JP2013232094A - 電子機器の水冷システムにおける継手構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】継手構造Jaは、サーバー11(電子機器)の後面に設けられ、筐体17内の内部流路13に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体35と、ラック12に固定して設けられ、筐体17外の外部流路14に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体53と、接続された第1継手本体35と第2継手本体53を離脱規制状態にロックするロック手段65と、筐体17に一体移動可能に取り付けられるようになっており、第1継手本体35における第2継手本体53との第1接続部39(接続部)に対して前方へ相対移動することで、ロック手段65のロック状態を解除するリアケース33(ロック解除部材)とを備える。
【選択図】図8
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電子機器内の内部流路と電子機器外の外部流路とを接続するための継手構造において、ラックから電子機器を取り出す際の作業性向上を図ることを目的とする。
本発明は、
発熱体が筐体内に収容された形態であって、ラックに対し後方へスライドさせることで収容され、前記ラックから前方へスライドさせることで取り出される電子機器と、
前記筐体の内部に収容され、前記発熱体で発生した熱を奪うための冷却水を流動させる内部流路と、
前記筐体の外部に配置され、前記発熱体から奪った熱を放出させるために冷却水を流動させる外部流路とを備えた電子機器の水冷システムに用いられ、
前記内部流路と前記外部流路とを接続する継手構造であって、
前記電子機器の後面に設けられられるようになっており、前記内部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体と、
前記ラックに固定して設けられるようになっており、前記外部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体と、
接続された前記第1継手本体と前記第2継手本体を離脱規制状態にロックするロック手段と、
前記筐体に一体移動可能に取り付けられるようになっており、前記第1継手本体における前記第2継手本体との接続部に対して前方へ相対移動することで、前記ロック手段のロック状態を解除するロック解除部材とを備えているところに特徴を有する。
前記第1継手本体が、
前記ロック解除部材に対し一体移動可能に取り付けられているとともに、前記筐体と前記内部流路に対して一体移動可能に取り付けられるようになっている基端側部材と、
前記基端側部材に対し前記電子機器のスライド方向と平行に相対変位可能であって、前記接続部を有する先端側部材とを備えて構成されていてもよい。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図8を参照して説明する。
図1,2には、本実施例1の継手構造Jaが適用される水冷システム10の構成を示す。水冷システム10は、複数のサーバー11(本発明の構成要件である電子機器)と、複数のサーバー11を収容するためのラック12と、サーバー11内に設けた一対の内部流路13と、サーバー11の外部に設けた一対の外部流路14とを備えて構成されている。
図3,4に示すように、第1継手ユニット30は、第1ハウジング31と、第1継手本体35と、ロック部材41と、ロックバネ42と、第1弁体47と、第1弁バネ48とを備えて構成される。第1ハウジング31は、外形がブロック状をなし、フロントケース32とリアケース33(本発明の構成要件であるロック解除部材)とをボルト締めにより前後に合体して構成されている。第1ハウジング31には、前後方向に貫通する左右一対の第1取付孔34が形成されている。各第1取付孔34には、夫々、筒状の第1継手本体35が貫通形態で取り付けられている。
図3,4に示すように、第2継手ユニット50は、第2ハウジング51と、第2継手本体53と、ロックボール60とを備える。第2ハウジング51は、外形がブロック状をなし、内部には前後方向に貫通する左右一対の第2取付孔52が形成されている。各第2取付孔52には、夫々、筒状の第2継手本体53が貫通形態で取り付けられている。
次に、本実施例1の作用を説明する。サーバー11を後方へスライドさせながらラック12に収容する過程では、第1継手本体35が前方から第2継手本体53に接近すると、図5に示すように、第1接続部39の先端(後端)が、第2接続部57の内周に嵌合してロックボール60を外周側へ押し出し、その後、ロック部材41の先端(後端)が第2接続部57に外周に嵌合してロックボール60に当接する。
次に、本発明を具体化した実施例2を図9〜図14を参照して説明する。本実施例2の継手構造Jbは、第1継手ユニット70の一部の構成を上記実施例1の第1継手ユニット30と異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
