JP2013226068A - 野菜収穫機 - Google Patents

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Abstract

【課題】野菜収穫機の野菜搬送部後端から野菜が落下するときに板体に当接させて、その衝撃により土塊を野菜から除去できるようにする。
【解決手段】走行部14と、前記走行部14の上部に配置される野菜搬送部17と、前記野菜搬送部17から搬送される野菜に付着した土塊を除去する土塊除去部25と、を備えて、前記走行部14を駆動して機体を進行させながら野菜を拾い上げて再度圃場面に載置する野菜収穫機であって、前記土塊除去部25は、野菜搬送部17の後端部下方に、搬送された野菜が落下したときに当接して圃場面に案内する複数の当接板を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、機体を走行させながら野菜を掻き込んで後方へ搬送し、搬送後部で放出するときに野菜に付着した土を落とすようにした野菜収穫機の土落としの技術に関する。
従来、畝で生育した人参、玉葱、馬鈴薯、甘藷等の野菜が畝から引きぬかれ、畝上に置かれた後、その畝上の野菜を野菜収穫機によって収穫することは知られている。例えば、特許文献1に示す技術である。
特許文献1に示す技術では、機体前部に掻き込み部が配設され、該掻き込み部の下方に野菜搬送部の前部が配置され、野菜搬送部は機体後方まで延設されて、野菜搬送部の後部に落下シュートを設けて、該落下シュートの下方にコンテンナ搬送部を配置して、拾い上げた野菜を野菜搬送部により上後方に搬送し、落下シュートを介してコンテンナ搬送部上に載置したコンテナに収容するようにしていた。
特許文献1における野菜収穫機では、冬季や土が乾いていない圃場や粘度の高い圃場で収穫作業を行うと、野菜の根に土塊が付着したまま掻き込まれて後方へ搬送され、そのままコンテナに収容されていた。従って、コンテナに収容された野菜に混じって土塊も収容されるため、持ち運びが重くなるばかりでなく、土塊の体積分だけ野菜の収容量が減少し、コンテナの数が多く必要となり、後で土塊の除去作業もしなければならなかった。また、収穫した野菜を入れたコンテナのまま重量を測定して、取引する地域があり、この場合、土塊の重量が加算されているため、直接取引ができず、土塊の除去と入れ替え作業をしなければならず、大変手間のかかる作業となっていた。
特開2010−98964号公報
そこで、本発明は、野菜収穫機の野菜搬送部の後端から野菜が落下するときに板体に当接させて、その衝撃により土塊を野菜から除去できるようにすることを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、走行部と、前記走行部の上部に配置される野菜搬送部と、前記野菜搬送部から搬送される野菜に付着した土塊を除去する土塊除去部と、を備えて、前記走行部を駆動して機体を進行させながら野菜を拾い上げて再度圃場面に載置する野菜収穫機であって、前記土塊除去部は、野菜搬送部の後端部下方に配置され、搬送された野菜が落下したときに当接して圃場面に案内する複数の当接板を備えるものである。
請求項2においては、前記当接板は、野菜搬送部の後端下部に配置して下方へ案内する第一当て板と、第一当て板で跳ねた野菜が当たり更に下方へ跳ね返す第二当て板と、第二当て板で跳ねた野菜が当たり更に下方の圃場面へ案内する第三当て板から構成されるものである。
請求項3においては、前記第二当て板及び第三当て板は着脱可能に構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、土塊が付着した野菜が野菜搬送部の後端部から落下すると、複数回当接板に当接することによる衝撃により、土塊は砕かれ、野菜に付着した土は野菜から分離され、手作業による土の除去作業を省くことができる。
