JP2013229201A - 充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法 - Google Patents

充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013229201A
JP2013229201A JP2012100804A JP2012100804A JP2013229201A JP 2013229201 A JP2013229201 A JP 2013229201A JP 2012100804 A JP2012100804 A JP 2012100804A JP 2012100804 A JP2012100804 A JP 2012100804A JP 2013229201 A JP2013229201 A JP 2013229201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge
calibration
discharge
discharge power
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012100804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5680014B2 (ja
Inventor
Toru Iwade
徹 岩出
Yuji Ohara
裕司 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Espec Corp
Original Assignee
Espec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Espec Corp filed Critical Espec Corp
Priority to JP2012100804A priority Critical patent/JP5680014B2/ja
Priority to CN201310072119.5A priority patent/CN103376378B/zh
Priority to KR1020130025008A priority patent/KR101559197B1/ko
Publication of JP2013229201A publication Critical patent/JP2013229201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5680014B2 publication Critical patent/JP5680014B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】校正を自動化して、校正/調整時間の短縮、人為的ミスの解消、作業の簡易などを図り、充放電試験の品質向上等を可能とする。
【解決手段】複数の充放電電源41〜4nを有し、コントローラ3により各充放電電源を充放電試験対象の二次電池に充放電して当該二次電池の充放電試験を行う充放電試験装置1Aにおいて、前記各充放電電源41〜4nの校正を行う校正装置20であって、この校正装置20は、校正対象となる充放電電源の校正時には、校正対象以外の充放電電源を直流電源および/または抵抗負荷として利用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池や電気二重層キャパシタ等の被試験物の充放電試験のため、この被試験物に充放電させる充放電電源を内蔵した充放電試験装置において、前記充放電電源の校正を行うための校正装置、ならびに、前記充放電試験装置、および校正方法に関するものである。
近年、電子技術の進歩により、高性能化、小型化、ポータブル化した各種の電子機器の分野や、環境配慮型製品としての電気自動車などの分野で、二次電池の重要が高まっている。
これに伴い、二次電池の研究開発や製品の信頼性を確保するために、二次電池を充放電してその試験を行う充放電試験装置が種々提案されている。
この充放電試験装置では、一般に、試験効率の向上のため、複数の二次電池への充放電を行うための充放電電源を複数搭載しており、それら充放電電源により、前記複数の二次電池に対して試験を同時に行えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)
従来の充放電試験装置を、図6を参照して説明する。
図6において、1は充放電試験装置、2は電池トレイを示す。
充放電試験装置1は、コントローラ3と、複数チャネルの充放電電源41〜4nと、を具備する。コントローラ3は、CPUを内蔵しメモリに格納された充放電試験プログラムに従い、充放電試験全体を制御するもので、通信線を介して充放電電源41〜4nの充放電を制御する。充放電電源41〜4nは、コントローラ3から与えられる制御指令に応答して二次電池を充放電するため、正負一対の電源端子P,Nと、正負一対の検知端子S+,S−とを備える。充放電試験装置1は、コネクタ5を備える。このコネクタ5は、各チャネルの充放電電源41〜4nに対応して4つで1組のコネクタ端子5a〜5dをn組備える。
電池トレイ2は、充放電試験装置1のコネクタ5に接続可能なコネクタ6を備える。このコネクタ6は、充放電試験装置1のコネクタ5の各組におけるコネクタ端子5a〜5dに対応して4つで1組のコネクタ端子6a〜6dをn組備える。電池トレイ2は、充放電試験装置1の充放電電源41〜4nに対応して、試験対象となる複数の二次電池71〜7nを搭載する。各二次電池71〜7nは、内部配線により、その正極がコネクタ端子6a,6bに、負極がコネクタ端子6c,6dに各々、共通に接続される。
充放電試験装置1は、コンピュータ8により充放電試験を行う。充放電試験装置1のコントローラ3は、コンピュータ8から充放電試験指令が与えられると、各チャネルの充放電電源41〜4nを制御して、電池トレイ2上の各二次電池71〜7nを充放電する。二次電池71〜7nからの充放電性能に対応した電圧/電流は、各チャネルの充放電電源41〜4nの端子S+、S−を経て、各チャネルの充放電電源41〜4nにフィードバックされ、コントローラ3に伝達され、二次電池71〜7nの充放電性能等の試験が行われる。
この試験では、コントローラ3は、試験対象である二次電池41〜4nに基づいて、試験条件を設定すると共に、その設定値を各チャネルの充放電電源41〜4nに出力する。各チャネルの充放電電源41〜4nは、前記設定値に基づいて正負一対の電源端子P,Nから電圧、電流を出力運転し、二次電池71〜7nを放電あるいは充電させ、これにより二次電池71〜7nの試験を行う。そして、各チャネルの充放電電源41〜4nは正負一対の検知端子S+,S−で得られる前記電圧/電流等のデータを内部モニタし、そのモニタ値をコントローラ3に転送する。コントローラ3では、そのモニタ値から二次電池71〜7nの充放電性能等を試験する。
