JP3039516B2 - ポインティングデバイスを用いたパスワード入力装置 - Google Patents

ポインティングデバイスを用いたパスワード入力装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパスワード入力装置
に関し、特にポインティング装置からのクリック回数を
カウントしパスワードとして入力するポインティングデ
バイスを用いたパスワード入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポインティングデバイスを用いた
パスワード入力方式において、例えば、特開平9−19
0237号公報「暗証番号入力装置」に、画面上に表示
される表示ボタンとマウスの左右クリックボタンとの組
み合わせによるパスワードの入力装置が記載されてい
る。また、特開平7−160641号公報「情報処理装
置」に、マウスまたはキーボードを用いてパスワードを
入力するときパスワードの入力文字の比較以外に文字毎
の入力間隔を測定し比較する装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の特開平9−
190237号公報「暗証番号入力装置」は次のような
問題点があった。
【0004】第1の問題点は、パスワードが漏洩しやす
いということである。すなわち、パスワードを入力する
際に画面とマウスから入力する指の動きを隠す事が困難
な為、指の動きを他人がみることができるためにパスワ
ードが判明してしまうことがあるということである。ま
た、布等で隠すことができたとしても、逆にパスワード
入力を行う人がキーボードを見ることが困難な為、パス
ワードを入力するのが難しいということである。
【0005】第2の問題点は、表示ボタンとマウスとの
組み合わせが難しいことである。すなわち、画面上の表
示ボタンとマウスの左右のクリックボタンとの組み合わ
せを覚えてパスワードを入力しなければならないという
ことである。
【0006】また、従来技術の特開平7−160641
号公報「情報処理装置」は、パスワードの文字の入力タ
イミングを予め登録した間隔と同じ間隔にすることが難
しいという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、入力画面、キーボードま
たはポインティング装置を見ることを不要とし、また難
しい文字変換の対応を覚えることが不要でパスワードが
漏洩しにくいポインティングデバイスを用いたパスワー
ド入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明のポインティ
ングデバイスを用いたパスワード入力装置は、電源が投
入されると起動通知を出力する電源スイッチと、ポイン
ティングデバイスのボタンが押下されているか否かを検
出し検出信号の出力とポインティングデバイスの移動方
向および移動距離の移動情報の一定時間毎の出力とを行
うポインティング装置部と、パスワードを認識する機密
保護機能プログラムと予め設定されたパスワードとを記
憶するパスワード記憶装置と、オペレーティングシステ
ムとアプリケーションプログラムおよびデータとを記憶
する記憶装置と、前記電源スイッチからの前記起動通知
を受信したとき前記パスワード記憶装置から前記機密保
護機能プログラムを読み込み実行しパスワードの入力要
求を促し、前記ポインティング装置部からボタンが押下
されていないときに出力される前記検出信号の時間間隔
をチェックしクリックされた回数をパスワードと認識し
このパスワードと予め設定された前記パスワードと比較
し正当性をチェックするCPUと、を備えて構成されて
いる。
【0009】また、第2の発明のポインティングデバイ
スを用いたパスワード入力装置は、第1の発明において
前記ポインティング装置部は、ポインティングデバイス
のボタンがクリックされたときオンの検出信号を出力
し、前記ボタンがクリックされていないときオフの検出
信号を出力することにより構成されている。
【0010】さらに、第3の発明のポインティングデバ
イスを用いたパスワード入力装置は、第1の発明におい
て前記ポインティング装置部から一定時間間隔である移
動情報通知間隔で通知される移動情報はパスワード入力
の処理対象外とすることにより構成されている。
【0011】さらに、第4の発明のポインティングデバ
イスを用いたパスワード入力装置は、第1、2または3
の発明において前記CPUは、前記ポインティング装置
部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
