JP2013226114A - 鱗茎菜の根毛除去装置 - Google Patents

鱗茎菜の根毛除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013226114A
JP2013226114A JP2012221047A JP2012221047A JP2013226114A JP 2013226114 A JP2013226114 A JP 2013226114A JP 2012221047 A JP2012221047 A JP 2012221047A JP 2012221047 A JP2012221047 A JP 2012221047A JP 2013226114 A JP2013226114 A JP 2013226114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
root hair
hair removal
root
vegetables
bulb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012221047A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Mori
信二 森
Atsushi Betsuyaku
敦史 別役
Tokihito Yoshimoto
時人 吉本
Tomohiro Murayama
朋宏 村山
Makoto Hamada
誠 濱田
Daiki Takatsuru
大貴 高鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Co Ltd filed Critical Taiyo Co Ltd
Priority to JP2012221047A priority Critical patent/JP2013226114A/ja
Publication of JP2013226114A publication Critical patent/JP2013226114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
装置の作業に慣れている、慣れていないに係わらず、鱗茎菜の根毛を的確に除去でき、除去して残存する根毛の長さも大きくばらつくことなく、鱗茎の部分を切除することがない鱗茎菜の根毛除去装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
窪んだ形状を有する支持部と帯状の押さえベルトとの間で鱗茎菜の側面を挟持し、順次搬送することができる支持機構と、前記支持機構によって挟持される鱗茎菜の根毛側に位置し、周側面に着設されたブラシにより根毛を除去する根毛除去部とを具備することを特徴とする鱗茎菜の根毛除去装置、さらに押さえベルトを介して鱗茎菜を前記支持部に押しつけることができる押圧部を具備する鱗茎菜の根毛除去装置により解決することができた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワケギ、食用ユリ、タマネギ、ラッキョ、ニンニクなど鱗茎を食用とする野菜である鱗茎菜を自動搬送して、その鱗茎菜の根毛を除去する装置に関する。
畑から収穫された鱗茎菜には根毛と茎がついており、その根毛と茎を除去した鱗茎が食用として市場に流通している。鱗茎菜の収穫後に、とりわけ根毛の除去を人手によって行う場合、非常に時間を要するため効率が悪かった。
これに対し、根毛を機械で自動的に除去する装置として、機械に設置した鱗茎菜の根毛を流れ作業で順次回転刃等により切断する装置が知られている。
例えば、特許文献1には、ラッキョを一対のスポンジ状のベルトに挟んで移動させ、途中に設置されているブラシによりラッキョの根毛を伸ばした後に固定されている回転刃によってラッキョの根毛を切断する装置に関する発明が開示されている。
また、特許文献2には、タマネギの長い茎を一対のベルトに挟んで移動させ、互いに回転方向が異なる一対のブラシによりタマネギの根毛を引っ張られている状態で、回転刃によりタマネギの根毛を切断する装置に関する発明が開示されている。
実開平成1−106191号 特開2002−34539号
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、複数のラッキョがベルトに挟まれたとき、常にどのラッキョも根毛を切断する回転刃に対して一定の距離を保っているわけではない。例えば、ベルトに載置する位置がラッキョごとにずれた場合や、複数のラッキョを同時に投入したときラッキョが互いにぶつかることにより位置がずれる場合などがある。その際、根毛を切断する回転刃が、切断する箇所は根毛の付け根からは常に一定ではなく、切断後に残存する根毛の長さに大きな差が出ることや、鱗茎の部分を切断する恐れもあり、商品価値を損なう可能性があった。
