JP2013229235A - 表示装置および表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光硬化型樹脂の硬化不良を防止することにより表示モジュールと保護部材とを強固に接合した表示装置および表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】表示装置の製造方法は、以下の工程を備えている。表示モジュール3上に光硬化型樹脂4が塗布される。表示モジュール3との間で光硬化型樹脂4を挟み込むように透明の保護部材1が配置される。保護部材1側から光硬化型樹脂4に光が照射される。光を照射して光硬化型樹脂4を硬化させた後に、保護部材1に遮光パターン2が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置および表示装置の製造方法に関し、特に、光硬化型樹脂を用いた表示装置および表示装置の製造方法に関するものである。
携帯端末、車載機器、産業用機器などに用いられる表示装置では、液晶モジュールなどの表示モジュールの表示パネルの上に透明の保護板を配置した構造をとることがある。この構造では表示パネルの表示面と保護板との間に透明樹脂が配置されている。
保護板には、意匠上等の理由で外周部に印刷などにより遮光パターンが設けられることが多い。たとえば、特開2009−301767号公報(特許文献1)には、透明基板(保護板)の外周部に印刷などにより遮光層(遮光パターン)が形成された表示装置が開示されている。
特開2009−301767号公報
携帯端末、車載機器、産業用機器などに用いられる表示装置では、高温の環境に置かれた状態で振動などにより荷重が負荷されることがあり、表示パネルと保護板とを強固に接合する必要がある。そのために、表示パネルと保護板との間の透明樹脂に接着力の高い光硬化型の樹脂を用いること、あるいは表示パネルを支持する筐体と保護板とを光硬化型の接着剤で接合して補強することが考えられる。しかしながら、保護板に遮光パターンが設けられていると、遮光パターンの陰になる部分において光硬化型樹脂の硬化不良が発生するという問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、光硬化型樹脂の硬化不良を防止することにより表示モジュールと保護部材とを強固に接合した表示装置および表示装置の製造方法を提供することである。
本発明の表示装置の製造方法は、以下の工程を備えている。表示モジュール上に光硬化型樹脂が塗布される。表示モジュールとの間で光硬化型樹脂を挟み込むように透明の保護部材が配置される。保護部材側から光硬化型樹脂に光が照射される。光を照射して光硬化型樹脂を硬化させた後に、保護部材に遮光パターンが形成される。
本発明の表示装置の製造方法によれば、光を照射して光硬化型樹脂を硬化させた後に、保護部材に遮光パターンが形成されるため、遮光パターンによって光硬化型樹脂への光の照射が妨げられることはない。したがって、遮光パターンの陰になる部分において光硬化型樹脂の硬化不良は発生しない。このため、光硬化型樹脂の硬化不良を防止することにより表示モジュールと保護部材とを強固に接合することができる。
本発明の実施の形態1における表示装置の概略上面図である。 図1のII−II線に沿う概略断面図である。 本発明の実施の形態1における表示装置の製造方法の一工程を示す概略断面図であって、図2に対応する断面位置での概略断面図である。 図3の次工程を示す概略断面図である。 図4の次工程を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1における表示装置の製造方法の遮光性の材料を溝に充填する手法を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態2における表示装置の概略断面図であって、図2に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の実施の形態2における表示装置の製造方法の一工程を示す概略断面図であって、図7に対応する断面位置での概略断面図である。 図8の次工程を示す概略断面図である。 