請求項2においては、土塊が付着した野菜が野菜搬送部の後端部から落下すると、まず第一当て板に当接して第二当て板方向に跳ねて、一回目の衝撃が与えられ、第二当て板に当たった野菜は更に第三当て板方向に跳ね返されて二回目の衝撃が与えられ、第三当て板の当たった野菜は、圃場面に案内されて三回目の衝撃が与えられる。このように、三回の衝撃に加えて、当接時に当接板で方向が変更されることにより、衝撃が与えられる位置が変わり、付着した土塊は砕かれたり、土塊が付着した根が引き千切られたりして、略全部の土塊を取り除くことができるようになる。
請求項3においては、第二当て板及び第三当て板を外し、野菜搬送部の後端部下方にコンテナの受台をセットすることで、同じ野菜収穫機で圃場面上に載置された土塊除去後の野菜を収穫することができる。
本発明の一実施形態に係る野菜収穫機の全体構成を示す側面図。 同じく平面図。 土塊除去部の後面図。 同じく上方斜視図。 同じく側面断面図。
以下では、図1、図2を参照して、野菜収穫機1の全体的な構成について説明する。
尚、以下では本実施形態の野菜収穫機1によって収穫される野菜を玉葱として説明するが、本発明はこれに特に限定するものではなく、例えば、馬鈴薯、人参、または甘藷等の畝から引き抜かれて畝上に置かれている野菜であればよい。
以下の説明においては、図1に示した矢印Aの方向を野菜収穫機1の進行方向、つまり前方向として、前後左右方向を規定するものとする。
野菜収穫機1は、畝上に引き抜いて置かれた玉葱を拾い上げて、後方へ搬送し、後端部より落下させたときの衝撃で玉葱に付着した土塊を取り除き、圃場面上に載置する収穫機である。
野菜収穫機1は、主として機体フレーム12、駆動部13、走行部14、操縦部15、野菜掻き込み部16、野菜搬送部17、土塊除去部25を具備する。
野菜掻き込み部16は、野菜収穫機1の最前部に配置され、板状の弾性体を進行方向と直角方向に配置して後方へ回転させて、野菜掻き込み部16の下方に配設される野菜搬送部17の前部へ畝上の玉葱を送り込む。
野菜搬送部17は、すだれ状の無端搬送体で構成され、前低後高に形設され、その最後部の下方に土塊除去部25が連設される。
畝から引き抜かれて畝上に置かれている玉葱は、野菜掻き込み部16により掻き込まれて野菜搬送部17に受け渡され、野菜搬送部17にて後方へ搬送される。野菜搬送部17の終端まで搬送された玉葱は、土塊除去部25で土塊が野菜から分離されて圃場上に放出される。
以下では、図1から図2を参照して、野菜収穫機1の各部の構成について説明する。
機体フレーム12は、野菜収穫機1の主たる構造体となるものである。機体フレーム12は、長手方向を前後方向として、複数の板材により構成される略箱状の部材である。
前記駆動部13は、エンジン131を有し、野菜収穫機1を駆動するための動力を発生する動力源である。エンジン131は、機体フレーム12の左後部に搭載される。
走行部14は、左右一対のクローラ走行装置によって構成される。クローラ走行装置は、機体フレーム12を支持し、野菜収穫機1を走行可能とするものである。クローラ走行装置は機体フレーム12の下部に配置され、前記エンジン131の動力がトランスミッションにより変速されて駆動される。ただし、走行部14をクローラで構成しているが、ホイール等で構成してもよい。
操縦部15は、複数のレバー等を備え、オペレータによって野菜収穫機1の操縦が行われる部位である。操縦部15は、前記駆動部13の上方で、機体フレーム12の最後部から上後方へと突出するように配置される。操縦部15では、走行クラッチレバーや作業クラッチレバーや昇降レバー等が配置され、これらのレバー操作等によって、クローラ走行装置、野菜掻き込み部16、及び野菜搬送部17を別個に駆動操作できるように構成される。
野菜掻き込み部16は、畝上に置かれている玉葱を掻き込んで野菜搬送部17に受け渡すための部位である。野菜掻き込み部16は、左右一対の支持アーム160・160、掻き込み駆動ケース161、掻き込み装置163等を具備する。
支持アーム160・160は、掻き込み装置163を支持する部材である。支持アーム160・160は、その前端部で掻き込み装置163を挟み両側に左右一対に配置される。
支持アーム160の後端部は、野菜搬送部17の搬送駆動ケース171の後端部に枢支される。
掻き込み駆動ケース161には、チェーンやスプロケット等の動力伝達機構が内装され、エンジン131からの動力が掻き込み装置163の駆動軸164に伝達されるようにしている。
