JP2013231751A - 可動型インタラクティブボードシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面固定式ボードの前面側に、電子ボード又は大型薄型テレビであるインタラクティブボードを、横方向に移動自在且つ上下方向に移動自在に設置可能な可動型インタラクティブボードシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型メインボード1を設置した壁面2のメインボード1の上側及び下側間、壁面のメインボード1の上側と床面間、あるいは、天面と床面間に横移動可能に渡される、互いに連結された一対の縦杆3、3と、一対の縦杆3、3に渡されて取り付けられる静止フレーム4と、静止フレーム4に上下動可能に取り付けられる昇降フレーム5と、静止フレーム4に設置されて昇降フレーム5の上下動動作をサポートするサポート手段21、22と、昇降フレーム5に固定されるインタラクティブボードであるサブボード6とから成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動型インタラクティブボードシステムに関するものであり、より詳細には、学校等の教育機関や関連施設、あるいは、一般企業等で使用されるものであって、主に、既設の黒板やホワイトボード等の壁面固定型ボードの前面に、それらの固定型ボード本来の筆記機能や掲示機能を損なうことなく設置することができる、電子ボード又は大画面薄型テレビである可動型のインタラクティブボードシステムに関するものである。
世界の情報化社会の発展進化に伴い、学校などの教育現場や企業の研修室等での表現手段として用いられてきた、チョーク書き込み式黒板やマーカー書き込み式白板(ホワイトボード)等の旧来の形態から、情報の表現方式に対する時代の要求として電子黒板(電子ボード)による表現方式の要求の高まりが強くなってきており、プロジェクターの使用も常態化してきている。また、最近では、50インチサイズ以上の大画面薄型テレビや、薄型テレビ形式のディスプレーを用いた、パソコンやDVD等の映像を表示する、所謂インタラクティブボードと称されるタイプの電子ボードが普及しつつある。
しかるに近時、学校等の教育施設や公共施設等においてこのインタラクティブボードと共に、既設の固定型の大型黒板やホワイトボードをそのまま使用したいとの要請も少なくない。その場合、インタラクティブボードとしての電子ボードや映写用スクリーンをその都度配備することは、手間がかかって面倒なだけでなく、スペース的に制約を受けることも少なくない。また、電子ボードやスクリーンと黒板等とが離れていると、電子ボードやスクリーンにおける映写事項と黒板等における筆記事項との対比参照等に不便を感じることになる。
そこで、予め黒板やホワイトボード等の壁面固定型ボードに、インタラクティブボードの機能を付加することが考えられる。例えば、特許文献1乃至3においては、既設の壁面固定型ボードの上下枠の正面又は上枠背面に沿ってレールを配設し、電子ボードやスクリーン等の機能を有するボードを当該レールに沿ってスライド可能に設置することにより、電子ボードやスクリーン等の機能を付加することが提案されている。
しかし、このような方法で施工する場合、壁面固定型ボードが既設の場合には、その施工や修理等に際してその都度ボード自体、あるいは、レールを取り外さなければならない煩わしさがあり、修理工事に手間とコストとがかかり、また、既設の壁面固定型ボードがUD式、上げ下げ式又は引き分け式の場合、あるいは、曲面式又は半曲面式の場合には施工し得ない場合が多いという問題がある。
そこで本願出願人は、既設の黒板やホワイトボード等の壁面固定式ボードに対し、その種類を問わず、それら本来の筆記等の機能以外のインタラクティブボード機能を併有させる作業を、当該壁面固定式ボード自体には何ら手を加えることなく、容易且つ迅速に行うことができ、以て、当該壁面固定式ボードにそれら本来の筆記機能や掲示機能等の他に、電子ボードや映写スクリーン等のインタラクティブボードとしての機能をも併有させてインタラクティブボード化できるインタラクティブボード化方法を提案した(特許文献4:特開2011−156838号公報)。
