強固に取り付けられ、処置具14の抜き取り時に固定弁45が外れることがない。
【選択図】図4

Description

本発明は、内視鏡の処置具チャンネルのチャンネル開口部に装着される栓体に関するものである。
従来から医療分野において、患者の体内に内視鏡の挿入部を挿入して、体内の観察だけではなく、患部に対して各種の処置を行っている。具体的には、鉗子、切開具などの各種処置具を、内視鏡の操作部に設けられたチャンネル開口部から挿入部内の処置具チャンネルに挿通させ、挿入部先端から突出させることにより、患部の切除、採取等の各種の処置が行われる。
チャンネル開口部には、処置を行う際に処置具が挿通可能な鉗子栓(栓体)が装着されている(特許文献1〜3参照)。この鉗子栓は、体内の内圧の変化等によって、体内の体液、汚物、体内洗浄用の生理食塩水等が処置具チャンネル内を逆流して、チャンネル開口部から外部に漏れ出ることを防止している。このような鉗子栓としては、特許文献1〜3に開示されているように、下栓と上栓との二重構造の弁体を枠体に有するものが知られている。例えば特許文献1及び2の鉗子栓では、下栓は、直径が大きな処置具挿入孔を有する弁膜を備え、直径が大きい処置具を使用する場合に用いられる。上栓は、切込みを有する弁膜を備え、下栓の処置具挿通孔では処置具との間に隙間が発生してしまうような直径が小さい処置具を挿入する場合に用いられる。そして、上栓は、処置具の直径が大きい場合に上栓を枠体から取り外して、上栓による挿入抵抗が発生しないようにして、操作性を向上させている。また、特許文献3のものは、特許文献2のものとは下栓及び上栓の処置具挿通孔や切込みの位置関係が逆になっている。
特開2007−185371号公報 特開2005−177080号公報 特開2005−224529号公報
特許文献1の鉗子栓では、上栓及び下栓をゴム部材により一体的に構成し、構成を簡単にしている。しかしながら、ゴム部材により両者が構成されているため、これらの結合強度が弱い。このため、処置具を抜き取るときの摩擦抵抗や引っ掛かりによって、下栓が処置具と供にチャンネル開口部から抜けてしまったり、下栓から上栓が抜けてしまったりすることがある。これら下栓や上栓の係止が外れて抜けてしまうと、体液等が飛散し感染のおそれがある。
また、特許文献2,3の鉗子栓は、ディスポタイプであり、枠体に破断部を設けて、使用後にはこの破断部から破壊することにより、チャンネル開口部の再装着を不能にして、再使用を不可能にしている。このため、剛性のある枠体に上栓が係止するため、特許文献1のように、ゴム部材同士の係止とは異なり、結合強度を保持することができ、処置具を抜き取るときに、上栓が処置具と供に抜けてしまうことはなくなる。
しかしながら、特許文献2,3の鉗子栓では、枠体上部に上栓を係止させる構造のため、上栓を外した状態で処置具を挿通する場合には、枠体上部が処置具に接触し、さらには処置具に付着した体液などが枠体上部に接触する可能性がある。したがって、枠体も生体への適合性を確保した材料で構成する必要があり、使用可能な枠体の材料が限定されてしまうという問題がある。また、枠体内部から下栓や上栓が脱落することがないように、枠体の内周面には、これら各栓の係止部や係止突起などを構成する必要がある。このため、枠体を成形する際に金型にアンダーカット部が多く形成されてしまい、金型の製造コストが高くなる他に、成形適性もアンダーカット部が多くなる分、低下するという問題がある。なお、アンダーカット部は、金型からの離型の際に、金型の一部を移動させなければ離型することができない箇所をいう。
また、特許文献2,3の鉗子栓では、上栓、下栓、枠体の三部品で構成するものの、下栓を枠体内に挿入したり、上栓を枠体に取り付けたり、上栓の延出部を枠体に係止させたりする必要があり、組み立て工数が増えてしまうという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、組み立てが容易であり、枠体を自由な材質で構成することができ、処置具の抜き取りの際に上栓及び下栓が処置具と供に抜け出てしまうことがないようにした栓体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の栓体は、内視鏡内の処置具チャンネルのチャンネル開口部に取り付けられてチャンネル開口部を塞ぎ処置具の挿入を許容する栓体において、固定弁、着脱弁、枠体を有する。固定弁は、処置具の挿通孔を有する弁膜を持ち円筒状に形成され、外周面に係止部と上部に着脱弁取付フランジとを有し、エラストマーから構成されている。そして、固定弁は、チャンネル開口部に下端が接触してこのチャンネル開口部を塞ぐ。
