JP2013232094A - 電子機器の水冷システムにおける継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器内の内部流路と電子機器外の外部流路とを接続するための継手構造において、ラックから電子機器を取り出す際の作業性向上を図る。
【解決手段】継手構造Jaは、サーバー11(電子機器)の後面に設けられ、筐体17内の内部流路13に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体35と、ラック12に固定して設けられ、筐体17外の外部流路14に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体53と、接続された第1継手本体35と第2継手本体53を離脱規制状態にロックするロック手段65と、筐体17に一体移動可能に取り付けられるようになっており、第1継手本体35における第2継手本体53との第1接続部39(接続部)に対して前方へ相対移動することで、ロック手段65のロック状態を解除するリアケース33(ロック解除部材)とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器の水冷システムにおける継手構造に関するものである。
スーパーコンピューターやサーバーのように高度な演算処理能力が要求される電子機器は、発熱量が多く、汎用コンピューターに用いられる空冷システムでは充分に冷却することができない。そのため、発熱量の多い電子機器には、冷却水を利用した水冷システムが用いられる。特許文献1には、電子機器の水冷システムとして、電子機器を収容するラックに、冷却水が循環する熱交換機を配置し、ラック内の電子機器で発生した熱を、熱交換機の冷却水が奪うようにした冷却技術が記載されている。
特開2010−034446号公報
熱交換機は、電子機器の外部に配置されているが、電子機器におけるCPU等の発熱体は、電子機器の筐体の内部に収容されているため、発熱体から熱交換機への伝熱効率が低い。この対策としては、電子機器の筐体の内部に、発熱体で生じた熱を奪う吸熱器と吸熱器に接続される冷却水用の内部流路とを収容し、ラックの外部に、内部流路に接続される外部流路と、外部流路に接続されて冷却水に蓄積された熱を放出する放熱器とを配置する方法が考えられる。
内部流路と外部流路とを接続状態にロックするための継手構造としては、内部流路側の継手と外部流路側の継手とを突き当てることによって、ワンタッチで接続状態にロックされる周知の継手構造を適用することが考えられる。この種の継手構造では、接続状態にロックされている継手をロック解除するために、ロック解除部材を解除方向へ移動させる操作が必要である。しかし、電子機器がラックの前方へ引き出されるようになっている場合、継手構造は電子機器の後面に配置されることになり、作業者が電子機器の後面に手を延ばして継手のロック解除操作を行う必要があるため、作業性が良くない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電子機器内の内部流路と電子機器外の外部流路とを接続するための継手構造において、ラックから電子機器を取り出す際の作業性向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、
本発明は、
発熱体が筐体内に収容された形態であって、ラックに対し後方へスライドさせることで収容され、前記ラックから前方へスライドさせることで取り出される電子機器と、
前記筐体の内部に収容され、前記発熱体で発生した熱を奪うための冷却水を流動させる内部流路と、
前記筐体の外部に配置され、前記発熱体から奪った熱を放出させるために冷却水を流動させる外部流路とを備えた電子機器の水冷システムに用いられ、
前記内部流路と前記外部流路とを接続する継手構造であって、
前記電子機器の後面に設けられられるようになっており、前記内部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体と、
前記ラックに固定して設けられるようになっており、前記外部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体と、
接続された前記第1継手本体と前記第2継手本体を離脱規制状態にロックするロック手段と、
前記筐体に一体移動可能に取り付けられるようになっており、前記第1継手本体における前記第2継手本体との接続部に対して前方へ相対移動することで、前記ロック手段のロック状態を解除するロック解除部材とを備えているところに特徴を有する。
