JP2013226048A - ステータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】線材の短絡化を図り、渡り線同士の絡まりを抑制することができるステータ及びステータの製造方法を提供する。
【解決手段】周方向に隣り合うティース部8に異相のコイルU1〜W4を連続して巻回することで、その異相のコイルU1〜W4間に掛け渡されるU−V相間渡り線11c、V−W相間渡り線12c及びW−U相間渡り線13cを備え、その各渡り線11c〜13cが互いに結線されて、中性点が構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステータの製造方法に関するものである。
従来、インナロータ型の回転電機のステータは、径方向内側に放射状に延びる複数のティース部を有する環状のステータコアと、各ティース部に巻装された3相のコイルとを備えている。このようなステータでは、コイルの占積率向上のため、ステータコアをティース部毎に分割した構造を有するものがある(例えば特許文献1参照)。分割コアを有するステータでは、ステータを環状の状態よりも各ティース部の先端が開いた展開状態として、各ティース部にコイルを巻装し、その後、ティース部が径方向内側を向くように各分割コアを環状に丸めてステータが成形される。このようにステータの展開状態でコイルを巻回可能であるため、コイルの占積率を向上させることができるようになっている。
ところで、特許文献1のステータでは、ティース部1個につき1本の導線が巻回されて、各ティース部にコイルが巻装されるようになっている。しかしながら、このようなステータでは、複数のコイル(導線)の両端を全て、所定の導電部材に結線しなければならないため、その結線作業が煩雑なものとなっていた。
この問題を改善する技術として、例えば特許文献2に示されるものでは、同一相のコイルが1本の導線で構成されており、同相のコイル間には渡り線が形成されている。各相の導線の一端は共通の中性点に接続され、各相の導線の他端には位相差120度の交流電流が供給されるようになっている。このような構成によれば、導線の数がティース部の数に比べて少ない構成とすることが可能であるため、各導線の両端の結線作業に係る工数を低減することが可能となっている。
特開平11−18345号公報 特開2002−176753号公報
しかしながら、上記特許文献2のようなステータでは、同一相のコイルは他の相を挟んで周方向に離間しているため、同一相のコイル間の渡り線の長さが比較的長くなってしまう。そのため、ステータの環状化工程や、その工程後の各渡り線を所定の形状に成形して互いに結線する工程において、渡り線同士が絡まり易く、それらの工程が煩雑となっていた。また、分割コアを有するステータでは、コイルの巻回後、ステータを展開状態から環状化するようになっているため、渡り線を余裕をもった長さにしなければならず、このことも渡り線が長くなる要因となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、線材の短絡化を図り、渡り線同士の絡まりを抑制することができるステータの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ティース部を有する複数の分割コアを、該ティース部先端が径方向内側を向くように環状に配置してなるステータコアと、前記ティース部にそれぞれ巻回され、n相に分類された複数のコイルとを備えたステータの製造方法であって、前記ステータコアを、前記環状の状態よりも前記ティース部の先端が開いた展開状態とし、隣り合う前記ティース部に異相間渡り線を介し連続して導線を巻回することで、その隣り合うティース部にそれぞれ異相の前記コイルを巻装する巻回工程と、前記巻回工程後、前記展開状態のステータコアを前記ティース部が径方向内側を向くように環状化する環状化工程と、前記環状化工程後、周方向に隣り合う異相の前記コイル間に掛け渡された各相に対応する異相間渡り線を互いに結線する渡り線結線工程とを備え、前記環状化工程を経た状態において、周方向に隣り合う異相の前記コイル間に掛け渡された各相に対応する異相間渡り線は、ステータの軸方向端面よりも反ステータ側に延出されており、前記渡り線結線工程において、前記ステータの軸方向端面よりも反ステータ側に延出された前記異相間渡り線のうち少なくとも1つの異相間渡り線を、前記ステータの環状形状内で周方向に延びるように配置するとともに、該周方向に延びるように配置される異相間渡り線と、前記ステータの軸方向端面よりも反ステータ側に延出された他の異相間渡り線とを互いに結線することをその要旨とする。