着脱弁は、処置具の挿入を許容するスリットを有する弁膜を持ちキャップ状に形成され、内周面に着脱弁取付フランジに係止する円環状突起を有し、エラストマーから構成されている。そして、着脱弁は、円環状突起と着脱弁取付フランジとの係止により、固定弁の上部に着脱自在に連結される。
枠体は、固定弁が挿入されてこの固定弁の下端をチャンネル開口部に接触させた状態で、チャンネル開口部に係止する係止爪と、固定弁の係止部が係止する固定弁取付フランジとを有し、プラスチック製で構成されている。この枠体は、係止部と固定弁取付フランジとの係止により固定弁を保持する。
本明細書において、エラストマーとは、合成樹脂であって、大きく折り曲げても元の形状に戻る性質を有する材料をいう。例えばゴムである。また、プラスチックとは、合成樹脂であって、剛性を有するが、大きく折り曲げると塑性変形あるいは破壊する性質を有する材料をいう。例えば熱可塑性樹脂である。
なお、固定弁及び着脱弁を繋ぐように、これら固定弁及び着脱弁と一体的に形成されるエラストマー製の連結部を備えることが好ましい。この場合には、固定弁、着脱弁、連結部が一体で構成されるため、製造が容易になる他に、枠体への組み付けが簡単になる。
着脱弁の外周面に形成され、連結部とは反対側でこの着脱弁の直径方向に延びる把持部と、固定弁が枠体に取り付けられた状態で連結部とは反対側で、枠体の外周面に形成され、この枠体の直径方向に延びて処置具の抜去方向とは逆方向に突出する係止爪と、把持部を枠体の外周面に沿わせた状態で、係止爪が係止する位置で把持部に形成される係止孔とを備え、把持部の係止孔が係止爪に係止した状態で、把持部の着脱弁から係止孔までの長さで、連結部を形成することが好ましい。この場合には、把持部の係止孔に係止爪が係止することで、着脱弁が枠体に強固に連結されるため、処置具を抜き取る際に、処置具と一緒に着脱弁が固定弁から外れることがなくなる。
枠体の外周面に形成され、この枠体の直径方向に延びて処置具の抜去方向とは逆方向に突出する1対の係止爪と、着脱弁の外周面に形成され、この着脱弁の直径方向に延びる1対の把持部と、把持部を枠体の外周面に沿わせた状態で、係止爪が係止する位置で把持部に形成される係止孔とを備えることが好ましい。この場合には、把持部によって着脱弁が枠体に固定されるため、着脱弁を枠体に強固に取り付けることができ、処置具の抜き取り時に処置具と供に着脱弁が外れてしまうことがなくなる。
枠体の固定弁取付フランジ下方で枠体の外周面に枠体と一体に形成され、係止部の外周面の一部を覆う抜脱防止受け部を有することが好ましい。この場合には、この抜脱防止受け部によって、固定弁の係止部が枠体にしっかりと保持されるようになり、枠体から固定弁が外れることが無くなる。
枠体と固定弁とは、接着、溶着、または枠体の一部を変形させるカシメにより分離不能であることが好ましい。この場合には、枠体と固定弁とは分離不能になり、固定弁や着脱弁の再使用が阻止される。
枠体は、チャンネル開口部側の外周面から直径方向に突出し、周方向の両側に位置する連結部分を介して枠体に連結している分離用把持部と、連結部分の少なくとも一方に、枠体の筒心方向に形成される切欠きと、切欠きにより残される連結部分からなり、分離用把持部を分離するための脆弱部とを有することが好ましい。この場合には、脆弱部により分離用把持部を枠体から分離することで、枠体下部が大きく開口し、チャンネル開口部に枠体を再装着することが不可能になり、再利用が防止される。