その方法は、筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型のメインボードにインタラクティブボード機能及び/又はテレビ機能を付加するための方法であって、前記メインボードの外側に位置させて、前記メインボードの上辺及び下辺に沿うようにガイドレールを設置する工程と、前記上下のガイドレール間に、横方向にスライド可能にスライド枠を配備する工程と、前記スライド枠を前記上下のガイドレール間に配備する前に又は配備した後に、前記スライド枠に、インタラクティブボード機能及び/又はテレビ機能を有するサブボードを取り付ける工程とから成るものである。
特開2009−113446号公報 特開2009−113449号公報 特開2009−119663号公報 特開2011−156838号公報
学校、特に小学校の場合は1年生から6年生まで在籍しているが、その年代は成長著しい年代であって、1年生と6年生では身長の差が極めて大きい。そのため、1年生にとってちょうどよい高さの黒板等のボードは、6年生にとっては低すぎて見にくいといった事態が生ずる。また、広い教室の場合は、黒板等のボードの位置が低いと、後方席からは見にくいものとなる。このような状況に対処すべく、黒板等のボードは上下動可能であることが好ましいが、上記特許文献1に記載の発明の場合は、前面側のサブボードは、上下のガイドレールに沿って横方向に移動可能であるだけで、上下方向に移動可能な構成とはなっていない。
そこで本発明は、既設の黒板やホワイトボード等の壁面固定式ボードの前面側に、それら壁面固定式ボードに何らの手を加えることなく、且つ、それらボード本来の筆記等の機能を損なうことなく、電子ボード又は大型薄型テレビであるインタラクティブボードを、横方向に移動自在且つ上下方向に移動自在に設置可能な可動型インタラクティブボードシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型メインボードを設置した壁面の前記メインボードの上側及び下側間、前記壁面の前記メインボードの上側と床面間、あるいは、天面と床面間に横移動可能に渡される、互いに連結されて一体に横方向に移動する一対の縦杆と、前記一対の縦杆に渡されて取り付けられる静止フレームと、前記静止フレームに昇降可能に取り付けられる昇降フレームと、前記昇降フレームに固定されるインタラクティブボードであるサブボードとから成る可動型インタラクティブボードシステムである。
一実施形態においては、前記縦枠は、その上端部及び下端部に、前記メインボード固定壁面の前記メインボードの上側及び下側に敷設されたガイドレールに係合して移動する係動手段を有することにより、前記ガイドレールに沿って横移動可能にされ、あるいは、前記縦杆は、その上端部は前記メインボード固定壁面の前記メインボードの上側に敷設されたガイドレールに係合する係動手段を有し、その下端部は床面に敷設されたガイドレールに係合して移動する係動手段を有し又はキャスターを備えることにより、前記ガイドレールに沿って横移動可能にされる。
上記実施形態の場合、好ましくは、前記メインボードの上側に敷設されたガイドレール又は前記メインボードの下側に敷設されたガイドレールの上面に、前面壁を有するケーブル支持枠を配設し、前記ケーブル支持枠内に、複数のケーブルを収装したプラレールチェーンを配し、前記プラレールチェーンが前記前面壁に隠れて目立たないようにする。そして、その場合前記プラレールチェーンは、前記ケーブ支持枠内に横倒し状態にして配置することが好ましい。
また、一実施形態においては、前記縦杆は、その上端部は天面に敷設されたガイドレールに係合する係動手段を有し、その下端部は床面に敷設されたガイドレールに係合して移動する係動手段を有し又はキャスターを備えることにより、前記ガイドレールに沿って横移動可能にされる。
また、一実施形態においては、前記昇降フレームは、電動駆動手段により又は機械的駆動手段により昇降駆動される。例えば、前記昇降フレームは、前記静止フレームの側辺の上部及び下部に設置された歯車間に掛け回された歯付きベルトの一部に連結され、前記歯付きベルトがモーターの作用で循環駆動されるに伴い昇降動作するようにされ、あるいは、前記昇降フレームは、その下辺に、前記静止フレームの縦枠間に渡されて設置された巻装筒から引き出され、また、それに巻き込まれる帯状体の下端が固定され、前記帯状体が前記巻装筒内に組み込まれたモーターの作用で引き出され、あるいは、巻き込まれるに伴い昇降動作するようにされる。