この継手構造によれば、電子機器をラックから前方へ取り出す過程では、電子機器の筐体と一体にロック解除部材が前方への相対移動を始めると、このロック解除部材の相対移動によって、ロック手段によるロックが解除される。この後は、電子機器を前方へスライドさせる動作が進むのにともない、第1継手本体が第2継手本体から離脱する。本発明では、継手構造に対して直接的なロック解除操作を行わなくても、電子機器をラックから取り出す動作によって自動的にロック解除されるので、電子機器をラックから取り出す際の作業性に優れている。
実施例1の冷却システムにおいてサーバーをラックに収容した状態をあらわす平断面図 冷却システムにおいてサーバーをラックから取り出している状態をあらわす平断面図 継手構造において内部流路と外部流路が接続した状態をあらわす一部切欠平面図 継手構造において内部流路と外部流路の接続が解除した状態をあらわす部分平断面図 継手構造において内部流路と外部流路の接続過程をあらわす部分平断面図 継手構造において内部流路と外部流路の接続過程をあらわす部分平断面図 継手構造において内部流路と外部流路が接続した状態をあらわす一部切欠平面図 内部流路と外部流路が接続している状態から、サーバーをラックから取り出し始めた様子をあらわす継手構造の部分平断面図 実施例2の継手構造における第1継手ユニットの一部切欠平面図 第2継手ユニットの一部切欠平面図 継手構造において内部流路と外部流路が接続した状態をあらわす一部切欠平面図 継手構造において内部流路と外部流路の接続過程をあらわす部分平断面図 継手構造において内部流路と外部流路が接続した状態をあらわす一部切欠平面図 内部流路と外部流路が接続している状態から、サーバーをラックから取り出し始めた様子をあらわす継手構造の部分平断面図
本発明の継手構造は、
前記第1継手本体が、
前記ロック解除部材に対し一体移動可能に取り付けられているとともに、前記筐体と前記内部流路に対して一体移動可能に取り付けられるようになっている基端側部材と、
前記基端側部材に対し前記電子機器のスライド方向と平行に相対変位可能であって、前記接続部を有する先端側部材とを備えて構成されていてもよい。
この継手構造によれば、電子機器をラックから取り出す過程では、ロック解除部材が前方への相対移動を始めてから、ロック手段によるロックが解除されるまでの間、先端側部材は第2継手本体と接続した状態を保つため、電子機器の筐体は、先端側部材から離間していくことになる。このとき、内部流路が先端側部材と一体をなしていると、筐体の内部では内部流路が筐体に対して相対変位することになるが、第1継手本体は、先端側部材に対して相対変位可能な基端側部材を備え、この基端側部材を介して内部流路と筐体が一体移動するようになっているので、内部流路が筐体の内部で相対移動することはない。したがって、内部流路が容易に変形しない剛性の高い材質であっても、筐体内において内部流路と発熱体との位置関係を一定に保つことができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図8を参照して説明する。
<水冷システム10>
図1,2には、本実施例1の継手構造Jaが適用される水冷システム10の構成を示す。水冷システム10は、複数のサーバー11(本発明の構成要件である電子機器)と、複数のサーバー11を収容するためのラック12と、サーバー11内に設けた一対の内部流路13と、サーバー11の外部に設けた一対の外部流路14とを備えて構成されている。
ラック12は、その前面(図1,2における左側の面)に開放された形態であって、複数のサーバー11を収容するための収容空間15を有している。複数のサーバー11は、個別にラック12の前方から後方へスライドさせることによってラック12(収容空間15)内に収容される。ラック12に収容されたサーバー11は、ラック12に対し個別に前方へスライドさせることによって取り出すことができるようになっている。ラック12の前面には、ラック12内に収容したサーバー11が前方へ移動するのを規制するためのロックアーム16が設けられている。ロックアーム16を解除方向へ動かすと、ロックが解除され、サーバー11がラック12の前方へ取り出すことができるようになっている。
サーバー11は、箱形の筐体17と、筐体17の内部に収容されたCPU18(本発明の構成要件である発熱体)とを備えて構成されている。筐体17の内部には、CPU18で発生した熱を吸収する吸熱体19と、CPU18で発生した熱を吸熱体19を介して奪う冷却水を流動させるための内部流路13とが収容されている。吸熱体19は、CPU18に接するように配置され、筐体17に対して相対移動しないように固定されている。