枠体は、脆弱部に接し、枠体に形成される側面開口を有することが好ましい。この場合には、分離用把持部を枠体から分離すると側面開口を含んだ大きな開口が枠体下部に形成されることにより、枠体をチャンネル開口部から簡単に取り外すことができる。また再装着しようとしても、側面開口を含む大きな開口が枠体に形成されるため、再使用が確実に防止される。
係止爪部は、枠体の周方向に略180度の間隔で形成される2個の固定爪であり、固定爪は、分離用把持部の直径方向の中心線に対して線対称位置に形成されていることが好ましい。この場合には、枠体から分離用把持部が分離されると、2個の固定爪のチャンネル開口部からの係止解除が容易に行われ、枠体のチャンネル開口部の取り外しが簡単になる。
本発明の栓体によれば、枠体を自由な材質で構成できる他、チャンネル開口部に強固に固定することができる。また、処置具を抜き取る際に、着脱弁や固定弁と処置具との間の摩擦抵抗や引っ掛かり等によって、処置具と供に着脱弁や固定弁が外れてしまうことがなくなる。
内視鏡システムの概略構成を示す一部正面図を含む斜視図である。 栓体を分解して示す斜視図である。 栓体の全体を示す斜視図である。 栓体の断面図である。 分離用把持部を下側に曲げた時の折れ曲げ限界を示す枠体の側面図である。 分離用把持部を上側へ曲げた時の破断状態を示す枠体の側面図である。 第2実施形態の栓体を分解して示す斜視図である。 第2実施形態の栓体の断面図である。 枠体が管路の一部であるときの栓体を分解して示す斜視図である。 同栓体の全体を示す斜視図である。 同栓体の断面図である。 同栓体から処置具が抜去される状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
図1に示すように、内視鏡10は、例えば気管に挿入する気管支鏡であり、気管内に挿入される挿入部11と、挿入部11の基端部に連設された操作部12と、操作部12に接続されたユニバーサルコード13とを備えている。ユニバーサルコード13は、複合タイプのコネクタ13aを介して、図示しないプロセッサ装置や光源装置などに接続される。
挿入部11は、その先端側から基端側に向かって順に、先端硬性部11aと、湾曲自在な湾曲部11bと、可撓性を有する可撓管部11cとに区分けされている。先端硬性部11aの先端面には、鉗子等の処置具14の出口である処置具出口15の他に、図示は省略するが観察窓や照明窓が設けられている。観察窓の奥にはイメージセンサ(図示せず)などが配置され、照明窓の奥には光ファイバケーブル(図示せず)が配置されている。イメージセンサの信号線や光ファイバケーブルは、挿入部11、ユニバーサルコード13、及びコネクタ13a内を通って、プロセッサ装置、光源装置にそれぞれ接続される。
挿入部11内には、処置具14を挿通するための処置具チャンネル16が設けられている。処置具チャンネル16の一端は処置具出口15に接続し、他端は操作部12のチャンネル開口部17に接続している。処置具チャンネル16は、処置具出口15から血液等の体液や体内汚物等の固形物などを吸引するための経路としても用いられる。操作部12内には、処置具チャンネル16から分岐した吸引チャンネル(図示せず)が設けられており、この吸引通路は操作部12の吸引ボタン18に接続している。
吸引ボタン18は、操作部12外において負圧源(図示せず)に接続している。吸引ボタン18は、押圧操作またはその押圧操作の解除により、吸引通路と負圧源との連通/遮断を切り替える。
チャンネル開口部17には、処置具14(図1参照)が挿通可能なディスポタイプの栓体(鉗子栓)21が装着されている。図2に示すように、チャンネル開口部17は口金20を有する。この口金20を介して、栓体21はチャンネル開口部17に取り付けられる。
図2及び図3に示すように、栓体21は、処置具14(図1参照)により処置を行う際に体内の体液等が処置具チャンネル16内を逆流して口金20から外部に漏れることを防止する。栓体21は、枠体41と、この枠体41に保持される弁体42を有する。弁体42は、口金20を塞ぐと共に、処置具14が挿入されるときはこの処置具14の挿入を許容する。
