JP2013230221A - ベンダー連結機構およびベンダー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
脊椎矯正用の椎弓根スクリュー3と連結ロッド4とからなるインプラントについて、硬い連結ロッド4でも容易に曲げることができるベンダー装置を提供する。
【解決手段】
椎弓根2に埋設した椎弓根スクリュー3同士を連結する連結ロッド4を曲げる一対のベンダー5,6と、両ベンダー同士を差渡し連結する連結具7とを備え、各ベンダー5,6に形成された軸穴11に連結ピン12,13を差込み、各連結ピン12,13を連結部材14で連結し、一対のベンダー5,6を連結ピン12,13周りに回動させて、連結ロッド4を所望の曲線に湾曲させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、側湾症の矯正手術などで、体内に埋設されるインプラントの構成部材である金属製の連結ロッドを手術中に患者の骨格に合わせて曲げるときに使用されるベンダー装置およびベンダー連結機構に関する。
従来、側湾症の矯正手術では、ペディクルスクリュー(椎弓根スクリュー)と、これらを連結する金属製の連結ロッドとで構成されるインプラントを埋植する。その際、連結ロッドを体内で患者の骨格に合わせて曲げる工程がある。
この工程で使用するのがベンダー装置である。図12は非特許文献1に記載されたベンダー装置を用いて連結ロッドを曲げる工程を示す。図12に示すように、ベンダー装置100は、連結ロッド101の先端を係合するベンダー本体102と、そのベンダー本体の上端にL字形に折り曲げられた操作部103とから構成される。
インプラントの設置時に患者の骨格に合わせて連結ロッド101の曲がり具合を微調整する必要があるとき、ベンダー装置100の本体係合凹部を連結ロッド101に後方から係合し、係合凹部の周壁を支点として、てこの原理により、連結ロッド101を曲げる。このとき、連結ロッド101を緩やかな曲線状に曲げるために一対のベンダー100A,100Bを同時に操作して行う場合が多い。
図12は対称のベンダー100A,100Bを脊柱方向に配列し、各ベンダー100A,100Bのベンダー本体の係合凹部を連結ロッド101に係合し、操作部102同士を互いに離れる方向に操作し、連結ロッド101を折り曲げている状態を示す。
メドトロニックソファモアダネック TSRH SILO(登録商標)Spinal System[PDF](http://www.mtortho.com/public/TSRH_SILO.pdf)
しかしながら、この連結ロッドの曲げ工程において、硬い連結ロッド101を曲げるには、手術者には相当の技量や体力が必要となる。そのため、手術者の技量や体力の差により、連結ロッドを患者の骨格に合うように曲げることが困難になる場合がある。
本発明は、上記に鑑み、硬い連結ロッドでも容易に曲げることができるベンダー装置およびベンダー連結機構の提供を目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、椎弓根に埋設した椎弓根スクリュー同士を連結する連結ロッドを曲げるための一対のベンダー同士を差渡し連結する連結具を備えたことを特徴とする。
上記構成によると、一対のベンダーが連結具により差し渡し連結されているので、一対のベンダーで別々に曲げ工程を行う場合に比べて、一対のベンダーが相互に連携し合って、連結ロッドの曲げ操作を容易に行うことができ、連結ロッドを患者の骨格に合った曲線状に形成することができる。
具体的には、連結具は、両ベンダーを互いに連結する連結部材と、各ベンダーを回動可能に支持する連結ピンとを備えた構成を例示できる。これにより、各ベンダーは連結ピン周りに回動可能とされると共に、両ベンダーは互いに連結されるので、ベンダーが安定して支持され、かつ、ベンダーの回動支点も定まるので、連絡ロッドを所望の曲率に曲げることができる。
この場合、連結部材は両ベンダー間の距離を調整可能とされた構成を採用していてもよい。両ベンダー間の距離が調整できるので、連結ロッドを脊椎の複数の椎体間に跨って所望の曲率に折り曲げることができる。なお、連結部材は、板状、棒状、管状等、種々の形状を採用することができる。
