JP2013225052A5

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Publication number: JP2013225052A5
Application number: JP2012097625A
Authority: JP
Filing date: 2012-04-23
Publication date: 2015-04-09

Description

１．実施の形態
（１−１．表示装置の機能）
図１は本開示の一実施の形態に係る表示装置１の水平配置（図１（Ａ））および湾曲配置（図１（Ｂ））を模式的に表したものである。表示装置１は、例えば可撓性を有する電子ブック等として用いられ、例えば図１（Ａ）に示したように、表示部１００を平面状態でに閲覧することは勿論、図１（Ｂ）に示したように表示部１００を撓ませ、あるいは折り曲げて閲覧することが可能なものである。以下、本実施の形態における表示装置１の機能について説明する。

なお、ここでは変位センサ３０として加速度センサ３０Ａを用いた場合を説明する。変位センサ３０は、上記抵抗センサにおいて説明したように、必ずしも平面領域全体にマトリクス状に配置する必要はない。例えば、図５に示したように、表示部１００の裏面側のＸ軸上に３点、例えば表示部１００の両端部および中央部に加速度センサ３０Ａを配置してもよい。加速度センサ３０Ａは表示装置１の裏面側、即ち、第１基板１０側に設けられている。図６は、図５に示した表示装置１のＩ−Ｉ線における断面構成を表したものである。この表示装置１では、３点に配置した加速度センサ３０Ａからそれぞれ重力に対して表示面が向いている方向が取得される。重力に対して上面方向を通常の視認面Ｓとして設定し、図７に示したように表示装置１を大きく撓ませた場合には、例えば左端のセンサ（加速度センサ３０ａ）からは上方向（＋Ｙ方向）、中央のセンサ（加速度センサ３０ｂ）からは右上方向（＋Ｘ＋Ｙ方向）、右端のセンサ（加速度センサ３０ｃ）からは右下方向（＋Ｘ−Ｙ方向）に表示部１００の各位置における面が向いていることが検出される。更に、各センサ（加速度センサａ〜ｃ）間の距離を計算に加えることで図７に示したように、上方から見た射影面積Ｓ１を視認面Ｓとして認識させることができる。

なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
（１）可撓性を有する表示部と、前記表示部の撓み量および撓み方向を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記表示部の視認面および非視認面を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記表示部の表示内容を制御する制御部とを備えた表示装置。
（２）前記制御部は前記表示部の前記非視認面の表示内容を制御する、前記（１）に記載の表示装置。
（３）前記制御部は前記非視認面の表示機能を停止する、前記（１）に記載の表示装置。（４）前記制御部は前記非視認面を固定画像または動画像に切り替える、前記（１）に記載の表示装置。
（５）前記固定画像が一定時間ごとに切り替わる、前記（４）に記載の表示装置。
（６）前記判定部は前記表示部の上面方向を視認面として判定する、前記（１）乃至（５）のうちのいずれか１項に記載の表示装置。
（７）前記検出部は加速度センサを備え、前記表示部の撓み量を検出する、前記（１）乃至（６）のうちのいずれか１項に記載の表示装置。
（８）前記検出部は曲げセンサを備え、前記表示部の撓み量を検出する、前記（１）乃至（６）のうちのいずれか１項に記載の表示装置。
（９）前記加速度センサは前記表示部の重力に対する表示方向を検出する、前記（６）に記載の表示装置。
（１０）前記検出部は圧力センサを備え、前記判定部は前記表示部の表面および裏面に検出された圧点によって視認面および非視認面を判定する、前記（１）乃至（６）のうちのいずれか１項に記載の表示装置。
（１１）前記検出部は温度センサを備え、前記判定部は前記表示部の表面および裏面に検出された温点によって視認面および非視認面を判定する、前記（１）乃至（６）のうちのいずれか１項に記載の表示装置。
（１２）前記検出部は光センサを備え、前記判定部は前記表示部の表面および裏面における光量の変化によって視認面および非視認面を判定する、前記（１）乃至（６）のうちのいずれか１項に記載の表示装置。