でオフの検出信号が出力されている時間間隔が、前記移
動情報通知間隔より大になったときクリックの回数をカ
ウントすることにより構成されている。
【0012】さらに、第5の発明のポインティングデバ
イスを用いたパスワード入力装置は、第2の発明におい
て前記CPUは、前記ポインティング装置部のボタンが
クリックされてから次にクリックされるまでオフの検出
信号が出力されている時間間隔をパスワードを一文字と
して区切る時間間隔として1文字認識時間間隔を設定す
ることにより構成されている。
【0013】さらに、第6の発明のポインティングデバ
イスを用いたパスワード入力装置は、第2の発明におい
て前記CPUは、前記ポインティング装置部のボタンが
クリックされてから次にクリックされるまでオフの検出
信号が出力されている時間間隔をパスワードの入力終了
と判断する文字入力終了時間間隔を設定することにより
構成されている。
【0014】さらに、第7の発明のポインティングデバ
イスを用いたパスワード入力装置は、第1、4または5
の発明において前記CPUは、前記ポインティング装置
部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
でオフの検出信号が出力されている時間間隔が、前記移
動情報通知間隔より大になりかつ前記1文字認識時間間
隔なったときカウントしたクリックの回数をパスワード
の1文字として認識することにより構成されている。
【0015】さらに、第8の発明のポインティングデバ
イスを用いたパスワード入力装置は、第1、4または6
の発明において前記CPUは、前記ポインティング装置
部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
でオフの検出信号が出力されている時間間隔が、前記文
字入力終了時間間隔より大になったときパスワードの入
力は終了と判断し認識した前記パスワードを前記パスワ
ード記憶装置に予め記憶されたパスワードと比較し不一
致のときは再度パスワードの入力要求を行い、一致した
ときは前記記憶装置に記憶されたオペレーティングシス
テムまたはアプリケーションプログラムを実行可能にす
ることにより構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態の一例を示す
ブロック図である。図2は、本実施の形態の動作を示す
フローチャートである。図3は、本実施の形態における
パスワードが入力されたときの一例を示す状態図であ
る。
【0018】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、ポインティング装置部1と、電源スイッチ2と、C
PU3(中央処理装置)と、パスワード記憶装置4と、
記憶装置5とから構成されている。
【0019】ポインティング装置部1は、一定時間毎に
移動方向および移動距離の移動情報をCPU3へ通知す
る移動情報通知機能と、ポインティング装置部1のボタ
ンが押下(オン)されているか否か(オフ)を検出しオ
ン/オフ検出信号をCPU3に通知する検出信号通知機
能とを有している。電源スイッチ2は、電源が投入され
るとCPU3に起動通知を渡す。
【0020】パスワード記憶装置4は、解析手段と判断
手段を実現させる機密保護機能プログラム及びパスワー
ドが記憶されている。
【0021】記憶装置5は、オペレーティングシステム
とアプリケーションプログラムおよびデータが記憶され
ている。
【0022】CPU3は、電源スイッチ2からの起動通
知によりパスワード記憶装置4から機密保護機能プログ
ラムを読み込み実行することによりパスワードの入力要
求し、設定した時間間隔内に検出するポインティング装
置部1のボタンのクリック回数をパスワードとして認識
する。
【0023】CPU3は、次のように時間間隔を設定し
てクリック回数をパスワードとして認識する。ポインテ
ィング装置部1からCPU3に一定時間間隔で移動情報
を通知する移動情報通知間隔をTcとし、この移動情報
はパスワード入力の処理対象外とし、ポインティング装
置部1のボタンがクリックされオンの検出信号を検出し
てから次にクリックされオンの検出信号を検出するまで
の時間間隔、即ちオフの検出信号が通知されている時間
であるクリック時間間隔をTn(Tc<Tn)とし、パ
スワードの1文字の認識を区切りとする時間間隔である
1文字認識時間間隔をTs(Tc<Tn<Ts)とす
る。
【0024】クリック時間間隔のTnが1文字認識時間
間隔のTs以内のときはクリック回数をカウントし、T
nがTs以上になった場合はカウントしたクリック回数
をパスワードの1文字として格納し、新たに次のパスワ