また、連結ピンは、ベンダーを回動可能に支持する構成であるため、例えば、連結ピンを支持する支持部と、ベンダー側に取り付ける取付部のうちの少なくとも一方に対して回転可能に軸受けされる構成を採用してもよい。
例えば、連結ピンを支持部に対して回転可能に軸受けする。この場合、支持部に軸受穴が形成され、連結ピンが回動可能に軸受けされる。連結ピンを取付部に対して回転可能に軸受けする構成も採用可能である。この場合、取付部に軸受穴が形成され、連結ピンが回動可能に軸受けされる。また、ベンダーが回動可能とされる態様として、連結ピンを支持部および取付部に固定し、連結部材に対して回動可能に取り付ける構成であってもよい(図6参照)。
ここで、取付部は、ベンダー側に着脱可能に取り付ける構成(図5参照)、あるいはベンダー側に一体的に固定する構成(図1参照)のいずれも採用可能である。取付部をベンダー側に着脱可能に取り付ける構成の場合、取付部をネジ等でベンダーに着脱可能に取り付ける。取付部をベンダー側に一体的に固定する構成の場合、ベンダーに取付部を一体成形することができる。
いずれの場合でも、取付部に連結ピンを固定し、支持部側を軸受けとする構成と、取付部に軸受けを形成し、支持部側に連結ピンを固定する構成を採用するか、支持部および取付部に連結ピンを固定し、連結部材に対して連結ピンを回動可能に取り付ける構成を採用してもよい。
また、連結部材は両ベンダー間の距離を調整可能とされ、各連結ピンを支持する支持部のうちの少なくとも一方に、連結部材を移動可能に支持する受け部が設けられ、前記受け部に連結部材を固定する固定部が設けられた構成としてもよい(図8参照)。
上記構成によると、連結部材は受け部に対して移動可能とされ、所望の位置で固定部によって固定され、両ベンダー間の距離が調整される。
この場合、連結部材は一対の受け部のうち、一方の受け部に対して移動可能とする構成、あるいは両受け部に対して移動可能とする構成のいずれを採用してもよい。受け部における連結部材の支持は、受け部に横方向の貫通孔あるいは切欠を形成し、この貫通孔あるいは切欠きに連結部材を挿通する構成を採用することができる。
固定部は、ネジやピンから構成し、これらの部材を連結部材に圧接離間可能とする構成を採用することができる。
連結部材の他の距離調整機構として、連結部材に連結ピンを係合するように構成し、両連結ピンのうちの少なくとも一方を移動可能に支持する長孔を連結部材に形成する構成を採用してもよい(図6参照)。この構成によると、長孔内で連結ピンは移動・固定可能であるので、簡単な構成であるにも拘わらず、両ベンダー間の距離を容易に調整することができる。
また、連結具は、一対の連結ピンと連結部材とがコ字形に一体的形成され、連結ピンがベンダー側に固定された取付部に回転可能に軸受けされる構成を採用することができる(図7参照)。この構成によると、連結具は最も簡単な構成でベンダーを安定して操作することができる。この場合、ベンダー間の距離を種々設定するために、連結部材の長さの異なる複数種類の連結具を用意すればよい。
上記のようなベンダー連結機構は、一対のベンダーと組み合わせてベンダー装置とすることができる。この場合、ベンダーは、先端に連結ロッドに係合する係合凹部を有し、他端部にL字形に折り曲げ形成された操作部とからなるL字形ベンダー、あるいは、先端に連結ロッドに係合する係合凹部を有し、他端部に直線的に連携する操作部とからなる直線型ベンダーのいずれであってもよい。
以上のとおり、本発明によると、一対のベンダーが連結具により差し渡し連結されているので、一対のベンダーで別々に曲げ工程を行う場合に比べて、一対のベンダーが相互に連携し合って、連結ロッドの曲げ操作を容易に行うことができ、連結ロッドを患者の骨格に合った曲線状に形成することができる。
本発明に第1の実施形態であるL字形ベンダー装置の分解斜視図である。 同じくベンダー装置の組み立て状態を示す斜視図である。 同じくベンダー装置の使用状態を示す斜視図である。 同じくベンダー装置の使用状態を示す平面図である。 ベンダー装置の第2の実施形態を示す分解斜視図である。 (a)はベンダー装置の第3の実施形態を示す分解斜視図、(b)は固定部の断面図である 第4の実施形態を示す連結具の斜視図である。 第5の実施形態である直線型ベンダー装置の平面斜視図である。 同じく連結具の分解斜視図である。 同じく直線型ベンダー装置の使用状態を示す平面図である。 同じく直線型ベンダー装置の使用状態を示す斜視図である。 従来のベンダー装置の使用状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1〜図3に示すように、ベンダー装置1は、椎弓根2に埋設した椎弓根スクリュー3同士を連結する連結ロッド4を曲げる一対のベンダー5,6と、該ベンダー5,6同士を差渡し連結する連結具7とを備えたベンダー連結機構とを備えている。
