JP2001014513A - 暗証番号処理システム - Google Patents

暗証番号処理システム

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JP2001014513A
JP2001014513A JP11181810A JP18181099A JP2001014513A JP 2001014513 A JP2001014513 A JP 2001014513A JP 11181810 A JP11181810 A JP 11181810A JP 18181099 A JP18181099 A JP 18181099A JP 2001014513 A JP2001014513 A JP 2001014513A
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JP11181810A
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Mikio Kashiwabara
幹雄 橿原
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NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Software Hokuriku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かな設備費用しか必要とせず、個室等の整
備のない従来のATM/CDに対しても設置が容易であ
り、従来の入力時における暗証番号の漏洩の原因であ
る、押下する番号ボタンの数字を見られる事、手や腕の
動きを観察される事、画面や番号ボタンに残る指紋によ
る暗証番号の漏洩を完全に防止する暗証番号処理システ
ムを提供する。 【解決手段】 利用者が暗証番号を入力する暗証番号入
力装置100と、暗証番号入力装置から暗証番号データ
を受け取る暗証番号処理装置200とで構成される暗証
番号処理システムにおいて、暗証番号入力装置が、利用
者の暗証番号の入力操作を検出して操作信号を出力する
入力操作検出部110と、操作信号に基づいて暗証番号
の桁移行を検出し桁移行信号を出力する桁移行検出部1
20と、桁移行信号で区切られる操作信号の数を計数す
ることにより暗証番号を認識する暗証番号認識部130
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗証番号の入力を
行なうシステムに関し、特に暗証番号の入力時における
暗証番号の漏洩防止を実現した参照番号処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、暗証番号の入力システムは、自動
的に本人確認を行う目的で現金自動預払機(ATM)、
現金自動支払機(CD)、さらに最近ではデビットカー
ド等において広く利用されている。
【0003】暗証番号は重要な本人確認のための情報で
あるため、これを入力する環境は漏洩を防止するための
十分な対策が必要である。しかし、従来の暗証番号を入
力する環境は、暗証番号の保護に不十分であり、例えば
通常ATM/CDの操作中には、利用者の後ろ及び両サ
イドに他の利用者がいることが多く、暗証番号の入力が
他人に知られやすい環境である。
【0004】こうした暗証番号漏洩に対する主な従来の
対策としては、ATM/CDの操作を個室で行うように
整備するが考えられる。このように暗証番号の入力を個
室で行なうようにすれば漏洩を効果的に防止できる。
【0005】また、他の暗証番号漏洩防止の技術として
は、特開平5−334527号公報では、偏光シートを
設けることで画面に表示された番号ボタンを利用者以外
の方向から見えないようにする技術と、ATM機等に外
部から見にくい凹部を設けその中に番号ボタンを備える
技術が提案されている。
【0006】特開平7−212846号公報では、番号
ボタンに残った汚れからの暗証番号の漏洩を防止する技
術として、暗証番号の入力部を3個程の押しボタンによ
り構成し、各ボタンを順番に定められた回数押下するこ
とで暗証番号の入力を行うことで、一部の入力部の汚れ
が目立つことを回避する技術が提案されている。
【0007】特開平7−320124号公報では、番号
ボタンの押下が他人に見られることによる暗証番号漏洩
を防止する技術として、暗証番号の入力部を1個のボタ
ンにより構成し、画面では1桁の”0〜9”の数字が順
次表示され、この表示された数字が暗証番号の各桁の数
字の上位の桁から順に該当する場合に入力部を押下する
ことで、暗証番号を入力する技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
暗証番号の入力システムでは、以下に述べるような問題
点があった。
【0009】第1に、従来の暗証番号入力装置では、番
号ボタンあるいは画面内に表示された番号ボタンを押下
するものであるため、指先で押下する番号ボタンを見ら