弁体42は、固定弁45と、連結バンド(連結部)46と、着脱弁47とを有する。連結バンド46は、固定弁45と着脱弁47を連結する。この弁体42は、ゴムなどのエラストマーから構成されている。着脱弁47は、スリット50を有する弁膜51を持ち、全体がキャップ状に形成されている。この着脱弁47の内周面には、内側に突出する円環状突起60が形成されている。また、着脱弁47の連結バンド46の連結側とは反対側には、取外し把持部61が着脱弁47と一体に形成されている。
図4に示すように、固定弁45は、処置具挿通孔70を有する弁膜71を持ち、円筒状に形成されている。弁膜71は半球状または円錐面状に凹んでおり、その中心部に処置具挿通孔70を有する。図2に示すように、上端には第1フランジ75が設けられている。固定弁45の下部は、枠本体80内に挿入され、その内周面80aにより保持される。第1フランジ75は枠本体80内に挿入されることがなく、また、固定弁45の外周面には第2フランジ81が設けられ、第2フランジ81は、枠体41に係止固定される係止部81aを有する。
第1フランジ75は、外周面側にフランジ外側傾斜面75aを有する。また、内周面側にはフランジ内側傾斜面75bを有する。第1フランジ75に着脱弁47が被せられると、着脱弁47の円環状突起60がフランジ外側傾斜面75a、外周面75cを乗り越えるように開拡変形し、第1フランジ75の係止面75dに円環状突起60の係止面60aが係止する。係止面75dと係止面60aは、外向きに斜め下方に傾斜している。
図2に示すように、枠体41は、略円筒状の枠本体80、この枠本体80に形成される固定爪86、分離用把持部87、側面開口88、フランジ89、受け部90を有し、プラスチックにより一体成形されている。枠本体80の下端部内周面には、固定爪86が形成されている。枠本体80の外周面には、下端から順に分離用把持部87、側面開口88が形成されている。枠本体80の上端面には、固定弁取付部としてのフランジ89が形成されている。
図4に示すように、枠体41は、固定弁45を口金20の開口に接触させた状態で、固定弁45を口金20の開口部に取り付ける。係止部81aとフランジ89との係止強度を高め、固定弁45と枠体41とが分離不能となるように、枠体41の外周面には、係止部81aの外周面の一部を覆う受け部90が設けられている。受け部90は、枠体41と一体に形成されている。受け部90は、第2フランジ81の凹部81bに嵌め込まれる凸部90aを有する。ここで、係止部81aと受け部90とは溶着または接着されることが好ましい。この場合には、これらを分離不能にして弁体42の再利用などが阻止される。
図3及び図4に示すように、側面開口88は、下部に接続開口88aを有し、接続開口88aは後に説明する脆弱部95に達している。枠本体80には、2個の固定爪86が円周方向に略180度のピッチで形成されている。これら固定爪86は、枠本体80が口金20に装着される際に、口金20のフランジ97を乗り越える。これにより、フランジ係止面97aに固定爪86の係止面86aが係止する。
枠本体80の下端部外周面80cは、下端に向かうに従い次第に開拡するテーパー面100になっている。このテーパー面100によって、枠本体80の下端部の肉厚を確保し、枠本体80の下端部の強度を保持している。テーパー面100には、枠本体80の半径方向に突出する分離用把持部87が形成されている。2個の固定爪86は、分離用把持部87の半径方向の中心線に対して線対称位置に形成されている。この分離用把持部87は、2個の固定爪86を含む水平面内において、開拡許容開口101を有するU字形に形成されている。
図3に示すように、分離用把持部87の枠本体80への接合部分である両側に近接し、枠本体80の外周面80cよりも半径方向外側に位置する部分には、枠本体80の筒心方向で、下端から上方に向けて切り欠き(ノッチ)102が形成されている。この切り欠き102により、枠本体80の筒心方向で、分離用把持部87と枠本体80との連結部分が短く形成されている。この短く形成された連結部分が、前記分離用把持部87を枠本体80から分離するための脆弱部95となる。