また、一実施形態においては、前記昇降フレームは手動により昇降駆動される。その場合好ましくは、先端部に前記昇降フレームの横桟の下面に配置されたレールに沿って移動する係動手段を備えていて、下端部が前記静止フレームの側辺に枢着された作動杆と、下端部が前記静止フレームの下辺に枢着されて上端部が前記作動杆の中間部に枢着されるダンパーとで構成されるサポート手段、あるいは、上端部が前記昇降フレームの下辺に連結され、下端部が前記静止フレームの下辺に連結されるパンタグラフ機構と、前記パンタグラフ機構の下端部と前記パンタグラフ機構を構成する上側バーの中間部との間に配送されるダンパーとで構成されるサポート手段が配備される。
更に一実施形態においては、前記サブボードは、プロジェクターを付設しての電子ボード機能やスクリーン機能、デジタルテレビ用チューナーを付設してのテレビ機能又はパソコンを付設してのコンピュータ・ディスプレイ機能を有するもの、あるいは、大型の液晶テレビ又はプラズマテレビ自体とされ、前記昇降フレームの上辺又は前記サブボードの上部にプロジェクターが設置される。
本発明は上記のとおりであって、電子ボード等として機能するサブボードが、縦枠、静止フレーム及び昇降フレームを介して横移動可能且つ上下動可能に支持されるため、インタラクティブボードであるサブボードは、その使用状況に合わせて、任意の横方向位置及び高さに移動させて使用することができる効果がある。
また、本発明に係るシステムは、既設又は新設の黒板やホワイトボード等の壁面固定型のメインボードに対し、そのメインボード自体には何ら手を加えることなく、その前面側に容易且つ迅速に設置することができ、インタラクティブボードであるサブボードとメインボードの併用を可能にし、利便性を高める効果がある。
本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの一実施形態の斜視図である(サブボード上昇時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの一実施形態の斜視図である(サブボード下降時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムにおける縦枠のそれぞれ異なる配設方法を示す図である。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムにおけるケーブルの収まり状況を示す斜視図である。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムにおけるケーブルの収まり状況をより詳細に示す斜視図である。 図1に示す実施形態の変形例を示す斜視図である。 図6に示す実施形態における作動杆のコロのレールへの係合状態を示す拡大斜視図である。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの他の実施形態の斜視図である(サブボード上昇時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの他の実施形態の斜視図である(サブボード下降時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの更に他の実施形態の斜視図である(サブボード上昇時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの更に他の実施形態の斜視図である(サブボード下降時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの更に他の実施形態の側面拡大図である(サブボード下降時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの更に他の実施形態の斜視図である(サブボード上昇時)。 本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムの更に他の実施形態の斜視図である(サブボード下降時)。 図13に示す実施形態の要部拡大正面図である。 図13に示す実施形態の要部拡大平面図である。 図13に示す実施形態の要部拡大側面図である。
本発明を実施するための形態につき、添付図面に依拠して説明する。本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムは、筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型メインボード1を設置した壁面2の、メインボード1の上側及び下側間(図1、図2等参照)、壁面2のメインボード1の上側と床面間(図3(A)、(B)参照)、あるいは、天面と床面間(図3(C)参照)に横移動可能に渡される、互いに連結状態にされる一対の縦杆3、3と、縦杆3、3間に取り付けられる静止フレーム4と、静止フレーム4に上下動可能に取り付けられる昇降フレーム5とで構成される。