この発明によれば、各渡り線が周方向に隣り合うコイル間に形成されるため、渡り線を短く構成することが可能となる。これにより、ステータの環状化工程や、渡り線結線工程の際に、渡り線が絡まることが抑制されるため、ステータを容易に成形することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステータの製造方法において、前記周方向に隣り合う異相の前記コイル間に掛け渡された各相に対応する異相間渡り線のうち少なくとも1つの異相間渡り線の長さは、該異相間渡り線と結線される他の異相間渡り線の長さよりも長く形成されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のステータの製造方法において、前記複数のコイルは、前記ティース部にそれぞれ巻回され、U相、V相、W相の3相に分類されるものであって、前記各相に対応する前記異相間の渡り線は、U−V相間渡り線、V−W相間渡り線及びW−U相間渡り線であることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のステータの製造方法において、前記環状化工程後、前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線の少なくとも1つを、前記ステータの環状形状に倣った輪状に成形することをその要旨とする。
この発明では、渡り線の輪状形状により各渡り線を容易に結線することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のステータの製造方法において、前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線のうちの1つを、前記ステータの環状形状に倣った輪状に成形することをその要旨とする。
この発明では、輪状に形成される渡り線が1つであるため、渡り線の長さを必要最小限にすることが可能となり、渡り線の絡まりをより抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載のステータの製造方法において、前記環状化工程後、前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線の少なくとも1つを、周方向に隣り合う前記渡り線まで延びるようにそのアーチ状を閉じるように屈曲して成形することをその要旨とする。
この発明では、渡り線の周方向の寸法を短くすることが可能となるため、渡り線の絡まりをより抑制することができ、渡り線の成形が容易となる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のステータの製造方法において、前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線のうちの2つを、残りの1つの渡り線まで延びるようにそのアーチ状を閉じるように屈曲して成形し、前記渡り線結線工程において、前記各渡り線を1つの結線端子にて結線することをその要旨とする。
この発明では、各渡り線が1つの結線端子にて結線されることにより、部材点数の増加を抑えることができる。
従って、上記記載の発明によれば、線材の短絡化を図り、渡り線同士の絡まりを抑制することができるステータの製造方法を提供することができる。
(a)本実施形態のブラシレスモータの断面図、(b)ブラシレスモータの平面図。 (a)本実施形態のステータの平面図、(b)ステータの断面図。 異相間の渡り線を説明するための概略平面図。 コイルの結線図。 結線端子部分の断面図。 環状化工程後のステータを示す斜視図。 別例のステータを示す概略平面図。 別例のステータを示す概略平面図。 別例のステータを示す概略平面図。 別例のステータを示す概略平面図。 別例のステータを示す概略平面図。 別例のステータを示す概略平面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すブラシレスモータ1は、図示しない車両のステアリングホイールに連結された車両操舵軸の作動をアシストするパワーステアリング装置の駆動源として用いられるものである。図1(a)及び図1(b)に示すように、有底円筒状のハウジング2の内周面には、略円筒状のステータ3が固定されるとともに、該ステータ3の内側には、ロータ4が回転可能に配置されている。尚、ロータ4は、前記車両操舵軸(図示略)に連結される。そして、ステータ3におけるハウジング2の開口部2a側の端部には、絶縁性を有する合成樹脂材料よりなるホルダ部材5が固定されるとともに、該ホルダ部材5はステータ3の軸線方向一端側を覆っている。