また、特許文献2に記載の装置も、同様に複数のタマネギがベルトに挟まれたとき、常にどのラッキョも切断する回転刃に対して一定の距離を保っているわけではない。特許文献1に記載の装置と異なり、タマネギを鉛直方向にベルトに挟むが、タマネギをベルトに挟む位置が上下する場合がある。その際、根毛を切断する回転刃が、切断する箇所は根毛の付け根からは常に一定ではなく、切断後に残存する根毛の長さに大きな差が出るなどの恐れがあり、商品価値を損なう可能性があった。
そこで、本発明では、装置の作業に慣れている、慣れていないに係わらず、鱗茎菜の根毛を的確に除去でき、除去して残存する根毛の長さも大きくばらつくことがない鱗茎菜の根毛除去装置を提供することを課題とする。
(1)すなわち、本発明の鱗茎菜の根毛除去装置は、帯状の押さえベルトと前記押えベルトに対向する支持部との間で鱗茎菜の側面を挟持し、順次搬送することができる支持機構と、前記支持機構によって挟持される鱗茎菜の根毛側に位置し、周側面に着設されたブラシにより根毛を除去する根毛除去部とを具備することを特徴とする鱗茎菜の根毛除去装置である。
(2)そして、前記支持機構が、前記支持機構の傾斜する方向へ挟持した鱗茎菜を搬送することを特徴とする前記(1)に記載の鱗茎菜の根毛除去装置である。
(3)そして、前記根毛除去部の前記ブラシが、帯状、又は、湾曲した針金状であることを特徴とする前記(1)又は前記(2)に記載の鱗茎菜の根毛除去装置である。
(4)そして、前記支持機構によって挟持される鱗茎菜に対して前記根毛除去部とは反対側に位置し、鱗茎菜の先端部を切断することができる茎切断刃を具備することを特徴とする(1)から前記(3)のいずれかに記載の鱗茎菜の根毛除去装置である。
(5)前記支持機構によって挟持される鱗茎菜に対して前記根毛除去部の側に位置し、鱗茎菜の根毛を切断することができる根毛切断刃を具備することを特徴とする前記(1)から前記(4)のいずれかに記載の鱗茎菜の根毛除去装置である。
そして、前記根毛除去部を通過した鱗茎菜を挟持する静止保持部と回転保持部との間隔が徐々に広がっている選別部を具備することを特徴とする前記(1)から前記(5)のいずれかに記載の鱗茎菜の根毛除去装置である。
以上、本発明によれば、支持部と押さえベルトとの間で挟持された鱗茎菜における根毛を回転する根毛除去部に着設されたブラシによりむしり取ることができるので、装置の作業に慣れている、慣れていないに係わらず、鱗茎菜の根毛を的確に除去でき、除去して残存する根毛の長さも大きくばらつくことがない。
本発明の第1実施形態に係る実施例を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例を示すCD部拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例を示すAB部拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例における1個目の根毛除去部を通過する鱗茎菜の根毛を除去する前の一部破断側面図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例における1個目の根毛除去部を通過する鱗茎菜の根毛を除去している途中の一部破断側面図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例における1個目の根毛除去部を通過する鱗茎菜の根毛を除去した後の一部破断側面図である。 本発明の実施例における2個目の根毛除去部を通過する鱗茎菜の茎を切断した後の一部破断側面図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例における鱗茎菜の選別部の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る実施例における斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る実施例における正面図である。 本発明の第2実施形態に係る実施例における背面図である。 本発明の第2実施形態に係る実施例における平面図である。 本発明の第2実施形態に係る実施例におけるE−E線断面図である。
以下、本発明に係る鱗茎菜の根毛除去装置に関する実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る鱗茎菜の根毛除去装置(1)は、ワケギ(S)の支持機構(2)を構成する支持部(21)と、押さえベルト(22)と、押圧部(23)を具備しており、その支持機構(2)を動作させるための動力として第一駆動モータ(M1)を具備している。そして、支持機構(2)の上方には、ワケギ(S)の茎を切断するための切断機構(4)を構成する茎切断刃(41)を具備しており、その茎切断刃(41)は第一駆動モータ(M1)の動力により回転することができる。そして、支持機構(2)の下方には、周側面に着設された湾曲した針金状のブラシ(31)を有する根毛除去部(3)をワケギ(S)の搬送方向沿って2個具備しており、その2個の根毛除去部(3)を動作させるための動力として第二駆動モータ(M2)を具備している。そして、支持機構(2)および根毛除去部(3)のさらに下方には、根毛と茎を切除されたワケギ(S)を3種の大きさ別に選別することができる選別部(6)を構成する静止保持部(61)および回転保持部(62)と、選別容器(63)を具備しており、回転保持部(62)を動作させるための動力として第三駆動モータ(M3)を具備している。
