JP2013230822A - キャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物が収容される容器体10の口部に外嵌されるリング体2と、該リング体に連結片3を介して連結されると共に、容器体の口部に着脱自在に螺着されるキャップ本体4と、を備え、連結片は、その一端部3aがキャップ本体及びリング体のうちの一方に連結するように一体成形されると共に、他端部3bにはキャップ本体及びリング体のうちの他方に形成された第1係合部45と係合する第2係合部62が設けられているキャップ1を提供する。
【選択図】図2
Description
(1)本発明に係るキャップは、内容物が収容される容器体の口部に外嵌されるリング体と、該リング体に連結片を介して連結されると共に、前記容器体の口部に着脱自在に螺着されるキャップ本体と、を備え、前記連結片は、その一端部が前記キャップ本体及び前記リング体のうちの一方に連結するように一体成形されると共に、他端部には前記キャップ本体及び前記リング体のうちの他方に形成された第1係合部と係合する第2係合部が設けられていることを特徴とする。
しかも、リング体に形成されている装着孔は下方に開口しているので、この開口している部分を通じて係合突起を装着孔内に例えばスライドさせながら容易に嵌め入れることができる。
図1及び図2に示すように、本実施形態のキャップ1は、内容物が収容される容器体10の口部に回転可能に外嵌されるリング体2と、該リング体2に連結片3を介して連結されると共に、容器体10の口部に螺着されるキャップ本体4と、を備えている。
また、中栓部材12、リング体2及びキャップ本体4のそれぞれの中心軸は、共通軸上に位置している。本実施形態では、この共通軸をキャップ軸Oといい、このキャップ軸Oに直交する方向をキャップ径方向(以下、単に径方向と称する)、キャップ軸O回りに周回する方向をキャップ周方向(以下、単に周方向と称する)とする。また、キャップ軸Oに沿って中栓部材12からキャップ本体4に向かう方向を上側とし、その反対側を下側とする。
この中栓部材12は、図2に示すように、容器11の口部11aに装着される筒体20と、この筒体20の径方向内側に配設された栓体30と、を備えている。
筒体20は、下端部が容器11の口部11a内に嵌合されると共に、上端部が容器11の口部11aよりも上方に突出したシール筒部21と、このシール筒部21の径方向外側に位置し、容器11のネックリング11bの上方において該容器11の口部11aに嵌合(図示の例ではアンダーカット嵌合)される外筒部22と、シール筒部21と外筒部22の上端部とを連設し、容器11の口部11aの開口端に接する環状のフランジ部23と、シール筒部21の径方向内側に位置し、該シール筒部21の上端部に連設された注出筒部24と、を備えている。
上記リング体2は、図1及び図2に示すように、容器体10の口部、即ち中栓部材12の外筒部22を径方向外側から囲繞すると共に、該外筒部22に回転可能に外嵌されている。リング体2の内周面には、径方向内側に向けて環状凸部40が突設されており、外筒部22に形成された環状溝26内に回転可能に嵌合している。これにより、リング体2は上下動不能に回転するように構成されている。
なお、装着孔45におけるこの開口部分の下方には、容器11のネックリング11bが位置しており、該ネックリング11bが開口部分を下方から間隔をあけて塞いでいる。
各爪状凹部56において、T方向の後側に向く面は爪状凸部41の上記傾斜面41aに対向する傾斜面56aとされ、T方向の前側に向く面は爪状凸部41の上記平坦面41bに対向する平坦面56bとされている。
なお、リング体2の上端開口端と第2周壁部51の下端開口端との間には、容易に破断可能な弱化部57が周方向に間隔をあけて複数設けられており、該弱化部57を介して両者は接続されている。
この連結片3は、図1〜図3に示すように、上記一端部3aと、リング体2に形成された装着孔(第1係合部)45に径方向外側から重なる他端部3bと、これら一端部3aと他端部3bとをキャップ軸O方向に繋ぐ一対の伸縮部60と、を備えている。連結片3の一端部3a及び他端部3bは、共にキャップ軸O方向よりも周方向に長い横長状に形成されている。連結片3の一端部3aにはヒンジ部61が形成されており、このヒンジ部61回りにキャップ本体4が上下に回動可能とされている。
この係合突起62は、その突設方向に延びる突起軸Mを中心に側面視円形状に形成され、図1〜図3及び図5に示すように、その先端部(径方向内側に位置する内端部)62aは他の部分よりも突起軸Mの径方向外側に拡径している。これにより、係合突起62の先端部62aは膨出部46の張出部46aに当接し、上述したように係合突起62が装着孔45から径方向外側に抜けてしまうことが規制されている。