れることや、また、入力に際し手や腕の位置は固定され
ず番号ボタンの押下に伴い移動するため、手や腕の動き
等を観察されることで暗証番号が漏洩する恐れがあると
いう問題点がある。
【0010】第2に、個室の整備による従来の暗証番号
漏洩防止の対策では、個室の面積確保の困難や、個室設
備に多額の費用を要するという問題点があった。このた
め、実際には個室の整備のないATM/CDが一般的で
ある。また、たとえ個室が整備されている場合であって
も、画面等に暗証番号入力後に残る指紋から、暗証番号
を推測されるという問題点が残る。
【0011】第3に、前記特開平5−334527号公
報に公開された従来技術では、番号ボタンを利用者以外
には見えにくくするため偏光シートを設けたり、外部か
ら見にくい凹部を設ける方法を採用しているが、この結
果として利用者自身にも番号ボタンが見えにくくなり入
力操作を困難にしている。さらに、偏光シートを設ける
方法では入力時に外部から番号ボタンが見えなくとも、
手や腕の動き等を観察することで押下した番号ボタンの
推測が可能であり、画面に残る指紋からも暗証番号の推
測が可能であるという問題点がある。凹部を設ける方法
では、外部から見にくく狭い凹部の中に手を指入れ、番
号ボタンを正しく押下することが困難であるという問題
点がある。
【0012】第4に、前記特開平7−212846号公
報に公開された従来技術では、暗証番号の桁数分の入力
部を必要とし、3個程のボタンから成る場合でも入力に
伴い各桁の入力毎に手や腕の位置を変更することから、
手や腕の動き等を観察されることで暗証番号が漏洩する
という問題点がある。
【0013】第5に、前記特開平号7−320124公
報に公開された従来技術では、暗証番号の上位の桁から
順に各桁の数字が、画面に表示される数字に該当するま
で待つ必要があるため暗証番号の入力に多くの時間が掛
かる。また入力部を押下するタイミングが他人に見られ
るため、この押下のタイミングと、画面に数字が表示さ
れるタイミングを参照することで暗証番号の推測が可能
であるという問題点がある。
【0014】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、利用者の操作に支障なく暗証番号の漏洩防
止が可能な暗証番号処理システムを提供することにあ
る。
【0015】本発明の第2の目的は、僅かな設備費用し
か必要とせず、個室等の整備のない従来のATM/CD
に対しても設置が容易な暗証番号処理システムを提供す
ることにある。
【0016】本発明の第3の目的は、上記従来技術の欠
点を解決するため、従来の入力時における暗証番号の漏
洩の原因である、押下する番号ボタンの数字を見られる
事、手や腕の動きを観察される事、画面や番号ボタンに
残る指紋による暗証番号の漏洩を完全に防止する暗証番
号処理システムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の暗証番号処理システムは、利用者が暗証番号を
入力する暗証番号入力装置と、暗証番号入力装置から暗
証番号データを受け取る暗証番号処理装置とで構成され
る暗証番号処理システムにおいて、暗証番号入力装置
が、利用者の暗証番号の入力操作を検出して操作信号を
出力する入力操作検出手段と、操作信号に基づいて暗証
番号の桁移行を検出し桁移行信号を出力する桁移行検出
手段と、桁移行信号で区切られる操作信号の数を計数す
ることにより暗証番号を認識する暗証番号認識手段を備
えることを特徴とする。
【0018】請求項2の本発明の暗証番号処理システム
は、入力操作検出手段が、操作信号を桁移行検出手段と
暗証番号認識手段の双方に送信する単一の入力部を備え
ることを特徴とする。
【0019】請求項3の本発明の暗証番号処理システム
は、入力操作検出手段が、複数の入力部を備え、かつ入
力部は、各入力部を判別する情報を含む操作信号を桁移
行検出手段と暗証番号認識手段の双方に送信するするこ
とを特徴とする。
【0020】請求項4の本発明の暗証番号処理システム
は、入力操作検出手段が、操作信号を暗証番号認識手段
に送信する第1入力部と、操作信号を桁移行検出手段に
送信する第2入力部を備えることを特徴とする。
【0021】請求項5の本発明の暗証番号処理システム
は、桁移行検出手段が、操作信号の受信部と定められた
一定時間の経過を計測するタイマと、操作信号を受信
後、次の操作信号の受信までに、定められた一定時間以
上経過した場合に桁移行信号を暗証番号認識手段に送信
する桁移行検出制御部を備えることを特徴とする。
【0022】請求項6の本発明の暗証番号処理システム
は、桁移行検出手段が、操作信号の受信部と複数の入力
部を判別する情報を保存する入力部記憶部と入力操作検
出手段から送信される複数の入力部を判別する情報を含
む操作信号の2回目以降の受信後、前回に送信を行った
入力部と、今回の入力部が異なる場合に、桁移行信号を
暗証番号認識手段に送信する桁移行検出制御部を備える
ことを特徴とする。
【0023】請求項7の本発明の暗証番号処理システム