一対の内部流路13は、変形し難い剛性の高い金属パイプからなり、筐体17に対して相対移動しないように固定されている。内部流路13の一方の端部は吸熱体19に接続されている。内部流路13の他方の端部は第1継手ユニット30に接続されている。第1継手ユニット30は、筐体17を構成する後面板20に貫通状態で取り付けられている。
一対の外部流路14は、CPU18から奪った熱を放出させるために、冷却水をサーバー11の外部で流動させるものである。外部流路14の一方の端部には、放熱体21が接続されている。外部流路14の他方の端部は第2継手ユニット50に接続されている。第2継手ユニット50は、ラック12の後端部に固定して配置されている。この第2継手ユニット50と上記第1継手ユニット30は、内部流路13の両端部と外部流路14の両端部とを接続するための継手構造Jaを構成する。
<第1継手ユニット30>
図3,4に示すように、第1継手ユニット30は、第1ハウジング31と、第1継手本体35と、ロック部材41と、ロックバネ42と、第1弁体47と、第1弁バネ48とを備えて構成される。第1ハウジング31は、外形がブロック状をなし、フロントケース32とリアケース33(本発明の構成要件であるロック解除部材)とをボルト締めにより前後に合体して構成されている。第1ハウジング31には、前後方向に貫通する左右一対の第1取付孔34が形成されている。各第1取付孔34には、夫々、筒状の第1継手本体35が貫通形態で取り付けられている。
第1継手本体35は、筒状の基端側部材36と、筒状の先端側部材37とから構成されている。基端側部材36は、フロントケース32に内嵌され、第1ハウジング31に対して相対移動を規制された状態で取り付けられている。第1継手本体35の中空内は、冷却水を流動させるための第1流路38となっている。基端側部材36の前端部には、内部流路13の端部が接続されている。先端側部材37は、2つの部材を前後に合体させて構成され、リアケース33に内嵌されている。先端側部材37は、第1ハウジング31に対して前後方向に相対移動可能となっている。先端側部材37の先端部(後端部)は、第1接続部39(本発明の構成要件である接続部)となっている。第1接続部39の外周にはロック溝40が形成されている。
ロック部材41は、筒状をなし、リアケース33の内周と先端側部材37の外周との隙間に収容されており、リアケース33に対して前後方向に相対移動し得るようになっている。また、ロック部材41は、先端側部材37に対してロック位置(図3〜5,7,8を参照)と、ロック位置よりも前方のロック解除位置(図6を参照)との間で前後方向に相対移動し得るようになっている。先端側部材37とロック部材41との間には、ロック部材41をロック位置側へ付勢するロックバネ42が設けられている。ロック部材41の外周には段差状の受け部43が形成され、リアケース33の後端部内周には、段差状の係止部44が設けられている。
ロック部材41は、常には、ロックバネ42の付勢により、受け部43を係止部44に当接させるロック位置に保持されている。ロック部材41がロック位置にある状態では、ロック部材41の後端部が、ロック溝40に対し外周側から包囲するように位置する。ロック部材41がロック解除位置へ退避した状態では、ロック部材41がロック溝40と非対応の位置関係(ロック部材41の後端がロック溝40よりも前方に位置する状態)となる。
第1継手本体35には、第1流路38における冷却水の流動を制御するための第1開閉弁45が設けられている。第1開閉弁45は、第1流路38の後端部内周に形成した第1弁口46と、第1継手本体35の内部に前後移動可能に設けた第1弁体47と、第1弁体47を後方へ付勢するための第1弁バネ48とを備えて構成されている。第1弁体47に外力が作用していない状態では、第1開閉弁45は、第1弁バネ48の付勢により第1弁体47を第1弁口46に当接させる閉弁状態に保たれ、第1流路38における冷却水の流動が阻止される。第1弁体47が、後方からの押圧力を受けると、第1弁口46が開放されて第1開閉弁45が開弁状態となり、第1流路38における冷却水の流動が許容される。
<第2継手ユニット50>
図3,4に示すように、第2継手ユニット50は、第2ハウジング51と、第2継手本体53と、ロックボール60とを備える。第2ハウジング51は、外形がブロック状をなし、内部には前後方向に貫通する左右一対の第2取付孔52が形成されている。各第2取付孔52には、夫々、筒状の第2継手本体53が貫通形態で取り付けられている。
第2継手本体53は、2つの部材を前後に合体させた外筒体54と、外筒体54の内周に組み付けられた内筒体55とから構成される。第2継手本体53の中空内は、冷却水を流動させるための第2流路56となっている。外筒体54の後端部には、外部流路14の端部が接続される。内筒体55の先端部(前端部)は、第1接続部39に対して後方から液密状に外嵌される第2接続部57となっている。第2継手本体53の内部には、第2流路56と同心状に配置した柱状部58が設けられている。柱状部58の後端部は、周方向に間隔を空けた複数の連結部59により、内筒体55の内周に支持されている。