また、実際に使用するとき、鱗茎菜の根毛除去装置(1)には、支持機構(2)、根毛除去部(3)、第一駆動モータ(M1)、第二駆動モータ(M2)、各種ギア等を全体的に覆う図示しない筺体が着設され、さらにその図示しない筺体には、根毛除去部(3)の左方に5〜6個の支持部(21)と押さえベルト(22)の一部を使用者が視認することができるワケギ(S)の投入口が設けられている。使用者は、この図示しない投入口からワケギ(S)を支持部(21)と押さえベルト(22)の一部の間にワケギ(S)を挟む。なお、本実施例では、支持機構(2)に対して、根毛除去部(3)を下方に、切断機構(4)を上方に有しているが、その逆であってもよい。すなわち、支持機構(2)に対して、根毛除去部(3)を上方に、切断機構(4)を下方に有していても良い。
本発明で使用される鱗茎菜は、鱗茎を食用とする野菜であれば特に限定されるものではない。例えば、ワケギ、食用ユリ、タマネギ、ラッキョ、ニンニクなどが好ましい。
支持機構(2)を構成する支持部(21)は、図2に示すように、平面視で略コの字状の中央に窪んだ形状を有しており、チェーン(24)に固設され、第一駆動モータ(M1)の動力から各種ギアとシャフトを介して伝達される力によって反時計回りに回転するチェーン(24)の動きと連動することができる。さらに、図5、図6に示すように、支持部(21)は、チェーン(24)に固設され端部が二股に分かれている爪部(211)と、爪部(211)の中間部分から下方に延設されている支持板(212)とからなる。爪部(211)の二股に分かれている端部の間隔がワケギ(S)の鱗茎の径よりも狭く設けられているため、根毛除去部(3)のブラシ(31)がワケギ(S)の鱗茎の下部に当接したとしても、ワケギ(S)は上方に飛び出ることはない。
そして、押さえベルト(22)は、帯状で、ゴムなどの弾性力を有する素材からなるベルトであり、第一駆動モータ(M1)の動力から各種ギアとシャフトを介して伝達される力によって時計回りに回転することができる。この支持部(21)と、押さえベルト(22)は、ほぼ同じ速さで移動するよう各種ギアが設定されており、支持部(21)と、押さえベルト(22)との間にワケギ(S)を挟持しても、ワケギ(S)を回転させることなく順次搬送することができる。
そして、押圧部(23)は、根毛除去部(3)の上方であって、支持部(21)と押さえベルト(22)と同じ高さに位置しており、基部(231)と、その基部(231)に当接するバネ(232)と、バネ(232)によって付勢されて押さえベルト(22)を押圧する押圧板(233)を有している。この押圧部(23)により、ワケギ(S)を支持部(21)と押さえベルト(22)との間により確実に挟持することができるので、ワケギ(S)の根毛が根毛除去部(3)によって除去される際に、ワケギ(S)が動かないようにすることができる。
根毛除去部(3)は、図1に示すように、支持機構(2)の下方に位置し、図3に示すように、円柱の周方向の90度ごとに平板が突設されており、その平板の端部にブラシが湾曲した針金状に複数固設されている。この根毛除去部(3)は、第二駆動モータ(M2)の動力がそれに着設された傘歯車(M2G)、およびその傘歯車(M2G)と当接する傘歯車(32)に伝わり、その傘歯車(32)と連動し回転する。そして、根毛除去部(3)は、ワケギ(S)の搬送方向沿って2個並んで設けられており、二つの傘歯車(32)が向かい合って設置されているため、2個の根毛除去部(3)は互いに逆方向に回転する。この並列する2個の根毛除去部(3)が互いに逆方向に回転するため、搬送されるワケギ(S)の根毛は、一方側から1個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)によりむしり取られた後に、反対側から2個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)によりむしり取られることとなり、ワケギ(S)の根毛を均等な長さを残し除去することができる。ブラシ(31)の長さを調整することにより、残存するワケギ(S)の根毛の長さを調整することができるが、3~5mm残すことが好ましい。そして、ブラシ(31)を使用することにより、ワケギ(S)を支持部(21)と押さえベルト(22)との間に挟持する位置が上下しても、ブラシ(31)が湾曲した針金状であるためワケギ(S)の鱗茎に当接しても切除することや傷付けることがなく、根毛を巻き込みながらむしり取ることができる。