ードの文字とするためのクリック回数を数え直す。ま
た、パスワード文字の入力を終了と判断する文字入力終
了時間間隔をTe(Ts<Te、Tc<Tn<Te)と
すると、クリック時間間隔のTnがTe以上になったと
きは、パスワード入力が終了したと判定し、入力された
パスワードをパスワード記憶装置4に予め記憶されたパ
スワードと比較し不一致のときは再度パスワードの入力
要求を行い、一致したときは記憶装置5に記憶されたオ
ペレーティングシステムまたはアプリケーションプログ
ラムを実行可能にする。
【0025】次に、本発明の実施の形態の動作について
図1及び図2を参照し詳細に説明する。
【0026】CPU3は、端末装置の電源スイッチ2を
オンにすることにより通知される起動通知を取得する
(ステップ1)。
【0027】CPU3は、電源スイッチ2からの起動通
知によりパスワード記憶装置4より機密保護機能プログ
ラムを読み込み起動する(ステップ2)。
【0028】時間間隔を測定するタイマーレジスタの初
期化とポインティング装置部1からボタンのオン/オフ
の検出信号によりクリック回数をカウントし格納するク
リック数格納域を初期化する(ステップ3)。
【0029】機密保護機能プログラムによりパスワード
の入力要求を行いタイマを起動する(ステップ4)。
【0030】ポインティング装置部1からクリックのオ
ン/オフの検出信号を取得しクリック時間間隔のTnの
タイマ監視を行う(ステップ5)。
【0031】タイマのカウント時間を取得し、クリック
時間間隔のTnが文字入力終了時間間隔のTeより大の
ときはステップ13の処理を行い、クリック時間間隔の
Tnが移動情報を通知する一定時間間隔のTcより小で
あればステップ5の処理を行い、クリック時間間隔のT
nが1文字認識時間間隔のTsより小であればクリック
数格納域に1を加算しステップ5の処理を行い、クリッ
ク時間間隔のTnが1文字認識時間間隔のTsより大に
なった時はステップ11の処理をする(ステップ6、
7、8、9)。
【0032】パスワードの1文字の認識処理としてクリ
ック数格納域の情報をパスワード格納域に一桁ごと桁送
りして移送し(ステップ11)、クリック数格納域を初
期化し、タイマーレジスタを初期化しステップ5の処理
をする(ステップ12)。
【0033】パスワードの入力終了の処理としてカウン
トしたクリック数格納域の情報をパスワード格納域の最
終桁に移送し(ステップ13)、このパスワード格納域
のパスワードとパスワード記憶装置4に予め設定された
パスワードとチェックを行い(ステップ14)、不一致
のときはステップ3の処理を行い、一致したときはパス
ワードの入力処理を終了し記憶装置5に記憶されたオペ
レーティングシステムを読み込み起動し、アプリケショ
ンプログラムに制御を渡す(ステップ15)。
【0034】次に、本実施の形態における動作の一実施
例について図3を参照し詳細に説明する。
【0035】図3に示す例では、ポインティング装置部
1のボタンを最初にクリックしてから次にクリックする
までのクリック時間間隔t1を経過し、以下、クリック
時間間隔t2、t3、t4、t5、t6、t7、t8で
計9回クリックし、9回目のクリック後にクリック時間
間隔t9が経過していることを示している。
【0036】ここで、クリック時間間隔のt1からt9
は、t1〜t3とt5〜t6およびt8は移動情報を通
知する一定時間間隔をTcより大で1文字認識時間間隔
のTsより小(すなわち、tc<t1〜t3<ts、t
c<t5〜t6<ts、tc<t8<ts)とし、t4
およびt7は1文字認識時間間隔のTsより大で文字入
力終了時間間隔のTeより小(すなわち、ts<t4<
te、ts<t7<te)とし、t9は文字入力終了時
間間隔のTeより大(すなわち、t9>te)とする。
【0037】最初の1文字認識時間間隔のts以上のク
リック時間間隔t4の直前にts以内のクリック数の4
回をカウントアップし”4”がクリック数格納域に格納
されている。このクリック数格納域の”4”をパスワー
ド格納域の1桁目のパスワードとして格納するとともに
クリック数格納域を初期化する。
【0038】t4後から次のts以上のクリック時間間
隔t7の直前にts以内のクリック数の3回をカウント
アップし”3”がクリック数格納域に格納されている。
このクリック数格納域の”3”をパスワード格納域の2
桁目のパスワードとして格納するとともにクリック数格
納域を初期化する。
【0039】t7後から最後のts以上のクリック時間
間隔t9の直前にts以内のクリック数の2回をカウン
トアップし”2”がクリック数格納域に格納されてい
る。このクリック数格納域の”2”をパスワード格納域