図2(a)に示すように、ステータ3を構成するステータコア6は、環状に配置された複数(本実施形態では12個)の分割コア7の外周側の端部を連結部材9にてそれぞれ連結してなり、略円環状をなしている。各分割コア7には、径方向内側に向かって延びるティース部8が形成され、該各ティース部8は所定角度(図において30°)毎に配置されている。尚、説明の便宜のため、図2(a)のステータ3における右斜め下に位置するティース部8から、時計回りに順次8a〜8lの符号を付している。
各ティース部8a〜8lには、その軸方向の両端面及び周方向の両側面を被覆するボビン10(図2(b)参照)が軸方向の両側から装着されるとともに、その各ボビン10の上からコイルCが巻装されている。コイルCは、供給される3相の駆動電流(U相、V相、W相)に応じて、U相コイルU1〜U4、V相コイルV1〜V4、W相コイルW1〜W4にそれぞれ分類されている。
U相コイルU1〜U4、V相コイルV1〜V4、W相コイルW1〜W4は、各相4つのうちの2つが、周方向に隣り合う2つのティース部8にそれぞれ巻装されるとともに、それら2つのティース部8の180°対向位置にある2つのティース部8に、各相の残りの2つがそれぞれ巻装されている。詳しくは、各ティース部8には、ティース部8a〜ティース部8lまで時計回りに順次、V相コイルV1、U相コイルU4,U3、W相コイルW3,W4、V相コイルV3,V4、U相コイルU1,U2、W相コイルW2,W1が巻装されている。
この各コイルU1〜W4は、ティース部8に集中巻きされた3本の導線(第1の導線11、第2の導線12及び第3の導線13)から構成されている。図4は、第1〜第3の導線11〜13の巻回態様を模式的に示す結線図であり、同図では、各コイルCを上記したV相コイルV2からW相コイルW1の順で左から並べて示している。この図4に示すように、第1の導線11は、V相コイルV2,V1及びU相コイルU4,U3を構成しており、第2の導線12は、W相コイルW3,W4及びV相コイルV3,V4を構成しており、そして、第3の導線13は、U相コイルU1,U2及びW相コイルW2,W1を構成している。つまり、これら第1〜第3の導線11〜13はそれぞれ、周方向に連続する4つのティース部8に連続して巻回されている。尚、各導線11〜13は、導電性の金属材料(本実施形態では銅)よりなる金属線を絶縁被膜にて被覆した構成である。
第1の導線11は、ティース部8aに正巻(本実施形態では、ティース部8の先端側から見て反時計回りに巻回)されるとともに、隣り合うティース部8bに掛け渡されて、該ティース部8bには逆巻(時計回りに巻回)されている。これにより、ティース部8a,8bにそれぞれV相コイルV2,V1が巻装されている。尚、第1の導線11の始端部は、V相コイルV2からホルダ部材5側に延出されて、第1V相動力線11aを構成している。また、U相コイルU1,U2間に掛け渡される線である同相間渡り線14は、ステータ3におけるホルダ部材5とは反対側の端部に形成されている。
また、第1の導線11は、ティース部8bから隣り合うティース部8cに掛け渡されて該ティース部8cに正巻されるとともに、そこから更に、隣り合うティース部8dに掛け渡されて該ティース部8dに逆巻され、これにより、ティース部8c,8dにそれぞれU相コイルU4,U3が巻装されている。そして、第1の導線11の終端部は、U相コイルU3から前記第1V相動力線11aと同じ側に延出されて、第1U相動力線11bを構成している。また、互いに隣り合うV相コイルV1とU相コイルU4との間に掛け渡される線であるU−V相間渡り線11cは、第1V相動力線11a及び第1U相動力線11bと同じ側に延出形成されている。尚、U相コイルU4,U3間に掛け渡される線である同相間渡り線14は、U−V相間渡り線11cとは反対側に形成されている。
第2の導線12は、ティース部8e〜8hに対し、上記第1の導線11と略同様に巻回されている。そして、該第2の導線12によりティース部8e〜8hにそれぞれW相コイルW3,W4及びV相コイルV3,V4が巻装されているが、互いに隣り合うW相コイルW4とV相コイルV3との間に掛け渡される線であるV−W相間渡り線12cの長さは、上記U−V相間渡り線11cの長さよりも短く形成されている。このV−W相間渡り線12cは、ステータ3の軸方向端面から若干離間するようなアーチ状に形成されている(図3参照)。
また、第3の導線13は、ティース部8i〜8lに対し、上記第2の導線12と同様に巻回されており、該第3の導線13によりティース部8i〜8lにそれぞれU相コイルU1,U2及びW相コイルW2,W1が巻装されている。つまり、互いに隣り合うU相コイルU2とW相コイルW2との間に掛け渡される線であるW−U相渡り線13cは、前記第2の導線12のV−W相間渡り線12cと等しい長さに形成されている(図3参照)。