図9の次工程を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態2における表示装置の製造方法の変形例1の一工程を示す概略断面図であって、図7に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の実施の形態2における表示装置の製造方法の変形例2の一工程を示す概略断面図であって、図7に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の実施の形態3における表示装置の製造方法の一工程を示す概略断面図であって、図2に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の実施の形態4における表示装置の遮光シートを示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に本発明の実施の形態1の表示装置の構成について説明する。
図1および図2を参照して、本実施の形態の表示装置は、保護部材1と、遮光パターン2と、表示モジュール3と、光硬化型樹脂4とを主に有している。保護部材1の外周部に遮光パターン2が設けられている。保護部材1は表示モジュール3との間に光硬化型樹脂4を挟み込むように設けられている。表示モジュール3上に光硬化型樹脂4が設けられている。
保護部材1は透明の材料からなっている。保護部材1は一体に構成されている。保護部材1は板状に形成されている。保護部材1の厚みはたとえば0.5〜3mm程度の寸法を有している。保護部材1の材質には、たとえばガラスあるいはポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル(アクリル)、シクロオレフィンポリマーなどの透明樹脂が用いられ得る。
保護部材1はその外周端面1aに形成された溝1bを有している。溝1bは保護部材11の厚み方向の中央部に形成されている。溝1bに遮光インク5が充填されており、これにより溝1bに遮光パターン2が形成されている。溝1bの隙間は、遮光性の材料5を充填しやすいように保護部材1の厚みの半分以上の寸法を有していることが望ましい。遮光性の材料5として遮光インクが適用され得る。
表示モジュール3は、表示パネル3aと、表示パネル3aを支持するための筐体3bとを有している。表示パネル3aは保護部材1と対面するように配置されている。筐体3bは表示パネル3aの側面を囲むように設けられている。表示モジュール3として、たとえば液晶モジュールが適用され得る。この場合、表示パネル3aとして液晶パネルが適用される。筐体3bは樹脂で形成されていてもよい。
表示モジュール3上に光硬化型樹脂4が設けられている。光硬化型樹脂4によって保護部材1と表示モジュール3とが接合されている。光硬化型樹脂4として、たとえばUV(紫外線)硬化型樹脂が適用され得る。光硬化型樹脂4は光硬化型透明樹脂4aと光硬化型接着剤4bとを含んでいる。光硬化型透明樹脂4aと光硬化型接着剤4bとは同じ材料からなっていてもよい。
保護部材1は、表示パネル3aとの間で光硬化型透明樹脂4aを挟み込むように設けられており、筐体3bとの間で光硬化型接着剤4bを挟み込むように設けられている。遮光パターン2は光硬化型透明樹脂4aの外周部を覆うように配置されている。また遮光パターン2は光硬化型接着剤4bを覆うように配置されている。
また、保護部材1を構成する材料は1種類に限らず、保護部材1は2層以上の多層構造を有することも可能である。たとえば、保護部材1がポリカーボネートを母材にアクリルを表面に配置した2層構造を有する場合、耐衝撃性の高いポリカーボネートと硬度の高いアクリルの特徴を併せ持った強靭かつ傷付きにくい保護部材1を得ることができる。
また、保護部材1の接合面および外面には表面硬度を上げるためのハードコート、反射防止のためのAR(Anti Reflection)コート、ギラツキ防止のためのAG(Anti Glare)コート、気泡の発生を抑制するためのバリアコートといった各種の表面処理が行われていてもよい。
次に本実施の形態の表示装置の製造方法について説明する。
図3を参照して、まず表示モジュール3が準備される。続いて塗布工程において、表示モジュール3上に光硬化型樹脂4が塗布される。より具体的には、表示モジュール3が表示パネル3aを上面にして水平に置かれ、表示パネル3a上に図示しないディスペンサーにより定量の光硬化型透明樹脂4aが塗布される。光硬化型透明樹脂4aは塗布された後に図示しないスクレーパにより表示パネル3a上に均等に広げられることが望ましい。また、筐体3b上の全体あるいは一部に別のディスペンサーにより光硬化型接着剤4bが塗布される。光硬化型樹脂4は表示パネル3aおよび筐体3bの少なくともいずれかの上に塗布されていればよい。