このような充放電試験装置1では、充放電試験の品質の向上や精度向上のため、以下の要領で、各チャネルの充放電電源を各校正ポイントで校正することが行われる。
図7を参照して各チャネルの充放電電源41〜4nに対する校正を説明する。A,Bはそれぞれ充放電電源41〜4nを校正するに際して、これら充放電電源41〜4nに抵抗負荷,直流電源を接続するための装置であり、基本構成として、充放電電源のコネクタ端子5a〜5dに接続可能な4つのコネクタ端子9a〜9dからなるコネクタ9と、コネクタ端子9aの配線に接続されたシャント抵抗10と、シャント抵抗10を流れる電流を測定する電流メータ11と、コネクタ端子9a,9d間の電圧を測定する電圧メータ12とを具備する。
一方の装置Aは、抵抗負荷Rを備え、他方の装置Bは、直流電源Pを備える。
充電時には装置Aのコネクタ9の各コネクタ端子9a〜9dを充放電試験装置1の第1チャネル(ch1)の充放電電源41のコネクタ端子5a〜5dに接続する。そして、コンピュータ8からの校正指令に応答して、充放電試験装置1のコントローラ3は、第1チャネル(ch1)の充放電電源41を校正ポイントの電圧、電流で充電モード運転する。このときの各メータ11,12のメータ指示値と第1チャネル(ch1)の充放電電源41の内部モニタ値とを読み取って校正し、この校正の値を記録する。
次いで、装置Bのコネクタ9の各コネクタ端子9a〜9dを充放電試験装置1の第1チャネル(ch1)の充放電電源41のコネクタ端子5a〜5dに接続する。そして、コンピュータ8からの校正指令に応答して、充放電試験装置1のコントローラ3は、第1チャネル(ch1)の充放電電源41を校正ポイントの電圧、電流で放電モード運転する。このときの各メータ11,12のメータ指示値と第1チャネル(ch1)の充放電電源41の内部モニタ値を読み取り、メータ指示値と内部モニタ値とから校正し、この校正の値を記録する。そして、別の校正ポイントで前記のことを繰り返す。こうして第1充放電電源41の校正が終了すると、次チャネル(ch2,ch3,…,chn)以降の充放電電源42〜4nについても同様の校正を行う。
特開2003−282150号公報
しかしながら、このような校正では、1チャネル当たりの充放電電源の校正に、通常20〜25分程度の時間が必要であるので、全チャネルの充放電電源全てに対して校正が終了するまでには多大な時間と労力とが要求される。さらに、そのうえその校正に基づいて調整するのに多大な時間がかかる。また、前記校正では、メータ指示値を読み取る必要があるので、読み取りミスや記録ミス、さらに、メータ指示値のばらつきが正常範囲内であれば、それ以上にメータ指示値の妥当性を判断できる効果的な手段が無く、多少のミスをしても検査員が気付かない可能性があるなど、人為的ミスが起こり得る。
結局、従来の校正では、充放電試験装置の試験品質の低下ないしは精度低下となり、充放電電源の出力上限付近で校正するため、容量が大きい直流電源と負荷抵抗等が必要となるから、装置価格が高くそのメンテナンスも手間を必要とする大掛かりなものとなる。
本発明は、上記に鑑みて為されたものであり、校正を自動化することにより、前記校正/調整時間の大幅短縮ならびに、前記人為的ミスの解消と作業の簡易化、校正のために要する装置の簡易化を図り、もって、充放電試験の品質向上と共に、装置価格と装置メンテナンスの費用低減化を可能とすることを解決すべき課題としている。
(1)本発明の請求項1に記載の校正装置は、複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行う校正装置であって、前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続する構成を具備し、この構成により、校正対象以外の充放電電源を、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷として利用可能とした、ことを特徴とする校正装置である。
本発明の請求項2に記載の校正装置は、複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正装置であって、前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続する構成を具備し、この構成により、校正対象以外の充放電電源を、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正装置である。
本発明の請求項3に記載の校正装置は、複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行い、また、前記一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正装置であって、前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続する構成を具備し、この構成により、校正対象以外の充放電電源を、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷あるいは直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正装置である。
本発明の請求項4に記載の校正装置は、請求項3において、前記複数チャネルの充放電電源は、所定の設定値で運転制御されて充放電試験対象の二次電池を充放電させる充放電試験装置に搭載されたものであると共に、前記充放電試験装置に搭載の各チャネルの充放電電源の一対の入出力端子が、前記内部配線に接続され、前記各チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、校正対象以外の充放電電源を、放電モードで動作制御して前記抵抗負荷の代わりとし、また、充電モードで動作制御して前記直流電源の代わりとすることを可能とする。
本発明の請求項5に記載の校正装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の校正装置であって、前記内部配線間の電圧および該内部配線を流れる電流を測定する測定部と、前記測定部の測定データを前記コントローラに通信する制御部と、を具備した校正装置である。前記測定部は予め校正されて国際標準とのトレーサビリティが取れていることが望ましい。何故ならば、校正ボード上の測定部を予め校正して国際標準とのトレーサビリティを取る事により、充放電電源の出力精度/測定精度を保証することが可能となるからである。