メインボード1は既設のものである場合が多いが、新設の場合であってもよいことは言うまでもない。また、本発明に係るシステムは、メインボード1が単なる平面ボードの場合のみならず、UD式ボード、上下スライド式ボード、左右引分け式ボード、曲面又は半曲面ボードその他各種ボードに適用可能である。
サブボード6はメインボード1よりも小さいサイズであって、プロジェクターを付設しての電子ボード機能やスクリーン機能、デジタルテレビ用チューナーを付設してのテレビ機能、パソコンを付設してのコンピュータ・ディスプレイ機能等のインタラクティブボード機能を有するもの、あるいは、大型の液晶テレビ又はプラズマテレビそのものとされる。サブボード6は、プロジェクター用スクリーンとして利用されることが多いため、サブボード6の上部、あるいは、昇降フレーム5の上辺にプロジェクター50を設置することが好ましい。なお、サブボード6の昇降フレーム5への取り付けは、適宜公知の引掛け手段を用いたり、ボルトやネジを用いたりして行う。
一対の縦枠3、3は、静止フレーム4を介して一体化され(更に、横枠材を付加して補強することもある。)、一体に横移動する。一実施形態においては、一対の縦枠3、3は、その上端部及び下端部に、メインボード1が固定された壁面2におけるメインボード1の上側及び下側に平行に敷設されたガイドレール8、9に沿って、横移動可能に設置される(図1及び図2参照)。その場合、縦枠3、3の上端部及び下端部に、それぞれガイドレール8、9に係合し、転動又は摺動して移動可能な係動手段が取り付けられる。
別の実施形態における縦杆3、3は、その上端部に、メインボード1の上側に敷設された上記同様のガイドレール8に横移動可能に係止される係動手段が設置され、その下端部は、ガイドレール8と平行に床面に敷設された上記同様のガイドレール10(溝が上向きとなる)に横移動可能に係止される係動手段が設置され、ガイドレール8、10に沿って横移動可能にされる(図3(A)参照)。あるいは、床面にガイドレール10を敷設する代わりに、縦杆3、3の下端部にキャスター12を取り付けることにより、床面を移動自在にすることもできる(図3(B)参照)。
更に他の実施形態における縦杆3、3は、その上端部に、天面に敷設されたガイドレール11に横移動可能に係止される係動手段が設置され、その下端部には、図3(A)に示される例のように、床面に敷設されたガイドレール10に横移動可能に係止される係動手段が設置され(図3(C)参照)、あるいは、図3(B)に示される例のようにキャスター12が取り付けられることにより、横移動可能にされる。
ガイドレール8〜11とこれに移動可能に係合する係動手段の構成は種々考えられるが、簡便な例としては、ガイドレール8〜11として断面が角C字形の枠材を用い、係動手段として、ガイドレール8〜11に係止されて転動するコロ13を用いる構成が考えられる(特に図3参照)。また、ガイドレール8〜11はアルミ枠で構成することができ、それらは壁面2等に直接設置することとしてもよいが、通例、金属製又は木製の基枠材14を介して設置される。その場合ガイドレール8〜11は、予め基枠材14に取り付けておいてもよいが、基枠材14をネジ止め、釘止め等の方法で壁面2等に固定した後に、基枠材14に設置することとしてもよい。
上述したように、一対の縦杆3、3は、それらの間に配置される静止フレーム4を介して一体化される。静止フレーム4は、下辺15と両側辺16、17とから成り、その両側辺16、17が各縦杆3、3に固定され、その両側辺16、17の内側において昇降フレーム5を上下動可能に保持する。例えば、静止フレーム4の両側辺16、17は、ガイドレール8〜11と同様に断面が角C字形の溝付きのものとされ、その溝に、昇降フレーム5の両側辺に取り付けられたコロ等の転動手段又は摺動手段が係止され、以て、昇降フレーム5は、静止フレーム4に上下動可能に保持される。
ガイドレール8、9を、図1、2に示すようにメインボード1の上側及び下側に配置する場合、並びに、図3(A)、(B)に示すように、メインボード1の上側に配置する場合は、ガイドレール8又はガイドレール9の上面に、ガイドレール8、9に沿って延び、手前側、換言すれば、前面側の縁部を立ち上げて目隠しとなる前面壁24aを形成したケーブル支持枠24を配設することが好ましい(図4、5参照)。そして、ケーブル支持枠24内に、移動するサブボード6及びプロジェクター50等から延びる複数のケーブル25を収装した、プラスチック製包持体を連ねたプラレールチェーン26を配することとする。