続いて図4を参照して位置合わせ工程において、表示モジュール3との間で光硬化型樹脂4を挟み込むように透明の保護部材1が配置される。より具体的には、表示モジュール3を水平移動可能に構成されたステージ21に表示モジュール3が載せられ、保護部材1と表示モジュール3との水平位置が合わされる。この状態で、保護部材1が光硬化型透明樹脂4aおよび光硬化型接着剤4bと接触するまで垂直方向に移動される。
続いて図5を参照して硬化工程において、保護部材1側から光硬化型樹脂4に光が照射される。より具体的には光照射装置22が保護部材1の上部に設置される。光照射装置22としてたとえばUV照射装置が用いられる。また、光硬化型透明樹脂4aおよび光硬化型接着剤4bとしてUV硬化型樹脂およびUV硬化型接着剤が用いられる。そして、光照射装置22によって保護部材1側からUV硬化型透明樹脂およびUV硬化型接着剤に紫外線が照射される。これにより、光硬化型透明樹脂4aおよび光硬化型接着剤4bが硬化する。
UV照射装置は、使用するUV硬化型透明樹脂およびUV硬化型接着剤に合わせて選定する必要があるが、通常は波長が300〜450nmのUV光を照射する光源を持つものであればよい。また、UV光は、30秒から1分間照射すればよい。
続いて図1および図6を参照して遮光パターン形成工程において、光を照射して光硬化型樹脂4を硬化させた後に、保護部材1に遮光パターン2が形成される。より具体的には光硬化型樹脂4が硬化した後に、保護部材1の外周端面1aに形成された溝1bに遮光性の材料(遮光インク)5が充填される。これにより、遮光パターン2が形成される。なお、溝1bの加工方法は、切削加工などによって後加工する方法、保護部材1に樹脂板を用いる場合には射出成形などで保護部材1と同時に加工する方法などがある。
図6に示すように注入ノズル径が溝1bの幅よりも小さなディスペンサー32により遮光インク5が溝1bに注入される。遮光インク5が溝1bから漏れないように注入カバー31が開口部31aを除いて溝1bを覆うように設置される。そして、注入カバー31の開口部31aにディスペンサー32の注入ノズル先端が差込まれて、ディスペンサー32から遮光インク5が溝1bに注入される。
なお、注入カバー31の複数個所に開口部31aが設けられ、複数個所の開口部31aから遮光インク5が注入されてもよい。また、遮光インク5の注入を促進するため、遮光インク5が注入される開口部31aと異なる開口部31aから空気が吸引されてもよい。
なお、注入カバー31が透明の材料からなっていると遮光インク5の注入状況の確認が容易となる。また、注入カバー31の保護部材1との接触箇所にシリコーンなどのシール素材が設置されてもよい。これにより遮光インク5の漏れを抑制する効果が向上する。
遮光インク5としては、室温で溶媒が揮発して印刷対象に定着するインクの他にUV硬化型のインクまたは熱硬化型のインクが用いられてもよい。遮光インク5にUV硬化型のインクが用いられた場合、UV硬化型のインクが溝1bに注入された後に硬化工程にて使用されたUV照射装置によりUV光が照射されてもよい。これにより、遮光インク5が硬化する。また遮光インク5に熱硬化型のインクが用いられた場合、熱硬化型のインクが溝1bに注入された後に加熱炉の中に入れられる。これにより遮光インク5が硬化する。
遮光インク5の硬化後、注入カバー31が取外され、図示しないスクレーパなどにより溝1bからはみ出した遮光インク5が取り除かれてもよい。また遮光インク5を保護するために溝1bに充填された遮光インク5に透明保護膜がコーティングされてもよい。
なお、保護部材1と表示パネル3aとの間に充填されている光硬化型透明樹脂4aおよび保護部材1と筐体3bとを接合する光硬化型接着剤4bは、どちらか一方のみで十分な接合強度が得られるのであれば、両方同時に用いられる必要はない。保護部材1と表示パネル3aとの間が光硬化型透明樹脂4aで充填されている場合、保護部材1と筐体3bとが光硬化型接着剤4bにより接合されていなくてもよい。また保護部材1と筐体3bとが光硬化型接着剤4bにより接着されている場合、保護部材1と表示パネル3aとの間に光硬化型透明樹脂4aが充填されていなくてもよい。この場合、保護部材1と表示パネル3aとの間にはたとえば感圧式の粘着シートが貼り付けられてもよい。