の3桁目のパスワードとして格納するとともにクリック
数格納域を初期化する。t9は文字入力終了時間間隔の
te以上であるので、パスワード入力終了と判断する。
結局この場合のパスワードは、”432”となる。
【0040】CPU3はポインティング装置部1からの
ボタンが押下されているか否かの検出信号を上記の如く
にパスワードに変換し、変換して得たパスワードがパス
ワード記憶装置4から読み出した予め登録されているパ
スワードと同じかどうかを照合し、異なる場合には再度
端末装置の使用者にパスワードを入力するように促す。
そして、パスワードが登録されているパスワードと一致
するまで上記のパスワードの入力処理を繰り返し、同じ
と判定したときには、記憶装置5からオペレーティング
システム(OS)を読み込み起動し、その後アプリケー
ションプログラムを読み込み実行する。
【0041】次に、本発明の他の実施例について図3を
参照して詳細に説明する。図3を参照すると、本実施例
は、クリックの回数を1回の場合は”a”,2回の場合
は”b”,3回の場合は”c”,4回の場合は”d”,
5回の場合は”e”,6回の場合は”f”,7回の場合
は”g”,というように文字に変換すると、パスワード
を文字列とすることができ、図3は、最初のts以上の
クリック時間間隔t4の直前にts以内のクリックが4
回あるので”d”に変換し、t4後から次のts以上の
クリック時間間隔t7の直前にts以内のクリックが3
回あるので”c”に変換し、t7後から最後のts以上
のクリック時間間隔t9の直前にts以内のクリックが
2回あるので”b”に変換し、かつt9は文字入力終了
時間間隔のte以上であるので、パスワード入力終了と
判断する。結局この場合のパスワードは、”dcb”と
なる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、従来のキーボートからのパスワード入力方式より
も、パスワードの漏洩を防ぐことができることにある。
その理由は、ポインティングデバイスは洋服のポケット
に入れたり、クリックを実行しない方の手や、ハンカチ
等で隠し隠すことが容易であり、かつ端末装置の利用者
は、ポインティングデバイスを隠してもボタン見ずにク
リックすることができので、本発明方式のパスワード入
力が可能な為、他人がパスワードをのぞき見ることを不
可能にしているためである。
【0043】第2の効果は、現在のコンピュータ等の端
末装置と同レベルの機密保護機能を実現できることにあ
る。その理由は、現在のコンピュータ等の端末装置と同
様にパスワード一致と判定されたときに初めてオペレー
ティングシステムを起動し、その後アプリケーションプ
ログラムを読み込み実行することができるためである。
【0044】第3の効果は、キーボード操作に慣れてい
ない使用者に対して、容易に機密保護機能を使用できる
ことにある。その理由は、キーボードからパスワードを
入力する場合、キーボードのどこにどの文字が刻印され
ているか探さなくてはならず、キーボード操作に慣れて
いない使用者にはパスワードを入力するのが困難である
ためである。しかし、本発明の方式では、ポインティン
グデバイスのボタンをクリックすることによりパスワー
ドを入力できるので、パスワード入力が容易であるため
である。
【0045】第4の効果は、視力障害者でも、容易に機
密保護機能を使用できることにある。その理由は、ポイ
ンティングデバイスのボタンを見なくてもクリックする
ことができ容易にパスワードを入力できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の動作の一例を示すフローチャー
トである。
【図3】本実施の形態におけるパスワードが入力された
ときの一例を示す状態図である。
【符号の説明】
1 ポインティング装置部 2 電源スイッチ 3 CPU 4 パスワード記憶装置 5 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 370 G06F 3/033 340 G06F 12/14 320 G06F 15/00 330

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイスのボタンをクリ
    ックしこのクリックの回数をパスワードと認識し機密保
    護のチェックを行うポインティングデバイスを用いたパ
    スワード入力装置であって、 電源が投入されると起動通知を出力する電源スイッチ
    と、 ポインティングデバイスのボタンが押下されているか否
    かを検出し検出信号の出力とポインティングデバイスの
