JP2013226199A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】案内路70の進入口70aへと下降傾斜しながら至る案内壁71aを設け、該案内壁71aの上方空間を、上下方向で遊技球の直径の略2倍、左右方向で遊技球の直径の略4倍にわたり遊技釘80を植設していない遊技球退避スペースSWとするとともに、遊技球退避スペースSWの上方にゲート部材60を設け、該ゲート部材60に、ゲート部材60を通過した遊技球を遊技球退避スペースSW側へと誘導する誘導壁61、61を設けた。そして、ゲート部材60を通過した遊技球を一旦遊技球退避スペースSWへと退避させ、案内壁71a上へ流下させた後、案内壁71a上を転動させて案内路70内へ進入させるようにした。
【選択図】図4
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記誘導部材が、前記ゲート部材の下面の左右両端から夫々下方へ一体的に突設された一対の誘導壁であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、誘導部材が、ゲート部材の下面の左右両端から夫々下方へ一体的に突設された一対の誘導壁であるため、ゲート部材を設置するだけで誘導部材をも設置することができ、作業の容易化を図ることができるし、ゲート部材を通過した遊技球を、誘導壁によって確実に遊技球退避スペース側へ誘導することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
ここで、本発明の要部となる遊技球退避スペースSW、及び遊技球退避スペースSWへ遊技球を誘導する誘導壁61、61を有するゲート部材60に係る構造について、図4にもとづき詳細に説明する。図4は、図2における要部Aを拡大して示した説明図である。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、案内路70の進入口70aへと下降傾斜しながら至る案内壁71aを設け、該案内壁71aの上方空間を、上下方向で遊技球の直径の略2倍、左右方向で遊技球の直径の略4倍にわたり遊技釘80を植設していない遊技球退避スペースSWとするとともに、遊技球退避スペースSWの上方にゲート部材60を設け、該ゲート部材60に、ゲート部材60を通過した遊技球を遊技球退避スペースSW側へと誘導する誘導壁61、61を設けている。そして、ゲート部材60を通過した遊技球を一旦遊技球退避スペースSWへと退避させ、案内壁71a上へ流下させた後、案内壁71a上を転動させて案内路70内へ進入させるようになっている。すなわち、進入口70aへ至った際の遊技球の流下速度を低減させることができる上、進入口70aの近傍に遊技球の動きを制限するような遊技釘80が植設されていないため、遊技球をスムーズに案内路70内へ進入させることができる。したがって、案内路70の進入口70a及びその近傍で遊技球が凝集しにくく、球詰まりの発生を抑制することができる。
さらに、ゲート部材60を、案内路70の上方となる空間に比べて、遊技球退避スペースSWの上方となる空間の方が広くなるような位置に設置しているため、ゲート部材60を通過しなかった遊技球についても、その大部分を遊技球退避スペースSWへ流下させることができ、一層効果的に球詰まりの発生を抑制することができる。
加えて、装飾部材71の上面を案内壁71aとしているため、構造の合理化を図ることができ、設置作業の容易化は勿論、部品点数の削減等をも図ることができる。
なお、本発明のパチンコ機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、パチンコ機全体の構成は勿論、ゲート部材や誘導壁、案内壁、遊技球退避スペース等に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
加えて、遊技球退避スペースSWの広さについても適宜変更可能であって、少なくとも遊技球の直径の2倍の上下幅、及び遊技球の直径の3倍の左右幅を有していれば、球詰まり抑制に係り十分な効果を期待することができる。
Claims (2)
- 遊技盤の前面に遊技球が流下可能で、且つ、多数の遊技釘が植設された遊技領域を設けるとともに、前記遊技領域内に図柄表示部を設け、さらに、前記遊技領域内における前記図柄表示部の右方のスペースを遊技球が流下可能な第1スペース、前記遊技領域内における前記図柄表示部の左方のスペースを遊技球が流下可能な第2スペースとしており、前記遊技領域内への遊技球の打ち込み強度を変化させることによって、遊技球を前記第1スペースと前記第2スペースとの何れ側を流下させるか選択しながら遊技するパチンコ機であって、
前記第1スペースに、遊技球が通過可能なゲート部材を設けるとともに、前記遊技領域内において前記ゲート部材よりも下方となる位置に、遊技球の前記ゲート部材の通過に起因して所定条件が成立した場合に開成し、遊技球の入賞を許容する入賞役物を設ける一方、
前記第1スペースにおいて前記ゲート部材よりも下方となる位置に、前記第1スペースへ打ち込まれた遊技球を前記入賞役物側へ案内する案内路と、左右方向に延びる壁状で、上面が前記案内路の進入口へ向かって下降傾斜する案内部材とを設けるとともに、前記案内部材と前記ゲート部材との間の空間を、前記第1スペースにおける前記ゲート部材よりも上方空間と比べて遊技釘の植設密度が低い、又は、遊技釘が植設されていない遊技球退避スペースとするとともに、前記ゲート部材の下方に隣接して、前記ゲート部材を通過した遊技球を前記遊技球退避スペースの前記進入口から離れる側へ誘導する誘導部材を設けたことを特徴とするパチンコ機。 - 前記誘導部材が、前記ゲート部材の下面の左右両端から夫々下方へ一体的に突設された一対の誘導壁であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
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JPH09308733A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Sansei:Kk | 流路変更板付ゲート |
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- 2012-04-24 JP JP2012098964A patent/JP5942188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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