第2接続部57には、複数のロックボール60が、周方向に間隔を空けて取り付けられている。ロックボール60は、第2接続部57に対して径方向(厚さ方向)へ相対移動し得るようになっている。図3,4,7,8に示すように、ロックボール60が最も内周側へ移動したロック状態では、ロックボール60の全体が第2接続部57の外周面よりも内周側に位置し、ロックボール60の一部が第2接続部57の内周面よりも内側へ突出する。また、図5,6に示すように、ロックボール60の全体が第2接続部57の内周面よりも外周側に位置るロック解除状態では、ロックボール60の一部が第2接続部57の外周面よりも外側へ突出する。
第2継手本体53には、第2流路56における冷却水の流動を制御するための第2開閉弁61が設けられている。第2開閉弁61は、柱状部58の前端部外周に形成した第2弁口62と、第2継手本体53の内部に前後移動可能に設けた筒状の第2弁体63と、第2弁体63を前方へ付勢するための第2弁バネ64とを備えて構成されている。第2弁体63に外力が作用していない状態では、第2開閉弁61は、第2弁バネ64の付勢により第2弁体63を第2弁口62に当接させる閉弁状態(図4を参照)に保たれ、第2流路56における冷却水の流動が阻止される。第2弁体63が、前方からの押圧力を受けると、第2弁口62が開放されて第2開閉弁61が開弁状態(図3,5〜8を参照)となり、第2流路56における冷却水の流動が許容される。
本実施例1の継手構造Jaは、第1接続部39と第2接続部57が接続した状態で、第1継手本体35と第2継手本体53と離脱規制状態にロックするためのロック手段65を備える。このロック手段65は、ロック溝40と、ロックボール60と、ロック部材41と、ロックバネ42とを備えて構成され、後述するように、ロック手段65は、第1継手本体35と第2継手本体53をワンタッチで接続状態にロックするようになっている。また、本実施例1の継手構造Jaでは、リアケース33が、ラック12からサーバー11を取り出す際の作業性向上を図るための手段として機能する。即ち、ロック手段65のロックを解除するためのロック解除部材として機能するリアケース33には、筐体17の後面板20が、フロントケース32とリアケース33との間で前後に挟み付けた状態で一体移動するように固定して取り付けられている。
<実施例1の作用>
次に、本実施例1の作用を説明する。サーバー11を後方へスライドさせながらラック12に収容する過程では、第1継手本体35が前方から第2継手本体53に接近すると、図5に示すように、第1接続部39の先端(後端)が、第2接続部57の内周に嵌合してロックボール60を外周側へ押し出し、その後、ロック部材41の先端(後端)が第2接続部57に外周に嵌合してロックボール60に当接する。
これ以降は、第1接続部39が後方へ移動して第2接続部57への嵌合を進めるのであるが、ロック部材41は、ロックボール60に当たっているので後方へ移動できない。したがって、図6に示すように、ロック部材41がロック解除位置へ退避する。そして、第1接続部39と第2接続部57とが正規の嵌合状態になると、サーバー11がラック12内の所定の収容位置に到達し、ロックボール60とロック溝40とが対応する位置関係となる。
すると、図7に示すように、ロック部材41を介してロックバネ42の付勢力を受けていたロックボール60が、径方向内側へ移動してロック溝40に嵌合する。これに伴い、ロック部材41が、ロックバネ42の付勢によりロック解除位置からロック位置へ移動し、ロックボール60に対して外周側から当接又は接近して対向する状態となる。これにより、ロックボール60がロック溝40に嵌合(係止)する状態に保持され、ロック手段65(ロックボール60とロック溝40との係止作用)によって、第1接続部39と第2接続部57が液密状に接続した状態にロックされる。
また、第1接続部39と第2接続部57の嵌合が進む間に、第1接続部39の先端が第2弁体63を後方へ押し動かすことによって第2開閉弁61が開弁状態になる。一方、第1弁体47は、柱状部58の先端に突き当たることにより、第1接続部39に対して相対的に前方へ移動するので、第1開閉弁45が開弁状態となる。これにより、第1流路38と第2流路56を介して内部流路13と外部流路14が連通する。