次に本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の表示装置の製造方法によれば、光を照射して光硬化型樹脂4を硬化させた後に、保護部材1に遮光パターン2が形成されるため、遮光パターン2によって光硬化型樹脂4への光の照射が妨げられることはない。したがって、遮光パターン2の陰になる部分において光硬化型樹脂4の硬化不良は発生しない。つまり、遮光パターン2と重なる箇所において光硬化型樹脂4の硬化不良は発生しない。このため、光硬化型樹脂4の硬化不良を防止することにより表示モジュール3と保護部材1とを強固に接合することができる。
また、本実施の形態の表示装置の製造方法によれば、保護部材1の外周端面1aに形成された溝1bに遮光性の材料を充填することにより遮光パターン2が形成される。このため、光を照射して光硬化型樹脂4を硬化させた後に保護部材1に遮光パターン2を形成することができる。
また、本実施の形態の表示装置の製造方法によれば、光硬化型樹脂4は表示パネル3aおよび筐体3bの少なくともいずれかの上に塗布される。このため、表示パネル3aおよび筐体3bの少なくともいずれかと保護部材1とを強固に接合することができる。
本実施の形態の表示装置によれば、保護部材が一体の材料からなっている。光の透過面に材料界面が存在すると界面での光の反射、錯乱が生じるため透過光量が低下する。また、透過光量の低下による視認性の改善のため、反射防止膜などの追加処理が必要となる。それに対して、本実施の形態の表示装置では、保護部材が一体の材料からなっているため、透過光量の低下を抑制することができる。また、透過光量の低下による視認性の改善が必要ないため反射防止膜などの追加処理が不要とすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、実施の形態1と比較して保護部材が上部材と下部材とを有している点で主に異なっている。
図7を参照して、本実施の形態では、保護部材1は、上部材11と、下部材12とを有している。下部材12は上部材11との間で溝1bを構成している。上部材11と下部材12とは同じ材料からなっていてもよく、また異なる材料からなっていてもよい。上部材11は下部材12と対面するように設置されている。下部材12は遮光パターン2の形状に対応する凹部を有している。この凹部と上部材11の表面とで溝1bが構成されている。この凹部に遮光インク5が充填されている。下部材12は表示パネル3aとの間で光硬化型透明樹脂4aを挟み込むように設けられており、筐体3bとの間で光硬化型接着剤4bを挟み込むように設けられている。
次に本実施の形態の表示装置の製造方法について、主に実施の形態1と異なる点を説明する。まず、本実施の形態の塗布工程は実施の形態1と同様である。
続いて図8を参照して位置合わせ工程において、下部材12が表示モジュール3と光硬化型樹脂4を挟み込むように配置される。より具体的には、表示モジュール3を水平移動可能に構成されたステージ21に表示モジュール3が載せられ、下部材12と表示モジュール3との水平位置が合わされる。この状態で、下部材12が光硬化型透明樹脂4aおよび光硬化型接着剤4bと接触するまで垂直方向に移動される。
続いて図9を参照して硬化工程において、下部材12の上部に配置された光照射装置22から光が照射されることにより光硬化型透明樹脂4aおよび光硬化型接着剤4bが硬化する。
続いて図10を参照して遮光パターン形成工程において、光硬化型透明樹脂4aおよび光硬化型接着剤4bが硬化した後に、下部材12の凹部に遮光インク5が充填される。下部材12に予め遮光パターン2の形状に対応した凹部が形成され、スプレー方式の塗布装置などにより凹部に遮光インク5が塗布される。
続いて再び図7を参照して、下部材12に上部材11が接合される。上部材11あるいは下部材12に透明接着剤が塗布され、位置合わせ工程にて使用されたステージ21により上部材11と下部材12との貼付け位置の位置合わせが行われる。そして、上部材11と下部材12とが接合されて透明接着剤が硬化する。
