JP2013227687A - ナノファイバ製造装置および製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原料液を収容する第一収容部、並びに、第一収容部に収容された原料液を一定の方向に放出するように、一定の間隔で一定の方向に沿って配列された二以上の第一放出部を有する第一放出体と、原料液を収容する第二収容部、並びに、第二収容部に収容された原料液を一定の方向に放出するように、上記の間隔で一定の方向に沿って配列された二以上の第二放出部を有する第二放出体と、第一放出部と第二放出部とが直線状に並ぶように、第一放出体と第二放出体とを分離可能に連結する連結部材と、を備え、連結部材が、第一放出体および第二放出体の互いの対向部にそれぞれ設けられた連結用孔に挿通される、同軸に配された管状の一対の突出部、並びに、一対の突出部の中間に一対の突出部の軸方向と垂直に配置された仕切り壁部、を有している、ナノファイバ製造装置。
【選択図】図4
Description
前記原料液を収容する第一収容部、並びに、前記第一収容部に収容された前記原料液を一定の方向に放出するように、一定の間隔で一方向に沿って配列された二以上の第一放出部を有する第一放出体と、
前記原料液を収容する第二収容部、並びに、前記第二収容部に収容された前記原料液を前記一定の方向に放出するように、前記間隔で一方向に沿って配列された二以上の第二放出部を有する第二放出体と、
前記第一放出部および第二放出部から放出される前記原料液を帯電させる帯電手段と、
前記第一放出部および第二放出部から放出された前記原料液から空間中で生成されるナノファイバを収集するコレクタと、
前記第一放出部と前記第二放出部とが直線状に並ぶように、前記第一放出体と第二放出体とを分離可能に連結する連結部材と、を備え、
前記連結部材が、前記第一放出体および第二放出体の互いの対向部にそれぞれ設けられた連結用孔に挿通される、同軸に配された管状の一対の突出部、並びに、前記一対の突出部の中間に前記一対の突出部の軸方向と垂直に配置された仕切り壁部、を有している、ナノファイバ製造装置に関する。
(i)前記原料液を収容する第一収容部と、前記第一収容部に収容された前記原料液を一定の方向に放出するように、一定の間隔で一方向に沿って配列された二以上の第一放出部とを有する第一放出体、並びに、前記原料液を収容する第二収容部と、前記第二収容部に収容された前記原料液を前記一定の方向に放出するように、前記間隔で一方向に沿って配列された二以上の第二放出部とを有する第二放出体に、前記原料液を注入する工程、
(ii)前記第一放出部および前記第二放出部から放出される前記原料液を帯電させる工程、および
(iii)前記第一放出部および前記第二放出部から放出された前記原料液から空間中で生成される繊維状物質をコレクタで収集する工程、を含み、
前記第一放出体および前記第二放出体の互いの対向部にそれぞれ設けられた連結用孔に挿通される管状の一対の突出部、並びに、前記一対の突出部の中間に前記一対の突出部の軸方向と垂直に配置された仕切り壁部を有している連結部材により、前記第一放出部と前記第二放出部とが直線状に並ぶように、前記第一放出体と前記第二放出体とを分離可能に連結する、ナノファイバ製造方法に関する。
図9に、本発明の実施形態2のナノファイバ製造装置に使用される連結部材を断面図により示す。図示例の連結部材52は、実施形態1と同様の一対の突出部24と、仕切り壁部22Aとを有している。連結部材52が、実施形態1の連結部材と異なるのは、連結部材52が、各単位放出体10の収容部12を互いに連通させるための収容部連通部54を有している点である。収容部連通部54は、仕切り壁部22Aに貫通孔を形成することで、形成することができる。それ以外の、連結部材52の構造は、実施形態1の連結部材と同様である。なお、図9では、収容部連通部54を形成するための貫通孔の径が、肉厚部24cの径と等しくされているが、これに限らず、収容部連通部54を形成するための貫通孔の径は適宜に設定することができる。
2 放出体
3 帯電手段
4 コレクタ
10 単位放出体
12 収容部
14 放出部
20、52 連結部材
22、22A 仕切り壁部
24 突出部
24b 縮径部
24d 連通孔
Claims (16)
- 原料液を空間中で静電気力により延伸させて、ナノファイバを製造する装置であって、
前記原料液を収容する第一収容部、並びに、前記第一収容部に収容された前記原料液を一定の方向に放出するように、一定の間隔で一方向に沿って配列された二以上の第一放出部を有する第一放出体と、
前記原料液を収容する第二収容部、並びに、前記第二収容部に収容された前記原料液を前記一定の方向に放出するように、前記間隔で一方向に沿って配列された二以上の第二放出部を有する第二放出体と、
前記第一放出部および前記第二放出部から放出される前記原料液を帯電させる帯電手段と、
前記第一放出部および前記第二放出部から放出された前記原料液から空間中で生成されるナノファイバを収集するコレクタと、
前記第一放出部と前記第二放出部とが直線状に並ぶように、前記第一放出体と前記第二放出体とを分離可能に連結する連結部材と、を備え、
前記連結部材が、前記第一放出体および前記第二放出体の互いの対向部にそれぞれ設けられた連結用孔に挿通される、同軸に配された管状の一対の突出部、並びに、前記一対の突出部の中間に前記一対の突出部の軸方向と垂直に配置された仕切り壁部、を有している、ナノファイバ製造装置。 - 前記連結部材により、隣接する前記第一放出部と前記第二放出部との間隔が前記間隔と等しくなるように、前記第一放出体と前記第二放出体とが連結されている、請求項1記載のナノファイバ製造装置。