前記第1の導線11のU−V相間渡り線11cは、図2(b)に示すように、V相コイルV1及びU相コイルU4から延出する根本部分で略直角に屈曲されるとともに、ステータ3の軸方向端面に沿うように形成されている。また、U−V相間渡り線11cは、図3に示すように、ステータ3の環状形状に倣って、該ステータ3の内径以上、外径以下に収まる輪状に形成されている。このようなU−V相間渡り線11cは、V−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cとそれぞれ結線可能な必要最小限の長さに形成されている。そして、そのU−V相間渡り線11cは、前記V−W相間渡り線12cとW−U相渡り線13cとにそれぞれ結線端子15により結線されている。尚、V−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cは、結線端子15によってU−V相間渡り線11cと結線可能な長さに形成されている。
図5に示すように、各結線端子15は、互いに接触する状態で並ぶU−V相間渡り線11c及びV−W相間渡り線12c(又はW−U相渡り線13c)を包み込むように折り返して形成されている。そして、U−V相間渡り線11cはV−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cとヒュージング等によりそれぞれ電気的に接続されるようになっている。このように各渡り線11c〜13cが結線されることで、中性点が構成されている。
図1に示すように、前記ホルダ部材5は、その円環状の底部5aから軸方向に延びるように形成されハウジング2の内周面に固定される外側筒部5bと、底部5aから外側筒部5bの内側に延びる内側筒部5cとを有している。そして、外側筒部5bと内側筒部5cとの間には、軸方向に窪む渡り線収容凹部5dが形成されており、該渡り線収容凹部5dには、互いに結線されたU−V相間渡り線11c、V−W相間渡り線12c、及びW−U相渡り線13cが収容されている。また、ホルダ部材5は、径方向に延びるように形成された3つの切り欠き部5eを有し、各切り欠き部5eには3相の駆動電流にそれぞれ対応する給電用ターミナル21a、21b、21cが保持されている。
図1及び図2に示すように、V相コイルV2から導出された第1V相動力線11aは、V相コイルV4から導出された第2V相動力線12b(第2の導線12の終端部)までステータ3の環状に沿って延び、各V相動力線11a,12bは前記給電用ターミナル21aにヒュージング等により電気的に接続されている。また、U相コイルU3から導出された第1U相動力線11b(第1の導線11の終端部)は、U相コイルU1から導出された第2U相動力線13a(第3の導線13の始端部)までステータ3の環状に沿って延び、各U相動力線11b,13aは前記給電用ターミナル21bにヒュージング等により電気的に接続されている。また、W相コイルW3から導出された第1W相動力線12a(第2の導線12の始端部)、及びW相コイルW1から導出された第2W相動力線13b(第3の導線13の終端部)はそれぞれ、U相コイルU2よりややU相コイルU1よりの位置まで延びている。そして、各W相動力線12a,13bは前記給電用ターミナル21cにヒュージング等により電気的に接続されている。上記の各相の動力線11a〜13bには、各給電用ターミナル21a,21b,21cを介して、対応する相の駆動電流が供給されるようになっている。
図1(a)に示すように、前記ロータ4を構成する回転軸31は、前記ハウジング2内に設けられた一対の軸受32(1つのみ図示)にて軸支されている。そして、回転軸31には、円筒状のロータコア33が固定されるとともに、該ロータコア33の外周面には所定角度ごとに異なる極性(N極、S極)に着磁されたマグネット34が固着されている。
上記のように構成されたブラシレスモータ1では、図示しない駆動回路からそれぞれ120°の位相差を持つ前記3相の駆動電流が各給電用ターミナル21a,21b,21cを介して、各コイルU1〜W4に供給される。すると、各コイルU1〜W4がそれぞれ励磁されてステータ3に回転磁界が発生し、その回転磁界に基づいてロータ4が回転する。
次に、上記のように構成されたステータ3の製造方法について説明する。
まず、各ティース部8が平行となるように各分割コア7を直線状に配置し、ステータコア6が展開状態とする。尚、この展開状態において、各分割コア7は連結部材9にて外周側端部が回動可能に連結される。この展開状態で、各ティース部8にコイルU1〜W4を巻装する巻回工程が行われる。