は、桁移行検出手段が、操作信号を受信毎に、桁移行信
号を暗証番号認識手段に送信する桁移行検出制御部を備
えることを特徴とする。
【0024】請求項8の本発明の暗証番号処理システム
は、暗証番号認識手段が、操作信号と、桁移行信号を受
信する受信部と、暗証番号の桁数分の数値を順次記憶す
る暗証番号記憶部と現在の受信操作信号の累計値を記憶
する操作信号数カウンタを備え、受信部により受信する
操作信号の数を、操作信号数カウンタにより累計を取
り、受信部において桁移行信号を受信毎に、操作信号数
カウンタの累計に対応付けられた1桁の数値がある場合
に、その1桁の数値を順次暗証番号の未入力の桁の値に
設定し、この操作を繰り返すことで暗証番号の全ての桁
の入力が終了した場合に、得られた暗証番号を暗証番号
処理装置に送信することを特徴とする。
【0025】請求項9の本発明の暗証番号処理システム
は、入力操作検出部に手先を隠すための覆いを備えるこ
とを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態による
暗証番号処理システムの構成を示すブロック図である。
【0028】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態による暗証番号処理システムは、暗証番号の入力操
作を受付ける入力操作検出部110と、暗証番号の入力
が次の桁に移るタイミングを検出する桁移行検出部12
0と、入力された暗証番号の数値を認識する暗証番号認
識部130の3つの部分から成る暗証番号入力装置10
0と、暗証番号処理装置200で構成される。
【0029】暗証番号処理装置200は、利用者からの
暗証番号の入力が必要となったときに、暗証番号入力装
置100に対し暗証番号の入力要求を送信する。また、
暗証番号入力装置100から送信された暗証番号の正当
性の判断を行ない、番号の正否各場合における処理を行
う。暗証番号入力装置100は、暗証番号処理装置20
0からの暗証番号の入力要求を受信すると、内部の入力
操作検出部110、桁移行検出部120、暗証番号認識
部130を以下のように、利用者からの暗証番号の入力
を受付けこれを処理し、得られた暗証番号を暗証番号処
理装置200に対し返送する。
【0030】入力操作検出部110は、利用者が指によ
り入力する暗証番号を受付る。そして、この入力操作を
受付る度に操作信号を、桁移行検出部120と、暗証番
号認識部130の双方に送信する。具体的に入力操作検
出部110を実現する方法としては、圧電素子により指
の圧力を検出する方法や、受光素子により指の接触面積
を光学的に検出する方法や、また入力時の指の筋電位を
検出する方法、指の温度を検出する方法などを用いるこ
とができる。
【0031】桁移行検出部120は、入力操作検出部1
10から送信される操作信号の、受信間隔や送信元等を
判別することにより、桁移行タイミング、つまり順次入
力される暗証番号各桁の値の入力が、次の桁に移るタイ
ミングを検出する機能を持つ。そして、桁移行タイミン
グを検出する度に、桁移行信号を暗証番号認識部130
に対し送信する。
【0032】暗証番号認識部130は、入力操作検出部
110から送信される操作信号の数を、桁移行検出部1
20からの桁移行信号の送信毎に区切り、各区切り毎の
累計を計数する。さらに、この各区切り毎の受信操作信
号数を、暗証番号の各桁の値として上位の桁から順に並
べることにより、利用者が入力した暗証番号の数値を認
識する。そして、認識した暗証番号の数値を、暗証番号
処理装置200に送信する。
【0033】次に、第1の実施の形態による暗証番号処
理システムの動作について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0034】まず始めは、利用者からの暗証番号の入力
が必要となったとき、暗証番号処理装置200から暗証
番号入力装置100に対し暗証番号の入力要求が送信さ
れ、入力操作検出部110において利用者の暗証番号の
入力の受付けが開始される。
【0035】図2は、入力操作検出部110による暗証
番号の入力操作を説明する図である。
【0036】図2を参照すると、入力操作検出部110
は、上述した指の圧力、接触、筋電位、温度等による入
力を行なう押ボタン、タッチスイッチ等の、1つの入力
部110aを備えており、利用者は、図2に例示する方
法で1つの入力部110aを押下又は接触等の操作をす
ることにより暗証番号入力操作を行う。ここで入力操作
検出部110は、入力部110aが操作される毎に操作
信号を桁移行検出部120と、暗証番号認識部130の
双方に送信する。
【0037】ここで、本実施の形態の利用者の暗証番号
の入力動作を説明する。
【0038】利用者は、まず始めに暗証番号の最上位の
桁の数値に対応付けられた回数だけ、入力部110aを
操作する。ここで、入力部110aの操作の間隔を、T
C秒以内とする。
【0039】ここで、暗証番号の桁の数値に対応付けら
れた回数とは、図3に示される、暗証番号の各桁の数値