本発明の請求項6に記載の校正装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の校正装置であって、前記充放電試験装置が備える、前記複数チャネルの充放電電源の各入出力端子に対応するコネクタ部(第1コネクタ部)とコネクタ接続が可能なコネクタ部(第2コネクタ部)を備えた単一の校正ボード構成または複数のボード部分からなる校正ボード構成であり、
前記校正ボードは、
充放電試験対象の二次電池の搭載が可能で、かつ、これら二次電池の充放電入出力端子に対応するコネクタ部(第3コネクタ部)が前記充放電試験装置の第1コネクタ部とコネクタ配置が共通の電池トレイとの間で、
前記充放電試験装置の第1コネクタ部に対して互いの第2、第3コネクタ部により、接続差し替えが可能である、校正装置である。
(2)本発明の請求項7に記載の充放電試験装置は、複数チャネルの充放電電源と、前記各チャネルの充放電電源を所定の設定値で運転制御して充放電試験対象の二次電池を充放電させる一方、前記設定値に対する前記二次電池からの電圧/電流情報に基づいて二次電池の充放電試験を行うコントローラとを具備した充放電試験装置であって、前記コントローラは、請求項5に記載の校正装置の制御部との通信により、校正対象の充放電電源の校正情報を受信し、この受信した校正情報に従い、前記校正対象の充放電電源の校正を行うことが可能になっている、充放電試験装置である。
(3)本発明の請求項8に記載の校正方法は、複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行う校正方法であって、前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を共通に配線で接続し、校正対象以外の充放電電源を、前記配線を介して、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷として利用可能とした、ことを特徴とする校正方法である。
本発明の請求項9に記載の校正方法は、複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正方法であって、前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を共通に内部配線で接続し、校正対象以外の充放電電源を、前記内部配線を介して、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正方法である。
本発明の請求項10に記載の校正方法は、複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行い、また、前記一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正方法であって、前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を共通に内部配線で接続し、校正対象以外の充放電電源を、前記内部配線を介して、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷あるいは直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正方法である。
本発明の請求項11に記載の校正方法は、請求項10に記載の方法であって、前記複数チャネルの充放電電源に対して、校正対象となる充放電電源(第1充放電電源)を順次に選択し、前記第1充放電電源の充電モードの校正時は、前記選択しない他の充放電電源のいずれか1つを前記抵抗負荷として放電モードで動作し、前記第1充放電電源の放電モードの校正時は、前記選択しない他の充放電電源のいずれか1つを前記直流電源として充電モードで動作する校正方法である。
本発明では、各チャネルの充放電電源の校正を自動的に行うことができるので、校正の作業時間が大幅に短縮され、また、校正における人為的ミスが解消される。また、校正に必要とする装置の簡易化と、校正作業の容易化とを図ることで、充放電試験装置に適用した場合、試験品質の向上と共に、装置価格および装置メンテナンスの費用低減化が可能となる。
図1は、充放電試験装置と、この充放電試験装置内の充放電電源の校正を行う、本発明の実施形態に係る校正装置との回路ブロック図である。 図2は、図1の充放電試験装置に図1の校正装置から電池トレイに接続差し替えた構成図である。 図3は、実施形態にかかる校正装置の変形例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる校正装置の別の変形例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる校正装置のさらに別の変形例を示す図である。 図6は、充放電試験装置と、この装置により充放電試験されている二次電池との回路ブロック図である。 図7は、充放電試験装置内の各充放電電源の校正の説明に用いる図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る校正装置、充放電試験装置および充放電電源の校正方法を説明する。
図1に充放電試験装置と、この充放電試験装置内の充放電電源の校正を行う校正装置の回路ブロックを示す。図1において、図6と対応する部分には同一の符号を付している。
図1において、1Aは充放電試験装置、20は実施形態の校正装置である。
充放電試験装置1Aは、前記したように、コントローラ3と、このコントローラ3に通信線を介して接続されたn台の充放電電源41〜4nとを備える。
各充放電電源41〜4nは、それぞれ、正負一対の電源端子P,N、および正負一対の検知端子S+,S−を有する。電源端子P,Nは、試験対象である二次電池を充電したり、二次電池を放電させたりするための電圧、電流を入出力する端子であり、検知端子S+,S−は、試験対象である二次電池に対する充放電電圧や充放電電流を検知するための端子である。
充放電試験装置1Aは、図1上、右側端部にコネクタ5を備える。このコネクタ5は、各チャネルの充放電電源41〜4nごとに4つ1組のコネクタ端子5a〜5dを、一定間隔でn組備える。コネクタ5内で各コネクタ端子5aは充放電電源41〜4nの各正電源端子Pに、各コネクタ端子5bは充放電電源41〜4nの各検知端子S+に、各コネクタ端子5cは充放電電源41〜4nの各検知端子S−に、各コネクタ端子5dは充放電電源41〜4nの各負電源端子Nに各々配線接続されている。
校正装置20は、単一の校正ボード構成であり、図上、左側端部に、コネクタ21を備える。このコネクタ21は、4つ1組のコネクタ端子21a〜21dを充放電試験装置1Aの各組のコネクタ5のコネクタ端子5a〜5dと同間隔でn組有する。これにより校正装置20は、充放電試験装置1Aに対して、互いのコネクタ5,21で装脱することができる。