一対のベンダー5,6は、左右対称に形成されている。ベンダー5,6は、金属製のベンダー本体8と金属製の操作部9とがL字形に折り曲げ形成されてなるL字形のベンダーである。
ベンダー本体8は、直状の板材から構成され、その先端に下方に開口して連結ロッド4に係合するU字形の切欠からなる係合凹部10が形成されている。操作部9は、ベンダー本体8の他端側で板材の板面方向に直角に折り曲げ形成されている。
連結具7は、両ベンダー5,6を互いに連結する連結部材14と、各ベンダー5,6を回動可能に支持する連結ピン12,13とを備え、連結部材14は両ベンダー5,6間の距離を調整可能とされている。
連結ピン12,13は、連結ピンを支持する支持部17と、ベンダー側に取り付ける取付部11とのうちの少なくとも一方に対して回転可能に軸受けされている。
支持部17は、軸中心を垂直方向として円筒状に形成されている。そして、この支持部17の下端に、支持部17よりも小径の連結ピン12,13が夫々固定され、連結ピン12,13が支持部17から下方に垂設されている。
取付部11は、ベンダー側に一体的に固定された円筒状の軸受けから構成されている。この軸受け11は、軸方向を垂直方向としベンダー本体8の上端部に一体的に固定されている。そして、この軸受け11に連結ピン12,13が着脱自在に挿入され、かつ連結ピン12,13を回転可能に軸受けしている。
また、連結部材14は、断面円形で棒状に形成される。各連結ピン12,13を支持する支持部17には、連結部材14を移動可能に支持する受け部と、連結部材14を固定する固定部18が夫々設けられている。
円筒状の支持部17は、連結部材14を移動可能に支持する受け部を兼用している。すなわち、円筒状の支持部17の側面に貫通穴15が形成され、この貫通穴に棒状の連結部材14が摺動可能に挿通されている。また、連結部材14を固定する固定部として、円筒状の支持部17の上端にストッパネジ18がねじ嵌合され、ネジ18の先端を、貫通する連結部材14に圧接することで、連結部材14の移動が阻止される。
なお、連結部材14は、その一端側に抜け止め頭部20が形成され、他端部に半径方向に突出するストッパピン19が形成される。
次に、ベンダー装置1の使用方法について説明する。側湾症の矯正手術では、図3および図4に示すように、椎体2Aの椎弓根2に椎弓根スクリュー3を取り付ける。すべての椎弓根スクリューを椎体に挿入後、適切な長さの連結ロッド4を椎弓根スクリュー3の頭部間に差渡し、プラグ3aを椎弓根スクリュー3の頭部にねじ込み、連結ロッド4を仮締め固定する。
仮締め固定後、椎弓根スクリュー3および連結ロッド4からなるインプラントが正しく設置されているか否かを確認する。連結ロッド4が患者の骨格からずれている場合、ベンダー装置1を用いて連結ロッド4を骨格に合わせて曲げる。
まず、図3に示すように、曲げようとする連結ロッド4の部位に一対のベンダー5,6の係合凹部10を上方から係合する。そして、係合凹部10は、ベンダー本体8を垂直方向に配置し、連結ピン12,13周りに回動させると、係合凹部10の両側にある脚部10a、10bの内壁(係合凹部側)が連結ロッド4と接触し、ロッドを折り曲げようとする。
このとき、一対のベンダー5,6の操作部9を互いに接近する方向、もしくは離間する方向に回動操作すると、両ベンダー5,6の係合凹部10に挟まれる連結ロッド4部分が凹状または凸状に湾曲し、所望の曲率に折り曲げられる。
このように、両ベンダー5,6は、連結具7で連結されており、各ベンダー5,6は、連結ピン12,13周りに回動するように構成されているため、一対のベンダー5,6が相互に連携し合って連結ロッド4の曲げ操作を容易に行うことができ、連結ロッド4を患者の骨格に合った曲線状に形成することができる。