に対し対応付けられた、利用者の入力操作回数であ
り、”1〜9”の場合はその数値のままの回数、”0”
の場合は10回の入力操作が対応付けられている。
【0040】最上位の桁の入力後、しばらく待ち(TC
秒以上)、再び次の桁の数値に対応付けられた回数だ
け、入力部110aを間隔をTC秒以内で操作する。
【0041】この後、同様にしばらく待ち(TC秒以
上)、以下同様にして全ての暗証番号の桁の数値を入力
する。
【0042】最後の桁の入力により利用者の暗証番号入
力の作業は終了し、その後TC秒経過により暗証番号入
力装置100における入力された暗証番号の認識が終了
し、暗証番号が暗証番号処理装置200に送信される。
【0043】図4は、第1の実施の形態の桁移行検出部
120の動作を説明するフロチャートである。
【0044】図4を参照すると、本実施の形態の桁移行
検出部120の処理は、操作信号を受信すると(ステッ
プ401)、タイマのカウントを”0”にリセットしT
C秒間次の操作信号の受信を待つ(ステップ402)。
ここで、操作信号をTC秒中に受信した場合には桁移行
を行わずにステップ402に戻る(ステップ403)。
操作信号をTC秒中に受信した場合は桁移行を行うた
め、桁移行信号を暗証番号認識部130に送信し(ステ
ップ404)、再び最初に戻り操作信号の受信を待機す
る。
【0045】図5は、第1の実施の形態の暗証番号認識
部130の動作を説明するフロチャートである。
【0046】ここで、暗証番号処理装置200からの入
力操作要求を暗証番号入力装置100が受信した直後の
初期状態では、メモリ内の暗証番号の記憶部は全ての桁
の値がが未入力であり、かつメモリ内の受信操作信号数
の累計値は”0”にリセットされている。
【0047】図5を参照すると、まず操作信号又は桁移
行番号を受信すると(ステップ501)、操作信号の場
合には(ステップ502)、受信操作信号の累計を”
1”加算し(ステップ503)、再び最初の時点に戻り
操作信号又は桁移行番号の受信を待つ。
【0048】また、桁移行信号を受信した場合には、受
信操作信号の累計値に対応付けられた数値があるかどう
かを調べる(ステップ504)。ここで、受信操作信号
の累計値に対応付けられた数値とは、図3に示すよう
に、暗証番号の各桁の数値に対し対応付けられた、受信
操作信号数(つまり、利用者が入力部110aを操作し
た回数である入力操作回数)である。
【0049】ここで、上記対応づけられた数値が存在し
ない場合、つまり図3に示された例では受信操作信号の
累計が”12”等の場合では、受信操作信号の累計を”
0”にリセットし(ステップ505)、再び最初の時点
に戻り操作信号又は桁移行番号の受信を待つ。
【0050】ここで、上記対応づけられた数値が存在す
る場合、つまり図3に示された例では受信操作信号の累
計が”1〜10”である場合では、対応付けられた1桁
の数値”0〜9”を暗証番号の未入力の最上位の桁の数
値として設定する(ステップ506)。
【0051】この場合さらに、暗証番号の全ての桁の入
力が終了したか調べ(ステップ507)、未入力の桁が
残っている場合には再び最初の時点に戻り操作信号又は
桁移行番号の受信を待つ。また、全ての桁の入力が終了
した場合には、暗証番号処理装置200に対し入力され
た暗証番号を送信し(ステップ508)、処理を終了す
る。
【0052】そして、暗証番号処理装置200は、暗証
番号入力装置100から送信された暗証番号の正当性の
判断を行ない、番号の正否各場合における処理を行う。
【0053】図6は、第1の実施の形態の桁移行検出部
120による桁移行タイミングの検出を説明するタイミ
ングチャートである。
【0054】図6を参照すると、本実施の形態の桁移行
検出部120による桁移行タイミングの検出は、利用者
が暗証番号の各桁の数値の入力時には、入力部110a
をTC秒より間隔を短く(ここではTS秒間で)対応す
る回数だけ操作する(A0からA1)。このため桁移行
検出部120は、その間は数値の入力中であることを認
識し、桁移行信号を発信しない。次に利用者が次の桁の
入力に移るためにTC秒より長く(ここではTL秒)入
力を止めると(A1)、桁移行検出部120は、TC秒
経過時点で(A2)桁移行と認識し、桁移行信号を番号
認識部130に対し送信し、再び操作信号の受信つまり
入力部110aの操作を待機する。そして、利用者は再
び次の桁の入力を開始すると(A3)、以下同様にして
桁移行のタイミングを認識する。
【0055】以上のように、本実施の形態では、指先の
少ない動作のみで暗証番号入力操作が可能となるため、
従来のように入力時の指や腕の位置によって他人に暗証
番号が盗まれる危険が無くなる。
【0056】以上のように、本実施の形態では個室等の
大掛かりな設備を必要とせずに暗証番号の漏洩防止を効
果的に図ることができる。
【0057】また、1個の入力部110aの操作により
暗証番号を入力する構成としたので、これまでのように
押下する番号ボタンの数字を見られることがなく、さら