また、根毛除去部(3)のブラシ(31)に用いられる部材は、直径が0.3〜1.2mmの金属製、又は、樹脂性のワイヤが好ましい。ワイヤ径がこの範囲にあると、ワケギ(S)の根毛をきれいに除去できるとともに継続的に使用しても破断せず耐久性に優れる。さらに、ブラシ(31)は、本実施例の湾曲した針金状に限らず、荷造り用のPPバンドなど可撓性を有する帯状の部材であってもよい。
切断機構(4)は、図1に示すように、支持機構(2)に対して根毛除去部(3)の反対側、すなわち、支持機構(2)の上方に位置し、その下部に第一駆動モータ(M1)の動力と連動して回転する茎切断刃(41)を有する。この回転する茎切断刃(41)により、支持部(21)と押さえベルト(22)との間に挟持されたワケギ(S)の鱗茎よりも上方の先端部にある茎の部分を切断することができる。なお、この切断機構(4)は、図示しない固定部材により上下方向に移動することができ、ワケギ(S)のどのあたりの位置で切断するかの調整をすることができる。
除去後投入口(5)は、図1に示すように、支持機構(2)の下方に位置し、さらには、支持部(21)と押さえベルト(22)とが互いに離れて挟持していたワケギ(S)が落ちる箇所に設けられている。そして、除去後投入口(5)は、上底と下底に開口を有し中空の略四角錐の形状であり、挟持されなくなったワケギ(S)を受けて、狭い開口から下方に落とす。
選別部(6)は、図1、図9に示すように、支持機構(2)および根毛除去部(3)の下方に位置し、平板状の静止保持部(61)と、第三駆動モータ(M3)と連動する円柱状の回転保持部(62)とを具備する。さらに選別部(6)の下方に選別容器(63)が位置する。静止保持部(61)と回転保持部(62)とは、図1に示すように傾斜しており、さらに図9に示すようにワケギ(S)が搬送される方向に沿って徐々に間隔が広くなっている。
回転保持部(62)には、その周側面に螺旋状に細長いスポンジ(621)が巻きつけられており、第三駆動モータ(M3)の動力により回転保持部(62)が回転することで、除去後投入口(5)から投入されたワケギ(S)が搬送され、小さいワケギ(S)が早く下方に落下し、中くらいのワケギ(S)が回転保持部(62)の中間付近で下方に落下し、大きいワケギ(S)が最後に下方に落下する。
選別容器(63)は、箱型で傾斜して根毛除去装置(1)に固設されており、2つの仕切板(64)によって、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズのワケギ(S)を受けるために3つに分割されている。なお、仕切板(64)を増やすことによって、4つ以上に分割してもよい。
第一駆動モータ(M1)、第二駆動モータ(M2)、第三駆動モータ(M3)は、電気エネルギーを機械エネルギーに変化する電力機器、または、原動機であり、整流子電動機、誘導電動機、同期電動機など種々の電動機を使用することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る鱗茎菜の根毛除去装置(1)に関する実施形態の使用方法について、説明する。
使用者は、鱗茎菜の根毛除去装置(1)の図示しない筺体部の投入口から、図1に示すように、ワケギ(S)数個を根毛が下を向くように、下矢印の方向に投入し、支持部(21)と押さえベルト(22)との間に挟持する。そして、第一駆動モータ(M1)を動作させると、第一駆動モータ(M1)と直結するギア(M1G)が回転し、チェーン(C1)を介して連動するギア(G1)が回転する。そして、その動力により、ギア(G1)の下方に位置するギア(G2)が連動して回転し、ギア(G2)に取り付けられた支持機構(2)のチェーン(24)が回転するので、そのチェーン(24)に固設されている支持部(21)が移動する。図1、図2では、実線で描かれている支持部(21)は左から右に向かって移動する。そして、ギア(G1)の上方に位置するギア(G3)が、ギア(G1)と連動し、ギア(G3)に取り付けられているチェーン(C2)を介して連動するギア(G4)が回転する。ギア(G4)の下方に位置するギア(G5)が連動して回転し、ギア(G5)に取り付けられた支持機構(2)の押さえベルト(22)が回転する。図1、図2では、押さえベルト(22)のうちワケギ(S)と当接している側の部分は左から右に向かって移動する。なお、この押さえベルト(22)のうちワケギ(S)と当接している側の部分は、実線で描かれている支持部(21)とほぼ同じ速さで移動する。
このように、支持部(21)と押さえベルト(22)との間に挟持されたワケギ(S)は、図2において左から右に移動し、図3に示すように、根毛除去部(3)の上方に位置する。このとき、根毛除去部(3)のバネ(232)によって付勢される押圧板(233)が、押さえベルト(22)を押圧して、支持部(21)と押さえベルト(22)に挟持されているワケギ(S)を支持部(21)側に押しつける。