図5に示すように、一対の対向する切り欠き面102aは、分離用把持部87が下方に向けて押動されたときには、互いの切り欠き面102aが接触してそれ以上の曲がりを規制するストッパとして機能する。図6に示すように、逆に分離用把持部87が上方に向けて押動されたときには、切り欠き面102aによる接触はないため、分離用把持部87を上方に向けて大きく曲げることができる。この曲げ変形によって、脆弱部95は塑性変形した後に破断に至る。なお、切り欠き102を筒心方向の一方に形成する代わりに、両方に形成してもよい。
図1に示すように、使用に際しては、栓体21を内視鏡10の操作部12の口金20に装着する。この装着は、図2に示すように、栓体21の下端部を口金20のフランジ97に外嵌するように押し込む。これにより、枠本体80の下端部は分離用把持部87の開拡許容開口101が開くように変形するため、2個の固定爪86が矢印A1方向に移動し、フランジ97を容易に乗り越えることができる。固定爪86がフランジ97を乗り越えると、固定爪86とフランジ97との係止面86a,97a(図4参照)が当接し確実に係止するため、その後はこの状態では枠本体80を口金20から抜き取ることが不可能になる。
着脱弁47が固定弁45のフランジ75に嵌め込まれていて、処置具14(図1参照)を使用しない状態では、着脱弁47のスリット50は、着脱弁47の弾発力によって密着しており、水密・気密状態を保持している。
処置具14のうち比較的に小径なものを使用する場合には、着脱弁47を固定弁45の上部に嵌め込んだ状態で、着脱弁47のスリット50から処置具14を挿入することができる。スリット50に処置具14を挿通させると、着脱弁47の弾発力によって、スリット50面が処置具14の外周面に密着した状態になる。したがって、挿入部11を患者の体内に挿入しても、血液や体液などが栓体21から外に漏れだすことはない。また、直径が大きい処置具14の場合には、着脱弁47を固定弁45から取り外して、固定弁45の処置具挿通孔70から処置具14を挿入することもできる。
図4に示すように、着脱弁47は枠体41に取り付けられず、固定弁45のみが枠体41に取り付けられ、固定弁45の上部に着脱弁47が直接に着脱される。このため、処置具14(図1参照)を挿通する際、固定弁45からの着脱弁47の取り外しにかかわらず、処置具14が挿通される栓体21内の全ての管路がエラストマー製で構成される。これにより枠体41が処置具14に接触することがなく、生体への適合性がある材質に限定されることがなく、より強固な結合が可能な材質を選択することができる。
また、係止部81aとフランジ89との係止強度を高め、固定弁45と枠体41とが分離不能となるように、係止部81aは受け部90に外周面の一部が覆われているため、処置具14を抜き取るとき、固定弁45が処置具14とともに抜けてしまうことがない。さらに、係止面75dと係止面60aは、外向きに斜め下方に傾斜していることにより、円環状突起60が食い込む方向で係止状態が維持されるため、着脱弁47が処置具14とともに抜けてしまうこともない。
内視鏡10の使用後は、栓体21を口金20から外して内視鏡10の洗浄が行われる。栓体21を口金20から取り外す場合には、図6に示すように、分離用把持部87を摘んで上方に持ち上げることにより、脆弱部95を中心にして分離用把持部87が上方に折れ曲がり、塑性変形した後に破断する。
破断後は分離用把持部87が枠本体80から分離するため、接続開口88aを有する側面開口88が開放されて下端に大きく開いた状態になる。これにより、固定爪86と口金20のフランジ97とは簡単に係止が解除可能になり、口金20から栓体21を容易に取り外すことができる。しかも、分離用把持部87を枠本体80から分離した状態では、接続開口88a及び側面開口88が開放状態となる。このため、再度の口金20への装着は不可能になり、装着したとしても栓体21が簡単に外れてしまうため、再使用が防止される。
(第2実施形態)