に、入力時に手や腕の位置を固定したままで操作するこ
とが可能であるため、手や腕の動きを観察される事、画
面や番号ボタンに残る指紋による暗証番号の漏洩がなく
なり、従来の入力時における暗証番号の漏洩の原因を完
全に防止することができる。
【0058】本発明では、利用者が暗証番号入力として
行う操作、入力操作検出部110の構成及び、桁移行検
出部120の桁移行認識方法を組み合わせることによ
り、他の実施の形態が可能である。以下、この他の実施
の形態について述べる。
【0059】本発明の第2の実施の形態による暗証番号
処理システムについて図面を参照して詳細に説明する。
【0060】図7は、本発明の第2の実施の形態による
暗証番号処理システムの構成を示すブロック図であり、
図1に示された第1の実施の形態との違いは、入力操作
検出部210からの操作信号は桁移行検出部220のみ
に送信され、桁移行検出部220からは、桁移行信号と
共に操作信号が暗証番号認識部130に送信されること
が異なる。
【0061】本実施の形態は、以下に述べるように、入
力操作検出部210の構成に関連し桁移行のタイミング
の認識において、次の桁の数値の入力である操作信号の
受信を必要とする場合に有効である。
【0062】次に、第2の実施の形態による暗証番号処
理システムの動作について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0063】本実施の形態においては、入力操作検出部
210に同等の機能を持つ第1入力部210aと、第2
入力部210bの2つの入力部を備える。
【0064】図8は、入力操作検出部210による暗証
番号の入力操作を説明する図である。利用者は、図8に
示す様に、2つの入力部を指で押下又は接触等の操作を
することにより暗証番号入力操作を行う。
【0065】本実施の形態の、前記第1の実施の形態と
の違いは、利用者が入力する入力部210a、210b
を交互に変更することにより、桁移行検出部220が利
用者の暗証番号の桁移行の意思を認識する点である。
【0066】ここで、本実施の形態の利用者の暗証番号
の入力動作を説明する。
【0067】利用者は、まず始めに一方の入力部210
a、210bを、暗証番号の最上位の桁の数値に対応付
けられた回数操作する。
【0068】ここで、暗証番号の桁の数値に対応付けら
れた回数とは、前記第1の実施の形態と同様に、図3に
示される暗証番号の各桁の数値に対し対応付けられた、
利用者の入力操作回数である。
【0069】最上位の桁の入力後、操作する入力部21
0a、210bを変更し、暗証番号の次の桁の数値に対
応付けられた回数操作する。
【0070】このように、操作する入力部210a、2
10bを順次交互に変更しながら、全ての桁の数値を入
力する。
【0071】最後の桁の数値の入力を終えると、最後の
桁の入力が終了したことをシステムに認識させるため、
入力部210a、210bを変更しさらに1回(または
1回以上)入力部210a、210bを操作する。
【0072】これにより利用者の暗証番号入力の作業は
終了し、暗証番号入力装置100において入力された暗
証番号が認識され、暗証番号が暗証番号処理装置200
に送信される。
【0073】図9は、第2の実施の形態の桁移行検出部
220の動作を説明するフロチャートである。
【0074】図9を参照すると、本実施の形態の桁移行
検出部220の処理は、操作信号を受信すると(ステッ
プ901)、まず操作信号の受信が暗証番号処理装置2
00からの入力操作要求後の1回目であるかを判定する
(ステップ902)。
【0075】1回目である場合には、操作信号の発信元
が2つの入力部210a、210bの内どちらであるか
をメモリに記憶し(ステップ903)、操作信号を暗証
番号認識部130に送信し(ステップ907)、再び最
初の時点に戻り操作信号の受信を待つ。
【0076】2回目以降である場合には、操作信号の今
回の発信元が前回の発信元と同じであるかどうかを判定
する(ステップ904)。同じである場合には、操作信
号を暗証番号認識部130に送信し(ステップ90
7)、再び最初の時点に戻り操作信号の受信を待つ。ま
た、発信元が異なる場合には、今回の操作信号の発信元
をメモリに記憶し(ステップ905)、桁移行信号を暗
証番号認識部130に送信し(ステップ906)、続い
て操作信号を暗証番号認識部130に送信し(ステップ
907)、再び最初の時点に戻り操作信号の受信を待
つ。
【0077】暗証番号認識部130の処理は、図5に示
された第1の実施の形態の暗証番号認識部130の処理
と同じである。また、最後の桁の入力後、使用者は再び
入力部を変更しこれを操作するが、このときの最後の桁
の桁移行信号に続いて発信される操作信号については、
最後の桁の桁移行信号の受信により暗証番号の全ての入
力が終了したことを認識するために、新たな操作信号の
受信処理はないため、問題は生じない。
【0078】図10は、本発明の第2の実施の形態の桁
移行検出部220による桁移行タイミングの検出を説明
するタイミングチャートである。