<第2の実施形態>
図5はベンダー装置の第2の実施形態を示す分解斜視図である。本例では、取付部11は、ベンダー5,6と別体とされ、取付部11をネジ21等によりベンダー5,6に取り付けるようにする。
取付部11は、図5に示すように、両側から板状のベンダー5,6を挟み込むようにコ字形に形成され、その側面からネジ21によりベンダー5,6に取り付ける。取付部11の上端には連結ピン12,13が設けられ、連結ピン12,13を支持する支持部17との間で回転可能に軸受けする。
すなわち、連結ピン12,13の取付部側を取付部11に固定し、支持部17側を回転可能に軸受けする構成、あるいは、取付部11側を回転可能に軸受けし、支持部17側を固定する構成、さらには、取付部11および支持部17の両方で回転可能に軸受けする構成のいずれを採用してもよい。本例では、連結ピン12,13の取付部11側を回転可能に軸受けする構成を採用している。
上記構成においては、連結具7は取付部11もベンダー5,6とは別部品としているので、ベンダー側にネジ取付孔を形成する程度で、ほとんど特別な加工を施す必要がなく、連結具7を準備するだけで、既存のベンダーに用いることができる。
<第3の実施形態>
図6はベンダー装置の第3の実施形態を示す。本例では、板状の連結部材14に長孔22を形成し、この長孔22に連結ピン12,13のうちの一方の連結ピン13を連結部材14の長さ方向に移動調整自在に貫通係合した例である。
取付部11は、図1と同様なベンダー5,6のコーナー部に一体成形し、この取付部11にそれぞれ連結ピン12,13を垂直方向に突出形成している。連結ピン12,13は、連結部材14の軸受け穴に回転可能に貫通支持され、連結ピンの先端に円筒状の支持部17がネジ嵌合されている。この構成では、連結ピン12,13の両端は支持部17及び取付部11に支持され、連結部材14の軸穴(長孔22を含む)に回転可能に貫通支持された態様となっている。
さらに、連結部材14の長孔22は、図6(a)に示すように、複数の軸穴が長さ方向に連続する態様となっている。各軸穴はその支持部17側において、図6(b)に示すように、すり鉢状のテーパ部24が形成され、支持部17の下端テーパ面が侵入できる形態となっている。支持部17を締め込むことにより、連結ピン13は、連結部材14の長さ方向で位置決め固定される。したがって、連結ピン13の円筒状の支持部17が連結部材14の移動を止める固定部を兼ねることになる。
上記構成においては、連結部材14に連結ピン12,13を係合し、両連結ピン12,13のうちの少なくとも一方を移動可能に支持する長孔22を連結部材14に形成しているので、長孔22内で連結ピン13は移動・固定可能となる。両ベンダー間の距離を変更したい場合、他方の連結ピン13の支持部17(固定部)を緩め、連結ピン13を所望の位置に移動させて、支持部17を締め込む。そうすると、支持部17の下端テーパ部が長孔22のテーパ部24に侵入して連結部材14の長さ方向への移動が阻止される。
このように、連結部材14の簡単な構成であるにも拘わらず、両ベンダー5,6間の距離を容易に調整することができる。
<第4の実施形態>
図7は連結具7の第4実施形態を示すもので、連結ピン12,13および連結部材14がコ字形に一体形成された態様である。取付部11は、図1に示すようにベンダー5,6側に一体成形される。
この例によれば、構成が簡単な上に部品点数が少ない利点がある。ただ、一対のベンダー5,6間の距離を調整する機構がないため、距離を調整したい場合、連結部材14の長さが異なる複数の連結具7を用意すればよい。
<第5の実施形態>
図8〜図11は直線型ベンダー装置に関するものである。直線型のベンダー装置は、ベンダー本体8と操作部9とが直線状に配列されたものである。ベンダー本体8の係合凹部10が板材の側面方向から開口されている。
そして、ベンダー本体8は、その長さ方向に間隔をおいて複数の軸穴25が形成され、この軸穴25の一つを選択して連結ピン12,13が挿入可能とされている。これによって、ベンダー5,6の回動支点を自由に選択することができる。
図9に示すように、連結ピン12,13は平板状の支持部17に立設されている。一方、円柱状の連結部材14を貫通支持する円筒状の受け部26が設けられ、受け部26に支持部17が一体的に固定され、受け部26に対して連結ピン12,13がオフセットした態様で配置されている。