校正装置20において、コネクタ21の各組におけるコネクタ端子21a同士、21b同士、21c同士、21d同士は、内部配線L1〜L4で共通接続されている。また、内部配線L3とL4は内部配線L5で接続され、内部配線L1とL2は内部配線L6で接続されている。
内部配線L2,L3間にA/D変換機能を備えた電圧測定部22が接続される。これにより、電圧測定部22は、コネクタ21の各組におけるコネクタ端子21b,21c間に接続されるので、充放電試験装置1Aと校正装置20とが互いのコネクタ5,21で接続されると、充放電試験装置1Aの各充放電電源41〜4nの検知端子S+,S−間の電圧を測定することができることになる。
内部配線L1に、抵抗等からなる電流測定用素子23が接続され、この電流測定用素子23にはA/D変換機能を備えた電流測定部24が接続される。内部配線L1は、コネクタ21の各組のコネクタ端子21aに接続されるので、充放電試験装置1Aと校正装置20とが互いのコネクタ5,21で接続されると、コネクタ21の各組のコネクタ端子21aは充放電試験装置1Aの各充放電電源41〜4nの端子Pに接続され、これにより、端子Pからの電流はコネクタ5,21から内部配線L1に設けた電流測定用素子23に流れ、この電流を電流測定部24で測定することができることになる。これら両測定部22,24は、制御部25に接続される。
制御部25は、マイクロコンピュータからなり、CPU、内部メモリおよび通信インターフェース等を含み、各電圧、電流両測定部22、24それぞれの測定出力を内部メモリに記憶制御することができる。制御部25と充放電試験装置1Aのコントローラ3においては、充放電試験装置1Aと校正装置20とが互いのコネクタ5,21で接続されると、互いの通信線CL1,CL2が接続される。制御部25は、この通信線CL1,CL2の接続により通信インタ−フェースから通信線CL1,CL2を介してコントローラ3と通信し、内部メモリに記憶していた測定データをコントローラ3に送信することができるようになっている。
そして、校正装置20は、コネクタ21の各組におけるコネクタ端子21a〜21dが、図2で説明する電池トレイ2のコネクタ6の各組におけるコネクタ端子6a〜6dと共通した同じコネクタ配置であるので、校正装置20により、充放電試験装置1Aの各充放電電源41〜4nの校正後は、充放電試験装置1Aに対して、校正装置20を図1から図2に示すように電池トレイ2に差し替えることができる。
充放電試験装置1Aは、コンピュータ8に通信線で接続され、充放電試験装置1Aのコントローラ3は、コンピュータ8から充放電試験指令や校正指令が与えられるようになっている。なお、コンピュータ8を設けず、充放電試験装置1Aそれ自体に校正指令を開始するための操作部を設けるなどし、この操作部の操作によりコントローラ3が校正を自動開始できるようにしてもよい。
以下に、実施形態の校正を説明する。
まず、充放電試験装置1Aと校正装置20とを互いのコネクタ5,21により接続する。この接続により、校正装置20の制御部25と充放電試験装置1Aのコントローラ3とが互いの通信線CL1,CL2により接続されることになる。そして、コンピュータ8から充放電試験装置1Aのコントローラ3に校正指令が与えられると、充放電試験装置1Aのコントローラ3は、以下の校正を行う。ただし、以下の校正および充放電電源41〜4nに対する校正の順序は説明の理解のための一例である。
すなわち、各充放電電源41〜4nのうち、充放電電源41をチャネルAとして、直流電源および抵抗負荷として動作させる充放電電源に選定し、他の充放電電源42〜4nをチャネルB1,B2…B(n−1)とし、それらチャネルB1,B2…B(n−1)の充放電電源のうち、任意チャネルBxの充放電電源を校正対象の充放電電源とする。この校正時では、校正対象であるチャネルBxの充放電電源以外の他のチャネルの充放電電源の動作を全て停止させる。そして、校正対象の充放電電源を他のチャネルB1,B2,…,B(n−1)に変更していき、順次、チャネルB1,B2…B(n−1)の充放電電源42〜4n全ての校正を行う。そして、チャネルB1〜B(n−1)チャネルの充放電電源42〜4nの校正が終了すると、チャネルAの充放電電源41を校正対象の充放電電源とし、チャネルB1〜B(n−1)の充放電電源42〜4nのいずれか任意チャネルの充放電電源を、チャネルAの充放電電源41の校正のための抵抗負荷、直流電源として制御する。
(1)、チャネルBxの充放電電源の校正:
まず、例えばBx=B1とし、チャネルB1の充放電電源42が二次電池を充電させて試験を行う充電モードの校正時は、前記校正のための抵抗負荷としてチャネルAの充放電電源41を放電モードで動作させる。チャネルB1の充放電電源42が二次電池を放電させて試験を行う放電モードの校正時は、前記校正のための直流電源としてチャネルAの充放電電源41を充電モードで動作させる。
次に、チャネルB2の充放電電源43が二次電池を充電させて試験を行う充電モードの校正時は、抵抗負荷回路としてチャネルAの充放電電源41を放電モードで動作させる。チャネルB2の充放電電源43が二次電池を放電させて試験を行う放電モードの校正時は、直流電源回路としてチャネルAの充放電電源41を充電モードで動作させる。
こうして順次にそれ以降の充放電電源に対して校正を繰り返し、最後のチャネルB(n−1)の充放電電源4nが二次電池を充電させて試験を行う充電モードの校正時は、抵抗負荷回路としてチャネルAの充放電電源41を放電モードで動作させ、チャネルB(n−1)の充放電電源4nが二次電池を放電させて試験を行う放電モードの校正時は、直流電源回路としてチャネルAの充放電電源41を充電モードで動作させる。こうしてチャネルB1〜B(n−1)の充放電電源42〜4nのすべての校正が終了する。
(2)、チャネルAの充放電電源の校正:
チャネルAの充放電電源41が二次電池を充電させて試験を行う充電モードの校正時は、抵抗負荷としてチャネルB1〜B(n−1)の充放電電源42〜4nのいずれか1チャネルの充放電電源を放電モードで動作させる。
チャネルAの充放電電源41が二次電池を放電させて試験を行う放電モードの校正時は、直流電源としてチャネルB1〜B(n−1)の充放電電源42〜4nのいずれか1チャネルの充放電電源を充電モードで動作させる。
(3)、前記(1)(2)で、それぞれの校正ポイントでの検知電圧を電圧測定部22で測定し、チャネル間電流を電流測定部24で測定し、この実電圧/電流測定値を制御部25に記憶し、制御部25は前記記憶した測定値を、通信線CL1,CL2を介して、充放電試験装置1Aのコントローラ3に送信する。
充放電試験装置1Aのコントローラ3は、校正対象の充放電電源ごとに前記送信されてきた実電圧/電流測定値を、当該校正対象の充放電電源の内部電圧/電流モニタ値と比較する。内部電圧/電流モニタ値とは、抵抗負荷または直流電源に利用された充放電電源から校正対象の充放電電源に直接取り込まれ内部で演算された値である。この内部電圧/電流モニタ値は、当該校正対象の充放電電源から前記コントローラ3に入力される。