次に着脱弁の把持部、枠体の受け部の形状を変えた他の実施形態について説明する。図7に示すように、第2実施形態の栓体109の着脱弁111では、連結バンド114の連結側とは反対側に着脱弁111の直径方向に延びる把持部112が着脱弁111と一体に形成されている。枠体110の受け部90の外周面には、把持部112の係止孔112aに挿入され把持部112を係止する係止爪113が、受け部90と一体に形成されている。係止爪113は、処置具14(図1参照)が抜去される方向とは異なる方向に形成されている。また、連結バンド114は、第1実施形態の連結バンド46より短く、把持部112と長さが同じである。なお、第2実施形態の着脱弁111や枠体110において、把持部112、係止爪113以外の構成は、第1実施形態のものと同一であるので、同一符号を付して重複した説明は省略している。
図8に示すように、本実施形態によれば、把持部112が係止爪113に係止されているため、この分だけ着脱弁111、固定弁45を枠体109に強固に取り付けることができ、処置具14(図1参照)が抜き取られる時に、着脱弁111や固定弁45も一緒に抜けてしまうことがなくなる。
なお、上記各実施形態では、固定弁45と着脱弁47,111とは断面矩形状の連結バンド46,114により連結しているが、連結バンド46,114は、例えば断面が円や楕円状の紐状体であってもよい。
なお、第2実施形態では、着脱弁111に連結バンド114とは反対側で一つの把持部112を設け、対応する位置で枠体110に係止爪113を設けたが、これに代えて、図示は省略したが、連結バンドに直交し、着脱弁の直径方向に、図9に示すような1対の把持部143を設けてもよい。この場合には、枠体の第2フランジの外周面に、図9に示すような1対の係止爪を設ける。
次に、図9〜図12を参照して、固定弁、着脱弁を枠体に強固に取り付けるようにした別例を説明する。この例では、枠体の内周面の一部が、処置具挿通路に面してしまい、材質的に生体適合性を有するものに限定されてしまう点で上記各実施形態とは異なっている。
図9及び図10に示す栓体130は、枠体131と、枠体131に保持される着脱弁132、固定弁133と、回転リング134とを備え、着脱弁132と固定弁133との間が、枠体131で構成されている。
着脱弁132、固定弁133は、ゴムなどのエラストマーから構成されている。図11に示すように、着脱弁132は、スリット140を有する弁膜141を有する。この着脱弁132の内周面には、内側に突出する円環状突起142が形成されている。また、着脱弁132の外周面には着脱弁132の直径方向に延びる1対の把持部143が着脱弁132と一体に形成されている。
固定弁133は、処置具挿通孔150を有する弁膜151を持ち、円筒状に形成されている。弁膜151は半球状または円錐面状に凹んでおり、その中心部に処置具挿通孔150を有する。固定弁133は、枠体131内に挿入され、その内周面131aにより保持される。また、固定弁133の脱落防止のため、固定弁133の外周面には、枠体131の係止溝131bに係止固定される係止部155が設けられている。
図9に示すように、枠体131は、処置具14(図1参照)が抜去される方向とは異なる方向に形成された1対の係止爪160と、口金20に係止される固定爪161と、フランジ162と、回転リング134が装着される装着部165とを有し、プラスチックにより一体成形されている。フランジ162は、外周面側にフランジ外側傾斜面162aを有する。また、内周面側にはフランジ内側傾斜面162bを有する。図11に示すように、フランジ162に着脱弁132が被せられると、着脱弁132の円環状突起142が、フランジ外側傾斜面162a、外周面162cを乗り越えるように開拡変形し、段差部168に嵌合する。
枠体131は、固定弁133を口金20の開口170に接触させた状態で、固定弁133を内周面131aにより保持する。枠体131の外周面には、着脱弁132の把持部143の係止孔143aに挿入され把持部143を係止する1対の係止爪160が設けられている。また、枠体131の下端部には、固定爪161が形成されている。枠体131が口金20に装着される際に、フランジ係止面97aに固定爪161の係止面161aが係止する。