このようにしてプラレールチェーン26を配した場合、プラレールチェーン26及びそれに収装されているケーブル25は、前面壁24aに隠れて目立たないものとなる。なお、ケーブル支持枠24の存在を目立たなくするために、プラレールチェーン26は、ケーブル支持枠24内に横倒し状態にして配置することが好ましい(図5参照)。即ち、一般にプラレールチェーン26は、一半部の可動側が接地状態の他半部の上側を移動する態様にして配設されるが、そのような態様の場合に上側の可動側まで隠蔽するには、前面壁24aをかなり高くしなければならないことになるが、横倒しにした場合は、前面壁24aの高さは、プラレールチェーン26の幅に設定すれば足り、以て、ケーブル支持枠24が目障りとならないようにすることができる。
昇降フレーム5は、手動により、あるいは、電動駆動手段又は機械的駆動手段により昇降駆動される。図1乃至図7には、手動操作で昇降させる実施形態が示されており、これらの場合、好ましくは、静止フレーム4に、昇降フレーム5の上下動動作をサポートし、且つ、昇降フレーム5を所望位置に停止させるサポート手段が設置される。
サポート手段は、例えば、作動杆21とダンパー22との組み合わせとされる(図1、2、6参照)。作動杆21は、その先端部に昇降フレーム5の中間部に渡された横桟18の下面に配置されたレール19に沿って転動するホイール20を備え、下端部は静止フレーム4の一方の側辺16に枢着される。この場合、レール19は単なる板状のものとし、ホイール20としてプーリ形状のものを用いることができる(図7参照)。また、ダンパー22は、下端部が静止フレーム4の下辺15に枢着され、上端部が作動杆21の中間部に枢着される。
この作動杆21とダンパー22の組み合わせで構成されるサポート手段は、図1、2に示される例のように、1組配置される場合と、図6に示される例のように、左右対称に2組配置される場合とがある。2組配置する場合は、1本のレール19を左右のサポート手段において共通に用いることができるが、その場合は、昇降フレーム5の下方への可動範囲が制限される。即ち、その場合の昇降フレーム5の下方への移動端は、左右のコロ20が衝突するまでとなる。
2組配置する場合において、昇降フレーム5の下方への可動範囲の制限をなくすためには、レール19を2本平行に配置すると共に、左右のサポート手段を前後にずらして配置するようにすればよい(図7参照)。そのようにした場合は、左右のサポート手段は互いに干渉し合うことがなくなるため、昇降フレーム5を静止フレーム4の下辺15近くにまで下降させることが可能となる。
図8、9はサポート手段の他の構成を示すもので、サポート手段としてパンダグラフ機構31を採用したものである。図示されているパンタグラフ機構31は上下二連のもので、上端部が連結部材32を介して昇降フレームの上辺に連結され、下端部が連結部材33を介して静止フレーム4の下辺15に連結される。そして、パンタグラフ機構31の下側の四角形を構成する4辺のうちの上辺34の中間部と連結部材33との間に、ダンパー35が配装される。図示した実施形態においては、ダンパー35は2本対称的に配装されている。
図10〜17には、昇降フレーム5を、電動駆動手段により又は機械的駆動手段により昇降駆動させる実施形態が示されている。そのうち、図10〜12に示される例における昇降フレーム5は、その下辺に、静止フレーム4の側辺16、17間に渡されて設置された巻装筒41から引き出され、あるいは、巻装筒41内に巻き込まれる帯状体42の下端が固定される。帯状体42は、巻装筒41内に組み込まれたモーターの作用で引き出され、あるいは、巻き込まれるが、その引き出し又は巻込み動作に伴い、その下端が連結されている昇降フレーム5を下降させ又は上昇させる。帯状体42は、繊維、皮革、薄手の金属でありうる。
また、図13〜17に示す実施形態における昇降フレーム5は、静止フレーム4の側辺16、17の上部に設置された駆動歯車53とその下部に設置された被動歯車54とに掛け回された歯付きベルト(タイミングベルト)52の一部分に連結され(連結部56)、歯付きベルト52がモーター51によって循環駆動されるに伴い、昇降動作するように構成されるものである。