そして、図4に示すように、第二駆動モータ(M2)の動力が傘歯車(32)を介して連動し回転する1個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)が、ワケギ(S)の根毛に引っ掛かりむしり取る。詳細には、図5、図6、図7に示すように、支持部(21)と押さえベルト(22)に挟持され、押圧部(23)によって押圧されているワケギ(S)において、その根毛は、回転する根毛除去部(3)のブラシ(31)との摩擦力によって引っ掛かり、その外側からむしり取られて除去される。また、詳細には図示しないが、1個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)でむしり取れずに残存する根毛があったとしても、2個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)は、1個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)とは反対方向に回転するため、その残存する根毛をむしり取ることができる。このようにして、1個目と2個目の根毛除去部(3)の上方を通過したワケギ(S)は、3〜4mm程度の根毛を残して、それより長い根毛をすべて除去することができた。
そして、図8に示すように、ワケギ(S)は、2個目の根毛除去部(3)の上方を通過するときに、支持機構(2)の上方に位置する切断機構(4)の茎切断刃(41)によって、その鱗茎よりも上方の先端部にある茎の部分を切断される。図1に示すように、ギア(G4)の上方に位置するギア(G6)が連動して回転し、ギア(G6)と当接するギア(G7)が回転することによって、この茎切断刃(41)が回転する。
こうして、図1に示すように、根毛と茎の部分を切除されたワケギ(S)は、さらに搬送され、支持部(21)と押さえベルト(22)とに挟持されなくなり下方に落下し、除去後投入口(5)を介して、静止保持部(61)と回転保持部(62)の間に載置される。
そして、第三駆動モータ(M3)の動力により回転する回転保持部(62)のスポンジ(621)により、除去後投入口(5)から投入されたワケギ(S)が搬送され、静止保持部(61)と回転保持部(62)とは徐々に広がっているため、小さいワケギ(S)から順に、下方に落下し、仕切板(64)で仕切られた選別容器(63)によって受けられる。
以上より、本発明の第1実施形態に係る鱗茎菜の根毛除去装置(1)によれば、装置の作業に慣れている、慣れていないに係わらず、鱗茎菜の根毛を的確に除去でき、除去して残存する根毛の長さも大きくばらつくことなく、また、鱗茎の部分を切除することもなく、ワケギ(S)の根毛と先端の茎の部分を切除し、その後、その大きさによってSサイズ、Mサイズ、Lサイズの3種に選別することができる。
<第2実施形態>
図10乃至図13に示すように、本発明の第2実施形態に係る鱗茎菜の根毛除去装置(1)は、ワケギの支持機構(2)を構成する支持部(21)と、押さえベルト(22)とを具備しており、その支持機構(2)を動作させるための動力として第一駆動モータ(M1)を具備している。そして、支持機構(2)の紙面手前側には、ワケギの茎を切断するための切断機構(4)を構成する茎切断刃(41)を具備しており、その茎切断刃(41)は第一駆動モータ(M1)の動力により回転することができる。そして、支持機構(2)の紙面奥側には、周側面に着設された湾曲した針金状のブラシ(31)を有する根毛除去部(3)をワケギの搬送方向沿って2個具備しており、その2個の根毛除去部(3)を動作させるための動力として第二駆動モータ(M2)を具備している。そして、支持機構(2)および根毛除去部(3)の下方には、根毛と茎を切除されたワケギを3種の大きさ別に選別することができる選別部(6)を構成する静止保持部(61)および回転保持部(62)を具備しており、回転保持部(62)を動作させるための動力は、第一駆動モータ(M1)から伝動ベルト(65)とプーリ(66)を介して伝達する力によって回転することができる。
支持機構(2)を構成する支持部(21)は、帯状でゴムなどの弾性力を有する素材からなるベルトを基材とし、そのベルトの外周にスポンジ状の可撓性部材を接着し、その可撓性部材の外周をゴムなどの素材で覆って構成されている。支持部(21)にスポンジ状の可撓性部材を用いることでワケギの大きさ、他の鱗茎菜に対しても確実に保持し搬送することができ、作業者が初心者であっても容易に作業できる。
そして、支持部(21)は、第一駆動モータ(M1)の動力から各種ギアとシャフトを介して伝達される力によって図11において時計回りに回転することができる。また、支持機構(2)を構成する押さえベルト(22)は、帯状でゴムなどの弾性力を有する素材からなるベルトであり、第一駆動モータ(M1)の動力から各種ギアとシャフトを介して伝達される力によって図11において反時計回りに回転することができる。この支持部(21)と、押さえベルト(22)は、ほぼ同じ速さで移動するよう各種ギアが設定されており、支持部(21)と、押さえベルト(22)との間にワケギを挟持しても、ワケギを回転させることなく順次搬送することができる。