11…サーバー(電子機器)
12…ラック
13…内部流路
14…外部流路
17…筐体
18…CPU(発熱体)
33…リアケース(ロック解除部材)
35…第1継手本体
36…基端側部材
37…先端側部材
39…第1接続部(接続部)
53…第2継手本体
65…ロック手段
Jb…継手構造
71…第1継手本体
72…リアケース(ロック解除部材)
本発明は、
発熱体が筐体内に収容された形態であって、ラックに対し後方へスライドさせることで収容され、前記ラックから前方へスライドさせることで取り出される電子機器と、
前記筐体の内部に収容され、前記発熱体で発生した熱を奪うための冷却水を流動させる内部流路と、
前記筐体の外部に配置され、前記発熱体から奪った熱を放出させるために冷却水を流動させる外部流路とを備えた電子機器の水冷システムに用いられ、
前記内部流路と前記外部流路とを接続する継手構造であって、
前記電子機器の後面に設けられるようになっており、前記内部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体と、
前記ラックに固定して設けられるようになっており、前記外部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体と、
接続された前記第1継手本体と前記第2継手本体を離脱規制状態にロックするロック手段と、
前記第1継手本体における前記第2継手本体との接続部に対して前方へ相対移動することで、前記ロック手段のロック状態を解除するロック解除部材とを備え、
前記ロック解除部材は、前記筐体に対し一体移動可能に固定されるようになっており、
前記第1継手本体と前記第2継手本体が接続している状態で前記電子機器の前方への変位が開始されると、前記ロック解除部材が前記筐体と一体に前方へ移動することにより、前記ロック手段のロック状態が解除されるようになっているところに特徴を有する。
前記第1継手本体が、
前記ロック解除部材に対し一体移動可能に取り付けられているとともに、前記筐体と前記内部流路に対して一体移動可能に取り付けられるようになっている基端側部材と、
前記基端側部材に対し前記電子機器のスライド方向と平行に相対変位可能であって、前記接続部を有する先端側部材とを備えて構成され、
前記基端側部材と前記ロック解除部材と前記筐体と前記内部流路が、一体となって移動するようになっており、
前記ロック手段が、
前記接続部に形成されたロック溝と、
前記ロック解除部材に対しロック位置と前記ロック位置よりも前方のロック解除位置との間で相対変位可能であって、前記ロック位置側へ付勢されたロック部材と、
前記第2継手本体に設けられたロックボールとを備えて構成され、
前記第1継手本体と前記第2継手本体の接続過程では、前記ロック部材が、前記ロックボールに当接して前記ロック解除部材に対して相対変位しつつ前記ロック解除位置へ退避することで、前記ロックボールが前記ロック溝に対して嵌合可能となり、
前記ロックボールが前記ロック溝に嵌合すると、前記ロック部材が、前記ロック解除部材に対して相対変位しつつ前記ロック解除位置から前記ロック位置へ復帰することにより、前記ロックボールと前記ロック溝とが嵌合状態に保持されて前記ロック手段がロックされるようになっていてもよい。
Claims (2)
- 発熱体が筐体内に収容された形態であって、ラックに対し後方へスライドさせることで収容され、前記ラックから前方へスライドさせることで取り出される電子機器と、
前記筐体の内部に収容され、前記発熱体で発生した熱を奪うための冷却水を流動させる内部流路と、
前記筐体の外部に配置され、前記発熱体から奪った熱を放出させるために冷却水を流動させる外部流路とを備えた電子機器の水冷システムに用いられ、
前記内部流路と前記外部流路とを接続する継手構造であって、
前記電子機器の後面に設けられられるようになっており、前記内部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第1継手本体と、
前記ラックに固定して設けられるようになっており、前記外部流路に接続されることで冷却水の流路を構成する第2継手本体と、
接続された前記第1継手本体と前記第2継手本体を離脱規制状態にロックするロック手段と、
前記筐体に一体移動可能に取り付けられるようになっており、前記第1継手本体における前記第2継手本体との接続部に対して前方へ相対移動することで、前記ロック手段のロック状態を解除するロック解除部材とを備えていることを特徴とする電子機器の水冷システムにおける継手構造。 - 前記第1継手本体が、
前記ロック解除部材に対し一体移動可能に取り付けられているとともに、前記筐体と前記内部流路に対して一体移動可能に取り付けられるようになっている基端側部材と、
前記基端側部材に対し前記電子機器のスライド方向と平行に相対変位可能であって、前記接続部を有する先端側部材とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の水冷システムにおける継手構造。
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