図9に示すように、枠体131には、回転リング134が装着される装着部165が設けられ、回転リング134に設けられた摺動部181が枠体131の溝部185を摺動することで回転リング134は回転可能となる。図11に示すように、枠体131が口金20に装着される際に、フランジ係止面97aに固定爪161の係止面161aが係止するよう固定爪161を押圧する押圧部188が回転リング134に設けられている。
図1に示すように、使用に際しては、栓体130を内視鏡10の操作部12の口金20に装着する。この装着は、図11に示すように、栓体130の固定弁133を口金20の開口170に接触させ、回転リング134の押圧部188が固定爪161の位置にくるまで回転リング134を回転させ、押圧部188が固定爪161を押圧することによって、固定爪161の係止面161aがフランジ係止面97aに係止する。押圧部188が固定爪161を押圧することで、係止面161aがフランジ係止面97aに確実に係止するため、その後はこの状態では枠体131を口金20から抜き取ることが不可能になる。
着脱弁132が枠体131に装着されていて、処置具14(図1参照)を使用しない状態では、着脱弁132のスリット140は、着脱弁132の弾発力によって密着しており、水密・気密状態を保持している。
処置具14のうち比較的に小径なものを使用する場合には、着脱弁132を枠体131に装着させた状態で、着脱弁132のスリット140から処置具14を挿入することができる。スリット140に処置具14を挿通させると、着脱弁132の弾発力によって、スリット140面が処置具14の外周面に密着した状態になる。したがって、挿入部11を患者の体内に挿入しても、血液や体液などが栓体130から外に漏れだすことはない。また、直径が大きい処置具14の場合には、着脱弁132を枠体131から取り外して、固定弁133の処置具挿通孔150から処置具14を挿入することもできる。
図12に示すように、処置具14(図1参照)が抜去される際、把持部143が係止爪160に係止されているため、着脱弁132が開いてしまうことがない。また、把持部143が変形するため、円環状突起142は、段差部168側に押し付けられ、段差部168との密着度がさらに高まる。
内視鏡10の使用後は、栓体130を口金20から外して内視鏡10の洗浄が行われる。栓体130を口金20から取り外す場合には、回転リング134の押圧部188が固定爪161の位置にこないところまで回転リング134を回転させ、押圧部188の押圧による固定爪161の係止面161aとフランジ係止面97aとの係止を解除する。解除後は回転リング134が回転不能となり再度の口金20への装着は不可能になり、再使用が防止される。
以上のような栓体130によれば、把持部143が係止爪160に係止されているため、処置具14を抜き取るときの摩擦抵抗や引っ掛かりによって、着脱弁132が処置具14とともに抜けてしまうことがない。また、把持部143が変形するため、円環状突起142は、段差部168側に押し付けられ、段差部168との密着度がさらに高まる。
(付記1)
上記の栓体130に関しての要点は以下のようになる。
内視鏡内の処置具チャンネルのチャンネル開口部に取り付けられて前記チャンネル開口部を塞ぎ処置具の挿入を許容する栓体において、
前記チャンネル開口部に係止する係止部と、外周面に前記処置具の抜去方向とは逆方向に突出する1対の係止爪とを有する枠体と、
前記枠体に内装され、前記処置具の挿通孔を有する弁膜を持ち円筒状に形成され、前記チャンネル開口部に下端が接触してこのチャンネル開口部を塞ぐエラストマー製の固定弁と、
前記処置具の挿入を許容するスリットを有する弁膜を持ちキャップ状に形成され、前記固定弁と連通する着脱弁であって、外周面に前記枠体の前記係止爪に係止される1対の把持部、前記把持部を前記枠体の外周面に沿わせた状態で、前記係止爪が係止する位置で前記把持部に形成される係止孔、内周面に前記枠体の前記チャンネル開口部とは逆側の開口に形成される段差部に外嵌する円環状突起を有し、前記円環状突起は、前記処置具を抜去する際に前記把持部の変形によって前記段差部側に押し付けられる着脱弁と、
を備えることを特徴とする栓体。
20 口金
21,109,130 栓体
41,110,131 枠体