即ち、上側の駆動歯車53、53は、静止フレーム4の側辺16、17間に渡されて軸支される歯車軸55に固定され、歯車軸55が、図示せぬ歯車の組み合わせを介してモーター51の出力軸に結合される。かくして、モーター51に駆動されて歯車軸55が回転するに伴い、駆動歯車53、53が回転してそれに噛合する歯付きベルト52が循環駆動され、歯付きベルト52に連結されている昇降フレーム5が昇降動作する。
本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムにおいては、上記いずれの実施形態の場合においても、サブボード6を、その側部を横押しすることにより(ハンドルが取り付けられているときにはハンドルを引くことにより)、縦枠3、3ごとガイドレール8〜11に沿って任意の位置に移動させて使用することができる。その場合サブボード6は、それ自体及び各フレーム等にある程度の重量があるため、勝手に横移動するようなことはない。
また、サブボード6は、手動操作の場合はその上部を押し、あるいは、下部を持って押し上げることにより、昇降フレーム5と一体となって静止フレーム4に支持されつつ昇降移動するので、所望の高さに位置させることができる。そして、サブボード6は、その位置においてサポート手段によってサポートされて無闇に上下動しないため、安定状態にて使用することができる。
また、図10〜13に示される実施形態の場合は、巻装筒41内に組み込まれているモーターを作動させて昇降フレーム5を上下動させ、所望の高さにて停止させて使用することができる。また、図14〜17に示される実施形態の場合は、モーター51、歯車軸55、駆動歯車53、歯付きベルト52、連結部56を介して昇降フレーム5を上下動させることができ、所望の高さに停止させて使用することが可能となる。これらの実施形態における場合の操作は、リモコン操作で行うようにすることができる。
上記のとおり本発明に係る可動型インタラクティブボードシステムは、既設又は新設の黒板やホワイトボード等の壁面固定型のメインボード1に対し、そのメインボード1自体には何ら手を加えることなく、その前面側に容易且つ迅速に設置することができ、メインボード1と共に、電子ボード等であるサブボード6を使用することが可能で、サブボード6は、その使用状況に合わせて、任意の横方向位置及び高さに移動させて使用することができる。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白であって、この発明は、添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。例えば、昇降フレームを電動駆動手段により又は機械的駆動手段により昇降駆動させる方法は、上記実施形態に限られる訳ではなく、油圧シリンダーや空気シリンダーを用いる方法や、ピニオン・ラック機構を利用する方法等も採用可能である。
1 メインボード
2 壁面
3 縦枠
4 静止フレーム
5 昇降フレーム
6 サブボード
8〜11 ガイドレール
12 キャスター
13 コロ
14 基枠材
15 下辺
16、17 側辺
18 横桟
19 レール
20 ホイール
21 作動杆
22、35 ダンパー
24 支持枠
24a 前面壁
25 ケーブル
26 プラレールチェーン
31 パンダグラフ機構
32、33 連結部材
34 上辺
41 巻込筒
42 板バネ
50 プロジェクター
51 モーター
52 歯付きベルト
53 駆動歯車
54 被動歯車
55 歯車軸
56 連結部


Claims (14)

  1. 筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型メインボードを設置した壁面の前記メインボードの上側及び下側間、前記壁面の前記メインボードの上側と床面間、あるいは、天面と床面間に横移動可能に渡される、互いに連結されて一体に横方向に移動する一対の縦杆と、前記一対の縦杆に渡されて取り付けられる静止フレームと、前記静止フレームに昇降可能に取り付けられる昇降フレームと、前記昇降フレームに固定されるインタラクティブボードであるサブボードとから成る可動型インタラクティブボードシステム。