上述のように、本実施例1では、ラック12に対してサーバー11を収容する作業と、内部流路13と外部流路14を接続する作業とが同時に完了する。この間、作業者は、第1継手ユニット30や第2継手ユニット50に手を触れる必要がなく、サーバー11を把持してラック12に収容する作業を行うだけで、内部流路13と外部流路14の接続が自動的に完了する。サーバー11をラック12に収容すると、冷却水が内部流路13と外部流路14とによって構成される循環経路を流れ、この間に、CPU18で発生した熱が吸熱体19を介して冷却水に奪われ、冷却水に蓄えられた熱が放熱体21で放出され、これにより、CPU18が効率的に冷却される。
ラック12に収容されているサーバー11を、メンテナンス等のためにラック12から外す際には、図8に示す接続状態から、サーバー11を掴んで前方へスライドさせつつ引っ張る。サーバー11の移動が開始すると、まず、サーバー11の筐体17と一体をなすリアケース33が前方へ移動するので、係止部44と受け部43との係止により、ロック位置にあるロック部材41が、リアケース33と一体的に前方のロック解除位置側へ移動する。この間、ロック部材41はロックボール60を外周側から抑え込んでいて、ロックボール60とロック溝40の係止状態が維持されるので、第1接続部39は、前方へ移動せずに第2接続部57との接続状態を保つ。つまり、サーバー11の前方への移動が進むのに伴い、リアケース33とロック部材41は、先端側部材37(第1接続部39)に対して相対的に前方へ移動することになる。
そして、図8に示すように、ロック部材41がロックボール60から外れると、ロックボール60が外周側へ移動してロック溝40から外れ、ロック手段65によるロック状態が解除される。ロックが解除されると、ロックバネ42の付勢により、第1接続部39(先端側部材37)が、前方(基端側部材36に接近する方向)へ移動して第2接続部57から離脱する。第1接続部39が第2接続部57から離脱した後は、先端側部材37(第1接続部39)がリアケース33及び筐体17と一体となって前方へ移動する。
また、第1接続部39と第2接続部57が離間するのに伴い、柱状部58で前方へ押されていた第1弁体47が、第1弁バネ48の付勢により後方へ移動して第1弁口46を塞ぐので、第1開閉弁45が閉弁状態となる。したがって、内部流路13内の冷却水が外部へ漏れることはない。一方、第1接続部39によって後方へ押されていた第2弁体63が、第2弁バネ64の付勢により前方へ移動して第2弁口62を塞ぐので、第2開閉弁61が閉弁状態となる。したがって、外部流路14内の冷却水が外部へ漏れることはない。
このように、本実施例1では、接続された第1継手本体35と第2継手本体53を離脱規制状態にロックするロック手段65と、筐体17に一体移動可能に取り付けられるようになっており、第1継手本体35の第1接続部39に対して前方へ相対移動することで、ロック手段65のロック状態を解除するリアケース33とを備えている。したがって、作業者は、ラック12の前方に立ってサーバー11の前端側部分を掴み、サーバー11をラック12から前方(手前側)へ引っ張り出すだけで、ロック手段65のロックが自動的に解除される。つまり、作業者は、ロック解除のためにサーバー11の後方(つまり、ラック12の奥の方)に位置する第1継手ユニット30や第2継手ユニット50に直接、手を触れて操作を行う必要がない。サーバー11をラック12から取り出す作業とは別に、ロックを解除する作業が不要であるから、サーバー11をラック12から取り出す際の作業性に優れている。
また、本実施例1の継手構造Jaでは、サーバー11をラック12から取り出す過程で、リアケース33が第1接続部39に対して前方への相対移動を始めてから、ロック手段65によるロックが解除されるまでの間、先端側部材37は第2継手本体53と接続した状態を保つので、筐体17は、先端側部材37に対して前方へ相対移動することになる。このとき、内部流路が先端側部材と一体をなしていると、筐体の内部では、内部流路と吸熱体19が、筐体やCPU18に対して後方へ相対変位することになる。
そこで、本実施例1では、第1継手本体35を、内部流路13と筐体17に対して一体移動する基端側部材36と、第1接続部39が形成された先端側部材37とで構成し、この基端側部材36と先端側部材37とが前後方向(ラック12に対するサーバー11のスライド方向と平行な方向)に相対移動し得るようにしている。この構成によれば、第1接続部39が第2接続部57と接続状態に維持されていても、内部流路13と吸熱体19は筐体17と一体に前方へ移動できるので、内部流路13と吸熱体19が筐体17の内部で相対移動することはない。したがって、内部流路13が、金属のように容易に変形しない剛性の高い材質であっても、筐体17内において吸熱体19とCPU18との位置関係を一定に保つことができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図9〜図14を参照して説明する。本実施例2の継手構造Jbは、第1継手ユニット70の一部の構成を上記実施例1の第1継手ユニット30と異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上記実施例1の第1継手本体35は、第1接続部39と内部流路13とを前後方向に相対移動し得るような形態としたのに対し、本実施例2の第1継手本体71は、図9に示すように、第1接続部39と内部流路13とが前後方向に相対移動しない形態となっている。つまり、第1接続部39と筐体17は、常に、一体的に移動し得るようになっている。