- 前記第一放出体および前記第二放出体の少なくとも一方は、内径が前記連結用孔の径と等しい管状の容器であり、
前記一対の突出部の少なくとも一方は、前記連結用孔と嵌まり合う外径を有している、請求項1または2記載のナノファイバ製造装置。 - 前記一対の突出部の少なくとも一方が、前記第一放出部および前記第二放出部から選ばれる少なくとも一つの放出部と協働して、前記収容部の内部と外部とを連通させる少なくとも一つの連通孔を有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記一定の間隔が、5mm以上、かつ15mm以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記仕切り壁部の厚みが1.5〜3mmである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記第一放出体および前記第二放出体の少なくとも一方が、前記連結部材により連結されている側とは反対側の部分に、前記原料液を前記第一収容部および前記第二収容部の少なくとも一方に注入するための注入部を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記第一放出部および前記第二放出部は、径が0.25〜0.4mmである孔を含み、
前記第一放出体および前記第二放出体は、前記第一放出部および前記第二放出部が配列される方向の長さが600mm以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。 - 前記仕切り壁部の外部に露出した角部が面取りされている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記一対の突出部の少なくとも一方が、先端側から前記仕切り壁部側に向かって内径が小さくなる縮径部を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記連結部材が、前記第一収容部と前記第二収容部とを連通させる収容部連通部を有している、請求項1〜10のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 原料液を空間中で静電気力により延伸させて、ナノファイバを製造する方法であって、
(i)前記原料液を収容する第一収容部と、前記第一収容部に収容された前記原料液を一定の方向に放出するように、一定の間隔で一方向に沿って配列された二以上の第一放出部とを有する第一放出体、並びに、前記原料液を収容する第二収容部と、前記第二収容部に収容された前記原料液を前記一定の方向に放出するように、前記間隔で一方向に沿って配列された二以上の第二放出部とを有する第二放出体に、前記原料液を注入する工程、
(ii)前記第一放出部および前記第二放出部から放出される前記原料液を帯電させる工程、および
(iii)前記第一放出部および前記第二放出部から放出された前記原料液から空間中で生成される繊維状物質をコレクタで収集する工程、を含み、
前記第一放出体および前記第二放出体の互いの対向部にそれぞれ設けられた連結用孔に挿通される管状の一対の突出部、並びに、前記一対の突出部の中間に前記一対の突出部の軸方向と垂直に配置された仕切り壁部を有している連結部材により、前記第一放出部と前記第二放出部とが直線状に並ぶように、前記第一放出体と前記第二放出体とを分離可能に連結する、ナノファイバ製造方法。 - 前記連結部材により、隣接する前記第一放出部と前記第二放出部との間隔が前記間隔と等しくなるように、前記第一放出体と前記第二放出体とを連結する、請求項12記載のナノファイバ製造方法。
- (a)前記第一収容部および前記第二収容部に前記原料液を注入して前記ナノファイバの製造を開始するときに、前記第一放出部および前記第二放出部が前記コレクタに向かう第一方向を向くように前記第一放出体および前記第二放出体の姿勢を調節する工程、および
(b)前記第一収容部および前記第二収容部が前記原料液で満たされた後、前記第一放出部および前記第二放出部を前記第一方向に向けたままで前記第一放出部および前記第二放出部から前記原料液を放出することで、前記第一放出体および前記第二放出体よりも下方に配置された前記コレクタにより前記繊維状物質を収集する工程、をさらに有する請求項12または13記載のナノファイバ製造方法。 - 前記工程(a)において、前記第一放出体および前記第二放出体の少なくとも一方に、前記連結部材により連結されている側とは反対側から前記原料液を前記第一収容部および前記第二収容部の少なくとも一方に注入することにより、
前記第一収容部および前記第二収容部の少なくとも一方の中に存在する気体を、当該収容部と、前記第一放出部および前記第二放出部から選ばれる少なくとも一つの放出部とを連通させるように前記突出部に設けた連通孔を介して最後まで外部に放出させる、請求項12〜14のいずれか一項に記載のナノファイバ製造方法。 - (a)前記第一収容部および前記第二収容部に前記原料液を注入して前記ナノファイバの製造を開始するときに、前記第一放出部および前記第二放出部が前記コレクタに向かう第一方向以外を向くように前記第一放出体および前記第二放出体の姿勢を調節する工程、および
(b)前記第一収容部および前記第二収容部が前記原料液で満たされた後、前記第一放出部および前記第二放出部から前記原料液を放出するときに、前記第一放出部および前記第二放出部が前記第一方向を向くように前記第一放出体および前記第二放出体の姿勢を再調節する工程、をさらに有する、請求項12または13記載のナノファイバ製造方法。
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