45 固定弁
47,111,132 着脱弁
60 円環状突起
81a 係止部
86 固定爪
87 分離用把持部
90 受け部
95 脆弱部
101 開拡許容開口
102 切り欠き

Claims (9)

  1. 内視鏡内の処置具チャンネルのチャンネル開口部に取り付けられて前記チャンネル開口部を塞ぎ処置具の挿入を許容する栓体において、
    前記処置具の挿通孔を有する弁膜を持ち円筒状に形成され、外周面に係止部と上部に着脱弁取付フランジとを有し、前記チャンネル開口部に下端が接触してこのチャンネル開口部を塞ぐエラストマー製の固定弁と、
    前記処置具の挿入を許容するスリットを有する弁膜を持ちキャップ状に形成され、内周面に前記着脱弁取付フランジに係止する円環状突起を有し、この円環状突起と前記着脱弁取付フランジとの係止により、前記固定弁の上部に着脱自在に連結されるエラストマー製の着脱弁と、
    前記固定弁が挿入されて前記固定弁の下端を前記チャンネル開口部に接触させた状態で、前記チャンネル開口部に係止する係止爪と、前記係止部が係止する固定弁取付フランジとを有し、前記係止部と前記固定弁取付フランジとの係止により前記固定弁を保持する筒状のプラスチック製の枠体と、
    を備えることを特徴とする栓体。
  2. 前記固定弁及び前記着脱弁を繋ぐように、これら固定弁及び着脱弁と一体的に形成されるエラストマー製の連結部を備えることを特徴とする請求項1記載の栓体。
  3. 前記着脱弁の外周面に形成され、前記連結部とは反対側でこの着脱弁の直径方向に延びる把持部と、
    前記固定弁が前記枠体に取り付けられた状態で前記連結部とは反対側で、前記枠体の外周面に形成され、この枠体の直径方向に延びて前記処置具の抜去方向とは逆方向に突出する係止爪と、
    前記把持部を前記枠体の外周面に沿わせた状態で、前記係止爪が係止する位置で前記把持部に形成される係止孔とを備え、
    前記把持部の係止孔が係止爪に係止した状態で、前記把持部の前記着脱弁から前記係止孔までの長さで、前記連結部を形成することを特徴とする請求項2記載の栓体。
  4. 前記枠体の外周面に形成され、この枠体の直径方向に延びて前記処置具の抜去方向とは逆方向に突出する1対の係止爪と、
    前記着脱弁の外周面に形成され、この着脱弁の直径方向に延びる1対の把持部と、
    前記把持部を前記枠体の外周面に沿わせた状態で、前記係止爪が係止する位置で前記把持部に形成される係止孔とを備えることを特徴とする請求項2記載の栓体。
  5. 前記枠体の固定弁取付フランジ下方で前記枠体の外周面に前記枠体と一体に形成され、前記係止部の外周面の一部を覆う抜脱防止受け部を有することを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の栓体。
  6. 前記枠体と前記固定弁とは、接着、溶着、または枠体の一部を変形させるカシメにより分離不能であることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の栓体。
  7. 前記枠体は、前記チャンネル開口部側の外周面から直径方向に突出し、周方向の両側に位置する連結部分を介して前記枠体に連結している分離用把持部と、
    前記連結部分の少なくとも一方に、前記枠体の筒心方向に形成される切欠きと、
    前記切欠きにより残される前記連結部分からなり、前記分離用把持部を分離するための脆弱部と
    を有することを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の枠体。
  8. 前記枠体は、前記脆弱部に接し、前記枠体に形成される側面開口を有することを特徴とする請求項7記載の栓体。
  9. 前記係止爪部は、前記枠体の周方向に略180度の間隔で形成される2個の固定爪であり、
    前記固定爪は、前記分離用把持部の前記直径方向の中心線に対して線対称位置に形成されていることを特徴とする請求項7または8記載の栓体。
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