充放電試験装置1Aのコントローラ3は、その校正ポイントで、実電圧/電流測定値と内部電圧/電流モニタ値との差分を校正値として演算し、その校正値から逆算で校正対象の充放電電源の調整を行い、また、校正値の範囲やばらつきなどからの良否判断の検査を行う。
こうしたコントローラ3の処理結果は、コンピュータ8に送信されて記録される。調整値に関しては、校正対象の充放電電源の内部制御回路に送出され、それ以降は校正対象とされた充放電電源は、この調整値により電圧/電流を補正する。
そして、充放電試験装置1Aの各チャネルの充放電電源41〜4nの全ての校正が終了すると、校正装置20のコネクタ21を充放電試験装置1Aのコネクタ5から外し、次いで、充放電試験装置1Aのコネクタ5に電池トレイ2のコネクタ6を接続することで、充放電試験装置1Aに対して、校正装置20を電池トレイ2と入れ替え、充放電電源41〜4nが校正済みの充放電試験装置1Aにより、電池トレイ2に搭載した二次電池71〜7nの充放電試験を行うとよい。
以上説明したように実施の形態の校正装置20では、充放電電源41〜4nのすべてに対してその校正が自動的に行われるため、校正時間の大幅短縮ならびに、人為的ミスの解消、校正作業の簡易化等が可能となるなど、従来の課題を解消することができる。
なお、本発明は以下の実施形態も含む。
・実施形態では、充放電電源41〜4nは端子を一対の電源端子P,N、一対の検知端子S+,S−を合計4つ備えているが、必ずしも、これらに限定されるものではなく、少なくとも一対の電源端子P,Nを備えたものでもよい。その場合、校正装置20の内部配線L1〜L4のうち、L2,L3は不要となり、電圧測定部22は一対の電源端子P,Nに対応する内部配線L1,L4間に接続してもよい。
・実施形態の校正装置20は、校正対象の充放電電源を充電モードと放電モードの両方での校正が可能な校正装置としているが、この校正装置20を校正対象の充放電電源の充電モード専用の校正装置としてもよいし、放電モード専用の校正装置としてもよい。
・実施形態の校正装置20は機構的に単一の校正ボードの構成であったが、複数の校正ボードに分割し、校正ボードは互いのコネクタで脱着可能としてもよい。
校正ボードの分割例を、図3〜図5に示す。
図3では、校正装置20の校正ボードを3つのボード部分20A,20B1,20B2に分割できるようにしている。図3のボード部分20Aは、充放電試験装置1Aに接続できるコネクタ21と内部配線L1〜L6とを実装すると共に、他のボード部分20B1,20B2と接続できるコネクタ20d1,20d2を実装している。ボード部分20B1,20B2はいずれも電圧、電流の両測定部22,24、制御部25を実装したボード部分として、ボード部分20B1,20B2はコネクタ20d3,20d4をそれぞれ備える。ボード部分20Aのコネクタ20d1にボード部分20B1のコネクタ20d3を接続でき、ボード部分20Aのコネクタ20d2に、ボード部分20B2のコネクタ20d4を接続することができる。また、ボード部分20Aのコネクタ20d1あるいは20d2に、前記ボード部分20B1,20B2のコネクタ20d3,20d4を選択的に接続可能にしてもよい。
なお、ボード部分20Aの通信線CL1は、ボード部分20B1,20B2それぞれの通信線CL11,CL12にコネクタ20d1〜20d4で接続することができる。
図4では、図3と同様に校正装置20の校正ボードを3つのボード部分20A1,20B1,20B2に分割できるようにし、かつ、ボード部分20A1は、充放電試験装置1Aに接続できるコネクタ21と内部配線L1〜L6を実装するが、図3の校正ボード20Aとは異なり、コネクタは20d1の1つである。校正ボード20A1のコネクタ20d1に対して、ボード部分20B1,20B2をそれぞれのコネクタ20d3,20d4により差し替え接続できるようにしてもよい。
図5では、図3、図4とは異なり、校正装置20の校正ボードを、内部配線L1〜L6、測定部22,24、および制御部25をそれぞれ実装した複数、この例では2つの校正ボード20A2,20A3に分割している。そして、各校正ボード20A2,20A3それぞれに図1のコネクタ21と同様のコネクタ21d1,21d2を設け、これらコネクタ21d1,21d2を充放電試験装置1Aのコネクタ5に着脱できるようにしている。なお、各校正ボード20A2,20A3は、充放電試験装置1Aと通信できる通信線CL13,CL14を備える。また、充放電試験装置1Aの通信線CL2は、詳しい配線は図示しないが、校正ボード20A2,20A3の通信線CL13,CL14に対応させると共に、充放電試験装置1A側のコネクタ5のコネクタ端子の数は校正ボード20A2,20A3のコネクタ21d1,21d2それぞれのコネクタ端子の合計数と対応させて配置させ、また、これに対応して充放電電源を備える。
尚、校正装置20を校正ボードの構成とせずに、単に校正装置20を充放電試験装置1Aに接続できる構成としてもよい。
・実施形態では、複数チャネルの充放電電源を1チャネルずつ校正したが、複数チャネルの充放電電源に対して、同時に校正ができるようにしてもよい。
例えば2つのチャネルの第1、第2充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続して、当該両第1、第2充放電電源間で、一方を校正対象の充放電電源とし、他方を前記校正対象の充放電電源の抵抗負荷または直流電源として校正を行い、かつ、当該校正を行う傍ら、別の2つのチャネルの第3、第4充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続して、当該両第3、第4充放電電源間で、一方を校正対象の充放電電源とし、他方を前記校正対象の充放電電源の抵抗負荷または直流電源として校正を行うようにしてもよい。
・実施形態では、複数チャネルの充放電電源に対して、充電モードでの校正と、放電モードでの校正は同時には行わないが、複数チャネルの充放電電源に対して、例えば2つのチャネルの第1、第2充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続して、当該両第1、第2充放電電源間で、前記第1充放電電源の充電モードの校正を行い、この校正の傍ら、例えば別の2つのチャネルの第3、第4充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続して、当該両第3、第4充放電電源間で、前記第3充放電電源の放電モードの校正を行うようにしてもよい。
1A 充放電試験装置
3 コントローラ
41〜4n 充放電電源
2 電池トレイ
20 校正装置
21 コネクタ