【0079】図6を参照すると、本実施の形態の桁移行
検出部220による桁移行タイミングの検出は、利用者
が暗証番号の各桁の数値の入力時には、一方の入力部2
10a、210bを数値に対応する回数操作する(B
0)。このため桁移行検出部220は、その間は数値の
入力中であることを認識し、桁移行信号を発信せず操作
信号のみを番号認識部130に対し送信する。
【0080】次に利用者が次の桁の入力に移るために入
力部210a、210bを変更し、次の桁の入力を開始
し入力部210a、210bを操作する(B1)。する
と、桁移行検出部220は、利用者の桁移行の意思を認
識し、桁移行信号を番号認識部130に対し送信し、続
いて操作信号を番号認識部130に対し送信する。
【0081】以下同様にして桁移行検出部220は入力
部を変更毎に桁移行のタイミングを認識する。
【0082】なお、ここでは、暗証番号を始めに入力す
る入力部210a、210bを利用者の任意としている
が、これはいずれか一方に予め定めても良い。
【0083】以上のように、本実施の形態においは、2
個の入力部210a、210bにより構成したために、
第1の実施の形態と同様に入力時に手や腕の位置を固定
したままで操作することが可能であるため、第1の実施
の形態の暗証番号漏洩防止等の効果を実現できる。
【0084】またさらに、本実施の形態においは、第1
の実施の形態の効果に加えて、桁移行のために入力をし
ばらく止める必要がなく、入力部210a、210bを
変更することで中止せずに入力を続けることができ、よ
り速く暗証番号の入力ができる。
【0085】また、本実施の形態においは、以下に述べ
る第3の実施の形態と異なり2個の入力部210a、2
10bの機能が同一であるため、各入力部210a、2
10bの入力回数が同様であり一方の入力部210a、
210bに利用が集中し消耗がより速く進むことがな
く、よって入力操作検出部の寿命を長くすることができ
る。
【0086】本発明の第3の実施の形態による暗証番号
処理システムについて図面を参照して詳細に説明する。
【0087】図11は、本発明の第3の実施の形態によ
る暗証番号処理システムの構成を示すブロック図であ
り、図1に示された第1の実施の形態との違いは、入力
操作検出部310が、第1入力部210aと、第2入力
部210bを持ち、第1入力部210aからは暗証番号
認識部130へ操作信号を送信し、第2入力部210b
からは桁移行検出部320へ操作信号を送信する構成か
らなることが異なる。
【0088】本実施の形態は、入力操作検出部310が
数値の入力と、桁移行の通知の個別の機能を持つ2つの
入力部210a、210bから構成されるため、システ
ムの構成が単純にできる。また、桁移行検出部320で
は特別の処理を必要としないため、これを経由せずに、
第2入力部210bが直接に桁移行信号を暗証番号認識
部130に送信する構成としても良い。
【0089】次に、第3の実施の形態による暗証番号処
理システムの動作について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0090】本実施の形態の桁移行検出部320による
暗証番号の入力操作は、図8に示された本発明の第2の
実施の形態の桁移行検出部220による暗証番号の入力
操作と同様に、利用者は図8に示す様に2つの入力部2
10a、210bを指で押下又は接触等の操作を行なう
ことにより暗証番号入力操作を行う。
【0091】なお、図8においては、第1入力部210
aを左に、第2入力部210bを右に備えているが、こ
れは左右逆であっても良い。また、左右の配置に限ら
ず、2つの入力部210a、210bを上下に配置して
も良い。
【0092】ここで、本実施の形態による暗証番号処理
システムの利用者の暗証番号の入力動作を説明する。
【0093】利用者は、まず始めに第1入力部210a
を、暗証番号の最上位の桁の数値に対応付けられた回数
操作する。
【0094】ここで、暗証番号の桁の数値に対応付けら
れた回数とは、前記第1の実施の形態における、図3に
示される暗証番号の各桁の数値に対し対応付けられた利
用者の入力操作回数を用いても良いが、本実施の形態で
は桁移行を通知する第1入力部210aが、数値を入力
する第2入力部210bと独立しているため、利用者の
入力操作回数として”0回”を用いることができ、この
ため新たに図12の対応を用いることにより、数値”
0”の入力には”10回”ではなく”0回”の入力操作
とすることが可能である。
【0095】次に、最上位の桁の入力後、桁移行をシス
テムに通知するため第2入力部210bを1回操作す
る。
【0096】続いて第1入力部210aにより次の桁を
入力し、このように、第1入力部210aでの入力が終
了する度に、第2入力部210bを1回操作し桁移行を
システムに通知する。
【0097】最後の桁の数値の第1入力部210aによ
る入力を終え、第2入力部210bを1回操作し桁移行
をシステムに通知すると、これにより利用者の暗証番号
入力の作業は終了する。