掻き込み装置163は、畝上の玉葱を野菜搬送部17のコンベア270上に案内するための装置である。掻き込み装置163は、支持アーム160・160の前端部に回転可能に支持される駆動軸164と、駆動軸164の左右両側に固定される回転輪165・165と、左右の回転輪165・165の外周間に搖動自在に支持される掻き込み体167・167・・・等を具備する。
このような構成により、掻き込み装置163を畝に近づけた状態で、図1において反時計回りに掻き込み体167・167・・・を回転させることで、畝上に置かれた玉葱を掻き込み、連設される野菜搬送部17に案内することができる。
野菜搬送部17は、野菜掻き込み部16から受け渡された玉葱を後方へ搬送する。野菜搬送部17は主として左右一対の搬送駆動ケース171・171やコンベア270を備える。
搬送駆動ケース171・171は、動力伝達機構を内装するとともにコンベア270を支持するものである。搬送駆動ケース171・171の後端部は、回動支軸173に枢支される。回動支軸173は、機体フレーム12の後部に立設した支柱に支持される。回動支軸173はコンベア270の駆動軸を兼ねる。また、搬送駆動ケース171と機体フレーム12との間には、油圧シリンダ172が介装されており、油圧シリンダ172を動作させることによって、搬送駆動ケース171の機体フレーム12に対する相対高さを調整できる構成となっている。
コンベア270は、主として左右一対の駆動スプロケット271・271、回動支軸(駆動軸)173、左右一対の従動ローラ273・273、無端帯として構成される左右一対の搬送チェーン275・275、該搬送チェーン275・275の間に横架される搬送部材276・276・・・等によって構成される。
駆動スプロケット271・271、従動ローラ273・273、及び搬送チェーン275・275は、搬送駆動ケース171・171に内装される。駆動スプロケット271・271は回動支軸173の両端に固設されて搬送駆動ケース171・171の後端部に左右一対に配置され、従動ローラ273・273は搬送駆動ケース171・171の前端部に横架された従動軸の左右に一対固設される。
搬送チェーン275・275は、駆動スプロケット271・271と従動ローラ273・273に巻き掛けられ、左右一対に配置される。このように構成することより、駆動スプロケット271・271が駆動装置(不図示)により回転駆動されると、これにともなって搬送チェーン275・275が回転駆動される。
搬送部材276は略直線棒状の部材にパイプが回転自在に外嵌され、搬送チェーン275・275の間に横架して、前後方向に所定間隔をあけて平行に並べることですだれ状の搬送面を形成するように構成される。搬送部材276は、所定本数をあけて高い位置と低い位置に配置され、側面視で凹部が形成され、玉葱が凹部内に入り搬送されるように構成される。
こうして、駆動スプロケット271・271を回転駆動することにより搬送チェーン275・275が回転駆動され、搬送部材276・276・・・を搬送方向に向かって移動させることにより、玉葱は、前記凹部に収容されて後方へと搬送することができる。
野菜搬送部17の前後方向中途部の左側に作業部19が配設される。作業部19は、選別作業者が位置してコンベア270の搬送面上の傷物等の不要物を取り除くための部位である。但し、土塊除去作業時は、作業部19は使用しない。
作業部19は、主としてステップ191、座席192、安全フレーム193を備える。
ステップ191は、作業者が座席192に座るために乗降する部位である。ステップ191は、前後方向を長手とする板上の部材であって、機体フレーム12の側部に支持部材を介して取り付けられる。
座席192は、ステップ191の上面の前部、前後中央部、および後部の任意の位置に配置され、不要物の除去作業を行う作業者が着座するためのものである。
安全フレーム193は、座席192に着座した作業者がコンベア270内に入り込まないようにガードするものである。
次に、図3、図4、図5を用いて、本発明の土塊除去部25について説明する。