22 電圧測定部
23 電流測定用素子
24 電流測定部
25 制御部

Claims (11)

  1. 複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行う校正装置であって、
    前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続する構成を具備し、この構成により、校正対象以外の充放電電源を、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷として利用可能とした、ことを特徴とする校正装置。
  2. 複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正装置であって、
    前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続する構成を具備し、この構成により、校正対象以外の充放電電源を、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正装置。
  3. 複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行い、また、前記一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正装置であって、
    前記各チャネルの充放電電源の前記一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続する構成を具備し、この構成により、校正対象以外の充放電電源を、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷あるいは直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正装置。
  4. 請求項3に記載の校正装置であって、
    前記複数チャネルの充放電電源は、所定の設定値で運転制御されて充放電試験対象の二次電池を充放電させる充放電試験装置に搭載されたものであると共に、前記充放電試験装置に搭載の各チャネルの充放電電源の一対の入出力端子が、前記内部配線に接続され、前記各チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、校正対象以外の充放電電源を、放電モードで動作制御して前記抵抗負荷の代わりとし、また、充電モードで動作制御して前記直流電源の代わりとすることを可能とした、校正装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の校正装置であって、
    前記内部配線間の電圧および該内部配線を流れる電流を測定する測定部と、
    前記測定部の測定データを前記充放電試験装置側に通信する制御部と、
    を具備した校正装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の校正装置であって、
    当該校正装置は、前記充放電試験装置が備える、前記複数チャネルの充放電電源の各入出力端子に対応するコネクタ(第1コネクタ)とコネクタ接続が可能なコネクタ(第2コネクタ)を備えた単一の校正ボードの構成または複数のボード部分からなる校正ボードの構成であり、
    前記校正ボードは、
    充放電試験対象の二次電池の搭載が可能で、かつ、これら二次電池の充放電入出力端子に対応するコネクタ(第3コネクタ)を備えると共に、該第3コネクタが前記充放電試験装置の第1コネクタとコネクタ配置が共通である電池トレイとの間で、
    前記充放電試験装置の第1コネクタに対して互いの第2、第3コネクタにより、接続差し替えが可能である、校正装置。
  7. 複数チャネルの充放電電源と、前記各チャネルの充放電電源を所定の設定値で運転制御して充放電試験対象の二次電池を充放電させる一方、前記設定値に対する前記二次電池からの電圧/電流情報に基づいて二次電池の充放電試験を行うコントローラとを具備した充放電試験装置であって、
    前記コントローラは、請求項5に記載の校正装置の制御部との通信により、校正対象の充放電電源の校正情報を受信し、この受信した校正情報により、前記校正対象の充放電電源の校正を行うことが可能になっている、充放電試験装置。
  8. 複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行う校正方法であって、
    前記各チャネルの充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続し、校正対象以外の充放電電源を、前記内部配線を介して、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷として利用可能とした、ことを特徴とする校正方法。
  9. 複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正方法であって、
    前記各チャネルの充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続し、校正対象以外の充放電電源を、前記内部配線を介して、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正方法。
  10. 複数チャネルの充放電電源のうち、校正対象の充放電電源に対して、その少なくとも一対の入出力端子間に抵抗負荷を接続して充電モード時での校正を行い、また、前記一対の入出力端子間に直流電源を接続して放電モード時での校正を行う校正方法であって、
    前記各チャネルの充放電電源それぞれの一対の入出力端子同士を内部配線で共通に接続し、校正対象以外の充放電電源を、前記内部配線を介して、前記校正対象の充放電電源の校正のための前記抵抗負荷あるいは直流電源として利用可能とした、ことを特徴とする校正方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、
    前記複数チャネルの充放電電源に対して、校正対象となる充放電電源を第1充放電電源として順次に選択し、
    前記第1充放電電源の充電モードの校正時は、前記選択しない他の充放電電源のいずれか1つを前記抵抗負荷として放電モードで動作し、
    前記第1充放電電源の放電モードの校正時は、前記選択しない他の充放電電源のいずれか1つを前記直流電源として充電モードで動作する、
    校正方法。