本実施例2の作用を説明する。サーバー11をラック12に収容する過程は、図11〜13に示すように、ロック手段65の動作等は実施例1と同じであり、ラック12に対してサーバー11を収容する作業と、内部流路13と外部流路14を接続する作業とが同時に完了する。この間、作業者は、第1継手ユニット70や第2継手ユニット50に手を触れる必要がなく、サーバー11を把持してラック12に収容する作業を行うだけで、内部流路13と外部流路14の接続が自動的に完了する。
ラック12に収容されているサーバー11を掴んで、前方へスライドさせつつ引っ張ると、サーバー11の筐体17と一体をなすリアケース72(本発明の構成要件であるロック解除部材)が前方へ移動するので、係止部44と受け部43との係止により、ロック位置(図9,11,13,14を参照)にあるロック部材41が、リアケース72と一体的に前方のロック解除位置(図12を参照)へ移動する。この間、ロック部材41はロックボール60を外周側から抑え込んでいて、ロックボール60とロック溝40との係止状態が維持されるので、第1接続部39は、前方へ移動せずに第2接続部57との接続状態を保つ。つまり、サーバー11の前方への移動が進むのに伴い、リアケース72とロック部材41は、第1接続部39に対して前方へ相対移動することになる。
そして、図14に示すように、ロック部材41がロックボール60から外れると、ロックボール60が外周側へ移動してロック溝40から外れ、ロック手段65によるロック状態が解除される。ロックが解除されると、ロックバネ42の付勢により、第1接続部39が前方へ移動して第2接続部57から離脱する。第1接続部39が第2接続部57から離脱した後は、第1接続部39(第1継手本体71の全体)がリアケース72及び筐体17と一体となって前方へ移動する。
このように、本実施例2では、接続された第1継手本体71と第2継手本体53を離脱規制状態にロックするロック手段65と、筐体17に一体移動可能に取り付けられるようになっており、第1接続部39に対して前方へ相対移動することで、ロック手段65のロック状態を解除するリアケース72とを備えている。したがって、作業者は、ラック12の前方に立ってサーバー11の前端側部分を掴み、サーバー11をラック12から前方(手前側)へ引っ張り出すだけで、ロック手段65のロックが自動的に解除される。サーバー11をラック12から取り出す作業とは別に、ロックを解除する作業が不要であるから、サーバー11をラック12から取り出す際の作業性に優れている。
また、本実施例2の継手構造Jbでは、サーバー11をラック12から取り出す過程で、リアケース11が第1接続部39に対して前方への相対移動を始めてから、ロック手段65によるロックが解除されるまでの間、第1継手本体71は第2継手本体53と接続した状態を保つので、筐体17は、第1継手本体71に対して前方へ相対移動することになる。第1継手本体71には内部流路13の端部が接続されているので、筐体17の内部では、内部流路13と吸熱体19が、筐体17やCPU18に対して後方へ相対変位することが懸念される。
その対策としては、本実施例2では、内部流路13として変形可能な材質(例えば、合成樹脂やゴム等)を用いている。内部流路13を変形可能にすれば、第1接続部39が第2接続部57と接続状態に維持されていても、吸熱体19は筐体17及びCPU18と一体に前方へ移動できるので、筐体17内において吸熱体19とCPU18との位置関係を保つことができる。
Ja…継手構造
11…サーバー(電子機器)
12…ラック
13…内部流路
14…外部流路
17…筐体
18…CPU(発熱体)
33…リアケース(ロック解除部材)
35…第1継手本体
36…基端側部材
37…先端側部材
39…第1接続部(接続部)
53…第2継手本体
65…ロック手段
Jb…継手構造
71…第1継手本体
72…リアケース(ロック解除部材)
上記の目的を達成するための手段として、
本発明は、
発熱体が筐体内に収容された形態であって、ラックに対し後方へスライドさせることで収容され、前記ラックから前方へスライドさせることで取り出される電子機器と、