土塊除去部25は、野菜搬送部17の後端部下方に配置され、土塊除去部25は複数の当接板からなり、コンベア270により搬送された玉葱が、コンベア270の後端より落下したときに複数の当接板に順次当接して跳ね返り、玉葱に付着した土塊を砕き、分離しながら圃場面に案内するものである。
前記当接板は、野菜搬送部17の後端下部に配置して玉葱を下方へ案内する第一当て板26と、第一当て板26で跳ねた玉葱が当たり更に下方へ跳ね返す第二当て板27と、第二当て板27で跳ねた玉葱が当たり更に下方の圃場面へ案内する第三当て板28から構成される。
第一当て板26、第二当て板27、第三当て板28は、それぞれゴムや合成樹脂等の弾性板材で構成され、ある程度の衝撃は与えるが、玉葱を傷つけない材質で構成される。なお、第一当て板26、第二当て板27、第三当て板28は、それぞれ一枚の板材で構成しても、複数の板材に分割して構成してもよい。
第一当て板26は、コンベア270の後端下部から斜め後下方に延設して配置される。つまり、第一当て板26の上部幅はコンベア270の後部幅と略同じ幅とし、下部幅は幅狭の樋状に構成して、コンベア270から落下した玉葱が中央後方に跳ねかえるように中央が凹むように曲げられ、玉葱を中央に集めるようにしている。
第二当て板27は、第一当て板26と対向するように所定の空間をあけて、第一当て板26の後方に上下方向に配置される。この所定の空間は玉葱の落下により当接した時に衝撃が得られる空間である。第二当て板27は第一当て板26の下部と略同じ幅とし、第一当て板26で跳ねかえった玉葱が中央方向に跳ねかえるように中央が凹むように曲げられ、玉葱を中央に集めるようにしている。また、第二当て板27の上端は第一当て板26の下端よりも高く、第二当て板27の下端は第一当て板26の下端よりも低くなるように構成して確実に跳ね返るようにしている。
第三当て板28は、第二当て板27の下部と対向するように前記同様に所定の空間をあけて、第二当て板27の前下方に前高後低となるように傾斜して後下方向に延設して配置される。第三当て板28は第二当て板27の下部より広い幅とし、第二当て板27で跳ねかえった玉葱が中央方向に跳ねかえるように中央が凹むように曲げられ、玉葱を中央に集め、圃場上に載置されるようにしている。また、第三当て板28の上端は第二当て板27の下端よりも高く、第三当て板28の下端は第二当て板27の下端よりも低く、圃場面よりも高くなるように構成して確実に跳ね返り圃場面に載置できるようにしている。
第二当て板27及び第三当て板28は機体に対して着脱可能に構成されている。つまり、第二当て板27及び第三当て板28の左右両側は、ボルトまたはネジ等により機体に固定される。但し、第二当て板27及び第三当て板28の左右両側はフック等で係止する構成とすることも可能である。また、第二当て板27と第三当て板28を一体的に構成して同時に着脱できるようにして着脱作業を容易とすることも可能である。
このような構成において、土塊が付着した玉葱がコンベア270により搬送されて、コンベア270の後端より落下すると、その下方に配置された第一当て板26に当接して跳ね返り、第二当て板27に向かって落下する。そして、第二当て板27に当接した玉葱は跳ね返って第三当て板28に向かって落下する。第三当て板28に当接した玉葱は下後方へ落ち、圃場面に載置されることとなる。上記三回の当接による衝撃により土塊が砕かれる。或いは、土塊の重量と慣性力により土塊が剥がれ、あるいは、土塊が付着している根が引きちぎられて、玉葱と土塊が分離される。また、玉葱が第一当て板26、第二当て板27、第三当て板28は曲面に構成されているため、跳ね返ることで姿勢が変更され、玉葱と土塊と当接板の当たる位置が変わることにより、土塊が砕け易くなり、玉葱から土塊の除去を促進することができる。