JP2012100804A 2012-04-26 2012-04-26 充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法 Active JP5680014B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012100804A JP5680014B2 (ja) 2012-04-26 2012-04-26 充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法
CN201310072119.5A CN103376378B (zh) 2012-04-26 2013-03-07 充放电电源的校准装置、充放电试验装置、充放电试验系统及充放电电源的校准方法
KR1020130025008A KR101559197B1 (ko) 2012-04-26 2013-03-08 충방전 전원 교정 장치, 충방전 시험 장치, 충방전 시험 시스템 및 충방전 전원의 교정 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012100804A JP5680014B2 (ja) 2012-04-26 2012-04-26 充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013229201A true JP2013229201A (ja) 2013-11-07
JP5680014B2 JP5680014B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=49461800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012100804A Active JP5680014B2 (ja) 2012-04-26 2012-04-26 充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5680014B2 (ja)
KR (1) KR101559197B1 (ja)
CN (1) CN103376378B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257263A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Sumitomo Heavy Ind Ltd 充放電検査装置、校正装置、及び校正方法
JP2015203605A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 富士通テレコムネットワークス株式会社 充放電試験装置の校正ユニット
JP2016077094A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 日鉄住金テックスエンジ株式会社 充放電電源装置
JP2016082845A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 日鉄住金テックスエンジ株式会社 充放電電源の電圧校正方法及びその電圧校正用装置
JP2017009465A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社Gsユアサ 電池監視ユニットの検査方法および検査装置
WO2019045003A1 (ja) 2017-08-31 2019-03-07 株式会社ソフトエナジーコントロールズ コンタクト機能付きマルチチャンネル充放電電源
JP2019135487A (ja) * 2019-03-08 2019-08-15 日鉄テックスエンジ株式会社 充放電電源の電流電圧校正方法及びその校正用負荷装置
CN113484641A (zh) * 2021-07-05 2021-10-08 广东恒翼能科技有限公司 一种电池充放电设备校准工装系统
CN116125357A (zh) * 2023-04-04 2023-05-16 湖北蓝博新能源设备股份有限公司 一种电池测试方法及电池测试设备的校准装置和方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105137361A (zh) * 2015-09-22 2015-12-09 浙江杭可科技有限公司 动力电池校正系统
CN105244542B (zh) * 2015-09-22 2018-03-20 浙江杭可科技股份有限公司 锂离子电池的后道生产设备及测试系统的自动校正系统
CN106932745A (zh) * 2017-02-21 2017-07-07 欣旺达电子股份有限公司 校准电路及系统
KR101979542B1 (ko) * 2018-04-02 2019-05-15 주식회사 피앤이솔루션 충방전기 교정기, 충방전기 교정 시스템 및 이를 이용한 교정 방법
JP7405396B2 (ja) 2019-10-08 2023-12-26 株式会社大橋製作所 移植装置
KR102640821B1 (ko) * 2021-01-25 2024-02-27 한국전기안전공사 페어링 시험 방법 및 시험 중 에너지 손실 해결을 위한 보조 에너지 시스템

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003219565A (ja) * 2002-01-18 2003-07-31 Nec Machinery Corp 電池充放電システムの校正方法及び校正装置
JP2007304006A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corp 2次電池充放電検査装置及び2次電池充放電検査方法
JP2011146372A (ja) * 2009-12-18 2011-07-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd 電池検査装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10253726A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Sony Corp 検査装置
JP3474787B2 (ja) * 1998-09-11 2003-12-08 富士通アクセス株式会社 充放電システム
JP2003282150A (ja) * 2002-03-25 2003-10-03 Hitachi Ltd 二次電池試験装置
JP2005295694A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Osaka Gas Co Ltd 蓄電池の放電エネルギ回収装置