そして、支持部(21)と押さえベルト(22)と含有する支持機構(2)は、水平方向ではなく、水平方向に対して35度の角度をもって傾斜し、支持部(21)を上側に押さえベルト(22)を下側に配置してその傾斜方向へ挟持した鱗茎菜を横向きに搬送する。その傾斜角度は、35度に限定されるものではなく、20〜80度であることが好ましく、30〜60度であることがさらに好ましい。支持機構(2)が水平方向に対して所定の角度をもって傾斜し、鱗茎菜を横向きに搬送し得る構成とすることにより、同じ搬送距離であれば装置全体をコンパクトにすることができ、さらに、作業者が鱗茎菜の投入する箇所を視認し易くなるため、作業の容易性及び安全性を向上することができる。また、鱗茎菜の搬送方向において、支持部(21)の長さよりも、押さえベルト(22)の長さを長くしており、この構成により、さらに作業者による作業の容易性及び安全性を向上することができる。なお、図10では、支持部(21)を上側に、押さえベルト(22)を下側に配置しているが、逆に支持部(21)を下側に、押さえベルト(22)を上側に配置しても良く、支持部(21)又は押さえベルト(22)のいずれか一方を鉛直方向上側、他方を下側に設けることができる。また、その場合、下側に位置する支持部(21)又は押さえベルト(22)の長さを長くすることが好ましい。また、図10では、傾斜して設けられた支持機構(2)は、挟持した鱗茎菜を上から下に搬送する構成が開示しているが、逆に挟持した鱗茎菜を下から上に搬送するように傾斜して設けられてもよい。
また、ワケギを支持機構(2)に投入する箇所には、ワケギの根毛と当接し得る平板状の弾性板(7)が設けられており、作業者が初心者であってもワケギの根毛側を押し当てることで、ワケギの位置決めを正確に行うことができる。なお、弾性板(7)の素材は、ステンレスなどの金属、樹脂などが好ましく、ステンレスがより好ましい。
根毛除去部(3)は、第1実施形態に示した構成と同じであり、図12に示すように、支持機構(2)によって挟持されるワケギの根毛側に位置し、円柱の周方向の90度ごとに平板が突設されており、その平板の端部にブラシが湾曲した針金状に複数固設されている。また、根毛除去部(3)は、ワケギの搬送方向沿って2個並んで設けられており、第二駆動モータ(M2)の動力が伝わる傘歯車(M2G)と、その傘歯車(M2G)と噛合う二つの傘歯車(32)が向かい合って設置されているため、2個の根毛除去部(3)は互いに逆方向に回転する。
切断機構(4)は、図10に示すように、支持機構(2)の支持部(21)と押さえベルト(22)とを挟むように、第一駆動モータ(M1)の動力と連動して回転する円盤状の茎切断刃(41)と根毛切断刃(42)とが、一対にそれら切断刃(41、42)の軸中心を貫通する略円柱状のシャフト(43)に固定されて、構成されている。この回転する茎切断刃(41)により、支持部(21)と押さえベルト(22)との間に挟持されたワケギの鱗茎よりも上方の先端部にある茎の部分を切断することができる。また、この根毛切断刃(42)により、支持部(21)と押さえベルト(22)との間に挟持されたワケギの根毛のうち、1個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)でむしり取ることができなかった部分を切断することができる。なお、この根毛切断刃(42)により切断できなかった根毛があれば、2個目の根毛除去部(3)のブラシ(31)でむしり取られることとなる。
また、茎切断刃(41)と根毛切断刃(42)との間には、シャフト(43)を覆うように筒状のスペーサー(44)がシャフト(43)に緩嵌しており、ワケギの大きさや他の鱗茎菜に応じて、茎切断刃(41)を取り外し、高さの高い又は低いスペーサー(44)を付け替えて適切な位置でワケギの茎を切断することができる。なお、高さの低いスペーサー(44)を複数個用いて、それらを組み合わせて種々の鱗茎菜の先端部にある茎の部分を切断するようにしても良い。
除去後投入口(5)は、図11、図12に示すように、支持機構(2)の下方に位置し、さらには、支持部(21)と押さえベルト(22)とが互いに離れて挟持していたワケギが落ちる箇所に設けられている。そして、除去後投入口(5)は、傾斜している略板状であり、挟持されなくなったワケギを受けて、さらに下方に位置する選別部(6)へと送る。
選別部(6)は、第1実施形態に示した構成とほぼ同じであり、支持機構(2)、根毛除去部(3)、切断機構(4)の下方に位置し、平板状の静止保持部(61)と、第一駆動モータ(M1)と伝動ベルト(65)とプーリ(66)を介して連動する円柱状の回転保持部(62)とを具備する。静止保持部(61)と回転保持部(62)とは、第1実施形態に係る図1に示すものと同様に傾斜しており、さらに第1実施形態に係る図9に示すようにワケギが搬送される方向に沿って徐々に間隔が広くなっている。そして、回転保持部(62)には、その周側面に螺旋状に細長いスポンジ(621)が巻きつけられており、第一駆動モータ(M1)の動力により回転保持部(62)が回転することで、除去後投入口(5)から投入されたワケギが搬送され、2枚の仕切板(64)により小さいワケギが早く下方に落下し、中くらいのワケギが回転保持部(62)の中間付近で下方に落下し、大きいワケギが最後に下方に落下する。また、選別部(6)を傾斜して構成することにより、装置全体をコンパクトにすることができる。