なお、この係合突起62は、リング体2の下方に開口した部分から装着孔45内に嵌め込まれていると共に、キャップ軸O方向に移動自在、且つ突起軸M回りに回転可能に装着孔45に係合されている。
なお、図3及び図5に示すように、一方の伸縮部60は、上部片60a及び下部片60bが他方の伸縮部60における上部片60a及び下部片60bよりも径方向にずれた位置で一端部3a及び他端部3bに連結されている。これにより、上記したように一方の伸縮部60と他方の伸縮部60とは径方向にずれるように配置されている。
次に、このように構成されたキャップ1を利用して、内容物の注出を行う場合について説明する。
この場合には、まず図1に示すキャップ本体4をT方向に回転させる。すると、キャップ本体4に形成された爪状凹部56の傾斜面56aが、リング体2に形成された爪状凸部41の傾斜面41aに接しながらT方向に移動するので、キャップ本体4はリング体2に対して抵抗少なくT方向に相対的に回転し始める。なお、このとき弱化部57が破断される。
これにより、連結片3はキャップ本体4に引っ張られるので、図6に示すように、係合突起62が装着孔45内で上方にスライド移動しながら一対の伸縮部60が伸びた状態となる。よって、連結片3を介してリング体2に連結されたままの状態でキャップ本体4だけを注出筒部24から螺脱させることができる。
また、リング体2の装着孔45を縦長の溝状に形成し、この装着孔45内に連結片3の係合突起62をキャップ軸O方向に移動自在に係合させると共に、突起軸M回りに回転自在に係合させたが、この場合に限られず例えば移動不能及び回転不能に係合させても構わない。
この場合であっても、同様の作用効果を奏効することができる。この際、例えば連結片3の他端部3bから補強片72を一端部3aに向けて突設し、該補強片72と上部片71aとを容易に破断可能な弱化部72aを介して連結させると良い。こうすることで、使用前段階において、意図しないときに伸縮部71が変形してしまうことを防止することができる。
また、装着孔45をリング体2に形成し、係合突起62を連結片3の他端部3bに形成したが、その逆に、装着孔45を連結片3の他端部3bに形成し、係合突起62をリング体2に形成しても構わない。
2…リング体
3…連結片
3a…連結片の一端部
3b…連結片の他端部
4…キャップ本体
10…容器体
45…装着孔(第1係合部)
46a…膨出部の張出部(規制部)
60、71…伸縮部
62…係合突起(第2係合部)
62a…係合突起の先端部
Claims (6)
- 内容物が収容される容器体の口部に外嵌されるリング体と、
該リング体に連結片を介して連結されると共に、前記容器体の口部に着脱自在に螺着されるキャップ本体と、を備え、
前記連結片は、
その一端部が前記キャップ本体及び前記リング体のうちの一方に連結するように一体成形されると共に、他端部には前記キャップ本体及び前記リング体のうちの他方に形成された第1係合部と係合する第2係合部が設けられていることを特徴とするキャップ。 - 請求項1に記載のキャップにおいて、
前記第1係合部が装着孔、前記第2係合部が係合突起とされ、
前記係合突起は、前記装着孔に回転自在に係合されていることを特徴とするキャップ。 - 請求項2に記載のキャップにおいて、
前記装着孔は、キャップ軸方向に延在し、
前記係合突起は、キャップ軸方向に移動自在に前記装着孔に係合されていることを特徴とするキャップ。 - 請求項2又は3に記載のキャップにおいて、
前記連結片の一端部は、前記キャップ本体に連結され、
前記係合突起は、その先端部が該係合突起の他の部分よりも外方に張り出すように形成され、
前記装着孔は、前記リング体に設けられると共に、下方に開口するように形成され、且つその開口周縁部には、該装着孔の内側に張り出して前記係合突起の先端部に当接し、前記係合突起が該装着孔からキャップ径方向に抜けることを規制する規制部が形成されていることを特徴とするキャップ。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のキャップにおいて、
前記連結片には、前記一端部と前記他端部との間に伸縮変形自在な伸縮部が設けられていることを特徴とするキャップ。 - 請求項5に記載のキャップにおいて、
前記伸縮部は、キャップ周方向に間隔をあけて複数配設され、
キャップ周方向で互いに隣り合う前記伸縮部は、キャップ径方向に位置を異ならせて配設されていることを特徴とするキャップ。
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