JP4152376B2 (ja) * 2004-11-26 2008-09-17 三洋電機株式会社 回生制御システム及びこれに用いられる回生制御機器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003219565A (ja) * 2002-01-18 2003-07-31 Nec Machinery Corp 電池充放電システムの校正方法及び校正装置
JP2007304006A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corp 2次電池充放電検査装置及び2次電池充放電検査方法
JP2011146372A (ja) * 2009-12-18 2011-07-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd 電池検査装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257263A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Sumitomo Heavy Ind Ltd 充放電検査装置、校正装置、及び校正方法
JP2015203605A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 富士通テレコムネットワークス株式会社 充放電試験装置の校正ユニット
JP2016077094A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 日鉄住金テックスエンジ株式会社 充放電電源装置
JP2016082845A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 日鉄住金テックスエンジ株式会社 充放電電源の電圧校正方法及びその電圧校正用装置
JP2017009465A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社Gsユアサ 電池監視ユニットの検査方法および検査装置
WO2019045003A1 (ja) 2017-08-31 2019-03-07 株式会社ソフトエナジーコントロールズ コンタクト機能付きマルチチャンネル充放電電源
KR20190137912A (ko) 2017-08-31 2019-12-11 가부시키가이샤 소프트 에너지 컨트롤즈 컨택트 기능이 구비된 멀티채널 충방전 전원
US11145913B2 (en) 2017-08-31 2021-10-12 Softenergy Controls Inc. Contact function-equipped multichannel charge/discharge power supply with voltage measurement
JP2019135487A (ja) * 2019-03-08 2019-08-15 日鉄テックスエンジ株式会社 充放電電源の電流電圧校正方法及びその校正用負荷装置
CN113484641A (zh) * 2021-07-05 2021-10-08 广东恒翼能科技有限公司 一种电池充放电设备校准工装系统
CN116125357A (zh) * 2023-04-04 2023-05-16 湖北蓝博新能源设备股份有限公司 一种电池测试方法及电池测试设备的校准装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101559197B1 (ko) 2015-10-12
KR20130121011A (ko) 2013-11-05
JP5680014B2 (ja) 2015-03-04
CN103376378A (zh) 2013-10-30
CN103376378B (zh) 2016-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5680014B2 (ja) 充放電電源の校正装置、充放電試験装置、および校正方法
US20090295396A1 (en) Assembled battery monitoring apparatus, method for detecting wiring disconnection of assembled battery, and assembled battery system
US9127987B2 (en) Channel, system and method for monitoring voltages
JP2014081243A (ja) 高精度な校正が容易に可能な多チャンネル電池充放電試験装置とその校正方法
US11846680B2 (en) Battery resistance diagnosis device and method
US20130162259A1 (en) Reference reuse in high voltage stack monitoring
JP6365431B2 (ja) 充放電試験装置の校正方法
CN109416391B (zh) 用于确定电池单体的内阻的方法、电池模块和装置
CN201654216U (zh) 电容器高温老化系统校准装置
CN210346590U (zh) 无线静态应变测试仪以及无线静态应变测试系统
EP2693228A1 (en) Cell voltage monitoring and self-calibrating device
JP6337836B2 (ja) 充放電試験装置の校正方法
CN113614555A (zh) 阻抗标准
US9069027B2 (en) Cell voltage monitoring and self-calibrating device
CN115856745A (zh) 测试设备、校准方法、装置、芯片测试方法和存储介质
CN214751575U (zh) 电压补偿电路、电压补偿装置及电压补偿自动化设备
CN113009223B (zh) 阻抗量测方法
CN109901460B (zh) 一种ii级滚控单元测试仪的校准系统
CN112946392A (zh) 一种用于电池充电器的校准测试设备及方法
CN219978507U (zh) 模拟电芯电路及校准装置
KR101084895B1 (ko) 이차 전지 내부 저항 및 무부하 전위 검사 설비의 자체회로저항 보정 장치
CN220691088U (zh) 全自动校准器
CN219609194U (zh) 一种多通道无线测试校准装置
CN217505014U (zh) 温度的监测装置
CN215114937U (zh) 一种用于对二次仪表进行批量检校的装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5680014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250