【0098】これにより暗証番号入力装置100におい
て、入力された暗証番号が認識され、暗証番号が暗証番
号処理装置200に送信される。
【0099】図13は、第3の実施の形態の桁移行のタ
イミングを説明するタイミングチャートである。
【0100】図13を参照すると、本実施の形態の桁移
行検出部320による桁移行タイミングの検出は、利用
者が暗証番号の各桁の数値の入力時には、第1入力部2
10aを数値に対応する回数操作する(C0)。
【0101】次に利用者が次の桁の入力に移るために第
2入力部210bを1回操作する(C1)。すると、桁
移行検出部320は操作信号を受信し、桁移行信号を番
号認識部130に対し送信する。
【0102】以下同様にして、桁移行のため第2入力部
210bが1回操作される度に桁移行信号が番号認識部
130に対し送信される(C2)。
【0103】以上のように、本実施の形態においも、第
1の実施の形態の暗証番号漏洩防止等の効果や、第2の
実施の形態の効果の内、暗証番号のより速い入力を可能
とする効果を実現できる。
【0104】本実施の形態では、2つの入力部210
a、210bの機能が異なるため、装置の構成をより簡
略にでき、また利用者にとっても利用方法が単純でわか
りやすいという特徴を有する。
【0105】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0106】例えば、上記実施の形態では入力操作検出
部110が入力部を1つ又は2つ持つ例を示したが、入
力操作検出部110が入力部を3つ以上持つ暗証番号処
理システムも同様に実現できる。ただし、入力部(押ボ
タン等)の数は、指先の少ない操作で入力可能な数とす
る。
【0107】また、例えば、安全を確保するため入力操
作検出部110に手先を隠すための覆いを備えることに
より、利用者には支障なく、他人が暗証番号の入力操作
を観察することを全く不可能にすることが実現できる。
【0108】また、上記実施の形態における入力部は、
指による入力を受付るものならばその方法、形態、形状
は問わない。入力を受付る方法としては、上記の圧電素
子により指の圧力を検出する方法や、受光素子により指
の接触面積を光学的に検出する方法や、また入力時の指
の筋電位を検出する方法、指の温度を検出する方法など
がある。入力の形態としては、ボタン型のスイッチに限
らず、指の接触に反応するものや、指の位置に対して反
応するものなどがある。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明の暗証番号処
理システムによれば、以下のような効果が達成される。
【0110】第1に、暗証番号の漏洩の防止を、これま
でのように個室等の大掛かりな設備を必要とせずに、1
個又は数個の入力部による暗証番号の入力を可能とした
ため、僅かな設備費用しか必要とせず、個室等の整備の
ない従来のATM/CDに対しても設置が容易な暗証番
号処理システムを実現できる。
【0111】第2に、2個程の入力部により構成したた
めに、これまでのように押下する番号ボタンの数字を見
られることがなく、さらに、入力時に手や腕の位置を固
定したままで操作することが可能であるため、手や腕の
動きを観察される事、画面や番号ボタンに残る指紋によ
る暗証番号の漏洩がなくなり、従来の入力時における暗
証番号の漏洩の原因を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による暗証番号処
理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の暗証番号の入力
操作を説明する図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の暗証番号の各桁
の数値と、入力操作の回数との対応の表である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の桁移行検出部の
動作を説明するフロチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の暗証番号認識部
の動作を説明するフロチャートである。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の桁移行検出部に
よる桁移行タイミングの検出を説明するタイミングチャ
ートである。
【図7】 本発明の第2の実施の形態による暗証番号処
理システムの構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態の暗証番号の入力
操作を説明する図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の桁移行検出部の
動作を説明するフロチャートである。
【図10】 本発明の第2の実施の形態の桁移行検出部
による桁移行タイミングの検出を説明するタイミングチ
ャートである。
【図11】 本発明の第3の実施の形態による暗証番号