前記筐体の内部に収容され、前記発熱体で発生した熱を奪うための冷却水を流動させる内部流路と、
前記筐体の外部に配置され、前記発熱体から奪った熱を放出させるために冷却水を流動させる外部流路とを備えた電子機器の水冷システムに用いられ、
前記内部流路と前記外部流路とを接続する継手構造であって、
前記電子機器の後面に設けられるようになっており、前記内部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体と、
前記ラックに固定して設けられるようになっており、前記外部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体と、
接続された前記第1継手本体と前記第2継手本体を離脱規制状態にロックするロック手段と、
前記第1継手本体における前記第2継手本体との接続部に対して前方へ相対移動することで、前記ロック手段のロック状態を解除するロック解除部材とを備え、
前記ロック解除部材は、前記筐体に対し一体移動可能に固定されるようになっており、
前記第1継手本体と前記第2継手本体が接続している状態で前記電子機器の前方への変位が開始されると、前記ロック解除部材が前記筐体と一体に前方へ移動することにより、前記ロック手段のロック状態が解除されるようになっているところに特徴を有する。
本発明の継手構造は、
前記第1継手本体が、
前記ロック解除部材に対し一体移動可能に取り付けられているとともに、前記筐体と前記内部流路に対して一体移動可能に取り付けられるようになっている基端側部材と、
前記基端側部材に対し前記電子機器のスライド方向と平行に相対変位可能であって、前記接続部を有する先端側部材とを備えて構成され、
前記基端側部材と前記ロック解除部材と前記筐体と前記内部流路が、一体となって移動するようになっており、
前記ロック手段が、
前記接続部に形成されたロック溝と、
前記ロック解除部材に対しロック位置と前記ロック位置よりも前方のロック解除位置との間で相対変位可能であって、前記ロック位置側へ付勢されたロック部材と、
前記第2継手本体に設けられたロックボールとを備えて構成され、
前記第1継手本体と前記第2継手本体の接続過程では、前記ロック部材が、前記ロックボールに当接して前記ロック解除部材に対して相対変位しつつ前記ロック解除位置へ退避することで、前記ロックボールが前記ロック溝に対して嵌合可能となり、
前記ロックボールが前記ロック溝に嵌合すると、前記ロック部材が、前記ロック解除部材に対して相対変位しつつ前記ロック解除位置から前記ロック位置へ復帰することにより、前記ロックボールと前記ロック溝とが嵌合状態に保持されて前記ロック手段がロックされるようになっていてもよい。

Claims (2)

  1. 発熱体が筐体内に収容された形態であって、ラックに対し後方へスライドさせることで収容され、前記ラックから前方へスライドさせることで取り出される電子機器と、
    前記筐体の内部に収容され、前記発熱体で発生した熱を奪うための冷却水を流動させる内部流路と、
    前記筐体の外部に配置され、前記発熱体から奪った熱を放出させるために冷却水を流動させる外部流路とを備えた電子機器の水冷システムに用いられ、
    前記内部流路と前記外部流路とを接続する継手構造であって、
    前記電子機器の後面に設けられられるようになっており、前記内部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体と、
    前記ラックに固定して設けられるようになっており、前記外部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体と、
    接続された前記第1継手本体と前記第2継手本体を離脱規制状態にロックするロック手段と、
    前記筐体に一体移動可能に取り付けられるようになっており、前記第1継手本体における前記第2継手本体との接続部に対して前方へ相対移動することで、前記ロック手段のロック状態を解除するロック解除部材とを備えていることを特徴とする電子機器の水冷システムにおける継手構造。
  2. 前記第1継手本体が、
    前記ロック解除部材に対し一体移動可能に取り付けられているとともに、前記筐体と前記内部流路に対して一体移動可能に取り付けられるようになっている基端側部材と、
    前記基端側部材に対し前記電子機器のスライド方向と平行に相対変位可能であって、前記接続部を有する先端側部材とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の水冷システムにおける継手構造。
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