巻回工程では、図示しない巻線機を用いて、第1〜第3の導線11〜13が各ティース部8に上記したような態様で集中巻きされる。第1の導線11はティース部8a〜8dの順に、第2の導線12はティース部8e〜8hの順に、そして、第3の導線13はティース部8i〜8lの順に、それぞれ連続して巻回される。このとき、U−V相間渡り線11cは、V−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cと結線可能な長さに引き出される。尚、この巻回は第1〜第3の導線11〜13毎に順次行ってもよく、また、第1〜第3の導線11〜13を同時に巻回してもよい。
次に、展開状態のステータ3を、各ティース部8a〜8lの先端が径方向内側を向くように丸めて環状に成形する環状化工程を行う。この工程を経て、ステータ3は図6に示すような状態となる。本実施形態では、ステータ3に存在する渡り線(異相間の各渡り線11c〜13c、及び各同相間渡り線14)が、全て隣り合うコイルU1〜W4間に跨るものであるため、各渡り線を短く構成でき、これにより、環状化工程の際に渡り線同士が絡まり合うことが抑制されるようになっている。その結果、ステータ3の環状化工程を容易に行うことが可能となっている。
次に、U−V相間渡り線11cを所定の形状に成形する渡り線成形工程を行う。渡り線成形工程では、図示しない治具を用いて、U−V相間渡り線11cがステータ3の環状形状に倣った輪状に成形され、その後、ステータ3側に略直角に倒される。この工程においても、ステータ3に存在する渡り線が、全て隣り合うコイルU1〜W4間に跨るものであるため、渡り線同士の絡まりが抑制されており、U−V相間渡り線11cを容易に成形することができるようになっている。
次に、各渡り線11c〜13cを互いに結線する渡り線結線工程を行う。渡り線結線工程では、U−V相間渡り線11cが、V−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cとそれぞれ結線端子15にて結線され、ヒュージング等によりそれぞれ電気的に接続される。この工程を経て、各渡り線11c〜13cは図3に示すような状態となる。次に、各相の動力線11a〜13bが上記した態様となるように成形されて、ホルダ部材5の各給電用ターミナル21a〜21cに対応する位置に配置され、その後、各動力線11a〜13bは径方向外側に導出される。
次に、このようにして形成されたステータ3が前記ハウジング2に組み付けられる。その後、ハウジング2にホルダ部材5が組み付けられて、各渡り線11c〜13cがホルダ部材5の渡り線収容凹部5dに収容される。次に、各動力線11a〜13bがホルダ部材5の切り欠き部5eに挿通されて、対応する相の給電用ターミナル21a〜21cに電気的に接続されるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態のブラシレスモータ1では、周方向に隣り合うティース部8に異相のコイルU1〜W4を連続して巻回することで、その異相のコイルU1〜W4間に掛け渡されるU−V相間渡り線11c、V−W相間渡り線12c及びW−U相間渡り線13cを備え、その各渡り線11c〜13cが互いに結線されて、中性点が構成される。従って、異相間の各渡り線11c〜13cが周方向に隣り合うコイルU1〜W4間に形成されるため、渡り線11c〜13cを短く構成することが可能となる。これにより、ステータ3の環状化工程や、その工程後の各渡り線を所定の形状に成形して互いに結線する工程の際に、渡り線が絡まることが抑制されるため、ステータ3を容易に成形することができる。また、第1〜第3の導線11〜13が短くて済むため、コストの低減に貢献することができる。
(2)本実施形態では、U−V相間渡り線11cが、ステータ3の環状形状に倣った輪状に形成される。これにより、異相間の各渡り線11c〜13cの長さを必要最小限にすることが可能となり、渡り線11c〜13cの絡まりをより抑制することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、U−V相間渡り線11cは輪状に形成されたが、図7に示すように、U−V相間渡り線11cを切断して形成された2つの切断線41を、それぞれV−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cに結線する構成としてもよい。尚、切断する渡り線は異相間の各渡り線11c〜13cのいずれでもよく、また、該各渡り線11c〜13cのうちの2つ、又は全てを切断する構成としてもよい。このような構成によれば、異相間の渡り線をより短くすることが可能となる。