処理システムの構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の第3の実施の形態の暗証番号の各
桁の数値と、入力操作の回数との対応の表である。
【図13】 本発明の第3の実施の形態の桁移行のタイ
ミングを説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 暗証番号入力装置 110、210、310 入力操作検出部 110a 入力部 210a、310a 第1入力部 210b、320a 第2入力部 120、220、320 桁移行検出部 130 暗証番号認識部 200 暗証番号処理装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が暗証番号を入力する暗証番号入
    力装置と、 前記暗証番号入力装置から暗証番号データを受け取る暗
    証番号処理装置とで構成される暗証番号処理システムに
    おいて、 前記暗証番号入力装置が、 利用者の暗証番号の入力操作を検出して操作信号を出力
    する入力操作検出手段と、 前記操作信号に基づいて暗証番号の桁移行を検出し桁移
    行信号を出力する桁移行検出手段と、 前記桁移行信号で区切られる前記操作信号の数を計数す
    ることにより暗証番号を認識する暗証番号認識手段を備
    えることを特徴とする暗証番号処理システム。
  2. 【請求項2】 前記入力操作検出手段は、 前記操作信号を前記桁移行検出手段と前記暗証番号認識
    手段の双方に送信する単一の入力部を備えることを特徴
    とする請求項1に記載の暗証番号処理システム。
  3. 【請求項3】 前記入力操作検出手段は、 複数の入力部を備え、 かつ前記入力部は、前記各入力部を判別する情報を含む
    前記操作信号を前記桁移行検出手段と前記暗証番号認識
    手段の双方に送信するすることを特徴とする請求項1に
    記載の暗証番号処理システム。
  4. 【請求項4】 前記入力操作検出手段は、 前記操作信号を前記暗証番号認識手段に送信する第1入
    力部と、 前記操作信号を前記桁移行検出手段に送信する第2入力
    部を備えることを特徴とする請求項1に記載の暗証番号
    処理システム。
  5. 【請求項5】 前記桁移行検出手段は、 前記操作信号の受信部と 定められた一定時間の経過を計測するタイマと前記操作
    信号を受信後、次の前記操作信号の受信までに、定めら
    れた一定時間以上経過した場合に桁移行信号を前記暗証
    番号認識手段に送信する桁移行検出制御部を備えること
    を特徴とする請求項2乃至4に記載の暗証番号処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記桁移行検出手段は、 前記操作信号の受信部と 前記複数の入力部を判別する情報を保存する入力部記憶
    部と前記入力操作検出手段から送信される前記複数の入
    力部を判別する情報を含む前記操作信号の2回目以降の
    受信後、前回に送信を行った前記入力部と、今回の入力
    部が異なる場合に、桁移行信号を前記暗証番号認識手段
    に送信する桁移行検出制御部を備えることを特徴とする
    請求項3に記載の暗証番号処理システム。
  7. 【請求項7】 前記桁移行検出手段は、 前記操作信号を受信毎に、桁移行信号を前記暗証番号認
    識手段に送信する桁移行検出制御部を備えることを特徴
    とする請求項4に記載の暗証番号処理システム。
  8. 【請求項8】 前記暗証番号認識手段は、 前記操作信号と、前記桁移行信号を受信する受信部と、 暗証番号の桁数分の数値を順次記憶する暗証番号記憶部
    と現在の受信操作信号の累計値を記憶する操作信号数カ
    ウンタを備え、 前記受信部により受信する前記操作信号の数を、前記操
    作信号数カウンタにより累計を取り、前記受信部におい
    て前記桁移行信号を受信毎に、前記操作信号数カウンタ
    の累計に対応付けられた1桁の数値がある場合に、その
    前記1桁の数値を順次暗証番号の未入力の桁の値に設定
    し、この操作を繰り返すことで前記暗証番号の全ての桁
    の入力が終了した場合に、得られた前記暗証番号を前記
    暗証番号処理装置に送信することを特徴とする請求項5
    乃至7に記載の暗証番号処理システム。
  9. 【請求項9】 前記入力操作検出部に手先を隠すための
    覆いを備えることを特徴とする請求項1乃至8に記載の
    暗証番号処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013225052A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Sony Corp 表示装置

Cited By (5)

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