  2. 前記縦枠は、その上端部及び下端部に、前記メインボード固定壁面の前記メインボードの上側及び下側に敷設されたガイドレールに係合して移動する係動手段を有することにより、前記ガイドレールに沿って横移動可能にされる、請求項1に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  3. 前記縦杆は、その上端部は前記メインボード固定壁面の前記メインボードの上側に敷設されたガイドレールに係合する係動手段を有し、その下端部は床面に敷設されたガイドレールに係合して移動する係動手段を有し又はキャスターを備えることにより、前記ガイドレールに沿って横移動可能にされる、請求項1に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  4. 前記メインボードの上側に敷設されたガイドレール又は前記メインボードの下側に敷設されたガイドレールの上面に、前面側の側面を目隠し壁としたケーブル支持枠を配設し、前記ケーブル支持枠内に、複数のケーブルを収装したプラレールチェーンを配し、前記プラレールチェーンが前記目隠し壁に隠れて目立たないようにされる、請求項2又は3に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  5. 前記プラレールチェーンは、前記ケーブ支持枠内に横倒し状態にして配置される、請求項4に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  6. 前記縦杆は、その上端部は天面に敷設されたガイドレールに係合する係動手段を有し、その下端部は床面に敷設されたガイドレールに係合して移動する係動手段を有し又はキャスターを備えることにより、前記ガイドレールに沿って横移動可能にされる、請求項1に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  7. 前記昇降フレームは、電動駆動手段により又は機械的駆動手段により昇降駆動される、請求項1に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  8. 前記昇降フレームは、前記静止フレームの縦枠の上部及び下部に設置された歯車間に掛け回された歯付きベルトの一部に連結され、前記歯付きベルトがモーターの作用で循環駆動されるに伴い昇降動作するようにされる、請求項7に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  9. 前記昇降フレームは、その下辺に、前記静止フレームの側辺間に渡されて設置された巻装筒から引き出され、また、それに巻き込まれる帯状体の下端が固定され、前記帯状体が前記巻装筒内に組み込まれたモーターの作用で引き出され、あるいは、巻き込まれるに伴い昇降動作するようにされる、請求項7に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  10. 前記昇降フレームは、手動により昇降駆動される、請求項1に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  11. 先端部に前記昇降フレームの横桟の下面に配置されたレールに沿って移動する係動手段を備えていて、下端部が前記静止フレームの側辺に枢着された作動杆と、下端部が前記静止フレームの下辺に枢着されて上端部が前記作動杆の中間部に枢着されるダンパーとで構成されるサポート手段を備える、請求項10に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  12. 上端部が前記昇降フレームの下辺に連結され、下端部が前記静止フレームの下辺に連結されるパンタグラフ機構と、前記パンタグラフ機構の下端部と前記パンタグラフ機構を構成する上側バーの中間部との間に配送されるダンパーとで構成されるサポート手段を備える、請求項10に記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  13. 前記サブボードは、プロジェクターを付設しての電子ボード機能やスクリーン機能、デジタルテレビ用チューナーを付設してのテレビ機能又はパソコンを付設してのコンピュータ・ディスプレイ機能を有するもの、あるいは、大型の液晶テレビ又はプラズマテレビ自体である、請求項1乃至12のいずれかに記載の可動型インタラクティブボードシステム。
  14. 前記昇降フレームの上辺又は前記サブボードの上部にプロジェクターが設置された、請求項1乃至13のいずれかに記載の可動型インタラクティブボードシステム。

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