・異相間の各渡り線11c〜13cの結線態様は上記実施形態の限りでない。例えば、図8に示すように、V−W相間渡り線51は、そのアーチ状を閉じるように屈曲されるとともに、ステータ3の環状形状に倣ってU−V相間渡り線52まで延びている。つまり、V−W相間渡り線51のうちのV相コイルV3から導出された部分とW相コイルW4から導出された部分とが共に、周方向の一方に延びている。そして、V−W相間渡り線51はU−V相間渡り線52と結線端子15にて結線されている。また、W−U相渡り線53も同様に、そのアーチ状を閉じるように屈曲されるとともに、ステータ3の環状形状に倣ってV−W相間渡り線51まで延び、該V−W相間渡り線51と結線端子15にて結線されている。このような構成によっても、上記実施形態における作用効果(1)と同様の作用効果が得られる。また、それに加えて、各渡り線51〜53の周方向の寸法を短くすることが可能となるため、各渡り線51〜53の絡まりをより抑制することができ、各渡り線51〜53を容易に結線することが可能となる。
また、図8に示したステータ3を一部変更して、図9及び図10に示すような構成としてもよい。図9に示すステータ3では、U−V相間渡り線52も、他の渡り線51,53と同様に、そのアーチ状を閉じるように屈曲されるとともに、ステータ3の環状形状に倣ってW−U相渡り線53まで延び、該W−U相渡り53と結線端子15にて結線されている。また、図10に示すステータ3では、W−U相渡り線13cが、ステータ3の環状形状に倣ってU−V相間渡り線52まで延び、該U−V相間渡り線52と結線されている。そして、各渡り線51〜53は1つの結線端子54にて結線されている。図9及び図10に示すような構成によっても、上記実施形態の作用効果(1)と同様の作用効果が得られる。それに加え、図10に示すような構成によれば、部材点数の増加を抑えることができる。
・上記実施形態では、U−V相間渡り線11cがステータ3の環状形状に倣った輪状に形成されたが、U−V相間渡り線11cに替えてV−W相間渡り線12c又はW−U相渡り線13cをステータ3の環状形状に倣った輪状に形成してもよい。また、U−V相間渡り線11cに加えてV−W相間渡り線12c及びW−U相渡り線13cのいずれかをステータ3の環状形状に倣った輪状に形成してもよい。
また、図11及び図12に示すように、異相間の各渡り線11c〜13cの全てをステータ3の環状形状に倣った輪状に形成してもよい。尚、図11に示すステータ3では、各渡り線11c〜13cは結線端子15にて一纏めに3線結線されている。また、図12に示すステータ3では、各渡り線11c〜13cは、3つの結線端子15にてそれぞれ2線結線で接続されている。図11及び図12に示すような構成によっても、上記実施形態における作用効果(1)と同様の作用効果が得られる。それに加え、図11に示すような構成によれば、部材点数の増加を抑えることができる。
・上記実施形態では、U−V相間渡り線11c及びV−W相間渡り線12c(W−U相渡り線13c)の2つの線を結線端子15で結線する2線結線としたが、V−W相間渡り線12cを屈曲し、その渡り線12cのうちのW相コイルW4から導出された部分とV相コイルV3から導出された部分とを重ね合わせ、それら2線とU−V相間渡り線11cとを包み込むように結線する3線結線としてもよい。
・上記実施形態では、各ティース部8a〜8lが互いに平行となるように分割コア7を直線状に配置した状態で巻回工程を行ったが、各ティース部8a〜8lの先端が径方向外側を向くように分割コア7を環状に配置した状態(逆ぞり状態)で巻回工程を行ってもよい。
・上記実施形態では、ステータコア6を構成する分割コア7の数は12個であるが、特にこれに限定されるものではなく、12個より少なくてもよく、また、多くてもよい。この場合、コイルの数は分割コアの数に応じて変更される。
・上記実施形態では、U相コイルU1〜U4、V相コイルV1〜V4、W相コイルW1〜W4は、各相4つのうちの2つが、周方向に隣り合う2つのティース部8にそれぞれ巻装されるとともに、それら2つのティース部8の180°対向位置にある2つのティース部8に、各相の残りの2つがそれぞれ巻装されたが、これ以外に例えば、各相の4つのコイルを周方向に90度間隔で配置するように各ティース部8に巻装してもよい。
・上記実施形態では、各同相間渡り線14は、異相間の各渡り線11c〜13cとは反対側に形成されたが、異相間の各渡り線11c〜13cと同じ側に設けてもよい。
・上記実施形態では、各渡り線11c〜13cはコイルC上で結線端子15にて結線されたが、これ以外に例えば、ホルダ部材5に保持された接続端子に各渡り線11c〜13cを接続するように構成してもよい。この構成によれば、渡り線とコイルとを離間させることが可能となるため、コイルと渡り線との間の絶縁信頼度を向上させることが可能となる。