    移動方向および移動距離の移動情報の一定時間毎の出力
    とを行うポインティング装置部と、 パスワードを認識する機密保護機能プログラムと予め設
    定されたパスワードとを記憶するパスワード記憶装置
    と、 オペレーティングシステムとアプリケーションプログラ
    ムおよびデータとを記憶する記憶装置と、 前記電源スイッチからの前記起動通知を受信したとき前
    記パスワード記憶装置から前記機密保護機能プログラム
    を読み込み実行しパスワードの入力要求を促し、前記ポ
    インティング装置部からボタンが押下されていないとき
    に出力される前記検出信号の時間間隔をチェックしクリ
    ックされた回数をパスワードと認識しこのパスワードと
    予め設定された前記パスワードと比較し正当性をチェッ
    クするCPUと、を備えることを特徴とするポインティ
    ングデバイスを用いたパスワード入力装置。
  2. 【請求項2】 前記ポインティング装置部は、ポインテ
    ィングデバイスのボタンがクリックされたときオンの検
    出信号を出力し、前記ボタンがクリックされていないと
    きオフの検出信号を出力することを特徴とする請求項1
    記載のポインティングデバイスを用いたパスワード入力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ポインティング装置部から一定時間
    間隔である移動情報通知間隔で通知される移動情報はパ
    スワード入力の処理対象外とすることを特徴とする請求
    項1記載のポインティングデバイスを用いたパスワード
    入力装置。
  4. 【請求項4】 前記CPUは、前記ポインティング装置
    部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
    でオフの検出信号が出力されている時間間隔が、前記移
    動情報通知間隔より大になったときクリックの回数をカ
    ウントすることを特徴とする請求項1、2または3記載
    のポインティングデバイスを用いたパスワード入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記CPUは、前記ポインティング装置
    部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
    でオフの検出信号が出力されている時間間隔をパスワー
    ドを一文字として区切る時間間隔として1文字認識時間
    間隔を設定することを特徴とする請求項2記載のポイン
    ティングデバイスを用いたパスワード入力装置。
  6. 【請求項6】 前記CPUは、前記ポインティング装置
    部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
    でオフの検出信号が出力されている時間間隔をパスワー
    ドの入力終了と判断する文字入力終了時間間隔を設定す
    ることを特徴とする請求項2記載のポインティングデバ
    イスを用いたパスワード入力装置。
  7. 【請求項7】 前記CPUは、前記ポインティング装置
    部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
    でオフの検出信号が出力されている時間間隔が、前記移
    動情報通知間隔より大になりかつ前記1文字認識時間間
    隔なったときカウントしたクリックの回数をパスワード
    の1文字として認識することを特徴とする請求項1、4
    または5記載のポインティングデバイスを用いたパスワ
    ード入力装置。
  8. 【請求項8】 前記CPUは、前記ポインティング装置
    部のボタンがクリックされてから次にクリックされるま
    でオフの検出信号が出力されている時間間隔が、前記文
    字入力終了時間間隔より大になったときパスワードの入
    力は終了と判断し認識した前記パスワードを前記パスワ
    ード記憶装置に予め記憶されたパスワードと比較し不一
    致のときは再度パスワードの入力要求を行い、一致した
    ときは前記記憶装置に記憶されたオペレーティングシス
    テムまたはアプリケーションプログラムを実行可能にす
    ることを特徴とする請求項1、4または6記載のポイン
    ティングデバイスを用いたパスワード入力装置。
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