以上より、本発明の第2実施形態に係る鱗茎菜の根毛除去装置(1)によれば、装置の作業に慣れている、慣れていないに係わらず、鱗茎菜の根毛を的確に除去でき、除去して残存する根毛の長さも大きくばらつくことなく、また、鱗茎の部分を切除することもなく、ワケギの根毛と先端の茎の部分を切除し、その後、その大きさによってSサイズ、Mサイズ、Lサイズの3種に選別することができる。
1・・・鱗茎菜の根毛除去装置
2・・・支持機構
21・・支持部
211・爪部
212・支持板
22・・押さえベルト
23・・押圧部
231・基部
232・バネ
233・押圧板
24・・チェーン
3・・・根毛除去部
31・・ブラシ
32・・傘歯車
4・・・切断機構
41・・茎切断刃
42・・根毛切断刃
43・・シャフト
44・・スペーサー
5・・・除去後投入口
6・・・選別部
61・・静止保持部
62・・回転保持部
621・スポンジ
63・・選別容器
64・・仕切板
65・・伝動ベルト
66・・プーリ
7・・・弾性板
S・・・ワケギ
M1・・第一駆動モータ
M2・・第二駆動モータ
M3・・第三駆動モータ

Claims (6)

  1. 帯状の押さえベルトと前記押えベルトに対向する支持部との間で鱗茎菜の側面を挟持し、順次搬送することができる支持機構と、
    前記支持機構によって挟持される鱗茎菜の根毛側に位置し、周側面に着設されたブラシにより根毛を除去する根毛除去部と
    を具備することを特徴とする鱗茎菜の根毛除去装置。
  2. 前記支持機構が、前記支持機構の傾斜する方向へ挟持した鱗茎菜を搬送することを特徴とする請求項1に記載の鱗茎菜の根毛除去装置。
  3. 前記根毛除去部の前記ブラシが、帯状、又は、湾曲した針金状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鱗茎菜の根毛除去装置。
  4. 前記支持機構によって挟持される鱗茎菜に対して前記根毛除去部とは反対側に位置し、鱗茎菜の先端部を切断することができる茎切断刃を具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の鱗茎菜の根毛除去装置。
  5. 前記支持機構によって挟持される鱗茎菜に対して前記根毛除去部の側に位置し、鱗茎菜の根毛を切断することができる根毛切断刃を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の鱗茎菜の根毛除去装置。
  6. 前記根毛除去部を通過した鱗茎菜を挟持する静止保持部と回転保持部との間隔が徐々に広がっている選別部を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の鱗茎菜の根毛除去装置。
JP2012221047A 2012-03-27 2012-10-03 鱗茎菜の根毛除去装置 Pending JP2013226114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012221047A JP2013226114A (ja) 2012-03-27 2012-10-03 鱗茎菜の根毛除去装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012071315 2012-03-27
JP2012071315 2012-03-27
JP2012221047A JP2013226114A (ja) 2012-03-27 2012-10-03 鱗茎菜の根毛除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013226114A true JP2013226114A (ja) 2013-11-07

Family

ID=49674495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012221047A Pending JP2013226114A (ja) 2012-03-27 2012-10-03 鱗茎菜の根毛除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013226114A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105171797A (zh) * 2015-07-28 2015-12-23 哈尔滨永煜电站设备有限责任公司 一种鲜食玉米定位切根装置
CN109204924A (zh) * 2018-07-12 2019-01-15 方赣焱 一种农业大蒜收集打包装置