・上記実施形態では、コイルCが3相に分類されたが、特にこれに限定されるものではなく、n相(nは2以上の自然数)としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ) 前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線のうちの1つを切断し、その切断により形成された2つの切断線を、残りの2つの渡り線にそれぞれ結線することを特徴とする。
これにより、異相間の渡り線をより短くすることが可能となる。
1…ブラシレスモータ、2…ハウジング、3…ステータ、4…ロータ、5…ホルダ部材、6…ステータコア、7…分割コア、8(8a〜8l)…ティース部、11〜13…第1〜第3の導線、11c,52…U−V相間渡り線、12c,51…V−W相間渡り線、13c,53…W−U相渡り線、15,54…結線端子、C…コイル、U1〜U4…U相コイル、V1〜V4…V相コイル、W1〜W4…W相コイル。

Claims (7)

  1. ティース部を有する複数の分割コアを、該ティース部先端が径方向内側を向くように環状に配置してなるステータコアと、前記ティース部にそれぞれ巻回され、n相に分類された複数のコイルとを備えたステータの製造方法であって、
    前記ステータコアを、前記環状の状態よりも前記ティース部の先端が開いた展開状態とし、隣り合う前記ティース部に異相間渡り線を介し連続して導線を巻回することで、その隣り合うティース部にそれぞれ異相の前記コイルを巻装する巻回工程と、
    前記巻回工程後、前記展開状態のステータコアを前記ティース部が径方向内側を向くように環状化する環状化工程と、
    前記環状化工程後、周方向に隣り合う異相の前記コイル間に掛け渡された各相に対応する異相間渡り線を互いに結線する渡り線結線工程と
    を備え、
    前記環状化工程を経た状態において、周方向に隣り合う異相の前記コイル間に掛け渡された各相に対応する異相間渡り線は、ステータの軸方向端面よりも反ステータ側に延出されており、
    前記渡り線結線工程において、前記ステータの軸方向端面よりも反ステータ側に延出された前記異相間渡り線のうち少なくとも1つの異相間渡り線を、前記ステータの環状形状内で周方向に延びるように配置するとともに、該周方向に延びるように配置される異相間渡り線と、前記ステータの軸方向端面よりも反ステータ側に延出された他の異相間渡り線とを互いに結線することを特徴とするステータの製造方法。
  2. 請求項1に記載のステータの製造方法において、
    前記周方向に隣り合う異相の前記コイル間に掛け渡された各相に対応する異相間渡り線のうち少なくとも1つの異相間渡り線の長さは、該異相間渡り線と結線される他の異相間渡り線の長さよりも長く形成されていることを特徴とするステータの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のステータの製造方法において、
    前記複数のコイルは、前記ティース部にそれぞれ巻回され、U相、V相、W相の3相に分類されるものであって、
    前記各相に対応する前記異相間の渡り線は、U−V相間渡り線、V−W相間渡り線及びW−U相間渡り線であることを特徴とするステータの製造方法。
  4. 請求項3に記載のステータの製造方法において、
    前記環状化工程後、前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線の少なくとも1つを、前記ステータの環状形状に倣った輪状に成形することを特徴とするステータの製造方法。
  5. 請求項4に記載のステータの製造方法において、
    前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線のうちの1つを、前記ステータの環状形状に倣った輪状に成形することを特徴とするステータの製造方法。
  6. 請求項3に記載のステータの製造方法において、
    前記環状化工程後、前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線の少なくとも1つを、周方向に隣り合う前記渡り線まで延びるようにそのアーチ状を閉じるように屈曲して成形することを特徴とするステータの製造方法。
  7. 請求項6に記載のステータの製造方法において、
    前記U−V相間渡り線、前記V−W相間渡り線及び前記W−U相間渡り線のうちの2つを、残りの1つの渡り線まで延びるようにそのアーチ状を閉じるように屈曲して成形し、
    前記渡り線結線工程において、前記各渡り線を1つの結線端子にて結線することを特徴とするステータの製造方法。
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