透明接着剤にUV硬化型接着剤が用いられてもよい。この場合、硬化工程にて使用された光照射装置22により透明接着剤が硬化されてもよい。また、透明接着剤に熱硬化型接着剤が用いられてもよい。この場合、加熱炉の中に入れられて透明接着剤が硬化する。
また、図11を参照して、本実施の形態の変形例1のように、遮光パターン2が上部材11に形成されていてもよい。遮光インク5は上部材11に印刷されていてもよい。上記硬化工程において下部材12が表示パネル3aおよび筐体3bに接合された後、予め外周部に遮光インク5が遮光パターン2の形状に印刷された上部材11が重ねられる。また、上部材11と下部材12とが接合される。これにより、遮光パターン2が形成される。
また、図12を参照して、本実施の形態の変形例2のように、遮光パターン2の形状に対応する溝1bは、上部材11および下部材12の双方に形成された凹部から構成されていてもよい。溝1bは上部材11および下部材12の少なくともいずれかに形成されていればよい。
なお、本実施の形態のこれ以外の表示装置の構成および表示装置の製造方法は上述した実施の形態1と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。また、以下の実施の形態についても同様である。
本実施の形態の表示装置の製造方法でも、実施の形態1と同様に光硬化型樹脂4の硬化不良を防止することにより表示モジュール3と保護部材1とを強固に接合することができる。
また、本実施の形態の表示装置の製造方法によれば、保護部材1は、上部材11と、上部材11との間で溝1bを構成する下部材12とを含み、下部材12が表示モジュール3と光硬化型樹脂4を挟み込んで対面するように配置される。このため、保護部材1を上部材11と下部材12とに分けた状態で遮光パターン2を形成することができる。そのため、遮光パターン2を容易に形成することができる。また、スプレー方式の塗布装置により遮光パターン2を形成することができる。また、遮光パターン2を印刷により形成することができる。
また、本実施の形態の表示装置の製造方法によれば、上部材11および下部材12の少なくともいずれかに遮光性の材料5が配置され、上部材11と下部材12とが重ね合わせられることにより溝1bに遮光性の材料5が充填される。このため、遮光パターン2を上部材11および下部材12の少なくともいずれかに形成することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、実施の形態2と比較して保護部材の上部材が塗布されて形成される点で主に異なっている。
図13を参照して、本実施の形態では、上部材11が下部材12上および遮光性の材料5上に塗布されることにより形成されている。上部材11はシート状に形成されており、保護コートを構成している。
次に本実施の形態の表示装置の製造方法について、主に実施の形態1および2と異なる点を説明する。まず、本実施の形態の塗布工程、位置合わせ工程および硬化工程は実施の形態2と同様である。
続いて図13を参照して、下部材12の凹部に遮光インク5が塗布された後、下部材12上および遮光性の材料5上に上部材11が塗布される。上部材11によって下部材12および遮光パターン2がコーティングされる。上部材11は、スプレー方式の塗布装置などにより、下部材12の上面全体に塗布される。
上部材11としては室温で溶媒が揮発して定着する材料の他にUV硬化型の材料または熱硬化型の材料が用いられてもよい。上部材11にUV硬化型の材料が用いられた場合、UV硬化型の材料が塗布された後に硬化工程にて使用されたUV照射装置によりUV光が照射されてもよい。これにより、上部材11が硬化する。また上部材11に熱硬化型の材料が用いられた場合、熱硬化型の材料が塗布された後に加熱炉の中に入れられる。これにより上部材11が硬化する。
本実施の形態の表示装置の製造方法でも、実施の形態1および2と同様に光硬化型樹脂4の硬化不良を防止することにより表示モジュール3と保護部材1とを強固に接合することができる。
また、本実施の形態の表示装置の製造方法によれば、上部材11が下部材12上および遮光性の材料5上に塗布されることにより形成される。このため、上部材11が形成されていない状態で遮光パターン2を形成することができる。そのため、遮光パターン2を容易に形成することができる。またスプレー方式の塗布装置により上部材11を形成することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4は、実施の形態1〜3と比較して遮光パターンが遮光シートを有している点で主に異なっている。