この土塊除去作業は、野菜収穫機1を走行させて、玉葱を拾い上げて、選別せずに後方に落とすだけの作業としている。従って、走行速度は速くすることができ、土塊除去作業にかかる時間は短時間で処理できるようにしている。そしてこの土塊除去作業の後で、第二当て板27と第三当て板28を外し、図5に示すように、機体フレーム12の後部に受台8をセットし(受台8を取り付ける、或いは、上方へ回動した収納位置から後下方へ回動して作業位置となる水平の状態に回動する)、受台8上にコンテナを載置する。そして、機体の右側には、コンテナ台10を張り出して(図2)空のコンテナを載置し、左側の作業部19には、ステップ191上で選別作業者が座席192に着座してコンベア270の搬送面を搬送される不良の玉葱や根や茎等の不要物の除去作業が行われる。コンベア270の後端から落下した玉葱は第一当て板26により案内されてコンテナ55内に収容されるようになる。
以上のように、本実施形態の野菜収穫機1においては、走行部14と、前記走行部14の上部に配置される野菜搬送部17と、前記野菜搬送部17から搬送される玉葱に付着した土塊を除去する土塊除去部25と、を備えて、前記走行部14を駆動して機体を進行させながら玉葱を拾い上げて再度圃場面に載置する野菜収穫機であって、前記土塊除去部25は、野菜搬送部17の後端部下方に配置され、搬送された玉葱が落下したときに当接して圃場面に案内する複数の当接板を備えるので、土塊が付着した玉葱が野菜搬送部の後端部から落下すると、複数回当接板に当接することによる衝撃により、土塊は砕かれ、玉葱に付着した土は玉葱から分離され、手作業による土の除去作業を省くことができる。
また、前記当接板は、野菜搬送部17の後端下部に配置して下方へ案内する第一当て板26と、第一当て板26で跳ねた玉葱が当たり更に下方へ跳ね返す第二当て板27と、第二当て板27で跳ねた玉葱が当たり更に下方の圃場面へ案内する第三当て板28から構成されるので、土塊が付着した玉葱が野菜搬送部17の後端部から落下すると、まず第一当て板26に当接して第二当て板27方向に跳ねて、一回目の衝撃が与えられ、次に、第二当て板27に当たって玉葱は更に第三当て板28方向に跳ね返されて二回目の衝撃が与えられ、第三当て板28の当たった玉葱は、圃場面に案内されて三回目の衝撃が与えられる。このように、三回の衝撃に加えて、当接時に当接板で方向が変更されることにより、衝撃が与えられる位置が変わり、付着した土塊は砕かれたり、土塊が付着した根が引き千切られたりして、玉葱に付着した土塊を取り除くことができるようになる。
また、前記第二当て板27及び第三当て板28は着脱可能に構成されるので、第二当て板27及び第三当て板28を外し、野菜搬送部17の後端部下方にコンテナの受台8をセットすることで、同じ野菜収穫機1で圃場面上に載置された土塊除去後の玉葱をコンテナに収容することができる。
1 野菜収穫機
14 走行部
17 野菜搬送部
25 土塊除去部
26 第一当て板
27 第二当て板
28 第三当て板

Claims (3)

  1. 請求項1においては、走行部と、前記走行部の上部に配置される野菜搬送部と、前記野菜搬送部から搬送される野菜に付着した土塊を除去する土塊除去部と、を備えて、前記走行部を駆動して機体を進行させながら野菜を拾い上げて再度圃場面に載置する野菜収穫機であって、前記土塊除去部は、野菜搬送部の後端部下方に配置され、搬送された野菜が落下したときに当接して圃場面に案内する複数の当接板を備えることを特徴とする野菜収穫機。
  2. 前記当接板は、野菜搬送部の後端下部に配置して下方へ案内する第一当て板と、第一当て板で跳ねた野菜が当たり更に下方へ跳ね返す第二当て板と、第二当て板で跳ねた野菜が当たり更に下方の圃場面へ案内する第三当て板から構成されることを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
  3. 前記第二当て板及び第三当て板は着脱可能に構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の野菜収穫機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015082997A (ja) * 2013-09-18 2015-04-30 オサダ農機株式会社 収穫機及び装着式収穫装置

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