CN112545025A (zh) * 2020-11-23 2021-03-26 廖雪娇 一种去绒毛和木质素棱角的秋葵处理装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983383U (ja) * 1982-11-26 1984-06-05 ヤンマー農機株式会社 玉ねぎの根茎切断装置
JPS6021380U (ja) * 1983-07-20 1985-02-14 有限会社茨城製作所 果菜等の選別機
JPH01106191U (ja) * 1988-01-06 1989-07-17
JPH05329798A (ja) * 1992-05-26 1993-12-14 O & M Syst:Kk らっきょうの切断装置
JPH11225727A (ja) * 1997-12-11 1999-08-24 Sanei Kogyo Kk ねぎ類の汚泥外皮,不要葉自動除去装置
JP2003088349A (ja) * 2001-09-18 2003-03-25 Toshio Hayashi 農作物の根切り、株分けの法方

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983383U (ja) * 1982-11-26 1984-06-05 ヤンマー農機株式会社 玉ねぎの根茎切断装置
JPS6021380U (ja) * 1983-07-20 1985-02-14 有限会社茨城製作所 果菜等の選別機
JPH01106191U (ja) * 1988-01-06 1989-07-17
JPH05329798A (ja) * 1992-05-26 1993-12-14 O & M Syst:Kk らっきょうの切断装置
JPH11225727A (ja) * 1997-12-11 1999-08-24 Sanei Kogyo Kk ねぎ類の汚泥外皮,不要葉自動除去装置
JP2003088349A (ja) * 2001-09-18 2003-03-25 Toshio Hayashi 農作物の根切り、株分けの法方

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105171797A (zh) * 2015-07-28 2015-12-23 哈尔滨永煜电站设备有限责任公司 一种鲜食玉米定位切根装置
CN109204924A (zh) * 2018-07-12 2019-01-15 方赣焱 一种农业大蒜收集打包装置
CN109204924B (zh) * 2018-07-12 2020-10-09 安徽八百通物联网科技有限公司 一种农业大蒜收集打包装置
CN112545025A (zh) * 2020-11-23 2021-03-26 廖雪娇 一种去绒毛和木质素棱角的秋葵处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9242384B2 (en) Food slicer
JP2013226114A (ja) 鱗茎菜の根毛除去装置
KR101832391B1 (ko) 무 껍질 제거장치
MX2014006067A (es) Dispositivo de corte y separacion de aguacate.
JP6232278B2 (ja) 玉ねぎ類の葉・根連続切除機
JP5874080B2 (ja) 玉ねぎ類の根切断機
KR20170054975A (ko) 게 가공용 탈갑 및 절단 분리기
KR100840693B1 (ko) 과실가공 시스템
JP6232326B2 (ja) 玉ねぎ類の葉切除機
JP6347715B2 (ja) 玉ねぎ類の葉・根連続切除機
JP6434263B2 (ja) 玉ねぎ類の根除去装置
JP2006239818A (ja) 食材切断具
CN216533357U (zh) 一种用于分离蚕蛹和茧壳的削茧装置
KR101299201B1 (ko) 미역줄기 세절기
US2503975A (en) Asparagus cutting machine
KR101617417B1 (ko) 식재료 절단 장치
US3304973A (en) Mushroom end cutter
JP2011120552A (ja) 薬草類の根切り装置
JP2014226091A (ja) 農作物の根等除去装置
KR20170076212A (ko) 양파 탈피 장치
US1934621A (en) Bread slicing machine
JP2008018516A (ja) 果菜カッティング装置
JP2009106177A (ja) 植物の葉の採葉機
JP2002301436A (ja) 反発係数の異なる複数物質の分離装置
US1260203A (en) Roselle-pitting machine.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161215