図14を参照して、本実施の形態では遮光パターン2は遮光シート2aを有している。遮光シート2aはシート状に形成されている。つまり、遮光シート2aは薄板形状を有している。遮光シート2aはたとえば直方体形状を有していてもよい。この遮光シート2aは遮光性の材料で形成されていてもよく、また遮光性の材料が表面に塗布されて形成されていてもよい。遮光シート2aが保護部材1の溝1bに充填されることにより遮光パターン2が形成される。
上記の実施の形態1〜3における表示装置の製造方法への遮光シート2aの適用について、さらに詳しく説明する。実施の形態1については、遮光インク5が溝1bに充填される代わりに本実施の形態の遮光シート2aが溝1bに挿入されることによって遮光パターン2が形成される。
また実施の形態2については、下部材12と表示パネル3aおよび筐体3bが接合された後、本実施の形態の遮光シート2aが下部材12の凹部に貼付けられ、さらに上部材11が重ねられて遮光パターン2が形成される。
また実施の形態3については、下部材12と表示パネル3aおよび筐体3bが接合された後、本実施の形態の遮光シート2aが下部材12の凹部に貼付けられ、さらに上部材11が塗布されて遮光パターン2が形成される。
上記の各実施の形態は適宜組み合わせることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 保護部材、1a 外周端面、1b 溝、2 遮光パターン、2a 遮光シート、3 表示モジュール、3a 表示パネル、3b 筐体、4 光硬化型樹脂、4a 光硬化型透明樹脂、4b 光硬化型接着剤、5 遮光性の材料、11 上部材、12 下部材、21 ステージ、22 光照射装置、31 注入カバー、31a 開口部、32 ディスペンサー。

Claims (8)

  1. 表示モジュール上に光硬化型樹脂を塗布する工程と、
    前記表示モジュールとの間で前記光硬化型樹脂を挟み込むように透明の保護部材を配置する工程と、
    前記保護部材側から前記光硬化型樹脂に光を照射する工程と、
    前記光を照射して前記光硬化型樹脂を硬化させた後に、前記保護部材に遮光パターンを形成する工程とを備えた、表示装置の製造方法。
  2. 前記保護部材は、その外周端面に形成された溝を含み、
    前記溝に遮光性の材料を充填することにより前記遮光パターンが形成される、請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  3. 前記保護部材は、上部材と、前記上部材との間で前記溝を構成する下部材とを含み、
    前記下部材が前記表示モジュールと前記光硬化型樹脂を挟み込むように配置される、請求項2に記載の表示装置の製造方法。
  4. 前記上部材および前記下部材の少なくともいずれかに前記遮光性の材料が配置され、
    前記上部材と前記下部材とが重ね合わせられることにより前記溝に前記遮光性の材料が充填される、請求項3に記載の表示装置の製造方法。
  5. 前記上部材が前記下部材上および前記遮光性の材料上に塗布されることにより形成される、請求項3に記載の表示装置の製造方法。
  6. 前記遮光パターンは遮光シートを有している、請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置の製造方法。
  7. 前記表示モジュールは、表示パネルおよび前記表示パネルを支持する筐体とを含み、
    前記光硬化型樹脂は前記表示パネルおよび前記筐体の少なくともいずれかの上に塗布される、請求項1〜6のいずれかに記載の表示装置の製造方法。
  8. 表示モジュールと、
    前記表示モジュール上に設けられた光硬化型樹脂と、
    前記表示モジュールとの間で前記光硬化型樹脂を挟み込むように設けられており、一体の透明の材料からなり、かつ外周端面に形成された溝を有する保護部材と、
    前記保護部材の前記溝に形成された遮光パターンとを備えた、表示装置。
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