受け部26は、円筒状に形成され、横方向には断面円形で棒状の連結部材14を貫通する貫通穴15が形成されている。また、受け部26の一端には、連結部材14の周面に圧接して連結部材14を所望位置で固定するための固定部としてのストッパねじ18がねじ嵌合されている。
上記構成においては、図10に示すように、ベンダー本体8の係合凹部10を連結ロッド4の側方から係合し、ピン方向を横方向とする連結ピン12,13を中心として回動させる。そうすると、係合凹部10の脚部10a,10bが連結ロッド4の上下壁に当たり、連結ロッド4を上下方向で湾曲させることができる。
この場合も、両ベンダー5,6は、連結具7で連結されており、各ベンダー5,6は、連結ピン12,13周りに回動するように構成されているため、一対のベンダー5,6が相互に連携し合って連結ロッド4の曲げ操作を容易に行うことができ、連結ロッド4を患者の骨格に合った曲線状に形成することができる。
なお、本発明の上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正変更を加えることができるのは勿論である。例えば、図8の第5の実施形態において、連結ピンは、支持部17側から突出させたが、これをベンダー側の取付部から突出させ、支持部側に形成した軸穴に係合するように構成してもよい。また、上記実施形態では、連結具を各ベンダーに対して着脱可能な構成としたが、これに限らず、連結具を両ベンダーに対して一体的に構成するようにしてもよい。
1 ベンダー装置
2 椎弓根
3 椎弓根スクリュー
4 連結ロッド
5,6 ベンダー
7 連結具
8 ベンダー本体
9 操作部
10 係合凹部
11 連結軸穴
12,13 連結ピン
14 連結部材
15 挿通穴
17 支持部
18 ストッパねじ
19 ストッパピン
20 抜け止め頭部
22 長孔
25 軸穴
26 受け部

Claims (12)

  1. 椎弓根に埋設した椎弓根スクリュー同士を連結する連結ロッドを曲げるための一対のベンダー同士を差渡し連結する連結具を備えたことを特徴とするベンダー連結機構。
  2. 前記連結具は、両ベンダーを互いに連結する連結部材と、各ベンダーを回動可能に支持する連結ピンとを備えた請求項1に記載のベンダー連結機構。
  3. 連結部材は両ベンダー間の距離を調整可能とされた請求項1または2に記載のベンダー連結機構。
  4. 連結ピンは、連結ピンを支持する支持部と、ベンダー側に取り付ける取付部とのうちの少なくとも一方に対して回転可能に軸受けされた請求項2または3に記載のベンダー連結機構。
  5. 前記取付部は、ベンダー側に着脱可能に取り付けられる請求項4に記載のベンダー連結機構。
  6. 前記取付部が、ベンダー側に一体的に固定された請求項4に記載のベンダー連結機構。
  7. 連結部材は、両ベンダー間の距離を調整可能とされ、各連結ピンを支持する支持部のうちの少なくとも一方に、連結部材を移動可能に支持する受け部が設けられ、前記受け部に連結部材を固定する固定部が設けられた請求項4〜6のいずれかに記載のベンダー連結機構。
  8. 連結部材は、両ベンダー間の距離を調整可能とされ、前記連結部材に前記連結ピンの少なくとも一方を移動可能に支持する長孔が形成された請求項2〜6のいずれに記載のベンダー連結機構。
  9. 連結具は、一対の連結ピンと連結部材とがコ字形に一体的形成され、連結ピンがベンダー側に固定された取付部に回転可能に軸受けされた請求項2に記載のベンダー連結機構。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のベンダー連結機構と、一対のベンダーとを備えたことを特徴とするベンダー装置。
  11. 前記ベンダーが、先端に連結ロッドに係合する係合凹部を有し、他端部にL字形に折り曲げ形成された操作部とからなるL字形ベンダーである請求項10に記載のベンダー装置。
  12. 前記ベンダーが、先端に連結ロッドに係合する係合凹部を有し、他端部に直線的に連携する操作部とからなる直線型ベンダーである請求項10に記載のベンダー装置。
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